JP5381620B2 - 通信システム、回線制御装置、通信システムの制御方法及び回線制御装置の制御方法 - Google Patents
通信システム、回線制御装置、通信システムの制御方法及び回線制御装置の制御方法 Download PDFInfo
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以下では、本発明の通信システムの第1の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、第1の実施形態の通信システムの構成を示す構成図である。上述した図9と同一のネーミングが付与されている構成要素は、図9におけるその構成要素と対応しているものである。
第1電話網102は、例えば、公衆交換電話網、私設の交換電話網、IP電話網であり、第1端末101、LMサーバ103と接続される。
IPネットワーク107は、例えば、LAN、又はWANなどから構成される。この実施形態及び後述する実施形態では、IPネットワーク107がLANとして説明する。
第1端末101は、第1電話網102を介して、LMサーバ103と通信することが可能である。第1端末101は、LMサーバ103を介して、CMサーバ104、MSGサーバ105、第2端末106と通信することが可能である。
LMサーバ103は、ゲートウェイ部108と呼処理部109を有し、LMサーバ103は、IPネットワーク107を介して、CMサーバ104、MSGサーバ105、第2端末106と通信することが可能であり、第1電話網102を介して、第1端末101と通信することが可能である。
ゲートウェイ部108は、第1端末101と、当該ゲートウェイ部が搭載されているLMサーバ103との間の通話路の確立に関する制御を行い、また、LMサーバ103(のゲートウェイ部108)とMSGサーバ105(の呼処理・メッセージ制御部110)との間の通話路の確立に関する制御を行い、第1端末101とLMサーバ103とMSGサーバ105との間の通話路の確立に関する制御を行う。
呼処理部109は、CMサーバ104、MSGサーバ105、第2端末106側との通信にて使用される第1プロトコル(第1通信手順)の信号と、第1端末101側との通信にて使用される第2プロトコル(第2通信手順)の信号とを変換する機能を有する。
CMサーバ104は、IPネットワーク107を介して接続されるLMサーバ103、MSGサーバ105、第2端末106と通信することが可能であり、LMサーバ103から第1電話網102を介して接続される第1端末101と通信することが可能である。
MSGサーバ105は、アプリケーション処理部111と、呼処理・メッセージ制御部110を有し、MSGサーバ105は、IPネットワーク107を介して接続されるLMサーバ103、CMサーバ104、第2電話端末106と通信することが可能であり、LMサーバ103から第1電話網102を介して接続される第1電話端末101と通信することが可能である。
呼処理・メッセージ制御部110は、第1端末101とLMサーバ103(ゲートウェイ部108)とMSGサーバ105(呼処理・メッセージ制御部110)との間における通話路の確立に関する制御を行う。
アプリケーション処理部111は、アウトバウンド業務用のデータとして、第1端末101における顧客の個人情報とその顧客の電話番号とを対としたデータを有する。
第2端末106は、IPネットワーク107を介して接続されるLMサーバ103、CMサーバ104、MSGサーバ105と通信することが可能であり、LMサーバ103から第1電話網102を介して接続される第1端末101と通信することが可能である。
次に、第1の実施形態の通信システムにおける動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、第1の実施形態の通信システムにおける個々の構成として、次に示すものを用いた場合について、第1の実施形態の通信システムにおける動作を説明する。
