JP5383213B2 - ワイヤ放電加工機保全システム、ワイヤ放電加工機の保全方法、及びワイヤ放電加工機 - Google Patents

ワイヤ放電加工機保全システム、ワイヤ放電加工機の保全方法、及びワイヤ放電加工機 Download PDF

Info

Publication number
JP5383213B2
JP5383213B2 JP2009005604A JP2009005604A JP5383213B2 JP 5383213 B2 JP5383213 B2 JP 5383213B2 JP 2009005604 A JP2009005604 A JP 2009005604A JP 2009005604 A JP2009005604 A JP 2009005604A JP 5383213 B2 JP5383213 B2 JP 5383213B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric discharge
wire
connection operation
wire electric
operation data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009005604A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010162631A (ja
Inventor
浩太郎 渡辺
賢 犬飼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2009005604A priority Critical patent/JP5383213B2/ja
Publication of JP2010162631A publication Critical patent/JP2010162631A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5383213B2 publication Critical patent/JP5383213B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、ワイヤ放電加工機の保全のためのシステム及び方法、ワイヤ放電加工機に関する。
従来、ワイヤ放電加工機には、ワイヤ電極(以下、単にワイヤという)を結線するための自動結線装置が用いられている。自動結線装置は、ワイヤ経路に沿ってワイヤを送り出すことにより、ワイヤ放電加工機のいくつかの部位へワイヤ先端を通過させ、ワイヤ巻き取り部にまで到達させる。自動結線装置による結線動作に対して、例えば、ワイヤ経路における異物の存在、部品の故障、部品の取り付けずれなどによって、ワイヤの通過が妨害される場合がある。ある部位でワイヤが通過できなかった場合、自動結線装置は、かかる結線動作のエラーが生じた部位における結線動作をやり直す。従来、結線動作のエラーが発生した部位と、エラーに対して結線動作が再度なされた再試行回数とを、所定の結線回数ごとに表示する技術が提案されている。エラーの発生を履歴として表示することにより、エラーの発生が増加した部位についてユーザにメンテナンスを促すことが可能となる。
特開平7−116926号公報
従来の技術の場合、所定の結線回数において許容可能とされる再試行回数の基準値は、ワイヤ放電加工機の製造時などに予め設定されることとなる。所定の結線回数に対して許容可能な再試行回数は、例えば機器の経年変化に応じて変動することがある。再試行回数の基準値がワイヤ放電加工機に対して一律に設定されている場合、使用状況、経年変化などが考慮されないことで、実際には無用なメンテナンスをユーザに行わせる場合が生じ得る。また、あらゆる条件を考慮して事前に基準値を設定することは、多大な使用試験が必要となるため実現が困難である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、メンテナンスの要否について有益な情報を提供可能とし、適切なメンテナンスによるワイヤ放電加工機の保全を可能とする、ワイヤ放電加工機の保全システム及び保全方法、ワイヤ放電加工機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ワイヤ放電加工に用いるワイヤを結線するための自動結線装置と、自動結線装置による結線動作のエラーが生じた部位と、エラーに対して結線動作が再度なされた再試行回数と、を含む結線動作データを記録する結線動作データ記録手段と、結線動作データ記録手段に記録された結線動作データを出力するデータ出力手段と、を備える複数のワイヤ放電加工機と、データ出力手段から出力された結線動作データのうちの再試行回数と、再試行回数についての基準値との比較結果に基づいて、ワイヤを通過させる各部位についてメンテナンスの要否を判定する判定手段と、判定手段による判定の結果を表示する判定結果表示手段と、を有し、基準値は、複数のワイヤ放電加工機から出力された結線動作データを用いて算出されることを特徴とする。
