JP2009023405A - 衝突検知センサ - Google Patents

衝突検知センサ Download PDF

Info

Publication number
JP2009023405A
JP2009023405A JP2007186023A JP2007186023A JP2009023405A JP 2009023405 A JP2009023405 A JP 2009023405A JP 2007186023 A JP2007186023 A JP 2007186023A JP 2007186023 A JP2007186023 A JP 2007186023A JP 2009023405 A JP2009023405 A JP 2009023405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
collision detection
detection sensor
groove
disposed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007186023A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Suzuki
明 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2007186023A priority Critical patent/JP2009023405A/ja
Priority to EP08012328A priority patent/EP2017137A3/en
Priority to US12/218,567 priority patent/US7743669B2/en
Publication of JP2009023405A publication Critical patent/JP2009023405A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R19/00Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
    • B60R19/02Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
    • B60R19/48Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects combined with, or convertible into, other devices or objects, e.g. bumpers combined with road brushes, bumpers convertible into beds
    • B60R19/483Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects combined with, or convertible into, other devices or objects, e.g. bumpers combined with road brushes, bumpers convertible into beds with obstacle sensors of electric or electronic type
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/01Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
    • B60R2021/0104Communication circuits for data transmission
    • B60R2021/01081Transmission medium
    • B60R2021/01095Transmission medium optical
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/01Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
    • B60R21/013Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting collisions, impending collisions or roll-over
    • B60R21/0136Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting collisions, impending collisions or roll-over responsive to actual contact with an obstacle, e.g. to vehicle deformation, bumper displacement or bumper velocity relative to the vehicle