MSGサーバ105のアプリケーション処理部111は、MSGサーバ105の呼処理・メッセージ制御部110に、LMサーバ103に接続される第1端末101とLMサーバ103、及びLMサーバ103とMSGサーバ105の呼処理・メッセージ制御部110との間の通話路の確立に関する第1制御信号(例えば、発信要求信号)を送信する(ステップS201)。
CMサーバ104は、MSGサーバ105から、第2制御信号(INVITEメッセージ)を受信して、CMサーバ104は、LMサーバ103の呼処理部108に、第2制御信号に対応する第3制御信号(例えば、INVITEメッセージ)を送信する(ステップS203)。
CMサーバ104は、ステップS203の処理後、MSGサーバ105の呼処理・メッセージ制御部110に、第2制御信号(INVITEメッセージ)に対して処理中であることを示す第4制御信号(例えば、100 Tryingメッセージ)を送信する(ステップS204)。
LMサーバ103の呼処理部109は、CMサーバ104から、第3制御信号(INVITEメッセージ)を受信して、第3制御信号を第5制御信号(例えば、発信信号)に変換し、LMサーバ103のゲートウェイ部108に、第5制御信号を送信する(ステップS205)。
LMサーバ103の呼処理部109は、ステップS205の処理後、CMサーバ104に、第3制御信号(INVITEメッセージ)に対して処理中であることを示す第6制御信号(例えば、100 Tryingメッセージ)を送信する(ステップS206)。
LMサーバ103のゲートウェイ部108は、LMサーバ103の呼処理部109から、第5制御信号(発信信号)を受信して、第5制御信号(発信信号)に含まれる第1端末101の回線ポート、Q.931上の電話番号に変換された情報などに基づき、第1端末101に、第10制御信号(例えば、SETUPメッセージ)を送信する(ステップS210)。
LMサーバ103のゲートウェイ部108は、第1端末101又は第1電話網102から、第11制御信号(CALL PROCEEDINGメッセージ)を受信し、第1端末101から、第12制御信号(PROGRESSメッセージ/ALERTメッセージ)を受信する。
LMサーバ103の呼処理部108は、LMサーバ103のゲートウェイ部109から、第13制御信号(例えば、PROGRESSメッセージ/ALERTメッセージ)を受信して、次のように、第2プロトコルの第13制御信号(PROGRESSメッセージ/ALERTメッセージ)を、第1プロトコルの制御信号に変換する。
CMサーバ104は、LMサーバ103の呼処理部109から、第14制御信号(200 OKメッセージ)を受信して、MSGサーバ105の呼処理・メッセージ制御部110に、第2制御信号(INVITEメッセージ)に対応する第15制御信号(例えば、200 OKメッセージ)を送信する(ステップS215)。
MSGサーバ105の呼処理・メッセージ制御部110は、CMサーバ104から、第15制御信号(200 OKメッセージ)を受信する。
MSGサーバ105のアプリケーション処理部111は、ステップS201〜S216に基づいて、第1端末101とLMサーバ103のゲートウェイ部108とMSGサーバ105の呼処理・メッセージ制御部110との間の通話路が確立したので、次に、LMサーバ103のゲートウェイ部108とMSGサーバ105の呼処理・メッセージ制御部110との間に確立している通話パスを、オペレータが使用する第2端末106に引継ぎして、第1端末101とLMサーバ103のゲートウェイ部108と第2端末106との間の通話路を確立する処理を行う。
MSGサーバ105の呼処理・メッセージ制御部110は、MSGサーバ105のアプリケーション処理部111から、第17制御信号(内線への引継ぎ信号)を受信して、第17制御信号を、第18制御信号(例えば、INFOメッセージ)に変換し、CMサーバ104に、第18制御信号を送信する(ステップS220)。
CMサーバ104は、MSGサーバ105の呼処理・メッセージ制御部110から、第18制御信号(INFOメッセージ)を受信して、第18制御信号を、第19制御信号(例えば、Re−INVITEメッセージ)に変換し、LMサーバ103の呼処理部109に、第19制御信号を送信する(ステップS219)。
