JP5382706B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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本発明は、ヘイロー(Halo)アンテナ装置に関する。
代表的な水平偏波水平面内無指向性アンテナとして、ループアンテナがある。長方形状のループを円環状(円周状)に折り曲げたアンテナは、特に「ヘイロー(Halo)アンテナ」と呼ばれる。ヘイローアンテナは、アンテナを小型化できるという特徴があり、風雨などによる劣化を防ぐためにアンテナ素子を円筒レドーム(円筒カバー)に入れる場合、円筒レドームの直径を短くすることができるため、重量や受風荷重の点で有利である。
図11は、従来におけるヘイローアンテナ素子100及びアンテナ素子101〜103と、アンテナ素子101〜103のそれぞれの給電線201〜203の配線を示す図である。ただし、アンテナ素子101〜103は、ヘイローアンテナ素子に限る必要はなく、例えば垂直偏波素子であってもよい。
従来のヘイローアンテナは、ヘイローアンテナ素子の指向性やリターンロス(反射損失)への影響を最小限に抑えるため、図11に示すように、給電線201〜203をヘイローアンテナ素子100によって形成される円環の中心付近を通過するように集めて配線していた。
"アンテナ工学ハンドブック(第2版)"、電子情報通信学会編、オーム社、p.118 図4・28(d) 多線条ループアンテナ(ii)、2008年7月 松野宏己、中野雅之、新井宏之、「寄生素子付きHaloアンテナ」、2009年 電気情報通信学会総合大会、B−1−140
アンテナ利得を向上させるためにアンテナ素子の数を増やせば、その素子数に応じた数の給電線も必要となる。この場合、給電線がヘイローアンテナ素子の特性に影響を与えないようにするには、上述の通り各給電線をアンテナ素子によって形成される円環の中心付近を通過するように集めて配線する必要があるので、それぞれの給電線を細径にしなければならない。しかしながら、給電線を細径にすれば給電線損失も増えてしまうため、従来のヘイローアンテナは、アンテナ利得を向上させることができなかった。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、ヘイローアンテナ素子の特性に影響を与えずに、アンテナ装置が複数のアンテナ素子を備えることができるようにすることを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、第1の段にヘイローアンテナ素子と、第2の段に他のアンテナ素子と、を有するアンテナ装置であって、前記ヘイローアンテナ素子の給電線は、前記ヘイローアンテナ素子の給電点から、前記ヘイローアンテナ素子のギャップに向けて、前記給電点と前記ギャップとを結ぶ直線上に配線され、前記直線上の所定位置で折り曲げられることにより、前記第2の段に向かう方向とは反対の方向に向けてさらに配線され、前記他のアンテナ素子の給電線は、前記線上を通過するよう配線され、かつ、前記第2の段に向かう方向とは反対の方向に向けてさらに配線された前記ヘイローアンテナ素子の給電線と並んで配線されることを特徴とするアンテナ装置である。
また本発明は、前記他のアンテナ素子が、ヘイローアンテナ素子又は垂直偏波素子であることを特徴とするアンテナ装置である。
また本発明は、前記他のアンテナ素子の給電線が、マイクロストリップ線路に配線されることを特徴とするアンテナ装置である。
また本発明は、前記他のアンテナ素子の給電線が、前記ギャップの中点と前記給電点とを結ぶ直線からギャップ幅の半分以下の距離を通過するように配線されることを特徴とするアンテナ装置である。
本発明によれば、アンテナ装置は、アンテナ素子の複数の給電線がヘイローアンテナ素子のギャップと給電点とを結ぶ直線上を通過するように配線されるため、それらの給電線がヘイローアンテナ素子の指向性、リターンロス特性に影響を与えない。
