JP5378902B2 - プラズマ処理装置のプラズマ処理方法及びプラズマ処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プラズマ処理装置のプラズマ処理方法及びプラズマ処理装置に関する。
高周波又はマイクロ波にてプラズマを発生させ、この発生させたプラズマに半導体基板を曝すことによって、半導体基板に対してドライエッチング、表面改質、アッシング等を行うプラズマ処理装置が知られている(例えば、特許文献1)。
この種のプラズマ処理装置は、例えば、半導体基板上に形成したレジスト膜を、酸素プラズマを用いてアッシング(灰化)するアッシング処理装置では、プラズマ生成室をチャンバの上側部に設けるとともに、半導体基板を載置したステージを下側部に設けている。
プラズマ生成室で生成された酸素プラズマは、プラズマ生成室を区画形成する下蓋の中央位置に形成された導出穴から導出して、拡散板を介して下方に設けられたステージに載置された半導体基板に吹き付けられる。そして、ステージに載置された半導体基板は、この酸素プラズマに曝されることによってアッシングされる。
特開2005−122939号公報
このようなプラズマ処理装置において、ステージとステージに載置された半導体基板との間に、酸素プラズマが入り込み、半導体基板の裏面にダメージを与える。特に、近年、半導体基板(ウェハー)の厚さが益々薄くなり、当プラズマ装置導入以前の前工程までの複合処理により、例えば、半導体基板上に形成される膜ストレス等に起因して、半導体基板は、不特定方向の反りを有している。そのため、ステージと半導体基板との間の隙間が大きくなり、プラズマがより入り込み易く、半導体基板の裏面を損傷させていた。そのため、半導体基板の裏面に保護膜を形成し、プラズマからのダメージを防止していた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、半導体基板の裏面へのプラズマの侵入を防止して、半導体基板の裏面の損傷を防止することのできるプラズマ処理装置のプラズマ処理方法及びプラズマ処理装置を提供するにある。
請求項1に記載の発明は、チャンバ内に形成したプラズマ生成室で生成したプラズマを、前記チャンバ内に設けた円環状のサセプタに前記サセプタの貫通穴を閉塞するように収容配置した加工用基板に対して上方から曝して、前記加工用基板の表面をプラズマ処理するプラズマ処理装置のプラズマ処理方法であって、前記プラズマ処理装置は、円柱形状をなし、上面の外周部に環状の段差面を形成して前記段差面の内側に前記サセプタの前記貫通穴より小さい内径を有する円柱状の突出部を突出形成したステージを前記チャンバ内に有し、前記加工用基板を収容配置した前記貫通穴を前記突出部に貫挿させて、前記加工用基板を前記ステージに載置して加熱する工程と、前記サセプタを上方に移動して前記ステージから前記加工用基板を離間させ、前記貫通穴を閉塞するように、前記加工用基板を前記サセプタの前記貫通穴内に収容配置し、前記加工用基板の表面をプラズマ処理する工程とを順に有する
請求項1に記載の発明によれば、加工用基板が貫通穴内に収容されたとき、加工用基板は、その裏面外周縁が貫通穴の内周面に当接し、サセプタの貫通穴を閉塞することから、加工用基板の裏面外周縁と貫通穴の内周面との間を通って、上方からのプラズマが加工用基板の裏面に回り込んで侵入することはない。従って、加工用基板の表面がプラズマ処理されているときに加工用基板の裏面がプラズマによってダメージを受けることはない。
請求項2に記載の発明は、チャンバ内に形成したプラズマ生成室で生成したプラズマを、前記チャンバ内に設けた円環状のサセプタに前記サセプタの貫通穴を閉塞するように収
