JP5378866B2 - 魚の活きしめ採血装置 - Google Patents

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Description

本発明は、魚の活きしめ採血装置に関し、より具体的にはカツオ、マグロ、サケ、ブリ、カンパチなどの魚を刃物で即殺するとともに魚の血液を吸引収集する採血装置に関する。
カツオ、マグロ、プリ、カンパチ、サケなどの活魚は、より鮮度を保つために魚が生きているうちに即殺し、血を抜く、活きしめ(活きじめ)といわれる処理が従来から行われている。カツオ、マグロ、プリ、カンパチおよびサケなど魚類の肉は、牛や豚など家畜の肉に比べて高度不飽和脂肪酸が多いため、健康保持に有効な食品としての評価が高まっている。また、魚の鮮度を高品位に保つためには、活きしめと血抜きを行うことが欠かせない。
この血抜処理は魚の用途に応じて異なり、通常、魚の急所であるえらと胸ひれの間と、尾ひれの付け根の2か所を中骨まで包丁によって切り込みを入れて血抜きしているが、例えばプリ、カンパチ、ヒラマサ等の大型の魚にあっては高鮮度を維持するために魚の頭部を背の方向から中骨まで切断して血抜きすると共に、中骨内の神経を抜く方法も行われている。
従来、熟練した作業員が包丁、錐、手鉤等で魚の延髄を切断あるいは破壊することにより活きしめ、さらに魚の血管を切断することにより血抜きを行っていたが、力の強い大型魚の処理において怪我のリスクが高く、多数の魚処理による疲労も大きい。また、処理速度も遅かった。
例えば、船上におけるカツオの活きしめ脱血による鮮度向上については、一本釣りされたカツオを、船上で活きしめ脱血後ブライン凍結した場合と、そのまま凍結した場合の魚肉を比較すると活きしめした場合は肉色がマグロ肉のように明赤色であり、皮下の肉はマグロのトロの風味がしたのと報告がある(非特許文献1参照)。この活きしめと血抜きは、特に大型魚の場合はできるだけ手早く実施したい作業である。すなわち、船上に引き上げた魚は激しくあばれるため、打撲による内出血があり、アデノシン三リン酸(ATP)を消費し、乳酸が増加してpH値の低下を招くなどにより、肉品質が低下してしまう問題があるが、船上での自動化処理はいまだ実現されていない。
魚類や畜肉類の鮮度低下の原因は、死後の体内に残存する自己分解酵素群や腐敗微生物によるものといわれており、魚類や獣類などの食肉中の血液を確実に放出し、酸化防止や食味改善用の灌流液を血管内に注入することも行われている。例えば特許文献1には、血液流出用の第一灌流液及び酸化、食味を改善する第二灌流液を食肉動物の心臓動脈から圧力注入し、血液は心臓静脈から体外に流出させ、さらには電気パルスを断続的に発生させることにより血液の流れを活発にし、血液を体外に効率よく流出させる灌流装置により体内の血液を効率良く確実に放出し、十分に鮮度低下を防止することが提案されている。しかしながら、この技術は、食肉の改善には有用であっても、血液中には血液以外の種々の成分が含有されるため血液を原料として利用するのには適しておらず、電気パルスによる脱血効果がどの程度あるかも不明である。
活きしめの自動化装置としては、例えば特許文献2に、魚が横に寝た状態で供給されるテーブルと、テーブル上に供給された魚を定位させる手段と、魚に対して同時に進退される2本の刃物とを備えており、この2本の刃物のうち1本は、テーブル上に定位される魚の鰓部から頭部側に刃先が位置しており、他の1本は、テーブル上に定位される魚の鰓部から喉部側に刃先が位置していることを特徴とする魚の生けしめ装置が提案されている。
しかしながら、この提案では血管の切断位置を考慮しておらず、また魚の口腔に血が溜まるという問題を解決するものではないことから、魚の脱血を効率的に行うことはできない。
特許文献3には、針先を進退させることにより活魚の急所を破壊してしめるようにした活魚の活きしめ方法において、搬送路途中の活魚の背と腹の位置関係が搬送方向に対してあらかじめ設定した位置関係と逆の状態にある時、搬送路途中の床部と天井部の相互の位置を逆転して活魚の背と腹の位置関係を反転させることにより、全ての活魚を同一向きに位置決めさせてしめる方法および装置と、同装置において尾部を位置決めした状態で尾部のあらかじめ定めた位置まで針先を進退させる血抜き部を備えることが提案されている。しかしながら、この提案はベルトコンベア上の魚の尾部から自然流血することを期待するものであり、魚の脱血を効率的に行うことはできない。
