JP5378478B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技球の入賞によって大当たりの抽選を行う遊技機に関するものである。
パチンコ遊技機等の遊技機では、遊技球が始動口等の役物に入賞することにより大当たりの抽選が行われる。そして、大当たりに当選した場合には、遊技機は、大入賞口が開放されて、多くの賞球を獲得し得る大当たり遊技状態となる。したがって、遊技機が設置されたホールでは、遊技者は、遊技機を大当たり遊技状態にすべく、遊技球を打つことで入賞による大当たりの抽選が行われるように遊技を行う。また、遊技機では、遊技者による遊技球の遊技に伴って、画像表示部での表示や各種のランプの点灯、スピーカによる音響等の各種の演出が行われる。
遊技機の遊技盤は、その表面に取り付けられた各種の役物等の部品を備えている。かかる部品の構造について従来から種々の提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、遊技盤表面に遊技領域を画成する内レールを合成樹脂にて成形して成る弾球遊技機において、内レールには、発射打玉が前方に跳ねて、遊技盤表面を覆う透明板に衝突することを阻止するために外側に張り出した破防板部が一体に成形されている構成が開示されている。
特開2000−325573号公報
ここで、遊技盤本体に取り付けられる部品を遊技盤本体が木製の場合と樹脂製の場合とで共用することができれば、コストの削減を図ることが可能になり、また、様々な事情を考慮して機種ごとに遊技盤本体を樹脂製とするか木製とするかの選択を行ったとしてもコスト上昇を抑制することが可能になる。
本発明は、遊技盤本体に取り付ける部品を遊技盤本体が木製の場合にも樹脂製の場合にも利用することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
本発明が適用される遊技機は、遊技球による遊技を行うための遊技領域111を有する遊技盤110を備える遊技機100であって、前記遊技盤110を構成する遊技盤本体60は、前記遊技領域111が位置する側の当該遊技盤本体60の面60aに取り付けられる部品51を備え、前記部品51に、前記遊技盤本体60に取り付けられる状態で当該遊技盤本体60の側に突出する突出部81〜83と、当該部品51を当該遊技盤本体60に取り付けるのに用いられる取り付け穴84〜86と、が形成され、前記遊技盤本体60は、木製の場合に前記部品51の前記突出部81〜83と嵌合する嵌合穴11〜13を備え、樹脂製の場合に当該部品51の当該突出部81〜83を位置決めする位置決め穴11〜13および当該部品51の前記取り付け穴81〜83に対応する取り付け穴31〜33を備え、前記部品51は、前記遊技盤本体60が木製の場合に当該部品51の前記突出部81〜83が前記嵌合穴11〜13と嵌合することにより当該遊技盤本体60に取り付けられ、当該遊技盤本体60が樹脂製の場合に当該部品51前記取り付け穴84〜86および当該遊技盤本体60の前記取り付け穴31〜33を用いることにより当該遊技盤本体60に取り付けられると共に当該部品51の当該突出部81〜83が前記位置決め穴11〜13との係合による当該遊技盤本体60に対する位置決めに用いられることを特徴とするものである。
ここで、前記部品51は、互いに対向する壁面を互い違いに凹凸形状とすることで遊技球の通路94が形成されると共に当該通路94内に穴87,88が形成され、前記遊技盤本体60は、前記遊技盤本体60が木製の場合および樹脂製の場合に前記部品51の前記穴87,88に対応するねじ取り付け穴34,35を備え、前記遊技盤本体60が木製の場合および樹脂製の場合に前記部品51は前記穴87,88を用いて当該遊技盤本体60に取り付けられ、当該遊技盤本体60が木製の場合に当該部品51は当該部品51の前記取り付け穴84〜86を用いずに当該遊技盤本体60に取り付けられることを特徴とすることができる。また、前記部品51は、前記通路94の上方に位置し、右打ちされた遊技球が当たる衝撃吸収部93をさらに備えることを特徴とすることができる。
なお、本欄における上記符号は、本発明の説明に際して例示的に付したものであり、この符号により本発明が減縮されるものではない。
本発明によれば、遊技盤本体に取り付ける部品を遊技盤本体が木製の場合にも樹脂製の場合にも利用することが可能な遊技機を提供することが可能になる。
本実施の形態に係るパチンコ遊技機の概略正面図である。 本実施の形態のパチンコ遊技機の部分平面拡大図である。 本実施の形態のパチンコ遊技機の制御ユニットの内部構成を示す図である。 樹脂製の遊技盤本体の構成を説明する図である。 樹脂製の遊技盤本体の構成を説明する図である。 返しゴム飾りの構造を説明する図である。 返しゴム飾りの構造を説明する図である。 返しゴム飾りの作用を説明する図である。 返しゴム飾りが樹脂製の遊技盤本体に取り付けられた状態を説明する断面図である。 ベニヤ製の遊技盤本体が備える取り付け部の構成を説明する図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
〔遊技機の基本構成〕
図1は、本実施の形態に係るパチンコ遊技機100の概略正面図である。
同図に示す遊技機の一例としてのパチンコ遊技機100は、遊技者の指示操作により打ち出された遊技球が入賞すると賞球を払い出すように構成されたものである。このパチンコ遊技機100は、遊技球が打ち出される遊技盤110と、遊技盤110を囲む枠部材150とを備えている。遊技盤110は、枠部材150に着脱自在に取り付けられている。
遊技盤110は、前面に、遊技球により遊技を行うための遊技領域111と、下方から発射された遊技球が上昇して遊技領域111の上部位置へ向かう通路を形成するレール部材112と、遊技領域111の右側に遊技球を案内する案内部材113とを備えている。
本実施の形態では、遊技者により視認され易い遊技領域111の位置に、演出のための各種の画像を表示する画像表示部114が配設されている。この画像表示部114は、液晶ディスプレイ等による表示画面を備え、遊技者によるゲームの進行に伴い、例えば、図柄抽選結果(図柄変動結果)を遊技者に報知するための装飾図柄を表示したり、キャラクタの登場やアイテムの出現による演出画像を表示したりする。
また、遊技盤110の前面に、各種の演出に用いられる可動役物115および盤ランプ116を備えている。可動役物115は、遊技盤110上で動作することにより各種の演出を行い、また、盤ランプ116は、発光することで各種の演出を行う。