LMサーバ103の呼処理部109は、CMサーバ104から、第19制御信号(Re−INVITE)を受信して、第19制御信号を第20制御信号(例えば、呼張替え信号)に変換し、LMサーバ103のゲートウェイ部108に、第20制御信号を送信する(ステップS220)。
CMサーバ104は、MSGサーバ105の呼処理・メッセージ制御部110から、第18制御信号(INFOメッセージ)を受信して、第18制御信号を、第21制御信号(例えば、INVITEメッセージ)に変換し、第2端末106に、第21制御信号を送信する(ステップS221)。
CMサーバ104は、第2端末106から、第22制御信号(200 OK)を受信して、MSGサーバ105の呼処理・メッセージ制御部110に、第23制御信号(例えば、BYEメッセージ)を送信する(ステップS223)。
よって、ステップS217〜S224に基づいて、LMサーバ103のゲートウェイ部108とMSGサーバ105の呼処理・メッセージ制御部110との間の通話パスは、解放され、LMサーバ103のゲートウェイ部108と第2端末106との間の通話パスは、確立する(通話パス確立:P203)。
最後に、LMサーバ103のゲートウェイ部108は、第1端末101がオフフックされ、第1端末101から制御信号(例えば、Q.931:CONNECT)を受信したときについて、2つのパターンに分けて説明される。なお、第1端末101がオフフックされ、第1端末101から送信される制御信号は、第1端末101から第25制御信号、第26制御信号、第27制御信号のいずれか1つの制御信号が送信されるものとする。
LMサーバ103のゲートウェイ部108は、第1端末101から第12制御信号(S225)を受信してから、通話パス確立(P201)、通話パス確立(P202)までの間に、第1端末101から第25制御信号(Q.931:CONNECT)を受信した場合、LMサーバ103のゲートウェイ部108は、既にステップS214の時点で、第1端末101とLMサーバ103のゲートウェイ部108との間の通話パス確立の準備をしているので、第25制御信号を破棄する(ステップS225)。
LMサーバ103のゲートウェイ部108は、通話パス確立(P201)、通話パス確立(P202)してから、通話パス確立(P201)、通話パス確立(P203)までの間に、第1端末101から第26制御信号又は第27制御信号(Q.931:CONNECT)を受信した場合、LMサーバ103のゲートウェイ部108は、既に通話パス確立(P201)が確立しているので、第26制御信号、第27制御信号を破棄する(ステップS226、又はステップS227)。
以上のように、第1の実施例によれば、第2制御信号がMSGサーバと第1端末間の呼接続の信号(SIP:INVITE)であり、LMサーバが、第1端末から第12制御信号(Q.931:ALERT)を受信し変換して、第14制御信号(SIP:200 OK)することにより、第1端末とLMサーバとMSGサーバとの間の通話路は、第1端末が呼接続の信号に対してオフフックする前の第2制御信号に呼接続の信号に応答する前の第15制御信号に基づき、CMサーバから、第2制御信号(SIP:INVITE)に応答する第15制御信号(SIP:200 OK)に基づいて確立するので、第1端末と第2端末との間の通話路の確立までの時間を短縮することが可能となる。
以下では、本発明の通信システムの第2の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図3は、第2の実施形態の通信システムの構成を示す構成図である。ここでは、第1の実施形態と同じ構成のものについての説明を省略し、電話端末101、第1電話網102、LMサーバ103のゲートウェイ部108における一部異なる構成について、以下に説明する。
第1電話網102は、アナログ回線で構成される公衆交換電話網、私設の交換電話網であり、第1電話網102で使用されるプロトコルは、ITU−T、Q.700シリーズ(アナログ回線用プロトコル:SS7プロトコル)である。第2の実施形態の第1電話網102で使用されるプロトコルがQ.700シリーズであるとして、以下説明する。
