JP5382483B1 - 角度計測機 - Google Patents

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Abstract

角度測定機2は、第1位置PL及び第2位置PRを結ぶ被測定線LXと所定の基準面とがなす角の角度を検知するものである。角度測定機2は、筐体10と、第1位置PLを指すための第1指し機構30Lと、第2位置PRを指すための第2指し機構30Rと、第1〜2指し機構30L、30Rの少なくとも一方を移動自在にする移動機構60L、60Rと、移動機構60L,60Rによる第1〜2指し機構30L,30Rとの少なくとも一方の移動量を示す回動子角度目盛72と、を備える。移動機構60L、60Rは、第1指し機構30Lと第2指し機構30Rとを結ぶ線分が測定基準面を含む状態、または測定基準面と平行となる状態となるように、第1指し機構30L等を移動する。

Description

本発明は、角度計測機に関する。
被測定線と鉛直線とがなす角の角度を計測する角度計測機が知られている。例えば、リハビリテーションの分野では、身体の様々な位置における角度を測定する場合、例えば、特許第4445468号公報に記載の角度計測機が用いられる。このような角度測定器は、第1アームと、第2アームと、第2アームの一端に取り付けられる支持体と、第1〜2アームの開き角度を表す角度目盛と、鉛直線に対する支持体の姿勢を検知する傾斜角度計とを有する。
しかしながら、上記の角度測定器を用いた場合、測定者は、傾斜角度計の目盛を見ながら測定する作業や測定された角度を記録する作業を逐一行わなければならないため、測定者に与える作業負担は非常に大きいものであった。さらに、一人の被測定者に対する被位置の数は、1〜2か所といった少数のものではなく、多数の箇所となることが通常であるため、測定に要する時間が長くなる。このように、測定の長時間化は、測定者や被測定者にとっては重い負担となる。特に、被測定者がリハビリテーションを受けている場合には、その被測定者への負担の大きさは計り知れない。
このようなことから、角度を簡単に測定できる角度計測機が求められている。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、角度の測定作業を簡単にすることができる角度計測機を提供することを目的としている。
本発明者の鋭意研究により、上記目的は以下の手段によって達成される。
本発明は、身体上の第1位置及び第2位置を結ぶ被測定線と所定の基準線とがなす角の角度を検知可能なセンサを用いて、前記角の角度を測定するための角度測定機であって、前記第1位置を指すための第1指し具と、前記第2位置を指すための第2指し具と、前記第1指し具または前記第2指し具を保持する保持具と、前記第1指し具と前記第2指し具とを結ぶ線分と前記被測定線とが同一平面上となるように、前記保持具を移動自在にする移動機構と、前記第1指し具と前記第2指し具との相対的位置を示す相対的位置表示部と、を備え、前記移動機構は、前記第1指し具または前記第2指し具から離れた位置を中心にして回動するように、前記保持具を回動自在にする回動機構を有し、前記相対的位置表示部は、前記第1指し具または前記第2指し具の前記回動機構による回動量を示す角度目盛を有することを特徴とする。
本発明は、身体上の第1位置及び第2位置を結ぶ被測定線と所定の基準線とがなす角の角度を検知可能なセンサを用いて、前記角の角度を測定するための角度測定機であって、前記第1位置を指すための第1指し具と、前記第2位置を指すための第2指し具と、前記第1指し具または前記第2指し具を保持する保持具と、前記第1指し具と前記第2指し具とを結ぶ線分と前記被測定線とが同一平面上となるように、前記保持具を移動自在にする移動機構と、前記第1指し具と前記第2指し具との相対的位置を示す相対的位置表示部と、を備え、前記移動機構は、前記第1指し具または前記第2指し具から離れた位置を中心にして、前記保持具を回動自在にする回動機構を有し、前記相対的位置表示部は、前記保持具の回動にともなって、前記保持具が回動自在となる回動自在状態と前記保持具の回動が規制される回動規制状態との間で切り替え自在であることを特徴とする。
前記回動機構は、第1回動軸を中心にして前記保持具を回動自在にする第1回動機構と、前記第1回動軸とは異なる第2回動軸を中心にして前記保持具を回動自在にする第2回動機構と、前記第1回動機構と前記第2回動機構とを連結する連結機構と、を有することが好ましい。
本発明は、身体上の第1位置及び第2位置を結ぶ被測定線と所定の基準線とがなす角の角度を検知可能なセンサを用いて、前記角の角度を測定するための角度測定機であって、
前記第1位置を指すための第1指し具と、前記第2位置を指すための第2指し具と、
前記第1指し具または前記第2指し具を保持する保持具と、前記第1指し具と前記第2指し具とを結ぶ線分と前記被測定線とが同一平面上となるように、前記保持具を移動自在にする移動機構と、前記第1指し具と前記第2指し具との相対的位置を示す相対的位置表示部と、を備え、前記移動機構は、前記第1指し具または前記第2指し具から離れた位置を中心にして、前記保持具を回動自在にする回動機構を有し、前記回動機構は、第1回動軸を中心にして前記保持具を回動自在にする第1回動機構と、前記第1回動軸とは異なる第2回動軸を中心にして前記保持具を回動自在にする第2回動機構と、前記第1回動機構と前記第2回動機構とを連結する連結機構と、を有することを特徴とする。
前記センサを有する本体をさらに備え、前記本体は、前記検知された角度を報知する角度報知部と、前記角度報知部を制御する制御部と、前記制御部へ制御信号を出力する操作部と、を有することが好ましい。
本発明は、身体上の第1位置及び第2位置を結ぶ被測定線と所定の基準線とがなす角の角度を検知可能なセンサを用いて、前記角の角度を測定するための角度測定機であって、前記第1位置を指すための第1指し具と、前記第2位置を指すための第2指し具と、前記第1指し具を保持する第1保持具と、前記第2指し具を保持する第2保持具と、前記第1指し具と前記第2指し具とを結ぶ線分と前記被測定線とが同一平面上となるように、前記第1保持具及び前記第2保持具を移動自在にする移動機構と、前記第1保持具と前記第2保持具との相対的位置を示す相対的位置表示部と、を備え、前記移動機構は、前記第1保持具及び前記第2保持具が取り付けられた共通アームと、前記共通アームに沿って前記第1保持具及び前記第2保持具を個別に移動自在にする第1移動機構と、を有し、前記相対的位置表示部は、前記共通アームに設けられ前記第1保持具及び前記第2保持具の相対的な距離を表す相対的距離目盛を有し、前記共通アームは、前記センサを有する本体に対して装着されるとともに、前記本体に装着された状態では、前記センサに対する相対的位置が固定されていることを特徴とする。
本発明は、身体上の第1位置及び第2位置を結ぶ被測定線と所定の基準線とがなす角の角度を検知可能なセンサを用いて、前記角の角度を測定するための角度測定機であって、前記第1位置を指すための第1指し具と、前記第2位置を指すための第2指し具と、前記第1指し具を保持する第1保持具と、前記第2指し具を保持する第2保持具と、前記第1指し具と前記第2指し具とを結ぶ線分と前記被測定線とが同一平面上となるように、前記第1保持具及び前記第2保持具を移動自在にする移動機構と、前記第1保持具と前記第2保持具との相対的位置を示す相対的位置表示部と、を備え、前記移動機構は、前記第1保持具及び前記第2保持具が取り付けられた共通アームと、前記共通アームに沿って前記第1保持具及び前記第2保持具を個別に移動自在にする第1移動機構と、を有し、前記相対的位置表示部は、前記共通アームに設けられ前記第1保持具及び前記第2保持具の相対的な距離を表す相対的距離目盛を有し、前記共通アームは、前記センサを有する本体の収容具に対して装着されるとともに、前記本体に装着された状態では、前記収容具に対する相対的位置が固定されていることを特徴とする。
