JP5381763B2 - 空燃比検出センサ異常診断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空燃比検出センサの異常を診断する装置に関する。
近年、地球環境保護の要請から、車両用のエンジンから排出される排気ガス(単に、排気ともいう)の成分に対する規制が高まっている。このため、車両には、排気ガスの空燃比を検出する空燃比センサを設け、この空燃比センサによる検出結果に基づいて、エンジンをフィードバック制御することが一般的である。
一方、この空燃比センサに異常が生じた場合には、排気ガス性能が低下するおそれがある。それ故、この空燃比検出センサの異常を診断する技術が開発されている。このような技術の一例を示す文献(例えば、特許文献1)には、O2センサの出力電圧が、所定の閾値を超える回数を検出することで、O2センサの異常を診断する技術が開示されている。
特開平4−36651号公報
ところで、O2センサの異常には、無駄時間遅れ(Initial reaction delay)と一次応答遅れ(Transition delay)があることが一般的に知られている。しかしながら、特許文献1の技術に代表される従来の技術では、O2センサに無駄時間遅れが発生したとしても、O2センサに異常が発生していることを正確に判定しにくいという課題がある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたもので、排気ガスの空燃比を検出する空燃比検出センサの反応遅れをより的確に判定して、空燃比検出センサの異常をより的確に診断することができるようにした空燃比検出センサ異常診断装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の空燃比検出センサ異常診断装置は、エンジンの排気通路に設けられ排気ガスの実空燃比を検出する空燃比検出センサと、燃料カット条件が成立すると、該エンジンの燃料噴射を一時的に中止する燃料カット制御を実行する燃料カット制御手段と、該燃料カット制御手段が該燃料カット制御を実行してから該空燃比検出センサによって該実空燃比のリーン側への変動が検出されるまでの期間であるカット後遅れ期間が、所定のカット後判定期間を経過し、且つ、該燃料カット制御手段による該燃料カット制御の実行が終了してから該空燃比検出センサによって該実空燃比のリッチ側への変動が検出されるまでの期間である復帰後遅れ期間が、所定の復帰後判定期間を経過した、という条件を所定回数満たした場合、該空燃比検出センサの反応に遅れが生じていると判定する反応遅れ判定手段と、該反応遅れ判定手段の判定結果と該空燃比検出センサで検出される実空燃比とに基づき該空燃比検出センサの異常を診断するセンサ異常診断手段とを備える
センサ異常診断手段は、該エンジンから排出される該排気ガスの空燃比の目標値をリッチ側とリーン側とに繰り返し変更する空燃比変更制御を実行する空燃比変更制御手段と、該空燃比の目標値を挟んで所定の閾幅を設定する空燃比閾幅設定手段とを有し、かつ、該空燃比検出センサで検出された該実空燃比が、該空燃比変更制御手段による該空燃比変更制御の実行中に、該閾幅を超えた回数が異常判定閾値以下である場合に、該空燃比検出センサが異常であると診断するものであり、該空燃比閾幅設定手段は、該反応遅れ判定手段により少なくとも1回の該反応遅れが生じているとの判定がなされた場合に、該閾幅を拡大する
また、該空燃比検出センサによって検出された該排気ガスの実空燃比の平均値である平均空燃比を算出する平均空燃比算出手段を備え、該空燃比閾幅設定手段は、該平均空燃比算出手段によって算出された該平均空燃比に基づいて該閾幅を設定することが好ましい(請求項2)
また、該反応遅れ判定手段が、該燃料カット制御の終了後におけるシリンダへの流入空気量の積算値が所定流入量に達してから該実空燃比のリッチ側への変動が検出されるまでの期間を、該復帰後遅れ期間としてカウントすることが好ましい(請求項3)。