容配置された加工用基板に対して上方から曝して、前記加工用基板の表面をプラズマ処理するプラズマ処理装置であって、円柱状をなし、上面の外周部に環状の段差面を形成して前記段差面の内側に前記サセプタの前記貫通穴より小さい内径を有する円柱状の突出部を突出形成したステージを前記チャンバ内に有し、前記ステージを加熱し、前記ステージを介して前記加工用基板を加熱する加熱手段と、前記サセプタを上下動させ、前記加工用基板を前記ステージに対して上下動させる移動手段とを備え、前記サセプタを下動させて前記サセプタの前記貫通穴を前記突出部に貫挿させ、前記加工用基板を前記ステージに載置して加熱し、前記サセプタを上動させて前記加工用基板を前記ステージから離間させ、前記貫通穴を閉塞するように前記加工用基板を前記サセプタの前記貫通穴内に収容配置した状態で、前記加工用基板の表面をプラズマ処理する
請求項2に記載の発明によれば、サセプタに配置された加工用基板の裏面にプラズマの一部が加熱手段にて加熱された加工用基板の裏面に回り込もうとするが、加工用基板はサセプタの貫通穴内に収容され同貫通穴を閉塞しているため、加工用基板とサセプタの貫通穴の内周面との間を介して加工用基板の裏面にプラズマが回り込まない。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のプラズマ処理装置において、前記貫通穴を有したサセプタは、円環状板体であって、前記貫通穴の内周面が表面側から裏面側に向かうほどその内径が縮径する傾斜面を有し、円板状の前記加工用基板の外周縁が前記傾斜面と係合する。
請求項に記載の発明によれば、加工用基板の外周縁が傾斜面と係合することで、サセプタが移動手段にて、ステージから上動すると、円板状の加工用基板も上動して加工用基板は、ステージから離間する。また、加工用基板の外周縁が傾斜面と係合することで、加工用基板の外周縁と内周面との間に隙間ができない。
請求項に記載の発明は、請求項2又は3に記載のプラズマ処理装置において、前記サセプタは、上面側の表面を失活し難い表面構造で形成し、下面側の表面を失活し易い表面構造で形成した。
請求項に記載の発明によれば、サセプタの上方からのプラズマは、プラズマ中のラジカル(活性種)が失活し難くなり、加工用基板の表面のプラズマ処理をより効率的に行え、加工用基板の裏面に回り込もうとするプラズマに対しては、そのラジカル(活性種)を失活させ、加工用基板の裏面のダメージをより低減させることができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のプラズマ処理装置において、前記上面側の表面を失活し難い表面構造は、フッ化表面層で形成し、下面側の表面を失活し易い表面構造は、前記フッ化表面層を形成しないサセプタの素材そのものである。
請求項に記載の発明によれば、フッ化表面層によって、プラズマ中のラジカル(活性種)が失活し難くなり、フッ化表面層を形成しないサセプタの素材そのものによって、プラズマ中のラジカル(活性種)が失活し易くなる。
請求項に記載の発明は、請求項2〜のいずれか1に記載のプラズマ処理装置において、前記ステージの載置面に独立したガスノズル設け、前記サセプタの上方動作時において、前記加工用基板の裏面と前記ステージの載置面との間の空間に、前記ガスノズルから、前記加工用基板の裏面に向かって積極的にガス供給可能とする。
請求項に記載の発明によれば、加工用基板の裏面に向かってガスを積極的に供給されることによって、加工用基板の裏面と載置面の間にプラズマが回り込まない。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のプラズマ処理装置において、前記加工用基板を上部より押さえる保持機構を設けた。
請求項に記載の発明によれば、ガスの供給によって、加工用基板が浮き上がることがない。
本発明によれば、半導体基板の裏面へのプラズマの入り込みを防止し、半導体基板の裏面の損傷を防止することができる。
