JP5386209B2 - 板ばね式制振装置 - Google Patents
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Description
第一実施形態の板ばね式制振装置100について、図1および図2を参照して説明する。図1に示すように、板ばね式制振装置100は、住宅の上階の床裏に固定されており、床40に生じた振動を低減する装置である。この板ばね式制振装置100は、マス部材10と、板ばね部材20と、粘弾性体30と、ワッシャ60から構成される。
参考形態としての板ばね式制振装置200について、図5〜図6を参照して説明する。参考形態の板ばね式制振装置200において、第一実施形態の板ばね式制振装置100と同一構成については、同一符号を付して説明を省略する。参考形態の板ばね式制振装置200は、マス部材10と、板ばね部材220と、粘弾性体30と、ワッシャ60から構成される。
第三実施形態の板ばね式制振装置300について、図8〜図9を参照して説明する。第三実施形態の板ばね式制振装置300において、第一実施形態の板ばね式制振装置100と同一構成については、同一符号を付して説明を省略する。第三実施形態の板ばね式制振装置300は、マス部材10と、板ばね部材320と、粘弾性体30とから構成される。
第四実施形態の板ばね式制振装置400について、図10〜図11を参照して説明する。第四実施形態の板ばね式制振装置400において、第三実施形態の板ばね式制振装置300と実質的に同一構成については、同一符号を付して説明を省略する。第四実施形態の板ばね式制振装置400は、マス部材10と、板ばね部材420と、粘弾性体30とから構成される。
上記実施形態において、フランジ27、28を排除した構成としてもよい。ただし、フランジを有することにより、板ばね部材20の支持剛性を高めることができる。また、連結板部材29を排除した構成としてもよい。つまり、2枚のリブ状立壁部25、26の一部が連結されていない状態を意味する。ただし、連結板部材29を有することにより、板ばね部材20の支持剛性を高めることができる。
10:マス部材
20、220、320、420:板ばね部材
21、321、322、421、422:基部、 21a:貫通孔
22、23、323、324、423、424:マス取付部
22a、23a、323a、324a:貫通孔
24、325、425:粘弾性体取付部、 24a:瓢箪型貫通孔
25、26、225、226、326、327、426、427:リブ状立壁部
27、28、328、329、428、429:フランジ
29、330:連結板部材
30:粘弾性体、 31:衝突本体部、 32:係合ストッパ部
40:床(振動体)、 50:梁、 60:ワッシャ
Claims (11)
- マス部材と、
前記マス部材が振動体に対して前記振動体の主振動方向に相対移動可能となるように、前記振動体に対して前記マス部材を支持する板ばね部材と、
前記マス部材および前記振動体のうち何れか一方に固定的に設けられ、且つ、前記振動体が前記主振動方向に振動した場合に前記マス部材および前記振動体の他方に対して打撃する粘弾性体と、
を備える板ばね式制振装置において、
前記板ばね部材は、
前記振動体に固定される基部と、
前記基部および前記振動体から離間した位置に設けられ、前記マス部材を固定するマス取付部と、
前記基部からそれぞれ立設するように高さ方向の一方縁が前記基部に設けられ、前記基部から前記マス取付部側に向かって延びるように設けられ、前記マス取付部からそれぞれ立設するように高さ方向の他方縁が前記マス取付部に設けられ、相互に離隔して設けられた複数のリブ状立壁部と、
前記複数のリブ状立壁部を連結し、前記基部と前記マス取付部の一方に連結される連結板部材と、
を備え、
前記複数のリブ状立壁部は、前記基部側の高さを前記マス取付部側の高さより高くなるように形成されることを特徴とする板ばね式制振装置。 - マス部材と、
前記マス部材が振動体に対して前記振動体の主振動方向に相対移動可能となるように、前記振動体に対して前記マス部材を支持する板ばね部材と、
前記マス部材および前記振動体のうち何れか一方に固定的に設けられ、且つ、前記振動体が前記主振動方向に振動した場合に前記マス部材および前記振動体の他方に対して打撃する粘弾性体と、
を備える板ばね式制振装置において、
前記板ばね部材は、
前記振動体に固定される基部と、
前記基部および前記振動体から離間した位置に設けられ、前記マス部材を固定するマス取付部と、
前記基部からそれぞれ立設するように高さ方向の一方縁が前記基部に設けられ、前記基部から前記マス取付部側に向かって延びるように設けられ、前記マス取付部からそれぞれ立設するように高さ方向の他方縁が前記マス取付部に設けられ、相互に離隔して設けられた複数のリブ状立壁部と、
前記複数のリブ状立壁部の一方縁または他方縁から屈曲形成され、前記基部と前記マス取付部の一方に連結される複数の板状フランジと、
を備え、
前記複数のリブ状立壁部は、前記基部側の高さを前記マス取付部側の高さより高くなるように形成されることを特徴とする板ばね式制振装置。 - マス部材と、
前記マス部材が振動体に対して前記振動体の主振動方向に相対移動可能となるように、前記振動体に対して前記マス部材を支持する板ばね部材と、
前記マス部材および前記振動体のうち何れか一方に固定的に設けられ、且つ、前記振動体が前記主振動方向に振動した場合に前記マス部材および前記振動体の他方に対して打撃する粘弾性体と、
を備える板ばね式制振装置において、
前記板ばね部材は、
前記振動体に固定される基部と、
前記基部および前記振動体から離間した位置に設けられ、前記マス部材を固定するマス取付部と、
前記基部の一箇所から立設するように高さ方向の一方縁が前記基部に設けられ、前記基部から前記マス取付部側に向かって延びるように設けられ、前記基部と前記マス取付部との途中から前記マス取付部側において複数に分岐して相互に離隔して設けられ、分岐された部分のそれぞれが前記マス取付部から立設するように高さ方向の他方縁が前記マス取付部に設けられたリブ状立壁部と、
前記リブ状立壁部の一方縁からそれぞれ外側に屈曲形成され、前記基部に連結される2つの板状フランジと、
を備え、
前記リブ状立壁部は、前記基部側の高さを前記マス取付部側の高さより高くなるように形成されることを特徴とする板ばね式制振装置。 - 前記マス部材の重心を通る前記主振動方向の直線は、相互に離隔した前記リブ状立壁部の間に設けられる請求項1〜3の何れか一項に記載の板ばね式制振装置。
- 前記リブ状立壁部と前記連結板部材は、絞り加工により形成される請求項1に記載の板ばね式制振装置。
- 前記リブ状立壁部は、2つからなり、
前記基部は、2枚の前記リブ状立壁部の両外側にて前記振動体に固定される請求項1または2に記載の板ばね式制振装置。 - 前記リブ状立壁部のうち分岐する前の部分は、1枚の平面状からなり、
前記マス部材は、前記リブ状立壁部の前記分岐前部分を含む平面上に位置するように設けられる請求項3に記載の板ばね式制振装置。 - 前記マス部材は、前記マス取付部に着脱可能に設けられている請求項1〜7の何れか一項に記載の板ばね式制振装置。
- 前記粘弾性体は、前記板ばね部材に着脱可能に設けられている請求項1〜8の何れか一項に記載の板ばね式制振装置。
- 前記板ばね部材は、前記マス部材を前記振動体に対して片持ち支持している請求項1〜9の何れか一項に記載の板ばね式制振装置。
- 前記板ばね部材は、前記マス部材を前記振動体に対して両持ち支持している請求項1〜9の何れか一項に記載の板ばね式制振装置。
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