本発明の空燃比検出センサ異常診断装置では、空燃比検出センサの反応遅れ(無駄時間遅れ)の判定と一次遅れの判定とに関して、反応遅れ(無駄時間遅れ)が複数回検出された場合に一次遅れの判定に係る閾幅が拡大される。したがって、空燃比検出センサの反応遅れ判定のみならず一次遅れをもより的確に判定して、空燃比検出センサの異常をより的確に診断できる。
本発明の第1実施形態における空燃比検出センサ異常診断装置の全体構成を示す模式的なブロック図である。 本発明の第1実施形態における空燃比検出センサ異常診断装置が適用された車両の目標排気空燃比を模式的に示すグラフである。 本発明の第1実施形態における空燃比検出センサ異常診断装置が適用された車両に搭載された各構成要素の動作のタイミングを示すタイムチャートである。 本発明の第1実施形態における空燃比検出センサ異常診断装置が適用された車両の実排気空燃比のばらつきを示すグラフである。 本発明の第2実施形態における空燃比検出センサ異常診断装置の全体構成を示す模式的なブロック図である。 本発明の第2実施形態における空燃比検出センサ異常診断装置が適用された車両の実排気空燃比のばらつきを示すグラフである。
[第1実施形態]
本実施形態の空燃比検出センサ異常診断装置は、車両50に適用されている。
図1に示すように、車両50に搭載された四気筒エンジン1のシリンダヘッド2には、シリンダ3毎に点火プラグ11が設けられている。この点火プラグ11には高電圧の電力を供給する点火コイル(図示略)が接続されている。
また、シリンダヘッド2には、シリンダ3毎に吸気ポート5が形成されている。この吸気ポート5には、吸気マニホールド15の下流端が接続されている。
また、吸気マニホールド15には、スロットルバルブ16が設けられている。このスロットルバルブ16により、吸気マニホールド15を流れる吸気量を調整できるようになっている。
また、吸気マニホールド15よりも上流側における吸気管19には、エアフローセンサ20が設けられている。このエアフローセンサ20は、吸気管19を通過して吸気マニホールド15に流れ込む流入空気量Qinを検出するものであって、検出結果はECU40に出力されるようになっている。そして、後述する反応遅れ判定部44により、流入空気量Qinの積算量が演算されるようになっている。
また、吸気マニホールド15には、燃料噴射弁21が取り付けられている。この燃料噴射弁21には、燃料パイプ22を介し、図示しない燃料タンクから燃料が供給されるようになっている。そして、ECU40から入力されるパルス信号に基づいて、燃料噴射弁21から噴射される燃料噴射量が制御されるようになっている。
また、シリンダヘッド2には、シリンダ3毎に排気ポート6が形成されている。この排気ポート6には、排気マニホールド25の上流端が接続されている。
また、排気マニホールド25の下流端には、排気管(排気通路)26が接続されている。この排気管26には、リニア空燃比センサ(Linear A/F Sensor,以下「LAFS」という)28及び排気浄化触媒装置として三元触媒27が設置されている。
この三元触媒27は、エンジン1から排出された排気ガスに含まれる一酸化炭素(CO),炭化水素(HC)および窒素酸化物(NOx)を、窒素(N),二酸化炭素(CO)および水(HO)へ化学変化させることで、排気ガスを浄化するようになっている。
また、三元触媒27の上流側に設けられたLAFS(空燃比検出センサ)28は、排気管26を通過する排気ガスの空燃比(以下、単に排気空燃比という)を実排気空燃比(実空燃比)AFAとして検出するものであって、検出結果は後述するECU40に出力されるようになっている。そして、LAFS28により、排気空燃比を検出することで良好なエンジン制御を実施するようになっている。なお、このLAFS28は、リッチ,リーンおよび理論空燃比(ストイキ)周辺といったいずれの領域にあっても、排気空燃比を検出することができるセンサであって、全領域空燃比センサとも呼ばれるものである。
