JP5385696B2 - 空調設備制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、過去のデータから予測した空調負荷に基づいて空調設備を制御する空調設備制御装置に関し、特に空調負荷の算出方法の改良に関する。
従来から、人が快適に活動できる室内環境を確保するために、その室内の空調負荷に基づいて室内の冷暖房、換気、加湿そして除湿などを行う空調設備を制御する空調設備制御装置が知られている。空調負荷とは、建物構造体を通過してくる熱負荷、窓を通過してくる熱負荷、室内で発生する熱負荷、外気による熱負荷などのことである。
下記特許文献1には、過去の熱負荷実績データに基づいて、日単位あるいは時間単位の熱負荷を予測するビル空調熱負荷予測装置が記載されている。このビル空調熱負荷予測装置は、熱負荷需要の傾向の変化に影響を与える外気温度などの変化パターンとビル内人員変動パターンとに基づいて過去の熱負荷実績データを補正して熱負荷予測値を算出し、熱負荷の予測値の精度の向上を図っている。
下記特許文献2には、室内のCO2濃度計による計測値と変化率とから推定された在室人員数に基づいて、空調負荷の一つである人の熱負荷を算出する空調制御装置が記載されている。
特許第3350277号公報 特開2008−298296号公報
上記特許文献1のビル空調熱負荷予測装置は、空調負荷のなかで人の発熱負荷と外気処理負荷とがビル内の人数の変動により大きく変動することに着目し、ビル内の過去の人数変動パターンに基づいて、人の発熱負荷と外気処理負荷を予測するようにしている。ここで、人数変動パターンとは、ビル内の時間単位在室率および在室率の一日の平均等のデータである。しかしながら、この文献には、時間単位在室率などの具体的な算出方法について開示されていない。
上記特許文献2の空調制御装置においては、室内のCO2濃度計の計測結果に基づいて在室人員数を算出するようにしている。しかしながら、この算出方法では、実際に在室人員をカウントしていないので、在室人員数を正確に把握することはできない。在室人員数が不正確であるために、在室人員に起因する空調負荷を正確に把握することができず、空調負荷全体を正確に予測することが困難になる。空調負荷が正確に予測されないと、この空調負荷に基づく空調設備の制御も最適に行うことができない問題がある。
室内にいる利用者の人数を正確に把握するために、ビルのセキュリティに用いられる入退室管理装置から過去の在室利用者の人数を把握する方法が考えられる。しかしながら、この方法では、利用者の入退室が頻繁に行なわれていた場合、時点、すなわち瞬時の在室利用者の人数が頻繁に変動してしまう。そうすると、この人数に基づいて予測される空調負荷も頻繁に変動してしまうため、空調設備の制御がハンチングしてしまうという問題がある。
本発明の目的は、過去の実績に基づいて在室利用者に起因する負荷を正確に予測することで、空調設備を最適に制御することができる空調設備制御装置を提供することにある。
本発明は、利用者の入退室を管理する入退室管理部と、入退室管理部の利用者情報を記憶する記憶部と、記憶部に記憶された過去の利用者情報に基づいて、在室利用者の平均人数を予測する在室平均人数予測部と、在室平均人数予測部により予測された平均人数に基づいて、在室利用者に起因する負荷である利用者負荷を算出する利用者負荷算出部と、利用者負荷算出部により算出された利用者負荷とこの負荷以外の空調負荷とに基づいて、空調設備を制御する空調設備制御部と、を有し、入退室管理部の利用者情報は、利用者が室内に滞在する滞在時間を含み、在室平均人数予測部は、空調負荷を算出しようとする所定時間と同じ過去の時間帯における、室内に滞在した利用者の滞在時間を合計して累積滞在時間を算出し、この累積滞在時間をその所定時間で除して平均人数を予測することを特徴とする。
また、在室人数予測部は、空調負荷を算出しようとする曜日と同じ曜日の過去の利用者情報に基づいて、平均人数を予測することができる。
また、在室人数予測部は、空調負荷を算出しようとする月と同じ月の過去の利用者情報に基づいて、平均人数を予測することができる。
また、在室人数予測部の予測に用いられる過去の利用者情報と、前記所定時間に対応する最新の利用者情報とに基づいて、在室人数予測部により予測された平均人数を補正する平均人数補正部を有することができる。
また、平均人数補正部は、最新の利用者情報が過去の利用者情報にはない利用者の滞在時間の情報を有する場合、平均人数を増加させることができる。
