JP5212746B2 - 車両用衝突検知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両への歩行者等の衝突を検知する車両用衝突検知装置に関する。
近年、車両の安全性に関して、事故時に車両の搭乗者の安全性を確保するだけでなく、車両に歩行者が衝突した際に、歩行者が致命的なダメージを受けないことも求められている。従来の車両用衝突検知装置としては、例えば、特許文献1に記載されているように、車両のバンパを構成するバンパレインフォースメントの前方に、チャンバ空間を区画するチャンバ部材を配置し、このチャンバ空間内の圧力を圧力センサによって検出し、車両と障害物との衝突を検知する車両用衝突検知装置が提案されている。この特許文献1に記載のチャンバ部材は、取り付け片を介してバンパレインフォースメントに固定する。そして、取り付けの際には、図11(a)に示すバンパレインフォースメント40の角に突出したエッジ40cを、同図(b)に示すように削って丸くし、チャンバ部材70の取り付け片730がバンパレインフォースメントの上面40bに固定しやすいように加工を施す必要があった。
特開2009−220785号公報
しかしながら、エッジを無くしたバンパレインフォースメントは、エッジを設けたものよりも強度が低下するため、強度不足を補うためにバンパレインフォースメントの側壁をより肉厚とする必要があり、製造コストが増加するという問題がある。一方、仮に、エッジのあるバンパレインフォースメントに、従来の取り付け片を有するチャンバ部材を固定した場合、エッジと取り付け片とが車両の上下振動時に接触し摩耗によって破断するおそれがある。また、エッジと取り付け片とが当接しないように取り付け時に隙間を空けて配置することも可能であるが、車両の上下振動時にエッジと取り付け片とが当接して摩耗し、破断に至る可能性がある。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、圧力検出用のチャンバ部材のバンパレインフォースメントに対する取り付け部が車両の振動によって破断することを防止することができる車両用衝突検知装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、車両のバンパ内でバンパレインフォースメントの前面に配設されチャンバ空間を内部に形成してなるチャンバ本体を有するチャンバ部材と、前記チャンバ空間内の圧力を検出する圧力センサとを備え、前記圧力センサの検出結果に基づいて前記車両バンパへの衝突を検知するように構成された車両用衝突検知装置において、
前記チャンバ部材は、前記チャンバ本体の上面又は下面より前記バンパレインフォースメント側へ舌状に延設された取り付け片を有し、前記取り付け片を介して前記バンパレインフォースメントに固定されるものであって、
前記取り付け片は、
前記バンパレインフォースメントの上面又は下面に固定部材を介して固定される本体部と、
前記本体部と前記チャンバ本体とを接続し且つ前記バンパレインフォースメント前面より上方又は下方へ突出したエッジ部から第1の所定間隔で離間して前記エッジ部を跨ぐように屈曲形成された屈曲部と、
少なくとも前記本体部に接続されて前記チャンバ本体との間に設けられ、常には前記第1の所定間隔よりも小さい第2の所定間隔で前記エッジ部より離間するように形成される一方、前記車両の振動時には前記エッジ部に当接可能な当接部と
を有することを特徴とする。
この構成によれば、チャンバ部材は、チャンバ空間を内部に形成してなるチャンバ本体を備え、本体部と屈曲部と当接部とからなりチャンバ本体の上面又は下面よりバンパレインフォースメント側へ舌状に延設された取り付け片を有する。本体部は、固定部材を介してバンパレインフォースメントの上面又は下面に固定される。屈曲部は、バンパレインフォースメント前面より上方又は下方へ突出したエッジ部から第1の所定間隔で離間してエッジ部を跨ぐように屈曲形成され、本体部とチャンバ本体とを接続する。さらに、当接部は、少なくとも本体部に接続されてチャンバ本体との間に設けられ、常には第1の所定間隔よりも小さい第2の所定間隔でエッジ部より離間するように形成される一方、車両の振動時にはエッジ部に当接可能である。