遊技領域111には、遊技球が落下する方向に変化を与えるための図示しない遊技くぎおよび風車等が配設されている。また、遊技領域111には、入賞や抽選に関する種々の役物が所定の位置に配設されている。また、遊技領域111には、遊技領域111に打ち出された遊技球のうち入賞口に入賞しなかったものを遊技領域111の外に排出する排出口117が配設されている。
本実施の形態では、入賞や抽選に関する種々の役物として、遊技球が入ると入賞して特別図柄抽選(大当たり抽選)が始動する第1始動口121および第2始動口122と、遊技球が通過すると普通図柄抽選(開閉抽選)が始動するゲート124と、が遊技盤110に配設されている。ここにいう第1始動口121および第2始動口122とは、予め定められた1の特別図柄表示器を作動させることとなる遊技球の入賞に係る入賞口をいう。
第2始動口122は、チューリップの花の形をした一対の羽根が電動ソレノイドにより開閉すると共に点灯する普通電動役物としての電動チューリップ123を備えている。電動チューリップ123は、羽根が閉じていると、遊技球が第2始動口122へ入り難い一方で、羽根が開くと第2始動口122の入口が拡大して遊技球が第2始動口122へ入り易くなるように構成されている。そして、電動チューリップ123は、普通図柄抽選に当選すると、点灯ないし点滅しながら羽根が規定時間(例えば6秒間)および規定回数(例えば3回)だけ開く。
なお、パチンコ遊技機100は、所定の条件下で、特別図柄抽選において大当たりに当選する大当たり確率が変動する場合(低確状態(例えば300分の1)から高確状態(例えば30分の1)への変動)がある。また、パチンコ遊技機100は、所定の条件下で、特別図柄抽選時の特別図柄変動時間が短縮されたり、普通図柄抽選時の当選する確率が高まったり、普通図柄抽選時の普通図柄変動時間が短縮されたり、電動チューリップ123の羽根の開時間が延長されたり、電動チューリップ123の羽根が開く回数が増えたりする場合がある。
また、本実施の形態では、入賞や抽選に関するその他の役物として、特別図柄抽選の結果に応じて開放する特別電動役物としての大入賞口125と、遊技球が入賞しても抽選が始動しない普通入賞口126と、が遊技盤110に配設されている。
なお、本実施の形態では、遊技領域111に第1始動口121および第2始動口122が配設されているが、いずれか一方のみを配設する構成例やさらに他の始動口を配設する構成例も考えられる。また、本実施の形態では、遊技領域111に大入賞口125が1つ配設されているが、大入賞口125を複数配設する構成例も考えられる。
本実施の形態では、遊技盤110の右下の位置に、抽選結果や保留数に関する表示を行う表示器130が配設されている。
枠部材150は、遊技者がハンドル151に触れてレバー152を時計方向に回転させる操作を行うとその操作角度に応じた打球力にて遊技球を所定の時間間隔(例えば1分間に100個)で電動発射する発射装置(不図示)を備えている。また、枠部材150は、遊技者のレバー152による操作と連動したタイミングで不図示の発射装置に遊技球を1つずつ順に供給する供給装置(不図示)と、不図示の供給装置が不図示の発射装置に供給する遊技球を一時的に溜めておく上皿153(図2参照)と、を備えている。この上皿153には、例えば払い出しユニット(不図示)による払出球が払い出される。
また、枠部材150は、上皿153が遊技球でいっぱいになったときに、あふれた遊技球を一時的に溜めておくことが可能な下皿160を備えている。下皿160は上皿153よりも下側に位置する。本実施の形態では、上皿153と下皿160とを分離する構成を採用しており、上下皿一体とする構成を採用していない。このため、賞球としての遊技球をより多く溜めることが可能になる。
なお、不図示の発射装置のハンドル151を所定条件下で発光させる構成例も考えられる。
また、枠部材150は、不図示の発射装置のハンドル151に遊技者が触れている状態であっても遊技球の発射を一時的に停止させるための停止ボタン154と、上皿153に溜まっている遊技球を下皿160に落下させるための上球抜きボタン163と、下皿160に溜まっている遊技球を箱(不図示)に落下させて取り出すための下球抜きボタン164と、を備えている。
また、枠部材150は、パチンコ遊技機100の遊技状態や状況を告知したり各種の演出を行ったりするスピーカ156および枠ランプ157を備えている。スピーカ156は、楽曲や音声、効果音による各種の演出を行い、また、枠ランプ157は、点灯点滅によるパターンや発光色の違い等で光による各種の演出を行う。なお、枠ランプ157については、光の照射方向を変更する演出を行うことを可能にする構成例が考えられる。
枠部材150は、枠ランプ157とは別の枠ランプ171,172,173と、光源を内蔵して駆動力により収納および展開が相互に切り替え可能な枠駆動演出部180と、を備えている。枠ランプ171,172,173は、連続的に配置されている。
また、枠部材150は、遊技盤110を遊技者と隔てるための透明板159を備えている。透明板159は、遊技盤110の盤面を覆っている。
図2は、本実施の形態に係るパチンコ遊技機100を説明する図であり、(a)は、遊技盤110の右下に配設された表示器130の一例を示す拡大図であり、(b)は、パチンコ遊技機100の部分平面図である。
パチンコ遊技機100の表示器130は、図2の(a)に示すように、第1始動口121の入賞に対応して作動する第1特別図柄表示器221と、第2始動口122の入賞に対応して作動する第2特別図柄表示器222と、ゲート124の通過に対応して作動する普通図柄表示器223と、を備えている。第1特別図柄表示器221は、第1始動口121の入賞による特別図柄を変動表示しその抽選結果を表示する。第2特別図柄表示器222は、第2始動口122の入賞による特別図柄を変動表示しその抽選結果を表示する。普通図柄表示器223は、遊技球がゲート124を通過することにより普通図柄を変動表示しその抽選結果を表示する。第1特別図柄表示器221、第2特別図柄表示器222および普通図柄表示器223の各々は、LED表示装置で構成され、その点灯態様によって各抽選結果を表す図柄が表示される。
