JP5380223B2 - 円形レンズの検査装置及び方法 - Google Patents
円形レンズの検査装置及び方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5380223B2 JP5380223B2 JP2009216460A JP2009216460A JP5380223B2 JP 5380223 B2 JP5380223 B2 JP 5380223B2 JP 2009216460 A JP2009216460 A JP 2009216460A JP 2009216460 A JP2009216460 A JP 2009216460A JP 5380223 B2 JP5380223 B2 JP 5380223B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circular lens
- contour portion
- data
- image data
- pixels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
Description
この発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、円形レンズの輪郭部に存在する欠陥を精度よく検出することができる円形レンズの検査装置及び方法を提供することを目的とする。
また、撮像装置は、カラーの画像データを取得し、処理装置は、撮像装置により取得されたカラーの画像データから抽出された単色の画像をグレースケール変換し、グレースケール変換された画像データを用いて円形レンズの輪郭部のデータを直線状に展開してもよい。
さらに、処理装置は、円形レンズの画像データに基づいて円形レンズの中心座標を算出し、算出された中心座標に基づいて円形レンズの輪郭部のデータを直線状に展開することができる。
図1に実施の形態に係る円形レンズの検査装置の構成を示す。検査対象となるコンタクトレンズ等の円形レンズ1を載置するための透過光ステージ2の下方に照明装置3が配置されると共に、透過光ステージ2の上方には撮像装置4が配置され、撮像装置4に処理装置5が接続されている。
照明装置3は、面発光装置6の出射面6aの中央部に遮光マスク7が形成されたもので、これにより透過光ステージ2上の円形レンズ1に暗視野照明を施すように構成されている。
撮像装置4としては、多数の画素を有するエリアセンサカメラが適しており、この実施の形態ではカラーのCCDカメラが使用されている。
処理装置5は、撮像装置4で得られた円形レンズ1の画像に基づいて円形レンズ1の輪郭部の欠陥を検出するもので、コンピュータにより構成することができる。
まず、ステップS1で、照明装置3から円形レンズ1に暗視野照明を施した状態で、処理装置5により撮像装置4を用いて円形レンズ1の全体像を撮像する。暗視野照明で撮像したため、例えば図3に示されるように、円形レンズ1の輪郭部Rのみが高い明度を有し、円形レンズ1の内側部分と円形レンズ1の周辺部が暗部となる画像が得られる。輪郭部に欠陥を有しない円形レンズ1を対象とした場合には、図3のように、輪郭部Rが全周にわたって一定の幅を有している。これに対して、輪郭部に欠け等の欠陥が存在する円形レンズ1に対しては、図4に示されるように、欠陥D1及びD2が存在する部分の輪郭部Rの幅が他の部分の幅とは異なった画像が得られる。
次に、図4に示されるように、処理装置5はステップS4で、算出された中心座標に基づき、3時の方向を角度位置0度として反時計回り方向に360度まで輪郭部Rのデータを直線状に展開する。これにより、図5に示されるように、輪郭部Rが直線状に延びたデータが得られる。
図6からわかるように、輪郭部Rに欠陥D1及びD2が存在すると、その箇所における射影データの値が変動する。このため、輪郭部Rの長さ方向に互いに異なる画素数にわたる射影データの平均データを算出してそれらの差分を求めれば、輪郭部Rの欠陥D1及びD2は、いずれかの差分で強調されることとなる。
また、輪郭部Rの長さ方向に3画素、7画素、15画素、31画素にわたる射影データの平均データをそれぞれ算出し、互いの差分を算出したので、小さな欠陥も大きな欠陥もいずれかの差分で強調することができ、検出が可能となった。ただし、射影データの平均データを算出する画素数は、「3」、「7」、「15」、「31」に限るものではなく、適宜設定することができる。さらに、4種類の画素数にわたる平均データを算出したが、互いに異なる少なくとも2種類の画素数にわたる射影データの平均データをそれぞれ算出して、これら平均データ相互間の差分を算出すれば、欠陥の検出が可能となる。
また、撮像装置4としてカラー画像を得るカメラの代わりにモノクロカメラを用いて円形レンズ1の白黒画像を取得するようにしてもよい。この場合には、グレースケール変換は不要となり、得られた白黒画像をそのまま2値化、ラベリングすればよい。
Claims (4)
- 円形レンズに暗視野照明を施す照明装置と、
暗視野照明が施された前記円形レンズを撮像して前記円形レンズのカラー画像データを取得する撮像装置と、
前記撮像装置により取得された前記円形レンズのカラー画像データから抽出された青プレーン画像をグレースケール変換し、該グレースケール変換された画像データを用いて、前記円形レンズの中心座標を算出し、該中心座標に基づいて前記円形レンズの輪郭部の前記グレースケール変換された画像データを直線状に展開し、前記輪郭部の幅方向に前記輪郭部を含む第1のラインと第2のラインとの間における所定画素数の射影データを算出し、この射影データに基づいて前記円形レンズの輪郭部における欠陥の有無を検査する処理装置と
を備えたことを特徴とする円形レンズの検査装置。 - 前記処理装置は、直線状に展開された前記輪郭部の長さ方向に互いに異なる画素数にわたる前記射影データの平均データをそれぞれ算出すると共にこれら平均データ相互間の差分を算出し、この差分が所定のしきい値以上になったときに欠陥が存在すると判定する請求項1に記載の円形レンズの検査装置。
- 円形レンズに暗視野照明を施し、
暗視野照明が施された前記円形レンズを撮像して前記円形レンズのカラー画像データを取得し、
前記円形レンズのカラー画像データから抽出された青プレーン画像をグレースケール変換し、該グレースケール変換された画像データを用いて、前記円形レンズの中心座標を算出し、該中心座標に基づいて前記円形レンズの輪郭部の前記グレースケール変換された画像データを直線状に展開し、前記輪郭部の幅方向に前記輪郭部を含む第1のラインと第2のラインとの間における所定画素数の射影データを算出し、この射影データに基づいて前記円形レンズの輪郭部における欠陥の有無を検査する