ところで、鉄補給素材として、ヘム鉄、すなわち、ヘモグロビン(Hb)中のヘム部を多量に含む「ヘム鉄」が、体内での鉄吸収が良いので有用とされている。近年、栄養事情は良くなったが逆に微量元素のアンバランスが指摘されているが、特に、女子の鉄分の不足者は、実に40〜50%になるとの報告もあり、鉄分を補う食品又は素材の開発が急務といえる。血液中のHbは、鉄を多量に含み、無機質の鉄と区別され、有機質鉄と呼ばれている。有機質鉄は無機質鉄と比較し、消化・吸収に勝れ、また、他の物質(例えばカフェイン等)による吸収の阻害がなく、鉄の補給に好適と考えられている(非特許文献2)。ヘム鉄を利用するに当たっては、例えば、溶血したヘモグロビンをpH10以上、又は3以下に維持しながら、70℃以上の温度に保持し、その後プロテアーゼで酵素分解した後、酵素を失活させ、分解液のpHを5〜6に調整することにより得られる等電点沈澱物をヘム鉄として回収あるいは酵素分解後、限外濾過法により回収した水に可溶なヘム鉄を安価に製造する方法を提供することが提案されている(特許文献4)。
非特許文献3には、魚の心室に隣接して動脈球が存在することが記載されている。
特許第3710578号公報 特許第3421662号公報 特許第2885686号公報 特公平1−24137号公報 海洋水産エンジニアリング 2007年1月号第80〜85頁 機能性食品の開発展望;pp258−267、シーエムシー刊(東京)、1988 魚類解剖学大図鑑(図説編)186頁、平成6年2月28日緑書房発刊
活きしめ後に血抜きを行う作業は従来から行われていたが、塩水中に血液を流出させるなど、血液の再利用を念頭においたものではなかった。これまで、魚類から得られる血液の量は少量であることから、血抜き作業により放出される血液の回収することの動機付けもなかったが、魚血を低コストで大量に回収できるのであれば、魚血を利用したいという潜在的なニーズがあることが予想される。
また、従来の血抜き方法においては、魚から充分な量の血液を抜き取ることはできなかった。さらには、魚血を混ざりものの少ない状態で採りだし、例えば、ヘム鉄などの製剤の原料として利用することも、本発明が解決すべき課題である。
そこで、本発明は、ブリ、カンパチ、ヒラマサ、マグロ等の大型魚であっても活きしめと血抜き作業を自動化することができ、同時に従来と比べて多量の血液を脱血可能とする技術を提供することを目的とする。
従来のように魚に傷を付け血抜きをする方法においては、短時間で脱血を行うために、魚を塩水中に投入したり灌流液を注入したりすることが行われていた。しかしながら、このような方法によって得られた魚血をヘム鉄などの製剤の原料として利用するためには、回収・精製のための多大な労力が必要とされる。
他方、魚に傷を付け自然流血をさせれば混ざりものの少ない魚血を得られることができるが、時間がかかりすぎるし、凝固して流出がとまるという問題がある。
発明者は当初、魚の切削部に負圧を生じせしめることにより短時間で血液を吸引することを試みたが口腔内に血が溜まるなどの問題があり、吸引力を強めると血管が潰れて吸引ができないという問題に直面した。発明者は、更なる鋭意工夫の結果、口を開いて固定し、心臓のポンプ作用と負圧による吸引を併用することにより、充分な量の血液を短時間で採血することを実現し、本発明の創作をなした。
本発明は、下記の[1]ないし[5]の魚の活きしめ採血装置を要旨とする。
[1]投入された魚を滑落させる定常位置および下方に傾動して魚体を落下させる落下位置を有する可動板と、可動板上を滑落する魚体を所定の位置で駐止させる魚体駐止具と、駐止された魚体を可動板に対して魚体を押さえつける押さえ手段と、駐止された魚体の側面に切断刃を入刀して延髄および延髄近傍の動脈血管を切断する切断装置とを含んで構成されるしめ部;魚体が投入される開口および吸引口を有し、少なくとも魚の頭部を覆う筒状の、複数の魚体収納部と、魚体収納部の位置を投入位置、採血位置、排出位置の順に切り替える位置切替機構とを含んで構成される採血部;魚体収納部の吸引口と連通する採血装置を備える魚の活きしめ採血装置であって、魚体収納部の投入位置において、可動板上からしめられた魚が、開口が上方に位置するように倒立した魚体収納部に投入され、魚体収納部の採血位置において、魚体収納部内の魚から採血をし、魚体収納部の排出位置において、魚体収納部が傾倒されて内部の魚を排出することを特徴とする魚の活きしめ採血装置。