プラズマアッシング装置の概略断面図。 ステージとサセプタを説明するための斜視図。 サセプタと半導体基板がステージから離間された状態を説明するための要部断面図。 サセプタに半導体基板が支持された状態を説明するための説明図。 半導体基板がステージに載置された状態を示す説明図。 プラズマアッシング装置の別例を説明するための説明図。 サセプタの別例を説明するための断面図。
以下、本発明のプラズマ処理装置の1つであるプラズマアッシング装置に具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、プラズマ処理装置としてのプラズマアッシング装置1の概略断面図を示す。プラズマアッシング装置1のチャンバ2は、全体形状が直方体をなし、アルミニウム(Al)製で形成されている。チャンバ2の底板3の内底面には、脚部4を介してステージ5が配置固定されている。
ステージ5は、円柱形状をなし、下面に加熱手段としてのヒータHを有し、同ヒータHにて加熱され、加熱された熱にて、ステージ5に載置されたプラズマ処理(アッシング)する加工用基板としての半導体基板Wを加熱するようになっている。ステージ5は、図2に示すように、その上面外周縁を切り欠いて円環状の段差面5aを形成している。そして、ステージ5は、円環状の段差面5aの内側に形成された小径の円柱状の突出部5bの上面を載置面5cとしている。
ステージ5の段差面5aには、複数の貫通穴6が形成されている。その各貫通穴6には、環状のサセプタ7を支承する移動手段を構成する昇降ロッドR1が貫挿され、各昇降ロッドR1はそれぞれの移動手段を構成する昇降モータM1にて、段差面5aから出没し、環状のサセプタ7を上下動させるようになっている。そして、各昇降ロッドR1が各貫通穴6に没入した時、サセプタ7は、ステージ5の突出部5bに後記する基板保持穴9が貫挿された状態でステージ5の段差面5aに載置される。
サセプタ7は、図2に示すように円環状板体であって、その内周面8が表面側から裏面側に向かうほどその内径が縮径する傾斜面であって、この傾斜した内周面8を有した貫通穴を基板保持穴9としている。サセプタ7の基板保持穴9の裏面側の開口部の内径は、ステージ5の突出部5bの直径より大きくなるように形成されている。
サセプタ7は、この傾斜した内周面8で円板状の半導体基板Wの裏面Wa外周縁を支持して、半導体基板Wを基板保持穴9内に収容するようになっている。つまり、基板保持穴9内に収容される半導体基板Wは、その直径が縮径した基板保持穴9の裏面側の開口部の内径より大きい半導体基板である。
従って、半導体基板Wが基板保持穴9内に収容されたとき、図1、図3及び図4に示すように、サセプタ7の基板保持穴9は、半導体基板Wによって閉塞される。
また、サセプタ7の板厚は、ステージ5の突出部5bの高さと半導体基板Wの厚さを加えた値より、大きな値に設定されている。しかも、本実施形態では、基板保持穴9内に半導体基板Wが収容されているとき、半導体基板Wの裏面Waからサセプタ7の下面までの距離が、ステージ5の突出部5bの高さより短くなるようになっている。
従って、各昇降ロッドR1を各貫通穴6に没入させて、突出部5bにサセプタ7の基板保持穴9を貫挿させてサセプタ7を段差面5aに載置させたとき、ステージ5の突出部5bは、サセプタ7から突出することなく内包されるとともに、突出部5bの上面(載置面5c)は、基板保持穴9の内周面8に当接している半導体基板Wを持ち上げてサセプタ7(基板保持穴9)から離間させる。その結果、図5に示すように、半導体基板Wは、ステージ5の載置面5cに載置される。そして、ステージ5の載置面5cに載置された半導体基板Wは、ステージ5を介してヒータHにて加熱される。