すなわち、取り付け片は、バンパレインフォースメントのエッジ部から第1の所定間隔で離間してエッジ部を跨ぐように屈曲形成された屈曲部によって、バンパレインフォースメントの上面又は下面に固定される本体部とチャンバ本体とを接続するので、車両の振動により屈曲部がエッジ部に当接しにくくなっている。さらに、少なくとも本体部に接続されてチャンバ本体との間に設けられた当接部は、常には第1の所定間隔よりも小さい第2の所定間隔でエッジ部より離間するように形成されているので、車両の振動時には屈曲部よりも先にエッジ部に当接してチャンバ部材の振動を抑制することにより、屈曲部のエッジ部への当接を防止することができる。よって、取り付け片の本体部とチャンバ本体とを接続する屈曲部が、車両の振動によってバンパレインフォースメントのエッジ部に当接して破断することを、確実に防止することができる。
請求項2に記載の発明は、前記取り付け片において、前記屈曲部と前記固定部材との接触を回避するための凹部又は開口部が前記本体部と前記屈曲部との間に設けられたことを特徴とする。
この構成によれば、取り付け片において、本体部と屈曲部との間に凹部又は開口部が設けられているので、屈曲部と固定部材との接触を回避することができる。すなわち、バンパレインフォースメントの車両前後方向の幅が狭い場合、固定部材の固定位置が屈曲部側に近くなり、固定部材と取り付け片とが接触し、固定部材を安定させて本体部に固定させることができなくなるが、本構成によれば、本体部と屈曲部との間に凹部又は開口部を形成しているので、屈曲部と固定部材との接触が確実に回避される。よって、バンパレインフォースメントの車両前後方向の幅が狭い場合でも、固定部材を介してバンパレインフォースメントに取り付け片を固定させることができる。
請求項3に記載の発明は、前記屈曲部の前記チャンバ本体に接続される根元部において、前記バンパレインフォースメント前面より離間して設けられたことを特徴とする。
この構成によれば、屈曲部のチャンバ本体に接続される根元部が、バンパレインフォースメント前面より離間して形成されているので、屈曲部が車両前後方向の振動によってバンパレインフォースメントのエッジ部と当接することを防ぐことができる。
請求項4に記載の発明は、前記当接部において、前記本体部と前記チャンバ本体とを接続していることを特徴とする。
この構成によれば、当接部が本体部とチャンバ本体とを接続するので、屈曲部と当接部とでより強固に本体部とチャンバ本体とを接続することができる。
請求項5に記載の発明は、前記当接部において、前記チャンバ本体とは分離され、前記本体部によって片持ち支持されていることを特徴とする。
この構成によれば、当接部がチャンバ本体とは分離されて片持ち支持されて形成されたことにより、当接部が弾性力を有する板バネとして作用することにより屈曲部のエッジ部への当接を防止することができる。
請求項6に記載の発明は、前記屈曲部において、前記チャンバ本体から直線状に延設されると共にその延設方向とは交差する方向に溝部が設けられ、前記溝部に沿って前記バンパレインフォースメント側へ曲げ加工が施されたことを特徴とする。
この構成によれば、取り付け片の屈曲部は、例えば樹脂成形時には、チャンバ本体から直線状に延設されると共にその延設方向とは交差する方向に溝部が設けられているので、成形後に溝部に沿って容易に曲げ加工を施して所望形状の屈曲部を形成することができる。
実施形態の車両用衝突検知装置を平面視にて示す全体構成図である。 実施形態の車両用衝突検知装置において、(a)は車両用衝突検知装置(図1のA−A線断面)を横から見た要部断面図であり、(b)はチャンバ部材の要部側面図である。 実施形態のチャンバ部材において、(a)はチャンバ部材を車両後方斜め上側から見た斜視図であり、(b)はチャンバ部材をバンパレインフォースメントに取り付けた状態を車両後方斜め上側から見た斜視図である。 実施形態のチャンバ部材(図1のA−A線断面)を横から見た要部断面図である。 実施形態の取り付け片の曲げ加工前後を示した要部側面図である。 実施形態の取り付け片及び従来の取り付け片を横から見た要部断面図である。 第一変形例において、(a)は車両用衝突検知装置(図1のA−A線断面)を横から見た要部断面図であり、(b)はチャンバ部材の要部側面図である。 第一変形例において、(a)はチャンバ部材を車両後方斜め上側から見た斜視図であり、(b)はチャンバ部材をバンパレインフォースメントに取り付けた状態を車両後方斜め上側から見た斜視図である。 第二変形例において、(a)は車両用衝突検知装置(図1のA−A線断面)を横から見た要部断面図であり、(b)はチャンバ部材の要部側面図である。 第二変形例において、(a)はチャンバ部材を車両後方斜め上側から見た斜視図であり、(b)はチャンバ部材をバンパレインフォースメントに取り付けた状態を車両後方斜め上側から見た斜視図である。 従来のチャンバ部材をバンパレインフォースメントに固定させた状態の断面図である。