[2]魚体収納部の内径に、魚の口を開いて固定する口角当接部材を設けたことを特徴とする[1]に記載の魚の活きしめ採血装置。
[3]切断刃の刃先が、V字形であることを特徴とする[1]に記載の魚の活きしめ採血装置。
[4]魚体の長さ方向に沿って切断刃の位置を調節可能なことを特徴とする[1]または[3]に記載の魚の活きしめ採血装置。
[5]上記の魚が、紡錘型の魚であることを特徴とする[1]に記載の魚の活きしめ採血装置。
本発明によれば、活魚の活きしめと脱血処理を高速かつ安全に行うことができる。
また、減圧吸引により魚体から大量の血抜きを行うことで、血の残量が少ない優れた魚を提供することが可能となる。
さらには、高純度の魚血を汚染が少ない状態で得られるので、例えばヘム鉄などの製剤原料として優れた原料を提供することが可能となる。
本発明を実施するための形態を、ブリなどの紡錘型の養殖魚の活きしめ採血装置の例で説明する。本実施例の装置は、図1〜図3に示すように6尾の魚(例えばブリ)を同時に収納することのできる活きしめ採血装置である。
本実施例の装置では、しめ工程が行われるしめ部203と採血工程(脱血工程)が行われる採血部204とが別途に設けられている。最初に本実施例の装置の構成を説明し、続いて作動等を説明する。
《構成》
しめ部203は、定常位置および排出位置を有する可動板231と、可動板上の魚を押さえつける押さえ板232と、魚の頭部を受け入れて駐止する魚体駐止具233と、魚体検知センサ234と、切断刃235を有する切断装置とを備える。
可動板231は、魚体206の投入時および活きしめ時は伸長したエアシリンダ(図示せず)により定常位置にあり、魚体206を排出する時はエアシリンダの収縮により下方に傾動して排出位置となる。可動板231に隣接する両側面には図示しないガイド板が設けられており、可動板231上を滑落する魚体206を魚体駐止具233に案内する。
押さえ板232は魚体側面のカーブに沿って湾曲した押さえ面を有し、投入時は収縮したエアシリンダにより上方の待機位置にあり、活きしめ時はエアシリンダの伸長により下方に魚体206を押さえつける。なお、本実施例では押さえ手段を上下方向のみから挟持する構成としているが、左右方向からも挟持する構成としてもよい。
魚体中駐止具233は、傾斜した可動板231上を滑落する魚体206を駐止させる。魚体検知234は、魚体206が魚体中駐止具233に到達ことを検知する。切断刃235は、V字形状の刃先を有し、可動板231と対向して設けられており、エアシリンダにより進出動して魚体の所望の箇所を切断する。
採血部204は、魚体の頭部を収納する6つの魚体収納部241と、魚体収納部241を所定の角度をもって間欠回転させる回転機構242と、所定の位置にある複数の魚体収納部241に負圧を生ぜしめる負圧室243とを備える。
魚体収納部241は、一対の口角当接部材を有する。
魚体収納部241は、採血工程中、6つの位置をとる。すなわち、図2に示すように、最初に投入位置241Aをとり、次に第一の採血位置241B、第二の採血位置241C、第三の採血位置241D、第四の採血位置241Eを順番に取り、最後に排出位置241Fをとる。投入位置241Aでは、斜め上方から可動板231上を滑り落ちる魚体206が投入される(図1参照)。第一ないし第四の採血位置B〜Eでは、各3秒間(計12秒間)、負圧による採血が行われる。排出位置においては、魚体収納部241が傾倒し(図1の符号241’)、魚体206が排出される。
回転機構242は、6つの魚体収納部241を60度ずつ回転させるための駆動系である。3秒間隔で回転して6つの魚体収納部241の位置変えを行う。なお、回転機構242を間欠式ではなく、スムーズに連続して魚体収納部241を回転させるように構成してもよい。
負圧室243は、常時負圧とされており、採血位置241B〜241Eにある魚体収納部と流体的に連通される。投入位置241Aおよび排出位置241Fでは、負圧室243と魚体収納部241との連通は機械的に遮断される。
採血装置207は、吸引装置(図示せず)により魚体収納部241内に負圧を生ぜしめ、魚体から流出する血液の吸引を行う。パイプ271を通過する血液は、空気に触れた瞬間固まってゼリー状となり、その状態で採血タンク272に収納され、空気のみが吸気用流路273を介して吸入される。吸気用流路273は、図示しない複数台の吸引装置に接続される。なお、1台の吸引装置に複数の活きしめ採血装置を接続してもよいが、複数台の吸引装置を設けて耐障害性を高めることが好ましい。