前記収容具には、前記第1指し具及び前記第2指し具と、前記第1保持具及び前記第2保持具と、前記移動機構と、前記相対的位置表示部とが設けられたことが好ましい。また、前記移動機構は、前記第1指し具及び前記第2指し具から離れた位置を中心にして、前記第1保持具及び前記第2保持具を個別に回動自在にする回動機構を有することが好ましい。
前記本体は、前記検知された角度を報知する角度報知部と、前記角度報知部を制御する制御部と、前記制御部へ制御信号を出力する操作部と、を有することが好ましい。





本発明によれば、身体上の第1〜2位置を結ぶ被測定線についての角度を簡単に測定できる。特に、車いすのシーティング規格(ISO16840−1:2006(E))では、第1〜2位置が体の可動部分に設定されることが多い。このため、前述の車いすのシーティング規格に従って被測定線についての角度を測定しようとすれば、測定者や被測定者に多大な負荷がかかってしまう。この本発明によれば、前述の車いすのシーティング規格に従った被測定線の測定を、簡便化することができる。
角度計測機の概要を示す斜視図である。 角度計測機の概要を示す分解斜視図である。 角度計測機の概要を示す斜視図である。 第1移動機構の概要を示す斜視図である。 アームの概要を示す斜視図である。 回動子と測定棒との概要を示す斜視図である。 スライド移動子及び軸部の概要を示すxy平面断面図である。 軸部係止ユニットの概要を示す分解図である。 棒保持部の概要を示すxy平面断面図である。 測定棒係止ユニットの概要を示す分解図である。 角度計測ユニットの概要を示す接続図である。 角度計測機の概要を示す斜視図である。 角度計測機の概要を示す平面図である。 角度計測機の概要を示す分解図である。 スライド移動機構の概要を示す分解図である。 スライド移動機構の概要を示す分解図である。 スライド移動機構の概要を示す分解図である。 人を模した識別子の概要を示す平面図である。 角度計測機の概要を示す斜視図である。 角度計測機の概要を示す斜視図である。 角度計測機の概要を示す平面図である。 股関節の可動域の測定方法の概要を示す説明図である。 股関節の可動域が十分に広い人が椅子に座った時の姿勢を示す説明図である。 股関節の可動域が狭い人が椅子に座った時の姿勢を示す説明図である。 股関節の可動域が狭い人が、矯正具を用いて椅子に座った時の姿勢を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
図1〜2に示すように、角度計測機2は、加速度センサを有する角度計測ユニットを用いて、鉛直線と被測定線LXとがなす角の角度を検知するものであり、筐体10と、筐体10に収容された角度計測ユニットと、第1〜2指し機構30L、30Rと、を有する。
筐体10は、横長の直方体状に形成される。以下、筐体10の幅(短手)方向をX方向と、筐体10の長手方向をY方向と、筐体10の高さ方向をZ方向と、それぞれ称する。また、X方向に延びる軸をX軸、Y方向に延びる軸をY軸、Z方向に延びる軸をZ軸、とそれぞれ称する。
筐体10の天面には、ディスプレイ20や操作部40が設けられる。ディスプレイ20は、例えば、液晶ディスプレイである。操作部40は、各種の操作ボタン(40D,40H、40L、40R、40S、40U、40V、40Z)やリモートスイッチ42であり、主として、角度計測ユニットの操作を行うためのものである。また、筐体10のY方向側面には、リモートスイッチ42の接続コネクタ43や、電源スイッチ44が設けられ、X方向の側面のうち、一方の側面にはメモリカード46Mが装着自在なスロット46や、メモリアクセスランプ46Lが設けられる。リモートスイッチ42は、スイッチと、可撓性を有しスイッチからの電気信号を伝えるためのコードと、接続コネクタ43と嵌合可能なコネクタとを有する。なお、リモートスイッチ42としては、有線タイプではなく、無線タイプでもよい。
さらに、筐体10のY方向側面には、側突起10TL,10TRが形成される。側突起10TRと側突起10TLとを結ぶ線は、Y方向に平行であることが好ましい。
図3に示すように、筐体10の底面には、底蓋47と、音声出力孔48とが形成される。底蓋47は、内蔵バッテリを収容する空間を閉じるためのものである。音声出力孔48は、内蔵スピーカが出力した音声が外部へ伝播するためのものである。なお、角度計測ユニットの詳細は、後述する。
図1〜2に戻って、角度計測機2は、さらに、第1指し機構30Lを移動自在にする第1移動機構60Lと、第2指し機構30Rを移動自在にする第2移動機構60Rと、を備える。
以下、第1移動機構60Lと第2移動機構60Rとはほぼ同一の構造を有するため、第1移動機構60Lの説明を行い、第2移動機構60Rの詳細の説明は省略する。
図2,4に示すように、第1移動機構60Lは、筐体10のY方向の一方の側面に設けられるアーム61Lと、アーム61Lの長さ方向に沿って移動自在であるスライド移動子62Lと、スライド移動子62Lに嵌合する回動子63Lと、回動子63Lにスライド自在に設けられた測定棒64Lと、を有する。
図5に示すように、アーム61Lは、Y方向へ長く延びる四角柱状体である。アーム61Lは、Y方向へ長く延びる四角柱状体のアーム本体61LAと、アーム本体61LAのY方向一端側から他端側までを貫通するスライド貫通孔61LBと、アーム本体61LAの側面61LH、61LKのY方向の両端部に形成された切欠部61LCと、側面61LKにおいて切欠部61LCの間に形成されたスライド長孔61LDと、を有する。
スライド貫通孔61LBの両端の開口は側突起10TLと嵌合可能な形状となっているため、スライド貫通孔61LBの端部を側突起10TLに外嵌入することで、アーム61Lは筐体10に着脱自在に取り付けられる。また、スライド貫通孔61LB及び側突起10TLが略直方体に形成されるため、側突起10TLに装着されたアーム61Lは、Y方向回りの回動が係止される。さらに、筐体10は固定ネジ10Nを有する。固定ネジ10Nは、切欠部61LCを介して、アーム61Lと側突起10TLとを締結する。固定ネジ10Nにより、アーム61Lは筐体10に固定される。なお、図1では、側面61LKの切欠部61LCを介して、アーム61Lと側突起10TLとを締結されている。同様にして、アーム61Rは、側突起10TRによって、筐体10に着脱自在に取り付けられる。
図4に示すように、スライド移動子62Lは、略直方体状に形成され、スライド貫通孔61LBに挿入される。スライド貫通孔61LBがスライド移動子62LのX、Y方向への移動、またはX〜Z方向回りの回動を規制する結果、スライド貫通孔61LBに挿入されたスライド移動子62Lは、Y方向へのみ移動可能となる。また、スライド移動子62Lの上面には、円形の嵌合穴62LAが形成される。そして、スライド移動子62Lは、嵌合穴62LA全体がスライド長孔61LDから露出するように、スライド貫通孔61LBに挿入される。
