JP5384131B2 - 現金処理システムおよび現金処理システム制御方法 - Google Patents

現金処理システムおよび現金処理システム制御方法 Download PDF

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本発明は、筐体と、筐体内に設けられ貨幣を収納する貨幣収納部とを備えた現金処理システムと、当該現金処理システムを制御する現金処理システム制御方法に関する。
従来から、扉を有し、所定金種の現金を収納する現金収納手段(貨幣収納部)と、この現金収納手段の扉がシステム電源のオフ中に開けられたことを検知して扉開情報を出力する扉開検知手段(異常検出部)と、この扉開検知手段から出力される扉開情報を記録する扉開情報記録手段(記憶部)と、システム電源の立ち上げ時に、扉開情報記録手段に記録されている扉開情報の有無を判定し、扉開情報の有りのとき、現金収納手段に対し、自己精査を実行させる制御手段(制御部)と、を備えた現金処理システムが知られている(特許文献1参照)。
特開2000−163631号公報
上述した特許文献1の現金処理システムは、システム電源の立ち上げ時に、扉開情報記録手段に記録されている扉開情報の有無を判定し、扉開情報が有るときに現金収納手段で自己精査を行うが、扉が開けられていないときでも、(自己精査は行わないが)イニシャルリセット動作が行われている。このため、立ち上げに時間がかかり直ぐに利用することができず、また、このようなイニシャルリセットを行うので余分な電力が消費されている。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、立ち上げに時間をかけることなく直ぐに利用可能となり、余分な電力消費を抑える現金処理システムと、このような現金処理システムを制御する現金処理システム制御方法を提供することを目的とする。
本発明による現金処理システムの第1の態様は、
筐体と、
前記筐体内に設けられ、貨幣を収納する貨幣収納部と、
ON状態とOFF状態に切り換えられ、信号を受けることなく所定時間が経過するとOFF状態になるスイッチ機構と、
前記スイッチ機構をON状態にするON信号と、該スイッチ機構をOFF状態にするOFF信号を送信可能な主電源スイッチ部と、
異常を検出したときに、前記スイッチ機構をON状態にするON信号を送信可能な異常検出部と、
前記異常検出部から送信されたON信号に基づいて前記スイッチ機構がON状態になったときに、異常情報が記憶される記憶部と、
前記主電源スイッチ部から送信されたON信号に基づいて前記スイッチ機構がON状態になったときに、前記記憶部に異常情報が記憶されているかを確認し、該記憶部に異常情報が記憶されている場合はイニシャルリセット指示を出し、該記憶部に異常情報が記憶されていない場合はイニシャルリセット指示を出さない制御部と、
を備えている。
本発明による現金処理システムの第1の態様において、
前記記憶部は、前記主電源スイッチ部からのOFF信号に基づき前記スイッチ機構がOFF状態になったときは、主電源OFF情報を記憶し、
前記制御部は、前記記憶部に主電源OFF情報が記憶されているかを確認し、該記憶部に主電源OFF情報が記憶されている場合は異常情報が記憶されていない場合であっても、イニシャルリセット指示を出すことが好ましい。
本発明による現金処理システムの第1の態様において、
前記制御部は、日付、時刻、または、前記スイッチ機構がOFF状態になってから経過した時間を確認することができ、該スイッチ機構がOFF状態になった日付と異なる日付でON信号を受けた場合、該スイッチ機構が所定の時刻でON信号を受けた場合、または、該スイッチ機構がOFF状態になってから所定の時間が経過してからON信号を受けた場合には、前記記憶部に異常情報が記憶されていない場合であっても、イニシャルリセット指示を出すことが好ましい。
本発明による現金処理システムの第1の態様において、
前記筐体には、開閉自在となった扉部または出入自在となった出入部が設けられ、
前記異常検出部は、前記扉部が開状態となったとき、または、前記出入部が引き出されたときに、前記スイッチ機構に該スイッチ機構をON状態にするON信号を送信することが好ましい。
