JP5383451B2 - 油圧緩衝器 - Google Patents

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Description

本発明は二輪車用フロントフォーク等に用いられる油圧緩衝器に関する。
油圧緩衝器として、アウタチューブとインナチューブの内部にダンパシリンダを設け、このダンパシリンダの内周にピストンを摺接させるものに比して、部品点数の削減を図るため、特許文献1に記載の如く、ダンパシリンダを備えることなく、インナチューブの内周にピストンを摺接させるものがある。
この従来の油圧緩衝器は、アウタチューブの内周の開口部と、インナチューブの外周の先端部のそれぞれに固定したブッシュを介して、アウタチューブ内にインナチューブを摺動自在に挿入し、該アウタチューブの内周と、インナチューブの外周と、前記2つのブッシュとで囲まれる環状の油室を区画し、前記インナチューブの内周に隔壁部材を設け、下部に油室を区画するとともに、上部に油溜室を区画し、前記アウタチューブに取付けたピストンロッドを該隔壁部材に摺動自在に挿入し、前記インナチューブに挿入したピストンロッドの先端部に該インナチューブの内周に摺接するピストンを備え、前記油室を前記ピストンロッドが収容されるピストンロッド側油室と前記ピストンロッドが収容されないピストン側油室に区画し、前記環状の油室を前記インナチューブに設けた油孔を介して前記ピストンロッド側油室に連通している。
そして、前記環状の油室の断面積を前記ピストンロッドの断面積より大きく形成し、かつ、前記隔壁部材に伸側行程時に前記油室から前記油溜室への流れを阻止するチェック弁を設けるとともに、前記隔壁部材に前記油室と前記油溜室を連通する微小流路を設けている。
これにより、圧側行程でインナチューブに進入するピストンロッドの進入容積分の作動油がインナチューブの内周の油室からインナチューブの油孔を介して環状の油室に移送される。また、伸側行程でインナチューブから退出するピストンロッドの退出容積分の作動油が環状の油室からインナチューブの油孔を介してインナチューブの内周の油室に移送される。
また、隔壁部材に設けたチェック弁は、圧側行程で環状の油室に補給すべき不足油を油溜室からピストンロッド側油室へ導入可能にし、伸側行程でピストンロッド側油室の油が油溜室へ排出されることを阻止する。
また、隔壁部材に設けた微小流路は、伸側行程で環状の油室から排出すべき余剰油をピストンロッド側油室から油溜室へ排出する。
尚、伸側行程でピストンによって圧縮されたピストンロッド側油室の油は、ピストンに設けた伸側流路の伸側減衰バルブを押し開いてピストン側油室へ移送される。
特許4055843
特許文献1に記載の油圧緩衝器では、以下の問題点がある。
(1)伸側行程で環状の油室及びピストンロッド側油室から排出される油が、隔壁部材の微小流路と、ピストンの伸側流路のそれぞれに2分されて排出される。微小流路の流路径は、伸側流路に設けられる伸側減衰バルブのバルブ開弁圧を確保することとのバランスで決定する必要があり、厳しい精度管理が必要になる。
(2)隔壁部材の微小流路は、伸側行程で環状の油室から排出すべき余剰油だけを通し、伸側行程でピストンによって圧縮されたピストンロッド側油室の油を通すものでないから、極めて細径になり、作動油の混入異物が引っ掛かってつまり、アウタチューブの開口部に設けられて環状の油室を封止しているオイルシールの破損、オイルもれを招くおそれがある。
本発明の課題は、インナチューブの内周にピストンを摺接させる油圧緩衝器の簡素化を図ることにある。