ことを特徴とする円形レンズの検査方法。 - 直線状に展開された前記輪郭部の長さ方向に互いに異なる画素数にわたる前記射影データの平均データをそれぞれ算出し、
これら平均データ相互間の差分を算出し、
この差分が所定のしきい値以上になったときに欠陥が存在すると判定する
請求項3に記載の円形レンズの検査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009216460A JP5380223B2 (ja) | 2009-09-18 | 2009-09-18 | 円形レンズの検査装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009216460A JP5380223B2 (ja) | 2009-09-18 | 2009-09-18 | 円形レンズの検査装置及び方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011064614A JP2011064614A (ja) | 2011-03-31 |
JP5380223B2 true JP5380223B2 (ja) | 2014-01-08 |
Family
ID=43951016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009216460A Active JP5380223B2 (ja) | 2009-09-18 | 2009-09-18 | 円形レンズの検査装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5380223B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102983207A (zh) * | 2011-09-05 | 2013-03-20 | 惠特科技股份有限公司 | 太阳能模组瑕疵检测的方法 |
CN113064251B (zh) * | 2021-03-24 | 2023-03-14 | 上海晨兴希姆通电子科技有限公司 | 透镜定位方法及其系统 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3734512B2 (ja) * | 1993-12-27 | 2006-01-11 | 株式会社メニコン | コンタクトレンズ外観検査方法および外観検査装置 |
US6047082A (en) * | 1997-11-14 | 2000-04-04 | Wesley Jessen Corporation | Automatic lens inspection system |
JP2000292307A (ja) * | 1999-04-07 | 2000-10-20 | Menicon Co Ltd | 光透過体の外観検査装置 |
-
2009
- 2009-09-18 JP JP2009216460A patent/JP5380223B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011064614A (ja) | 2011-03-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6945245B2 (ja) | 外観検査装置 | |
JP6425755B2 (ja) | 基板の異物質検査方法 | |
JP4150390B2 (ja) | 外観検査方法及び外観検査装置 | |
JP2007309679A (ja) | 画像検査方法およびその方法を用いた画像検査装置 | |
JP2005127989A (ja) | 傷検出装置および傷検出プログラム | |
JP2009293999A (ja) | 木材欠陥検出装置 | |
JP4910128B2 (ja) | 対象物表面の欠陥検査方法 | |
JP2008170256A (ja) | 欠陥検出方法、欠陥検出プログラムおよび検査装置 | |
JP5776467B2 (ja) | 欠陥検査装置 | |
JP2007155405A (ja) | 外観検査方法及び外観検査装置 | |
JP5380223B2 (ja) | 円形レンズの検査装置及び方法 | |
JP2009109243A (ja) | 樹脂封止材の検査装置 | |
JP6647903B2 (ja) | 画像検査装置、画像検査プログラム及びコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記録した機器 | |
JP5608925B2 (ja) | ガラスびんの印刷検査装置 | |
JP6628185B2 (ja) | 透明体の検査方法 | |
JP2009236760A (ja) | 画像検出装置および検査装置 | |
JP5959430B2 (ja) | ボトルキャップの外観検査装置及び外観検査方法 | |
JP2012088199A (ja) | 異物検査装置および異物検査方法 | |
JP6566903B2 (ja) | 表面欠陥検出方法および表面欠陥検出装置 | |
JP4967132B2 (ja) | 対象物表面の欠陥検査方法 | |
JP4364773B2 (ja) | 印刷物の検査方法 | |
JP4822468B2 (ja) | 欠陥検査装置、欠陥検査方法、及びパターン基板の製造方法 | |
JP2005189167A (ja) | キャップのブリッジ検査装置 | |
JP2004163176A (ja) | 表面検査方法及び表面検査装置 | |
JP3803677B2 (ja) | 欠陥分類装置及び欠陥分類方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130619 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130702 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130805 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130903 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130930 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5380223 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |