JP5373977B2 - 閉鎖可能な注ぎ開口部を備えたティー・メーカー - Google Patents

閉鎖可能な注ぎ開口部を備えたティー・メーカー Download PDF

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Description

本発明は、上方に開いた容器と、この容器に差し込むことの出来るフィルター挿入部とを有する飲料製造器に関する。このような飲料製造器は、多くの場合、茶を準備するために用いられる。従って、問題を簡略化するために、以下ではこれらをティー・メーカーと呼ぶが、茶以外の飲物を用意するために使用することもできる。
このようなティー・メーカーの実施形態は数多く存在する。このようなティー・メーカーの1つに、例えば、BODUM(登録商標) GroupがBISTRO NOUVEAU 1870という名称で提供するものがある(2009 BODUM(登録商標) カタログの47頁)。このティー・メーカーは、円筒形のティーポットを有し、このポットの上部開口部に複数の部品からなる蓋が緩く差し込まれている。この蓋は、フィルター挿入部用の保持リングとして形成される下部蓋部分と、上部蓋部分とを有する。フィルター挿入部は、下部蓋部分にはめ込まれる。このフィルター挿入部は、液体を通過させ、茶葉等を押しとどめるために、多数の開口部を有する。茶を用意するには、茶葉をフィルター挿入部に置いて、湯を注ぐ。浸出後、フィルター挿入部をティーポットから取り外す。その後、熱の損失を減らすために、上部蓋部分を下部蓋部分上に載せ、フィルター挿入部用の導入開口部を覆う。
プランジャー型のティー・メーカー(略して「ティー・プレス」とも呼ばれる)も、先行技術から公知である。このようなティー・メーカーの場合、浸出後、ティーポットからフィルター挿入部を取り外す必要がない。このようなプランジャー型ティー・メーカーは、例えば、特許文献1に記載される。この文献では、フィルター挿入部は(この場合凸状の)ティーポットの上部開口部に直接差し込まれる。このフィルター挿入部は、円筒形の側壁領域を有し、液体を通過させ、茶葉等を押しとどめるために、この領域の少なくとも上側部分に多数の開口部が備わっている。これとは対照的に、円筒形の側壁領域の下側部分とフィルター挿入部の底部は、液体不透過性である。プランジャーは、同様に、ほとんど不透過性であり、フィルター挿入部に密閉させて押し込むことができる。茶を用意するには、茶葉をフィルター挿入部に置いて、湯を注ぐ。茶葉を十分な時間浸出させてから、プランジャーをフィルター挿入部へ押し込み、液体不透過性のフィルター挿入部の下部へと押し下げる。このとき、プランジャーは茶葉をとらえて運び、茶葉を周りの液体から分離し、こうすることでさらなる浸出が回避される。プランジャーはプランジャー棒に連結され、このプランジャー棒は蓋を通り抜けて延び、この蓋を用いて容器の上方を覆うことができる。また、このようなプランジャー型のティー・メーカーの多くの実施形態は、BODUM(登録商標) Groupから入手可能である。
フィルター挿入部は、特許文献2にあるような多くの実施形態において形成され、ここにその内容を全体として参照することにより本明細書に援用する。この文献は、本体を有するフィルター挿入部を開示し、この本体の上部領域には、柔らかい弾力性のあるプラスチック材料からなる環状カラーが取り付けられる。このカラーは、弾力性のある波形の外側輪郭を有し、この波形の外側輪郭がロゼット状に延び、円周方向に沿って山部と谷部を交互に繰り返す。その結果、フィルター挿入部は、容器の上部開口部に効果的に保持され、特にガラス又はセラミック容器の場合のように、容器の上部開口部の内径がかなりの許容差を有する場合でも、傾いたり、抜け落ちたりする恐れがない。