本発明による現金処理システムの第1の態様において、
前記異常検出部は、前記筐体または前記貨幣収納部が所定の大きさ以上で振動したときに、前記スイッチ機構に該スイッチ機構をON状態にするON信号を送信することが好ましい。
本発明による現金処理システムの第2の態様は、
貨幣を処理する貨幣処理機と、
前記貨幣処理機を制御するターミナル部と、を備え、
前記ターミナル部は、スイッチ機構をON状態にするON信号と、該スイッチ機構をOFF状態にするOFF信号を送信可能な主電源スイッチ部を有し、
前記貨幣処理機が、筐体と、該筐体内に設けられ、貨幣を収納する貨幣収納部と、ON状態とOFF状態に切り換えられ、信号を受けることなく所定時間が経過するとOFF状態になるスイッチ機構と、異常を検出したときに、前記スイッチ機構をON状態にするON信号を送信可能な異常検出部と、前記異常検出部から送信されたON信号に基づいて前記スイッチ機構がON状態になったときに、異常情報が記憶される記憶部と、前記主電源スイッチ部から送信されたON信号に基づいて前記スイッチ機構がON状態になったときに、前記記憶部に異常情報が記憶されているかを確認し、該記憶部に異常情報が記憶されている場合はイニシャルリセット指示を出し、該記憶部に異常情報が記憶されていない場合はイニシャルリセット指示を出さない制御部と、を有している。
本発明による現金処理システム制御方法は、
現金処理システムを制御する現金処理システム制御方法において、
前記現金処理システムの異常検出部で異常を検出したときに、該現金処理システムのスイッチ機構をON状態にするON信号を送信する工程と、
前記異常検出部から送信されたON信号に基づいて前記スイッチ機構がON状態になったときに、前記現金処理システムの記憶部に異常情報を記憶させる工程と、
前記現金処理システムの主電源スイッチ部から送信されたON信号に基づいて前記スイッチ機構がON状態になったときに、制御部によって前記記憶部に異常情報が記憶されているかを確認する工程と、
前記記憶部に異常情報が記憶されている場合のみに、前記制御部がイニシャルリセット指示を出す工程と、
を備えている。
本発明によれば、制御部が、主電源スイッチ部から送信されたON信号に基づいてスイッチ機構がON状態になったときに、記憶部に異常情報が記憶されているかを確認し、記憶部に異常情報が記憶されている場合はイニシャルリセット指示を出し、記憶部に異常情報が記憶されていない場合はイニシャルリセット指示を出さない。このため、記憶部に異常情報が記憶されていない場合に、現金処理システムを立ち上げに時間をかけることなく直ぐに利用することができ、かつ、現金処理システムでの余分な電力消費を抑えることができる。
実施の形態
以下、本発明に係る現金処理システムと当該現金処理システムを制御する制御方法の実施の形態について、図面を参照して説明する。ここで、図1乃至図4は本発明の実施の形態を示す図である。
図1および図2に示すように、現金処理システムは、硬貨を処理する硬貨処理機30と、紙幣を処理する紙幣処理機40と、これら硬貨処理機30および紙幣処理機40を制御するターミナル部50と、を備えている。ここで、硬貨処理機30と紙幣処理機40によって、貨幣を処理する貨幣処理機が構成されている。なお、本願において、貨幣とは、硬貨および紙幣の両方を意味している。また、ターミナル部50は、硬貨処理機30または紙幣処理機40と一体であっても別体であってもよい。
図1に示すように、硬貨処理機30は、硬貨筐体39と、硬貨を受け付ける硬貨受入部31と、硬貨受入部31に連結され、硬貨受入部31に受け付けられた硬貨を搬送する硬貨入金搬送機構34aと、硬貨入金搬送機構34aに設けられ、硬貨入金搬送機構34a上を搬送される硬貨を識別する硬貨識別部33と、硬貨入金搬送機構34aに設けられ、硬貨を金種別に一時保留する硬貨一時保留部35と、硬貨一時保留部35の下方に設けられ、金種別に硬貨を収納する金種別硬貨収納庫36と、を備えている。