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

【課題】製造コストを低減しつつ、光ファイバの破損を抑制すると共に、光ファイバによる検出感度を向上することができる衝突検知センサを提供する。
【解決手段】衝突検知センサ4は、凹溝41aを形成する溝底部41bと溝底部41bに一体的に立設された一対の柱部41cとを備えた第一部材41と、一対の柱部41cの端面に当接して配置され、凹溝41aを覆蓋して包囲空間4aを形成する第二部材42と、包囲空間4aのうち凹溝41aの溝底側および第二部材42側の少なくとも何れか一方に配置され、一方面が凹溝41aの延びる方向へ凹凸状に形成された凹凸部材43と、包囲空間4a内であって、凹凸部材43の一方面側に配置される光ファイバ44を備える。そして、第一部材41または第二部材42は弾性体からなり、物体が衝突した場合に弾性体が変形することにより包囲空間4aを変形させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、車両に歩行者が衝突したことを検知する衝突検知センサに関するものである。
従来、この種の衝突検知センサとしては、例えば、特開2006−105973号公報(特許文献1)および特開2005−249680号公報(特許文献2)に記載されたものがある。特許文献1に記載の衝突検知センサは、光ファイバと波状板をモールドゴムにより覆っている。特許文献2に記載の衝突検知センサは、コの字型の保持部材と、保持部材の底部に配置された波状部材と、保持部材のコの字型内部に配置された光ファイバと、初期状態において保持部材および光ファイバから離間して配置された相手部材とを備えている。
特開2006−105973号公報 特開2005−249680号公報
しかし、特許文献1に記載の衝突検知センサは、モールドゴムを押出成形した後にプレス加工によりゴム整形を行う必要がある。そのため、予め光ファイバをセットしてモールドゴムをプレス加工すると、光ファイバが破損するおそれがある。そこで、例えば、まず金属棒などを予めセットした状態でモールドゴムを整形し、金属棒を引き抜いた後に、その穴に光ファイバを挿入する必要がある。このように、モールドゴムにより光ファイバを覆う構成では、製造コストが高価となってしまう。
また、特許文献2に記載の衝突検知センサは、特許文献1のようなモールドゴムを用いていないため、製造コストの問題は解消できる。ここで、特許文献2に記載されているように、光ファイバは、非常に破損が生じやすいものである。確かに、特許文献2によれば、過大な衝撃力が発生した場合には光ファイバに衝撃が伝達されないため、光ファイバの破損を回避できる。しかし、衝撃力が小さい場合であっても、光ファイバが直接的に高剛性部材に押圧された場合には、光ファイバの破損のおそれがある。そこで、光ファイバの外周にゴムなどの弾性体により被覆するようにしている。しかし、これでは、この外周のゴムの弾性力により、波状部材による押圧力が低減され、光ファイバの感度が低下する問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、製造コストを低減しつつ、光ファイバの破損を抑制すると共に、光ファイバによる検出感度を向上することができる衝突検知センサを提供することを目的とする。
本発明の衝突検知センサは、衝突検知方向に交差する方向へ延びると共に衝突検知方向に開口する凹溝が形成され、凹溝を形成する溝底部と溝底部に一体的に立設された一対の柱部とを備えた第一部材と、
一対の柱部の端面に当接して配置され、凹溝を覆蓋して包囲空間を形成する第二部材と、
包囲空間のうち凹溝の溝底側および第二部材側の少なくとも何れか一方に配置され、一方面が凹溝の延びる方向へ凹凸状に形成された凹凸部材と、
包囲空間内であって、凹凸部材の一方面側に配置される光ファイバと、を備え、
第一部材または第二部材は弾性体からなり、物体が衝突した場合に弾性体が変形することにより包囲空間を変形させることを特徴とする。
本発明の衝突検知センサによれば、光ファイバは、第一部材の凹溝内に配置しているため、特許文献1のようなモールド材を用いていない。従って、製造コストを低減できる。さらに、初期状態、すなわち物体が衝突していない状態において、第二部材は第一部材の一対の柱部に当接した状態となっている。従って、物体が衝突した場合の衝撃力を第二部材が受ける場合を考えると、その衝撃力は、第一部材の柱部の押圧力と光ファイバへの押圧力とに分散される。従って、物体が衝突した場合に、光ファイバが第一部材と第二部材とにより受ける押圧力を低減できる。つまり、光ファイバの破損を抑制できる。さらに、光ファイバと凹凸部材との間には、ゴムなどの弾性体は配置されていない。従って、物体が衝突した場合に、光ファイバが凹凸部材の一方面に直接当接し、押圧される。つまり、光ファイバの感度を確実に向上できる。
好ましくは、光ファイバは、凹凸部材の凸部に当接するように配置されるとよい。このように、初期状態において、光ファイバを凹凸部材の凸部に当接させることで、物体が衝突した場合に、その衝突を直ちに光ファイバにより検知できる。従って、検出感度を向上することができる。
また、本発明の衝突検知センサにおいて、第二部材は、凹溝に挿入され、光ファイバを圧入保持可能な突起部を備えるようにしてもよい。これにより、光ファイバを予め第二部材の突起部に保持させておき、その状態で第一部材の凹溝に光ファイバおよび突起部を挿入して取り付けることができる。従って、光ファイバの取り付けが容易となり、製造工数の低減につながる。
また、好ましくは、凹凸部材は、第一部材または第二部材に一体的に形成されるとよい。これにより、凹凸部材のみを別部品とする場合に比べて、部品点数の削減できるため、製造工数を低減できる。
また、好ましくは、第二部材は、弾性体からなり、第一部材は、第二部材の剛性より高い剛性の材料からなるとよい。つまり、第一部材の柱部の剛性が、第二部材の剛性よりも高くなる。従って、柱部が受ける衝撃力を十分に確保でき、結果として、第一部材および第二部材により光ファイバが押圧される力を、小さくすることができる。つまり、光ファイバの破損を抑制できる。