反対に、各昇降ロッドR1を各貫通穴6から突出させて、サセプタ7を段差面5aから上動させたとき、突出部5bの載置面5cに載置されていた半導体基板Wは、図1及び図3に示すように、その裏面Wa外周縁が基板保持穴9の内周面8と係合してサセプタ7の基板保持穴9を閉塞しサセプタ7とともに上動し載置面5cから離間する。そして、サセプタ7に支持され載置面5cから離間した半導体基板Wは、上方からのプラズマに曝されてプラズマ処理がなされる。
このとき、半導体基板Wが基板保持穴9内に収容されたとき、半導体基板Wは、その裏面Waの外周縁が基板保持穴9の傾斜面を有した内周面8に当接し、サセプタ7の基板保持穴9を閉塞する。そのため、半導体基板Wの裏面Waの外周縁と基板保持穴9の内周面8との間を通って、上方からのプラズマが半導体基板Wの裏面Waに回り込んで侵入することはない。
チャンバ2を形成するトッププレート14は、その外側上方に突出した円柱体15が延出形成され、その円柱体15の中央位置にチャンバ2の外側と内側を貫通する貫通穴18が形成されている。
円柱体15の上面15aには、導波管19が連結固定されている。導波管19は、前記貫通穴18に対応する位置に連結穴19aが形成され、その連結穴19aには円板状のマイクロ波透過窓20が、同貫通穴18の上側開口部を閉塞するように配設されている。マイクロ波透過窓20は、セラミックスや石英製などの誘電体透過窓であって、円柱体15の上面15aに対して密着固定されている。そして、導波管19の上流に設けた図示しないマイクロ波発振器からのマイクロ波が導波管19を伝搬しマイクロ波透過窓20を介して前記貫通穴18に導入されるようになっている。
貫通穴18の下側開口部は、貫通穴18の内径より大きな内径に拡開形成された嵌合凹部30が形成されている。
嵌合凹部30が形成された貫通穴18の下側開口部は、円板状の下蓋33にて閉塞されている。下蓋33は、中央に導出穴33aを貫通形成した円板状の下蓋本体34と、その下蓋本体34の下側外周面に延出形成したフランジ部35を有している。下蓋33は、下蓋本体34が貫通穴18に貫挿され、フランジ部35が嵌合凹部30に嵌合するようになっている。
そして、フランジ部35を前記嵌合凹部30の奥面30aにネジ着させることによって、下蓋33(フランジ部35の上面)は、トッププレート14(嵌合凹部30の奥面30a)に対して締結固定される。
これにより、円柱体15に形成した貫通穴18の上下両開口部がマイクロ波透過窓20と下蓋33にて閉塞されて形成された空間に、プラズマ生成室Sが区画形成される。
下蓋本体34の外周面には、環状の環状溝41が形成され、同環状溝41とその環状溝41を塞ぐ貫通穴18の内周面18aとで環状通路を形成している。環状溝41は、前記貫通穴18の内周面18aに形成したガス導入路32の開口部と対向する位置に形成され、ガス導入路32から導入されてくるプラズマ形成用ガス(酸素)が環状通路(環状溝41)に導入されるようになっている。
下蓋本体34の上面外周縁には、プラズマ生成室Sと環状溝41(環状通路)を連通する切り溝42が、切り欠き形成されている。そして、環状溝41に導入されたプラズマ形成用ガス(酸素)は、該切り溝42を介してプラズマ生成室Sに導入される。
プラズマ生成室Sに導入されたプラズマ形成用ガス(酸素)は、同じくマイクロ波透過窓20を介して投入されたマイクロ波によって励起され酸素プラズマとなる。そして、プラズマ生成室Sで生成された酸素プラズマは、下蓋33に形成された導出穴33aを介して下方のステージ5に載置された半導体基板Wに向かって導出される。
下蓋本体34の下側であって前記導出穴33aの開口部と対向する位置に拡散板43が配置されている。拡散板43は、アルミニウム(Al)製よりなり、同じくアルミニウム(Al)製の間隔保持部材44を介してボルト45にて下蓋本体34に対して連結固定されている。拡散板43は、下蓋本体34の導出穴33aから導出された酸素プラズマを分散させて、同酸素プラズマが前記サセプタ7に支持された半導体基板Wに均一に曝されるようにしている。そして、サセプタ7に支持された半導体基板Wは、その半導体基板Wの表面Wbに形成したレジスト膜が酸素プラズマにてアッシングされるようになっている。