以下、本発明の車両用衝突検知装置を具体化した一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施形態である車両用衝突検知装置1を平面視にて示す全体構成図である。図2(a)は車両用衝突検知装置1を横から見た要部断面図(図1のA−A線断面)であり、同図(b)はチャンバ部材7の要部側面図である。図3(a)、(b)は、取り付け片73を車両後方側斜め上から見た斜視図である。図4は、チャンバ部材7の要部断面の拡大図である。図5(a)、(b)は、曲げ加工前後を示した取り付け片73の要部側面図である。図6は、本実施形態の取り付け片73及び従来の取り付け片730の要部断面図である。
車両用衝突検知装置1は、図1に示すように、バンパ2内に配設されたチャンバ部材7と、圧力センサ8と、歩行者保護装置ECU10とを主体として構成されている。
バンパ2は、図1、図2に示すように、バンパカバー3、バンパレインフォースメント4、サイドメンバ5、アブソーバ6、及びチャンバ部材7を主体として構成されている。尚、図2(a)では、バンパカバー3、バンパレインフォースメント4、アブソーバ6及びチャンバ部材7のチャンバ本体71をそれぞれ断面で示している。
バンパカバー3は、車両前端にて車幅方向(左右方向)に延び、バンパレインフォースメント4、サイドメンバ5、アブソーバ6、及びチャンバ部材7を覆うように車体に取り付けられる樹脂(例えば、ポリプロピレン)製カバー部材である。
バンパレインフォースメント4は、バンパカバー3内に配設されて車幅方向に延びる金属製の構造部材であって、図2(a)に示すように、内部中央に梁が設けられた日の字状断面を有する中空部材である。バンパレインフォースメント4は、四隅の角に突出したエッジ部4c1〜4c4を有している。エッジ部4c1、4c2がバンパレインフォースメント4の上方側でエッジ部4c3、4c4が下方側に該当する。そして、チャンバ部材7を固定するための固定孔(図示せず)がバンパレインフォースメント4の上面4bに設けられている。
サイドメンバ5は、車両の左右両側面近傍に位置して車両前後方向に延びる一対の金属製部材であり、その前端に上述したバンパレインフォースメント4が取り付けられる。
アブソーバ6は、バンパカバー3内でバンパレインフォースメント前面4aの前方でチャンバ部材7の下方側に取り付けられる車幅方向に延びる発泡樹脂製部材であり、バンパ2における衝撃吸収作用を発揮する。
チャンバ部材7は、バンパカバー3内でバンパレインフォースメント前面4aの前方側に配置され、ポリエチレンなどの軟質樹脂からなる車幅方向に延びる略箱状の中空部材である。より詳細には、チャンバ部材7は、チャンバ本体71と、延設部72と、取り付け片73と、を備えている。
チャンバ本体71は、チャンバ部材7の大部分を占めており、車幅方向に延びて内部に厚さ数mmの軟質樹脂の壁面によって囲まれた略密閉状のチャンバ空間7aを形成している。
延設部72は、図1に示したように、軟質樹脂によってチャンバ本体71と一体的に成形され、チャンバ本体71の上面71aであって車幅方向の略中央部分からバンパレインフォースメント上面4bに延び、車体前方側から車体後方側へ延設された部位である。延設部72の内部空間は、チャンバ本体71の内部空間と連通しており、チャンバ空間7aの一部分を形成している。尚、チャンバ部材7のバンパレインフォースメント4に対する取り付け構造の詳細については後述する。
圧力センサ8は、気体圧力を検出可能なセンサ装置であり、圧力センサ8の本体と、圧力導入管(図示せず)とで構成され、圧力センサ8の本体には圧力検出用のセンサ素子が設けられている。そして、圧力導入管は、延設部72の上方から挿入され、チャンバ空間7aの圧力を検出する。圧力センサ8は、圧力値を出力し、信号線10aを介して歩行者保護装置ECU10へ信号を送信する。尚、圧力センサ8は、ブラケット9を介して固定される。