また、車両50には、ECU(Electric Control Unit)40が設けられている。このECU40は、いずれも図示しないメモリやCPU(Central Processing Unit)を有する電子制御ユニットである。また、このECU40のメモリには、いずれもソフトウェアプログラムとして、車速演算部41,エンジン回転数演算部42,燃料カット制御部(燃料カット制御手段)43,反応遅れ判定部(反応遅れ判定手段)44およびセンサ異常診断部(センサ異常診断手段)45が記録されている。
これらのうち、車速演算部41は、車両50の車輪(図示略)の回転速度VWを検出する車輪速センサ(図示略)の検出結果に基づいて、車両50の車速VSを演算するものである。
エンジン回転数演算部42は、エンジン1のクランクシャフト角度θCLを検出するクランクシャフト角度センサ4の検出結果に基づいて、エンジン回転数NEを演算するものである。
燃料カット制御部43は、燃料カット条件が成立すると、燃料噴射弁21による燃料噴射を一時的に中止する燃料カット制御を実行するものである。なお、燃料カット条件が成立する場合とは、具体的には、以下の条件(1)および(2)が満たされた場合をいう。
条件(1):図示しないアクセルペダル開度センサによってアクセルペダルの踏み込み量ACCがゼロであることが検出されたこと。
条件(2):エンジン回転数演算部42によって演算されたエンジン回転数NEが所定値(例えば、1000rpm)以上であること。
反応遅れ判定部44は、反応遅れ条件が所定回数満たされた場合に、LAFS28に反応遅れの異常が生じている旨の判定である反応遅れ判定を行なうものである。ここでいう反応遅れとは、変動する目標排気空燃比AFTに対する実排気空燃比AFAの追従性の低下(換言すれば、無駄時間遅れ)を意味する。なお、反応遅れ条件が成立する場合とは、具体的には、以下の条件(3)および(4)が満たされた場合をいう。
条件(3):燃料カット制御部43が燃料カット制御を実行してから、LAFS28によって実排気空燃比AFAのリーン側への変動が検出されるまでの期間であるカット後遅れ期間TONaftが、カット後判定期間TONthを経過(TONaft>TONth)したこと。
条件(4):燃料カット制御部43による燃料カット制御の実行が終了してからLAFS28によって実排気空燃比AFAのリッチ側への変動が検出されるまでの期間である復帰後遅れ期間TOFFaftが、復帰後判定期間TOFFthを経過(TOFFaft>TOFFth)したこと。
センサ異常診断部45は、反応遅れ判定部44の判定結果に基づきLAFS28の異常を診断するものである。
そして、このセンサ異常診断部45は、LAFS28が異常であると診断した場合、車両50のインストルメントパネル(図示略)に配置されている警告灯51を点灯するようになっている。これにより、LAFS28が正常に作動しておらず、早急に車両50を修理工場に持ち込む必要があることを、ドライバに対して迅速に警告することができるようになっている。なお、このセンサ異常診断部45には、いずれもサブプログラムとして、空燃比変更制御部(空燃比変更制御手段)46および空燃比閾幅設定部(空燃比閾幅設定手段)47が組み込まれている。
より具体的に、このセンサ異常診断部45は、LAFS28で検出された実排気空燃比AFAが、空燃比変更制御部46による空燃比変更制御の実行中における単位期間TAFに、空燃比閾幅設定部47により設定された閾幅を超える回数(以下、反転回数Nerrという)が異常判定閾値NTH以下である場合に、LAFS28が異常であると診断するようになっている。
ここで、「閾幅」とは、第1空燃比閾値AFTH1と第2空燃比閾値AFTH2のとの間の幅である。したがって、「閾幅を超える」とは、実排気空燃比AFAが、第1空燃比閾値AFTH1或いは第2空燃比閾値AFTH2を超えることを意味する。なお、閾幅を超える回数である反転回数Nerrは、実排気空燃比AFAが、第1空燃比閾値AFTH1或いは第2空燃比閾値AFTH2を超える毎に1回カウントされるようになっている。もっとも、第1空燃比閾値AFTH1と第2空燃比閾値AFTH2とが交互に行なわれなければ、反転回数Nerrのカウント数は増大されないようになっている。そのため、実排気空燃比AFAが、第1空燃比閾値AFTH1を超えた後、第2空燃比閾値AFTH2を超えることなく、再度、第1空燃比閾値AFTH1を超えた場合、この反転回数Nerrのカウントは行なわれないようになっている。これは、第2空燃比閾値AFTH2についても同様である。