また、平均人数補正部は、最新の利用者情報が過去の利用者情報にある利用者の滞在時間の情報を有しない場合、平均人数を減少させることができる。
また、利用者負荷は、利用者による熱負荷を含み、空調設備制御部は、この熱負荷に基づいて室内の冷暖房を行う空調設備を制御することができる。
また、利用者負荷は、さらに、利用者の炭酸ガス発生量に基づいて導入される外気による熱負荷を含み、空調設備制御部は、この炭酸ガス発生量に基づいて室内の換気を行う空調設備を制御するとともに、外気による熱負荷に基づいて室内の冷暖房を行う空調設備を制御することができる。
また、利用者負荷は、さらに、利用者による水分蒸発量と前記外気とに基づく加湿負荷を含み、空調設備制御部は、この加湿負荷に基づいて室内の加湿を行う空調設備を制御することができる。
また、利用者負荷は、さらに、利用者による水分蒸発量と前記外気に基づく除湿負荷を含み、空調設備制御部は、この除湿負荷に基づいて室内の除湿を行う空調設備を制御することができる。
本発明の空調設備制御装置によれば、過去の実績に基づいて在室利用者に起因する負荷を正確に予測することで、空調設備を最適に制御することができる。
本実施形態における空調設備制御装置の構成を示す図である。 入退室管理部の利用者情報に基づいて、空調負荷を算出しようとする所定時間と同じ過去の時間帯における、在室利用者の平均人数を算出する方法を説明する図である。 別の本実施形態における空調設備制御装置の構成を示す図である。
以下、本発明に係る空調設備制御装置の実施形態について、図1を用いて説明する。一例として、一つの居室を挙げ、この居室を対象にする空調設備を制御する空調設備制御装置について説明する。なお、本発明は、この態様に限らず、建物全体を対象にする空調設備、または複数の居室をそれぞれ対象にする空調設備をまとめて制御する空調設備制御装置にも適用することができる。
図1は、本実施形態の空調設備制御装置10の構成を示す図である。本実施形態の空調設備制御装置10は、居室12を対象にする空調設備を制御する装置である。居室12に設置された空調設備とは、居室12の冷暖房、加湿及び除湿を行う空調機14と、居室12の換気を行う換気装置16である。本実施形態の空調設備は、空調機14と換気装置16から構成される場合について説明したが、この構成に限定されず、空調設備が、これらの機器14,16の機能をすべて含む一つの装置であってもよく、または各機能、すなわち冷暖房、換気、加湿及び除湿を別個に有する複数の装置から構成されてもよい。
居室12は、利用者が利用する部屋であり、例えばオフィスビルなどの建物の執務スペースや会議室である。居室12には、利用者の出入り口となる扉18が設けられている。
空調機14は、ファン、コイル及び加湿器(図示せず)を内蔵している。コイルで冷却または加熱された空気をファンが居室12内に送り出すことにより、空調機14は居室12の冷房または暖房を行う。また、コイルがこれを通過する空気を露点温度より低下させることにより、空調機14は居室12の除湿を行う。さらに、加湿器がコイルで加熱された空気に水分を放出することにより、空調機14は居室12の加湿を行う。
空調機14には、空調機14を操作する操作部(図示せず)が接続されている。操作部は、リモコン、複数台の空調機を操作する集中コントローラなどである。操作部は、空調機14の運転及び停止、居室12内の設定温度の調整、風向き及び風速の調整などを行うことができる。なお、居室12を対象にする空調機14の台数が一台に限らず複数台とすることができる。
換気装置16は、給気用と排気用のファン及び熱交換器(図示せず)を内蔵している。給気用ファンが外気を居室12内に送り出すとともに、排気用ファンが室内空気を居室12の外部へ送り出すことにより、換気装置16は外気と室内空気を交換して居室12内の換気を行う。また、換気装置16は、この内部において外気と室内空気が熱交換器を通過するように風路を切り替えることにより、外気と室内空気の間で熱交換を行う。なお、換気装置16に内蔵される熱交換器は、顕熱と潜熱を含む全熱を交換する全熱交換器であっても、顕熱のみを交換する顕熱交換器であってもよい。
このように、換気装置16は、外気と室内空気を交換する換気運転と、外気と室内空気を交換するとともに外気を室内空気の間で熱を交換する熱交換運転とをすることができ、これらの運転を切り替えることができる。