請求項1の発明は、アウタチューブの内周の開口部と、インナチューブの外周の先端部のそれぞれに固定したブッシュを介して、アウタチューブ内にインナチューブを摺動自在に挿入し、該アウタチューブの内周と、インナチューブの外周と、前記2つのブッシュとで囲まれる環状の油室を区画し、前記インナチューブの内周に隔壁部材を設け、下部に油室を区画するとともに、上部に油溜室を区画し、前記アウタチューブに取付けたピストンロッドを該隔壁部材に摺動自在に挿入し、前記インナチューブに挿入したピストンロッドの先端部に該インナチューブの内周に摺接するピストンを備え、前記油室を前記ピストンロッドが収容されるピストンロッド側油室と前記ピストンロッドが収容されないピストン側油室に区画し、前記環状の油室を前記インナチューブに設けた油孔を介して前記ピストンロッド側油室に連通した油圧緩衝器において、前記環状の油室の断面積を前記ピストンロッドの断面積以上に形成し、前記隔壁部材に、伸側行程で前記油室から前記油溜室への油の流れを阻止し、圧側行程で前記油溜室から前記油室への油の流れを、前記環状の油室の断面積と前記ピストンロッドの断面積の差に起因して該環状の油室に補給すべき補給分だけ許容する隔壁チェック弁を設け、前記ピストンロッドに設けた小孔からなり、ピストンロッド側油室に開口して伸側行程の減衰力を発生させる伸側連絡路が、ピストンロッドに設けた中空部に開口し、該ピストンロッドに設けた中空部の一端側に、前記ピストン側油室に臨むテーパ状拡径部を備えて開口する一端開口部を設け、この一端開口部に伸側行程で開き、圧側行程で閉じる第1チェック弁を設け、該ピストンロッドに設けた中空部の他端側に前記油溜室に開口する他端開口部を設け、前記ピストンに設けられ、ピストンロッド側油室とピストン側油室とを連絡可能にして圧側行程の減衰力を発生させる圧側連絡路に、圧側行程で開き、伸側行程で閉じる第2チェック弁を設け、伸側行程で、前記ピストンロッド側油室の収縮分の油と、前記環状油室の断面積と前記ピストンロッドの断面積の差に起因して該環状油室から排出すべき排出分の油を、該ピストンロッドの中空部、該中空部の一端及び他端開口部、及び伸側連通路で構成される流路だけを介して、該ピストンロッド側油室から該ピストン側油室と油溜室へ流し、圧側行程で、前記ピストン側油室の油を、前記圧側連絡路に設けた前記第2チェック弁を開いて該ピストン側油室からピストンロッド側油室へ直に流すように構成したものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記伸側連絡路の小孔が伸側行程の減衰力を発生する絞りになるようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項の発明において更に、前記圧側連絡路が圧側行程の減衰力を発生する絞りになるようにしたものである。
請求項4の発明は、請求項の発明において更に、前記第1チェック弁に、圧縮行程で、前記ピストン側油室の油を前記ピストンロッドの中空部に流す絞り流路を付加してなるようにしたものである。
本発明によれば、インナチューブの内周にピストンを摺接させる油圧緩衝器の簡素化を図ることができる。
図1は油圧緩衝器の全体を示す断面図である。 図2は図1の下部断面図である。 図3は図1の上部断面図である。 図4は図3の要部拡大断面図である。 図5は隔壁チェック弁と第1チェック弁と第2チェック弁を拡大して示す断面図である。 図6は第1チェック弁を示す断面図である。
油圧緩衝器(二輪車用フロントフォーク)10は、図1〜図4に示す如く、アウタチューブ11の下端開口部の内周に固定したブッシュ11Aと、インナチューブ12の上端開口部の外周に固定したブッシュ12Aを介して、アウタチューブ11の内部にインナチューブ12を摺動自在に挿入する。アウタチューブ11の下端開口部に接続されるシールケース11Bにオイルシール11C、ダストシール11Dが格納される。アウタチューブ11の上端開口部にはキャップ13が液密に螺着され、アウタチューブ11の外周には車体側取付部材14が設けられる。14Aはアウタチューブ11に対する車体側取付部材14の抜け止めピンである。インナチューブ12の下端開口部にはボトムピース15が液密に挿着されてインナチューブ12の内周に係着された止め輪16に抜け止めされ、インナチューブ12の下端外周にはボトムブラケット17が挿着され、ボトムブラケット17の底部の貫通孔に外側から挿入されたボルト18がボトムピース15に螺着されてボトムピース15を引き寄せ、インナチューブ12の下端部にボトムブラケット17が設けられる。17Aはインナチューブ12に対するボトムブラケット17の抜け止めピンである。
油圧緩衝器10は、アウタチューブ11の内周と、インナチューブ12の外周と、前記2つのブッシュ11A、12Aで囲まれる環状油室20を区画する。