また、トッププレート14の内底面には、拡散板43を囲むように円筒形状のスカート46が取着されている。スカート46はアルミニウム(Al)製であって、拡散板43から導出された酸素プラズマが拡散しないように下方に配置された半導体基板Wに導くようにしている。
また、チャンバ2の底板3の四隅には、排気穴50(図1参照)がそれぞれ形成されている。四隅の各排気穴50は、チャンバ2内のガスを排気する際の排気穴であって、それぞれ排気管51が接続されている。そして、その排気管51は下流側に設けた図示しない開閉弁を介して吸気ポンプに接続されている。
従って、拡散板43から導出された下方に配置された半導体基板Wに導かれその表面Wbを曝された酸素プラズマは、チャンバ2の底板3の四隅に設けた排気穴50に向かって導かれる。その結果、半導体基板Wの裏面Waと載置面5cとの間の空間にプラズマが回り込むことはないため、半導体基板Wの裏面Waがプラズマに曝されてダメージを受けることはない。
次に、上記のように構成したプラズマアッシング装置1の作用について説明する。
いま、サセプタ7を昇降ロッドR1にて上方位置に配置した状態において、図示しない基板受け渡し装置によって、サセプタ7の基板保持穴9に半導体基板Wが裏面Waを下方にして配置される。これによって、半導体基板Wの裏面Wa外周縁が基板保持穴9の内周面8と当接し、基板保持穴9に収容される。
半導体基板Wが基板保持穴9に収容されると、昇降ロッドR1をステージ5の段差面5aの貫通穴6に没入するまで下動させてサセプタ7を下降させる。
これによって、サセプタ7は、その基板保持穴9にステージ5の突出部5bを貫挿させながら下降し、サセプタ7の下面は、ステージ5の段差面5aに当接する。このとき、ステージ5の突出部5bに貫挿されて行く過程において、突出部5bの載置面5cが、基板保持穴9の内周面8に当接している半導体基板Wを持ち上げて基板保持穴9から離間させる。そして、図5に示すように、半導体基板Wを、ステージ5の載置面5cに載置させる。
半導体基板Wがステージ5の載置面5cに載置させると、ステージ5に設けたヒータHを駆動して、ステージ5を介して載置面5cに載置した半導体基板Wを加熱する。そして、所定の温度まで半導体基板Wが加熱されると、昇降ロッドR1を図1及び図3に示す位置まで上動させてサセプタ7をステージ5の段差面5aから離間させる。
このとき、サセプタ7を上動させていく過程において、突出部5bの載置面5cに載置されていた半導体基板Wは、その裏面Wa外周縁が基板保持穴9の内周面8と係合してサセプタ7とともに上動し載置面5cから離間する。その結果、サセプタ7の下面(半導体基板Wの裏面Wa)とステージ5の段差面5a(載置面5c)との間に、空間が形成される。また、サセプタ7の基板保持穴9は、半導体基板Wにより閉塞される。
サセプタ7(半導体基板W)を図3に示す位置に配置すると、プラズマ生成室Sにて生成された酸素プラズマが拡散板43を介して上方から供給される。
このとき、半導体基板Wは、基板保持穴9内に収容され、半導体基板Wの裏面Waの外周縁が基板保持穴9の内周面8に当接して、サセプタ7の基板保持穴9を閉塞されるようにしている。そのため、半導体基板Wの裏面Waの外周縁と基板保持穴9の内周面8との間を通って、プラズマが半導体基板Wの裏面Waに侵入することはない。
また、拡散板43から導出された下方に配置された半導体基板Wに導かれその表面Wbを曝された酸素プラズマは、チャンバ2の底板3の四隅に設けた排気穴50に向かって導かれる。そのため、半導体基板Wの裏面Waと載置面5cとの間の空間にプラズマが回り込むことはないため、半導体基板Wの裏面Waがプラズマに曝されてダメージを受けることはない。
