JP5375640B2 - シール材 - Google Patents

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本発明は、低分子量の有機化合物による膨潤を抑制した含フッ素重合体からなるシール材に関する。特に、重合反応器など各種の化学反応装置や配管に用いるシール材として好適である。
殆んどの化学反応において低分子量の有機化合物が反応物質、溶媒、触媒などとして使用されている。こうした反応の反応装置や配管には各部品間のシールやバルブのシート、パッキン、ガスケット、O−リングなどのシールのため種々のシール材が用いられている。これらのシール材は、耐薬品性、耐溶剤性、耐熱性耐寒性、耐荷重性、耐摩耗性などに優れていることが要求される。そうした要求に適合するものとして溶融加工できないテトラフルオロエチレン単独重合体(PTFE)や変性PTFE、溶融加工可能なテトラフルオロエチレン−パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)などの含フッ素重合体からなるシール材が知られている。含フッ素重合体からなるシール材は他の樹脂に比して特に耐薬品性、耐熱性、スベリ特性、非粘着性に優れている。そして、特にPFAはスチレンモノマーや塩素ガスといった浸透性の高い有機化合物に対して低い透過性を示すことが知られており、ボールバルブのシール材やパッキングに用いられている(特許文献1〜5)。
実公昭58−51481号公報 特開昭56−103268号公報 特公平4−59502号公報 特公平7−25904号公報 特公平6−21669号公報
しかし、スチレンモノマーなどの透過性が低いとされるPFA製のシール材といえども浸透を完全に止めることはできず、数カ月ごとに交換しなければならないのが現状である。PFAは高価であり、また交換取換費用を含めると、交換間隔が延びることはコスト的に多大なメリットとなる。
本発明はPFAだけでなくFEPなどの溶融加工可能なテトラフルオロエチレン系共重合体、さらに溶融加工できないPTFEや変性PTFEからなるシール材の経時的劣化をさらに抑え、使用可能期間を延長させることを目的とする。
本発明は、含フッ素重合体の1種または2種以上の混合物および該重合体の低分子量有機化合物による膨潤を抑制する作用を有する化合物からなるシール材に関する。
本発明は、具体的には、テトラフルオロエチレンの単独重合体(PTFE)、パーフルオロビニルエーテルで変性された溶融加工できない変性ポリテトラフルオロエチレン(変性PTFE)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体(ETFE)、クロロトリフルオロエチレン単独重合体(PCTFE)、エチレン−クロロトリフルオロエチレン共重合体(ECTFE)、ビニリデンフルオライド単独重合体(PVdF)、ヘキサフルオロイソブテン−ビニリデンフルオライド共重合体およびテトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)三元共重合体よりなる群から選ばれる少なくとも1種の含フッ素重合体樹脂、ならびに含硫黄化合物およびアミン系化合物からなる膨潤抑制剤からなる成形品であるシール材に関する。
本発明のシール材は、含フッ素重合体がもつ優れた耐薬品性や耐熱性、スベリ特性、非粘着性を保持したまま、低分子量の有機化合物、特にガス状のモノマーに対する耐膨潤性に優れ、耐久性を向上させることができる。
シール材の原料となる含フッ素重合体としては、溶融加工可能な含フッ素重合体のほか、溶融加工できないテトラフルオロエチレン単独重合体(PTFE)、同じく溶融加工できない変性ポリテトラフルオロエチレン(変性PTFE)、まはこれらの2種以上の混合物があげられる。