図4,6に示すように、測定棒64Lは直線状に延びる。また、回動子63Lは、測定棒64Lを保持する円柱状の棒保持部63LAと、スライド移動子62Lの嵌合穴62LAに着脱自在に嵌合する円柱状の軸部63LBと、を有する。棒保持部63LAは、周面を貫通する棒挿入孔63LFを有する。棒挿入孔63LFは直線状に延びる。測定棒64Lを棒挿入孔63LFに挿入することにより、測定棒64Lは、自身の長さ方向にのみスライド移動自在となる。こうして、測定棒64Lの先端が、第1指し機構30Lとして機能する。測定棒64Lのその他の部分が保持機構として機能する。なお、測定棒64Lは、自身の長手方向に伸縮自在となるような伸縮構造を有していてもよい。伸縮構造は、先端に第1差し機構30Lとなる小径筒部と、小径筒部よりも径の大きな大径筒部と、小径筒部を移動させる小径筒移動機構とを備える。小径筒部は、大径筒部と同軸状となるように大径筒部の内部に収容される。筒移動機構は、軸線上において小径筒部を移動させる。このような伸縮構造により、小径筒部の大部分が大径筒部内に収容された収容状態と、小径筒部の大部分が大径筒部から突出した突出状態との間で切り替え自在となる。
軸部63LBは、棒保持部63LAに対して同軸状となるように、棒保持部63LAの下面から突出する。軸部63LBは、嵌合穴62LAと略同径であるため、軸部63LBは、嵌合穴62LAに嵌合した状態で、自身を中心に回動自在となる。なお、軸部63LBの回動中心線とは、棒挿入孔63LFの中心線と交差(例えば、直交)することが好ましい。
このように、スライド移動子62Lはスライド貫通孔61LBに挿入されるため、測定棒64Lの先端は、アーム61Lの長さ方向に移動自在となる。したがって、スライド移動子62Lとアーム61Lとは、第1指し機構30LのY方向のスライド移動機構として機能する。また、軸部63LBは、自身を中心に回動自在となって嵌合穴62LAに嵌合されるため、測定棒64Lの先端は、軸部63LBを中心にして回動自在となる。したがって、測定棒64Lと回動子63Lとスライド移動子62Lとは、第1指し機構30Lの回動機構として機能する。さらに、測定棒64Lを棒挿入孔63LFに挿入することにより、測定棒64Lの先端は、測定棒64Lの長さ方向において移動自在となる。したがって、測定棒64Lと棒保持部63LAとは、測定棒64Lの長さ方向におけるスライド移動機構として機能する。なお、第1アーム61Lのスライド長孔61LDのY方向両端部は、軸部63LBと係止可能であるため、第2スライド移動機構のロック機構として機能する。なお、第1アーム61等は、自身の長手方向に伸縮自在となるような伸縮構造を有していてもよい。伸縮構造は、測定棒64Lのものと同様のものをもちいることができる。
角度計測機2は、さらに、第1〜2移動機構60L、60Rによる第1〜2指し機構30L、30Rの相対的位置を表示する相対的位置表示部を備える。相対的位置表示部としては、相対的位置識別子や姿勢維持機構がある。相対的位置識別子としては、アーム目盛71、回動子角度目盛72や測定棒目盛73がある(図4参照)。姿勢維持機構としては、回動子係止機構76(図7A参照)や測定棒係止機構77(図8A参照)がある。
次に、相対的位置識別子や姿勢維持機構の詳細について説明する。
図4、6に示すように、アーム目盛71は、筐体10からの相対的距離をしめすものであり、アーム61Lの側面に設けられる。アーム目盛71は、所定の間隔(例えば、1cm、1インチ等)で、アーム61Lの長さ方向(図では、Y方向)へ並ぶ。アーム目盛71が設けられる位置はいずれの側面でもよい。また、アーム目盛71が設けられる位置は、筐体10の姿勢を問わずに測定者から視認できる位置が好ましい。このため、アーム目盛71は、例えば、アーム本体61LAの全ての側面(61LH、61LK等)に設けられることが好ましい。
回動子角度目盛72は、所定の基準方向からの回動量を示すためのものであり、棒保持部63LAに設けられる。回動子角度目盛72は、回動中心AX1の周方向にて所定のピッチ(例えば、図では90°ピッチ)で設けられる。回動子角度目盛72が設けられる位置は、測定者が視認しやすい位置が好ましく、例えば、棒保持部63LAの天面や周面であることが好ましい。回動子角度目盛72のうち、棒挿入孔63LFの中心線C1に対し平行な回動子角度目盛72を基準目盛としてもよい。基準目盛は、他の回動子角度目盛72と識別可能なような態様(例えば、複数の色を用いて識別する等)であることが好ましい。
図7Aに示すように、回動子係止機構76は、回動子63Lの回動を可能にする状態と、回動子63Lの回動を規制する状態との間で切り替え自在にするものであり、軸部63LBの周面に形成された凹部76Aと、軸部係止ユニット76Bと、を有する。凹部76Aは、周面から凹むように形成されたものであり、回動子角度目盛72に対応したピッチ(図7Aでは、90°ピッチ)で周方向に設けられる、すなわち、凹部76Aが形成される位置は、回動子角度目盛72と回動中心AX1とを結ぶ平面上であることが好ましい(図6参照)。
図7A,7Bに示すように、軸部係止ユニット76Bは、軸部63LBの凹部76Aに係合可能な係合球76BAと、係合球76BAを収容する収容孔76BCと、収容孔76BCを閉じる閉じネジ76BDと、係合球76BAとともに収容孔76BCに収容され、係合球76BAを軸部63LBへ付勢するバネ76BBと、を有する。図4に示すように、収容孔76BCは、一端がスライド移動子62Lの側面にて開口し、他端が嵌合穴62LAに開口する。収容孔76BCについて、スライド移動子62Lの側面に開口する口径は係合球76BAが通過できる程度であるが、嵌合穴62LAに開口する口径は、係合球76BAよりも小さい。このため、係合球76BAは、自身の一部が嵌合穴62LAの内周面から突出する突出位置と、突出位置から退避した退避位置と、の間で移動自在となる。閉じネジ76BDは、収容孔76BCの一端側を閉塞する。また、バネ76BBは、収容孔76BCにおいて、係合球76BAと閉じネジ76BDとの間に配されるため、係合球76BAを突出位置に向けて付勢する。
嵌合穴62LAと凹部76Aとが正対しない場合には、係合球76BAは、軸部63LBの周面によって軸部63LBの径方向外側へ押し出される。この結果、軸部63LBは、回動中心にて回動自在となる。一方、嵌合穴62LAと凹部76Aとが正対する場合には、係合球76BAが突出位置へ付勢されるため、係合球76BAと凹部76Aとの係合によって軸部63LBの回転はロックされる。こうして、回動子63Lの姿勢を維持することができる。なお、係合球76BAと凹部76Aとの係合によって軸部63LBの移動がロックされた状態であっても、バネ76BBの付勢力に抗する力で回動子63Lを回動させると、係合球76BAが退避位置へ押し出される結果、軸部63LBの回転が可能な状態となる。
図8A、8Bに示すように、測定棒目盛73は、測定棒64Lの長手方向において所定の間隔で設けられる。測定棒係止機構77は、自身の長さ方向における測定棒64Lの移動を可能にする状態と、自身の長さ方向における測定棒64Lの移動を規制する状態との間で切り替え自在にするものであり、測定棒64Lの周面に設けられた環溝77Aと、測定棒係止ユニット77Bと、を有する。環溝77Aは、測定棒64Lの長さ方向に所定のピッチで設けられ、測定棒目盛73に対応して設けられることが好ましい。すなわち、測定棒目盛73と環溝77Aとが一体となって設けられることが好ましい。測定棒係止ユニット77Bも、軸部係止ユニット76Bと同様の構造であり、測定棒64Lの環溝77Aに係合可能な係合球77BAと、係合球76BAを環溝77Aへ付勢するバネ77BBと、係合球77BA及びバネ77BBを収容する収容孔77BCと、収容孔77BCを閉塞する閉じネジ77BDと、を有する。