この発明によれば、メンテナンスの要否について有益な情報を提供可能とし、適切なメンテナンスによるワイヤ放電加工機の保全が可能となるという効果を奏する。
以下に、本発明に係るワイヤ放電加工機保全システム及び保全方法、ワイヤ放電加工機の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るワイヤ放電加工機保全システムを示すブロック図である。本実施の形態に係る保全システムは、ユーザの一事業所内にて構成されることを特徴とする。本実施の形態では、ユーザ工場内にて構成される保全システムを例とする。ユーザ工場には、複数台のワイヤ放電加工機1が設置されている。複数台のワイヤ放電加工機1は、いずれも同一機種であるとする。複数台のワイヤ放電加工機1は、いずれもコンピュータシステム2に接続されている。
ワイヤ放電加工機1は、自動結線装置3及びコントローラ4を備える。自動結線装置3は、ワイヤ放電加工に用いるワイヤを結線する。自動結線装置3は、ワイヤ経路に沿ってワイヤを送り出すことにより、ワイヤ放電加工機1のいくつかの部位へワイヤ先端を通過させ、ワイヤ巻き取り部へ到達させる。コントローラ4は、予め入力された加工プログラムに応じてワイヤ放電加工機1を制御する。コントローラ4は、結線動作データ記録部5及びデータ出力部6を有する。結線動作データ記録部5は、自動結線装置3の結線動作による結線動作データをログファイルとして記録する結線動作データ記録手段として機能する。データ出力部6は、結線動作データ記録部5に記録された結線動作データを出力するデータ出力手段として機能する。
コンピュータシステム2は、コンピュータであるユーザPC7及びデータサーバ8を備える。ユーザPC7及びデータサーバ8は、ネットワーク、例えばLANネットワークを介して接続されている。ユーザPC7は、データ受取部11及び表示部12を備える。データ受取部11は、各ワイヤ放電加工機1のデータ出力部6との間における通信により、結線動作データログファイルを受け取る。表示部12は、所定の情報を表示する。
データサーバ8は、データ比較部13及び判定部14を備える。また、データサーバ8は、ユーザPC7からの結線動作データログファイルを格納する。データ比較部13は、各ワイヤ放電加工機1のデータ出力部6から出力された結線動作データを比較する。判定部14は、データ比較部13による比較結果に基づいて、メンテナンスの要否を判定する判定手段として機能する。ユーザPC7の表示部12は、判定部14による判定の結果を表示する判定結果表示手段として機能する。
図2は、自動結線装置3の概略構成と、結線動作データを生成するための構成とを説明する図である。モータ22は、回転することによりワイヤ21を供給する。ワイヤ切断器23は、ワイヤを切断する。ワイヤ送りローラ24は、ワイヤ21を送り出す。エンコーダ25は、モータ22の回転量を検出することにより、ワイヤ21の移動量を計測する。ワイヤ通過センサ26は、ワイヤ21の通過を検出する。
ワイヤ結線センシング部33は、エンコーダ25からの信号、ワイヤ通過センサ26からの信号に応じて、結線動作のエラー、及びエラーが生じた部位を検出する。ワイヤ結線コントロール部32は、ワイヤ結線センシング部33による検出結果に応じて、自動結線装置3による結線動作を制御する。ワイヤ結線動作指令部31は、ワイヤ結線コントロール部32の制御に応じて、モータ22、ワイヤ切断器23、ワイヤ送りローラ24を駆動するための指令を送出する。結線動作データ記録部5は、ワイヤ結線コントロール部32からの結線動作データを記録する。なお、ワイヤ通過センサ26は、結線動作のエラーがあった部位を特定する上で必要な数が設けられる。図2及び図3による説明では、三つのワイヤ通過センサ1、2、3を用いる場合を例とする。
図3は、結線動作データログファイルを生成する手順を説明するフローチャートである。ステップS1では、ワイヤ結線コントロール部32の制御により結線動作を開始し、開始時刻を結線動作データ記録部5に記録する。ステップS2において、ワイヤ切断器23は、ワイヤ結線動作指令部31からの指令に応じてワイヤ21を切断する。ステップS3において、モータ22は、ワイヤ結線動作指令部31からの指令に応じてワイヤ21を巻き上げる。ステップS4において、モータ22はワイヤ21の供給を開始する。ワイヤ送りローラ24は、ワイヤ結線動作指令部31からの指令に応じてワイヤ21を送り出す。
ステップS5では、所定時間に最初のワイヤ通過センサ1をワイヤ21が通過したか否か、ワイヤ通過センサ1による検出結果から判断する。ワイヤ21が所定時間にワイヤ通過センサ1を通過していない場合(ステップS5、No)、結線動作のエラーが発生したとされる。結線動作のエラーに対して、ステップS6では、エラーが発生した部位について、今回の結線におけるエラーの発生が規定回数以上となったか否かを判断する。エラーの数は、結線動作データ記録部5の記録を参照する。エラーの規定回数は、自動結線装置3による結線を中止すべきか否かを判断する回数として、予め設定されている。