また、第二部材が弾性体からなり、第一部材が第二部材の剛性より高い剛性の材料からなる場合、第二部材は、車両のバンパリンフォースの車両前面に当接して配置されるとよい。この場合、物体がバンパカバーに衝突した場合に、第一部材とバンパリンフォースとが近接するように相対移動する。その結果、第一部材の柱部とバンパリンフォースにより挟まれる第二部材が圧縮変形する。そうすると、包囲空間が狭くなるように変形するため、光ファイバが第二部材と凹凸部材の凸部により挟まれるように圧縮される。これにより、光ファイバが変形し、物体の衝突を検知できる。
<第一実施形態>
次に、本発明の衝突検知センサについて、車両の前方物体に衝突したことを検知する車両用衝突検知装置に適用した場合の例をあげて説明する。第一実施形態の車両用衝突検知装置について図1および図2を参照して説明する。図1は、第一実施形態の車両用衝突検知装置における車両前方部分の車両前後方向鉛直断面図である。図2は、図1における衝突検知センサ4の部分のA−A断面図である。
車両用衝突検知装置は、主として、車両が歩行者(以下、「外部物体」という)に衝突したことを検知するための装置である。この車両用衝突検知装置は、バンパリンフォース1と、バンパカバー2と、バンパアブソーバ3と、衝突検知センサ4と、電子制御ユニット(以下、「ECU」という)5とを備える。
バンパリンフォース1は、車両左右方向に延在し、車両フレームの一部を構成する構造部材である。バンパリンフォース1は、例えば、図1に示すように、内部中央に二段の梁が設けられた目の字状断面を有する金属製の中空部材からなる。そして、このバンパリンフォース1は、車両左右端に配置されているフロントサイドメンバ6の車両前端に固定されている。
バンパカバー2は、車両の最前面に配置され、バンパリンフォース1の車両前方側を被覆している。このことは、バンパカバー2は、後述するバンパアブソーバ3の車両前方側を被覆していることになる。従って、車両が車両前方に位置する外部物体に衝突する場合には、通常、このバンパカバー2が当該外部物体に衝突することになる。そして、バンパカバー2は、バンパリンフォース1に対して車両後方側に相対移動可能となるように、後述するバンパアブソーバ3に支持されている。
バンパアブソーバ3は、図1に示すように、例えば、発砲樹脂製からなり、車両前後方向鉛直断面が矩形状からなる。そして、バンパアブソーバ3は、バンパリンフォース1とバンパカバー2との間に挟まれるように、且つ、車両左右方向に延びるように後述する衝突検知センサ4に取り付けられている。このバンパアブソーバ3は、車両前方が外部物体に衝突した場合に、つぶれ変形することにより衝撃を吸収する機能を有している。そして、バンパアブソーバ3は、例えば、歩行者がバンパカバー2に衝突した場合に、歩行者の脚部保護機能を有する。
衝突検知センサ4は、全体としては、車両前後方向鉛直断面が矩形状からなり、バンパリンフォース1とバンパアブソーバ3との間に挟まれるように、且つ、車両左右方向に延びるように配置されている。この衝突検知センサ4は、第一部材41と、第二部材42と、凹凸部材43と、光ファイバ44とから構成される。
第一部材41は、ほぼ長尺平板状の樹脂製からなる。そして、第一部材41の長尺平板の一方面に、長尺方向に2本の凹溝41a、41aが形成されている。具体的には、第一部材41に形成される凹溝41a、41aは、車両前後方向(外部物体の衝突検知方向、図1の左右方向)に交差する方向(車両左右方向、図1の前後方向)へ延びるように形成されると共に、車両後方に開口するように形成されている。つまり、第一部材41は、凹溝41aの溝底面を形成する溝底部41bと、凹溝41aの溝側面を形成し溝底部41bに一体的に立設された一対の柱部41cとを備えている。そして、この凹溝41aは、その断面がほぼ矩形状とされている。この第一部材41は、その溝底部41bの車両前面が、バンパアブソーバ3の車両後面に当接するように配置されている。従って、外部物体がバンパカバー2に衝突した場合に、バンパカバー2がバンパリンフォース1に対して車両後方へ相対移動することに伴って、第一部材41もバンパリンフォース1に対して車両後方へ相対移動することになる。
第二部材42は、長尺平板状に形成されている。この第二部材42の平板の大きさは、第一部材41の平板の大きさとほぼ同一である。そして、この第二部材42は、その一方面が第一部材41の一対の柱部41cの端面に当接するように配置されている。そして、第二部材42は、2本の凹溝41a、41aをそれぞれ覆蓋して2か所の包囲空間4a、4aを形成している。さらに、第二部材42の他方面が、バンパリンフォース1の車両前面に当接するように配置されている。つまり、第二部材42の一部分は、第一部材41の柱部41cとバンパリンフォース1との間に挟まれるように配置されている。
そして、この第二部材42は、例えばシリコンゴムなどの弾性体からなる。従って、第二部材42の剛性は、第一部材41の剛性よりも低い材料からなる。つまり、外部物体がバンパカバー2に衝突した場合に、第二部材42は、第一部材41がバンパリンフォース1に対して車両後方に相対移動することに伴って変形する。この第二部材42の変形により、包囲空間4a、4aが狭くなるように変形する。
凹凸部材43、43は、樹脂製であって、長尺平板状に形成されている。具体的には、凹凸部材43、43は、長尺平板の一方面に長尺方向へ向かって一定周期の波状(凹凸状)に形成されている。そして、凹凸部材43、43は、凹凸部材43、43の他方面側が包囲空間4a、4aのうち凹溝41a、41aの溝底、すなわち、第一部材41の溝底部41bに当接するように配置されている。つまり、凹凸部材43、43の凸部が、凹溝41aの開口側を向くように、それぞれの凹溝41a、41aの溝底に取り付けられている。なお、この凹凸部材43、43は、第一部材41と一体形成してもよいし、第一部材41と別体形成してもよい。凹凸部材43を第一部材41と一体形成する場合には、部品点数の削減による製造コストの低減効果を奏する。
光ファイバ44は、屈折率の高いファイバコア44aと、ファイバコア44aの周囲に設けられた屈折率の低いファイバクラッド44bとから構成される。そして、光ファイバ44は、包囲空間4a、4a内に配置される。具体的には、光ファイバ44は、包囲空間4a、4a内であって、初期状態(外部物体が衝突していない状態)において、第二部材42の一方面と凹凸部材43、43の凸部に当接している。つまり、外部物体がバンパカバー2に衝突した場合には、包囲空間4a、4aが変形することにより、光ファイバ44が屈曲変形する。従って、外部物体の衝突前後において、光ファイバ44を伝搬する光の透過光量が変化する。