歩行者保護装置ECU10は、圧力センサ8と接続され、車両本体に配置されている。図示しない歩行者保護装置(たとえば公知の歩行者保護用のエアバッグやフード跳ね上げ装置など)の起動制御を行うための電子制御装置であり、図1に示したように、圧力センサ8から出力される信号が信号線10aを介して入力されるように構成されている。
歩行者保護装置ECU10は、圧力センサ8における圧力検出結果に基づいて、車両バンパ2へ歩行者(すなわち、人体)が衝突したか否かを判別する処理を実行する。
続いて、チャンバ部材7のバンパレインフォースメント4に対する取り付け構造の詳細について説明する。チャンバ部材7は上述したようにチャンバ本体71と延設部72と取り付け片73とを備えている。そして、チャンバ部材7のバンパレインフォースメント4への取り付けは、チャンバ本体71の上面よりバンパレインフォースメント4側へ舌状に延設された取り付け片73を介して固定させることによって行う。尚、取り付け片73は、チャンバ本体71の下面より舌状に延設させてもよい。
取り付け片73は、図2(a)に示したように、板状を呈する本体部734と、屈曲部732と、当接部733とからなるものであって、チャンバ本体71の上面71aでバンパレインフォースメント前面4a側寄りにチャンバ本体71に一体的に延設されて車幅方向に2個設けられる。尚、取り付け片73の個数はチャンバ本体の車幅方向長さにより異なり、複数個設けてもよく、例えば4個乃至6個設けてもよい。取り付け片73は、チャンバ本体71側から順に、根元部731(屈曲部732の一部をなす)、屈曲部732及び当接部733、本体部734が一体的に形成されている。
根元部731は、図4に示すように、屈曲部732のチャンバ本体71に接続される部分であって、バンパレインフォースメント前面4aより車両前後方向に離間して形成されている。すなわち、根元部731は、チャンバ本体71の車両後方側の側壁71bから車両前方側へ肉盛部731cが形成された部分から、車両前方側へ距離を隔ててチャンバ本体71の上面71aから延設して上方へ立設されている。
肉盛部731cは、チャンバ本体71の車両後方側の側壁71bから根元部731までの幅Wで、根元部731に沿って上方側にエッジ部4c1の高さHより低く突出した部分であり、バンパレインフォースメントの前面4aと接触するように配設される。そのため、根元部731がエッジ部4c1と車両前後方向に離間する構造が形成される。
屈曲部732は、図2(b)に示すように、一端は根元部731においてチャンバ本体71と接続され、他端は本体部734に接続されている。また、屈曲部732は、バンパレインフォースメント前面4aより上方へ突出したエッジ部4c1から第1の所定間隔d1で離間してエッジ部4c1を跨ぐように屈曲形成される。尚、第1の所定間隔d1は、バンパレインフォースメントのエッジ部4c1の上面から屈曲部732の下面までの距離である。(他の実施形態及び変形例についても同様。)そして、取り付け片73の車幅方向に対してほぼ中央で、本体部734と屈曲部732との間に矩形状の凹部735が形成される。
凹部735は、図3(a)、(b)に示すように、車両上下方向に対して取り付け片73の上面で、屈曲部732の垂直な面732aと屈曲部732の傾斜部分の内側の面732b、732c及び本体部734の上面(凹部735に対して下面)とにより囲まれて凹状に形成されている。また、凹部735は、固定部材であるクリップ13の固定位置が屈曲部732側寄りへ配置されても接触を回避できる程度の幅と奥行きとで構成される。ここで、クリップ13は、円板部13aとくさび状の部分又はネジを有する軸部13bとを備える固定部材である。尚、凹部735の形状は、矩形状に限定されるものではなく、多角形又は曲面を有するものでもよい。すなわち、バンパレインフォースメント4の車両前後方向の幅が狭い場合、クリップ13を固定する座面が小さくなるが、凹部735を設けることにより、クリップ13を安定して固定させる領域を確保することができる。つまり、凹部735を設けたことによりバンパレインフォースメント4の車両前後方向の幅が狭い場合でも、クリップ13の円板部13aと取り付け片73の屈曲部732との接触を回避し、クリップ13を介してバンパレインフォースメント4に取り付け片73を固定させることができる。よって、チャンバ部材7をバンパレインフォースメント4に取り付けることができる。そして、凹部735の下方に当接部733が形成される。