また、表示器130は、第1特別図柄表示器221での保留に対応して作動する第1特別図柄保留表示器218と、第2特別図柄表示器222での保留に対応して作動する第2特別図柄保留表示器219と、普通図柄表示器223での保留に対応して作動する普通図柄保留表示器220と、を備えている。第1特別図柄保留表示器218、第2特別図柄保留表示器219および普通図柄保留表示器220の各々は、LED表示装置で構成され、その点灯態様によって保留数が表示される。
ここで、保留について説明する。特別図柄や普通図柄の変動表示動作中(入賞1回分の変動表示が行なわれている間)にさらに他の遊技球による入賞があると、その入賞した遊技球に対する図柄の変動表示動作は、先に入賞した遊技球に対する変動表示動作が終了するまで、規定個数(例えば4個)を限度に保留される。このような保留がなされていることおよびその保留の数(未抽選数)が、第1特別図柄保留表示器218、第2特別図柄保留表示器219および普通図柄保留表示器220に表示される。
パチンコ遊技機100の枠部材150は、遊技者が演出に対する入力を行うための入力装置を備えている。図2の(b)に示すように、本実施の形態では、入力装置の一例として、演出ボタン161と、演出ボタン161に隣接し、略十字に配列された押しボタンである4つのキーからなる演出キー162と、が枠部材150に配設されている。演出ボタン161は、上皿153の近傍に位置し、また、演出キー162は、演出ボタン161と上皿153との間に位置する。遊技者は、4つのキーを操作することにより、例えば画像表示部114に表示されている複数の画像のいずれかを選ぶことが可能である。
〔制御ユニットの構成〕
次に、パチンコ遊技機100での動作制御や信号処理を行う制御ユニットについて説明する。
図3は、制御ユニットの内部構成を示すブロック図である。同図に示すように、制御ユニットは、メイン制御手段として、内部抽選および当選の判定等といった払い出す賞球数に関する各種制御を行う遊技制御部200を備えている。また、サブ制御手段として、演出を統括的に制御する演出制御部300と、画像および音響を用いた演出を制御する画像/音響制御部310と、各種のランプおよび可動役物115を用いた演出を制御するランプ制御部320と、払出球の払い出し制御を行う払出制御部400と、を備えている。
〔遊技制御部の構成・機能〕
遊技制御部200は、内部抽選および当選の判定等といった払い出し賞球数に関連する各種制御を行う際の演算処理を行うCPU201と、CPU201にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM202と、CPU201の作業用メモリ等として用いられるRAM203と、を備えている。
遊技制御部200は、第1始動口121または第2始動口122に遊技球が入賞すると特別図柄抽選を行い、特別図柄抽選での当選か否かの判定結果を演出制御部300に送る。また、特別図柄抽選時の当選確率の変動設定(例えば300分の1から30分の1への変動設定)、特別図柄抽選時の特別図柄変動時間の短縮設定、および普通図柄抽選時の普通図柄変動時間の短縮設定を行い、設定内容を演出制御部300に送る。
さらに、遊技制御部200は、電動チューリップ123の羽根の開時間の延長、および電動チューリップ123の羽根が開く回数の設定、さらには羽根が開く際の開閉動作間隔の設定を制御する。また、遊技球が連続的に第1始動口121または第2始動口122へ入賞したときの未抽選分の限度個数(例えば4個)までの保留や、遊技球が連続的にゲート124を通過したときの未抽選分の限度個数(例えば4個)までの保留を設定する。
また、遊技制御部200は、特別図柄抽選の結果に応じて、大入賞口125が所定条件(例えば30秒経過または遊技球10個の入賞)を満たすまで開状態を維持するラウンドを所定回数だけ繰り返すように制御する。さらには、大入賞口125が開く際の開閉動作間隔を制御する。
さらに、遊技制御部200は、第1始動口121、第2始動口122、大入賞口125および普通入賞口126に遊技球が入賞すると、遊技球が入賞した場所に応じて1つの遊技球当たり所定数の賞球を払い出すように、払出制御部400に対する指示を行う。例えば、第1始動口121に遊技球が入賞すると3個の賞球、第2始動口122に遊技球が入賞すると4個の賞球、大入賞口125に遊技球が入賞すると13個の賞球、普通入賞口126に遊技球が入賞すると10個の賞球をそれぞれ払い出すように、払出制御部400に指示命令(コマンド)を送る。なお、ゲート124を遊技球が通過したことを検出しても、それに連動した賞球の払い出しは払出制御部400に指示しない。
払出制御部400が遊技制御部200の指示に従って賞球の払い出しを行った場合には、遊技制御部200は、払い出した賞球の個数に関する情報を払出制御部400から取得する。それにより、払い出した賞球の個数を管理する。
遊技制御部200には、図2に示すように、第1始動口121への遊技球の入賞を検出する第1始動口検出部(第1始動口スイッチ(SW))211と、第2始動口122への遊技球の入賞を検出する第2始動口検出部(第2始動口スイッチ(SW))212と、電動チューリップ123を開閉する電動チューリップ開閉部213と、ゲート124への遊技球の通過を検出するゲート検出部(ゲートスイッチ(SW))214と、が接続されている。
さらに、遊技制御部200には、大入賞口125への遊技球の入賞を検出する大入賞口検出部(大入賞口スイッチ(SW))215と、大入賞口125を閉状態と突出傾斜した開状態とに設定する大入賞口開閉部216と、普通入賞口126への遊技球の入賞を検出する普通入賞口検出部(普通入賞口スイッチ(SW))217と、が接続されている。
また、遊技制御部200には、第1始動口121への遊技球の入賞により始動した特別図柄抽選(大当たり抽選)の未抽選分の保留個数を限度個数内(例えば4個)で表示する第1特別図柄保留表示器218と、第2始動口122への遊技球の入賞により始動した特別図柄抽選の未抽選分の保留個数を限度個数内で表示する第2特別図柄保留表示器219と、ゲート124への遊技球の通過により始動した普通図柄抽選(開閉抽選)が始動する未抽選分の保留個数を限度個数内で表示する普通図柄保留表示器220と、が接続されている。
さらに、遊技制御部200には、第1始動口121への遊技球の入賞により始動した特別図柄抽選の結果を表示する第1特別図柄表示器221と、第2始動口122への遊技球の入賞により始動した特別図柄抽選の結果を表示する第2特別図柄表示器222と、普通図柄抽選の結果を表示する普通図柄表示器223と、パチンコ遊技機100の状態を表示する状態表示器224と、が接続されている。