他の実施形態では、プランジャー型のティー・メーカーの場合であっても、フィルター挿入部が、ティーポットに直接はめ込まれずに、保持リングとして形成されフィルター挿入部用の導入開口部を形成する下部蓋部分に差し込まれる。これは、例えば、BISTRO NOUVEAU 1880製品の場合に当たる(2009 BODUM(登録商標) カタログの47頁)。
上述のティー・メーカーの場合、茶は、用意できると、ティーポットの唇状の注ぎ領域を介して注がれるか、又は、ティーポットそのものに一体的に形成された管状の注ぎ口を通して注がれる。この注ぎ領域又はノズルは通常閉じられていない。これは、ティーポット内の茶が比較的早く冷めてしまい、不都合である。さらに、取り扱いを間違えれば、開いた注ぎ領域又はノズルを通して、ティーポット内の茶をこぼしたり飛散させたりしてしまい、茶を入れる過程でやけどしてしまう。
いわゆるコーヒー・プランジャー(しばしば略して「フレンチ・プレス」又は「コーヒー・プレス」の名でも呼ばれる)も、同様に、先行技術から公知である。このようなコーヒー・メーカーは、通常、円筒形のガラス容器を有し、この中に、フィルター・プランジャーが取り外し可能に配置される。フィルター・プランジャーは、プランジャー棒を有し、この棒の下端に、微細ワイヤー又はプラスチック材料のメッシュを備えたフィルターが取り付けられている。プランジャー棒は、容器の上方を覆う蓋を通り抜けて延びる。
BODUM(登録商標) Groupは、特に、製品名BEAN 10945又は10977(2009 BODUM(登録商標) カタログの12−15頁)のコーヒー・メーカーを提供しているが、これらの注ぎ口は、容器とは別個の蓋部分に形成され、レバー機構を介して閉鎖される。これにより、熱損失を最小限に抑え、取り扱いを間違えたことによるやけどの危険性を減らす。このようなコーヒー・メーカーは、2009年5月8日付けの特許文献3に記載されているが、これは先行する出版物ではなく、その内容を、全体として参照することにより本明細書に援用する。しかしながら、対応するレバー機構は、上述のタイプのティー・メーカーには適さない。
US 5,453,189 WO 2007/082391 PCT/CH 2009/000152
従って、本発明の目的は、熱損失が低減され、入っている飲料がこぼれたり飛散したりする危険性が低減される、フィルター挿入部を備えた飲料製造器を記載することである。
この目的は、請求項1の特徴を有する飲料製造器によって達成される。さらなる実施形態は、従属請求項に記載する。
従って、本発明は、以下の特徴を有する飲料製造器を記載する:
−上方に開いた容器、
−前記容器に導入することができ、多数のフィルター開口部を有する上方に開いたフィルター挿入部、と
−前記容器を少なくとも部分的に覆い、且つ、前記容器を部分的に覆う下部覆い壁を備えた下部蓋部分を有する蓋であって、この下部覆い壁が、前記フィルター挿入部を差し込む導入開口部を有し、これにより前記フィルター挿入部が前記導入開口部を通り抜けて前記容器内へと延びる蓋。
上述の目的を達成するために、下部蓋部分は容器上に密閉して保持される。下部覆い壁には注ぎ開口部が形成され、液体を容器からこの注ぎ開口部を通して注ぎ出すことができる。蓋は、注ぎ開口部用の閉鎖部を有し、この閉鎖部はレバーを有し、このレバーは、下部覆い壁の上方に、水平軸の周りに旋回可能に前記蓋に取り付けられ、及び、前記閉鎖部が前記注ぎ開口部を閉じる第1の位置から前記閉鎖部が前記注ぎ開口部を解放する第2の位置へとレバーを旋回させるために、操作領域を有する。
これは、前記蓋に弁が形成されており、具体的にはこの弁が開閉可能であることを意味する。これにより、誤って飲料が飲料製造器からこぼれたり又は飛散したりする危険性が減る。さらに、注ぎ開口部を通していたずらに熱を失うことがない。