溶融加工可能な含フッ素重合体としてはテトラフルオロエチレン−パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体(ETFE)、クロロトリフルオロエチレン単独重合体(PCTFE)、エチレン−クロロトリフルオロエチレン共重合体(ECTFE)、ビニリデンフルオライド単独重合体(PVdF)、ヘキサフルオロイソブテン−ビニリデンフルオライド共重合体などがあげられる。これらのうち耐薬品性、耐熱性の点からPFA、FEP、ETFEなどのテトラフルオロエチレン系共重合体が好ましく、特にPFA、FEPが好ましい。PFAは前記のとおりスチレンモノマーに対しては低透過性であるが、本発明によりさらに耐膨潤性が向上する。FEPはスチレンモノマーの透過性が高いとされているが(特開昭56−103268号公報)、本発明により透過性を充分低下させることができる。テトラフルオロエチレン系共重合体として、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)三元共重合体も使用できる。また、耐荷重性などの機械的特性を重視するばあいは、ETFE、ECTFE、PVdF、ヘキサフルオロイソブテン−テトラフルオロエチレン共重合体が有用である。
パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)としては、たとえば式(I):
CF2=CF−ORf (I)
[式中、Rfは炭素数1〜10、好ましくは1〜5のパーフルオロアルキル基、式(II):
Figure 0005375640
(式中、nは1〜4の整数である)で示されるパーフルオロ有機基]で表わされるものがあげられる。溶融加工可能なためには、溶融粘度が108ポイズ未満であり、テトラフルオロエチレン(TFE)含量は99.0モル%未満、好ましくは98.0モル%未満とする。
前記変性PTFEとしては、TFEとパーフルオロビニルエーテル、さらに要すればこれらと共重合可能な単量体との共重合体があげられる。パーフルオロビニルエーテルとしては、前記のパーフルオロ(アルキルビニルエーテル)のほか、式(III):
CF2=CF−ORf 1 (III)
(式中、Rf 1は炭素数4〜9のパーフルオロ(アルコキシアルキル)基)で表わされるパーフルオロ(アルコキシアルキルビニルエーテル)があげられる。変性PTFEが溶融加工できないため、溶融粘度が108ポイズ以上であり、さらに耐クリープ性を向上させるためには、TFEの含量が98.0モル%以上、好ましくは99.0〜99.999モル%とする。
変性PTFEにおけるパーフルオロアルキル基Rfの炭素数は1〜10、好ましくは1〜5であり、炭素数をこの範囲内の数とすることにより溶融成形不可という性質を保持したまま、耐クリープ性に優れているという効果がえられる。
前記パーフルオロアルキル基としては、たとえばパーフルオロメチル、パーフルオロエチル、パーフルオロプロピル、パーフルオロブチル、パーフルオロペンチル、パーフルオロヘキシルなどがあげられるが、耐クリープ性およびモノマーコストの点からパーフルオロプロピルが好ましい。
含フッ素重合体の2種以上の混合物としては、PTFE、変性PTFEまたは溶融加工可能な含フッ素重合体の2種以上の混合物があげられる。溶融加工できないPTFE(または変性PTFE)と溶融加工可能な含フッ素重合体(たとえばPFA、FEP、ETFE、PCTFE、ECTFE、PVdFなど)との混合物のばあいPTFEと溶融加工可能な含フッ素重合体の混合比は重量比で60:40〜99.9:0.1であるのが、PTFEや変性PTFEと同様に粉末圧縮成形が可能なことからコストの点で好ましい。
含フッ素重合体を膨潤しうる低分子量の有機化合物(以下、「浸透性低分子量有機化合物」ということもある)は種々あるが、特に問題となるものとして、重合反応における重合性モノマー、反応性(重合性)オリゴマーなどがあげられる。
重合性モノマーとしては、たとえばブタジエン、クロロプレンなどのジエン系モノマー;スチレン、α−メチルスチレンなどのスチレン系モノマー;塩化ビニル、塩化ビニリデンなどのハロゲン化エチレン性不飽和モノマー:アクリロニトリルなどのアクリロニトリル系モノマー;アクリル酸、アクリル酸エステルなどのアクリル酸系モノマー:メタクリル酸、メタクリル酸エステルなどのメタクリル酸系モノマー;マレイン酸などの不飽和カルボン酸系モノマー;オレフィン系モノマー:ビニルエステル系モノマー;ビニルエーテル系モノマー;アセチレン系モノマー;ビニルケトン系モノマー;ビニルアミド系モノマー;マレイミド系モノマー;アクリルアミド系モノマー;開環重合性モノマー;フェノール誘導体系モノマーなどがあげられる。これらは単独または2種以上で重合に供される。