ECU5は、光ファイバ44の一端から発光素子によって光を入射、光ファイバ44の他端で受光素子によって受光する。そして、光ファイバ44を伝搬する光の透過光量の変化に基づいて、外部物体がバンパカバー2に衝突したか否かを判定する。例えば、透過光量の大きく変化した場合には、バンパカバー2に外部物体が衝突したと判定する。さらに、ECU5は、その透過光量の変化に基づいて、衝突した外部物体が歩行者であるか否かを判定する。
そして、ECU5により衝突した外部物体が歩行者であると判定された場合には、歩行者保護デバイス(図示せず)を起動させる。歩行者保護デバイスとは、車両のフードに搭載され、車両が歩行者へ衝突した場合に歩行者を保護するための装置である。この歩行者保護デバイスは、例えば、フードの跳ね上げを行う装置や、フード上に展開するエアバッグ装置などである。
以上説明した第一実施形態の車両用衝突検知装置によれば、衝突検知センサ4にモールドゴムを用いていないため、その製造コストを低減できる。さらに、初期状態において、第二部材42は第一部材41の一対の柱部41cに当接した状態となっている。従って、外部物体がバンパカバー2に衝突した場合の衝撃力を第二部材42が受ける場合を考えると、その衝撃力は、第一部材41の柱部41cの押圧力と光ファイバ44への押圧力とに分散される。従って、外部物体がバンパカバー2に衝突した場合に、光ファイバ44が第一部材41と第二部材42とにより受ける押圧力を低減できる。つまり、光ファイバ44の破損を抑制できる。
さらに、光ファイバ44と凹凸部材43との間には、ゴムなどの弾性体は配置されていない。従って、外部物体が衝突した場合に、光ファイバ44が凹凸部材43の一方面に直接当接し、押圧される。つまり、光ファイバ44の感度を確実に向上できる。さらには、光ファイバ44は、初期状態において、第二部材42の一方面および凹凸部材43の凸部に当接させている。これにより、外部物体がバンパカバー2に衝突した場合に、その衝突を直ちに光ファイバ44により検知できる。従って、検出感度を向上することができる。
なお、第一実施形態において、光ファイバ44の取り付けは、以下のように行うことができる。第一番目の取り付け方法は、光ファイバ44を第一部材41の凹溝41a、41aに挿入させておき、その後に第二部材42を第一部材41に固定させる方法である。第二番目の取り付け方法は、まず、光ファイバ44を第二部材42の一方面に接着などにより取り付けておき、その後に光ファイバ44が凹溝41a、41aに挿入するように第二部材42を第一部材41に固定させる方法である。
<第二実施形態>
次に、第二実施形態の衝突検知センサ14について図3を参照して説明する。図3は、第二実施形態の衝突検知センサ14の車両前後方向鉛直断面図である。ここで、第二実施形態の衝突検知センサ14は、上述した第一実施形態の衝突検知センサ4に対して、第二部材142のみ相違する。そこで、以下に、第二部材142のみについて説明し、その他の構成については第一実施形態と同一の符号を付して説明を省略する。
第二実施形態の衝突検知センサ14は、第一部材41と、2個の第二部材142、142と、凹凸部材43と、光ファイバ44とから構成される。2個の第二部材142、142は、それぞれ、本体部142aと突起部142bとから構成される。本体部142aは、一対の柱部41c間の幅の同幅の長尺平板状に形成されている。突起部142bは、本体部142aの一方面のほぼ中央部に、長尺方向に延びるように突出している。そして、この突起部142bの先端面は、光ファイバ44を圧入保持可能な凹部が形成されている。さらに、突起部142bの突出幅は、第一部材41の凹溝41aの溝幅とほぼ同一であり、突起部142bの本体部142aからの突出高さは、第一部材41の凹溝41aの溝深さよりも小さくされている。そして、第二部材142は、突起部142bが凹溝41aに圧入され、本体部142aの一方面が第一部材41の一対の柱部41cの端面に当接するように配置される。
この第二実施形態における衝突検知センサ14の取り付け方法は、以下のとおりである。まず、光ファイバ44を第二部材142、142の突起部142bに圧入保持させておく。一方、凹凸部材43、43が第一部材41と別体の場合には、凹凸部材43、43を第一部材41の凹溝41a、41aの溝底に配置する。続いて、光ファイバ44を保持した第二部材142、142を、第一部材41に取り付ける。このとき、光ファイバ44および突起部142b、142bが第一部材41の凹溝41a、41aに挿入されるように行う。これにより、光ファイバ44の取り付けが非常に容易となり、製造工数の低減を図ることができる。
<その他>
上記実施形態においては、凹溝41aを形成する第一部材41が、車両前方に配置されるようにしたが、第一部材41と第二部材42との車両前後方向の配置を逆にしてもよい。また、第一部材41が第二部材42よりも剛性を高くしたが、これを逆にしてもよい。これらの場合、同様の効果を奏する。さらに、第一部材41および第二部材42共に、弾性体からなるようにしてもよい。この場合にも、十分に効果を発揮する。
また、凹凸部材43は、凹溝41aの溝底に配置したが、第二部材42の一方面に配置してもよい。この場合、凹凸部材43は、第二部材42と一体的に成形してもよいし、別体に成形してもよい。さらに、凹凸部材43は、凹溝41aの溝底と、第二部材42の一方面の両方に配置してもよい。この場合、光ファイバ44へ付与する押圧力を大きくすることができる。また、凹凸部材43は、波状としたが、階段状のような凹凸形状であってもよい。
第一実施形態の車両用衝突検知装置における車両前方部分の車両前後方向鉛直断面図である。 図1における衝突検知センサ4の部分のA−A断面図である。 第二実施形態の衝突検知センサ14の車両前後方向鉛直断面図である。
符号の説明
1:バンパリンフォース、 2:バンパカバー、 3:バンパアブソーバ、
4:衝突検知センサ、
41:第一部材、 41a:凹溝、 41b:溝底部、 41c:柱部、
42、142:第二部材、 142a:本体部、 142b:突起部、
43:凹凸部材、
44:光ファイバ、 44a:ファイバコア、 44b:ファイバクラッド、
5:電子制御ユニット