本発明の第1の実施形態における多段のヘイローアンテナ素子と、給電線の配線を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるヘイローアンテナ素子の給電線の配線と、ヘイローアンテナ素子のリターンロスとの関係を示す図である。 給電線がx軸上を通過するように配線された場合のリターンロスを示す図である。 ヘイローアンテナ素子の電流分布を示す図である。 ヘイローアンテナ素子の給電線の配線と、ヘイローアンテナ素子のリターンロスとの関係を示す図である。 ヘイローアンテナ素子の給電線の配線と、ヘイローアンテナ素子の指向性との関係を示す図である。 ヘイローアンテナ素子の給電線の配線と、ヘイローアンテナ素子の中心周波数との関係を示す図である。 本発明の第2の実施形態における多段のヘイローアンテナ素子とストリップ線路(給電線)の配線を示す図である。 本発明の第2の実施形態におけるマイクロストリップ線路の構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態における多段のヘイローアンテナ素子及び垂直偏波素子と、ストリップ線路(給電線)の配線を示す図である。 従来におけるヘイローアンテナ素子100及びアンテナ素子101〜103と、アンテナ素子101〜103のそれぞれの給電線201〜203の配線を示す図である。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。以下、ギャップ、ヘイローアンテナ素子によって形成される円環の中心、給電点がこの順で直線上に並ぶよう、ギャップ及び給電点が各ヘイローアンテナ素子に設けられているものとする。また、gは円環のギャップ幅、Wはヘイローアンテナ素子の素子高、Dはヘイローアンテナ素子の直径を示す。
図1は、本発明の第1の実施形態における多段のヘイローアンテナ素子と給電線の配線を示す図である。図1(A)は、2段のヘイローアンテナ素子と給電線の配線を示す図である。図に示すように、上段のヘイローアンテナ素子の給電線は、そのヘイローアンテナ素子のギャップと給電点とを結ぶ直線上に配線される。さらに、その給電線は、下段のヘイローアンテナ素子のギャップと給電点とを結ぶ直線上を通過するように配線される。
給電線22は、給電部(不図示)から配線され、ヘイローアンテナ素子1aのギャップ3a及び給電点2aを結ぶ直線上の点22aと、ヘイローアンテナ素子1bのギャップ3b及び給電点2bを結ぶ直線上の点22bとを通過するように配線され、給電点2bに接続される。
また給電線23は、給電部(不図示)から配線され、ヘイローアンテナ素子1aのギャップ3a及び給電点2aを結ぶ直線上の点23aを通過するように配線され、給電点2aに接続される。なお、給電線23が給電線22を避けて配線される必要がないように、点23aは点22aよりも給電点2aに近い点であるとしてもよい。
図1(B)は、3段のヘイローアンテナ素子と給電線の配線を示す図である。給電線22は、給電部(不図示)から配線され、ヘイローアンテナ素子1aのギャップ3a及び給電点2aを結ぶ直線上の点22aと、ヘイローアンテナ素子1bのギャップ3b及び給電点2bを結ぶ直線上の点22bと、ヘイローアンテナ素子1cのギャップ3c及び給電点2cを結ぶ直線上の点22cとを通過するように配線され、給電点2cに接続される。
また給電線23は、給電部(不図示)から配線され、ヘイローアンテナ素子1aのギャップ3a及び給電点2aを結ぶ直線上の点23aと、ヘイローアンテナ素子1bのギャップ3b及び給電点2bを結ぶ直線上の点23bとを通過するように配線され、給電点2bに接続される。なお、給電線23が給電線22を避けて配線される必要がないように、点23bは点22bよりも給電点2bに近い点であるとしてもよい。
また給電線24は、給電部(不図示)から配線され、ヘイローアンテナ素子1aのギャップ3a及び給電点2aを結ぶ直線上の点24aを通過するように配線され、給電点2aに接続される。なお、給電線24が給電線23及び24を避けて配線される必要がないように、点24aは点22a及び点23aよりも給電点2aに近い点であるとしてもよい。また、ヘイローアンテナを多段に積み重ね及び給電線を備えてもよい。