収容孔77BCと環溝77Aとが正対しない場合には、係合球77BAは、測定棒64Lの周面によって棒保持部63LAの径方向外側へ押し出される。この結果、棒挿入孔63LFにおいて、測定棒64Lは自身の長さ方向にスライド移動自在となる。一方、収容孔77BCと環溝77Aとが正対する場合には、バネ77BBの付勢力によって、係合球76BAの一部が棒挿入孔63LFから突出する状態となる。このため、係合球76BAと環溝77Aと係合によって、自身の長さ方向における測定棒64Lのスライド移動はロックされる。こうして、回動子63Lに対する相対的な測定棒64Lの位置を維持することができる。なお、係合球77BAと環溝77Aとの係合によって測定棒64Lのスライド移動がロックされた状態であっても、バネ77BBの付勢力に抗する力で測定棒64Lを移動させると、係合球77BAは、径方向外側へ押し出される結果、測定棒64Lのスライド移動が可能な状態となる。
なお、アーム61Lには、測定棒係止機構77と同様の構造の回転子係止機構を有していてもよい。アーム本体61LAの内周面に設けられた係止溝と、係止溝に係止可能な係止ユニットと、を有する。係止ユニットは、測定棒係止ユニット77Bと同様の構造を有する。また、係止溝は、環溝77Aと同様にして設けられる。
次に、図9を参照して、角度計測ユニット90について説明する。
角度計測ユニット90は、ディスプレイ20と、操作部40と、スロット46と、メモリアクセスランプ46Lと、センサユニット91と、スピーカ93と、コントローラ95とを有する。
コントローラ95は、CPU95Aと、RAM95Bと、ROM95Cと、記憶装置95Dとを有する。CPU95Aは、いわゆる中央演算処理装置であり、各種プログラムが実行されてコントローラ95の各種機能を実現する。RAM95Bは、CPU95Aの作業領域として使用される。ROM95Cは、CPU95Aで実行される基本OSを記憶する。記憶装置95Dは、磁気ディスクを内蔵したハードディスク装置の他、CDやDVDやBDを収容するディスク装置、および不揮発性の半導体フラッシュメモリ装置などで構成されており、CPU95Aで実行される各種プログラムなどが保存される。なお、記憶装置95Dは省略してもよい。
角度計測ユニット90の各部は、バス98を介して、互いに電気的に接続する。そして、スロット46に装着されたメモリカード46Mは、スロット46を介して、バス98と電気的に接続する。
センサユニット91は、設定された基準線に基づいて所定の角度を測定するものであり、第1加速度センサ91Aと、第2加速度センサ91Bと、ジャイロセンサ91Cと、を有し、各センサ91A〜Cからのセンシング信号を出力する。第1加速度センサ91Aは、第1センサ基軸(z軸)と鉛直線とがなす角の角度を検知する。第2加速度センサ91Bは、第2センサ基軸(x軸)と鉛直線とがなす角の角度を検知する。ジャイロセンサ91Cは、Z軸回りの角速度を検知する。なお、センサユニット91は、3軸加速度センサや6軸センサであってもよい。
操作ボタン40(40D等)は、自身が操作されると、当該ボタンに応じた操作信号を出力する。コントローラ95は、バス98を介して、各部を制御する。
次に、コントローラ95の作動について説明する。
まず、電源スイッチ44(図1参照)をONにすると、内蔵バッテリの電力が各部に供給される。コントローラ95は、H(horizontal)ボタン40Hからの操作信号を検知すると、水平角測定モードに遷移する。水平角測定モードでは、まず、コントローラ95が、加速度センサ91Aからのセンシング信号を読み取る。そして、コントローラ95は、読み取ったセンシング信号に基づいて、z軸と鉛直線とがなす角の角度(水平角)を算出する。その後、コントローラ95は、算出した水平角をディスプレイ20へ表示する。
コントローラ95は、V(vartical)ボタン40Vからの操作信号を検知すると、垂直角測定モードに遷移する。垂直角測定モードでは、まず、コントローラ95が、加速度センサ91A。91Bからのセンシング信号を読み取る。そして、コントローラ95は、読み取ったセンシング信号に基づいて、z軸と鉛直線がなす角の角度(第1垂直角成分)と、x軸と鉛直線がなす角の角度(第2垂直角成分)とを算出する。つぎに、コントローラ95は、算出した第1〜2垂直角成分(総称して、垂直角と称する)をディスプレイ20へ表示する。
コントローラ95は、R(rotation)ボタン40Rからの操作信号を検知すると、旋回角測定モードに遷移する。旋回角測定モードでは、ジャイロセンサ91Cを用いる。まず、コントローラ95により、ディスプレイ20は、旋回角測定の旋回軸を測定する旨の表示をする。さらに、コントローラ95は、ジャイロセンサ91Cからのセンシング信号を読み取り、このセンシング信号に基づいて旋回角測定の旋回軸を設定する。その後、旋回角の測定が開始される。具体的には、まず、コントローラ95は、ジャイロセンサ91Cからのセンシング信号を読み取る。その後、コントローラ95は、読み取ったセンシング信号に基づいて積分処理を行ない、旋回角を算出する。その後、コントローラ95は、算出した旋回角をディスプレイ20に表示する。このようにして得られる旋回角は、旋回角測定の旋回軸が設定された時の筐体10のY方向(またはX方向)を基準線とするY軸周りの角度である。
各測定モードにおいて、コントローラ95は、Sボタン40Sからの操作信号を検知すると、操作信号を検知したときに、読み取ったセンシング信号に基づく水平角のデータをメモリカード46Mに格納する。また、コントローラ95は、水平角のデータを格納する間、メモリアクセスランプ46Lを点灯または点滅させる。そして、水平角が正常にメモリカード46Mに記憶されると、コントローラ95は、スピーカ93を駆動して、所定の音を出力する。
なお、コントローラ95は、リモートスイッチ42からの操作信号を検知したときは、Sボタン40Sからの操作信号を検知したときと同様の制御を行う。角度計測機2を用いて角度を測定する場合、両手で筐体10やアーム61L等を保持しなければならないことも多い。この場合には、Sボタン40Sの操作が困難である。そこで、リモートスイッチ42を用いることで、リモートスイッチ42を握りながら筐体10やアーム61L等の保持が可能となる結果、測定データの格納等の操作が容易となる。
その他、操作ボタン40D,40Uは、各種設定値を入力するときに用いられるものであり、操作ボタン40Zは、測定開始状態の設定を手動で行うときに用いられるものである。
次に、図1に戻って、角度計測機2を用いて、第1位置PLと第2位置PRとを結ぶ被測定線LXについて所定の角度を測定する方法について説明する。
まず、電源を投入し、角度計測機2を起動させる。その後、Hボタン40Hを押下する。コントローラ95は、Hボタン40Hからの操作信号を検知すると、水平角測定モードに遷移し、ディスプレイ20には、測定された水平角が表示される。
次に、第1〜2移動機構60L,60Rを用いて、第1位置PLに第1指し機構30Lをあてるとともに、第2位置PRに第2指し機構30Rをあてる(以下、部位指しステップと称する)。
部位指しステップでは、次の第1〜3ステップを行う。