そして、第1始動口スイッチ211、第2始動口スイッチ212、ゲートスイッチ214、大入賞口スイッチ215および普通入賞口スイッチ217にて検出された検出信号が、遊技制御部200に送られる。また、遊技制御部200からの制御信号が、電動チューリップ開閉部213、大入賞口開閉部216、第1特別図柄保留表示器218、第2特別図柄保留表示器219、普通図柄保留表示器220、第1特別図柄表示器221、第2特別図柄表示器222、普通図柄表示器223および状態表示器224に送られる。それにより、遊技制御部200は、上記した払い出し賞球数に関連する各種制御を行う。
さらに、遊技制御部200には、ホールに設置されたホストコンピュータ(不図示)に対して各種の情報を送信する盤用外部情報端子基板250が接続されている。そして、遊技制御部200は、払出制御部400から取得した払い出した賞球数に関する情報や遊技制御部200の状態等を示す情報を、盤用外部情報端子基板250を介してホストコンピュータに送信する。
〔演出制御部の構成・機能〕
演出制御部300は、演出を制御する際の演算処理を行うCPU301と、CPU301にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM302と、CPU301の作業用メモリ等として用いられるRAM303と、日時を計測するリアルタイムクロック(RTC)304と、を備えている。
演出制御部300は、例えば遊技制御部200から送られる特別図柄抽選での当選か否かの判定結果に基づいて、演出内容を設定する。その際、演出ボタン等(演出ボタン161および演出キー162)を用いたユーザからの操作入力を受けて、操作入力に応じた演出内容を設定する場合もある。その際、演出ボタン等を用いたユーザからの操作入力を受けて、操作入力に応じた演出内容を設定する場合もある。この場合、例えば演出ボタン等のコントローラ(不図示)から操作に応じた信号(操作信号)を受け付け、この操作信号により識別される操作内容を演出の設定に反映させる。また、遊技が所定期間中断された場合には、演出の一つとして客待ち用の画面表示の設定を指示する。
さらには、遊技制御部200が特別図柄抽選時の当選確率を変動させた場合、特別図柄抽選時の特別図柄変動時間を短縮させた場合、および普通図柄抽選時の普通図柄変動時間を短縮させた場合には、演出制御部300は設定された内容に対応させて演出内容を設定する。
また、演出制御部300は、設定した演出内容の実行を指示するコマンドを画像/音響制御部310およびランプ制御部320に送る。
〔画像/音響制御部の構成・機能〕
画像/音響制御部310は、演出内容を表現する画像および音響を制御する際の演算処理を行うCPU311と、CPU311にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM312と、CPU311の作業用メモリ等として用いられるRAM313と、を備えている。
そして、画像/音響制御部310は、演出制御部300から送られたコマンドに基づいて、画像表示部114に表示する画像およびスピーカ156から出力する音響を制御する。
具体的には、画像/音響制御部310のROM312には、画像表示部114において遊技中に表示する図柄画像や背景画像、遊技者に抽選結果を報知するための装飾図柄、遊技者に予告演出を表示するためのキャラクタやアイテム等といった画像データが記憶されている。さらには、画像データと同期させて、または画像データとは独立にスピーカ156から出力させる楽曲や音声、さらにはジングル等の効果音等といった各種音響データが記憶されている。CPU311は、ROM312に記憶された画像データや音響データの中から、演出制御部300から送られたコマンドに対応したものを選択して読み出す。さらには、読み出した画像データを用いて背景画像表示、図柄画像表示、図柄画像変動、およびキャラクタ/アイテム表示等のための画像処理と、読み出した音響データを用いた音声処理とを行う。
そして、画像/音響制御部310は、画像処理された画像データにより画像表示部114での画面表示を制御する。また、音声処理された音響データによりスピーカ156から出力される音響を制御する。
〔ランプ制御部の構成・機能〕
ランプ制御部320は、盤ランプ116や枠ランプ157の発光、および可動役物115の動作を制御する際の演算処理を行うCPU321と、CPU321にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM322と、CPU321の作業用メモリ等として用いられるRAM323と、を備えている。
そして、ランプ制御部320は、演出制御部300から送られたコマンドに基づいて、盤ランプ116や枠ランプ157の点灯/点滅や発光色等を制御する。また、可動役物115の動作を制御する。
具体的には、ランプ制御部320のROM322には、演出制御部300にて設定される演出内容に応じた盤ランプ116や枠ランプ157での点灯/点滅パターンデータおよび発光色パターンデータ(発光パターンデータ)が記憶されている。CPU321は、ROM322に記憶された発光パターンデータの中から、演出制御部300から送られたコマンドに対応したものを選択して読み出す。そして、ランプ制御部320は、読み出した発光パターンデータにより盤ランプ116や枠ランプ157の発光を制御する。
また、ランプ制御部320のROM322には、演出制御部300にて設定される演出内容に応じた可動役物115の動作パターンデータが記憶されている。CPU321は、可動役物115に対しては、読み出した動作パターンデータによりその動作を制御する。
また、ランプ制御部320は、枠ランプ171,172,173および枠駆動演出部180の制御を行う。
〔払出制御部の構成・機能〕
払出制御部400は、払出球の払い出しを制御する際の演算処理を行うCPU401と、CPU401にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM402と、CPU401の作業用メモリ等として用いられるRAM403と、を備えている。
そして、払出制御部400は、遊技制御部200から送られたコマンドに基づいて、払出球の払い出しを制御する。
