JP4445468B2 - 角度測定器 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば人体の関節回りで角度の測定に用いられる角度測定器に関する。
例えばリハビリテーションの分野では上腕および前腕の相対角度が測定される。こういった測定にあたっていわゆる角度測定器は広く用いられる。この角度測定器は第1および第2アームを備える。第2アームは、第1アームに固定される支軸回りで相対回転自在に第1アームに取り付けられる。第1アームには目盛り盤が固定される。目盛り盤には支軸回りで回転角が表示される。第1アームに対して第2アームが相対回転すると、その回転角度は目盛り盤で読み取られることができる。
従来の角度測定器によれば、上腕および前腕の間で相対角度は比較的に簡単に測定されることができる。しかしながら、こういった測定にあたって例えば胴体および上腕の相対関係は全く考慮されていない。上腕および前腕の相対角度の測定にあたって人体全体と上腕との相対関係がさらに規定されれば、例えばリハビリテーションの分野で治療対象者の快復度は定量的にきめ細かく判定されることができる。
特許2681499号公報
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、人体測定の定量化に大いに貢献することができる角度測定器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1発明によれば、第1アームと、支軸回りで相対回転自在に第1アームに連結される第2アームと、少なくとも第1および第2アームの可動範囲で支軸回りに回転角を表示する角度目盛りと、少なくとも第1アームに対して重力方向を特定する傾斜角度計とを備えることを特徴とする角度測定器が提供される。
こういった角度測定器は例えば上腕および前腕の角度の測定にあたって利用されることができる。このとき、第1および第2アームの相対角度は角度目盛りで単純に読み取られることができる。しかも、測定者は傾斜角度計に基づき重力方向すなわち鉛直方向に対して上腕や前腕の傾斜角を導き出すことができる。こうした傾斜角が上腕および前腕の相対角度に関連付けられる結果、上腕および前腕の相対角度の測定にあたって人体全体と上腕や前腕との相対関係がさらに規定される。こうして例えばリハビリテーションの分野で治療対象者の快復度は定量的にきめ細かく判定されることができる。傾斜角度計は、例えば、支軸に同軸の回転軸回りで回転し、重力方向を特定する指針を備えればよい。その他、傾斜角度計はひずみゲージに基づき重力方向を特定してもよい。
この角度測定器では角度目盛りは支軸回りに相対回転してもよい。こういった相対回転に基づき角度目盛りはさらに的確に読み取られることができる。角度の読み誤りは回避されることができる。
こういった角度測定器は、第1アームの延長線上に延びる延長アームと、第1アームに取り付けられて、支軸に平行に延びる第1測定用アームと、延長アームに取り付けられて、支軸に平行に延びる第2測定用アームとをさらに備えてもよい。
こういった角度測定器は例えば骨盤の傾斜角の測定にあたって利用されることができる。このとき、第1および第2測定用アームの先端は左右の上前腸骨棘にそれぞれ押し当てられる。指針で指し示される角度目盛りに基づき骨盤の傾斜角は測定されることができる。
一般に、人体では上前腸骨棘の間で腹部の出っ張りなどが観察される。この角度測定器によれば、第1アームおよび延長アームから第1および第2測定用アームが突き出ることから、骨盤の傾斜角は確実に第1アームおよび延長アームの傾きに反映される。したがって、正確に骨盤の傾斜角は測定されることができる。仮に、第1および第2測定用アームが省略されると、腹部の出っ張りに邪魔されて第1アームや延長アームは人体から浮き上がってしまう。第1アームや延長アームと上前腸骨棘との間に大きな間隔が形成されてしまう。第1アームおよび延長アームの傾斜角は十分に骨盤の傾斜角を反映することができない。
第1測定用アームは第1アームに沿って平行移動することが望まれる。こうして第1測定用アームの平行移動が実現されると、第1および第2測定用アームの間隔は調整されることができる。第1および第2測定用アームの間隔は左右の上前腸骨棘の間隔に合わせ込まれることができる。こうして第1および第2測定用アームは正確に上前腸骨棘に位置合わせされることができる。同様に、第2測定用アームが延長アームに沿って平行移動してもよい。