第1端末101は、第1電話網102を介して、LMサーバ103と通信することが可能である。第1端末101は、LMサーバ103を介して、CMサーバ104、MSGサーバ105、第2端末106と通信することが可能である。
ゲートウェイ部108は、IPネットワーク107を介して、MSGサーバ105、第2端末106と通信することが可能であり、第1電話網102を介して、第1端末101と通信することが可能である。ゲートウェイ部108は、第1電話網102で使用されるプロトコル:Q.700シリーズを使用して、第1電話網102を介して、第1端末101と通信することが可能である。
次に、第2の実施形態の通信システムにおける動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、第1端末101がアナログ電話端末であり、第1電話網に用いられるプロトコルがITU−T、Q.700シリーズであるとして説明する。
LMサーバ103の呼処理部109は、CMサーバ104から、第3制御信号(INVITEメッセージ)を受信して、第3制御信号を第5制御信号(例えば、発信信号)に変換し、LMサーバ103のゲートウェイ部108に、第5制御信号を送信する(ステップS205)。
LMサーバ103のゲートウェイ部108は、LMサーバ103の呼処理部109から、第5制御信号(発信信号)を受信して、第5制御信号に含まれる第1端末101の回線ポート、Q.700シリーズ上の電話番号に変換された情報などに基づき、第1端末101に、第10制御信号(例えば、IAM(Initial Address Message))を送信する(ステップS210)。
LMサーバ103のゲートウェイ部108は、第1端末101から、第12制御信号(ACM)を受信する。
LMサーバ103の呼処理部108は、LMサーバ103のゲートウェイ部109から、第13制御信号(例えば、ACM)を受信して、次のように、第2プロトコルの第13制御信号を、第1プロトコルの制御信号に変換する。
第1端末101がオフフックされ、LMサーバ103のゲートウェイ部108が、第1端末101から制御信号(例えば、Q.700シリーズ:ANM(Answer Message))を受信したときについて、2つのパターンに分けて説明する。なお、第1端末101がオフフックされ、第1端末101から送信される制御信号は、第1端末101から第25制御信号、第26制御信号、第27制御信号のいずれか1つの制御信号が送信されるものとする。
[第25制御信号について]
LMサーバ103のゲートウェイ部108は、第1端末101から第12制御信号(S225)を受信してから、通話パス確立(P201)、通話パス確立(P202)までの間に、第1端末101から第25制御信号(Q.700シリーズ:ANM)を受信した場合、LMサーバ103のゲートウェイ部108は、既にステップS214の時点で、第1端末101とLMサーバ103のゲートウェイ部108との間の通話パス確立の準備をしているので、第25制御信号を破棄する(ステップS225)。
LMサーバ103のゲートウェイ部108は、通話パス確立(P201)、通話パス確立(P202)してから、通話パス確立(P201)、通話パス確立(P203)までの間に、第1端末101から第26制御信号又は第27制御信号(Q.700シリーズ:ANM)を受信した場合、LMサーバ103のゲートウェイ部108は、既に通話パス確立(P201)が確立しているので、第26制御信号又は第27制御信号を破棄する(ステップS226、又はステップS227)。
以上のように、第2の実施例によれば、第2制御信号がMSGサーバと第1端末間の呼接続の信号(SIP:INVITE)であり、LMサーバが、第1端末から第12制御信号(Q.931:ACM)を受信し変換して、第14制御信号(SIP:200 OK)することにより、第1端末とLMサーバとMSGサーバとの間の通話路は、第1端末が呼接続の信号に対してオフフックする前の第2制御信号に呼接続の信号に応答する前の第15制御信号に基づき、CMサーバから、第2制御信号(SIP:INVITE)に応答する第15制御信号(SIP:200 OK)に基づいて確立するので、第1端末と第2端末との間の通話路の確立までの時間を短縮することが可能となる。