換気装置16には、換気装置16を操作する操作部(図示せず)が接続されている。操作部は、リモコン、複数台の熱交換機を操作する集中コントローラなどである。操作部は、換気装置16の運転及び停止、換気運転と熱交換運転の切り替え、風速の調整などを行うことができる。
本実施形態の換気装置16は、換気機能のほかに熱交換機能を有する場合について説明したが、この構成に限定されない。換気装置16は、換気機能のみを有することもできる。また、換気装置16はコイルを内蔵し、このコイルにより、外気による熱負荷を処理することもできる。さらに、換気装置16は加湿器を内蔵し、この加湿器により、導入される外気を加湿することもできる。また、本実施形態においては、換気装置16が、これに内蔵された給気用と排気用のファンで換気を行う、いわゆる第1種機械換気である場合について説明したが、この構成に限定されない。換気装置16が給気用のファンのみを内蔵して換気を行う、いわゆる第2種機械換気であってもよく、または換気装置16が排気用のファンのみを内蔵して換気を行う、いわゆる第3種機械換気であってもよい。
空調設備制御装置10は、居室12に対する利用者の入退室を管理する入退室管理部20と、入退室管理部20の利用者情報を記憶する記憶部22とを有する。入退室管理部20には、利用者が所持する記憶媒体に記憶された記憶媒体情報を読み取る記憶媒体情報読取部24と、扉18の電気錠(図示せず)とが接続されている。
記憶媒体情報読取部24は、扉18の付近であって、居室12の外側、例えば共用部と、居室12の内側とにそれぞれ設置される。利用者が所持する記憶媒体とは、例えばカードや携帯端末のことである。記憶媒体に記憶された記憶媒体情報とは、記憶媒体を所持するユーザ本人であることを証明する情報(ID)であり、例えば複数の文字を含むID番号や図形からなる情報である。記憶媒体情報読取部24は、記憶媒体に対し接触または非接触で記憶媒体情報を読み取り、その情報を入退室管理部20に送信する。本実施形態においては、記憶媒体情報読取部24が記憶媒体情報を読み取る場合について説明したが、この構成に限定されず、ユーザ本人であることを証明する情報であれば、記憶媒体情報読取部24は、指紋または静脈などの生体情報を読み取り、その情報を入退室管理部20に送信することもできる。
入退室管理部20は、各種情報、具体的には利用者の個人情報を記憶している。利用者の個人情報とは、ID番号と、これに対応する入退室許可居室番号とのことである。入退室許可居室番号とは、入退室が許可される居室に番号を付したものである。
入退室管理部20は、記憶媒体情報読取部24が読み取った記憶媒体情報と、入退室管理部20に記憶された個人情報とを照合して、利用者の入退室を管理する。具体的には、利用者の入室時、入退室管理部20は、居室12の外側の記憶媒体情報読取部24から記憶媒体情報である例えばID番号を受信する。そして、入退室管理部20は、記憶媒体情報読取部24からのID番号と、記憶部からのID番号を照合し、一致したID番号に対応する入退室許可番号に基づいて入室の確認を行う。居室12の入退室許可番号がある場合、入退室管理部20は、利用者の入室を確認するとともに、扉18の電気錠に解錠指令を送信する。このとき、記憶媒体情報読取部24が、利用者の入室が許可された旨を音声またはランプ等の表示により報知してもよい。一方、居室12の入退室許可番号がない場合、入退室管理部20は、利用者の入室を許可せず、扉18の電気錠は施錠状態のままとなる。このとき、記憶媒体情報読取部24が、利用者の入室が許可されない旨を音声またはランプ等の表示により報知してもよい。
利用者の退室時、入退室管理部20は、居室12の内側の記憶媒体情報読取部24からID番号を受信する。そして、入退室管理部20は、記憶媒体情報読取部24からのID番号と、記憶部からのID番号を照合し、それらが一致することにより退室の確認を行う。ID番号が一致した場合、入退室管理部20は、利用者の退室を確認するとともに、扉18の電気錠に解錠指令を送信する。このとき、記憶媒体情報読取部24が、利用者の退室が許可された旨を音声またはランプ等の表示により報知してもよい。
入退室管理部20は、利用者の入室を確認した時点と退室を確認した時点とに基づいて、その利用者が居室12に滞在していた滞在時間を算出し、この滞在時間の情報を利用者情報として管理する。そして、記憶部22は、この利用者情報を記憶する。また、入退室管理部20は、利用者の入室を確認しているにもかかわらず利用者の退室を確認していない場合には、利用者の入室を確認した時点と現時点とに基づいて、その利用者が居室12に滞在している滞在時間を算出し、この滞在時間の情報を最新の利用者情報の一つとして管理する。なお、最新の利用者情報には、滞在時間の情報以外に、居室12に滞在していいない利用者の情報、言い換えれば居室12に入室していない利用者の情報も含まれる。