第1測定用アームは、支軸に平行に延びる第1姿勢と、支軸に直交する1平面に沿って延びる第2姿勢との間で姿勢を変化させてもよい。同様に、第2測定用アームは、支軸に平行に延びる第1姿勢と、支軸に直交する1平面に沿って延びる第2姿勢との間で姿勢を変化させてもよい。こういった角度測定器は例えば背骨の傾斜角の測定にあたって利用されることができる。このとき、第1および第2測定用アームの先端は胸部および腹部にそれぞれ押し当てられればよい。
角度測定器には、回転軸回りで不動に指針を仮固定する仮止め部材がさらに取り付けられてもよい。こうして指針の観察時に指針が一時的に固定されれば、鉛直方向の特定は高い精度で実現されることができる。
角度目盛りは支軸回りで360度にわたって所定の間隔で角度を表示することが望まれる。こうして角度目盛りは様々な基準に基づき回転位置が設定されることができる。角度測定器の汎用性はさらに高められることができる。
第2発明によれば、第1アームと、第1アームに取り付けられる第1測定用アームと、第1アームの延長線上に延びる延長アームと、延長アームに取り付けられる第2測定用アームと、所定の回転軸回りで回転し、重力方向を特定する指針と、回転軸回りに回転角を表示する角度目盛りとを備える角度測定器が提供される。ここで、第1測定用アームは、第1アームに直交する測定姿勢と、第1アームに平行に延びる格納姿勢との間で姿勢を変化させることができる。同様に、第2測定用アームは、第2アームに直交する測定姿勢と、第2アームに平行に延びる格納姿勢との間で姿勢を変化させることができる。
こういった角度測定器は例えば骨盤の傾斜角の測定にあたって利用されることができる。測定にあたって第1および第2測定用アームは測定姿勢に位置決めされる。こうして第1および第2測定用アームの先端は左右の上前腸骨棘にそれぞれ押し当てられることができる。指針で指し示される角度目盛りに基づき骨盤の傾斜角は測定されることができる。しかも、前述と同様に、第1アームおよび延長アームから第1および第2測定用アームが突き出ることから、骨盤の傾斜角は確実に第1アームおよび延長アームの傾きに反映される。したがって、正確に骨盤の傾斜角は測定されることができる。第1および第2測定用アームが格納姿勢に位置決めされれば、第1および第2測定用アームの突出は抑制されることができる。角度測定器はコンパクトに収納されることができる。
本発明の第1実施形態に係る角度測定器の全体構成を概略的に示す斜視図である。 図1の2−2線に沿った垂直断面図である。 図2の3−3線に沿った拡大垂直断面図である。 角度測定器の分解斜視図である。 骨盤の傾斜角の測定にあたって用いられる角度測定器の正面図である。 上腕および前腕の角度の測定にあたって用いられる角度測定器の正面図である。 本発明の第2実施形態に係る角度測定器の全体構成を概略的に示す斜視図である。 図2に対応する垂直断面図である。 背骨の傾斜角の測定にあたって用いられる角度測定器の正面図である。 傾斜角度計の構造を示す拡大垂直断面図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る角度測定器11の外観を示す。この角度測定器11は第1アームすなわち第1固定アーム12を備える。第1固定アーム12の一端には振子式の傾斜角度計13が固定される。傾斜角度計13は、第1固定アーム12に一体に形成される支持体14に組み込まれる。支持体14には、第1固定アーム12の延長線上に延びる延長アームすなわち第2固定アーム15が固定される。第2固定アーム15は支持体14に一体に形成されればよい。
傾斜角度計13には支軸16が取り付けられる。支軸16には、この支軸16回りで回転自在に第2アームすなわち回転バー17が取り付けられる。この回転バー17は例えば透過性の樹脂板から形成されればよい。回転バー17の表面には、支軸16の軸心から延びる直線18が描かれる。例えば、支軸16の先端から支軸16の軸心に沿ってねじ込まれるねじに基づき回転バー17は支軸16上に連結される。