また、異常判定閾値NTHは、例えば10回として設定されており、ECU40の図示しないメモリに記録されている。
また、単位期間TAFとは、空燃比変更制御部46による空燃比変更制御の実行中に、目標排気空燃比AFTが、目標排気空燃比AFTの中央値14.55(即ち、理論空燃比)を24回超える(リーンからリッチ、或いは、リッチからリーンに反転する)のに要する期間である。具体的には、図2に示す時点tAから時点tB迄の期間であり、ECU40の図示しないメモリに記録されている。
空燃比変更制御部46は、図2に示すように、エンジン1から排出される排気ガスの空燃比の目標値である目標排気空燃比(目標空燃比)AFTをリッチ側とリーン側とに繰り返し変更する空燃比変更制御を実行するものである。なお、この空燃比変更制御部46は、空燃比変更制御の実行中は、繰り返し変更された目標排気空燃比AFTに応じて、燃料噴射弁21による燃料噴射量を変更するようになっている。
空燃比閾幅設定部47は、目標排気空燃比(目標空燃比)AFTを含む所定の閾幅を設定するものである。具体的には、図4に示すように、第1空燃比閾値AFTH1は、目標排気空燃比AFTの中央値(例えば、理論空燃比14.55)よりもリーン側(図4の変更前の第1空燃比閾値AFTH1およびL参照)の値として設定され、また、第2空燃比閾値AFTH2は、目標排気空燃比AFTの中央値よりもリッチ側(図4の変更前の第2空燃比閾値AFTH2およびL参照)の値として設定されており、ECU40の図示しないメモリに記録されている。第1空燃比閾値AFTH1および第2空燃比閾値AFTH2と目標排気空燃比AFTの中央値との関係は、AFTH2<中央値<AFTH1である。
この空燃比閾幅設定部47は、反応遅れ判定部44によって反応遅れ判定が3回なされた場合、実排気空燃比AFAが第1空燃比閾値AFTH1および第2空燃比閾値AFTH2を超えにくくなるように、閾幅を拡大するようになっている。即ち、この空燃比閾幅設定部47は、反応遅れ判定部44によって反応遅れ判定が3回なされた場合、第1空燃比閾値AFTH1をよりリーン側(図4の変更後の第1空燃比閾値AFTH1およびL2参照)に変更し、且つ、第2空燃比閾値AFTH2をよりリッチ側(図4の変更後の第2空燃比閾値AFTH2およびL2参照)に変更するようになっている。
空燃比でいえば、空燃比閾幅設定部47は、反応遅れ判定が3回なされたときに第1空燃比閾値AFTH1を増大させるとともに第2空燃比閾値AFTH2を減少させる。つまりここでは、無駄時間遅れが複数回検出された場合にセンサ異常診断部45での診断に係る「閾幅」を拡大して、実排気空燃比AFAが閾幅を超えにくく(反転回数Nerrがカウントされにくく)なるようにしている。
本発明の第1実施形態にかかる空燃比検出センサ異常診断装置は上述のように構成されているので、以下のような作用・効果を奏する。
図3の(D)に示すように、時点t0から時点t1迄の期間では、空燃比変更制御部46によって空燃比変更制御が実行され、LAFS28によって検出される実排気空燃比AFAはリッチ側・リーン側への振動を繰り返す。
その後、時点t1において、燃料カット条件が成立すると、燃料カット制御部43は、燃料噴射弁21による燃料噴射を一時的に中止する燃料カット制御を実行(図3の(B)参照)する。これと同時に、反応遅れ判定部44が、LAFS28の異常である無駄時間遅れを検出するための計測フラグをオフからオンに実行する(図3の(C)参照)。また、反応遅れ判定部44は、計測フラグをオフからオンに実行すると同時にカット後判定期間TONthをカウントダウンする。そして、カット後遅れ期間TONaft、即ち、燃料カット制御部43が燃料カット制御を実行してからLAFS28によって実排気空燃比AFAの変動が検出されるまでの期間が、カット後判定期間TONthを経過(TONaft>TONth)した場合には、反応遅れ判定部44により、排気空燃比がリーン方向へ変化した際におけるLAFS28の反応遅れ(即ち、無駄時間遅れ)の判定(図3のCRL1参照)がなされる。