油圧緩衝器10は、インナチューブ12の上端側で内径を段差状に拡径した内周に、下環状板付カラー31(下環状板32を備える)、上環状板33、長尺カラー34、ワッシャ35を順に挿入し、インナチューブ12の上端かしめ部12Bによりこれらをかしめ保持する。下環状板付カラー31及び上環状板33は、インナチューブ12の内周に設けられる隔壁部材30を構成し、隔壁部材30より下部に油室21を区画するとともに、上部に油溜室22を区画する。油溜室22の中でその下側領域は油室22A、上側領域は空気室22Bである。
油圧緩衝器10は、アウタチューブ11の上端部に設けたキャップ13の中心軸上の内側面にピストンロッド40の上端面を当て、キャップ13の貫通孔に外側から挿入されたボルト40Aがピストンロッド40の中空めねじ部に螺着されてピストンロッド40を引き寄せ、キャップ13にピストンロッド40を取付ける。
油圧緩衝器10は、アウタチューブ11にキャップ13を介して取付けたピストンロッド40を隔壁部材30からインナチューブ12の内部に摺動自在に挿入する。インナチューブ12に挿入されたピストンロッド40の先端部には、インナチューブ12の内周に摺接するピストン41を備える。ピストン41の外周にはピストンリング41Aが設けられる。ピストンロッド40のピストン41は、インナチューブ12の内部の油室21を、ピストンロッド40が収容されるピストンロッド側油室21Aと、ピストンロッド40が収容されないピストン側油室21Bに区画する。
油圧緩衝器10は、前記環状油室20を、インナチューブ12に設けた油孔20Aを介して、ピストンロッド側油室21Aに連通する。
油圧緩衝器10は、インナチューブ12の内部で、ピストン41のピストン側油室21Bに臨む下端面と、ボトムピース15のピストン側油室21Bに臨む上端面の間に懸架スプリング42を介装している。油圧緩衝器10は、車両走行時に路面から受ける衝撃力を懸架スプリング42の伸縮により吸収する。
油圧緩衝器10は、キャップ13の下面に当接するストッパラバー43をピストンロッド40の上端外周まわりに配置し、ピストンロッド40の上端外周に係着した止め輪44によりバックアップされるワッシャ45をストッパラバー43の下面に押し当てる。油圧緩衝器10の最圧縮時に、インナチューブ12の上端かしめ部12Bがワッシャ45を介してストッパラバー43に衝合することにより、最圧縮ストロークを規制する。
油圧緩衝器10は、ピストンロッド40の下端外周まわりに配置したリバウンドスプリング46をピストン41の上面に担持している。油圧緩衝器10の最伸長時に、隔壁部材30がリバウンドスプリング46に衝合することにより、最伸長ストロークを規制する。
しかるに、油圧緩衝器10にあっては、図4、図5に示す如く、アウタチューブ11とインナチューブ12の環状隙間からなる前記環状油室20の断面積S1を、ピストンロッド40の断面積(外径に囲まれる面積)S2以上に形成している。
また、隔壁部材30に、伸側行程ではピストンロッド側油室21Aから油溜室22への油の流れを阻止し、圧側行程では油溜室22からピストンロッド側油室21Aへの油の流れを、前記環状油室20の断面積S1と前記ピストンロッド40の断面積S2の差ΔSに起因して該環状油室20に補給すべき補給分だけ許容する隔壁チェック弁50を設けている。隔壁チェック弁50は、図5に示す如く、隔壁部材30の下環状板32と上環状板33の間に納められ、下環状板32と上環状板33の間隔より短尺とされ、短尺カラー31の内径より小外径とされ、ピストンロッド40の外周に摺接して上下変位する円筒状とされ、下端面に横溝51を形成される。隔壁チェック弁50は、下環状板32との間に圧縮コイルばねからなるバルブスプリング52を介装され、上環状板33の側に付勢されている。圧側行程では、隔壁チェック弁50はインナチューブ12に進入するピストンロッド40に連れ移動して下方に移動し、下環状板32に衝合するとともに、上環状板33との間に隙間を形成し、油溜室22の油をその外周経由で横溝51からピストンロッド側油室21Aへ導入可能にする。伸側行程では、隔壁チェック弁50はインナチューブ12から退出するピストンロッド40に連れ移動して上方に移動し、上環状板33に衝合して上環状板33との間の隙間を閉じ、ピストンロッド側油室21Aの油が油溜室22へ排出されることを阻止する。