以下では、本発明の通信システムの第3の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図5は、第3の実施形態の通信システムの構成を示す構成図である。ここでは、第1の実施形態と同じ構成のものについての説明を省略し、電話端末101、第1電話網102、LMサーバ103のゲートウェイ部108における一部異なる構成について、以下に説明する。
第1電話網102は、IP電話網であり、第1電話網102で使用されるプロトコルは、SIPである。第3の実施形態の第1電話網102で使用されるプロトコルがSIPであるとして、以下説明する。
第1端末101は、第1電話網102を介して、LMサーバ103と通信することが可能である。第1端末101は、LMサーバ103を介して、CMサーバ104、MSGサーバ105、第2端末106と通信することが可能である。
ゲートウェイ部108は、IPネットワーク107を介して、MSGサーバ105、第2端末106と通信することが可能であり、第1電話網102を介して、第1端末101と通信することが可能である。ゲートウェイ部108は、第1電話網102で使用されるプロトコル(SIP)を使用して、第1電話網102を介して、第1端末101と通信することが可能である。
次に、第3の実施形態の通信システムにおける動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。ここでは、第1端末101がIP電話の端末であり、第1電話網に用いられるプロトコルがSIPである場合について説明する。
LMサーバ103の呼処理部109は、CMサーバ104から、第3制御信号(INVITEメッセージ)を受信して、第3制御信号を第5制御信号(例えば、発信信号)に変換し、LMサーバ103のゲートウェイ部108に、第5制御信号(発信信号)を送信する(ステップS205)。
LMサーバ103のゲートウェイ部108は、LMサーバ103の呼処理部109から、第5制御信号(発信信号)を受信して、第5制御信号に含まれる第1端末101と音声通信のための送信用UDPポート、受信用UDPポート、SIP上の電話番号に変換された情報などに基づき、第1端末101に、第10制御信号(例えば、INVITEメッセージ)を送信する(ステップS210)。
LMサーバ103のゲートウェイ部108は、第1端末101から、第11制御信号(100 Tryingメッセージ)を受信し、第1端末101から、第12制御信号(183 Progressメッセージ/180 Ringingメッセージ)を受信する。
LMサーバ103の呼処理部108は、LMサーバ103のゲートウェイ部109から、第13制御信号(例えば、183 Progressメッセージ/180 Ringingメッセージ)を受信して、次のように、第2プロトコルの第13制御信号を、第1プロトコルの制御信号に変換する。
最後に、第1端末101がオフフックされ、第1端末101から制御信号(例えば、SIP:200 OKメッセージ)を受信したLMサーバ103のゲートウェイ部108の動作を、2つのパターンに分けて説明する。なお、第1端末101がオフフックされ、第1端末101から送信される制御信号は、第1端末101から第25制御信号、第26制御信号、第27制御信号のいずれか1つの制御信号が送信されるものとする。
[第25制御信号について]
LMサーバ103のゲートウェイ部108は、第1端末101から第12制御信号(S225)を受信してから、通話パス確立(P201)、通話パス確立(P202)までの間に、第1端末101から第25制御信号(SIP:200 OKメッセージ)を受信した場合、LMサーバ103のゲートウェイ部108は、既にステップS214の時点で、第1端末101とLMサーバ103のゲートウェイ部108との間の通話パス確立の準備をしているので、第25制御信号を破棄する(ステップS225)。