エラーが規定回数以上ではない場合(ステップS6、No)、ステップS8においてエラーがあった部位とエラーがあった時刻とを結線動作データ記録部5に記録し、結線動作をやり直す。エラーがあった部位は、エンコーダ25により計測されたワイヤ21の移動量によって判断する。エラーが規定回数以上である場合(ステップS6、Yes)、ステップS7において、結線が失敗した旨、及びその時刻を結線動作データ記録部5に記録し、自動結線装置3による結線を終了する。結線を終了する際、例えば表示部12による表示や音声により、結線が失敗したことをユーザに知らせることとしても良い。
所定時間にワイヤ通過センサ1をワイヤが通過した場合(ステップS5、Yes)、ステップS9において、所定時間に次のワイヤ通過センサ2をワイヤ21が通過したか否か、ワイヤ通過センサ2による検出結果から判断する。ワイヤ21が所定時間にワイヤ通過センサ2を通過していない場合(ステップS9、No)、ステップS10において、エラーが発生した部位について、今回の結線におけるエラーの発生が規定回数以上となったか否かを判断する。
エラーが規定回数以上ではない場合(ステップS10、No)、ステップS12においてエラーがあった部位とエラーがあった時刻とを結線動作データ記録部5に記録し、結線動作をやり直す。エラーが規定回数以上である場合(ステップS10、Yes)、ステップS11において、結線が失敗した旨、及びその時刻を結線動作データ記録部5に記録し、自動結線装置3による結線を終了する。
所定時間にワイヤ通過センサ2をワイヤが通過した場合(ステップS9、Yes)、ステップS13において、所定時間に次のワイヤ通過センサ3をワイヤ21が通過したか否か、ワイヤ通過センサ3による検出結果から判断する。ワイヤ21が所定時間にワイヤ通過センサ3を通過していない場合(ステップS13、No)、ステップS14において、エラーが発生した部位について、今回の結線におけるエラーの発生が規定回数以上となったか否かを判断する。
エラーが規定回数以上ではない場合(ステップS14、No)、ステップS16においてエラーがあった部位とエラーがあった時刻とを結線動作データ記録部5に記録し、結線動作をやり直す。エラーが規定回数以上である場合(ステップS14、Yes)、ステップS15において、結線が失敗した旨、及びその時刻を結線動作データ記録部5に記録し、自動結線装置3による結線を終了する。所定時間にワイヤ通過センサ3をワイヤが通過した場合(ステップS13、Yes)、結線が成功した旨、及びその時刻を結線動作データ記録部5に記録し(ステップS17)、自動結線装置3による一回の結線が完了する。結線動作データ記録部5は、結線の開始から終了までの結線動作データをログファイルとして記録する(結線動作データ記録工程)。結線動作データログファイルは、各回における結線ごとの結線記録として結線動作データ記録部5に記録される。
図4は、データサーバ8に格納された結線動作データを解析する手順を説明するフローチャートである。図5は、結線動作データの解析のための解析用テーブルの例を示す。解析用テーブルは、ワイヤを通過させる部位ごとに、結線動作が再度なされた再試行回数を結線動作データから抽出することにより生成される。再試行回数は、結線動作データとしてデータ出力部6から出力され(データ出力工程)、所定回数、例えば100回の結線ごとにデータサーバ8にて集計される。データ出力部6からの結線動作データの出力は、ユーザによる操作、例えば出力ボタンを押すことにより行う。所定回数の結線ごとに再試行回数を集計するために、データ出力部6からの結線動作データの出力は、定期的になされることが望ましい。
図5に示す解析用テーブルの各列は、100回の結線回数ごとに追加され、累積結線回数と、結線回数が100回に達した日付が記録される。また、解析用テーブルには、ワイヤを通過させる各部位(案内パイプ、ガイドU、給電子、ダイヤモンドダイス、ワーク、ダイヤモンドダイス、給電子、ガイドD、アスピレータセンサ、下部ガイドローラ、その他)についての行、再試行回数合計の行が設けられている。なお、累積結線回数は、ワイヤ放電加工機1の電源を切断してもリセットせず、累積してカウントする。
ステップS21では、結線動作データログファイルを開く。ステップS22では、解析用テーブルの列を一つ追加し、結線回数のカウンタをゼロにする。図5に示す例では、累積結線回数が600回となったときに、列Lが追加され、「累積結線回数」の欄c2に「600〜」と記録される。ステップS23では、一回分の結線記録を読み込み、カウンタに1を加算する。ステップS24では、ステップS23にて読み込まれた結線記録に結線動作のエラー、或いは結線の失敗が記録されているか否かを判断する。結線動作のエラー、或いは結線の失敗が記録されている場合(ステップS24、Yes)、記録されているエンコーダパルス値から、エラー或いは失敗があった部位を求める(ステップS25)。図6に例を示すように、エンコーダパルス値とワイヤを通過させる部位との対応は予め設定され、ステップS25において参照される。