従って、半導体基板Wの表面Wbのレジスタ膜がプラズマに曝されてプラズマ処理(アッシング)されている間、半導体基板Wの裏面Waと載置面5cとの間の空間にプラズマが回り込むことはないため、半導体基板Wの裏面Waがプラズマに曝されてダメージを受けることはない。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)本実施形態によれば、半導体基板Wを、サセプタ7の基板保持穴9内に収容し、半導体基板Wの裏面Waの外周縁が基板保持穴9の内周面8に当接して、サセプタ7の基板保持穴9を半導体基板Wにて閉塞させて、半導体基板Wの裏面Wa外周縁と基板保持穴9の内周面8との間を通って、プラズマが半導体基板Wの裏面Waに侵入しないようにした。
従って、半導体基板Wの表面Wbに形成したレジスト膜をアッシング処理している時に、半導体基板Wの裏面Waへのダメージを与えることがない。その結果、ダメージを受けないために半導体基板Wの裏面Waに保護膜を形成する必要がないため、製造プロセスが短縮でき生産効率の向上を図ることができる。しかも、より薄い半導体基板Wについてもアッシング等のプラズマ処理をすることができる。
(2)本実施形態によれば、チャンバ2の底板3の四隅には、排気穴50を設け、チャンバ2内のガスを四隅から排気するようにした。
従って、拡散板43から導出されて下方に配置された半導体基板Wの表面Wbを曝された酸素プラズマは、チャンバ2の底板3の四隅に設けた排気穴50に向かって導かれることから、半導体基板Wの裏面Waと載置面5cとの間の空間にプラズマが回り込むことはなく、半導体基板Wの裏面Waがプラズマに曝されてダメージを受けることはない。
従って、非常に簡単な構成で、酸素プラズマの一部が半導体基板Wの裏面Waに回り込ませないようにすることができる。
(3)本実施形態によれば、サセプタ7の傾斜面を有した内周面の基板保持穴9内に半導体基板Wを収容保持するサセプタ7を設けた。また、ステージ5を、その上面に外周部に、環状の段差面5aを形成して、その環状の段差面5aの内側にサセプタ7の基板保持穴9を貫挿する突出部5bを形成した。
そして、基板保持穴9内に半導体基板Wを収容保持した状態でサセプタ7を、段差面5aに当接すように下動させると、基板保持穴9内に収容保持された半導体基板Wは、サセプタ7から離間しステージ5(突出部5b)の載置面5cに載置させることができるようにした。従って、半導体基板WをヒータHにて加熱されたステージ5にて所定の温度まで加熱させることができる。
また、サセプタ7を上動させてステージ5の段差面5aから離間させると、突出部5bの載置面5cに載置されていた半導体基板Wは、その裏面Wa外周縁が基板保持穴9の内周面8と係合してサセプタ7とともに上動し載置面5cから離間する。
また、半導体基板Wを基板保持穴9内に収容されたとき、半導体基板Wの裏面Wa外周縁を基板保持穴9の傾斜面を有した内周面8に当接させて、半導体基板Wによってサセプタ7の基板保持穴9を閉塞されるようにした。従って、半導体基板Wの裏面Wa外周縁が基板保持穴9の内周面8と当接し、半導体基板Wの裏面Wa外周縁と基板保持穴9の内周面8との間を通って、プラズマが半導体基板Wの裏面Waに侵入するのを防止することができる。
尚、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、サセプタ7に形成した基板保持穴9の内周面8は、表面側から裏面側に向かうほどその内径が縮径する傾斜面であったが傾斜面でなくてもよい。つまり、内周面8の内径が大径と小径を有する段差形状の基板保持穴9であってもよい。この場合、半導体基板Wは、その基板保持穴9内の段差面に収容配置される。