また、空調設備制御装置10は、記憶部22に記憶された過去の利用者情報に基づいて、在室利用者の平均人数Mを予測する在室平均人数予測部26を有する。
在室平均人数予測部26は、居室12の空調負荷を算出しようとする所定時間Tと同じ過去の時間帯における、利用者の滞在時間を合計して累積滞在時間を算出し、この累積滞在時間を所定時間Tで除することにより、所定時間Tにおける在室利用者の平均人数Mを予測する。
在室平均人数予測部26が在室利用者の平均人数Mを予測する方法の一例について、図2を用いて説明する。一例として、過去の利用者情報が、平均人数Mを予測しようとする曜日と同じ曜日(例えば1週間前の曜日)の情報であり、そして居室12の空調負荷を算出しようとする所定時間Tが1時間(例えば9時から10時)である場合を挙げ、この利用者情報に基づいて、在室平均人数予測部26が平均人数Mを予測する方法について説明する。なお、本発明は、過去の利用者情報が、平均人数Mを予測しようとする曜日と同じ曜日の情報に限らず、在室利用者の人数の変動が同じ傾向を示すのであれば、平均人数Mを予測しようとする月と同じ月(例えば1年前の月)の情報、平均人数Mを予測しようとする季節と同じ季節の情報、またはこれらの組み合わせの情報とすることもできる。また、本発明は、所定時間Tが1時間である場合に限らず、算出しようとする空調負荷に応じて、1時間より短くすることも、長くすることもできる。
図2には、居室12に対する利用者AからEの入退室状況の視認性を良くするために、利用者AからEの入退室状況が棒グラフ状に示されている。ここで、対象となる利用者の数が5人であるが、本発明はこの数に限定されず、利用者の数が5人より多くても、または少なくてもよい。
9時から10時までの時間における各利用者AからEの滞在時間は、以下の通りである。すなわち、利用者Aは9時から10時までの間を通じて居室12に滞在していたので、利用者Aの滞在時間は60分である。利用者Bは、9時6分に入室して9時54分に退室したので、利用者Bの滞在時間は48分である。利用者Cは、9時前に入室して9時12分に退室し、その後9時24分に入室して10時過ぎても居室12に滞在していたので、利用者Cの滞在時間は48分である。利用者Dは、9時6分に入室して9時12分に退室し、その後9時42分に入室して9時48分に退室したので、利用者Dの滞在時間は12分である。利用者Eは、9時48分に入室して10時過ぎても居室12に滞在していたので、利用者Dの滞在時間は12分である。9時から10時までの時間における利用者AからEまでの滞在時間を合計すると180分になる。この時間が累積滞在時間である。そして、この累積滞在時間を所定時間T、すなわち60分で割ると平均人数Mである3人が算出される。算出される平均人数Mは、在室利用者の人数の変動が同じ傾向を示す過去の時間帯における人数であるので、この人数を、空調負荷を算出しようとする所定時間Tにおける在室利用者の人数とみなすことができる。なお、図2に示される、10時から11時までの時間における平均人数Mである2.7人も上述のようにして算出することができるので、詳細な説明は省略する。
このような在室平均人数予測部26の算出方法によれば、空調負荷を算出しようとする所定時間Tと同じ過去の時間帯における、在室利用者の入退室状況から平均人数Mを、上述のような具体的な手法を用いて予測することができる。また、在室平均人数予測部26の算出方法においては、従来技術のCO2濃度に基づく推定在室人員数に対して、入退室管理部20の利用者情報に基づく在室利用者の人数であるので、その人数を正確に把握することができる。さらに、在室平均人数予測部26の算出方法においては、上述したような平均人数Mを予測するので、従来技術のように入退室管理部の過去の時点ごとカウントされた在室利用者の人数のように頻繁に変動するものではない。このため、後述する在室利用者に起因する負荷の頻繁な変動が抑制されるので、空調設備の制御におけるハンチングが抑制される。その結果、本実施形態の空調設備制御装置10は、空調設備の制御性の向上を図ることができる。