また、図1に示すように、硬貨入金搬送機構34aの端部には、入金時に識別異常や搬送異常が発生した場合に搬送される硬貨リジェクト部32が設けられている。また、金種別硬貨収納庫36の下方には、金種別硬貨収納庫36から出金された硬貨と、金種別硬貨収納庫36に収納されずに硬貨一時保留部35から直接受け取った硬貨を搬送する硬貨出金搬送機構34bが設けられている。そして、この硬貨出金搬送機構34bは、金種別硬貨収納庫36から出金された硬貨を硬貨出金箱37に搬送し、金種別硬貨収納庫36に収納されず硬貨一時保留部35から直接受け取った硬貨を入金硬貨返却箱38に搬送する。なお、硬貨出金箱37と入金硬貨返却箱38は出入自在になっており(図1の矢印参照)、出入部を構成している。
また、図1に示すように、紙幣処理機40は、紙幣筐体49と、紙幣を受け付ける紙幣受入部41と、紙幣受入部41に連結され、紙幣受入部41に受け付けられた紙幣を搬送する紙幣搬送機構44と、紙幣搬送機構44に設けられ、紙幣搬送機構44上を搬送される紙幣を識別する紙幣識別部43と、紙幣搬送機構44の端部に連結され、紙幣識別部43による識別結果に基づいて金種別に紙幣を収納する金種別紙幣収納庫46と、を備えている。また、紙幣搬送機構44の端部には、入金時に識別異常や搬送異常が発生した紙幣と、出金時に金種別紙幣収納庫46から出金された紙幣の両方が搬送される紙幣投出口42が設けられている。また、紙幣搬送機構44の端部には、出金時に識別異常や搬送異常が発生した紙幣が搬送される紙幣リジェクト出金箱47が設けられている。なお、紙幣リジェクト出金箱47は通常施錠されているが、開錠されれば出入自在になっており(図1の矢印参照)、出入部を構成している。
また、図2に示すように、硬貨筐体39内には、ON状態とOFF状態に切り換えられ、ON状態となったときには硬貨処理機30を通電状態とし、OFF状態となったときには硬貨処理機30を電断状態にする硬貨スイッチ機構12が設けられている(なお、図2に示す矢印は、情報の流れる方向を示している)。
また、同様に、紙幣筐体49内には、ON状態とOFF状態に切り換えられ、ON状態となったときには紙幣処理機40を通電状態とし、OFF状態となったときには紙幣処理機40を電断状態にする紙幣スイッチ機構22が設けられている。なお、これら硬貨スイッチ機構12と紙幣スイッチ機構22の各々は、信号を受けることなく所定時間が経過するとOFF状態になるように構成されている。
また、図2に示すように、ターミナル部50は、硬貨スイッチ機構12および紙幣スイッチ機構22の各々をON状態にするON信号と、これら硬貨スイッチ機構12および紙幣スイッチ機構22の各々をOFF状態にするOFF信号を送信可能な主電源スイッチ部52を有している。
また、図2に示すように、硬貨出金箱37と入金硬貨返却箱38には、硬貨出金箱37または入金硬貨返却箱38が引き出されたときに、硬貨スイッチ機構12に当該硬貨スイッチ機構12をON状態にするON信号を送信する硬貨出入検出部16が設けられている。
また、同様に、紙幣リジェクト出金箱47には、紙幣リジェクト出金箱47が引き出されたときに、紙幣スイッチ機構22に当該紙幣スイッチ機構22をON状態にするON信号を送信する紙幣出入検出部26が設けられている。
また、図2に示すように、硬貨筐体39内には、硬貨筐体39と金種別硬貨収納庫36に接続された硬貨振動検出部17が設けられている。そして、この硬貨振動検出部17は、硬貨筐体39または金種別硬貨収納庫36が所定の大きさ以上で振動したときに、硬貨スイッチ機構12に当該硬貨スイッチ機構12をON状態にするON信号を送信するように構成されている。
また、同様に、紙幣筐体49内には、紙幣筐体49と金種別紙幣収納庫46に接続された紙幣振動検出部27が設けられている。そして、この紙幣振動検出部27は、紙幣筐体49または金種別紙幣収納庫46が所定の大きさ以上で振動したときに、紙幣スイッチ機構22に当該紙幣スイッチ機構22をON状態にするON信号を送信するように構成されている。
なお、本実施の形態では、上述した硬貨出入検出部16、紙幣出入検出部26、硬貨振動検出部17および紙幣振動検出部27が、現金処理システムの異常を検出する異常検出部を構成している。
また、図2に示すように、硬貨出入検出部16および硬貨振動検出部17には硬貨制御部11が接続されている。また、硬貨制御部11には硬貨記憶部10が接続されている。そして、硬貨制御部11は、硬貨出入検出部16または硬貨振動検出部17から硬貨スイッチ機構12にON信号が送信されたときには、当該ON信号に基づいて、硬貨記憶部10に異常情報を記憶するように構成されている。