油圧緩衝器10は、伸側行程で、ピストン41の移動によって収縮されるピストンロッド側油室21Aの収縮分の油と、環状油室20の断面積S1とピストンロッド40の断面積S2の差ΔSに起因して該環状油室20から排出すべき排出分の油を、単一の伸側連絡路60だけを介して、ピストンロッド側油室21Aからピストン側油室21Bと油溜室22へ流すように構成してある。
本実施例において、伸側連絡路60はピストンロッド40に設けた小孔61からなる。小孔61は、伸側行程の減衰力を発生する絞りになる。
本実施例において、ピストンロッド40に設けた小孔61は、ピストンロッド40に設けた中空部62に開口する。
ピストンロッド40に設けた中空部62の一端側には、ピストン側油室21Bに開口する一端開口部62Aを設け、この一端開口部62Aに伸側行程で開き、圧側行程で閉じる第1チェック弁63を設ける。中空部62の一端開口部62Aは、図5に示す如く、ピストン41の内周に設けられて中空部62につながるテーパ状拡径部64と、テーパ状拡径部64につながってピストン側油室21Bに開口する大径部65とからなり、大径部65の内周に止め輪66を装填してある。第1チェック弁63は、一端開口部62Aの内部に納められ、テーパ状拡径部64と止め輪66の間で上下変位するカップ状とされ、下端面に横溝63Aを形成される。圧側行程では、第1チェック弁63はピストン側油室21Bの油により加圧されて上方に移動し、テーパ状拡径部64に衝合して一端開口部62Aを閉じる。伸側行程では、第1チェック弁63はピストン側油室21Bの負圧により下方へ移動してテーパ状拡径部64から離れ、止め輪66に衝合して一端開口部62Aを開き、ピストンロッド側油室21Aから小孔61経由で中空部62に流出したピストンロッド側油室21Aの収縮分の油を、その下端横溝63Aからピストン側油室21Bへ導入可能にする。
ピストンロッド40に設けた中空部62の他端側には、油溜室22に開口する他端開口部62Bを設ける。他端開口部62Bは、ピストンロッド40に設けた小孔67からなる。伸側行程で、環状油室20の断面積S1とピストンロッド40の断面積S2の差ΔSに起因して該環状油室20から排出され、ピストンロッド側油室21A、小孔61経由で中空部62に流出した該環状油室20の排出分の油を、他端開口部62B(小孔67)から油溜室22へ流す。
油圧緩衝器10は、圧側行程で、ピストン41の移動によって収縮されるピストン側油室21Bの収縮分の油の少なくとも一部、本実施例では全部を、圧側連絡路70を通して直に、ピストン側油室21Bからピストンロッド側油室21Aへ流すように構成してある。
本実施例において、圧側連絡路70はピストン41に設けられる。圧側連絡路70は、圧側行程の減衰力を発生する絞りになる。
本実施例において、圧側連絡路70はピストン41に設けた外周溝71により構成され、この外周溝71に圧側行程で開き、伸側行程で閉じる第2チェック弁72を設ける。第2チェック弁72は、図5に示す如く、ピストン41の外周溝71に装填した前述のピストンリング41Aからなる。第2チェック弁72は、外周溝71の溝幅より短尺、外周溝71の溝底径より大内径とされ、インナチューブ12の内周に摺接して外周溝71内を上下変位する円筒状とされ、上端面に横溝72Aを形成される。圧側行程では、第2チェック弁72はインナチューブ12に進入するピストン41に連れ移動して上方に移動し、外周溝71の溝幅方向の下面との間に隙間を形成し、ピストン側油室21Bの油をピストン41とインナチューブ12の環状隙間、及び外周溝71経由(外周溝71内における第2チェック弁72の内周及び横溝72A経由)でピストンロッド側油室21Aへ導入可能にする。伸側行程では、第2チェック弁72はインナチューブ12から退出するピストン41に連れ移動して下方に移動し、外周溝71の溝幅方向の下面に衝合してその下面との隙間を閉じ、ピストンロッド側油室21Aの油が外周溝71経由でピストン側油室21Bへ移動することを阻止する。
油圧緩衝器10は以下の如くに動作する。
(圧側行程)