ステップS26では、ステップS25において求められた部位について、解析用テーブルのデータに1を加算する。例えば、ステップS25において「ガイドU」が求められた場合、列Lのうち「ガイドU」の欄c1の値に1を加算する。ステップS27において、データ比較部13は、ステップS26においてデータに1が加算された部位の再試行回数と基準値とを比較し、再試行回数が基準値以上であるか否かを判断する。
比較の結果、再試行回数が基準値以上である場合(ステップS27、Yes)、判定部14は、かかる部位についてメンテナンスを要すると判定し(判定工程)、ステップS28において解析用テーブルのデータにフラグを付す。比較の結果、再試行回数が基準値以上ではない場合、(ステップS27、No)、判定部14は、現在、かかる部位のメンテナンスは不要と判定する(判定工程)。このように、判定部14は、所定の結線回数ごとに集計される再試行回数と基準値との比較結果に基づいて、メンテナンスの要否を判定する。メンテナンスを要すると判定されフラグが付された場合、メンテナンスが不要と判定された場合のいずれも、次に、読み込んだ結線記録に他のエラーや失敗の記録がないかをステップS29にて判断する。
他のエラー或いは失敗の記録がある場合(ステップS29、No)、ステップS25に戻り、エラー或いは失敗があった部位を求める。エラー或いは失敗の記録が他に無い場合(ステップS29、Yes)、エラー或いは失敗が記録されていない場合(ステップS24、No)、ステップS30において、結線動作データログファイルの最後まで解析したか否かを判断する。
結線動作データログファイルの最後までは解析していない場合(ステップS30、No)、ステップS31において、結線回数のカウンタが100であるか否かを判断する。カウンタが100ではない場合(ステップS31、No)、ステップS23に戻り、次の一回分の結線記録を読み込む。カウンタが100である場合(ステップS31、Yes)、ステップS32において、累積結線回数と、結線回数が100回に達した日時を解析用テーブルに記録する。例えば、累積結線回数600から結線回数が100回に達したのが7月27日であった場合、図5に示すように、列Lのうち「日付」の欄c3に「7月25日」と記録される。さらに、ステップS22に戻って、解析用テーブルの列を一つ追加し、結線回数のカウンタをゼロにする。なお、解析用テーブルは、日時として日付のみを記録する他、日付とともに時刻を記録することとしても良い。
結線動作データログファイルの最後まで解析した場合(ステップS30、Yes)、ステップS33において、結線動作データログファイルを閉じ、解析用テーブルの内容を判定部14による判定結果とともに表示部12に表示する(判定結果表示工程)。さらに、ステップS34において、全データテーブルに今回の解析用テーブルの内容を追加する。基準値は、今回の解析用テーブルの内容が追加された全データテーブルに基づいて算出される。なお、表示部12による表示に従ってメンテナンスを行った場合、例えば、ユーザのリセット操作により、メンテナンスを行った部位について、解析用テーブルのフラグ(ステップS28)を解除し、再試行回数をゼロにする。
図7は、データ比較部13における比較に用いられる基準値の例を示す。例えば、「ガイドU」についての基準値が「2.3」である場合、図5に示す欄c1の数値「5」は基準値以上である。この場合、再試行回数が基準値以上であるから、判定部14は、「ガイドU」についてメンテナンスを要すると判定する。
図8は、複数のワイヤ放電加工機1による再試行回数の全データテーブルを示す。データサーバ8には、結線回数が100回に達したときの各部位における再試行回数がデータテーブルとして格納される。図7に示す基準値は、全データテーブルの再試行回数を用いて算出される。複数のワイヤ放電加工機における再試行回数の平均値をμ、再試行回数の標準偏差をσ、所定の係数をκとすると、以下の式によって求められる。図7に示す例では、係数κを1.5としている。
基準値=μ+κ*σ
図9は、基準値の算出について説明するフローチャートである。図8に示す全データテーブルは、結線回数が100回となるごとに、再試行回数のデータが追加される。ステップS41では、結線回数が100回に達した際における解析用テーブルの内容を全データテーブルに追加する。ステップS42では、内容が追加された全データテーブルについて、各部位における再試行回数の平均値μを算出する。ステップS43では、内容が追加された全データテーブルについて、各部位における再試行回数の標準偏差σを算出する。なお、ステップS42及びステップS43の処理の手順は適宜変更しても良く、各処理を同時に行うこととしても良い。
ステップS44では、平均値μ、標準偏差σ、係数κを用いて、上記の式により基準値を算出する。係数κは、1.5である場合に限られず、適宜変更しても良い。このように、基準値は、所定の結線回数ごとに更新される。これにより、複数のワイヤ放電加工機1から集積された結線動作データに基づいて、メンテナンスの要否について有益な情報を得ることが可能となる。