また、同様に、紙幣出入検出部26および紙幣振動検出部27には紙幣制御部21が接続されている。また、紙幣制御部21には紙幣記憶部20が接続されている。そして、紙幣制御部21は、紙幣出入検出部26または紙幣振動検出部27から紙幣スイッチ機構22にON信号が送信されたときには、当該ON信号に基づいて、紙幣記憶部20に異常情報を記憶するように構成されている。
本実施の形態において、硬貨制御部11は、主電源スイッチ部52から送信されたON信号に基づいて硬貨スイッチ機構12がON状態になったときには、硬貨記憶部10に異常情報が記憶されているかを確認し、硬貨記憶部10に異常情報が記憶されている場合にはイニシャルリセット指示を出し、他方、硬貨記憶部10に異常情報が記憶されていない場合にはイニシャルリセット指示を出さないように構成されている。
また、同様に、紙幣制御部21は、主電源スイッチ部52から送信されたON信号に基づいて紙幣スイッチ機構22がON状態になったときには、紙幣記憶部20に異常情報が記憶されているかを確認し、紙幣記憶部20に異常情報が記憶されている場合にはイニシャルリセット指示を出し、他方、紙幣記憶部20に異常情報が記憶されていない場合にはイニシャルリセット指示を出さないように構成されている。
なお、本願においてイニシャルリセットとは、動作を安定させるために、硬貨処理機30では、硬貨識別部33の各センサを補正したり、硬貨一時保留部35の位置を所定の位置に戻したり、硬貨入金搬送機構34aおよび硬貨出金搬送機構34bの動作を確認したりすることを意味し、紙幣処理機40では、紙幣識別部43の各センサを補正したり、紙幣搬送機構44の動作を確認したりすることを意味している。
また、硬貨制御部11は、主電源スイッチ部52からのOFF信号に基づき硬貨スイッチ機構12がOFF状態になったときには、硬貨記憶部10に主電源OFF情報を記憶させる。そして、硬貨制御部11は、主電源OFF情報が記憶されている場合には、硬貨記憶部10に異常情報が記憶されていない場合であっても、主電源スイッチ部52からのON信号を受けて硬貨スイッチ機構12がON状態になったときにイニシャルリセット指示を出すように構成されている。
また、同様に、紙幣制御部21は、主電源スイッチ部52からのOFF信号に基づき紙幣スイッチ機構22がOFF状態になったときには、紙幣記憶部20に主電源OFF情報を記憶させる。そして、紙幣制御部21は、主電源OFF情報が記憶されている場合には、紙幣記憶部20に異常情報が記憶されていない場合であっても、主電源スイッチ部52からのON信号を受けて紙幣スイッチ機構22がON状態になったときにイニシャルリセット指示を出すように構成されている。
また、硬貨制御部11は、日付、時刻および硬貨スイッチ機構12がOFF状態になってから経過した時間を確認することができるように構成されている。そして、硬貨スイッチ機構12がOFF状態になった日付と異なる日付で主電源スイッチ部52からON信号を受けた場合(例えば、12月17日にOFF状態となったが12月18日にON信号を受けた場合)、硬貨スイッチ機構12が所定の時刻(例えば、午前0時から午前9時まで)で主電源スイッチ部52からON信号を受けた場合、または、硬貨スイッチ機構12がOFF状態になってから所定の時間(例えば、8時間以上)が経過してから主電源スイッチ部52からON信号を受けた場合には、硬貨記憶部10に異常情報が記憶されていない場合であっても、イニシャルリセット指示を出すように構成されている。
また、同様に、紙幣制御部21は、日付、時刻および紙幣スイッチ機構22がOFF状態になってから経過した時間を確認することができるように構成されている。そして、紙幣スイッチ機構22がOFF状態になった日付と異なる日付で主電源スイッチ部52からON信号を受けた場合、紙幣スイッチ機構22が所定の時刻で主電源スイッチ部52からON信号を受けた場合、または、紙幣スイッチ機構22がOFF状態になってから所定の時間が経過してから主電源スイッチ部52からON信号を受けた場合には、紙幣記憶部20に異常情報が記憶されていない場合であっても、イニシャルリセット指示を出すように構成されている。