その後、時点t3において、燃料カット条件が満たされなくなると、燃料カット制御部43は、燃料カット制御の実行を終了(図3の(B)参照)する。これと同時に、反応遅れ判定部44は、エアフローセンサ20によって検出された流入空気量Qinの積算を開始する。ところで、燃料カット制御の実行が終了された直後においては、流入空気量Qinはエンジン1の運転状態に左右される。このため、もし、燃料カット制御の実行終了直後にリッチ方向への反応に対する無駄時間遅れ判定を行なってしまうと、その判定にばらつきが生じ得る。かかるばらつきを抑えるため、反応遅れ判定部44は、復帰後判定期間TOFFthについて、流入空気量Qinの積算量が、所定の流入空気量Q1に達してから(時点t4参照)、時点t4から時点t5迄の所定期間をカウントダウンする。そのため、復帰後判定期間TOFFthは、図3で示す時点 4 から時点t5迄の期間となる。そして、復帰後遅れ期間TOFFaft、即ち、燃料カット制御部43による燃料カット制御の実行が終了してからLAFS28によって実排気空燃比AFAの変動が検出されるまでの期間が、復帰後判定期間TOFFthを経過(TOFFaft>TOFFth)した場合には、反応遅れ判定部44により、排気空燃比がリッチ方向へ変化した際におけるLAFS28の反応遅れ、即ち、無駄時間遅れの判定(図3のCLR1)がなされる。
また、時点t5において、反応遅れ判定部44は、LAFS28の異常である無駄時間遅れを検出するための計測フラグをオンからオフに実行する(図3の(C)参照)すると共に、エアフローセンサ20によって検出された流入空気量Qinの積算を終了(図3のQ0参照)する。さらに、反応遅れ判定部44は、リッチからリーン方向への反応に対する無駄時間遅れ判定(図3のCRL1)を次回の判定に備えて初期値CRL0とし、リーンからリッチ方向への反応に対する無駄時間遅れ判定(図3のCLR1)についても同様に初期値CLR0とする。
そして、時点t5において、反応遅れ判定部44が、1回目のリッチからリーン方向への反応に対する無駄時間遅れ判定(図3のCRL1参照)を行ない、かつ、1回目のリーンからリッチ方向への反応に対する無駄時間遅れ判定(図3のCLR1参照)を行なったため、反応遅れ判定部44は、1回目の反応遅れ判定(図3のC1参照)を行なう。
上記のような制御及び反応遅れ判定が繰り返され、反応遅れ判定部44によりかかる反応遅れ判定が3回なされた場合に、空燃比閾幅設定部47は、実排気空燃比AFAが第1空燃比閾値AFTH1および第2空燃比閾値AFTH2を超えにくくなるように、閾幅を拡大する。つまり、空燃比閾幅設定部47は、第1空燃比閾値AFTH1をよりリーン側(図4の変更後の第1空燃比閾値AFTH1およびL2参照)に変更し、且つ、第2空燃比閾値AFTH2をよりリッチ側(図4の変更後の第2空燃比閾値AFTH2およびL2参照)に変更する。
このように、本実施形態の空燃比検出センサ異常診断装置によれば、LAFS28における無駄時間遅れ判定が可能となり、LAFS28に異常が発生していることをより正確に判定することができる。
以下、LAFS28に無駄時間遅れの異常が発生している場合の判定について、図4に示す実験結果を用いて具体的に説明する。
LAFS28によって検出される実排気空燃比AFAは、目標排気空燃比AFTの振動にともなって振動する。なお、上述したとおり、本実施形態では、目標排気空燃比AFTが目標排気空燃比AFTの中央値14.55を超える回数は24回に設定されており、実排気空燃比AFAの反転回数Nerrが異常判定閾値NTH(10回)以下の場合に、センサ異常診断部45は、LAFS28に異常が発生していることを判定するものである。