第1に、測定棒64Lを自身の長さ方向へスライド移動させて、両方の測定棒64L、64Rの突出量が等しい状態をつくる(第1ステップ)。ここで、測定棒の突出量とは、回動中心AX1(図6参照)から、測定棒の先端(すなわち第1〜2指し機構30L,30R)までの距離をいう。
第2に、回動中心AX1(図6参照)に対し、測定棒64L、64Rを回動させて、測定棒64L、64Rの姿勢がX方向を基準として左右対称となる状態をつくる(第2ステップ)。なお、第1ステップと第2ステップとは順序を入れ替えてもよい。第1〜2ステップによって、第1、2指し機構30L、30Rを結ぶ線は、第1センサ基軸(z軸)に直交することとなる。
第3に、第1指し機構30Lが第1位置PLを指すとともに、第2指し機構30Rが第2位置PRを指すように、回動子63LをY方向へスライド移動させる。これにより、第1指し機構30Lと第2指し機構30Rとを結ぶ線分は、第1位置PLと第2位置PRとを結ぶ線分、すなわち被測定線LXと平行となる。
部位指しステップ後、コントローラ95は、Sボタン40Sからの操作信号を検知すると、操作信号を検知したときに、読み取ったセンシング信号に基づく水平角をRAM95Bに格納する。水平角が正常にメモリカード46Mに記憶されると、コントローラ95は、スピーカ93を駆動して、所定の音を出力する。
このようにして、被測定線LXにおける水平角を簡単に測定することができる。なお、旋回角の測定の場合も、水平角の測定の場合と同様にして行われる。そして、垂直角の測定の場合には、第1〜2ステップにおいて、第1、2指し機構30L、30Rを結ぶ線は、第1センサ基軸(z軸)及び第2センサ基軸(x軸)と直交する状態、すなわちy軸と平行となるようにすればよい。
ここで、第1〜2指し機構30L〜30Rの移動可能な態様が、X方向及びY方向のスライド移動のみの場合では、筐体10のY方向の長さに比べ極めて短い被測定線LXや、極めて長い被測定線LXの場合に、所定の角度を測定することができない。角度計測機2によれば、第1〜2指し機構30L〜30Rは、自身から離れた位置を中心にして回動自在であるため、測定可能な被測定線LXの範囲が広くなる。また、角度計測機2によれば、回動子角度目盛72や回動子係止機構76を備えるため、測定棒64Lの姿勢がX方向を基準として左右対称となる状態を確実につくることができる。したがって、測定棒64Lとアーム61Lとが斜交した状態でも、被測定線LXについて所定の角度を正確に測定することができる。同様にして、角度計測機2によれば、測定棒目盛73や測定棒係止機構77を備えるため、両方の測定棒64Lの突出量が等しい状態を確実につくることができる。
また、角度計測機2では、切欠部61LCを、側面61LHと61LKとの両方に設けているため(図5参照)、測定棒64L、64Rがxy平面に平行な状態(図1参照)と、測定棒64L、64Rがyz平面に平行な状態(図10参照)との間で遷移自在となる。例えば、右眼縁PR1と左眼縁PL1とを結ぶ被測定線LX1の向きを測定する場合、図1の状態の角度計測機2をそのまま用いると、被測定者の目前に角度計測機2(特に測定棒64L,64Rや筐体10)が位置することとなり、測定の間、被測定者へ余計なストレスを与えてしまう。そこで、測定棒64L、64Rがyz平面と平行な状態(図10参照)のようにすれば、被測定者の目前に角度計測機2が位置しないため、測定の間、被測定者へ余計なストレスを与えずに済む。
さらに、角度計測機2によれば、アーム目盛71を備えるため(図5参照)、被測定線LXの角度の測定とともに、被測定線LXの長さの測定を行うことができる。例えば、測定棒64Lとアーム61Lとが直交するとき、すなわち両方の測定棒64LがX方向を向くときには、両方のアーム目盛71から読み取った長さに、Y方向における筐体10の長さを加えることにより、被測定線LXの長さを求めることができる。なお、Y方向における筐体10の長さを表す識別子を、筐体10等に設けてもよい。一方、測定棒64Lとアーム61Lとが斜交した状態であっても、アーム目盛71、回動子角度目盛72や、測定棒目盛73から読み取った値から、被測定線LXの長さの測定を行うことができる。
上記実施形態では、測定棒64Lの先端を第1〜2指し機構30L,30Rとしたが、本発明はこれに限られず、筐体10の側面のうち被測定線LX側の側面(以下、測定面と称する)10Mのうち上方の稜線10MUを、第1〜2指し機構としてもよい(図3参照)。この場合には、第1位置PLと第2位置PRとを結ぶ被測定線LXと、各センサ機軸とが直交するように、筐体10の姿勢を調節する。この状態で、所定の測定モードを実行することにより、被測定線LXについての所定の角度を測定することができる。なお、所定の測定モードを実行する際、被測定線LXと測定面10Mとは接触していてもよいし離れていてもよい。もちろん、上方の稜線10MUを、第1指し機構とし、筐体10に取り付けられた測定棒64L等の先端を第2指し機構としてもよい。
さらに、筐体10は、筐体目盛10Sを有していてもよい(図1参照)。筐体目盛10Sは、測定面10Mをなす稜線のうちY方向へ延びる稜線10ML、10MUに沿って設けられる。筐体目盛10Sが形成される位置としては、測定面10Mの他、天面や底面でもよい。筐体目盛10Sは、アーム61Lに設けられたアーム目盛71と、アーム61Rに設けられたアーム目盛71とをつなぐように設けられることが好ましい。また、加えて、筐体目盛10Sとアーム目盛71(図4参照)とは、Y方向における同期がとられていれば、他の方向(例えば、X方向、Z方向)において離れていてもよい。このような各目盛10S、71により、第1位置PLと第2位置PRとの中点の位置を容易に求めることができる。例えば、腹部線を測定する場合には、まず第1に、両方の測定棒の先端を右ASIS(anterior superior iliac spine)、左ASISにあてて、右ASISと左ASISとの中点を求める。第2に、両方の測定棒の先端を当該求めた中点と胸骨下端とにあてる。このようにして、腹部線についての角度をも簡単に求めることができる。
また、上記実施形態では、筐体10のY方向両側面にアーム61L,61Rを設けたが、本発明はこれに限られず、図11に示すように、Y方向に延びるアーム61を測定面10Mに設けてもよい。アーム61は、筐体10に着脱自在に取り付けられることが好ましい。これにより、筐体10のY方向長さよりも短い被測定線LXの測定が可能となるとともに、前述した腹部線の測定(図10参照)も容易となる。
さらに、アーム61の両端に、回動アーム61LF〜61LG、61RF〜61RGを取り付けてもよい(図12参照)。回動アーム61LF、61RFは、第1連結機構(ヒンジなど)によってアーム61に対し回動自在に連結される。回動アーム62LG、62RGも、第2連結機構(ヒンジなど)を介して回動アーム61LF、61RFに対して回動自在に連結する。図示は省略するが、各アーム61、61LF〜61LG、61RF〜61RGの所定位置に、測定棒64L等や回動子63L等(図11参照)を設けることができる。これにより、アーム61と回動アーム61LF等とが一直線となる状態では、きわめて長い被測定線LXの測定が可能であるとともに、回動アーム61LF等の向きとアーム61の向きとが交差する状態では、体内の骨盤の向きなど、外部から直接当てて測定することができない線分(被測定線LX)についても、測定が可能となる。さらに、回動アーム61LF等が折り畳み可能であるため、収納性に優れる。また、アーム61や回動アーム61LF等の端部には、回動子角度目盛72と同様の角度目盛75を設けてもよい。さらに、第1〜2連結機構は、回動子係止機構76と同様の回動子係止機構を有していてもよい。加えて、アーム61や回動アーム61LF等には、上述したアーム目盛71を設けてもよい。