ところで、本実施の形態では、硬貨出金箱37、入金硬貨返却箱38および紙幣リジェクト出金箱47といった出入部にスイッチ機構12,22が接続されている態様を用いて説明するが、これに限られることはない。例えば、硬貨筐体39に開閉自在な硬貨扉部が設けられ、当該硬貨扉部が開状態になったときに硬貨スイッチ機構12に当該硬貨スイッチ機構12をON状態にするON信号を送信する硬貨開閉検出部が接続され、同様に、紙幣筐体49に開閉自在な紙幣扉部が設けられ、当該紙幣扉部が開状態になったときに紙幣スイッチ機構22に当該紙幣スイッチ機構22をON状態にするON信号を送信する紙幣開閉検出部が接続されるような態様であってもよい。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用効果について述べる。
通常、硬貨処理機30および紙幣処理機40はともに、電源ON時には、イニシャルリセットを行う。本実施の形態による発明は、自動的に電源をOFFする機能により電源がOFFされ、その後、電源がONされる際に、特徴を発揮する。
以下では、硬貨処理機30についてのみ記載するが、紙幣処理機40は上述のように硬貨処理機30と同様の構成を有しているので、紙幣処理機40についても同様の作用効果を達成することができる。
(異常情報の記憶)
まず、硬貨記憶部10に異常情報が記憶される場合について説明する。
本実施の形態の硬貨スイッチ機構12は、所定時間の間、主電源スイッチ部52、硬貨出入検出部16または硬貨振動検出部17などの外部から信号を受けることがなければ、OFF状態となり、この結果、硬貨処理機30は電断状態となる。このため、本実施の形態によれば、硬貨処理機30で使用される電力量を削減することができる。
上述のような電断状態において、硬貨出金箱37または入金硬貨返却箱38が引き出されると(図1の矢印、参照)、硬貨出入検出部16から硬貨スイッチ機構12に、当該硬貨スイッチ機構12をON状態にするON信号が送信される(図2参照)。このとき、硬貨制御部11によって、硬貨出入検出部16から硬貨スイッチ機構12に送信されたON信号に基づいて、硬貨記憶部10に異常情報が記憶される。
また、電断状態において、硬貨筐体39または金種別硬貨収納庫36が所定の大きさ以上で振動すると、硬貨振動検出部17から硬貨スイッチ機構12に、当該硬貨スイッチ機構12をON状態にするON信号が送信される(図2参照)。このときも、硬貨制御部11によって、硬貨振動検出部17から硬貨スイッチ機構12に送信されたON信号に基づいて、硬貨記憶部10に異常情報が記憶される。
なお、上述のように、硬貨出入検出部16または硬貨振動検出部17から硬貨スイッチ機構12にON信号が送信されると、硬貨スイッチ機構12がON状態となり、硬貨処理機30が通電されることとなる。
(主電源スイッチ部52による駆動開始)
次に、主電源スイッチ部52から送信されるON信号に基づいて、硬貨スイッチ機構12がON状態となり、硬貨処理機30が待機状態となる場合(通常運転状態になる場合)について説明する。
まず、主電源スイッチ部52が押下されるなどして、主電源スイッチがON状態となる。そして、主電源スイッチ部52から硬貨スイッチ機構12にON信号が送信される(図2および図3の符号91、参照)。このように硬貨スイッチ機構12にON信号が送信されると、硬貨スイッチ機構12がON状態となる(図3の符号92、参照)。
次に、硬貨制御部11によって、硬貨記憶部10に異常情報が記憶されているかが確認される(図2および図3の符号93、参照)。
ここで、硬貨制御部11によって、硬貨記憶部10に異常情報が記憶されていることが確認された場合には、当該硬貨制御部11はイニシャルリセット指示を出し、硬貨処理機30がイニシャルリセットされた後で、待機状態となる(図3の符号96,97、参照)。