具体的には、払出制御部400は、遊技制御部200から、遊技球が入賞した場所(第1始動口121等)に応じた所定数の賞球を払い出すコマンドを取得する。そして、コマンドに指定された数だけの賞球を払い出すように払出駆動部411を制御する。ここでの払出駆動部411は、遊技球の貯留部から遊技球を送り出す駆動モータで構成される。
また、払出制御部400には、払出駆動部411により遊技球の貯留部から実際に払い出された賞球の数を検出する払出球検出部412と、貯留部(不図示)での遊技球の貯留の有無を検出する球有り検出部413と、遊技者が遊技する際に使用する遊技球や払い出された賞球が保持される下皿160が満タン状態に有るか否かを検出する満タン検出部414と、が接続されている。そして、払出制御部400は、払出球検出部412、球有り検出部413および満タン検出部414にて検出された検出信号を受け取り、これらの検出信号に応じた所定の処理を行う。
さらに、払出制御部400には、ホールに設置されたホストコンピュータに対して各種の情報を送信する枠用外部情報端子基板450が接続されている。そして、払出制御部400は、例えば払出駆動部411に対して払い出すように指示した賞球数に関する情報や払出球検出部412にて検出された実際に払い出された賞球数に関する情報等を枠用外部情報端子基板450を介してホストコンピュータに送信する。また、遊技制御部200に対しても、同様の情報を送信する。
〔遊技盤110が有する遊技盤本体60について〕
本実施の形態に係る遊技盤110は、遊技盤本体60を有する。この本実施の形態に係る遊技盤本体60は、ベニヤ(合板、木)製ではなく、光を透過する樹脂製の板状部材であり、透明遊技板である。より詳しくは、遊技盤本体60は、凹凸形状や切欠き形状を成形により一体形成されるものであり、ポリカーボネート(PC)製である。すなわち、本実施の形態に係る遊技盤本体60は、凹凸形状や切欠き形状を切削する工程を省略することが可能であり、このために、凹凸形状や切欠き形状の端面が磨りガラス状に形成されない。
本実施の形態に係る遊技盤本体60を、素材としてのアクリル製の板材を切削加工により凹凸形状や切欠き形状を形成する場合にも適用することが考えられる。この場合には、凹凸形状や切欠き形状の端面が磨りガラス状に形成される。
また、本実施の形態に係る遊技盤本体60を、樹脂製部材を接着剤で互いに貼り合わせることで構成する場合にも適用することが考えられる。
ここで、遊技盤本体60がベニヤ製の場合に比べてアクリル製の方が優れている点としては、まず役物構成の自由度が向上することが挙げられる。すなわち、アクリル製の場合は、ゲージ部分の裏側にも役物や電飾を配置して見せることが可能になり、遊技盤の更なる作り込みが可能になる。また、見た目のインパクトや高級感に優れていること等も挙げられる。
付言すると、アクリル製を採用するときにベニヤ製の場合に比べて懸念される事項としては、コスト高、量産性の低下、遊技くぎの破損、剛性の低下が挙げられる。剛性の低下について補足説明すると、アクリル製の場合は厚さが10mmであり、厚さ19mmとなるベニヤ製の場合よりも薄くなり、たわみ易い。
また、遊技盤本体60がアクリル製の場合に比べてポリカーボネート製の方が優れている点としては、まずコストが安いことが挙げられる。より具体的には、成形法の違いによるNC加工工数の違いや、成形後の管理の違い、材料自体の単価とその使用量の違いを起因とするコスト削減である。
すなわち、アクリル製の場合には、押出成形による素材としての板材を、外形加工、大径穴小径穴の加工、ルーター加工、遊技くぎの下穴加工および外形面取りの順でNC加工を行う。その一方で、ポリカーボネート製の場合には、射出成形で成形した後に、小径穴の加工、ゲートカット処理および遊技くぎの下穴加工の順でNC加工を行う。このため、成形法の違いによるNC加工工数の違いが顕著である。
また、アクリルは吸水することで変形が起こるために外気の温度や湿度の管理を必要とするものである。その一方で、ポリカーボネートは、成形後の変形がほとんどなく、外気の温度や湿度の管理をアクリルの場合よりも厳密に行う必要がない。このため、成形後の管理の違いが顕著である。
また、アクリル製の場合は、アクリルにゴム成分が入った高価な押し出し材料であり、ルーター加工分の無駄な材料費の削減が困難である。その一方で、ポリカーボネート製の場合には、アクリル製の場合に比べて材料が安価であり、射出成形後のNC加工が少ないことから、無駄な材料費がほとんど発生しない。このため、材料自体の単価とその使用量の違いが顕著である。
また、他の優れている点としては、環境に良いこと、遊技盤自体に形状が設けられること、量産性に優れていること、遊技くぎが折れ難いこと、管理がし易いこと、重量が軽くなること等も挙げられる。
付言すると、ポリカーボネート製を採用するときにアクリル製の場合に比べて懸念される事項としては、耐薬品性が弱くなること、形状の変更が困難であること、耐傷性が弱くなること等が挙げられる。
次に、遊技盤本体60の構成について説明する。
図4および図5は、樹脂製の遊技盤本体60の構成を説明する図である。図4の(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図、(e)は底面図である。図5の(a)は背面図であり、(b)は、(a)の線X−Xによる断面図である。
図4の(b)に示すように、樹脂製の遊技盤本体60は、返しゴム飾り51を前面60aに取り付けるのに用いられる取り付け部67を、正面視で右上の位置に備えている。すなわち、返しゴム飾り51は、遊技盤本体60の右上の位置に取り付けられる。なお、図4の(b)では、取り付け部67の領域を破線で示している。遊技盤本体60の前面60aは、遊技領域が位置する側の遊技盤本体の面の一例である。
返しゴム飾り51の詳細については後述する。
遊技盤本体60の取り付け部67は、複数の穴を含む構成を備えている。この取り付け部67は、遊技盤本体60が樹脂製の場合とベニヤ製の場合とで互いに異なる構成である。
まず、遊技盤本体60が樹脂製(ポリカーボネート製またはアクリル製)の場合について説明し、その次に、遊技盤本体60がベニヤ製の場合について説明する。
〔遊技盤本体60が樹脂製の場合〕
樹脂製の遊技盤本体60において、図4の(b)に示すように、取り付け部67は、ねじ部材が用いられない取り付け穴11,12,13と、ねじ部材を用いて返しゴム飾り51を遊技盤本体60に取り付ける取り付け穴31,32,33と、を含んで構成されている。また、取り付け部67は、成形後の後加工により遊技盤本体60に形成されるねじ穴3435を含んで構成されている。