また、本実施形態の空調設備制御装置10は、過去の利用情報と最新の利用情報に基づいて、在室人数予測部26により予測された平均人数Mを補正する平均人数補正部28を有する。この構成により、現時点または将来における在室利用者の人数により近い平均人数Mを予測することができる。平均人数Mの具体的な補正方法について以下に説明する。
平均人数補正部28は、最新の利用者情報が過去の利用者情報にはない利用者の滞在時間の情報を有する場合、平均人数Mを増加させる。具体的には、図2においては、過去の利用者情報、すなわち居室12の空調負荷を算出しようとする所定時間Tと同じ過去の時間帯における、利用者AからEの滞在時間の情報に基づいて平均人数Mを予想していた。しかし、入退室管理部20の最新の利用者情報に、例えば、過去の利用者情報にはない利用者Fの滞在時間の情報がある場合、その最新の利用者情報に基づいて平均人数Mを1人分増加させる。このように最新の利用者情報に基づいて平均人数Mを増加させる補正を行うことにより、空調負荷を算出しようとする所定時間における在室利用者の人数により近い平均人数Mを予測することができる。
また、平均人数補正部28は、最新の利用者情報が過去の利用者情報にある利用者の滞在時間の情報を有しない場合、平均人数Mを減少させる。具体的には、図2においては、過去の利用者情報、すなわち居室12の空調負荷を算出しようとする所定時間Tと同じ過去の時間帯における、利用者AからEの滞在時間の情報に基づいて平均人数Mを予想していた。しかし、入退室管理部20の最新の利用者情報に、例えば、過去の利用者情報にある利用者Aの滞在時間の情報がない場合、その最新の利用者情報に基づいて平均人数Mを1人分減少させる。このように最新の利用者情報に基づいて平均人数Mを減少させる補正を行うことにより、空調負荷を算出しようとする所定時間における在室利用者の人数により近い平均人数Mを予測することができる。
また、空調設備制御装置10は、平均人数補正部28により補正された平均人数Mに基づいて、在室利用者に起因する負荷である利用者負荷を算出する利用者負荷算出部30を有する。利用者負荷とは、利用者による熱負荷と、利用者の炭酸ガス発生量に基づいて導入される外気による熱負荷と、その外気と利用者による水分蒸発量とに基づく加湿及び除湿負荷とである。なお、利用者負荷算出部30は、平均人数補正部28により補正された平均人数Mより精度が若干低下する、在室平均人数予測部26により予測された平均人数Mに基づいて、利用者負荷を算出することができる。
利用者による熱負荷は、人間の代謝機能に基づく熱放射による負荷である。人間一人あたりの発生熱量は、例えば顕熱が63W/人であり、潜熱が69W/人である。利用者による熱負荷は、この発生熱量と平均人数Mに基づいて算出することができる。なお、所定時間Tが1時間ではない場合は、所定の係数により上述の発生熱量を補正する必要がある。
利用者の炭酸ガス発生量は、人間の代謝機能による二酸化炭素の発生量である。人間一人当たりの炭酸ガス発生量は、例えば0.02m3/h・人であり、建築基準法において、居室の必要換気量として20m3/h以上の外気を導入することと、中央管理方式の空調調和設備の場合、室内の二酸化炭素濃度を1000ppm以下にすることとが規定されている。この規定を満たすためには、一般的に30m3/h・人程度の換気量が必要となり、この換気量と平均人員Mとに基づいて居室12に導入される外気の流量を算出することができる。そして、外気による熱負荷は、温湿度が居室12と異なる外気が居室12に持ち込む熱の負荷のことであり、通常、上述の外気の流量と室内外の温湿度とに基づいて算出することができる。このため、利用者負荷算出部30には、居室12に設けられた温度センサ32と湿度センサ34が接続され、さらに屋外に設けられた温度センサ36と湿度センサ38が接続されおり、これらのセンサ32,34,36,38からの各種検出結果と上述した外気の流量とに基づいて外気による熱負荷が算出される。また、過去の気象情報(例えば数日前または一年前の情報)と上述した外気の流量とに基づいて外気による熱負荷を予測することもできる。なお、所定時間Tが1時間ではない場合は、所定の係数により上述の換気量を補正する必要がある。