Claims (6)

  1. 衝突検知方向に交差する方向へ延びると共に前記衝突検知方向に開口する凹溝が形成され、前記凹溝を形成する溝底部と前記溝底部に一体的に立設された一対の柱部とを備えた第一部材と、
    前記一対の柱部の端面に当接して配置され、前記凹溝を覆蓋して包囲空間を形成する第二部材と、
    前記包囲空間のうち前記凹溝の溝底側および前記第二部材側の少なくとも何れか一方に配置され、一方面が前記凹溝の延びる方向へ凹凸状に形成された凹凸部材と、
    前記包囲空間内であって、前記凹凸部材の前記一方面側に配置される光ファイバと、
    を備え、
    前記第一部材または前記第二部材は弾性体からなり、物体が衝突した場合に前記弾性体が変形することにより前記包囲空間を変形させることを特徴とする衝突検知センサ。
  2. 前記光ファイバは、前記凹凸部材の凸部に当接するように配置される請求項1に記載の衝突検知センサ。
  3. 前記第二部材は、前記凹溝に挿入され、前記光ファイバを圧入保持可能な突起部を備える請求項1または2に記載の衝突検知センサ。
  4. 前記凹凸部材は、前記第一部材または前記第二部材に一体的に形成される請求項1〜3の何れか一項に記載の衝突検知センサ。
  5. 前記第二部材は、弾性体からなり、
    前記第一部材は、前記第二部材の剛性より高い剛性の材料からなる請求項1〜4の何れか一項に記載の衝突検知センサ。
  6. 前記第二部材は、車両のバンパリンフォースの車両前面に当接して配置される請求項5に記載の衝突検知センサ。
JP2007186023A 2007-07-17 2007-07-17 衝突検知センサ Pending JP2009023405A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007186023A JP2009023405A (ja) 2007-07-17 2007-07-17 衝突検知センサ
EP08012328A EP2017137A3 (en) 2007-07-17 2008-07-08 Load detecting sensor and collision detecting sensor using the same
US12/218,567 US7743669B2 (en) 2007-07-17 2008-07-16 Load detecting sensor and collision detecting sensor using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007186023A JP2009023405A (ja) 2007-07-17 2007-07-17 衝突検知センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009023405A true JP2009023405A (ja) 2009-02-05