・上記実施形態では、半導体基板Wの裏面Waを載置面5cから離間させた状態でアッシングを行ったが、この時、半導体基板Wを載置面5cから不活性ガスを吐出させるようにし、半導体基板Wの裏面Waと載置面5cの間に積極的にプラズマが侵入しないようして実施してもよい。
・上記実施形態では、ヒータHを使ってステージ5を加熱し、その加熱されたステージ5にて半導体基板Wを加熱するようにしたが、ヒータHによる加熱以外に、例えば、誘導加熱を使った加熱でもよい。
・上記実施形態では、プラズマ処理装置をプラズマアッシング装置1に具体化したが、プラズマを利用して半導体基板Wに対してドライエッチングを行うプラズマ処理装置に応用したり、表面改質を行うプラズマ処理装置に応用してもよい。
・上記実施形態において、サセプタ7を介して半導体基板Wを載置面5cから上動した状態でアッシングを行う際、半導体基板Wと載置面5cとの間の空間に、例えば、図6に示すように、ステージ5の載置面5cに設けた独立したガスノズルNから、半導体基板Wの裏面Waに向かってガスを積極的に供給して、半導体基板Wの裏面Waと載置面5cの間にプラズマが回り込まないようにしてもよい。
この場合、半導体基板Wと載置面5cに対して、ガスを供給することによって、半導体基板Wが浮き上がることがないように、図6に示すように、サセプタ7に収容された半導体基板Wを上方から押さえる保持機構としての押さえ部材55を設けて実施してもよい。
・上記実施形態において、サセプタ7が、例えば、プラズマ中のラジカル(活性種)が触れると失活し易いアルミナ等で形成されている場合、図7に示すように、サセプタ7の上面側の表面構造をプラズマ中のラジカル(活性種)が触れると失活し難いフッ化表面層FSにて形成し、一方、サセプタ7の下面側の表面構造にはフッ化表面層FSを形成しない素材そのものにしたサセプタ7を用いて実施してもよい。
これによって、サセプタ7の上面側をフッ化表面層FSを形成することにより、サセプタ7の上方からのプラズマは、プラズマ中のラジカル(活性種)が失活し難くなり、半導体基板Wの表面Wbのプラズマ処理をより効率的に行える。一方、半導体基板Wの裏面Waに回り込もうとするプラズマはサセプタ7のフッ化表面層FSが形成されていない下面側を回り込もうとすると、プラズマ中のラジカル(活性種)が下面に触れ失活される。その結果、半導体基板Wの裏面Waのダメージはより低減させることができる。
尚、フッ化表面層FSは、公知のフッ化処理行うことによって形成され、例えば、フッ化含有コート材料の塗布及びベークによるコーティングや、フッ素ガス、三フッ化窒素ガス等のプラズマを表面に曝して形成する。
尚、サセプタ7の上面側に形成したプラズマ中のラジカル(活性種)が触れると失活し難い材料は、フッ化表面層FSに限定されるものではなく、プラズマ中のラジカル(活性種)が触れると失活し難い材料であればなんでもよい。また、当活性種と反応し難い、あるいは、反応した場合であっても半導体基板上の加工対象膜と同等以下の反応速度である材料であってもよい。また、サセプタ7の下面側のプラズマ中のラジカル(活性種)が触れると失活し易い材料は、プラズマ中のラジカル(活性種)が触れると失活し易い材料であればなんでもよい。また、当活性種と反応し易い材料であってもよい。
勿論、図6で示した押さえ部材55の表面をフッ化表面層FSで形成してもよい。
1…プラズマアッシング装置、2…チャンバ、5…ステージ、5a…段差面、5b…突出部、5c…載置面、6…貫通穴、7…サセプタ、8…内周面、9…基板保持穴、14…トッププレート、15…円柱体、18…貫通穴、18a…内周面、19…導波管、19a…開口部、20…マイクロ波透過窓、30…嵌合凹部、32…ガス導入路、33…下蓋、33a…導出穴、34…下蓋本体、35…フランジ部、41…環状溝、42…切り溝、50…排気穴、51…排気管、55…押さえ部材、FS…フッ化表面層、H…ヒータ、M1…昇降モータ、N…ガスノズル、R1…昇降ロッド、S…プラズマ生成室、W…半導体基板、Wa…裏面、Wb…表面。