当接部733は、図2(b)に示すように、本体部734に接続されてチャンバ本体71との間に設けられ、常には第1の所定間隔d1よりも小さい第2の所定間隔d2でエッジ部4c1より離間するように形成される一方、車両の振動時にはエッジ部4c1に当接可能な部位である。尚、第2の所定間隔d2はエッジ部4c1の上面から当接部733の下面までの距離である。(他の実施形態及び変形例についても同様。)
当接部733は、図4に示したように、エッジ部4c1の高さHよりも上方で、エッジ部4c1の上面から第2の所定間隔d2を空けて位置し、屈曲部732と本体部734と接続して形成され、本体部734の厚さよりも薄く形成されている。尚、当接部733の厚さは車両の振動等によるエッジ部4c1との摩耗によって破断しない厚さで形成される。つまり、当接部733はエッジ部4c1の上方に第2の所定間隔d2の隙間を空けて配設され、当接部733の上方にエッジ部4c1の上面から第1の所定間隔d1の隙間を空けて屈曲部732が接続して形成されるので、車両の振動時に当接部733が当接すると屈曲部732が当接しないようになっている。いいかえれば、当接部733は、本体部734から車両前方側へ延設してエッジ部4c1の上方に位置し、凹部735の下方であって、屈曲部732と接続して形成されている。
本体部734は、屈曲部732及び当接部733に接続される矩形板状の部分であって、クリップ13を貫挿させる係止孔734aがほぼ中央に形成され、バンパレインフォースメント4の上面4bに接しエッジ部4c2よりも内側に固定される。本体部734の上面は、エッジ部4c1、4c2の高さHよりも高く、凹部735を構成する面と共有している。
本体部734は、チャンバ部材7をバンパレインフォースメント4の上面4bに固定する際に、係止孔734aとバンパレインフォースメント4の固定孔(図示せず)とを合わせる。そして、クリップ13のくさび状の軸部13bの先端を係止孔734aに挿入しバンパレインフォースメント4の固定孔に嵌挿させる。クリップ13のくさび状の軸部13b先端がバンパレインフォースメント4の固定孔の外側に係止して取り付け片73を固定させることができる。
次に、チャンバ部材7及び取り付け片73の製造方法について説明する。チャンバ部材7は、ブロー成形によって一体的に製造され、チャンバ本体71と延設部72と取り付け片73とが同じ樹脂材料によって形成される。ブロー成形直後は、図5(a)、(b)に示すように、取り付け片73は、チャンバ本体71からほぼ直線状に延設される。
その後、曲げ加工を容易にするために、屈曲部732の延設方向とは交差する方向に断面半円形状の溝部731dが設けられる。次に、溝部731dに沿ってバンパレインフォースメント4側へ曲げ加工が施され、取り付け片73が完成する。また、溝部731dについては、同図(b)に示すように、根元部731の車両後方側の側面(同図(a)の裏面)に、断面半円形状の溝部731dを施してもよい。溝部731dを設けることにより、成形後に溝部731dに沿って容易に曲げ加工を施して所望形状の屈曲部732を形成することができる。尚、この溝部731dはブロー成形時に形成するようにしてもよい。
次に、図6を参照して従来の取り付け片730と本実施形態の取り付け片73との断面二次モーメントについて説明する。断面二次モーメントとは、曲げモーメントに対する物体の変形のしにくさを表した量であり、値が大きい程変形がしにくい。
断面二次モーメントは、物体の厚さと幅から、(厚さの3乗)×幅/12として求めることができ、断面二次モーメントが大きいほど、変形しにくく耐久性が高いことを示す。図6に示すように、従来の取り付け片730の厚さをtとし、本実施形態の取り付け片73の本体部734の下面から屈曲部732の上面までの厚さをL1とする。そして、取り付け片73及び取り付け片730の先端から根元部731までの幅をbとする。取り付け片73の断面二次モーメントは、厚さをL1とすれば(L1の3乗)×b/12と表すことができ、取り付け片730の断面二次モーメントは、厚さをtとすれば(tの3乗)×b/12と表すことができる。ここで、取り付け片73の厚さL1は従来の取り付け片730の厚さtより大きい(L1>t)。
よって、取り付け片73の断面二次モーメントは、従来の取り付け片730よりも大きく、曲げモーメントに対して、より物体が変形しにくく強度が高い。このため、チャンバ部材7は軟質製樹脂によって形成されているにも拘わらず、取り付け片73は適度な強度を有することになる。