LMサーバ103のゲートウェイ部108は、通話パス確立(P201)、通話パス確立(P202)してから、通話パス確立(P201)、通話パス確立(P203)までの間に、第1端末101から第26制御信号又は第27制御信号(SIP:200 OKメッセージ)を受信した場合、LMサーバ103のゲートウェイ部108は、既に通話パス確立(P201)が確立しているので、第26制御信号、第27制御信号を破棄する(ステップS226、又はステップS227)。
以上のように、第3の実施例によれば、第2制御信号がMSGサーバと第1端末間の呼接続の信号(SIP:INVITE)であり、LMサーバが、第1端末から第12制御信号(183 Progressメッセージや、呼び出し中を示す180 Ringingメッセージ)を受信し変換して、第14制御信号(SIP:200 OK)することにより、第1端末とLMサーバとメッセージングサーバとの間の通話路は、第1端末が呼接続の信号に対してオフフックする前の第2制御信号に呼接続の信号に応答する前の第15制御信号に基づき、CMサーバから、第2制御信号(SIP:INVITE)に応答する第15制御信号(SIP:200 OK)に基づいて確立するので、第1端末と第2端末との間の通話路の確立までの時間を短縮することが可能となる。
第1端末101とLMサーバ103は、他の電話網を介して接続されていても良い。
LMサーバ103から送信されるステップS210の第10制御信号(SETUPメッセージ)は、ステップS210の第28制御信号(IAM)に変換される。
Claims (17)
- メッセージングの制御を行うメッセージング装置と、
呼制御を行う呼制御装置と、
第1網の第1通信手順の信号と第2網の第2通信手順の信号との変換を行う回線制御装置とを備え、
前記メッセージング装置は、前記回線制御装置に、前記メッセージング装置と前記回線制御装置に接続される第1端末との間の第1通話路の確立に関する情報を有する第1通信手順の第1信号を送信し、
前記呼制御装置は、前記第1信号を受信して、回線制御装置に、前記第1信号に基づく第2信号を送信し、
前記回線制御装置は、
前記2信号を受信し、前記第2信号から、前記回線制御装置と前記第1端末との間の第2通話路の確立に関する情報を有する前記第2通信手順の第3信号に変換して、前記第1端末に、第3信号を送信し、
前記第1端末から、前記第3信号に対応し、かつ前記第2通話路の確立に係わる情報を有する第2通信手順の第4信号を受信し、前記第2通話路を設定し、前記回線制御装置と前記メッセージング装置との間の第3通話路を設定して、前記呼制御装置に、前記第2信号に関する処理が成功したことを示す情報を有する前記第1通信手順の第5信号を送信し、
前記呼制御装置は、前記第5信号を受信して、前記メッセージング装置に、前記第5信号に基づく第6信号を送信し、
前記メッセージング装置は、前記第6信号を受信し、前記メッセージング装置と前記回線制御サーバとの間の第3通話路を設定して、前記呼制御装置に、前記第1通話路を、第2端末と前記第1端末との間の第4通話路に変更することに関する情報を有する前記第1通信手順の第7信号を送信し、
前記呼制御装置は、前記第7信号を受信して、前記回線制御装置に、前記第7信号から、前記回線制御装置に対応した前記第1通信手順の第8信号を送信し、前記第2端末に、前記第7信号から、前記第2端末に対応した前記第1通信手順の第9信号を送信すること
を特徴とする通信システム。 - 請求項1に記載の通信システムにおいて、
第1網がIP網であり、第2網が交換電話網であることを特徴とする通信システム。 - 請求項1に記載の通信システムにおいて、
第1網及び第2網が共にIP網であることを特徴とする通信システム。 - 請求項1に記載の通信システムにおいて、
前記回線制御装置は、前記第8信号を受信し、前記第3通話路を解放して、前記回線制御装置と前記第2端末との間の第5通話路を設定し、
前記第2端末は、前記第9信号を受信して、前記第5通話路を設定する
ことを特徴とする通信システム。 - 請求項1に記載の通信システムにおいて、
前記メッセージング装置は、アプリケーション部と、呼処理・メッセージ制御部とを備え、
前記アプリケーション部は、前記呼処理・メッセージ制御部に、前記第1通話路の確立に関する情報を有する第10信号を送信し、
前記呼処理・メッセージ制御部は、前記第10信号を受信して、前記呼制御装置に、前記第10信号に基づく前記第1信号を送信する