好ましくは、飲料製造器はプランジャー型のティー・メーカー(「ティー・プレス」)である。この場合、飲料製造器は、特に、プランジャーを有し、このプランジャーは、フィルター挿入部で移動方向に沿って移動することができ、好ましくは密閉してフィルター挿入部の円筒形の側壁領域にてガイドされる。
好ましくは、前記プランジャーには、第1の端部及び第2の端部を備えたプランジャー棒が連結される。プランジャー棒の第1の端部にはプランジャーが配置され、第2の端部には、プランジャー用の操作要素が取り付けられる。そして、好ましくは、蓋は上部蓋部分をも有し、この上部蓋部分をプランジャー棒が通り抜け、上部蓋部分は上部覆い面を有し、この上部覆い面が、少なくとも部分的に、特にフィルター挿入部用の導入開口部の領域において、下部蓋部分を覆う。
上部蓋部分は、好ましくは、下部蓋部分上に直接配置することができるが、フィルター挿入部上に載せることもできる。好ましい構造においては、上部蓋部分、及びプランジャー棒の意図せぬずり落ちを避けるため、上部蓋部分は下部蓋部分に取り外し可能に連結、特にラッチ連結することができる。
好ましい構造において、上部蓋部分は、上部覆い面からフィルター挿入部へと下方に延びるスカートを有する。その結果、一方で、上部蓋部分は中心に合わせて置かれ、傾斜に対し安定性がある。他方、これによりフィルター挿入部も挿入開口部に固定され、液体が閉鎖部を迂回してフィルター挿入部から直接外へ出る事態を防ぐ。
下部蓋部分と容器との間は、好ましくは、容器の全周囲にわたって密閉される。しかしながら、これは必須ではない。少なくとも、通常使用時に、実質的に液体を下部蓋部分と容器の間から漏らすことのできない領域が密閉される。
好ましくは、下部蓋部分は、容器の上部開口部に差し込まれ、容器の内側で密閉される。有利な構造においては、このために、下部蓋部分が垂直下方に延びる環状スカートを有し、このスカートが容器内へと延びる。スカートの外側には少なくとも1つの環状の密閉要素が配置され、この密閉要素が、容器の側壁の内側に密閉的に当接する。
下部蓋部分は、容器上に取り外し可能に留めることもでき、例えばバヨネット連結又はラッチ連結を介して固定してもよい。
飲料を目的に合わせて注ぎ出すことを可能にするため、下部覆い壁上方の、好ましくは下部蓋部分又は容器に注ぎ口が形成される。このような注ぎ口は、注入ノズルのように、例えば、唇状に、又は部分的管状、又は管状に形成してもよい。その際、閉鎖部によって閉鎖できる注ぎ開口部は、容器の内部とこの注ぎ口の間に配置される。
注ぎ開口部は好ましくは、水平面(横の面)に関して、導入開口部と注ぎ口との間に配置され、注ぎ開口部は、注ぐために飲料製造器を傾けると、導入開口部の下方に位置するようになる。これにより、導入開口部とフィルター挿入部との間の密閉が不十分な場合又は全く密閉されていない場合に、導入開口部とフィルター挿入部との間から液体が漏れるという事態が阻止される。
レバーの操作領域は、好ましくは、導入開口部の、注入開口部と注ぎ口とは反対側に配置され、すなわち、飲料製造器の後部領域に位置し、これにより、例えば使用者の親指で操作することができる。レバーは、導入開口部の周囲に、少なくとも片側、好ましくは両側で側方に延びるため、フィルター挿入部の挿入を妨害しない。
特に、レバーは、貫通開口部を形成する輪状領域を有することができ、この開口部を通ってフィルター挿入部が延びる。すなわち、貫通開口部の横寸法(円形開口部の場合はその直径)は挿入開口部の横寸法と少なくともちょうど同じ、好ましくはこれより大きく、特にフィルター挿入部の横寸法より大きい。