次に、本実施形態の車両用衝突検知装置1による衝突の検知について説明する。本実施形態の車両用衝突検知装置1が組み付けられたバンパ2は、図1に示したように、バンパカバー3がチャンバ部材7とアブソーバ6を被覆し、バンパ2の外表面を形成している。
この車両のバンパ2に歩行者が衝突すると、歩行者がバンパ2を押圧することとなり、そしてバンパカバー3を介してチャンバ部材7を押圧し、チャンバ部材7の押圧された部分は変形し潰れる。チャンバ部材7の変形によりチャンバ空間7aにおける気体圧力が増大する。この圧力の増大が圧力導入管を経て圧力センサ8により検出され、出力される信号が信号線10aを介して歩行者保護装置ECU10に送られて圧力検出結果に基づいて、車両バンパ2へ歩行者(すなわち、人体)が衝突したか否かを判別する処理を実行することになる。
以上詳述したことから明らかなように、本実施形態によれば、チャンバ部材7は、チャンバ空間7aを内部に形成してなるチャンバ本体71を備え、本体部734と屈曲部732と当接部733とからなりチャンバ本体71の上面71aよりバンパレインフォースメント4側へ舌状に延設された取り付け片73を有する。本体部734は、クリップ13を介してバンパレインフォースメント4の上面4bに固定される。屈曲部732は、バンパレインフォースメント前面4aより上方へ突出したエッジ部4c1から第1の所定間隔d1で離間してエッジ部4c1を跨ぐように屈曲形成され、本体部734とチャンバ本体71とを接続する。さらに、当接部733は、少なくとも本体部734に接続されてチャンバ本体71との間に設けられ、常には第1の所定間隔d1よりも小さい第2の所定間隔d2でエッジ部4c1より離間するように形成される一方、車両の振動時にはエッジ部4c1に当接可能である。
すなわち、取り付け片73は、バンパレインフォースメント4のエッジ部4c1から第1の所定間隔d1で離間してエッジ部4c1を跨ぐように屈曲形成された屈曲部732によって、バンパレインフォースメント4の上面4bに固定される本体部734とチャンバ本体71とを接続するので、車両の振動により屈曲部732がエッジ部4c1に当接しにくくなっている。さらに、少なくとも本体部734に接続されてチャンバ本体71との間に設けられた当接部733は、常には第1の所定間隔d1よりも小さい第2の所定間隔d2でエッジ部4c1より離間するように形成されているので、車両の振動時には屈曲部732よりも先にエッジ部4c1に当接してチャンバ部材7の振動を抑制することにより、屈曲部732のエッジ部4c1への当接を防止することができる。よって、取り付け片73の本体部734とチャンバ本体71とを接続する屈曲部732が、車両の振動によってバンパレインフォースメント4のエッジ部4c1に当接して破断することを、確実に防止することができる。
更に、取り付け片73において、本体部734と屈曲部732との間に凹部735設けられているので、屈曲部732と固定部材であるクリップ13との接触を回避することができる。すなわち、バンパレインフォースメント4の車両前後方向の幅が狭い場合、クリップ13の固定位置が屈曲部732側に近くなり、クリップ13と取り付け片73とが接触し、クリップ13を安定させて本体部734に固定させることができなくなるが、本構成によれば、本体部734と屈曲部732との間に凹部735を形成しているので、屈曲部732とクリップ13との接触が確実に回避される。よって、バンパレインフォースメント4の車両前後方向の幅が狭い場合でも、クリップ13を介してバンパレインフォースメント4に取り付け片を固定させることができる。
また、屈曲部732のチャンバ本体71に接続される根元部731が、バンパレインフォースメント前面4aより離間して形成されているので、屈曲部732が車両前後方向の振動によってバンパレインフォースメント4のエッジ部4c1と当接することを防ぐことができる。
そして、当接部733が本体部734とチャンバ本体71とを接続するので、屈曲部732と当接部733とでより強固に本体部734とチャンバ本体71とを接続することができる。更に、取り付け片73の屈曲部732は、例えば樹脂成形時には、チャンバ本体71から直線状に延設されると共にその延設方向とは交差する方向に溝部731dが設けられているので、成形後に溝部731dに沿って容易に曲げ加工を施して所望形状の屈曲部732を形成することができる。