他方、硬貨制御部11によって、硬貨記憶部10に異常情報が記憶されていることが確認されなかった場合であって、後述するような条件に当てはまらないときには(すなわち、主電源スイッチ部52からのOFF信号に基づき硬貨スイッチ機構12がOFF状態になった場合、OFF状態になった日付と異なる日付で主電源スイッチ部52からON信号を受けた場合、所定の時刻で主電源スイッチ部52からON信号を受けた場合、および、OFF状態になってから所定の時間が経過してから主電源スイッチ部52からON信号を受けた場合のいずれにも当てはまらなかったときには)、当該硬貨制御部11からイニシャルリセット指示は出されず、硬貨処理機30はすぐに待機状態となる(図3の符号94,95,97、参照)。
このように、本実施の形態では、硬貨記憶部10に異常情報が記憶されていない場合であって後述するような条件にも当てはまらなかった場合には、硬貨制御部11からイニシャルリセット指示が出されない。このため、硬貨処理機30は、イニシャルリセットを行わず、直ぐに待機状態となる。
この結果、硬貨処理機30の立ち上げに時間をかけることなく、直ぐに硬貨処理機30が利用可能となる。また、このようにイニシャルリセットを行わないので、イニシャルリセットに利用される余分な電力消費を抑えることができる。
すなわち、特許文献1に記載されているような従来の現金処理システムでは、システム電源の立ち上げ時に、扉が開けられていないときでも、イニシャルリセット動作が行われる。このため、現金処理システムの立ち上げに時間がかかり直ぐに利用することができず、また、このようなイニシャルリセットを行うので余分な電力が消費されている。
これに対して、本実施の形態によれば、硬貨記憶部10に異常情報が記憶されていない場合であって後述するような条件にも当てはまらなかった場合には硬貨処理機30のイニシャルリセットが行われないので、硬貨処理機30の立ち上げに時間をかけることなく直ぐに硬貨処理機30が利用可能となり、かつ、イニシャルリセットに利用される余分な電力消費を抑えることができる。
(イニシャルリセット指示を強制的に出す場合)
次に、本実施の形態において、硬貨記憶部10に異常情報が記憶されていない場合であっても、硬貨制御部11からイニシャルリセット指示が出される場合について説明する。
本実施の形態では、主電源スイッチ部52からのOFF信号に基づき硬貨スイッチ機構12がOFF状態になったときには、硬貨制御部11によって、硬貨記憶部10に主電源OFF情報が記憶される(図2参照)。そして、このように硬貨記憶部10に主電源OFF情報が記憶されている場合には、硬貨記憶部10に異常情報が記憶されていない場合であっても、硬貨制御部11からはイニシャルリセット指示が出される(図3の符号94、参照)。このため、硬貨処理機30は、イニシャルリセットされた後で待機状態となる。
このように、主電源スイッチ部52からのOFF信号に基づき硬貨スイッチ機構12がOFF状態になったときには、異常情報の有無にかかわらず硬貨処理機30がイニシャルリセットされるので、硬貨処理機30の動作を安定させることができる。
すなわち、硬貨処理機30の動作を安定させるためには、定期的にイニシャルリセットを行う必要があるが、異常情報が記憶されていない場合には、長時間にわたりイニシャルリセットが行われない可能性がある。
この点、本実施の形態では、一般に長時間使用されない場合には主電源スイッチによって硬貨処理機30がOFF状態とされることに着目し、主電源スイッチ部52からのOFF信号に基づき硬貨スイッチ機構12がOFF状態になったときには、主電源スイッチ部52からのON信号によって硬貨処理機30が通電されるときに強制的にイニシャルリセットが行われる。このため、長時間にわたりイニシャルリセットが行われないことを防止することができ、ひいては、硬貨処理機30の動作を安定させることができる。
また、本実施の形態では、硬貨制御部11によって、日付、時刻および硬貨スイッチ機構12がOFF状態になってから経過した時間を確認することができる。
そして、硬貨スイッチ機構12がOFF状態になった日付と異なる日付で主電源スイッチ部52からON信号を受けた場合(例えば、12月17日にOFF状態となったが12月18日にON信号を受けた場合)には、硬貨記憶部10に異常情報が記憶されていない場合であっても、硬貨制御部11からイニシャルリセット指示が出される(図3の符号95、参照)。
また、硬貨スイッチ機構12が所定の時刻(例えば、午前0時から午前9時まで)で主電源スイッチ部52からON信号を受けた場合にも、同様に、硬貨記憶部10に異常情報が記憶されていない場合であっても、硬貨制御部11からイニシャルリセット指示が出される(図3の符号95、参照)。