図2は、本発明の第1の実施形態におけるヘイローアンテナ素子の給電線の配線と、ヘイローアンテナ素子のリターンロスとの関係を示す図である。図2(A)は、ヘイローアンテナ素子1aの上面図である。以下、図2(A)に示すように、ヘイローアンテナ素子1によって形成される円環の中心を原点として、原点からギャップ3の中点の方向をy軸の正方向とし、給電点2の方向をy軸の負方向とする。また、y軸と直角を成すx軸を図のように設定する。さらに、原点から紙面上方向にz軸(不図示)を設定する。
給電線は、ヘイローアンテナ素子のギャップと給電点とを結ぶ直線上で、かつヘイローアンテナ素子1によって形成される円環を通過するように配線される。図2(A)は、ヘイローアンテナ素子1を5段(1a〜1e)とした場合に、それぞれの給電線20〜24がヘイローアンテナ素子1aのy軸上を通過する位置(点20a〜24a)を示す図である。図2(A)に示すように、給電線20〜24は、ヘイローアンテナ素子1aのギャップ3aと給電点2aとを結ぶ直線上(y軸上)に並んで、かつヘイローアンテナ素子1によって形成される円環を通過するように配線される。
図2(B)は、ヘイローアンテナ素子のリターンロスを示す図である。横軸は周波数、縦軸はリターンロス(反射損失)を示す。図2(A)に示すように、給電線がy軸上を通過するように配線された場合、リターンロスは給電線がない場合と同じ曲線で(曲線が重なって)示される。すなわち、ギャップと給電点とを結ぶ直線上を通過するように配線された給電線は、ヘイローアンテナ素子のリターンロスに影響を与えないことが判る。
比較のため、給電線がx軸上を通過するように配線された場合のリターンロスを図3に示す。図3(A)は、ヘイローアンテナ素子1aの上面図であり、ヘイローアンテナ素子1を5段(1a〜1e)とした場合に、それぞれの給電線20〜24がヘイローアンテナ素子1aのx軸を通過する位置(点10a〜13a及び22a)を示す図である。図3(A)において、給電線20〜24は、x軸上に並んで、かつヘイローアンテナ素子1によって形成される円環を通過するように配線されたとする。
図3(B)は、ヘイローアンテナ素子のリターンロスを示す図である。横軸は周波数、縦軸はリターンロス(反射損失)を示す。図3(A)に示すように、給電線がx軸上に並んで、かつヘイローアンテナ素子1によって形成される円環を通過するように配線された場合、リターンロスは給電線がない場合とは異なる曲線で示され、中心周波数が低くなる。すなわち、x軸上に並んで、かつヘイローアンテナ素子1によって形成される円環を通過するように配線された給電線は、ヘイローアンテナ素子のリターンロスに影響を与えてしまうことが判る。
図4は、ヘイローアンテナ素子の電流分布を示す図である。ここで、複数の給電線を導体板に置き換えて、ヘイローアンテナ素子及び導体板の電流分布をシミュレーションしている。図4上段では、導体板4がギャップ3と給電点2を通るy軸上を通過するように配置され、図4下段では、導体板4がx軸上を通過するように配置されている。
導体板4がy軸上を通過するように配置された場合、図4上段が示すように、ヘイローアンテナ素子の電流分布は、給電点2の付近にのみ強い領域が広がっている。一方、導体板4がx軸上を通過するように配置された場合、図4下段が示すように、ヘイローアンテナ素子の電流分布はギャップ3の付近まで強い領域が広がっている(破線内)。このことが、給電線がx軸上を通過するように配線された場合に、ヘイローアンテナ素子の周波数特性に強く影響する。
図5は、ヘイローアンテナ素子の給電線の配線と、ヘイローアンテナ素子のリターンロスとの関係を示す図である。以下、ヘイローアンテナ素子によって形成される円環の半径を「1r」とする。
図5(A)は、ヘイローアンテナ素子1aの上面図である。図5(A)において、「O」は、原点を通過するように配線された給電線を示す。また、「0.4r」及び「0.8r」は、原点からx軸正方向に「0.4r」及び「0.8r」だけオフセットされた位置を通過するように配線された給電線を示す。