次に、実施形態の第一変形例について、図7、図8を参照しつつ説明する。図7(a)は本変形例における車両用衝突検知装置1を横から見た要部断面図であり、同図(b)はチャンバ部材7の要部側面図である。図8(a)はチャンバ部材を車両後方斜め上側から見た斜視図であり、同図(b)はチャンバ部材をバンパレインフォースメントに取り付けた状態を車両後方斜め上側から見た斜視図である。尚、上述した実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、それらについての詳細な説明を省略し、主に実施形態の取り付け片73と異なる点について説明する(以下の変形例においても同様)。
上記実施形態の取り付け片73は、矩形状の凹部735を有する構成としたが、本変形例では、図7、図8に示すように、取り付け片74の本体部744と屈曲部742との間に貫通した矩形状の穴が形成された開口部742aが形成されている。そして、開口部742aは、取り付け片74の車幅方向に対してほぼ中央で、車両前方側上方のエッジ部4c1上方に位置する。開口部742aの車両前後方向幅は、エッジ部4c1の上面の車両前後方向の幅よりも広く形成されている。
開口部742aは、クリップ13の固定位置が屈曲部742側寄りへ配置されても接触を回避できる程度の幅と奥行きとで構成される。そのため、開口部742aの形状は、矩形状の穴に限定されるものではなく、多角形又は曲面を有するものでもよい。
屈曲部742は、実施形態の取り付け片73と同様に、バンパレインフォースメント前面4aより上方へ突出したエッジ部4c1から第1の所定間隔d1で離間してエッジ部4c1を跨ぐように屈曲形成される。
そして、当接部743は、開口部742aの車幅方向の両側に形成され、本体部744に接続されてチャンバ本体71との間に設けられ、常には第1の所定間隔d1よりも小さい第2の所定間隔d2でエッジ部4c1より離間するように形成される一方、車両の振動時にはエッジ部4c1に当接可能である。
本変形例によれば、取り付け片74は、本体部744と屈曲部742との間に開口部742aが設けられているので、屈曲部742とクリップ13との接触を回避することができる。すなわち、バンパレインフォースメント4の車両前後方向の幅が狭い場合、クリップ13の固定位置が屈曲部742側に近くなり、クリップ13と取り付け片74とが接触し、クリップ13を安定させて本体部744に固定させることができなくなるが、本体部744と屈曲部742との間に開口部742aを形成しているので、屈曲部742とクリップ13との接触が確実に回避される。よって、バンパレインフォースメント4の車両前後方向の幅が狭い場合でも、クリップ13を介してバンパレインフォースメント4に取り付け片74を固定させることができる。
次に、実施形態の第二変形例について、図9、図10を参照しつつ説明する。図9(a)は本変形例における車両用衝突検知装置1を横から見た要部断面図であり、同図(b)はチャンバ部材7の要部側面図である。図10(a)はチャンバ部材を車両後方斜め上側から見た斜視図であり、同図(b)はチャンバ部材をバンパレインフォースメントに取り付けた状態を車両後方斜め上側から見た斜視図である。
上記の実施形態の取り付け片73及び第一変形例の取り付け片74は、バンパレインフォースメント4の車両前後方向の幅が狭い場合でも取り付け可能とする構成とした。一方、バンパレインフォースメント4の車両前後方向の幅が広い場合は、図9、図10に示すように、取り付け片75に凹部や穴を設けた開口部を形成せずに、車両の振動時に当接する当接部753をチャンバ本体71とは分離させ、本体部754によって片持ち支持されるように形成してもよい。具体的には、取り付け片75は、本体部754と屈曲部752と当接部753とからなり、一体的に形成されている。
本体部754は、屈曲部752及び当接部753に接続される矩形板状の部分である。屈曲部752は、バンパレインフォースメント前面4aより上方へ突出したエッジ部4c1から第1の所定間隔d1で離間してエッジ部4c1を跨ぐように屈曲形成される。そして、屈曲部752の車幅方向の両側には、本体部754から車両前方側へ延び屈曲部752よりも下方に位置する当接部753が形成される。
当接部753は、本体部754に接続されて片持ち支持され、チャンバ本体71との間に設けられる。つまり、当接部753はチャンバ本体71とは分離して形成されている。そして、当接部753は、常には第1の所定間隔d1よりも小さい第2の所定間隔d2でエッジ部4c1より離間するように形成される一方、車両の振動時にはエッジ部4c1に当接可能である。