図10は、表示部12による判定結果の表示の例を示す。表示部12は、結線動作データのうち、解析用テーブル(図5参照)に示す累積結線回数、結線回数が100回に達した日付とともに、各部位における再試行回数を表示する。なお、表示部12は、日時として日付のみを表示する他、日付とともに時刻を表示することとしても良い。メンテナンスを要する旨の判定結果とともに、結線回数が所定回数に達した日時を表示することにより、メンテナンスを要する状態となった時期を知ることが可能となる。
表示部12は、判定部14によりメンテナンスを要すると判定された部位について強調表示する。例えば、累積結線回数600回以降について「ガイドU」のメンテナンスを要すると判定した場合に、累積結線回数600回以降における「ガイドU」の再試行回数の表示の欄を着色することで、強調表示する。これにより、メンテナンスを要すると判定した部位について、ユーザにメンテナンスを促すことが可能となる。なお、強調表示の手法としては、欄を着色する場合に限られず、例えば表示を点滅させる等、表示を目立たせることが可能であればいずれの手法を用いても良い。
表示部12は、ワイヤを通過させる各部位を、グラフィックを用いて表示する。再試行回数が表示されている各部位は、グラフィック中いずれの部分に相当するか、線により指し示されている。表示部12は、メンテナンスを要すると判定した部位を、グラフィックと強調表示とを用いて表示する。これにより、ユーザにメンテナンスを促す箇所を明確に認識させ、ワイヤ放電加工機1の保全のための作業の効率化を図ることが可能となる。
以上のように、各ワイヤ放電加工機1からの結線動作データを用いて再試行回数の基準値を常時更新可能とすることで、ワイヤ放電加工機1の製造時などから一律とされた基準値を使用する場合に対して、ユーザによる無用なメンテナンス、無用な部品交換等を低減させることが可能となる。これにより、メンテナンスの要否について有益な情報を提供可能とし、適切なメンテナンスによりワイヤ放電加工機1の保全を可能にできるという効果を奏する。なお、再試行回数の集計は、所定回数ごとであれば良く、100回の結線ごとである場合に限られない。
実施の形態2.
図11は、本発明の実施の形態2に係るワイヤ放電加工機保全システムを示すブロック図である。本実施の形態に係る保全システムは、複数のユーザ工場及び機械メーカにて構成されることを特徴とする。機械メーカは、ワイヤ放電加工機1のメーカである。上記の実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。複数のユーザ工場には、それぞれワイヤ放電加工機1が設置されている。各ワイヤ放電加工機1は、いずれも同一機種であるとする。各ユーザ工場において、ワイヤ放電加工機1は、それぞれユーザPC7に接続されている。
各ユーザ工場のユーザPC7と機械メーカのウェブサーバ40とは、ネットワーク、例えばインターネットを介して接続されている。ウェブサーバ40は、データ比較部13及び判定部14を備える。また、ウェブサーバ40は、各ユーザ工場のユーザPC7からの結線動作データログファイルを格納する。本実施の形態では、複数のユーザ工場に設置されたワイヤ放電加工機1からの統計的なデータに基づいて、メンテナンスの要否について有益な情報を得ることが可能となる。機械メーカは、ユーザへの的確な情報提供により、各ユーザ工場に設置されたワイヤ放電加工機1の保全のための適切な管理が可能となる。
実施の形態3.
図12は、本発明の実施の形態3に係るワイヤ放電加工機保全システムを示すブロック図である。本実施の形態に係る保全システムは、複数のユーザ工場に設置されたワイヤ放電加工機50とウェブサーバ40とで構成されることを特徴とする。上記実施の形態1及び2と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。ワイヤ放電加工機50のコントローラ51は、結線動作データ記録部5、データ出力部6、データ受取部11、表示部12を有する。判定結果表示手段である表示部12は、各ワイヤ放電加工機50に設けられている。ワイヤ放電加工機50は、実施の形態1におけるワイヤ放電加工機1及びユーザPC7の機能を備える。このため、ワイヤ放電加工機50以外に別途ユーザPC7を設置することが不要となる。
複数のユーザ工場には、それぞれワイヤ放電加工機50が設置されている。各ワイヤ放電加工機50は、いずれも同一機種であるとする。ワイヤ放電加工機50と機械メーカのウェブサーバ40とは、ネットワーク、例えばインターネットを介して接続されたコンピュータシステムを構成する。ウェブサーバ40は、各ユーザ工場のワイヤ放電加工機50からの結線動作データログファイルを格納する。本実施の形態の場合も、複数のユーザ工場に設置されたワイヤ放電加工機50からの統計的なデータに基づいて、メンテナンスの要否について有益な情報を得ることが可能となる。また、ワイヤ放電加工機50の保全のための適切な管理が可能となる。本実施の形態は、実施の形態1の場合と同様に、ユーザ工場内にて構成される保全システムに適用しても良い。
実施の形態4.