取り付け穴11〜13,31〜33は、ポリカーボネート製の場合には、一体成形で形成されるものであり、その一方で、アクリル製の場合には、成形後の後加工で形成される。付言すると、ポリカーボネート製の場合には、取り付け穴31〜33に雌ねじ形成加工を行うか、そのような雌ねじ形成加工を行わないときには、取り付け穴31〜33に用いられるねじ部材として、タッピングねじを使用することになる。
また、アクリル製の場合には、取り付け穴11〜13,31〜33は、ねじ穴3435と同じく、後加工で形成される。
本実施の形態では、取り付け穴11〜13,31〜33は、遊技盤本体60の前面60aから後面60bへ貫通して形成されている(図4の(b)および図5参照)。また、本実施の形態では、ねじ穴3435は、遊技盤本体60の前面60aから形成されているが、後面60bへは貫通していない。
このように、樹脂製の遊技盤本体60は、このように構成された取り付け部67を備えている。
図5の(a)に示すように、遊技盤本体60の取り付け部67は、取り付け穴11の位置に対応したボス部21と、取り付け穴12の位置に対応したボス部22と、取り付け穴13の位置に対応したボス部23と、を含んで構成されている。別の言い方をすると、ボス部21〜23には、遊技盤本体60の前面60aからボス部21〜23の端面20(図9参照)まで貫通する取り付け穴11〜13が形成されている。
また、遊技盤本体60の取り付け部67は、取り付け穴31の位置に対応したボス部41と、取り付け穴32の位置に対応したボス部42と、取り付け穴33の位置に対応したボス部43と、を含んで構成されている。別の言い方をすると、ボス部41〜43には、遊技盤本体60の前面60aからボス部41〜43の端面40(図9参照)まで貫通する取り付け穴31〜33が形成されている。
なお、ボス部21〜23,41〜43の端面20,40(図9参照)の各々は、遊技盤本体60の後ろ側に位置する後端面である。
付言すると、図4および図5に示すように、樹脂製の遊技盤本体60は、レール部材112以外の各種役物等を取り付けるための切欠き形状を有する。例えば、遊技盤本体60には、センター飾り(不図示)取り付け用の開口部61や、第1始動口121および第2始動口122取り付け用の開口部62、大入賞口125取り付け用の開口部63等が形成されている。これらの開口部61,62,63は、遊技盤本体60の前面60aから後面60bへ貫通している。なお、開口部61は、ゲート124取り付け用の領域61aを有する。
遊技盤本体60の前面60aは、遊技盤110の遊技領域111を形成するものであり、略平たんに形成されている(図4参照)。その一方で、遊技盤本体60の後面60bは、凹凸形状に形成されている(図5参照)。
さらに説明すると、遊技盤本体60は、縁部に沿って全周にわたって延びる縁リブ71を備えている。この縁リブ71は、前面60aから後方に向けて立設して形成されている。言い換えると、縁リブ71は、遊技盤本体60の厚さ方向に突出している。このような縁リブ71を備える構造を採用することで、遊技盤本体60の剛性を高めている。また、遊技盤本体60に各種役物等の部品を取り付ける際に縁リブ71を利用することで作業性を向上させることが可能になる。また、遊技盤110を遊技盤保持枠(不図示)に取り付ける際に作業者が縁リブ71に指をかけて行うことにより作業性を向上させることが可能になる。
このように、樹脂製の遊技盤本体60が形成されることで、遊技盤本体60の厚さTが確保される。ここにいう厚さTは、遊技盤本体60の前面60aと後面60bとの間の離間距離をいう。より詳しくは、遊技盤本体60の後面60bは、上述の縁リブ71の端面や、後述するボス部21〜23,41〜43の端面20,40により画定される。言い換えると、縁リブ71の端面や、後述するボス部21〜23,41〜43の端面20,40は互いに、ほぼ面一に形成されている。
また、樹脂製の遊技盤本体60の厚さTは、ベニヤ製の遊技盤の厚さと同じであり、19mmである。このため、本実施の形態では、枠部材150、より具体的には遊技盤保持枠(不図示)の共用化を図ることが可能である。
図5の(b)に示すように、樹脂製の遊技盤本体60では、後面60b側をくり抜いた形にすることにより、遊技領域111(図1参照)に対応する後面60bの部分65を板厚t1とし、それ以外の後面60bの部分66を板厚t2としている(t2<t1<T)。すなわち、遊技盤本体60の縁部に縁リブ71を形成し、かつ、縁リブ71で囲まれた部分の後面60b側をへこますことにより縁リブ71で囲まれた部分の板厚を薄くしている。このため、本実施の形態では、遊技盤本体60の必要な強度を確保しつつ、遊技盤本体60の軽量化を図ることが可能である。
また、板厚t1に形成された遊技盤本体60の部分65を設けることにより、遊技盤本体60に取り付けられる各種役物等がなるべく前面60a寄りに位置することになる。このため、遊技盤本体60の後面60bのスペースをより広く確保することが可能になり、各種の機構部品等の設計条件を緩和することが可能になる。
なお、後面60bの部分65は、遊技くぎを取り付けるために必要な厚さを確保すべく、それ以外の後面60bの部分66の板厚t2よりも厚い板厚t1を採用している。
〔返しゴム飾り51について〕
図6および図7は、返しゴム飾り51の構造を説明する図である。図6は、返しゴム飾り51の斜視図であり、また、図7の(a)は返しゴム飾り51の正面図、図7の(b)は返しゴム飾り51の背面図である。
図6および図7に示すように、返しゴム飾り51は、裏面51bにて突出して形成されている3つの突出部81,82,83を備えている。また、返しゴム飾り51は、ねじ頭部に対応する座ぐり形状に表面51a側が形成されたザグリ穴部84,85,86と、表面51aが皿ねじに対応する皿形状に形成されたサラ穴部87,88(図7の(a)参照)と、を備えている。
返しゴム飾り51は、部品の一例である。ザグリ穴部84,85,86は、貫通穴の一例である。
さらに説明すると、返しゴム飾り51の突出部81〜83は、遊技盤本体60の取り付け穴11〜13(図4の(a)参照)に対応して形成されている。返しゴム飾り51のザグリ穴部84〜86は、遊技盤本体60の取り付け穴31〜33(図4の(a)参照)に対応して形成されている。
返しゴム飾り51のサラ穴部87,88は、遊技盤本体60のねじ穴3435に対応して形成されている。ネジ部材をサラ穴部87,88からねじ穴3435にねじ込むことで、後述の球通路部94(図7の(a)参照)が遊技盤本体60の前面60aから浮くことを防止している。