反応性オリゴマーとしては、前記の重合性モノマーの1種または2種以上が数十ないし数百個重合または共重合したものがあげられる。
これらによるシール材の膨潤を抑制しうる化合物(以下、「膨潤抑制剤」ということもある)としては、有機金属化合物、含硫黄化合物、アミン系化合物、金属単体などがあげられる。
有機金属化合物としては、たとえば有機スズメルカプチド、有機スズラウレート、有機スズマレエートなどの有機スズ化合物;ステアリン酸のバリウム、カルシウム、ストロンチウムなどの塩、ラウリン酸のバリウム、カルシウムなどの塩;オクチル酸の亜鉛などの塩;リシノレイン酸のカドミウムなどの塩;塩基性ステアリン酸鉛[PbO・Pb(C1735COO)2]、塩基性硫酸鉛(PbO・PbSO4)などがあげられる。
含硫黄化合物としては、たとえば2−メルカプトベンゾイミダゾールなどのベンゾイミダゾール系メルカプタン化合物またはその塩;2−メルカプトベンゾチアゾールなどのベンゾチアゾール系メルカプタン化合物またはその塩;チウラムモノサルファイド、チウラムジサルファイドなどのチウラム化合物;ジチオカルバミン酸またはその塩などがあげられる。塩としては亜鉛、スズ、カドミウム、鉄、ニッケル、銅、バリウムなどの金属塩が好ましい。
アミン系化合物としては、たとえばジナフチルアミン、フェニル−α−ナフチルアミン、フェニル−β−ナフチルアミン、ジフェニル−p−フェニレンジアミン、ジ−β−ナフチル−p−フェニレンジアミン、フェニルシクロヘキシル−p−フェニレンジアミン、アルドール−α−ナフチル−ジフェニルアミンまたはこれらの誘導体があげられる。
金属単体としては、たとえば亜鉛、スズ、コバルト、ニッケル、鉄、銅、カドミウム、鉛、バリウムまたはこれらの合金などがあげられ、微粉末の形で用いるのが好ましい。
これらは1種または2種以上併用してもよい。
膨潤抑制剤は含フッ素重合体100重量部に対して0.05〜10重量部、好ましくは0.1〜5重量部配合される。0.05重量部より少ないと本発明の効果が小さくなり、10重量部よりも多いと耐薬品性を損なうばあいがある。
本発明のシール材は、特に重合性モノマー、特に浸透性が高いガス状のモノマーの膨潤を大幅に抑制することができる。
以下に本発明の特に好ましい実施の形態を説明する。
実施の形態1
(A)含フッ素重合体 :PTFE
(B)膨潤抑制剤 :含硫黄化合物とアミン系化合物
(C)浸透性低分子量有機化合物:重合性モノマー
実施の形態2
(A)含フッ素重合体 :変性PTFE
(B)膨潤抑制剤 :含硫黄化合物とアミン系化合物
(C)浸透性低分子量有機化合物:重合性モノマー
実施の形態3
(A)含フッ素重合体 :溶融加工可能な含フッ素重合体
(B)膨潤抑制剤 :含硫黄化合物とアミン系化合物
(C)浸透性低分子量有機化合物:重合性モノマー
実施の形態4
(A)含フッ素重合体 :PTFE(または変性PTFE)と溶融加工可能な含フッ素重合体
(B)膨潤抑制剤 :含硫黄化合物とアミン系化合物
(C)浸透性低分子量有機化合物:重合性モノマー
実施の形態5
(A)含フッ素重合体 :溶融加工可能なテトラフルオロエチレン系共重合体
(B)膨潤抑制剤 :含硫黄化合物とアミン系化合物
(C)浸透性低分子量有機化合物:重合性モノマー
実施の形態6
(A)含フッ素重合体 :PFA
(B)膨潤抑制剤 :含硫黄化合物とアミン系化合物
(C)浸透性低分子量有機化合物:重合性モノマー
実施の形態7
(A)含フッ素重合体 :FEP
(B)膨潤抑制剤 :含硫黄化合物とアミン系化合物
(C)浸透性低分子量有機化合物:重合性モノマー
実施の形態8
(A)含フッ素重合体 :PTFE(または変性PTFE)とPFAとの混合物
(B)膨潤抑制剤 :含硫黄化合物とアミン系化合物
(C)浸透性低分子量有機化合物:重合性モノマー
本発明のシール材には、他の添加剤を本発明の効果を損なわない量で配合することができる。他の添加剤としては、たとえばカーボンブラック、酸化チタン粉末、酸化コバルト粉末、シリカ粉末、ガラス繊維、ガラスビーズ、グラファイト粉末、ブロンズ粉末、二硫化モリブデン粉末、カーボン繊維、球状カーボン、アラミド繊維、ポリイミド繊維、ポリアミド繊維、ポリフェニレンサルファイド粉末、芳香族ポリエステル粉末などがあげられる。その添加量は添加剤の種類によって異なるが、通常シール材中に5〜60重量%含有させる。