Claims (7)

  1. チャンバ内に形成したプラズマ生成室で生成したプラズマを、前記チャンバ内に設けた円環状のサセプタに前記サセプタの貫通穴を閉塞するように収容配置した加工用基板に対して上方から曝して、前記加工用基板の表面をプラズマ処理するプラズマ処理装置のプラズマ処理方法であって、
    前記プラズマ処理装置は、
    円柱形状をなし、上面の外周部に環状の段差面を形成して前記段差面の内側に前記サセプタの前記貫通穴より小さい内径を有する円柱状の突出部を突出形成したステージを前記チャンバ内に有し、
    前記加工用基板を収容配置した前記貫通穴を前記突出部に貫挿させて、前記加工用基板を前記ステージに載置して加熱する工程と、
    前記サセプタを上方に移動して前記ステージから前記加工用基板を離間させ、前記貫通穴を閉塞するように、前記加工用基板を前記サセプタの前記貫通穴内に収容配置し、前記加工用基板の表面をプラズマ処理する工程とを順に有することを特徴とするプラズマ処理装置のプラズマ処理方法。
  2. チャンバ内に形成したプラズマ生成室で生成したプラズマを、前記チャンバ内に設けた円環状のサセプタに前記サセプタの貫通穴を閉塞するように収容配置された加工用基板に対して上方から曝して、前記加工用基板の表面をプラズマ処理するプラズマ処理装置であって、
    円柱状をなし、上面の外周部に環状の段差面を形成して前記段差面の内側に前記サセプタの前記貫通穴より小さい内径を有する円柱状の突出部を突出形成したステージを前記チャンバ内に有し、
    前記ステージを加熱し、前記ステージを介して前記加工用基板を加熱する加熱手段と、
    記サセプタを上下動させ、前記加工用基板を前記ステージに対して上下動させる移動手段とを備え
    前記サセプタを下動させて前記サセプタの前記貫通穴を前記突出部に貫挿させ、前記加工用基板を前記ステージに載置して加熱し、
    前記サセプタを上動させて前記加工用基板を前記ステージから離間させ、前記貫通穴を閉塞するように前記加工用基板を前記サセプタの前記貫通穴内に収容配置した状態で、前
    記加工用基板の表面をプラズマ処理することを特徴とするプラズマ処理装置。
  3. 請求項に記載のプラズマ処理装置において、
    前記貫通穴を有したサセプタは、円環状板体であって、前記貫通穴の内周面が表面側から裏面側に向かうほどその内径が縮径する傾斜面を有し、円板状の前記加工用基板の外周縁が前記傾斜面と係合することを特徴とするプラズマ処理装置。
  4. 請求項2又は3に記載のプラズマ処理装置において、
    前記サセプタは、上面側の表面を失活し難い表面構造で形成し、下面側の表面を失活し易い表面構造で形成したことを特徴とするプラズマ処理装置。
  5. 請求項に記載のプラズマ処理装置において、
    前記上面側の表面を失活し難い表面構造は、フッ化表面層で形成し、下面側の表面を失活し易い表面構造は、前記フッ化表面層を形成しないサセプタの素材そのものであることを特徴とするプラズマ処理装置。
  6. 請求項2〜のいずれか1に記載のプラズマ処理装置において、
    前記ステージの載置面に独立したガスノズル設け、前記サセプタの上方動作時において、前記加工用基板の裏面と前記ステージの載置面との間の空間に、前記ガスノズルから、前記加工用基板の裏面に向かって積極的にガス供給可能とすることを特徴とするプラズマ処理装置。
  7. 請求項に記載のプラズマ処理装置において、
    前記加工用基板を上部より押さえる保持機構を設けたことを特徴とするプラズマ処理装置。
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