JP5381906B2 - 車両用衝突検知装置 - Google Patents
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Description
本発明の車両用衝突検知装置は、内部に中空部を有する弾性部材からなるチャンバと、中空部内の気圧変化を検出する圧力センサと、を備え、圧力センサの出力に基づき車両への物体の衝突を検知可能にする車両用衝突検知装置において、チャンバは、車幅方向中央で車幅方向と略平行をなす中央部と車幅方向両端で車幅方向に対して所定の角度で屈折する側端部とを有し、前記中央部が車両のバンパレインフォースメントに固定されると同時に、前記側端部が自身の弾性変形に伴うスプリングバックの作用により前記バンパレインフォースメントに向かって付勢されていることを特徴とする。
請求項1に記載の車両用衝突検知装置において、チャンバの車両への組み付け前の状態における所定の角度をα°としたとき、バンパレインフォースメントは、車幅方向両端側が車幅方向に対して角度β°で屈折しており、αはβよりも大きい角度であることを特徴とする。
(請求項3の発明)
請求項1または2に記載の車両用衝突検知装置において、チャンバの中央部からは舌状の取付部が突出しており、チャンバは取付部を介してバンパレインフォースメントに固定されることを特徴とする。
(請求項4の発明)
請求項3に記載の車両用衝突検知装置において、バンパレインフォースメントには第1の取付孔が形成されており、取付部は第1の固定部材を第1の取付孔に挿入することでバンパレインフォースメントに固定されていることを特徴とする。
(請求項5の発明)
請求項3または4に記載の車両用衝突検知装置において、取付部は、チャンバに一体的に形成されていることを特徴とする。
(請求項6の発明)
請求項4または5に記載の車両用衝突検知装置において、第1の固定部材は、先端に楔部を有するピン状のクリップであって、第1の取付孔に楔部が係合していることを特徴とする。
(請求項7の発明)
請求項1〜6の何れかに記載の車両用衝突検知装置において、圧力センサはブラケットを介してチャンバに取り付けられており、ブラケットは、バンパレインフォースメントに固定されていることを特徴とする。
(請求項8の発明)
請求項7に記載の車両用衝突検知装置において、バンパレインフォースメントには第2の取付孔が形成されており、ブラケットは第2の固定部材を第2の取付孔に挿入することでバンパレインフォースメントに固定されていることを特徴とする。
(請求項9の発明)
請求項8に記載の車両用衝突検知装置において、第2の固定部材は、ブラケットの下面から突出すると共に先端に楔部を有するピン状のクリップであって、第2の取付孔に楔部が係合していることを特徴とする。
(請求項10の発明)
請求項8に記載の車両用衝突検知装置において、第2の固定部材は、雄ねじ部を有するボルトであり、ブラケットの下面には第2の取付孔と連通する雌ねじ部が形成されており、ボルトは第2の取付孔を介して雌ねじ部に螺合していることを特徴とする。
(請求項11の発明)
請求項1〜10の何れかに記載の車両用衝突検知装置において、車両への衝突の衝撃力を吸収するアブソーバがチャンバに並設されており、このアブソーバはチャンバの前記中央部の前方に立ちはだかる壁部を有し、中央部の前端面が壁部の後端部に当接していることを特徴とする。
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1に係る車両用衝突検知装置の構成を示す平面図である。尚、図1においては車両の前方の半分を簡略化して表しており、更にエンジンルームを便宣上透視している。
(実施例1の効果)
実施例1の構成によれば、チャンバ3はバンパレインフォースメント1へ組み付け時の自身の弾性変形に伴うスプリングバックの作用により、側端部W2に応力SBが生じる。チャンバ3は、弾性変形状態を保持したまま中央部W1から突出する取付部3bによってバンパレインフォースメント1に固定されるため、チャンバ3のバンパレインフォースメント1への組み付け後は応力SBが常に側端部W2に働いている。そして、この応力SBは、図3(b)に示す様に、バンパレインフォースメント1の方向を向いているため、チャンバ3はバンパレインフォースメント1に向かって付勢されている。このように、チャンバ3の弾性変形に伴うスプリングバックの作用を有効的に利用してバンパレインフォースメント1に組み付けることで、取付部3bが少数(本実施例では中央部W1に2箇所)であってもチャンバ3を確実に固定されると共に位置決めされる。これによって、多数の取付部3bを必要としないためチャンバ3の加工コストが低減できると共に組み付け作業の工数も低減でき、また、車両の走行により発生する振動により中空部3a内に圧力変化が生じて衝突を誤検知する可能性が抑制される。
(実施例2)
実施例2では、実施例1でチャンバ3を取付部3bによりバンパレインフォースメント1に固定していたことに代え、図4に示す様に、圧力センサ4のブラケット4bを有効利用して固定するものである。以下、ブラケット4bによる固定の具体的な構成を説明する。