ことを特徴とする通信システム。 - 請求項1に記載の通信システムにおいて、
前記呼処理・メッセージ制御部は、前記第6信号を受信し、前記第3通話路を設定し、前記アプリケーション部に、前記第6信号に基づく前記第11信号を送信し、
前記アプリケーション部は、前記第11信号を受信して、前記呼処理・メッセージ制御部に、前記第4通話路の確立に関する情報を有する第12信号を送信し、
前記呼処理・メッセージ制御部は、前記第12信号を受信し、前記呼制御装置に、前記第12信号に基づく前記第7信号を送信する
ことを特徴とする通信システム。 - 請求項6に記載の通信システムにおいて、
前記回線制御装置は、呼処理部とゲートウェイ部を備え、
前記呼処理部は、前記第2信号を受信して、前記ゲートウェイ部に、前記第2信号に基づく第13信号を送信し、
前記ゲートウェイ部は、
前記第13信号を受信して、前記第1端末に、前記第13信号から前記第1端末に対応した前記第3信号を送信し、
前記第1端末から、前記第4信号を受信して、前記第2通話路を設定し、前記第3通話路を設定し、前記呼処理部に、前記第4信号から前記呼処理部に対応した第14信号を送信し、
前記呼処理部は、
前記第14信号を受信し、前記第14信号を、前記第2信号に関する処理が成功したことを示す情報を有する前記第5信号に変換して、前記メッセージング装置に、前記第5信号を送信する
ことを特徴とする通信システム。 - 請求項7に記載の通信システムにおいて、
前記呼処理部は、前記第9信号を受信して、前記ゲートウェイ部に、前記第9信号から前記ゲートウェイ部に対応する第15信号を送信し、
前記ゲートウェイ部は、前記第15信号を受信して、前記第3通話路を解放し、前記第5通話路を設定する
ことを特徴とする通信システム。 - 第1網を介して、呼制御を行う呼制御装置、メッセージングの制御を行うメッセージング装置、及び第2端末と接続され、第2網を介して、第1端末と接続される回線制御装置において、
前記第1端末と第1通信手順を用いて通信すると共に、呼制御装置、メッセージング装置及び第2端末と第2通信手順を用いて通信する通信処理部を備え、
前記通信処理部は、
前記呼制御装置から、前記メッセージング装置と前記第1端末との間における第1通話路の確立に関する第1通信手順の第1信号を受信し、
前記第1端末に、前記第1通信手順にて発信に関する情報を有する第2信号を送信し、
前記第1端末から、前記第1通信手順にて通話路の確立に係わる情報を有する第2信号を受信し、
前記第1通信手順にて前記第1端末と当該回線制御装置との間の第2通話路を設定し、前記第2通信手順にて当該回線制御装置と前記メッセージング装置との間の前記第3通話路を設定し、
前記呼制御装置に、前記第1信号に関する処理が成功したことを示す情報を有する第4信号を送信し、
前記呼制御装置から、前記第1通話路を、前記第2端末と前記第1端末との間の第4通話路に変更することに関する情報を有する第1通信手順の第5信号を受信し、
前記第2通信手順にて前記第2通話路を開放し、前記第2通信手順にて前記第5通話路を設定する
ことを特徴とする回線制御装置。 - 請求項9に記載の回線制御装置において、
第1網がIP網であり、第2網が交換電話網であることを特徴とする回線制御装置。 - 請求項9に記載の回線制御装置において、
第1網及び第2網が共にIP網であることを特徴とする回線制御装置。 - メッセージングの制御を行うメッセージング装置と、呼制御を行う呼制御装置と、IP網の第1通信手順と交換電話網の第2通信手順との変換を行う回線制御装置とを備える通信システムの制御方法において、
前記メッセージング装置は、前記呼制御装置、前記回線制御装置、及び第2端末と第2通信手順を用いて通信する第1通信処理部を有し、
前記呼制御装置は、前記メッセージング装置は、前記回線制御装置、及び第2端末と第2通信手順を用いて通信する第2通信処理部を有し、
前記回線制御装置は、前記メッセージング装置、前記呼制御装置、及び前記第2端末と第2通信手順を用いて通信すると共に、第1端末と第2通信手順を用いて通信する第3通信処理部を有し、