ここで、LAFS28に無駄時間遅れの異常が発生している時に、実排気空燃比AFAが図4に示すように比較的大きく振幅する場合があり、変更前の第1空燃比閾値AFTH1または変更前の第2空燃比閾値AFTH2を超える回数は17回(a1〜a17)であった。
つまり、この場合には、実排気空燃比AFAの反転回数Nerrは異常判定閾値NTH(10回)を下回らないこととなり、LAFS28に異常が発生しているにもかかわらず、空燃比閾幅設定部47による作用を考慮しないと仮定すると、センサ異常診断部45はその判定をしないこととなる。
これに対して、本実施形態においては、図4に示すように、空燃比閾幅設定部47は、反応遅れ判定部44によって反応遅れ判定が3回なされると、第1空燃比閾値AFTH1をよりリーン側(図4の変更後の第1空燃比閾値AFTH1およびL2参照)に変更し、且つ、第2空燃比閾値AFTH2をよりリッチ側(図4の変更後の第2空燃比閾値AFTH2およびL2参照)に変更する。つまり、図4に示す実験結果において、空燃比閾幅設定部47による作用を考慮した場合には、第1空燃比閾値AFTH1または第2空燃比閾値AFTH2を超える回数は回(b1 6 )となる。
これにより、センサ異常診断部45による異常判定閾値NTH(10回)を下回り、LAFS28に異常が発生していることを正確に判定することができる。
また、図示はしないが、本実施形態の空燃比検出センサ異常診断装置によれば、LAFS28に一次遅れの異常が発生している場合は、実排気空燃比AFAの振幅が安定的に小さくなり、空燃比閾幅設定部47による作用を考慮しなくても、実排気空燃比AFAの反転回数Nerrが容易に異常判定閾値NTH(10回)以下となるため、無駄時間遅れ判定のみならず、一次遅れ判定も可能であり、LAFS28に異常が発生していることをより正確に判定することができる。
このように、本実施形態の空燃比検出センサ異常診断装置は、多大なコストを要することなく、LAFS28に異常が発生していることを正確に判定することができるのである。
[第2実施形態]
次に、図5および図6を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と重複する説明は省略する。
本実施形態では、図5に示すように、車両50には、ECU60が設けられている。このECU60は、空燃比閾幅設定部(空燃比閾幅設定手段)57および平均空燃比算出部(平均空燃比算出手段)58を有している点で、上述の第1実施形態のECU40と異なっている。なお、これらの空燃比閾幅設定部57および平均空燃比算出部58は、いずれもECU60の図示しないメモリに記録されたソフトウェアプログラムである。
また、空燃比閾幅設定部57は、後述する平均空燃比算出部58によって算出された平均空燃比AFAVEに基づいて、第1空燃比閾値AFTH11および第2空燃比閾値AFTH22を設定するものである。より具体的には、図6に示すように、空燃比閾幅設定部57が、第1空燃比閾値AFTH11および第2空燃比閾値AFTH22がともに平均空燃比算出部58で算出された平均空燃比AFAVEと同様の特性となるように設定する。また、空燃比閾幅設定部57は、第1空燃比閾値AFTH11を平均空燃比AFAVEよりもリーン側の値(図中L3参照)として設定し、また、第2空燃比閾値AFTH22を平均空燃比AFAVEよりもリッチ側の値(図中L3参照)として設定する。
平均空燃比算出部58は、LAFS28によって検出された排気ガスの実排気空燃比AFAの平均値である平均空燃比AFAVEを算出するものである。ここで、平均空燃比AFAVEは実排気空燃比AFAのフィルタ値とし、前回の平均値をAFAVE(n-1)、今回の実排気空燃比をAFA(n)、フィルタ定数をaとして下式のように算出してもよい。
平均空燃比AFAVE = a×AFAVE(n-1)+(1−a)×AFA(n)
本発明の第2実施形態にかかる空燃比検出センサ異常診断装置は上述のように構成されているので、以下のような作用・効果を奏する。