(変形例1)
実施例2において、ブラケット4bを底部から突出するクリップ部8でバンパレインフォースメント1に固定していたのに代え、図6に示すように、ボルト9を用いてもよい。この場合、バンパレインフォースメント1に形成された取付孔1bの内周には雌ねじ部が形成されており、ボルト9は圧力センサ4の上面からブラケット4bの下面へ貫通して取付孔1bに螺合している。これによって、ボルト9によるねじ止めという容易な手段にてブラケット4bを強固にバンパレインフォースメント1に固定できる。
(変形例2)
図7に示す様に、バンパレインフォースメント1の前方にはチャンバ3に並設されるアブソーバ2が配置されており、且つ、チャンバ3の中央部W1の前方に立ちはだかる壁部2aを有する場合、中央部W1の前端面が壁部2aの後端部に当接する構成としてもよい。これによって、チャンバ3の中央部W1はアブソーバ2の壁部2aとバンパレインフォースメント1との間に挟持されるため、実施例1のチャンバ3の取付部3bや実施例2の圧力センサ4のブラケット4bによる固定を補強できるほか、取付部3bやブラケット4bを持たない構成のチャンバ3であってもバンパレインフォースメント1に容易に固定することができる。
1a 取付孔(第1の取付孔)
1b 取付孔(第2の取付孔)
2 アブソーバ
2a 壁部
3 チャンバ
3a 中空部
3b 取付部
4 圧力センサ
4b ブラケット
7 クリップ(第1の固定部材)
8 クリップ部(第2の固定部材)
9 ボルト(第2の固定部材)
Claims (11)
- 内部に中空部を有する弾性部材からなるチャンバと、
前記中空部内の気圧変化を検出する圧力センサと、を備え、
前記圧力センサの出力に基づき車両への物体の衝突を検知可能にする車両用衝突検知装置において、
前記チャンバは、車幅方向中央で車幅方向と略平行をなす中央部と車幅方向両端で車幅方向に対して所定の角度で屈折する側端部とを有し、前記中央部が車両のバンパレインフォースメントに固定されると同時に、前記側端部が自身の弾性変形に伴うスプリングバックの作用により前記バンパレインフォースメントに向かって付勢されていることを特徴とする車両用衝突検知装置。 - 請求項1に記載の車両用衝突検知装置において、
前記チャンバの車両への組み付け前の状態における前記所定の角度をα°としたとき、
前記バンパレインフォースメントは、車幅方向両端側が車幅方向に対して角度β°で屈折しており、αはβよりも大きい角度であることを特徴とする車両用衝突検知装置。 - 請求項1または2に記載の車両用衝突検知装置において、
前記チャンバの前記中央部からは舌状の取付部が突出しており、前記チャンバは前記取付部を介して前記バンパレインフォースメントに固定されることを特徴とする車両用衝突検知装置。 - 請求項3に記載の車両用衝突検知装置において、
前記バンパレインフォースメントには第1の取付孔が形成されており、前記取付部は第1の固定部材を前記第1の取付孔に挿入することで前記バンパレインフォースメントに固定されていることを特徴とする車両用衝突検知装置。 - 請求項3または4に記載の車両用衝突検知装置において、
前記取付部は、前記チャンバに一体的に形成されていることを特徴とする車両用衝突検知装置。 - 請求項4または5に記載の車両用衝突検知装置において、
前記第1の固定部材は、先端に楔部を有するピン状のクリップであって、前記第1の取付孔に前記楔部が係合していることを特徴とする車両用衝突検知装置。 - 請求項1〜6の何れかに記載の車両用衝突検知装置において、
前記圧力センサはブラケットを介して前記チャンバに取り付けられており、
前記ブラケットは、前記バンパレインフォースメントに固定されていることを特徴とする車両用衝突検知装置。 - 請求項7に記載の車両用衝突検知装置において、
前記バンパレインフォースメントには第2の取付孔が形成されており、前記ブラケットは第2の固定部材を前記第2の取付孔に挿入することで前記バンパレインフォースメントに固定されていることを特徴とする車両用衝突検知装置。 - 請求項8に記載の車両用衝突検知装置において、
前記第2の固定部材は、前記ブラケットの下面から突出すると共に先端に楔部を有するピン状のクリップであって、前記第2の取付孔に前記楔部が係合していることを特徴とする車両用衝突検知装置。 - 請求項8に記載の車両用衝突検知装置において、
前記第2の固定部材は、雄ねじ部を有するボルトであり、
前記ブラケットの下面には前記第2の取付孔と連通する雌ねじ部が形成されており、
前記ボルトは前記第2の取付孔を介して前記雌ねじ部に螺合していることを特徴とする車両用衝突検知装置。 - 請求項1〜10の何れかに記載の車両用衝突検知装置において、
車両への衝突の衝撃力を吸収するアブソーバが前記チャンバに並設されており、
このアブソーバは前記チャンバの前記中央部の前方に立ちはだかる壁部を有し、
前記中央部の前端面が前記壁部の後端部に当接していることを特徴とする車両用衝突検知装置。
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