図13は、本発明の実施の形態4に係るワイヤ放電加工機保全システムによる結線動作データの解析の手順を説明するフローチャートである。本実施の形態に係る保全システムは、ワイヤ放電加工機の機械動作条件を用いて選別された結線動作データを用いてメンテナンスの要否を判定することを特徴とする。本実施の形態における複数のワイヤ放電加工機は、同一機種である場合に限られず、異なる機種を含むこととしても良い。また、上記の実施の形態1、2及び3で説明するいずれの保全システムに適用しても良い。
各ワイヤ放電加工機について生成される結線動作データログファイルには、結線記録とともに、ワイヤ放電加工機の機械動作条件記録が付与される。サーバに格納される全データテーブルには、各部位における再試行回数とともに、ワイヤ放電加工機の機械動作条件記録が付与される。ステップS51では、結線動作データログファイルに記録された機械動作条件に適合する基準値を求める。
図14は、機械動作条件に適合する基準値を算出する手順を説明するフローチャートである。ステップS61では、結線動作データログファイルから、今回メンテナンスの要否を判定するワイヤ放電加工機の機械動作条件を読み込む。ステップS62では、全データテーブルから、ステップS61にて読み込んだ機械動作条件に合致するデータを抽出する。
ステップS63では、ステップS62にて抽出されたデータから、再試行回数の平均値μを算出する。ステップS64では、ステップS62にて抽出されたデータから、再試行回数の標準偏差σを算出する。なお、ステップS63及びステップS64の処理の手順は適宜変更しても良く、各処理を同時に行うこととしても良い。ステップS65では、平均値μ、標準偏差σ、係数κを用いて、基準値(=μ+κ*σ)を算出する。図13に示すステップS51において機械動作条件に適合する基準値を求めた後の手順(ステップS22〜ステップS34)は、実施の形態1にて図4に示す手順と同様である。このようにして、判定部14は、ワイヤ放電加工機の機械動作条件を用いて抽出された結線動作データを用いて、メンテナンスの要否を判定する。
図15は、ステップS61において読み込んだ機械動作条件に合致するデータを抽出する例を説明するものである。ここでは、機械動作条件として、「機種」、「稼動開始年」、「設置場所」、「ワイヤ線径」、「ワイヤ材質」、「水中結線フラグ」を用いる場合を例とする。「設置場所」としては、例えば、国、地域などを機械動作条件として使用する。「水中結線フラグ」は、加工液中での結線動作である場合がON、それ以外の場合がOFFであるとする。データ1からデータnまでの全データテーブルには、各部位における再試行回数とともに、ワイヤ放電加工機の機械動作条件記録が付与されている。
例えば、機械動作条件として、機種「X20」、稼動開始年「2006」、設置場所「日本」、ワイヤ線径「0.3」、ワイヤ材質「黄銅」、水中結線フラグ「OFF」が読み込まれたとする。読み込まれた機械動作条件に対して、全データテーブルから機械動作条件の全てが合致するデータを抽出する。このようにして抽出されたデータを使用して、基準値を算出する。
ワイヤ放電加工機の機械動作条件を用いて抽出された結線動作データから基準値を算出することで、メンテナンスの要否を高い精度で判定することが可能となる。これにより、メンテナンスの要否についてさらに有益な情報を提供することが可能となる。なお、結線動作データの抽出に用いる機械動作条件は、本実施の形態で説明するものに限られず、適宜変更しても良い。例えば、ユーザ工場内にて構成される保全システムの場合、設置場所についての条件を除外しても良い。ワイヤ放電加工機の稼動期間の条件としては稼動開始年を用いる場合に限られず、稼動経過年数を用いても良く、稼動開始又は稼動経過の年及び月を条件として使用しても良い。また、ワイヤ放電加工機の情報として、機種の他、製造番号を使用しても良い。ワイヤ放電加工の条件としては、ワイヤの断線点にワイヤを挿入する断線点挿入であるか否か、細穴にワイヤを挿入する細穴挿入であるか否かなどを使用しても良い。
以上のように、本発明に係る保全システム及び保全方法、ワイヤ放電加工機は、ワイヤ放電加工機の保全に有用である。
実施の形態1に係るワイヤ放電加工機保全システムを示すブロック図である。 自動結線装置の概略構成と、結線動作データを生成するための構成とを説明する図である。 結線動作データログファイルを生成する手順を説明するフローチャートである。 結線動作データを解析する手順を説明するフローチャートである。 解析用テーブルの例を示す図である。 エンコーダパルス値とワイヤを通過させる部位との対応の例を示す図である。 基準値の例を示す図である。 複数のワイヤ放電加工機による再試行回数の全データテーブルを示す図である。 基準値の算出について説明するフローチャートである。 表示部による判定結果の表示の例を示す図である。 実施の形態2に係るワイヤ放電加工機保全システムを示すブロック図である。 実施の形態3に係るワイヤ放電加工機保全システムを示すブロック図である。 実施の形態4に係るワイヤ放電加工機保全システムによる結線動作データの解析の手順を説明するフローチャートである。 機械動作条件に適合する基準値を算出する手順を説明するフローチャートである。 機械動作条件に合致するデータを抽出する例を説明する図である。
1、50 ワイヤ放電加工機
3 自動結線装置
5 結線動作データ記録部
6 データ出力部
12 表示部
14 判定部

Claims (13)

  1. ワイヤ放電加工に用いるワイヤを結線するための自動結線装置と、
    前記自動結線装置による結線動作のエラーが生じた部位と、前記エラーに対して前記結線動作が再度なされた再試行回数と、を含む結線動作データを記録する結線動作データ記録手段と、
    前記結線動作データ記録手段に記録された前記結線動作データを出力するデータ出力手段と、