さらに、硬貨スイッチ機構12がOFF状態になってから所定の時間(例えば、8時間以上)が経過してから主電源スイッチ部52からON信号を受けた場合にも、同様に、硬貨記憶部10に異常情報が記憶されていない場合であっても、硬貨制御部11からイニシャルリセット指示が出される(図3の符号95、参照)。
これらのことからも、やはり、長時間にわたりイニシャルリセットが行われないことを防止することができ、ひいては、硬貨処理機30の動作を安定させることができる。
ところで、上記では、ターミナル部50に、硬貨スイッチ機構12および紙幣スイッチ機構22の各々をON状態にするON信号と、硬貨スイッチ機構12および紙幣スイッチ機構22の各々をOFF状態にするOFF信号を送信可能な主電源スイッチ部52を有する態様を用いて説明した(図2参照)。
しかしながら、これに限られることなく、図4に示すように、硬貨処理機30が、硬貨スイッチ機構12をON状態にするON信号と硬貨スイッチ機構12をOFF状態にするOFF信号を送信可能な主電源硬貨スイッチ部19を有し、同様に、紙幣処理機40が、紙幣スイッチ機構22をON状態にするON信号と紙幣スイッチ機構22をOFF状態にするOFF信号を送信可能な主電源紙幣スイッチ部29を有する態様を用いてもよい。また、硬貨処理機30に、硬貨スイッチ機構12および紙幣スイッチ機構22の各々をON状態にするON信号と、硬貨スイッチ機構12および紙幣スイッチ機構22の各々をOFF状態にするOFF信号を送信可能な主電源スイッチ部19を有する態様でもよく、他方、紙幣処理機40に、硬貨スイッチ機構12および紙幣スイッチ機構22の各々をON状態にするON信号と、硬貨スイッチ機構12および紙幣スイッチ機構22の各々をOFF状態にするOFF信号を送信可能な主電源スイッチ部29を有する態様でもよい(図示せず)。
このような態様であっても、硬貨処理機30の立ち上げに時間をかけることなく直ぐに硬貨処理機30が利用可能となり、かつ、イニシャルリセットに利用される余分な電力消費を抑えることができる、といったような上述した態様と同様の作用効果を達成することができる。
本発明の実施の形態による現金処理システムの物理的な構成を示す概略図。 本発明の実施の形態による現金処理システムの電気的な構成を示す概略図。 本発明の実施の形態による現金処理システムを制御する方法を示したフロー図。 本発明の実施の形態の変形例による現金処理システムの電気的な構成を示す概略図。
10 硬貨記憶部(記憶部)
11 硬貨制御部(制御部)
12 硬貨スイッチ機構(スイッチ機構)
16 硬貨出入検出部(異常検出部)
17 硬貨振動検出部(異常検出部)
19 主電源硬貨スイッチ部(主電源スイッチ部)
20 紙幣記憶部(記憶部)
21 紙幣制御部(制御部)
22 紙幣スイッチ機構(スイッチ機構)
26 紙幣出入検出部(異常検出部)
27 紙幣振動検出部(異常検出部)
29 主電源紙幣スイッチ部(主電源スイッチ部)
30 硬貨処理機
36 金種別硬貨収納庫(貨幣収納部)
37 硬貨出金箱(出入部)
38 入金硬貨返却箱(出入部)
39 硬貨筐体(筐体)
40 紙幣処理機
42 紙幣投出口
46 金種別紙幣収納庫(貨幣収納部)
47 紙幣リジェクト出金箱(出入部)
49 紙幣筐体(筐体)
50 ターミナル部
52 主電源スイッチ部

Claims (7)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に設けられ、貨幣を収納する貨幣収納部と、
    ON状態とOFF状態に切り換えられ、信号を受けることなく所定時間が経過するとOFF状態になるスイッチ機構と、
    前記スイッチ機構をON状態にするON信号と、該スイッチ機構をOFF状態にするOFF信号を送信可能な主電源スイッチ部と、
    異常を検出したときに、前記スイッチ機構をON状態にするON信号を送信可能な異常検出部と、
    前記異常検出部から送信されたON信号に基づいて前記スイッチ機構がON状態になったときに、異常情報が記憶される記憶部と、