下部蓋部分に旋回可能にレバーを取り付けるための軸受け要素(Lagerelement)が、前記輪状領域の2つの対向する側面にある場合には、レバーをとりわけ簡単で確実に取り付けることができる。このような軸受け要素は、レバーと一体に形成されてもよく、最も簡単な場合、各側面に各軸受け突出部(Lagerzapfen)が形成されてもよい。従って、この場合、下部蓋部分、好ましくはその外側周辺の領域に、相補的な軸受け要素が形成される。これらは、特に、軸受け突出部を収容するための、互いに対向する2つの口のような形をした軸受け要素であってもよく、前記軸受け突出部は、弾性バネ力に打ち勝つことによってこの軸受け要素内にカチッと嵌まることができる。
容器は、多くの場合取っ手を有する。この場合、レバーの操作領域は、取っ手に近接し、特に取っ手の上側の容器の外壁を越えて突出することが好ましい。これにより、片手での操作が可能となり、使用者は容器を保持する同じ手の親指を用いてレバーを操作することができる。特に、下部蓋部分は、下部覆い壁から上方に延びる側壁を有してもよく、この側壁の、注ぎ口とは反対側の領域に貫通開口部が形成され、この貫通開口部を通り抜けてレバーの操作領域が延びる。
レバーは、好ましくは、レバーが意図的に操作されない限り注ぎ開口部が確実に閉鎖されるように、レバーの第1の位置の方向にバネ荷重される。しかしながら、その代わりに、操作領域に力がかからない限り、レバー及び閉鎖体の重さだけでも注ぎ開口部が閉鎖されるように、レバーを形成することもできる。
バネ力を生み出すために、好ましくは圧縮バネが設けられる。このバネは、レバーにバネ力によって第1の位置の方向にバイアスされるように、好ましくは、注ぎ口とは反対側の蓋の後部領域の、レバーとその下側に配置される下部覆い壁との間に配置される。しかしながら、このようなバネを、レバーの、注ぎ口に近接する領域において、レバーとレバーの上側に配置される蓋領域との間に配置することもできる。
圧縮バネが後部蓋領域に配置される場合、好ましくは覆い壁に、容器内部の方向に延びるコップ状のくぼみ(バネ取り付け部)が形成され、圧縮バネはこのくぼみ内に延びる。これは、圧縮バネが横方向のずれ又は抜け落ちからも守られることを意味し、必要なバネの動き(Federweg)に対し十分な長さのバネを用いることが可能となる。
レバーはそれ自体、注ぎ開口部を閉じることができる。このため、注ぎ開口部が第1の位置で閉鎖されるように、レバーに一体的に又は別個に閉鎖体が形成される。閉鎖体は、密閉作用を高めるために、特に、レバーの残りの部分より柔らかい材料で形成されてもよい。しかしながら、レバーを、例えば、蓋上に別々に保持される、閉鎖体を取り付けた第2のレバー上に間接的に作用させることもできる。
フィルター挿入部は、好ましくは導入開口部に弾力的に保持される。特に好ましくは、導入開口部に密閉的に保持される。好ましい構造においては、フィルター挿入部は、上述のWO 2007/082391のように形成される。すなわち、中空のフィルター本体と、これに連結される柔らかい弾力性のある材料からなる環状カラーとを有し、このカラーは、フィルター挿入部を導入開口部に保持するために、円周方向に沿って山部と谷部を交互に繰り返すロゼット状に延びる弾力性のある外側輪郭を有する。
容器は、一重の壁、又は、例えば二重の壁で構成されてもよい。
図1は、本発明の飲料製造器の、斜めから見た分解図である。 図2は、側面からみた分解図である。 図3は、上に閉鎖体を取り付けた状態の下部蓋部分の斜視図である。 図4は、図1の飲料製造器の中央縦断面図である。 図5は、図1の飲料製造器の斜視図である。
本発明の好ましい実施形態を、図を参照し以下に説明するが、これらの図は、説明のためだけのものであって、本発明を限定するものと解釈されるべきではない。
図1から5は、プランジャー型ティー・メーカー(「ティー・プレス」)の形をした、本発明の飲料製造器の好ましい実施形態の様々な図である。飲料製造器は、容器(100)、蓋(200)及びフィルター挿入部(300)を有する。
容器100は、ティーポットとも呼ばれる。この容器は、円筒形のガラス容器120を有し、このガラス容器は上方が開いており、プラスチック材料からなるホルダ110に保持される。ホルダ110は、前記円筒形のガラス容器120の下部側壁領域を囲む下部環状リング111と、ガラス容器の上部周辺領域を囲む上部環状リング113とを有する。これら2つのリングは、垂直なブリッジ片114によって互いに連結される。ホルダ110の後方領域には取っ手115が形成され、この取っ手も同様に上部リング113を下部リング111に連結する。下部リング111から内側に環状の底部フランジ112が延び、このフランジ上にガラス容器120の底が載る。上部リング113は、ガラス容器の上部周囲部118を越えて一定の距離だけ突出する。上部リング113の上部周辺領域には、取っ手115の上方に後方凹所117が形成され、この後方凹所117の直径方向反対側に、後方凹所117より深く幅の広い前方凹所116が形成される。上部リング113の突出する領域の内側には、蓋200とのバヨネット連結(これについては以下で詳しく説明する)のための2つのガイド溝119が2つの対向する側面に横に形成される。
蓋200は、下部蓋部分210、閉鎖レバー230、上部蓋部分240及びプランジャー250を有する。
下部蓋部分210は、実質的に平面の下部覆い壁211を有し、この壁は容器100の上方を部分的に覆う。下部覆い壁211は2つの開口部、すなわち注ぎ開口部214とフィルター挿入部300のための導入開口部215とを有し、この導入開口部は注ぎ開口部よりかなり大きい。これらの開口部を除けば、下部覆い壁211は容器100の上部開口部を完全に覆う。
下部覆い壁211からは、円筒形のスカート220が容器内へと下方へ延びる。円筒形スカート220から外側へ、環状の可撓性密閉リップ221が突出し、この密閉リップは、ガラス容器120の円筒形の側壁といっしょになって、容器100と下部蓋部分210の間を密閉する。
スカート220より横方向にみてさらに外側の位置に、下部覆い壁211から上方へ側壁212が延びる。この側壁は、段部を介して、上方にいくらか広がる。上部蓋部分240のグリップ領域(Griffbereich)243を収容するために、2つの対向する凹所216がこの段部の上側の側壁を横に中断する。これについては、以下でより詳しく説明する。取っ手115の上方には、閉鎖レバー230の操作領域232が外側に延びるように、側壁212に貫通開口部219が形成される。これについても、以下でより詳細に説明する。この貫通開口部219の直径方向反対側の側面には、注ぎ口213が形成され、この場合注ぎ口は、ほぼ中央を切って開いた管の形をしている。しかしながら、注ぎ口の正確な形状は重要でなく、注ぎ口を、例えば、唇の形に形成することもできるし、管状のノズルを形成することもできる。
凹所216の下方であるが覆い壁211の上方であり、側壁212に隣接して、この側壁の内側に、閉鎖レバー230用の2つの軸受け要素217が、下部蓋部分210の2つの対向する側面に形成されており、これらの軸受け要素は口の形をしており、閉鎖レバー230の軸受け突出部234は、弾性バネ力を克服することによってこれらの軸受け要素にカチッと嵌まることができる。同様に、凹所216の下方には、側壁212の外側に2つのバヨネット突出部(Bajonettzapfen)218が形成され、下部蓋部分210を、バヨネット連結を介して取り外し可能に容器100にロックするために、これらのバヨネット突出部を、容器ホルダ110の上部リング113上にあるガイド溝119に挿入することができる。このようにして、下部蓋部分210が、容器100から確実に抜け落ちないようにする。
閉鎖レバー230は輪状の領域231を有する。この領域には中央開口部があり、この開口部の直径は、下部蓋部分の導入開口部215より大きい。これは、フィルター挿入部300をこの開口部を通して導入開口部に押し込むことができることを意味する。この輪状領域231の後方端部には、細長いフランジの形をした操作領域232が形成される。輪状領域231の反対側、つまり前方端部には閉鎖体233が配置され、この閉鎖体は、輪状領域231より柔らかい材料から形成される。既述の軸受け突出部234は、2つの対向する側面上に、円周方向に見て操作領域232からも閉鎖体233からも約90°離して配置されている。これらの軸受け突出部は閉鎖レバーを軸受け要素217にカチッと嵌めるために使用でき、それによって閉鎖レバーは軸受け突出部を結ぶ水平軸の周りに旋回可能となる。
バネ235は、バネ収容部222(図4)に挿入でき、ティー・メーカーを組み立てた状態では、閉鎖レバー230をレバーの後方端を用いて押し上げ、それによって、閉鎖体233を注入開口部214に押しつけて、注ぎ開口部を閉じる。注ぎ開口部214を開放するためには、操作領域232を押すことによって、閉鎖体233を注入開口部214から引き上げることができる。このために、操作領域232は、下部蓋部分210の側壁212にある既述の貫通口219を通ってガイドされ、ティー・メーカーを組み立てた状態では、操作領域は容器の取っ手115の上側に位置するようになり、このとき、操作領域232は容器100の側壁を越えて後方に突き出す。閉鎖レバー230と下部蓋部分210の相互作用は、特に図3からもはっきりと認識できる。
フィルター挿入部300は、閉じた底部312(図2)と環状の円筒形側壁とを備えた、実質的に中空円筒形のフィルター本体310を有する。上部側壁領域には、複数のゾーンのフィルター開口部311が形成されているが(図2)、図では非常におおざっぱにしか示されていない。実際には、このようなフィルター開口部が長方形の表面領域の全てにわたって配置されており、これは図1,2及び5で認識できる。それに対して、フィルター本体310の側壁の下部領域は、液体を浸透させないように形成される。
フィルター本体310は、上方端部の領域において、最初は広がり、上部周辺に横方向外側に延びる環状の支持フランジ313を有する。このフランジにより、ティー・メーカーを組み立てた状態において、フィルター挿入部が下部覆い壁211の挿入開口部215を囲む領域に載る。凹所314(図1)が、注ぎ開口部214の領域で、フランジ313を中断する。
フィルター本体310は、さらに、その上端部領域を、弾力性のある環状カラー320で覆われる。このカラーは、弾力性のある波形の外側輪郭を有し、この外側輪郭はロゼット状に延びて、円周方向に山部と谷部を交互に繰り返す。これは、フィルター挿入部が、挿入開口部215に効果的に保持され、さらに下部蓋領域210とフィルター挿入部300との間に一定の密閉作用が得られることを意味する。このようなカラーを備えたフィルター挿入部のより詳しい構造については、既に記載したWO2007/082391を参照されたい。
上部蓋部分240は、上部覆い壁241を有し、この壁は、注ぎ口213を除き、下部蓋部分210を完全に覆う。覆い壁241から下方に、短い周回する(umlaufende)環状壁242が延び、ティー・メーカーを組み立てた状態において、この壁は下部蓋部分210の側壁212の内側に位置するようになる(図4)。2つの側面の対向する領域では、グリップ領域243が、覆い壁241から、環状壁242より下方に大きく延びる。これらのグリップ領域243は、ティー・メーカーを組み立てた状態において、下部蓋部分210の側壁212の凹所216に収容され、そこで、下部蓋部分210と上部蓋部分240の間の取り外し可能なラッチ連結をもたらす。