傾斜角度計13の表面には角度目盛り盤19が取り付けられる。角度目盛り盤19には、支軸16回りで360度にわたって所定の間隔で角度が表示される。ここでは、中心角10度ごとに目盛りは刻まれる。
傾斜角度計13は、支軸16に同軸の回転軸回りで回転する指針21すなわち振子針を備える。指針21は重り(図示されず)と鏃21aとを備える。回転軸は、鏃21aの先端と重りの重心とを結ぶ直線上に配置される。したがって、重りに重力が作用すると、鏃21aの先端は鉛直方向真上を指し示す。
支持体14には例えば支軸16回りに中心角90度の間隔で矢印表示22が付される。第1および第2固定アーム12、15が水平姿勢に維持されると、鏃21aの先端は1矢印表示22を指し示す。こうして指し示される矢印表示22に隣接する矢印表示22は水平方向を指し示す。
第1固定アーム12には第1測定用アームすなわち第1回転スライドアーム23が取り付けられる。第1回転スライドアーム23は支軸16に平行な姿勢を維持することができる。第1回転スライドアーム23は第1固定アーム12上で平行移動することができる。同時に、第1回転スライドアーム23は支軸16に平行に長手方向に前後移動することができる。同様に、第2固定アーム15には第2測定用アームすなわち第2回転スライドアーム24が取り付けられる。第2回転スライドアーム24は支軸16に平行な姿勢を維持することができる。第2回転スライドアーム24は第2固定アーム15上で平行移動することができる。同時に、第2回転スライドアーム24は支軸16に平行に長手方向に前後移動することができる。
第1回転スライドアーム23の平行移動は、第1固定アーム12に穿たれる開口26で案内される。開口26は例えば直方体の空間を区画する。この直方体の空間は第1回転スライドアーム23の外形に象られる。同様に、第2回転スライドアーム24の平行移動は、第2固定アーム15に穿たれる開口27で案内される。開口27は例えば直方体の空間を区画する。この直方体の空間は第2回転スライドアーム24の外形に象られる。
図2から明らかなように、第1回転スライドアーム23にはスライダ28が組み込まれる。スライダ28は、第1回転スライドアーム23内で長手方向に延びる経路29に沿って前後移動することができる。スライダ28には鉛直方向に延びる上下1対の案内軸31、31が形成される。案内軸31、31の軸心は同一直線上に配置される。案内軸31、31は、スライダ28の経路29に平行に延びる長孔32、32から突き出る。スライダ28が第1回転スライドアーム23内で前後移動すると、案内軸31、31は長孔32、32に沿って前後移動する。案内軸31、31の動きが第1固定アーム12で拘束されると、第1回転スライドアーム23は第1固定アーム12に対して相対移動することができる。第2回転スライドアーム24には同様にスライダ28が組み込まれる。
開口26の内側には、第1固定アーム12の長手方向に延びる1対の長溝33、33が形成される。長溝33、33は、相互に向き合う内壁面にそれぞれ形成されればよい。個々の長溝33にはそれぞれ対応する案内軸31が受け入れられる。前述のように第1回転スライドアーム23の姿勢が支軸16に平行に設定されると、長溝33、33に案内される案内軸31、31の働きで第1回転スライドアーム23は第1固定アーム12上で平行移動することができる。しかも、第1回転スライドアーム23は、任意の鉛直方向軸回りで第1固定アーム12に対して相対回転することができる。第2固定アーム15には同様に長溝33が形成される。
第1回転スライドアーム23や第2回転スライドアーム24ではスライダ28にねじ部材34がねじ込まれる。ねじ部材34の軸心は案内軸31の軸心に平行に延びればよい。図3から明らかなように、ねじ部材34のねじ部すなわち軸部は長孔32に受け入れられる。したがって、ねじ部材34がねじ込まれると、ねじ部材34のねじ頭と第1回転スライドアーム23との間で摩擦力が生成される。摩擦力の働きでスライダ28の動きは第1回転スライドアーム23に対して拘束される。長手方向に沿って第1回転スライドアーム23の前後移動は阻止される。