また、返しゴム飾り51は、遊技盤本体60に取り付けられて遊技盤110の遊技領域111を画定する不図示の外側レール部材の湾曲形状に対応して円弧形状に形成された円弧部91を備えている。また、返しゴム飾り51は、円弧部91の円弧形状に沿って円弧部91に取り付けられる板状の板状ゴム部92と、を備えている。
さらに説明すると、返しゴム飾り51の円弧部91は、不図示の外側レール部材の外側に位置し、返しゴム飾り51が遊技盤本体60に取り付けられると、遊技盤本体60の前面60aと密着する。これにより、円弧部91は、遊技盤本体60の前面60aと不図示の外側レール部材との間の隙間を利用した不正行為を防止する。
また、返しゴム飾り51の板状ゴム部92は、遊技盤110を遊技者と隔てるための透明板159(図1参照)を保持する不図示の透明板保持枠が閉まっているときに透明板159に押し当てられる。これにより、板状ゴム部92は、透明板159と円弧部91との間の隙間を利用した不正行為を防止する。
返しゴム飾り51は、返しゴム飾り51が遊技盤本体60に取り付けられると円弧部91よりも下方に位置する衝撃吸収ゴム部93を備えている。また、返しゴム飾り51は、返しゴム飾り51が遊技盤本体60に取り付けられると衝撃吸収ゴム部93よりもさらに下方に位置する球通路部94を備えている。
また、返しゴム飾り51は、不図示の外側レール部材の接地を行うためのアース板金部95を備えている。
ここで、返しゴム飾り51の衝撃吸収ゴム部93および球通路部94の作用を説明する。
図8は、返しゴム飾り51の作用を説明する図であり、同図の(a)は、返しゴム飾り51の衝撃吸収ゴム部93の作用を説明する図であり、(b)は、返しゴム飾り51の球通路部94の作用を説明する図である。
返しゴム飾り51の衝撃吸収ゴム部93および球通路部94は、遊技球が例えば右打ちされたときに作用するものである。より具体的に説明する。
返しゴム飾り51の衝撃吸収ゴム部93は、図8の(a)に示すように、勢いよく発射された遊技球が不図示の外側レール部材により案内されて当たる場所であり、遊技球が当たるとその衝撃を吸収する。衝撃吸収ゴム部93は、例えば低反発ゴムを含んで構成される。
また、返しゴム飾り51の球通路部94は、図8の(b)に示すように、遊技球の落下の方向に変化を与えるものである。すなわち、球通路部94は、互いに対向する壁面を互い違いに凹凸形状とすることで遊技球の通路を形成したものである。
図9は、返しゴム飾り51が樹脂製の遊技盤本体60に取り付けられた状態を説明する断面図である。同図の(a)は、返しゴム飾り51の突出部81〜83の付近の断面図で、(b)は、返しゴム飾り51のザグリ穴部84〜86の付近の断面図である。
返しゴム飾り51と遊技盤本体60との相対的な位置関係を説明すると、図9に示すように、返しゴム飾り51は、返しゴム飾り51の裏面51bが遊技盤本体60の前面60aに接している。
さらに説明すると、図9の(a)に示すように、返しゴム飾り51が樹脂製の遊技盤本体60に取り付けられた状態では、返しゴム飾り51の突出部81が遊技盤本体60の取り付け穴11に挿入されている。また、返しゴム飾り51の突出部82が遊技盤本体60の取り付け穴12に挿入され、返しゴム飾り51の突出部83が遊技盤本体60の取り付け穴13に挿入されている。これにより、返しゴム飾り51が樹脂製の遊技盤本体60に対して位置決めされる。付言すると、このような機能に着目すると、遊技盤本体60が樹脂製の場合の取り付け穴11〜13を位置決め穴ということもできる。
樹脂製の遊技盤本体60における取り付け穴11〜13は、位置決め穴の一例であり、また、樹脂製の遊技盤本体60における取り付け穴31〜33は、ねじ取り付け穴の一例である。
なお、取り付け穴11〜13はそれぞれ、ボス部21〜23の位置に形成されているものである。
また、図9の(b)に示すように、返しゴム飾り51のザグリ穴部84からねじ部材を挿入して遊技盤本体60の取り付け穴31と螺合させる。同様に、ザグリ穴部85からねじ部材を挿入して遊技盤本体60の取り付け穴32と螺合させ、また、ザグリ穴部86からねじ部材を挿入して遊技盤本体60の取り付け穴33と螺合させる。
樹脂製の遊技盤本体60に対して位置決めされた返しゴム飾り51は、このようなねじ締結によって、樹脂製の遊技盤本体60に固定される。
このように、返しゴム飾り51は、遊技盤本体60が樹脂製の場合には、位置決めされてねじ部材で固定される。このような取り付け構造を採用する理由について説明する。
返しゴム飾り51は、樹脂製の返しゴム飾り本体に衝撃吸収ゴム部93およびアース板金部95を取り付けることで構成されている。そして、返しゴム飾り51は、遊技盤110の右上に位置することから、比較的勢いのある遊技球が当たることになるので、遊技盤本体60に強固に固定する必要がある。
しかしながら、遊技盤本体60が樹脂製の場合には、返しゴム飾り51における樹脂製の突出部81〜83を遊技盤本体60の取り付け穴11〜13に嵌合させて固定することは、樹脂同士の係合となるために一般的に困難である。
そこで、遊技盤本体60が樹脂製の場合には、上述したとおり、位置決めした返しゴム飾り51をねじ部材(不図示)で遊技盤本体60に固定する取り付け構造を採用する。
付言すると、遊技盤本体60のボス部21〜23,41〜43は、遊技盤本体60の前面60aから後方に向けて立設するように形成されている。そして、ボス部21〜23,41〜43の横断面形状は、外面(側面)が外周面形状に形成されており、ボス部21〜23,41〜43の各々の外径寸法はdである。なお、ボス部21〜23,41〜43の横断面の外面が周面形状以外の形状に形成することも考えられる。
また、ボス部21〜23,41〜43の端面20,40は、略平たんに形成され、かつ、遊技盤本体60の後面60bと略面一になるように形成されている。このため、遊技盤本体60の前面60aからボス部21〜23の端面20までの寸法が、遊技盤本体60の厚さTとなる。また、遊技盤本体60の前面60aからボス部41〜43の端面40までの寸法が、遊技盤本体60の厚さTとなる。
なお、返しゴム飾り51の突出部81〜83が遊技盤本体60の取り付け穴11〜13に挿入されても、突出部81〜83の先端がボス部21〜23の端面20から突出しない。より具体的には、返しゴム飾り51の突出部81〜83の突出長さとして、例えば18mmの値を採用することできる。