利用者による水分蒸発量は、人間の代謝機能による水分、すなわち呼気に含まれる水分や汗の蒸発量である。この水分蒸発量と平均人員Mとに基づいて居室12の湿度の増加量を算出することができる。また、上述した居室12に導入される外気の流量と、居室12と外気の温湿度状態とに基づいて、夏期の場合には主に除湿量を、冬期の場合には主に加湿量を算出することができる。加湿負荷は、主に冬期の負荷であり、上述した加湿量と居室12の湿度の増加量とに基づいて算出することができる。この算出方法によれば、外気導入に伴って必要となる加湿量の一部が利用者による水分蒸発量により補われるので、加湿器の加湿量を軽減することができる。一方、除湿負荷は、主に夏期の負荷であり、上述した除湿量と居室12の湿度の増加量とに基づいて算出することができる。この算出方法によれば、外気導入に伴って必要となる除湿量の他に利用者による水分蒸発量が除湿の対象となるので、除湿制御の精度の向上を図ることができる。
さらに、空調設備制御装置10は、上述した利用者負荷以外の空調負荷を算出する空調負荷算出部40と、利用者負荷とこの負荷以外の空調負荷とに基づいて、空調設備を制御する空調設備制御部42とを有する。利用者負荷以外の空調負荷とは、建物構造体を通過してくる熱負荷、窓を通過してくる熱負荷、室内で発生する熱負荷などである。室内で発生する熱負荷には、人体による熱負荷(利用者負荷に相当)を除く、照明による熱負荷およびOA機器のよる熱負荷などが含まれる。
空調負荷算出部40には、居室12の温度センサ32及び湿度センサ34と、居室12で消費される電力を計測する電力計(図示せず)と、居室12のペリメータ廻りの赤外線放射エネルギを感知する放射温度センサ44とが接続される。建物構造体を通過してくる熱負荷と窓を通過してくる熱負荷は、温度センサ32と放射温度センサ44との各種検出結果に基づいて算出される。照明による熱負荷およびOA機器のよる熱負荷は、電力計の検出結果に基づいて算出される。また、過去の空調負荷情報(例えば数日前または一年前の情報)に基づいて空調負荷を予測してもよい。なお、空調負荷算出部40による空調負荷の算出または予測方法は、上述した構成に限定されず、周知の算出または予測方法を採用することができる。
そして、空調設備制御部42は、利用者負荷算出部30と空調負荷算出部40により算出された空調負荷に基づいて、空調設備、すなわち空調機14と換気装置16を制御する。
本実施形態の空調設備制御装置10によれば、在室平均人数予測部26と平均人数補正部28により、変動要素である在室利用者の人数を正確に予測することができ、利用者負荷算出部30により、変動負荷である、在室利用者に起因する負荷を正確に予測することできるので、その負荷に基づいて空調設備を最適に制御することができる。
本実施形態においては、一つの居室12の在室利用者の予測人数に基づいて、居室12の空調負荷を算出する場合について説明したが、この構成に限定されない。複数の居室の在室利用者の予測人数に基づいて、それぞれの居室の空調負荷を算出してもよい。また、建物全体に滞在する人数を予測して、この予測人数に基づいて建物全体の負荷を算出し、建物全体の空調設備、または熱源設備を制御することも可能である。
次に、別の実施形態の空調設備制御装置10について、図3を用いて説明する。図3は、別の実施形態の空調設備制御装置10の構成を示す図である。なお、上記実施形態と同じ構成要素については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
上記実施形態においては、在室平均人数予測部26が、在室利用者の平均人数Mを予測した。そして、利用者負荷算出部30が、この平均人数Mに基づいて利用者負荷を算出した。すなわち、利用者負荷算出部30が、平均人数Mに対して、人間一人当たりの発熱量、炭酸ガス発生量及び水分蒸発量から得られる熱負荷量及び加湿・除湿負荷量を乗じることで、在室利用者に起因する負荷である利用者負荷を算出していた。しかし、人間の代謝量には個人差があるので、上述のような平均人数Mと一般的な単位負荷とを用いて算出された利用者負荷と、実際の利用者負荷とには若干の誤差が生じてしまう。そこで、この実施形態においては、各利用者固有の代謝量を考慮して、利用者負荷を算出することができるようにした。次に、利用者負荷の算出方法について具体的に説明する。
空調設備制御装置10は、記憶部22に記憶された過去の利用者情報に基づいて、在室利用者毎の滞在時間を予測する利用者毎滞在時間予測部46を有する。
利用者毎滞在時間予測部46が在室利用者毎の滞在時間を予測する方法の一例について、図2を用いて説明する。なお、上述したように、図2には、居室12に対する利用者AからEの入退室状況の視認性を良くするために、利用者AからEの入退室状況が棒グラフ状に示されている。ここで、所定時間Tは1時間とするが、本発明は1時間に限定されず、所定時間Tは1時間より長くても、または短くてもよい。また、対象となる利用者の数が5人であるが、本実施形態はこの数に限定されず、利用者の数が5人より多くても、または少なくてもよい。