ここでは図6に示す実験結果を用いて説明する。なお、この実験においては、空燃比変更制御部46によって、目標排気空燃比AFTを周期的にリッチ側とリーン側とに繰り返し変更する制御(即ち、空燃比変更制御)が実行されている場合に、LAFS28による検出結果である実排気空燃比AFAがどの様に変化するのかをモニタしている。なお、この実験で用いられたLAFS28には異常は生じておらず、正常なものである。
この図6に示すように、実排気空燃比AFAは一定ではなく、外乱による影響によって時々刻々と変化することがある。つまり、この図6に示すように、目標排気空燃比AFTの中央値からずれる場合も想定される。
しかしながら、本実施形態にかかる空燃比検出センサ異常診断装置によれば、このような場合でも、LAFS28に異常が発生しているか否かを正確に判定することができる。
つまり、この図6中、二点鎖線で示すように、第1空燃比閾値AFTH100および第2空燃比閾値AFTH200の双方を目標排気空燃比AFTの中央値(図6中破線参照)を基準として一定値としてしまうと、実排気空燃比AFAは、第1空燃比閾値AFTH100よりもリーンの領域で振動するような事態が生じ得る。また、図示はしないが、一定値として設定された第2空燃比閾値AFTH200よりもリッチの領域で実排気空燃比AFAが振動するような事態も生じ得る。
例えば、本実施形態の空燃比閾幅設定部57によって設定された第1空燃比閾値AFTH11および該第2空燃比閾値AFTH22を実排気空燃比AFAが超える回数を数えたところ、22回(c1〜c22)であった。
つまり、この22回という値は、センサ異常診断部45による異常判定閾値NTH(10回)を下回っていないため、LAFS28に異常は生じていないこととなり、正確な判定であるといえる。
一方、図6中二点鎖線で示すように、実排気空燃比AFAが、一定値とした第1空燃比閾値AFTH100および第2空燃比閾値AFTH200を超えた回数を数えたところ、6回(d1〜d6)であった。
つまり、この6回という値は、センサ異常診断部45による異常判定閾値NTH(10回)を下回っており、LAFS28が正常であるにもかかわらず、異常であると誤った判定をしてしまっているものであるといえる。
このように、実排気空燃比AFAが一定ではなく、時々刻々と変化するような場合であっても、本実施形態によれば、LAFS28の異常判定をより高い精度で行なうことができるのである。
[その他]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
上述の実施形態では、空燃比変更制御部46は、繰り返し変更された目標排気空燃比AFTに応じて、燃料噴射弁21による燃料噴射量を変更するようになっているとしたが、これに限定されるものではない。例えば、燃料噴射量を一定にした状態で、目標排気空燃比AFTに応じて、スロットルバルブ開度を周期的に変更するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、単位期間TAFとは、目標排気空燃比AFTが、目標排気空燃比AFTの中央値14.55を24回超える期間としたが、これに限定されるものではなく、センサに応じた適切な回数を適宜設定すればよい。
上述の実施形態では、目標排気空燃比AFTの中央値を14.55として設定したが、これに限定されるものではなく、エンジンや燃料の性状に応じた適切な値を適宜設定すればよい。
また、上述の実施形態では、異常判定閾値NTHを10回として設定したが、これに限定されるものではなく、センサに応じて、異常を判定できる適切な回数を適宜設定すればよい。
また、上述の実施形態では、反応遅れ判定を3回として設定したが、これに限定されるものではない。センサに応じて、反応遅れを判定できる適切な回数を適宜設定すればよい。
また、上述の第1実施形態では、空燃比閾幅設定部47によって閾幅が拡大され得る場合、即ち、第1空燃比閾値AFTH1および第2空燃比閾値AFTH2が変更され得る場合を図4に示して説明したが、同様に、図6に示す第2実施形態における空燃比閾幅設定部57によっても、第1空燃比閾値AFTH11および第2空燃比閾値AFTH22が変更され得るようになっている。
本発明は、車両の製造産業などに利用可能である。
1 エンジン