図5(B)は、ヘイローアンテナ素子のリターンロスを示す図である。横軸は周波数、縦軸はリターンロス(反射損失)を示す。リターンロスは給電線がない場合とは異なる曲線で示され、給電線のx軸上のオフセットが増えるほど中心周波数が低くなる。すなわち、y軸近くを通過するように配線されれば、給電線はヘイローアンテナ素子のリターンロスに影響を与えないことが判る。
図6は、ヘイローアンテナ素子の給電線の配線と、ヘイローアンテナ素子の指向性との関係を示す図である。図6(A)は、給電線が図5(A)の「O」(原点)を通過するように配線された場合の指向性を示す。また図6(B)は、給電線が図5(A)の「0.4r」を通過するように配線された場合の指向性を示す。さらに図6(C)は、給電線が図5(A)の「0.8r」を通過するように配線された場合の指向性を示す。ここで、「Eθ」は垂直偏波成分であり、「Eφ」は水平偏波成分を示す。
図6(A)において、「Eθ」及び「Eφ」は左右対称の波形を示している。したがって、ヘイローアンテナ素子1によって形成される円環の中心を通過するように配線された給電線は、ヘイローアンテナ素子の指向性に影響を与えないことが判る。しかし、図6(B)及び(C)の「zx−plane」が示すように、y軸から離れた位置を通過するように配線された場合、給電線はヘイローアンテナ素子の指向性に影響を与えてしまうことが判る。
図7は、ヘイローアンテナ素子の給電線の配線と、ヘイローアンテナ素子の中心周波数との関係を示す図である。図7(A)は、ヘイローアンテナ素子1aの上面図である。図7(A)において、「y=0r」は、原点からx軸正方向にオフセットされた位置を通過するように配線された給電線を示す。また、「y=−0.5r」、「y=−0.75r」、「y=−1.25r」は、「y=0r」からy軸負方向に、それぞれ「0.5r」、「0.75r」、「1.25r」だけオフセットされた位置を通過するように配線された給電線を示す。ここで、ヘイローアンテナ素子1によって形成される円環の半径「1r=28mm」、ギャップ「g=15mm」とする。
図7(B)は、給電線のx軸正方向オフセットと、ヘイローアンテナ素子の中心周波数との関係を示す図である。横軸はx軸正方向オフセット、縦軸は中心周波数を示す。図7(B)が示すように、y軸からギャップ幅gの半分以下の距離を通過するように配線された給電線は、ヘイローアンテナ素子の中心周波数に大きな影響を与えないことが判る。したがって、給電線は、ギャップ3の中点と給電点2とを結ぶ直線からギャップ幅gの半分以下の距離を通過するように配線されるのがよい。
このように、本発明の第1の実施形態におけるアンテナ装置は、アンテナ素子の複数の給電線が、ヘイローアンテナ素子のギャップと給電点とを結ぶ直線上を通過するように配線されるため、給電線がヘイローアンテナ素子の特性に影響を与えることなく、高いアンテナ利得を得ることができる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。第2の実施形態におけるアンテナ装置は、給電線がマイクロストリップ線路に配線される点のみが第1の実施形態と異なる。以下、第1の実施形態におけるアンテナ装置との相違点についてのみ説明する。
図8は、本発明の第2の実施形態における多段のヘイローアンテナ素子とストリップ線路(給電線)の配線を示す図である。マイクロストリップ線路30は、その表面に配線された各ストリップ線路(給電線)が各ヘイローアンテナ素子1のギャップ3と給電点2とを結ぶ直線上を通過するように配置される。
図9は、本発明の第2の実施形態におけるマイクロストリップ線路の構成を示す図である。マイクロストリップ線路30は、ストリップ線路31及び32と、誘電体基板33と、導体34を備える。導体34はグランド電位にあり、誘電体基板33の底面に設けられる。また、ストリップ線路31及び32は導体であって、誘電体基板33の上面(表面)に配線される。なお、マイクロストリップ線路30は、さらに多くのストリップ線路を配線してもよい。