圧側行程で、図5に実線矢印で示す油の流れを生ずる。即ち、ピストンロッド40がインナチューブ12に進入するとき、ピストン41の移動により収縮されるピストン側油室21Bの油が高圧になり、第1チェック弁63が閉じ、第2チェック弁72が開く。これにより、ピストン41の移動により収縮されるピストン側油室21Bの収縮分の油が、圧側連絡路70、第2チェック弁72を通ってピストンロッド側油室21Aに直に流入する。この圧側連絡路70に設けた第2チェック弁72の横溝72A等により規定される絞り抵抗により圧側減衰力を発生する。
この圧側行程では、環状油室20の断面積S1とピストンロッド40の断面積S2の差ΔSに起因して環状油室20に補給すべき補給分の油が、油溜室22から隔壁チェック弁50経由でピストンロッド側油室21Aに補給される。
即ち、この圧側行程では、インナチューブ12に進入するピストンロッド40の進入容積分の油がインナチューブ12のピストンロッド側油室21Aからインナチューブ12の油孔20Aを介して環状油室20に移送される。このとき、環状油室20の容積増加分ΔS1(補給量)がピストンロッド40の容積増加分ΔS2以上になるから、環状油室20への油の必要補給量のうち(ΔS1−ΔS2)=ΔSの不足分が油溜室22から隔壁チェック弁50を介してピストンロッド側油室21Aひいては環状油室20に補給される。
尚、油圧緩衝器10にあっては、前述の第1チェック弁63に、圧側行程で、ピストン側油室21Bの油の一部をピストンロッド40の中空部62に流す、例えば小孔からなる絞り流路63Bを付加することができる。絞り流路63Bの孔径の設定により上述の圧側減衰力を調整できる。このとき、ピストン側油室21Bから第1チェック弁63の絞り流路63Bを通って中空部62に流出した容積分の油は、油溜室22から隔壁チェック弁50を介してピストンロッド側油室21Aに送給されるものになる。
(伸側行程)
伸側行程で、図5に一点鎖線矢印で示す油の流れを生ずる。即ち、ピストンロッド40がインナチューブ12から退出するとき、ピストン41の移動により収縮されるピストンロッド側油室21Aの油が高圧になり、拡張されるピストン側油室21Bの油が負圧になり、第1チェック弁63が開き、第2チェック弁72が閉じる。これにより、ピストン41の移動により収縮されるピストンロッド側油室21Aの収縮分の油と、環状油室20の断面積S1とピストンロッド41の断面積S2の差ΔSに起因して環状油室20から排出すべき排出分の油が、単一の伸側連絡路60(小孔61)だけを介してピストン側油室21Bと油溜室22に流入する。この伸側連絡路60(小孔61)の絞り抵抗により伸側減衰力を発生する。
即ち、この伸側行程では、インナチューブ12から退出するピストンロッド40の退出容積分の油が環状油室20からインナチューブ12の油孔20Aを介してインナチューブ12のピストンロッド側油室21Aから伸側連絡路60(小孔61)、中空部62の一端開口部62A、第1チェック弁63を介してピストン側油室21Bに移送される。このとき、環状油室20の容積減少分ΔS1(排出量)がピストンロッド40の容積減少分ΔS2以上になるから、環状油室20からの油の排出量のうち、(ΔS1−ΔS2)=ΔSの余剰分がピストンロッド側油室21Aから伸側連絡路60(小孔61)、中空部62の他端開口部62B、小孔67を介して油溜室22に排出される。
この伸側行程では、インナチューブ12から退出するピストンロッド40の退出容積分の油が環状油室20からピストン側油室21Bに補給され、ピストンロッド40の中空部62内の油はピストン側油室21Bへ流入することがなく、ピストンロッド40の中空部62の小孔67から油溜室22へ排出される余剰油の流れを生じ、結果として油溜室22の空気室22Bの空気がピストンロッド40の中空部62を通って油室21に侵入することがない。従って、安定した伸側減衰力を発生させることができる。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)伸側行程で環状油室20及びピストンロッド側油室21Aから排出される油が単一の伸側連絡路60だけを通るように構成される。従って、単一の伸側連絡路60の流路径は、他の流路等とのバランスを考慮する必要がなく、厳しい精度管理を必要としない。