図4に示されるように、第1および第2固定アーム12、15および支持体14は、相互に結合される第1および第2半体36a、36bから構成される。第1および第2半体36a、36bの結合に基づき前述の長溝33は形成されればよい。同様に、第1半体36aには、前述の傾斜角度計13を受け止める円形の窪み37が形成される。第2半体36bは、窪み37に収容される傾斜角度計13に覆い被さる。こうして傾斜角度計13は第1および第2半体36a、36bに挟み込まれる。傾斜角度計13は支持体14内で指針21の回転軸回りに回転することができる。傾斜角度計13が指針21の回転軸回りで回転すると、角度目盛り盤19は同様に支軸16の軸心回りで回転する。このとき、指針21では鏃21aの先端は鉛直方向真上を指し示し続ける。その他、図4から明らかなように、第1回転スライドアーム23が任意の鉛直方向軸回りで第1固定アーム12に対して相対回転すると、第1回転スライドアーム23は第1固定アーム12の開口26内に収容されることができる。こういった収容にあたって、第1回転スライドアーム23は案内軸31回りで第1固定アーム12に対して相対回転すればよい。ねじ部材34は一時的に取り外されればよい。同様に、第2回転スライドアーム24は第2固定アーム15の開口27内に収容されることができる。
いま、人体の骨盤の傾きを測定する場面を想定する。例えば図1に示されるように、第1および第2回転スライドアーム23、24は支軸16に平行な姿勢に維持される。同時に、角度目盛り盤19の「90」度および「270」度は第1および第2固定アーム12、15に隣接する矢印表示22に合わせ込まれる。その結果、指針21の鏃21aが角度目盛り盤19の「0」度や「180」度に合わせられると、第1および第2固定アーム12、15の水平姿勢は確立されることができる。
図5に示されるように、測定者は測定対象者の左右の上前腸骨棘に第1および第2回転スライドアーム23、24の先端をそれぞれあてがう。第1および第2回転スライドアーム23、24の平行移動に基づき第1および第2回転スライドアーム23、24の先端の間隔は上前腸骨棘の間隔に合わせ込まれる。このとき、第1および第2回転スライドアーム23、24の水平姿勢は維持される。指針21の鏃21aで指し示される角度表示に基づき骨盤の傾斜角度は測定されることができる。
一般に、人体では上前腸骨棘の間で腹部の出っ張りなどが観察される。角度測定器11によれば、第1および第2固定アーム12、15から第1および第2回転スライドアーム23、24が突き出ることから、骨盤の傾斜角は確実に第1および第2固定アーム12、15の傾きに反映される。したがって、正確に骨盤の傾斜角は測定されることができる。仮に、第1および第2回転スライドアーム23、24が省略されると、腹部の出っ張りに邪魔されて第1固定アーム12や第2固定アーム15は人体から浮き上がってしまう。第1固定アーム12や第2固定アーム15と上前腸骨棘との間に大きな間隔が形成されてしまう。第1および第2固定アーム12、15の傾斜角は十分に骨盤の傾斜角を反映することができない。
次に、人体で上腕および前腕の角度を測定する場面を想定する。第1および第2回転スライドアーム23、24は平行移動および回転に基づき第1および第2固定アーム12、15内に格納される。第1固定アーム12に隣接する矢印表示22に角度目盛り盤19の「0」度は合わせ込まれる。その後、例えば図6に示されるように、測定者は例えば人体の上腕38に第1固定アーム12をあてがう。このとき、支軸16は上腕38および前腕39の間で関節の揺動中心に位置決めされる。
続いて測定者は人体の前腕39に回転バー17をあてがう。回転バー17の直線18に基づき角度目盛り盤19で角度は読み取られることができる。回転バー17は透過性を有することから、回転バー17に邪魔されずに確実に角度は読み取られることができる。こうして上腕38および前腕39の間で相対角度は測定されることができる。
このとき、測定者は指針21の鏃21aを観察することができる。こうした観察に応じて重力方向すなわち鉛直方向に対して上腕38や前腕39の傾斜角は導き出される。こうした傾斜角が上腕38および前腕39の相対角度に関連付けられる結果、上腕38および前腕39の相対角度の測定にあたって人体全体と上腕38や前腕39との相対関係がさらに規定される。こうして例えばリハビリテーションの分野で治療対象者の快復度は定量的にきめ細かく判定されることができる。