9時から10時までの時間における各利用者AからEの滞在時間は、以下の通りである。すなわち、利用者Aは9時から10時までの間を通じて居室12に滞在しているので、利用者Aの滞在時間は60分である。利用者Bは、9時6分に入室して9時54分に退室しているので、利用者Bの滞在時間は48分である。利用者Cは、9時前に入室して9時12分に退室し、その後9時24分に入室して10時まで居室12に滞在しているので、利用者Cの滞在時間は48分である。利用者Dは、9時6分に入室して9時12分に退室し、その後9時42分に入室して9時48分に退室しているので、利用者Dの滞在時間は12分である。利用者Eは、9時48分に入室して10時まで居室12に滞在しているので、利用者Dの滞在時間は12分である。したがって、9時から10時までの時間における各利用者AからEの滞在時間は、利用者Aが60分、利用者Bが48分、利用者Cが48分、利用者Dが12分、利用者Eが12分となる。このような各利用者の滞在時間は、在室利用者の滞在時間の変動が同じ傾向を示す過去の時間帯における各利用者の滞在時間であるので、この滞在時間を、空調負荷を算出しようとする所定時間Tにおける各利用者の滞在時間とみなすことができる。このようにして、利用者毎滞在時間予測部46は、空調負荷を算出しようとする所定時間Tと同じ過去の時間帯における、利用者毎の滞在時間を算出することができる。
また、空調設備制御装置10は、過去の利用情報と最新の利用情報に基づいて、利用者毎滞在時間予測部46により予測された在室利用者毎の滞在時間を補正する滞在時間補正部48を有する。この構成により、現時点または将来における在室利用者毎の滞在時間により近い滞在時間を予測することができる。滞在時間の具体的な補正方法について以下に説明する。
滞在時間補正部48は、最新の利用者情報が過去の利用者情報にはない利用者の滞在時間の情報を有する場合、利用者の滞在時間を増加させる。具体的には、図2においては、過去の利用者情報、すなわち居室12の空調負荷を算出しようとする所定時間Tと同じ過去の時間帯における、利用者AからEの滞在時間の情報に基づいて利用者毎の滞在時間を予想していた。しかし、入退室管理部20の最新の利用者情報に、例えば、過去の利用者情報にはない利用者Fの滞在時間の情報がある場合、その最新の利用者情報に基づいて利用者を1人分増加させ、その利用者の滞在時間を追加させる。このように最新の利用者情報に基づいて利用者の滞在時間を増加させる補正を行うことにより、空調負荷を算出しようとする所定時間における在室利用者毎の滞在時間により近い滞在時間を予測することができる。
また、滞在時間補正部48は、最新の利用者情報が過去の利用者情報にある利用者の滞在時間の情報を有しない場合、利用者の滞在時間を減少させる。具体的には、図2においては、過去の利用者情報、すなわち居室12の空調負荷を算出しようとする所定時間Tと同じ過去の時間帯における、利用者AからEの滞在時間の情報に基づいて利用者毎の滞在時間を予想していた。しかし、入退室管理部20の最新の利用者情報に、例えば、過去の利用者情報にある利用者Aの滞在時間の情報がない場合、その最新の利用者情報に基づいて利用者を1人分減少させ、その利用者の滞在時間を減少させる。このように最新の利用者情報に基づいて滞在時間を減少させる補正を行うことにより、空調負荷を算出しようとする所定時間における在室利用者毎の滞在時間により近い滞在時間を予測することができる。
記憶部22は、各利用者固有の、単位時間あたりの発生熱量、炭酸ガス発生量および水分蒸発量を利用者情報として予め設定および記憶することができる。
利用者負荷算出部30は、記憶部22の利用者情報と、利用者毎滞在時間予測部46により予測される利用者毎の滞在時間とに基づいて、在室利用者に起因する負荷である利用者負荷を算出する。具体的には、利用者の滞在時間に、その利用者に対応する発生熱量、炭酸ガス発生量および水分蒸発量をそれぞれ乗じて利用者毎の利用者負荷、すなわち熱負荷、加湿及び除湿負荷を算出し、これらの負荷を合計することで、利用者負荷を算出する。この構成により、変動負荷である、在室利用者に起因する負荷を、上記実施形態より正確に算出することできるので、その負荷に基づいて空調設備を最適に制御することができる。