図3は、本実施例の活きしめ採血装置を船の上に4台載置した状態を示すものである。各活きしめ採血装置からは、活きしめ工程および採血工程を経た活魚が、3秒ごとに1尾排出される。好ましくは、活きしめ採血装置の排出位置にシューターを設けて、自動で船倉282に処理後の活魚が投入されるようにする(図3では不図示)。
《作動》
大量の魚の中から1尾ずつしめ部203へ人手で投入する。この際、魚体206の側面が上下方向に向いている必要があるが、左側面が上でもよいし右側面が上となってもよい。可動板231上を滑落する魚体206が魚体駐止具233で駐止されると、魚体検知センサ234が魚体の存在を知らせる信号を発信する。これにより、収縮したエアシリンダにより上方の待機位置にあった押さえ板232が、エアシリンダの伸長により可動板上の魚を押さえつけ、魚体は側面が上下方向を向いた状態で制止される。続いて切断刃241が下降し、動脈球を切断するとともに延髄を切断する。続いて可動板231が下方に傾倒した排出位置となり、魚体収納部241Aに活きしめされた魚体206が投入される。投入時に魚体収納部は241Aにあり、順番に241B→241C→241D→241E→241Fの位置をとる。241B〜Eの位置では、各3秒間、負圧吸引による採血が行われる。そして、241Fの位置で魚体収納部が傾倒され、魚体206が外部へ排出される。
以上の構成を備える本実施例の活きしめ採血装置によれば、大量の活魚を高速で活きしめ、脱血することができる。また、魚の血液を大量に高純度で収集することが可能となる。
本発明は、任意の魚に適用可能であるが、体長が概ね均一な紡錘型(fusiform)の魚の大量処理において格別の効果を奏するものである。
実施例に係る魚の活きしめ採血装置の側面図である。 実施例に係る魚の活きしめ採血装置の上面図である。 実施例に係る魚の活きしめ採血装置を4台配置した際の上面図である。
203 しめ部
204 採血部
231 可動板
232 押さえ板
233 魚体駐止具
234 魚体検知センサ
235 切断刃
241 頭部保持部
241’ 頭部保持部(第二位置)
241A 魚体収納部(第一採血位置)
241B 魚体収納部(第二採血位置)
241C 魚体収納部(第三採血位置)
241D 魚体収納部(第四採血位置)
241E 魚体収納部(第五採血位置)
241F 魚体収納部(第六採血位置)
242 位置切替機構(回転機構)
243 負圧室
207 採血装置(気液分離装置)
271 パイプ
272 採血タンク
273 吸気用流路
281 受入槽
282 船倉

Claims (5)

  1. 投入された魚を滑落させる定常位置および下方に傾動して魚体を落下させる落下位置を有する可動板と、可動板上を滑落する魚体を所定の位置で駐止させる魚体駐止具と、駐止された魚体を可動板に対して魚体を押さえつける押さえ手段と、駐止された魚体の側面に切断刃を入刀して延髄および延髄近傍の動脈血管を切断する切断装置と、を含んで構成されるしめ部(203);
    魚体が投入される開口および吸引口を有し、少なくとも魚の頭部を覆う筒状の、複数の魚体収納部と、魚体収納部の位置を投入位置、採血位置、排出位置の順に切り替える位置切替機構と、を含んで構成される採血部(204);
    魚体収納部の吸引口と連通する採血装置;
    を備える魚の活きしめ採血装置であって、
    魚体収納部の投入位置において、可動板上からしめられた魚が、開口が上方に位置するように倒立した魚体収納部に投入され、
    魚体収納部の採血位置において、魚体収納部内の魚から採血をし、
    魚体収納部の排出位置において、魚体収納部が傾倒されて内部の魚を排出することを特徴とする魚の活きしめ採血装置。
  2. 魚体収納部の内径に、魚の口を開いて固定する口角当接部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の魚の活きしめ採血装置。
  3. 切断刃の刃先が、V字形であることを特徴とする請求項1に記載の魚の活きしめ採血装置。
  4. 魚体の長さ方向に沿って切断刃の位置を調節可能なことを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の魚の活きしめ採血装置。
  5. 上記の魚が、紡錘型の魚であることを特徴とする請求項1に記載の魚の活きしめ採血装置。
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