なお、本実施の形態では、遊技盤本体60に取り付けられる返しゴム飾り51の取り付け構造を説明するが、他の部品の取り付け構造にも適用することが考えられる。例えば、遊技盤本体60の右下の位置に取り付けられる証紙台板(不図示)や、遊技盤本体60の左下の位置に取り付けられるレール部材112(図1参照)を押さえるガイド部材(不図示)等である。例えば、不図示の証紙台板については、不図示の爪形状部および不図示の取り付け穴を証紙台板に形成しておき、遊技盤本体60がベニヤ製の場合には、不図示の爪形状部のみで遊技盤本体60に取り付けられ、その一方で、遊技盤本体60が樹脂製の場合には、不図示の取り付け穴で遊技盤本体60に取り付けられる。
付言すると、本実施の形態は、遊技球がぶつかって衝撃力を受け止める部品や部材の取り付け構造に適用するのが有用である。
〔遊技盤本体60がベニヤ製の場合〕
次に、返しゴム飾り51を取り付ける遊技盤本体60がベニヤ製の場合について説明する。なお、ベニヤ製の遊技盤本体60の板厚は、上述のとおり、19mmである。また、一般的には、ベニヤ製の遊技盤本体60の後面60bにおいて後面60bがくり抜かれる領域は、樹脂製の遊技盤本体60の場合よりも狭い。
図10は、ベニヤ製の遊技盤本体60が備える取り付け部68の構成を説明する図であり、遊技盤本体60の右上の領域を部分的に示す正面図である。同図は、遊技盤本体60がベニヤ製の場合の図4の(b)に対応するものである。
図10に示すように、ベニヤ製の遊技盤本体60は、遊技盤本体60が樹脂製の場合の取り付け部67(図4の(b)参照)とは異なる構成の取り付け部68を備えている。すなわち、取り付け部68は、取り付け穴11,12,13およびねじ穴3435を含んで構成されている。より詳しくは、取り付け部68には、取り付け穴31,32,33(図4の(b)参照)が含まれていない。
なお、図10では、取り付け部68の領域を破線で示している。付言すると、図10に示す取り付け部68の領域内で符号が付されていない互いに同じ大きさの2つの小穴は、不図示のレール部材(外側レール部材)を取り付けるための穴である。
返しゴム飾り51は、遊技盤本体60がベニヤ製の場合には、樹脂製の返しゴム飾り51の突出部81〜83が遊技盤本体60の取り付け穴11〜13に挿入されることで、突出部81〜83が取り付け穴11〜13に嵌合する。
このように、ベニヤ製の遊技盤本体60に返しゴム飾り51を取り付ける際には、嵌合して固定する取り付け構造を採用する。
さらに説明すると、返しゴム飾り51の突出部81〜83は、横断面において半径方向に複数のリブが延びるリブ構造で形成されている(図6、図7の(b)または図9参照)。また、遊技盤本体60の取り付け穴11〜13の内径寸法は、突出部81〜83の外形よりも少し小さい。
このため、返しゴム飾り51の突出部81〜83を遊技盤本体60の取り付け穴11〜13に押し込むように挿入されることで、突出部81〜83の各々のリブの端面が取り付け穴11〜13の内周面に高い圧力で押圧(圧入)される。すなわち、突出部81〜83の各々のリブが取り付け穴11〜13の内周面の各々に食い込むようになる。したがって、上述したように、突出部81〜83が取り付け穴11〜13に嵌合する3個所での嵌合によって、返しゴム飾り51を遊技盤本体60に固定することができる。付言すると、このような機能に着目すると、遊技盤本体60がベニヤ製の場合の取り付け穴11〜13を嵌合穴ということもできる。
ベニヤ製の遊技盤本体60における取り付け穴11〜13は、嵌合穴の一例である。
なお、ベニヤ製の遊技盤本体60に、取り付け部68の代わりに、上述の取り付け部67(図4の(b)参照)を形成することも考えられ、また、ベニヤ製の遊技盤本体60に、取り付け部67の取り付け穴31〜33にねじ部材(不図示)をねじ込むことも考えられる。
以上説明したように、本実施の形態では、遊技盤本体に取り付ける返しゴム飾り51を遊技盤本体が木製の場合にも樹脂製の場合にも利用すること(共用化)が可能になる。
11〜13,31〜33…取り付け穴、20,40…端面、21〜23,41〜43…ボス部、51…返しゴム飾り、54…固定ピン、60…遊技盤本体、67,68…取り付け部、81,82,83…突出部、84,85,86…ザグリ穴部、100…パチンコ遊技機、110…遊技盤、111…遊技領域、T…厚さ

Claims (3)

  1. 遊技球による遊技を行うための遊技領域を有する遊技盤を備える遊技機であって、
    前記遊技盤を構成する遊技盤本体は、前記遊技領域が位置する側の当該遊技盤本体の面に取り付けられる部品を備え、
    前記部品に、前記遊技盤本体に取り付けられる状態で当該遊技盤本体の側に突出する突出部と、当該部品を当該遊技盤本体に取り付けるのに用いられる取り付け穴と、が形成され、
    前記遊技盤本体は、木製の場合に前記部品の前記突出部と嵌合する嵌合穴を備え、樹脂製の場合に当該部品の当該突出部を位置決めする位置決め穴および当該部品の前記取り付け穴に対応する取り付け穴を備え、
    前記部品は、前記遊技盤本体が木製の場合に当該部品前記突出部が前記嵌合穴と嵌合することにより当該遊技盤本体に取り付けられ、当該遊技盤本体が樹脂製の場合に当該部品前記取り付けおよび当該遊技盤本体の前記取り付け穴を用いることにより当該遊技盤本体に取り付けられると共に当該部品の当該突出部が前記位置決め穴との係合による当該遊技盤本体に対する位置決めに用いられることを特徴とする遊技機。
  2. 前記部品は、互いに対向する壁面を互い違いに凹凸形状とすることで遊技球の通路が形成されると共に当該通路内に穴が形成され、
    前記遊技盤本体は、当該遊技盤本体が木製の場合および樹脂製の場合に前記部品の前記穴に対応するねじ取り付け穴を備え、
    前記遊技盤本体が木製の場合および樹脂製の場合に前記部品は前記穴を用いて当該遊技盤本体に取り付けられ、当該遊技盤本体が木製の場合に当該部品は当該部品の前記取り付け穴を用いずに当該遊技盤本体に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記部品は、前記通路の上方に位置し、右打ちされた遊技球が当たる衝撃吸収部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
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