なお、各利用者に対応する、単位時間あたりの発生熱量、炭酸ガス発生量および水分蒸発量が個別の値である場合に限定されず、それらの単位負荷が平均値であってもよい。また、各利用者に対応する、単位時間あたりの発生熱量、炭酸ガス発生量および水分蒸発量は、性別および年齢などに基づいて設定することができる。
10 空調設備制御装置、12 居室、14 空調機、16 換気装置、20 入退室管理部、22 記憶部、26 在室平均人数予測部、28 平均人数補正部、30 利用者負荷算出部、40 空調負荷算出部、42 空調設備制御部、46 利用者毎滞在時間予測部、48 滞在時間補正部。

Claims (10)

  1. 利用者の入退室を管理する入退室管理部と、
    入退室管理部の利用者情報を記憶する記憶部と、
    記憶部に記憶された過去の利用者情報に基づいて、在室利用者の平均人数を予測する在室平均人数予測部と、
    在室平均人数予測部により予測された平均人数に基づいて、在室利用者に起因する負荷である利用者負荷を算出する利用者負荷算出部と、
    利用者負荷算出部により算出された利用者負荷とこの負荷以外の空調負荷とに基づいて、空調設備を制御する空調設備制御部と、
    を有し、
    入退室管理部の利用者情報は、利用者が室内に滞在する滞在時間を含み、
    在室平均人数予測部は、空調負荷を算出しようとする所定時間と同じ過去の時間帯における、室内に滞在した利用者の滞在時間を合計して累積滞在時間を算出し、この累積滞在時間をその所定時間で除して平均人数を予測する、
    ことを特徴とする空調設備制御装置。
  2. 請求項に記載の空調設備制御装置において、
    在室人数予測部は、空調負荷を算出しようとする曜日と同じ曜日の過去の利用者情報に基づいて、平均人数を予測する、
    ことを特徴とする空調設備制御装置。
  3. 請求項に記載の空調設備制御装置において、
    在室人数予測部は、空調負荷を算出しようとする月と同じ月の過去の利用者情報に基づいて、平均人数を予測する、
    ことを特徴とする空調設備制御装置。
  4. 請求項からのいずれか1つに記載の空調設備制御装置において、
    在室人数予測部の予測に用いられる過去の利用者情報と、前記所定時間に対応する最新の利用者情報とに基づいて、在室人数予測部により予測された平均人数を補正する平均人数補正部を有する、
    ことを特徴とする空調設備制御装置。
  5. 請求項に記載の空調設備制御装置において、
    平均人数補正部は、最新の利用者情報が過去の利用者情報にはない利用者の滞在時間の情報を有する場合、平均人数を増加させる、
    ことを特徴とする空調設備制御装置。
  6. 請求項またはに記載の空調設備制御装置において、
    平均人数補正部は、最新の利用者情報が過去の利用者情報にある利用者の滞在時間の情報を有しない場合、平均人数を減少させる、
    ことを特徴とする空調設備制御装置。
  7. 請求項1からのいずれか1つに記載の空調設備制御装置において、
    利用者負荷は、利用者による熱負荷を含み、
    空調設備制御部は、この熱負荷に基づいて室内の冷暖房を行う空調設備を制御する、
    ことを特徴とする空調設備制御装置。
  8. 請求項に記載の空調設備制御装置において、
    利用者負荷は、さらに、利用者の炭酸ガス発生量に基づいて導入される外気による熱負荷を含み、
    空調設備制御部は、この炭酸ガス発生量に基づいて室内の換気を行う空調設備を制御するとともに、外気による熱負荷に基づいて室内の冷暖房を行う空調設備を制御する、
    ことを特徴とする空調設備制御装置。
  9. 請求項に記載の空調設備制御装置において、
    利用者負荷は、さらに、利用者による水分蒸発量と前記外気とに基づく加湿負荷を含み、
    空調設備制御部は、この加湿負荷に基づいて室内の加湿を行う空調設備を制御する、
    ことを特徴とする空調設備制御装置。
  10. 請求項またはに記載の空調設備制御装置において、
    利用者負荷は、さらに、利用者による水分蒸発量と前記外気に基づく除湿負荷を含み、
    空調設備制御部は、この除湿負荷に基づいて室内の除湿を行う空調設備を制御する、
    ことを特徴とする空調設備制御装置。
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