(b)単一の伸側連絡路60は、伸側行程で環状油室20から排出すべき余剰油と、伸側行程でピストン41によって収縮されたピストンロッド側油室21Aの油を併せて通すものになり、過度に細径にならないから、作動油の混入異物が引っ掛かってつまることを回避できる。アウタチューブ11の開口部に設けられて環状油室20を封止しているオイルシール11Cの破損、オイルもれを招くことがない。
(c)圧側行程でピストン41によって拡張されるピストンロッド側油室21Aへの油の供給が、ピストン41によって圧縮されるピストン側油室21Bから圧側連絡路70を通って直に強制給油されるから、ピストンロッド側油室21Aの圧力低下を招くことがなく、ピストンロッド側油室21Aの油に油中溶存エアの発泡を生じない。同時に、圧側行程で、油溜室22から隔壁チェック弁50を通るピストンロッド側油室21Aへの油の流れは、環状油室20の断面積とピストンロッド40の断面積の差に起因して該環状油室20に補給すべき補給分だけの少量であり、しかも隔壁チェック弁50を挟む油溜室22とピストンロッド側油室21A(圧力低下を招いていない)の差圧が大きくないために穏やかな流れになるから、隔壁チェック弁50の通過中の油に油中溶存エアの発泡を生じない。従って、ピストンロッド側油室21Aの油に発泡エアの混入がなく、伸側反転時に伸側減衰力の応答おくれを生じない。
(d)上述(a)、(b)の伸側連絡路60がピストンロッド40に設けた小孔61からなるから、油圧緩衝器10を簡素化できる。
(e)上述(d)のピストンロッド40に設けた小孔61が、ピストンロッド40に設けた中空部62に開口し、該中空部62の一端側に前記ピストン側油室21Bに開口する一端開口部62Aを設け、この一端開口部62Aに伸側行程で開き、圧側行程で閉じる第1チェック弁63を設け、該中空部62の他端側に前記油溜室22に開口する他端開口部62Bを設けてなる。伸側連絡路60としての小孔61をピストン側油室21Bと油溜室22とにつなぐ通路の全長の大部分を、ピストンロッド40の中空部62により形成し、油圧緩衝器10を簡素化できる。
(f)上述(d)、(e)の伸側連絡路60の小孔61が伸側行程の減衰力を発生する絞りになることにより、油圧緩衝器10を簡素化できる。
(g)上述(c)の圧側連絡路70がピストン41に設けられるから、油圧緩衝器10を簡素化できる。
(h)上述(g)のピストン41に設けた圧側連絡路70に、圧側行程で開き、伸側行程で閉じる第2チェック弁72を設けてなることにより、油圧緩衝器10を簡素化できる。
(i)上述(g)、(h)の圧側連絡路70が圧側行程の減衰力を発生する絞りになることにより、油圧緩衝器10を簡素化できる。
(j)上述(e)の第1チェック弁63に、圧縮行程で、ピストン側油室21Bの油をピストンロッド40の中空部62に流す絞り流路63Bを付加する。圧側行程で発生する減衰力をこの絞り流路63Bの孔径等の設定により簡易に調整できる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
本発明は、アウタチューブの内周の開口部と、インナチューブの外周の先端部のそれぞれに固定したブッシュを介して、アウタチューブ内にインナチューブを摺動自在に挿入し、該アウタチューブの内周と、インナチューブの外周と、前記2つのブッシュとで囲まれる環状の油室を区画し、前記インナチューブの内周に隔壁部材を設け、下部に油室を区画するとともに、上部に油溜室を区画し、前記アウタチューブに取付けたピストンロッドを該隔壁部材に摺動自在に挿入し、前記インナチューブに挿入したピストンロッドの先端部に該インナチューブの内周に摺接するピストンを備え、前記油室を前記ピストンロッドが収容されるピストンロッド側油室と前記ピストンロッドが収容されないピストン側油室に区画し、前記環状の油室を前記インナチューブに設けた油孔を介して前記ピストンロッド側油室に連通した油圧緩衝器において、前記環状の油室の断面積を前記ピストンロッドの断面積以上に形成し、前記隔壁部材に、伸側行程で前記油室から前記油溜室への油の流れを阻止し、圧側行程で前記油溜室から前記油室への油の流れを、前記環状の油室の断面積と前記ピストンロッドの断面積の差に起因して該環状の油室に補給すべき補給分だけ許容する隔壁チェック弁を設け、伸側行程で、前記ピストンロッド側油室の収縮分の油と、前記環状の油室の断面積と前記ピストンロッドの断面積の差に起因して該環状の油室から排出すべき排出分の油を、単一の伸側連絡路だけを介して、前記ピストンロッド側油室から前記ピストン側油室と前記油溜室へ流し、圧側行程で、前記ピストン側油室の油を、該ピストン側油室から前記ピストンロッド側油室へ直に流すように構成した。これにより、インナチューブの内周にピストンを摺接させる油圧緩衝器の簡素化を図ることができる。