本変形例によれば、当接部753がチャンバ本体71とは分離されて片持ち支持されて形成されたことにより、当接部753が弾性力を有する板バネとして作用することにより屈曲部752のエッジ部4c1への当接を防止することができる。
本発明は上述した実施形態や変形例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことが可能であることは云うまでもない。例えば、取り付け片73〜75は、チャンバ本体71の下面に複数個配設してもよい。取り付け片73〜75をチャンバ本体71の下面に配設する場合は、バンパレインフォースメントの下方のエッジ部4c3を跨ぎ、取り付け片73〜75の本体部をバンパレインフォースメント4の下面に固定させる。バンパ2、チャンバ部材7やバンパレインフォースメント4等の形状に合わせて、取り付け片の位置や個数を適宜変更して配設することにより、取り付け片が車両の振動によって破断することを防止することができる。
1:車両用衝突検知装置 2:バンパ 3:バンパカバー
4:バンパレインフォースメント 4a:バンパレインフォースメント前面
4b:バンパレインフォースメント上面 5:サイドメンバ 6:アブソーバ
7:チャンバ部材 7a:チャンバ空間 71:チャンバ本体
73、74、75:取り付け片 732、742、752:屈曲部 733、743、753:当接部 734、744、754:本体部 8:圧力センサ 10:歩行者保護装置ECU 10a:信号線 13:クリップ(固定部材)

Claims (6)

  1. 車両のバンパ内でバンパレインフォースメントの前面に配設されチャンバ空間を内部に形成してなるチャンバ本体を有するチャンバ部材と、前記チャンバ空間内の圧力を検出する圧力センサとを備え、前記圧力センサの検出結果に基づいて前記車両バンパへの衝突を検知するように構成された車両用衝突検知装置において、
    前記チャンバ部材は、前記チャンバ本体の上面又は下面より前記バンパレインフォースメント側へ舌状に延設された取り付け片を有し、前記取り付け片を介して前記バンパレインフォースメントに固定されるものであって、
    前記取り付け片は、
    前記バンパレインフォースメントの上面又は下面に固定部材を介して固定される本体部と、
    前記本体部と前記チャンバ本体とを接続し且つ前記バンパレインフォースメント前面より上方又は下方へ突出したエッジ部から第1の所定間隔で離間して前記エッジ部を跨ぐように屈曲形成された屈曲部と、
    少なくとも前記本体部に接続されて前記チャンバ本体との間に設けられ、常には前記第1の所定間隔よりも小さい第2の所定間隔で前記エッジ部より離間するように形成される一方、前記車両の振動時には前記エッジ部に当接可能な当接部と
    を有することを特徴とする車両用衝突検知装置。
  2. 前記取り付け片は、前記屈曲部と前記固定部材との接触を回避するための凹部又は開口部が前記本体部と前記屈曲部との間に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の車両用衝突検知装置。
  3. 前記屈曲部の前記チャンバ本体に接続される根元部は、前記バンパレインフォースメント前面より離間して設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用衝突検知装置。
  4. 前記当接部は、前記本体部と前記チャンバ本体とを接続していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用衝突検知装置。
  5. 前記当接部は、前記チャンバ本体とは分離され、前記本体部によって片持ち支持されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用衝突検知装置。
  6. 前記屈曲部は、前記チャンバ本体から直線状に延設されると共にその延設方向とは交差する方向に溝部が設けられ、前記溝部に沿って前記バンパレインフォースメント側へ曲げ加工が施されたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の車両用衝突検知装置。
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