上記実施形態では、筐体10と、アーム61とともに、回動アーム61LF〜61LG、61RF〜61RGを用いたが、本発明はこれに限られず、筐体10と、アーム61とを用い、回動アーム61LF〜61LGの全てを省略してもよいし、回動アーム61LF〜61LGの一部を省略してもよい。回動アーム61LF〜61LGの一部を省略する形態の例として、筐体10と、アーム61と、回動アーム61LFとを用い、回動アーム61LG、61RF〜61RGを省略したものや、筐体10と、アーム61と、回動アーム61LF〜61LGとを用い、61RF〜61RGを省略したもの等がある。
また、身体の姿勢を測定するために、被測定線の角度を測りたい場合には、骨格の特定の部位が第1〜第2部位となることが多いが、被測定者の姿勢(車いすに座った人等)や被測定者の体型(例えば、肥満型等)によっては、当該第1〜第2部位の近傍にある部材(車いす)や体の部位が筐体10と干渉するおそれがある。しかしながら、上述したような回動アームを有する場合には、回動アームの数や回動アームの回動状態を組み合わせることにより、車いすなどを迂回することができる。したがって、このような角度測定機によれば、被測定線の角度を簡単に測定することができる。
上記実施形態では、第1指し機構30LのY方向のスライド移動機構としてスライド移動子62Lとアーム61Lを用いたが、本発明はこれに限られず、第1指し機構30LのY方向のスライド移動機構として、xy平面と平行な板状のレール66Lと、軸部63LBの周面に設けられたガイド溝67Lとを用いてもよい(図13A参照)。ガイド溝67Lをレール66Lに嵌合させると、軸部63LBはレール66Lに沿って移動自在となる。これにより、第1指し機構30LのY方向のスライド移動機構の構成がシンプルとなる。なお、レール66Lに、アーム目盛71と同様の目盛を設けてもよい。さらに、ヒンジ66LHを用いて、レール66Lがxy平面と平行な状態(図13B参照)と、レール66Lがyz平面と平行な状態(図13C参照)との間で遷移自在となるように、レール66Lと筐体10とを連結してもよい。これらのことは、第1指し機構30RのY方向のスライド移動機構についても同様である。
上述のように、被測定線LXについての所定の角度を測定する際、筐体10の姿勢が常に一定ではないため、測定者はディスプレイ20の表示を視認することが困難な場合がある。そこで、次のようなHOLD機能を備えることが好ましい。コントローラ95は、各ボタン40H、40V、40Rの操作信号の検知に先立って、HOLDボタン40Lからの操作信号を検知すると、その後に行われる測定モードでは、HOLD機能が有効になる。
HOLD機能が有効である場合の動作を、水平角測定モードを例にして説明する。水平角測定モードでは、まず、コントローラ95が、センサユニット91からのセンシング信号を読み取る。そして、コントローラ95は、読み取ったセンシング信号に基づいて水平角を算出する。つぎに、コントローラ95は、算出した水平角をディスプレイ20へ表示する。ここで、コントローラ95は、Sボタン40Sからの1回目の操作信号を検知すると、操作信号を検知したときに、読み取ったセンシング信号に基づく水平角をRAM95Bに格納するとともに、当該水平角がディスプレイ20に表示された状態(HOLD表示状態)を維持する。その後、コントローラ95は、Sボタン40Sからの2回目の操作信号を検知すると、HOLD表示された水平角をメモリカード46Mに格納する。その後、水平角が正常にメモリカード46Mに記憶されると、コントローラ95は、スピーカ93を駆動して、所定の音を出力するとともに、HOLD表示状態を解除する。
なお、HOLD機能を用いた場合、HOLD表示状態への遷移タイミングは、上述のように、Sボタン40Sからの1回目の操作信号を検知したときでもよいし、Sボタン40Sからの1回目の操作信号を検知してから、所定の待機時間を経過したとき、としてもよい。この待ち時間は、予めROM95Cに格納されていてもよいし、操作部40の操作により設定されるものでもよい。待ち時間が設定されている場合には、HOLD表示状態への遷移が開始の予告を行ってもよい。予告の態様としては、HOLD表示状態への遷移までの残り時間をディスプレイ20に表示する、スピーカ93によるカウントダウンを行う、音声案内による残り時間の読み上げを行う、などがあり、いずれも可能である。スピーカ93によるカウントダウンとしては、例えば、HOLD表示状態への遷移開始までの残り時間(たとえば3秒)から、秒刻みに内蔵スピーカを鳴動させてもよい。
このHOLD機能に代えて、コントローラ95は、測定値をディスプレイ20に表示するとともに、音声にて当該測定値を読み上げてもよい。
また、ディスプレイ20を筐体10に設ける代わりに、ディスプレイ20を備えた別途の表示用筐体と、筐体10と表示用筐体とをつなぐ可撓性を有するケーブルで接続させてもよい。
なお、コントローラ95は、リモートスイッチ42からの操作信号を検知したときに、HOLDボタン40Lからの操作信号を検知したときと同様の制御を行ってもよい。これにより、筐体10やアーム61L等の保持の保持を行いながら、測定データを固定表示することができる。この結果、測定者は固定表示された測定データを、測定後に確認することができる。
なお、2つの測定した角度を演算する機能を持たせてもよい。例えば、コントローラ95は、「第1の水平角を測定し、これをRAM95B(図9参照)に格納後、第2の水平角を測定し、これをRAM95Bに格納する。その後、コントローラ95は、「第1の水平角と第2の水平角との差の演算を行い、当該演算結果をディスプレイ20に表示してもよい。また、コントローラ95は、「90°」から「得られた角の角度」を減じ、当該算出した角度をディスプレイ20へ表示してもよい。
また、コントローラ95は、各センサが故障したことや、測定範囲外の角度となったことを検知した場合は、その旨を表すエラーメッセージをディスプレイ20に出力してもよい。
図1に示すように、筐体10は、筐体10に対する被測定線LXの向きを表す測定方向識別子を有してもよい。測定方向識別子は、筐体10の天面のうち、測定面10M側に設けられる。図1では、測定方向識別子として、筐体目盛10Sを用いた例を示すが、本発明はこれに限られない。
ところで、垂直角測定モードでは、X〜Z方向において筐体10の姿勢が逆向きのまま測定が行われてしまうと、垂直角を正しく測定することができない。そこで、Vボタン40Vを表す識別子として、垂直角測定モードにおける上下方向を表す識別子を用いることが好ましい。例えば、図14に示すように、人を模した識別子110Vを用いてもよい。識別子110Vは、垂直角測定において、筐体10の天面(xy平面)からみたときの起立状態の被測定者を模した識別子であり、Vボタン40Vの近傍に配される。また、識別子110Vには、被測定者の上下方向の正しい向きを示す識別子(例えば、下方、地面を示す識別子)も含まれる。さらに、車いすのシーティング規格(ISO16840−1:2006(E))では、測定方向は、前額面、横断面、矢状面であり、矢状面は、被測定者の右側からから見た時のものと規定されている。このため、当該識別子110H等に、被測定者に対する測定方向を示す識別子を付してもよい。特に、矢状面については左右逆に測定されやすいため、識別子110Vのうち、測定方向の測定方向を示す部分が、他の部分に比べて強調されるような識別子(例えば、図14では、測定方向の測定方向を示す部分が赤色で、他の部分が白色)を付している。もちろん、他のボタン(Hボタン40HやRボタン40R)の近傍にも、当該ボタンに応じた測定モードにおける正しい筐体10の向きを表す識別子を設けてもよい。