    を備える複数のワイヤ放電加工機と、
    前記データ出力手段から出力された前記結線動作データのうちの前記再試行回数と、前記再試行回数についての基準値との比較結果に基づいて、前記ワイヤを通過させる各部位についてメンテナンスの要否を判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定の結果を表示する判定結果表示手段と、を有し、
    前記基準値は、前記複数のワイヤ放電加工機についての前記結線動作データから抽出された前記再試行回数を用いて算出されることを特徴とするワイヤ放電加工機保全システム。
  2. 前記判定手段は、所定の結線回数ごとに集計される前記再試行回数と、前記基準値との比較結果に基づいて、メンテナンスの要否を判定することを特徴とする請求項1に記載のワイヤ放電加工機保全システム。
  3. 前記基準値は、前記所定の結線回数ごとに更新されることを特徴とする請求項2に記載のワイヤ放電加工機保全システム。
  4. 前記判定手段を備えるサーバと、前記判定結果表示手段を備えるコンピュータとが、ネットワークを介して接続されたコンピュータシステムを構成することを特徴とする請求項1、2又は3に記載のワイヤ放電加工機保全システム。
  5. 前記サーバと前記コンピュータとがインターネットを介して接続されることを特徴とする請求項4に記載のワイヤ放電加工機保全システム。
  6. 前記判定結果表示手段は、各ワイヤ放電加工機に設けられ、
    前記判定手段を備えるサーバと、前記複数のワイヤ放電加工機とが、ネットワークを介して接続されたコンピュータシステムを構成することを特徴とする請求項1、2又は3に記載のワイヤ放電加工機保全システム。
  7. 前記基準値は、前記複数のワイヤ放電加工機における前記再試行回数の平均値と、前記再試行回数の標準偏差に所定の係数を乗じた値との和であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のワイヤ放電加工機保全システム。
  8. 前記判定手段は、ワイヤ放電加工機の機械動作条件を用いて抽出された前記結線動作データを用いて、前記メンテナンスの要否を判定することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載のワイヤ放電加工機保全システム。
  9. 前記判定結果表示手段は、前記結線動作データに関する表示において、前記判定手段によりメンテナンスを要すると判定された部位について強調表示することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載のワイヤ放電加工機保全システム。
  10. 前記判定結果表示手段は、所定の結線回数に達したときの日時を表示することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載のワイヤ放電加工機保全システム。
  11. 前記判定結果表示手段は、前記判定手段によりメンテナンスを要すると判定された部位を、グラフィックを用いて表示することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載のワイヤ放電加工機保全システム。
  12. ワイヤ放電加工に用いるワイヤを結線するための自動結線装置を備えるワイヤ放電加工機を保全するための方法であって、
    前記自動結線装置による結線動作のエラーが生じた部位と、前記エラーに対して前記結線動作が再度なされた再試行回数と、を含む結線動作データを記録する結線動作データ記録工程と、
    前記結線動作データ記録工程において記録された前記結線動作データを出力するデータ出力工程と、
    前記データ出力工程において出力された前記結線動作データのうちの前記再試行回数と、前記再試行回数についての基準値との比較結果に基づいて、前記ワイヤを通過させる各部位についてメンテナンスの要否を判定する判定工程と、
    前記判定工程における判定の結果を表示する判定結果表示工程と、を含み、
    前記基準値は、複数の前記ワイヤ放電加工機についての前記結線動作データから抽出された前記再試行回数を用いて算出されることを特徴とするワイヤ放電加工機の保全方法。
  13. ワイヤ放電加工に用いるワイヤを結線するための自動結線装置と、
    前記自動結線装置による結線動作のエラーが生じた部位と、前記エラーに対して前記結線動作が再度なされた再試行回数と、を含む結線動作データを記録する結線動作データ記録手段と、
    前記結線動作データ記録手段に記録された前記結線動作データを出力するデータ出力手段と、
    前記データ出力手段から出力された前記結線動作データのうちの前記再試行回数と、前記再試行回数についての基準値との比較結果に基づいて、前記ワイヤを通過させる各部位についてメンテナンスの要否が判定された判定結果を表示する判定結果表示手段と、を有し、
    前記基準値は、複数のワイヤ放電加工機についての前記結線動作データから抽出された前記再試行回数を用いて算出されることを特徴とするワイヤ放電加工機。
JP2009005604A 2009-01-14 2009-01-14 ワイヤ放電加工機保全システム、ワイヤ放電加工機の保全方法、及びワイヤ放電加工機 Active JP5383213B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009005604A JP5383213B2 (ja) 2009-01-14 2009-01-14 ワイヤ放電加工機保全システム、ワイヤ放電加工機の保全方法、及びワイヤ放電加工機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009005604A JP5383213B2 (ja) 2009-01-14 2009-01-14 ワイヤ放電加工機保全システム、ワイヤ放電加工機の保全方法、及びワイヤ放電加工機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010162631A JP2010162631A (ja) 2010-07-29