図7は本発明の第2実施形態に係る角度測定器11aの外観を示す。この角度測定器11aでは、第1アームすなわち固定アーム41の一端で支持体14に支軸42が形成される。この支軸42には、支軸42の軸心回りで回転自在に環状部材43が受け止められる。この環状部材43に第2アームすなわち可動アーム44は取り付けられる。こうして可動アーム44は、支軸42の軸心回りで相対回転自在に固定アーム41に連結される。こうした相対回転に基づき、可動アーム44は固定アーム41に並列な姿勢で固定アーム41に重ね合わせられることができる。角度測定器11aは折り畳まれる。同様に、可動アーム44は、相対回転に基づき、固定アーム41の延長線上で延びる同軸位置に位置決めされることができる。環状部材43には、可動アーム44の同軸位置で可動アーム44との間で180度の相対角度差を指し示す矢印表示45が付される。
可動アーム44は、支軸42の軸心に直交する基準直線回りで回転自在に環状部材43に連結される。こういった回転の実現にあたって、環状部材43には、基準直線に沿って軸心を規定する円筒部46が形成される。可動アーム44には、円筒部46に受け入れられる回転軸47が形成される。こうして第2回転スライドアーム24は、支軸42の軸心に平行に延びる第1姿勢と、支軸42の軸心に直交する1平面に沿って延びる第2姿勢との間で姿勢を変化させることができる。同様に、固定アーム41は、基準直線回りで回転自在に支持体14に連結される。支持体14や固定アーム41には環状部材42や可動アーム44と同様に円筒部46や回転軸47が形成される。こうして第1回転スライドアーム23は、支軸42の軸心に平行に延びる第1姿勢と、支軸42の軸心に直交する1平面に沿って延びる第2姿勢との間で姿勢を変化させることができる。円筒部46内で回転軸47の可動範囲は例えば90度に規制されてもよい。なお、第1および第2回転スライドアーム23、24の姿勢変化の実現にあたってその他の機構が用いられてもよい。
この第2実施形態では、例えば図8に示されるように、第1および第2回転スライドアーム23、24の案内軸31は、長溝33内に変位自在に受け入れられるスライダ48に受け止められる。スライダ48にはゴムブッシュ49が組み込まれる。案内軸31はゴムブッシュ49にはめ込まれる。案内軸31とゴムブッシュ49との摩擦力で第1および第2回転スライドアーム23、24と固定および可動アーム41、44との相対回転は適度に規制される。こうして第1および第2回転スライドアーム23、24の姿勢は確実に維持される。スライダ48の変位に基づき第1および第2回転スライドアーム23、24の平行移動は実現される。その他、前述の第1実施形態と均等な構成や構造には同一の参照符号が付される。
いま、人体の骨盤の傾きを測定する場面を想定する。可動アーム44は支軸42回りで同軸位置に位置決めされる。第1および第2回転スライドアーム23、24は支軸42の軸心に平行な姿勢に維持される。同時に、角度目盛り盤19の「90」度および「270」度は固定アーム41および可動アーム44に隣接する矢印表示22に合わせ込まれる。その結果、指針21の鏃21aが角度目盛り盤19の「0」度や「180」度に合わせられると、固定および可動アーム41、44の水平姿勢は確立されることができる。その後、前述と同様に、骨盤の傾きの測定は進められればよい。
次に、人体で上腕および前腕の角度を測定する場面を想定する。第1および第2回転スライドアーム23、24は平行移動および回転に基づき固定および可動アーム41、44内に格納される。固定アーム41に隣接する矢印表示22に角度目盛り盤19の「0」度は合わせ込まれる。その後、前述と同様に測定者は例えば人体の上腕に固定アーム41をあてがう。続いて測定者は人体の前腕に可動アーム44をあてがう。矢印表示45に基づき角度目盛り盤19で角度は読み出されることができる。こうして上腕および前腕の間で相対角度は測定されることができる。可動アーム44は前述の回転バー17として機能することができる。