上記実施形態の角度計測機2では、角度計測ユニットは筐体10に内蔵されるとともに、ディスプレイ20や操作部40は、筐体10に一体となって設けたが、本発明はこれに限られない。例えば、図15に示すように、角度計測ユニット、ディスプレイや操作部を有する携帯端末120と、携帯端末120が着脱自在な測定台130と、第1〜2指し機構30L,30Rと、第1〜2移動機構60L、60Rと、を備えた角度計測機140でもよい。測定台130は、直方体状に形成され、少なくとも、携帯端末120が装着される装着孔130Xが設けられる。また、測定台130のY方向両側面には、第1〜2指し機構30L〜30Rが設けられる。そして、第1〜2指し機構30L,30Rは、第1〜2移動機構60L〜60Rによって、測定台130と連結する。もちろん、角度計測ユニット、ディスプレイや操作部を有する携帯端末120と、携帯端末120の筐体が着脱自在な測定台130と、第1〜2指し機構30L,30Rとを備えた角度計測機160でもよい(図16参照)。この場合、第1〜2指し機構は、測定台130のうちY方向に延びる稜線10MUとなる。
また、身体の姿勢を測定するために、被測定線の角度を測りたい場合には、骨格の特定の部位が第1〜第2部位となることが多いが、被測定者の体型が肥満型の場合、第1〜2部位を探すことが困難である。このため、被測定者の部位に巻き付けるベルトと、ベルトに貼り付けられる識別シールとを用いてもよい。まず、被測定者の部位(例えば、胴部)に、ベルトを巻き付ける。その後、触診により、第1〜第2部位(例えば、右ASISと左ASIS)の位置を確認後、識別シールをベルトに貼り付ける。そして、ベルトに貼り付けられた識別シールを第1〜2部位に見立てて測定することで、被測定線の角度を簡単に測定することができる。
上記実施形態では、測定棒64Lを直線状に設けたが、本発明はこれに限られず、測定棒64Lを湾曲(例えば、波型や円弧状等)させてもよいし、屈曲(例えば、L字状やクランク状)させてもよい。図17には、クランク状の測定棒64L、64Rを有する角度計測機2を示す。さらに、クランク状の測定棒64Lは、クランク状の測定棒64Lや64Rは、回動子63L、63Rに挿入されている部分の軸64LX、64RXを中心にして回動自在であってもよい。これにより、アーム61L、61Rによるスライド移動を行わずとも、第1〜2指し機構30L、30Rの相対的位置を調節することができる。なお、回動子63Lに挿入されている部分を中心にして測定棒64Lを回動自在にする回動機構について、回動子角度目盛72(図4参照)と同様の構造を有する相対的位置識別子や回動子係止機構76(図7A参照)と同様の構造を有する姿勢維持機構を有していてもよい。
上記実施形態では、アーム本体61LA等をY方向へ長く延びる四角柱状体としたが、本発明はこれに限られず、アーム本体61LA等を湾曲(例えば、波型や円弧状等)させてもよいし、屈曲(例えば、L字状やクランク状)させてもよい。
上記実施形態では、第1〜2指し機構30L、30Rや第1〜2移動機構60L、60Rを、筐体10に設けたが本発明はこれに限られない。第1〜2指し機構30L、30Rや第1〜2移動機構60L、60R(以下、総称して測定ユニットと称する)を、筐体10(センサユニット)から分離した状態にする代わりに、測定データを生成する測定データ生成部と送信部とを測定ユニットに設け、受信部を筐体10に設けてもよい。測定データ生成部は、測定ユニットを構成する各部品の位置情報を内蔵センサによって検知するとともに、検知した位置情報から上述の測定データを生成する。そして、送信部は、測定データを受信部へ送信する。このように筐体10と測定ユニットとが分離された結果、測定者は、筐体10を手で持たずとも、測定ユニットのみを手で持てば測定が可能になるため、測定時の操作性が向上する。なお、この測定ユニットも、センサユニットが有するセンサを用いて所定の角の角度を測定可能であるため、角度測定機に含まれる。
さらに、上述の角度測定機は、次のようにして、可動部位の可動角度を測定することもできる。図18に示すように、横たわった被測定者の大腿部に角度測定機2を固定する(実線部分)。この後、角度測定機2は、前述の旋回角測定モードと同様にして、旋回角測定の旋回軸を設定する。旋回軸の設定後、被測定者の脚を持ち上げる(二点鎖線部分)。このとき、その後、角度測定機2は、読み取ったセンシング信号に基づいて積分処理を行ない、旋回角を算出する。こうして、角度測定機2は、大腿部が横たわった状態(実線部分)から、大腿部が起立した状態(二点鎖線部分)の間の角度、すなわち、線分180Sと線分180Eとがなす角の角度θを測定することができる。このようにして得られた角度θは、股関節190の可動域を示す。なお、股関節190の可動域の測定は、横わたった状態の被測定者のみならず、その他の状態(例えば、起立した状態)の被測定者に対して行ってもよい。
この股関節190の可動域は、椅子191や車いすなどに座った姿勢に大きな影響を与える。例えば、健常者等、股関節190の可動域が十分大きい(例えば90°以上)場合、椅子191に座ったときの姿勢は、正しいものとなる(図19参照)。一方、股関節190の可動域が狭い(例えば、45°)人が椅子191に座った時には、正しい姿勢をとることができない(図20参照)。このため、図20のような姿勢を長時間続ければ、他の部位に悪影響が出ることとなってしまう。このような場合には、当該被測定者の股関節の可動域を測定し、測定された可動域に基づいて作成された矯正具195を用いる(図21参照)。これにより、股関節190の可動域が狭い人であっても、椅子195に正しい姿勢で座ることができる。特に車いすの場合には、座った姿勢が長時間続く。このため、車いすの使用者にとっては、自身の股関節に可動域に応じた矯正具195が必要である。角度測定機2を用いれば、矯正具195を作るうえで重要な要素となる股関節190の可動域を測定することができる。したがって、角度測定機2は、座った姿勢の調整・矯正する場合においても重要な役割を担う。なお、可動部の可動域の測定例として、股関節を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られず、他の可動部(例えば、肩)について同様の測定を行うことができる。
なお、上記実施形態では、筐体10のみを用いて、股関節の可動域を測定したが本発明はこれに限られず、設けられた2つのアーム(例えば、図12のアーム61とアーム61LF)を用いてもよい。この場合には、一方のアームが線分180S(図18参照)となるように位置合わせを行い、他方のアームが線分180E(図18参照)となるように位置合わせを行う。そして、アーム61とアーム61LFとが連結される部分(アーム61やアーム61LFの端部)に設けられた角度目盛や回動子係止機構を用いることにより、股関節の可動域を測定することができる。なお、1つのアーム(例えば、アーム61L)が筐体10に対し回動自在に設けられている場合には、アーム又筐体10のいずれか一方を線分180Sの位置に合わせ、他方を線分180Eの位置に合わせればよい。