10 油圧緩衝器
11 アウタチューブ
11A ブッシュ
12 インナチューブ
12A ブッシュ
20 環状油室
20A 油孔
21 油室
21A ピストンロッド側油室
21B ピストン側油室
22 油溜室
30 隔壁部材
40 ピストンロッド
41 ピストン
50 隔壁チェック弁
60 伸側連絡路
61 小孔
62 中空部
62A 一端開口部
62B 他端開口部
63 第1チェック弁
63B 絞り流路
70 圧側連絡路
72 第2チェック弁

Claims (4)

  1. アウタチューブの内周の開口部と、インナチューブの外周の先端部のそれぞれに固定したブッシュを介して、アウタチューブ内にインナチューブを摺動自在に挿入し、
    該アウタチューブの内周と、インナチューブの外周と、前記2つのブッシュとで囲まれる環状の油室を区画し、
    前記インナチューブの内周に隔壁部材を設け、下部に油室を区画するとともに、上部に油溜室を区画し、
    前記アウタチューブに取付けたピストンロッドを該隔壁部材に摺動自在に挿入し、
    前記インナチューブに挿入したピストンロッドの先端部に該インナチューブの内周に摺接するピストンを備え、前記油室を前記ピストンロッドが収容されるピストンロッド側油室と前記ピストンロッドが収容されないピストン側油室に区画し、
    前記環状の油室を前記インナチューブに設けた油孔を介して前記ピストンロッド側油室に連通した油圧緩衝器において、
    前記環状の油室の断面積を前記ピストンロッドの断面積以上に形成し、
    前記隔壁部材に、伸側行程で前記油室から前記油溜室への油の流れを阻止し、圧側行程で前記油溜室から前記油室への油の流れを、前記環状の油室の断面積と前記ピストンロッドの断面積の差に起因して該環状の油室に補給すべき補給分だけ許容する隔壁チェック弁を設け、
    前記ピストンロッドに設けた小孔からなり、ピストンロッド側油室に開口して伸側行程の減衰力を発生させる伸側連絡路が、ピストンロッドに設けた中空部に開口し、
    該ピストンロッドに設けた中空部の一端側に、前記ピストン側油室に臨むテーパ状拡径部を備えて開口する一端開口部を設け、この一端開口部に伸側行程で開き、圧側行程で閉じる第1チェック弁を設け、
    該ピストンロッドに設けた中空部の他端側に前記油溜室に開口する他端開口部を設け、
    前記ピストンに設けられ、ピストンロッド側油室とピストン側油室とを連絡可能にして圧側行程の減衰力を発生させる圧側連絡路に、圧側行程で開き、伸側行程で閉じる第2チェック弁を設け、
    伸側行程で、前記ピストンロッド側油室の収縮分の油と、前記環状油室の断面積と前記ピストンロッドの断面積の差に起因して該環状油室から排出すべき排出分の油を、該ピストンロッドの中空部、該中空部の一端及び他端開口部、及び伸側連通路で構成される流路だけを介して、該ピストンロッド側油室から該ピストン側油室と油溜室へ流し、
    圧側行程で、前記ピストン側油室の油を、前記圧側連絡路に設けた前記第2チェック弁を開いて該ピストン側油室からピストンロッド側油室へ直に流すように構成したことを特徴とする油圧緩衝器。
  2. 前記伸側連絡路の小孔が伸側行程の減衰力を発生する絞りになる請求項に記載の油圧緩衝器。
  3. 前記圧側連絡路が圧側行程の減衰力を発生する絞りになる請求項に記載の油圧緩衝器。
  4. 前記第1チェック弁に、圧縮行程で、前記ピストン側油室の油を前記ピストンロッドの中空部に流す絞り流路を付加してなる請求項に記載の油圧緩衝器。
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