Family

ID=40002886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007186023A Pending JP2009023405A (ja) 2007-07-17 2007-07-17 衝突検知センサ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7743669B2 (ja)
EP (1) EP2017137A3 (ja)
JP (1) JP2009023405A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015194121A1 (ja) * 2014-06-18 2015-12-23 株式会社デンソー 車両用衝突検知装置
JP2016145003A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 株式会社デンソー 車両用衝突検知装置
JP2017124643A (ja) * 2016-01-11 2017-07-20 株式会社デンソー 車両用衝突検知装置

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5302643B2 (ja) * 2008-12-02 2013-10-02 株式会社デンソー 衝突検出装置及び衝突検出方法
DE102012004766A1 (de) * 2012-03-08 2012-11-29 Daimler Ag Fahrzeug mit einem Biegequerträger und einer Stoßfängereinheit
US9016737B2 (en) * 2013-03-14 2015-04-28 Autoliv Asp, Inc. Compressive sensor packaging techniques
DE102013110238A1 (de) * 2013-09-17 2015-03-19 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Hallstadt Elektrodenstrang für eine kapazitive Sensoranordnung eines Kraftfahrzeugs
DE102013018323A1 (de) * 2013-10-31 2015-04-30 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Ges. d. Staates Delaware) Formteil für ein Kraftfahrzeug zur Weiterleitung einer Anprallkraft an einen Haubensensor
JP6098897B2 (ja) * 2014-08-08 2017-03-22 株式会社デンソー 車両用衝突検知装置
DE102015223573A1 (de) * 2015-11-27 2017-06-01 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Kollisionserfassungsvorrichtung für ein Kraftfahrzeug zur Erfassung einer Kollision mit einem Fußgänger
US10305934B2 (en) * 2016-05-26 2019-05-28 Cisco Technology, Inc. Identity based domain name system (DNS) caching with security as a service (SecaaS)
US9834164B1 (en) * 2016-07-27 2017-12-05 GM Global Technology Operations LLC Impact sensor arrangements for active hood systems of motor vehicles
JP6766776B2 (ja) * 2017-08-21 2020-10-14 トヨタ車体株式会社 車両用バンパー
CN111332237B (zh) * 2020-03-26 2022-10-18 北京三快在线科技有限公司 车用保险杠及车辆