Claims (10)

  1. 身体上の第1位置及び第2位置を結ぶ被測定線と所定の基準線とがなす角の角度を検知可能なセンサを用いて、前記角の角度を測定するための角度測定機であって、
    前記第1位置を指すための第1指し具と、
    前記第2位置を指すための第2指し具と、
    前記第1指し具または前記第2指し具を保持する保持具と、
    前記第1指し具と前記第2指し具とを結ぶ線分と前記被測定線とが同一平面上となるように、前記保持具を移動自在にする移動機構と、
    前記第1指し具と前記第2指し具との相対的位置を示す相対的位置表示部と、を備え、
    前記移動機構は、
    前記第1指し具または前記第2指し具から離れた位置を中心にして回動するように、前記保持具を回動自在にする回動機構を有し、
    前記相対的位置表示部は、
    前記第1指し具または前記第2指し具の前記回動機構による回動量を示す角度目盛を有することを特徴とする角度測定機。
  2. 身体上の第1位置及び第2位置を結ぶ被測定線と所定の基準線とがなす角の角度を検知可能なセンサを用いて、前記角の角度を測定するための角度測定機であって、
    前記第1位置を指すための第1指し具と、
    前記第2位置を指すための第2指し具と、
    前記第1指し具または前記第2指し具を保持する保持具と、
    前記第1指し具と前記第2指し具とを結ぶ線分と前記被測定線とが同一平面上となるように、前記保持具を移動自在にする移動機構と、
    前記第1指し具と前記第2指し具との相対的位置を示す相対的位置表示部と、を備え、
    前記移動機構は、
    前記第1指し具または前記第2指し具から離れた位置を中心にして、前記保持具を回動自在にする回動機構を有し、
    前記相対的位置表示部は、
    前記保持具の回動にともなって、前記保持具が回動自在となる回動自在状態と前記保持具の回動が規制される回動規制状態との間で切り替え自在であることを特徴とする角度測定機。
  3. 前記回動機構は、
    第1回動軸を中心にし前記保持具を回動自在にする第1回動機構と、
    前記第1回動軸とは異なる第2回動軸を中心にし前記保持具を回動自在にする第2回動機構と、
    前記第1回動機構と前記第2回動機構とを連結する連結機構と、を有することを特徴とする請求項1または2記載の角度測定機。
  4. 身体上の第1位置及び第2位置を結ぶ被測定線と所定の基準線とがなす角の角度を検知可能なセンサを用いて、前記角の角度を測定するための角度測定機であって、
    前記第1位置を指すための第1指し具と、
    前記第2位置を指すための第2指し具と、
    前記第1指し具または前記第2指し具を保持する保持具と、
    前記第1指し具と前記第2指し具とを結ぶ線分と前記被測定線とが同一平面上となるように、前記保持具を移動自在にする移動機構と、
    前記第1指し具と前記第2指し具との相対的位置を示す相対的位置表示部と、を備え、
    前記移動機構は、
    前記第1指し具または前記第2指し具から離れた位置を中心にして、前記保持具を回動自在にする回動機構を有し、
    前記回動機構は、
    第1回動軸を中心にして前記保持具を回動自在にする第1回動機構と、
    前記第1回動軸とは異なる第2回動軸を中心にして前記保持具を回動自在にする第2回動機構と、
    前記第1回動機構と前記第2回動機構とを連結する連結機構と、を有することを特徴とする角度測定機。
  5. 前記センサを有する本体をさらに備え、
    前記本体は、
    前記検知された角度を報知する角度報知部と、
    前記角度報知部を制御する制御部と、
    前記制御部へ制御信号を出力する操作部と、を有することを特徴とする請求項1ないしのうちいずれか1項記載の角度測定機。
  6. 身体上の第1位置及び第2位置を結ぶ被測定線と所定の基準線とがなす角の角度を検知可能なセンサを用いて、前記角の角度を測定するための角度測定機であって、
    前記第1位置を指すための第1指し具と、
    前記第2位置を指すための第2指し具と、
    前記第1指し具を保持する第1保持具と、
    前記第2指し具を保持する第2保持具と、
    前記第1指し具と前記第2指し具とを結ぶ線分と前記被測定線とが同一平面上となるように、前記第1保持具及び前記第2保持具を移動自在にする移動機構と、
    前記第1保持具と前記第2保持具との相対的位置を示す相対的位置表示部と、を備え、
    前記移動機構は、
    前記第1保持具及び前記第2保持具が取り付けられた共通アームと、
    前記共通アームに沿って前記第1保持具及び前記第2保持具を個別に移動自在にする第1移動機構と、を有し、
    前記相対的位置表示部は、
    前記共通アームに設けられ前記第1保持具及び前記第2保持具の相対的な距離を表す相対的距離目盛を有し、
    前記共通アームは、前記センサを有する本体に対して装着されるとともに、前記本体に装着された状態では、前記センサに対する相対的位置が固定されていることを特徴とする角度測定機。
  7. 身体上の第1位置及び第2位置を結ぶ被測定線と所定の基準線とがなす角の角度を検知可能なセンサを用いて、前記角の角度を測定するための角度測定機であって、
    前記第1位置を指すための第1指し具と、
    前記第2位置を指すための第2指し具と、
    前記第1指し具を保持する第1保持具と、
    前記第2指し具を保持する第2保持具と、
    前記第1指し具と前記第2指し具とを結ぶ線分と前記被測定線とが同一平面上となるように、前記第1保持具及び前記第2保持具を移動自在にする移動機構と、
    前記第1保持具と前記第2保持具との相対的位置を示す相対的位置表示部と、を備え、
    前記移動機構は、
    前記第1保持具及び前記第2保持具が取り付けられた共通アームと、
    前記共通アームに沿って前記第1保持具及び前記第2保持具を個別に移動自在にする第1移動機構と、を有し、
    前記相対的位置表示部は、
    前記共通アームに設けられ前記第1保持具及び前記第2保持具の相対的な距離を表す相対的距離目盛を有し、
    前記共通アームは、前記センサを有する本体の収容具に対して装着されるとともに、前記本体に装着された状態では、前記収容具に対する相対的位置が固定されていることを特徴とする角度測定機。
  8. 前記収容具には、前記第1指し具及び前記第2指し具と前記第1保持具及び前記第2保持具と、前記移動機構と、前記相対的位置表示部とが設けられたことを特徴とする請求項記載の角度測定機。
  9. 前記移動機構は、
    前記第1指し具及び前記第2指し具から離れた位置を中心にして、前記第1保持具及び前記第2保持具を個別に回動自在にする回動機構を有することを特徴とする請求項6ないし8のうちいずれか1項記載の角度測定機。
  10. 前記本体は、
    前記検知された角度を報知する角度報知部と、
    前記角度報知部を制御する制御部と、
    前記制御部へ制御信号を出力する操作部と、を有する
    ことを特徴とする請求項6ないし9のうちいずれか1項記載の角度測定機。
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