JP5383213B2 true JP5383213B2 (ja) 2014-01-08

Family

ID=42579237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009005604A Active JP5383213B2 (ja) 2009-01-14 2009-01-14 ワイヤ放電加工機保全システム、ワイヤ放電加工機の保全方法、及びワイヤ放電加工機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5383213B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5180363B1 (ja) * 2011-12-22 2013-04-10 ファナック株式会社 自動結線パラメータの自動選択機能を備えたワイヤ放電加工機
JP6110353B2 (ja) 2014-10-06 2017-04-05 ファナック株式会社 フィルタの交換時期の予測機能を有するワイヤ放電加工機
JP6603188B2 (ja) * 2016-08-31 2019-11-06 ファナック株式会社 ワイヤ放電加工機
JP2018118348A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 ファナック株式会社 ワイヤ放電加工機の制御装置
JP7301257B1 (ja) 2022-09-20 2023-06-30 三菱電機株式会社 ワイヤ放電加工装置の保守システム、ワイヤ放電加工装置、および保守診断装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3349225B2 (ja) * 1993-10-21 2002-11-20 ファナック株式会社 ワイヤ放電加工機のワイヤ結線状態表示装置
JP2000259729A (ja) * 1999-03-10 2000-09-22 Komatsu Ltd 作業機械の管理システム
JP4707248B2 (ja) * 2001-03-21 2011-06-22 株式会社森精機製作所 工作機械の保守管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010162631A (ja) 2010-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109001649B (zh) 一种电源智能诊断系统及保护方法
JP5383213B2 (ja) ワイヤ放電加工機保全システム、ワイヤ放電加工機の保全方法、及びワイヤ放電加工機
JP6933630B2 (ja) 処理時間監視装置
CN101339097B (zh) 点焊枪的加压性能劣化判定方法
JP2003280707A (ja) 工作機械の異常診断装置、異常診断方法及び異常診断プログラム
US20060085091A9 (en) Electronic fingerprints for machine control and production machines
US20130325164A1 (en) Electric discharge machine and electric discharge machining system
KR20080000603A (ko) 예측 유지 관리 방법
US20130046501A1 (en) Measuring system
JP4957406B2 (ja) バッチプロセス解析システムおよびバッチプロセス解析方法
JP5017176B2 (ja) 製造指示評価支援システム、製造指示評価支援方法、および製造指示評価支援プログラム
US20200004220A1 (en) Method and apparatus for performing an automatic health checkup for a cnc turning center
JP7225984B2 (ja) システム、演算装置、及びプログラム
JP7358755B2 (ja) 診断装置、診断方法、及び診断プログラム
CN110058983A (zh) 异常检查参数调整显示装置
KR20090056706A (ko) 공작기계 취급시의 불량 검출방법
CN109919505A (zh) 一种操作状态判断方法、装置、系统、设备和存储介质
JP7167607B2 (ja) 工作機械
CN116275600A (zh) 一种激光切割机的智能化切割数据处理方法、装置及设备
EP3287224A2 (en) Electrical discharge machine
JPWO2020031225A1 (ja) 異常診断装置及び異常診断方法
JP7427938B2 (ja) 診断装置、診断装置の制御方法およびプログラム
CN111201492B (zh) 用于确定钻孔的位置误差和保证钻孔过程的方法
JP2018156486A (ja) 情報提供システム、情報提供方法およびプログラム
JP5917424B2 (ja) 成形機の表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131001

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5383213

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250