    前記主電源スイッチ部から送信されたON信号に基づいて前記スイッチ機構がON状態になったときに、前記記憶部に異常情報が記憶されているかを確認し、該記憶部に異常情報が記憶されている場合はイニシャルリセット指示を出し、該記憶部に異常情報が記憶されていない場合はイニシャルリセット指示を出さない制御部と、
    を備えたことを特徴とする現金処理システム。
  2. 前記記憶部は、前記主電源スイッチ部からのOFF信号に基づき前記スイッチ機構がOFF状態になったときは、主電源OFF情報を記憶し、
    前記制御部は、前記記憶部に主電源OFF情報が記憶されているかを確認し、該記憶部に主電源OFF情報が記憶されている場合は異常情報が記憶されていない場合であっても、イニシャルリセット指示を出すことを特徴とする請求項1に記載の現金処理システム。
  3. 前記制御部は、日付、時刻、または、前記スイッチ機構がOFF状態になってから経過した時間を確認することができ、該スイッチ機構がOFF状態になった日付と異なる日付でON信号を受けた場合、該スイッチ機構が所定の時刻でON信号を受けた場合、または、該スイッチ機構がOFF状態になってから所定の時間が経過してからON信号を受けた場合には、前記記憶部に異常情報が記憶されていない場合であっても、イニシャルリセット指示を出すことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の現金処理システム。
  4. 前記筐体には、開閉自在となった扉部または出入自在となった出入部が設けられ、
    前記異常検出部は、前記扉部が開状態となったとき、または、前記出入部が引き出されたときに、前記スイッチ機構に該スイッチ機構をON状態にするON信号を送信することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の現金処理システム。
  5. 前記異常検出部は、前記筐体または前記貨幣収納部が所定の大きさ以上で振動したときに、前記スイッチ機構に該スイッチ機構をON状態にするON信号を送信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の現金処理システム。
  6. 貨幣を処理する貨幣処理機と、
    前記貨幣処理機を制御するターミナル部と、を備え、
    前記ターミナル部は、スイッチ機構をON状態にするON信号と、該スイッチ機構をOFF状態にするOFF信号を送信可能な主電源スイッチ部を有し、
    前記貨幣処理機は、筐体と、該筐体内に設けられ、貨幣を収納する貨幣収納部と、ON状態とOFF状態に切り換えられ、信号を受けることなく所定時間が経過するとOFF状態になるスイッチ機構と、異常を検出したときに、前記スイッチ機構をON状態にするON信号を送信可能な異常検出部と、前記異常検出部から送信されたON信号に基づいて前記スイッチ機構がON状態になったときに、異常情報が記憶される記憶部と、前記主電源スイッチ部から送信されたON信号に基づいて前記スイッチ機構がON状態になったときに、前記記憶部に異常情報が記憶されているかを確認し、該記憶部に異常情報が記憶されている場合はイニシャルリセット指示を出し、該記憶部に異常情報が記憶されていない場合はイニシャルリセット指示を出さない制御部と、を有することを特徴とする現金処理システム。
  7. 現金処理システムを制御する現金処理システム制御方法において、
    前記現金処理システムの異常検出部で異常を検出したときに、該現金処理システムのスイッチ機構をON状態にするON信号を送信する工程と、
    前記異常検出部から送信されたON信号に基づいて前記スイッチ機構がON状態になったときに、前記現金処理システムの記憶部に異常情報を記憶させる工程と、
    前記現金処理システムの主電源スイッチ部から送信されたON信号に基づいて前記スイッチ機構がON状態になったときに、制御部によって前記記憶部に異常情報が記憶されているかを確認する工程と、
    前記記憶部に異常情報が記憶されている場合のみに、前記制御部がイニシャルリセット指示を出す工程と、
    を備えたことを特徴とする現金処理システム制御方法。
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