このように、本発明の第2の実施形態におけるアンテナ装置は、アンテナ素子の複数のストリップ線路(給電線)がヘイローアンテナ素子のギャップと給電点とを結ぶ直線上を通過するように配線されるため、給電線がヘイローアンテナ素子の指向性、リターンロス特性に影響を与えない。
[第3の実施形態]
本発明の第3の実施形態について図面を参照して説明する。アンテナ装置は、ヘイローアンテナ素子間に垂直偏波素子を配置することで、偏波共用アンテナとしてもよい。第3の実施形態におけるアンテナ装置は、ヘイローアンテナ素子間に垂直偏波素子が配置される点のみが第2の実施形態と異なる。以下、第2の実施形態におけるアンテナ装置との相違点についてのみ説明する。
図10は、本発明の第3の実施形態における多段のヘイローアンテナ素子及び垂直偏波素子と、ストリップ線路(給電線)の配線を示す図である。垂直偏波素子40は、多段の各ヘイローアンテナ素子1の間に配置される。また図8と同様に、マイクロストリップ線路30は、ヘイローアンテナ素子1及び垂直偏波素子40の各ストリップ線路(給電線)が、ヘイローアンテナ素子1のギャップ3と給電点2とを結ぶ直線上を通過するように配置される。
このように、本発明の第3の実施形態におけるアンテナ装置は、偏波共用アンテナであって、アンテナ素子の複数のストリップ線路(給電線)がヘイローアンテナ素子のギャップと給電点とを結ぶ直線上を通過するように配線されるため、給電線がヘイローアンテナ素子の指向性、リターンロス特性に影響を与えない。
また、本発明の第3の実施形態におけるアンテナ装置は、複数のアンテナ素子を備えても、それらの給電線がヘイローアンテナ素子の特性に影響を与えることなく、偏波ダイバーシチ効果を得ることができる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
また、本発明に記載のヘイローアンテナ素子は、ヘイローアンテナ素子1に対応し、他のアンテナ素子は、ヘイローアンテナ素子1と、垂直偏波素子40とに対応する。
1…ヘイローアンテナ素子 2…給電点 3…ギャップ 10〜13…給電線 20〜24…給電線 30…マイクロストリップ線路 31及び32…ストリップ線路 33…誘電体基板 34…導体 35…ストリップ線路 40…垂直偏波素子 50〜52…ギャップと給電点とを結ぶ直線 100…ヘイローアンテナ素子 101〜103…アンテナ素子 201〜203…給電線

Claims (4)

  1. 第1の段にヘイローアンテナ素子と、第2の段に他のアンテナ素子と、を有するアンテナ装置であって、
    前記ヘイローアンテナ素子の給電線は、前記ヘイローアンテナ素子の給電点から、前記ヘイローアンテナ素子のギャップに向けて、前記給電点と前記ギャップとを結ぶ直線上に配線され、前記直線上の所定位置で折り曲げられることにより、前記第2の段に向かう方向とは反対の方向に向けてさらに配線され、
    前記他のアンテナ素子の給電線は、前記線上を通過するよう配線され、かつ、前記第2の段に向かう方向とは反対の方向に向けてさらに配線された前記ヘイローアンテナ素子の給電線と並んで配線されることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記他のアンテナ素子は、ヘイローアンテナ素子又は垂直偏波素子であることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記他のアンテナ素子の給電線は、マイクロストリップ線路に配線されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のアンテナ装置。
  4. 前記他のアンテナ素子の給電線は、前記ギャップの中点と前記給電点とを結ぶ直線からギャップ幅の半分以下の距離を通過するように配線されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載のアンテナ装置。
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