前記メッセージング装置が、前記回線制御装置に、前記メッセージング装置と前記回線制御装置に接続される第1端末との間の第1通話路の確立に関する情報を有する第1通信手順の第1信号を送信する第1ステップと、
前記呼制御装置が、前記第1信号を受信して、回線制御装置に、前記第1信号に基づく第2信号を送信する第2ステップと、
前記回線制御装置が、前記第2信号を受信し、前記第2信号から、前記回線制御装置と前記第1端末との間の第2通話路の確立に関する情報を有する前記第2通信手順の第3信号に変換して、前記第1端末に、第3信号を送信する第3ステップと、
前記回線制御装置が、前記第1端末から、前記第3信号に対応し、かつ前記第2通話路の確立に係わる情報を有する第2通信手順の第4信号を受信し、前記第2通話路を設定し、前記回線制御装置と前記メッセージング装置との間の第3通話路を設定して、前記呼制御装置に、前記第2信号に関する処理が成功したことを示す情報を有する前記第1通信手順の第5信号を送信し、前記呼制御装置が、前記第5信号を受信して、前記メッセージング装置に、前記第5信号に基づく第6信号を送信する第4ステップと、
前記メッセージング装置が、前記第6信号を受信し、前記メッセージング装置と前記回線制御サーバとの間の第3通話路を設定して、前記呼制御装置に、前記第1通話路を、第2端末と前記第1端末との間の第4通話路に変更することに関する情報を有する前記第1通信手順の第7信号を送信する第5ステップと、
前記呼制御装置が、前記第7信号を受信して、前記回線制御装置に、前記第7信号から、前記回線制御装置に対応した前記第1通信手順の第8信号を送信し、前記第2端末に、前記第7信号から、前記第2端末に対応した前記第1通信手順の第9信号を送信する第6ステップと
を含むことを特徴とする通信システムの制御方法。 - 請求項12に記載の通信システムの制御方法において、
第1網がIP網であり、第2網が交換電話網であることを特徴とする通信システムの制御方法。 - 請求項12に記載の通信システムの制御方法において、
第1網及び第2網がともにIP網であることを特徴とする通信システムの制御方法。 - 第1網を介して、呼制御を行う呼制御装置、メッセージングの制御を行うメッセージング装置、及び第2端末と接続され、第2網を介して、第1端末と接続される回線制御装置の制御方法において、
前記回線制御装置は、前記第1端末と第1通信手順を用いて通信すると共に、前記呼制御装置、前記メッセージング装置、及び前記第2端末と第2通信手順を用いて通信する通信処理部を備え、
前記通信処理部が、前記呼制御装置から、前記メッセージング装置と前記第1端末との間における第1通話路の確立に関する第1通信手順の第1信号を受信する第1ステップと、
前記通信処理部が、前記第1端末に、前記第1通信手順にて発信に関する情報を有する第2信号を送信し、前記第1端末から、前記第1通信手順にて通話路の確立に係わる情報を有する第2信号を受信する第2ステップと、
前記通信処理部が、前記第1通信手順にて前記第1端末と当該回線制御装置との間の第2通話路を設定し、前記第2通信手順にて当該回線制御装置と前記メッセージング装置との間の前記第3通話路を設定する第3ステップと、
前記通信処理部が、前記呼制御装置に、前記第1信号に関する処理が成功したことを示す情報を有する第4信号を送信する第4ステップと、
前記通信処理部が、前記呼制御装置から、前記第1通話路を、前記第2端末と前記第1端末との間の第4通話路に変更することに関する情報を有する第1通信手順の第5信号を受信する第5ステップと、
前記通信処理部が、前記第2通信手順にて前記第2通話路を解放し、前記第2通信手順にて前記第5通話路を設定する第6ステップと
を含むこと特徴とする回線制御装置の制御方法。 - 請求項15に記載の回線制御装置の制御方法において、
第1網がIP網であり、第2網が交換電話網であることを特徴とする回線制御装置の制御方法。 - 請求項15に記載の回線制御装置の制御方法において、
第1網がIP網であり、第2網が交換電話網であることを特徴とする回線制御装置の制御方法。
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