その他、この第2実施形態に係る角度測定器11aは例えば前後方向に背骨の傾斜角が測定される際に利用されることができる。このとき、角度測定器11aでは、回転軸47の軸心回りに固定アーム41および可動アーム44の回転が実施される。その結果、第1および第2回転スライドアーム23、24は、支軸42の軸心に直交する平面に沿って延びる第2姿勢に位置決めされる。例えば図9に示されるように、測定者が人体の胸部および腹部に第1および第2回転スライドアーム23、24の先端を押し当てると、指針21の鏃21aで傾斜角は指し示される。こうして背骨の傾斜角は測定されることができる。このとき、第1回転スライドアーム23の先端および固定アーム41の距離と第2回転スライドアーム24の先端および可動アーム44の距離とは一定値に合わせ込まれる。第1および第2回転スライドアーム23、24の固定にあたって前述のねじ部材34が用いられればよい。
以上のような角度測定器11、11aでは、回転軸回りで不動に指針21を仮固定する仮止め部材が傾斜角度計13にさらに取り付けられてもよい。こういった仮止め部材は、例えば図10に示されるように、傾斜角度計13の筐体52に受け止められる弾性部材53で構成されればよい。弾性部材53は例えば指針21に押し付けられることができる。こうして弾性部材53が押し付けられると、弾性部材53の接触圧で指針21の回転は阻止される。弾性部材53が指針21から引き離されると、指針21の回転は許容される。上腕および前腕の相対角度の測定にあたって測定者は比較的に簡単に指先で指針21に弾性部材53を押し付けることができる。こうして指針21の観察時に指針21が一時的に固定されれば、鉛直方向の特定は高い精度で実現されることができる。いずれの場合でも、傾斜角度計13では指針21は円板で構成されてもよい。この場合には、円板上に鏃21aが描かれればよい。重りは、鏃21aから中心角180度でずれた位置で円板内に組み込まれればよい。
なお、以上のような角度測定器11、11aでは前述の振子式の傾斜角度計13に代えて電子式の傾斜角度計が用いられてもよい。一般に、こういった電子式の傾斜角度計ではひずみゲージに基づき重力方向が特定される。この場合には、例えば第1固定アーム12や第2固定アーム15、固定アーム41、可動アーム44の傾斜角度が重力方向に対して特定されればよい。特定された傾斜角度は例えばデジタルでディスプレイ上に表示されればよい。

Claims (6)

  1. 第1アームと、支軸回りで相対回転自在に第1アームに連結される第2アームと、少なくとも第1および第2アームの可動範囲で支軸回りに回転角を表示する角度目盛りと、少なくとも第1アームに対して重力方向を特定する傾斜角度計と、第1アームの延長線上に延びる延長アームと、第1アームに取り付けられて、前記支軸に平行に延びる第1測定用アームと、延長アームに取り付けられて、前記支軸に平行に延びる第2測定用アームとを備えることを特徴とする角度測定器。
  2. 請求項1に記載の角度測定器において、前記第1測定用アームは前記第1アームに沿って平行移動することを特徴とする角度測定器。
  3. 請求項1に記載の角度測定器において、前記第2測定用アームは前記延長アームに沿って平行移動することを特徴とする角度測定器。
  4. 請求項1に記載の角度測定器において、前記第1測定用アームは、前記支軸に平行に延びる第1姿勢と、前記支軸に直交する1平面に沿って延びる第2姿勢との間で姿勢を変化させることを特徴とする角度測定器。
  5. 請求項1に記載の角度測定器において、前記第2測定用アームは、前記支軸に平行に延びる第1姿勢と、前記支軸に直交する1平面に沿って延びる第2姿勢との間で姿勢を変化させることを特徴とする角度測定器。
  6. 第1アームと、第1アームに取り付けられる第1測定用アームと、第1アームの延長線上に延びる延長アームと、延長アームに取り付けられる第2測定用アームと、所定の回転軸回りで回転し、重力方向を特定する指針と、回転軸回りに回転角を表示する角度目盛りとを備え、第1測定用アームは、第1アームに直交する測定姿勢と、第1アームに平行に延びる格納姿勢との間で姿勢を変化させ、第2測定用アームは、第2アームに直交する測定姿勢と、第2アームに平行に延びる格納姿勢との間で姿勢を変化させることを特徴とする角度測定器。
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