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4995639A (en) * 1988-09-02 1991-02-26 Automotive Technologies International, Inc. Vehicle crush zone crash sensor
WO2001024137A1 (en) * 1999-09-27 2001-04-05 Visteon Global Technologies, Inc. Impact sensor assembly and method of attaching same to a vehicle
DE10340243A1 (de) * 2002-09-25 2004-04-01 Acts Advanced Car Technology Systems Gmbh & Co.Kg Sensoreinrichtung und Verfahren zur Erfassung einer äußeren Stoßbelastung an einem Fahrzeug
JP2005249680A (ja) 2004-03-05 2005-09-15 Denso Corp 荷重センサの取付構造
JP4783097B2 (ja) 2004-09-08 2011-09-28 日立電線株式会社 衝撃検知光ファイバセンサ
WO2006028192A1 (ja) 2004-09-08 2006-03-16 Hitachi Cable, Ltd. 衝撃検知光ファイバセンサ
JP2006142876A (ja) * 2004-11-16 2006-06-08 Denso Corp 衝突対象物判別装置および衝突対象物判別方法
JP4410138B2 (ja) * 2005-03-31 2010-02-03 株式会社デンソー 車両用衝突物体判別装置
JP4330073B2 (ja) * 2005-04-04 2009-09-09 株式会社デンソー 車両用衝突検出装置
JP4151905B2 (ja) 2005-04-04 2008-09-17 株式会社デンソー 車両用衝突検出装置
JP4237159B2 (ja) * 2005-04-04 2009-03-11 株式会社デンソー 車両用衝突荷重センサの検査方法
JP4728705B2 (ja) 2005-06-06 2011-07-20 日立電線株式会社 衝撃検知光ファイバセンサ並びに荷重集中板
JP4791782B2 (ja) 2005-08-30 2011-10-12 日立電線株式会社 衝撃検知光ファイバセンサ
JP4324172B2 (ja) * 2006-02-15 2009-09-02 トヨタ自動車株式会社 車両用バンパ構造
DE102006027421B3 (de) * 2006-06-13 2007-05-31 Siemens Ag Verfahren zum Herstellen eines Biegesensors

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015194121A1 (ja) * 2014-06-18 2015-12-23 株式会社デンソー 車両用衝突検知装置
JP2016002939A (ja) * 2014-06-18 2016-01-12 株式会社デンソー 車両用衝突検知装置
JP2016145003A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 株式会社デンソー 車両用衝突検知装置
JP2017124643A (ja) * 2016-01-11 2017-07-20 株式会社デンソー 車両用衝突検知装置

Also Published As

Publication number Publication date
US7743669B2 (en) 2010-06-29
EP2017137A2 (en) 2009-01-21
US20090019940A1 (en) 2009-01-22
EP2017137A3 (en) 2010-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009023405A (ja) 衝突検知センサ
JP4124812B2 (ja) 荷重検知装置
US8350685B2 (en) Collision detecting device
EP2895357B1 (en) Vehicle bumper including pedestrian collision detection apparatus
JP6418074B2 (ja) 歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造
JP2010163155A (ja) 車両用衝突検知装置
JP5983558B2 (ja) 歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパ構造
JP2013023027A (ja) 車両用衝突検知装置
JP2016165977A (ja) 衝突検出装置
JP2008201272A (ja) 衝突検知手段および保護システム
US9302610B2 (en) Motor vehicle headlight with energy absorbing feature
JP6028740B2 (ja) 車両用バンパ構造
JP2007314159A (ja) 車両用衝突検知装置
JP5862065B2 (ja) 車両の前部車体構造
JP5110056B2 (ja) 車両用衝突検知装置
JP2005249680A (ja) 荷重センサの取付構造
JP2007145149A (ja) 自動車用ヘッドランプの支持構造
JP4858786B2 (ja) 車両用衝突検知装置
JP2005329874A (ja) フェンダーパネルの支持構造
JP4452713B2 (ja) 自動車のボディの部品の支持装置及び自動車
JP5212746B2 (ja) 車両用衝突検知装置
JP6408312B2 (ja) 歩行者衝突検知装置
JP5169967B2 (ja) 衝突検出機構
JP5354301B2 (ja) 車両用衝突検知装置
CN113544019B (zh) 保险杠

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090805

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20090805

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090805