2 シリンダヘッド
3 シリンダ
5 吸気ポート
6 排気ポート
11 点火プラグ
15 吸気マニホールド
16 スロットルバルブ
19 吸気管
20 エアフローセンサ
21 燃料噴射弁
22 燃料パイプ
25 排気マニホールド
26 排気管(排気通路)
27 三元触媒
28 LAFS(空燃比検出センサ)
40 ECU
41 車速演算部
42 エンジン回転数演算部
43 燃料カット制御部(燃料カット制御手段)
44 反応遅れ判定部(反応遅れ判定手段)
45 センサ異常診断部(センサ異常診断手段)
46 空燃比変更制御部(空燃比変更制御手段)
47 空燃比閾幅設定部(空燃比閾幅設定手段)
50 車両
51 警告灯
57 空燃比閾幅設定部(空燃比閾幅設定手段)
58 平均空燃比算出部(平均空燃比算出手段)
60 ECU
in 流入空気量
W 回転速度
S 車速
θCL クランクシャフト角度
E エンジン回転数
AFT 目標排気空燃比(目標空燃比)
AFA 実排気空燃比(実空燃比)
AFAVE 平均空燃比
a フィルタ定数
AFTH1,AFTH11,AFTH100 第1空燃比閾値
AFTH2,AFTH22,AFTH200 第2空燃比閾値
TH 異常判定閾値
err 反転回数
ONaft カット後遅れ期間
ONth カット後判定期間
OFFaft 復帰後遅れ期間
OFFth 復帰後判定期間
AF 単位期間
CC アクセルペダル踏み込み量

Claims (3)

  1. エンジンの排気通路に設けられ排気ガスの実空燃比を検出する空燃比検出センサと、
    燃料カット条件が成立すると、該エンジンの燃料噴射を一時的に中止する燃料カット制御を実行する燃料カット制御手段と、
    該燃料カット制御手段が該燃料カット制御を実行してから該空燃比検出センサによって該実空燃比のリーン側への変動が検出されるまでの期間であるカット後遅れ期間が、所定のカット後判定期間を経過し、且つ、該燃料カット制御手段による該燃料カット制御の実行が終了してから該空燃比検出センサによって該実空燃比のリッチ側への変動が検出されるまでの期間である復帰後遅れ期間が、所定の復帰後判定期間を経過した、という条件を所定回数満たした場合、該空燃比検出センサの反応に遅れが生じていると判定する反応遅れ判定手段と、
    該反応遅れ判定手段の判定結果と該空燃比検出センサで検出される実空燃比とに基づき該空燃比検出センサの異常を診断するセンサ異常診断手段とを備え
    該センサ異常診断手段は、
    該エンジンから排出される該排気ガスの空燃比の目標値をリッチ側とリーン側とに繰り返し変更する空燃比変更制御を実行する空燃比変更制御手段と、
    該空燃比の目標値を挟んで所定の閾幅を設定する空燃比閾幅設定手段とを有し、かつ、該空燃比検出センサで検出された該実空燃比が、該空燃比変更制御手段による該空燃比変更制御の実行中に、該閾幅を超えた回数が異常判定閾値以下である場合に、該空燃比検出センサが異常であると診断するものであり、
    該空燃比閾幅設定手段は、該反応遅れ判定手段により少なくとも1回の該反応遅れが生じているとの判定がなされた場合に、該閾幅を拡大する
    ことを特徴とする、空燃比検出センサ異常診断装置。
  2. 該空燃比検出センサによって検出された該排気ガスの実空燃比の平均値である平均空燃比を算出する平均空燃比算出手段を備え、
    該空燃比閾幅設定手段は、該平均空燃比算出手段によって算出された該平均空燃比に基づいて該閾幅を設定する
    ことを特徴とする、請求項記載の空燃比検出センサ異常診断装置。
  3. 該反応遅れ判定手段が、該燃料カット制御の終了後におけるシリンダへの流入空気量の積算量が所定量に達してから該実空燃比のリッチ側への変動が検出されるまでの期間を、該復帰後遅れ期間としてカウントする
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の空燃比検出センサ異常診断装置。
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