本発明の含フッ素重合体のシール材は浸透性の低分子量有機化合物に対して耐膨潤性であるから、従来よりこの種のシール材として適用されているパッキン、ボールバルブ用シート、ガスケット、O−リング、シールリング、バックアップリングなどにそのまま使用できる。さらに、本発明でえられるシール材用の組成物は、シール材のほか浸透性低分子量有機化合物の透過防止が課題となる用途、たとえば反応容器、貯槽、配管、ジョイントなどのライニング材(シートライニング材)や配管、容器そのもの、電線の被覆材としての用途への展開が期待できる。
本発明のシール材は用途に応じて適切な形状に常法で成形できる。
たとえば溶融加工できないPTFEや変性PTFEのばあいは粉末圧縮成形、ペースト押出成形により、またPFAやFEPのような溶融加工可能な含フッ素重合体のばあいは射出成形、トランスファー成形、押出成形、圧縮成形などにより成形できる。
また、両者の混合物のばあいは、粉末圧縮成形の方法によることができる。
つぎに本発明のシール材を実施例にしたがって具体的に説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではない。
参考例
FEP98.43重量部に対しジ−β−ナフチル−p−フェニレンジアミン0.98重量部、2−メルカプトベンゾチアゾール0.49重量部およびカーボンブラック0.10重量部を配合し充分混練したのちヒートプレスにて溶融成形し、厚さ約0.1mmのシートを作製した。このシートをダンベル(ASTM ダンベル1号)で打ち抜き、サンプルをえた。
圧力容器内にサンプルを中吊りにし、1,3−ブタジエンモノマーを充填した。圧力容器の内温を60〜70℃に上昇させて1,3−ブタジエンをガス化し、内圧(1,3−ブタジエン圧)を6〜8kg/cm2とした。この状態ではサンプルは1,3−ブタジエンガスにのみ接している。内圧を6〜8kgf/cm2に維持したまま336時間(14日間)放置したのちサンプルを取出し、サンプルの重量を測定して重量増加を調べた(1回目)。膨潤率(%)はつぎの式により算出した。膨潤率は0.64%であった。
Figure 0005375640
この1,3−ブタジエンに曝露したサンプルを再度同じ条件で1,3−ブタジエンに14日間曝露し、重量増加を調べ膨潤率を算出した(2回目)ところ、0.22%であった。2回目の算出ベースは1回目の曝露後のものとした。
なお、1回目および2回目とも3個のサンプルについて測定し、平均値をとった。
実施例2
FEPに代えてPFAを用いたほかは参考例1と同様にして本発明のシール材を作製し、参考例1と同様に1,3−ブタジエンガスに曝露し、1回目および2回目の膨潤率を調べたところ、1回目は0.62%、2回目は0.03%と低い値であった。
比較例1〜2
膨潤抑制剤を配合しなかったほかは参考例1(FEP)および実施例2(PFA)と同様にしてそれぞれ比較用のシール材を作製し、参考例1と同様にして1,3−ブタジエンガスに曝露し、1回目および2回目の膨潤率を調べた。結果は、FEP単独(比較例1)では1回目が3.32%、2回目が16.47%であり、PFA単独(比較例2)では1回目が1.20%、2回目は5.56%であった。
結果を表1にまとめる。
Figure 0005375640
表1から明らかなように、膨潤抑制剤を配合することにより、透過性が高いFEPでも透過性が低いとされているPFA単独使用より膨潤率が大幅に小さくなり、この効果は繰り返し曝露することにより顕著になることがわかる。したがって経時劣化を低く抑えることができ使用期間を延ばすことができる。

Claims (2)

  1. トラフルオロエチレン−パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)共重合体(PFA)ならびにベンゾチアゾール系メルカプタン化合物またはその塩およびジ−β−ナフチル−p−フェニレンジアミンからなる膨潤抑制剤からなる成形品であるシール材。
  2. 膨潤抑制剤が2−メルカプトベンゾチアゾールおよびジ−β−ナフチル−p−フェニレンジアミンである請求項1記載のシール材。
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