上部覆い壁241には、プランジャー250のプランジャー棒253のための比較的小さな中央貫通口がある。この貫通口の領域では、プランジャー棒253をガイドするために、ガイドブシュ245が下方に延びる。上部覆い壁241から下方へと環状の円筒形スカート244が延びるが、このとき、このスカートは、フィルター挿入部300をさらに下部蓋部分210に固定し、液体がフィルター挿入部300から注ぎ開口部214を迂回して注ぎ口213へと到達するのを防ぐために、ティー・メーカーを組み立てた状態において、フィルター挿入部300の上部周辺領域内に突出するように延びる(図4)。
プランジャー250はプランジャー本体251を有し、これの側方の外側周辺部には、環状の密閉リップ252(図2)が形成されている。プランジャー本体251の直径は、密閉リップがフィルター本体310の円筒形の側壁領域で密閉的に移動できるように選択される(図4)。既述のプランジャー棒253は、上部蓋部分240の対応する開口部を通り抜け、プランジャー本体251と操作つまみ254をつなぐ。このようにして、プランジャー250は、上部蓋部分240が下部蓋部分210の上に載っていても、外側から操作することができる。
茶又は他の浸出させる飲物を用意するためには、下部蓋部分210を、既述のバヨネット連結を介して容器100に連結する。その後、フィルター挿入部300を、閉鎖レバー230の輪状領域231に通して、導入開口部215、及び容器100へと差し込み、カラー320を用いて、下部蓋部分210上に固定する。そして、茶葉又は抽出可能な他の材料、例えばドライフルーツ片等をフィルター挿入部300に入れて熱湯を注ぐ。その後、上部蓋部分240を下部蓋部分210に載せて、グリップ領域243を用いて下部蓋部分210上に固定する。このとき、プランジャー250は上側の位置にあるので、フィルター開口部311を通って、フィルター挿入部300の内側と外側の間で液体の交換が起こり得るが、固体はフィルター挿入部300内に引き留められる。飲物を十分な時間抽出させた(つまり十分に「引き出した」)後、プランジャー250を操作つまみ254を用いて押し下げ、その結果、フィルター挿入部300の液体不透過領域は、プランジャー本体251とともに、遮断されたチャンバ(Kammer)を形成し、このチャンバにおいて固体は実質的に周囲の液体から分離される。これにより、これ以上の抽出をほぼ止められる。
その後、飲物をつぐ場合、使用者は容器100の取っ手115を掴み、親指を用いて閉鎖レバー230の操作領域232を押す。これにより、閉鎖体233が注ぎ開口部214から持ち上げられ、使用者は、注ぎ開口部214を通して注ぎ口213から飲物をつぐことができる。
洗浄するには、上部蓋部分240を下部蓋部分210から離し、プランジャー250とともに取り外すことによって、飲料製造器を容易に分解することができる。その後、フィルター挿入部300を下部蓋部分210から取り外すことができる。ここで、カラー320は、フィルター本体310がまだ熱い場合に、考えられ得るやけどから使用者を守る。さらに、容器100と下部蓋部分210の間のバヨネット連結を解除することができ、下部蓋部分210を閉鎖レバー230とともに容器100から取り外すことができる。
本発明を好ましい例示の実施形態を参照して上に説明したが、本発明はこの例示の実施形態に決して限定されず、本発明の要旨から逸脱しない範囲で、多くの変更が可能である。特に、飲料製造器は必ずしもプランジャー型のティー・メーカーとして形成されなくともよく、プランジャーがなくてもよい。閉鎖レバーは、ここで示したものとはいくらか異なっていてもよく、特に、両側で、輪状に、導入開口部215の周りを取り巻いて延びる必要はなく、片側で途切れていてもよい。さらに、レバー230自身が、閉鎖機能をも請け負う必要はなく、閉鎖体233を担持する別の第2のレバーが設けられ、レバー230を介して、閉鎖位置と開放位置との間で旋回できるようにすることも考えられる。フィルター挿入部300は様々な方法で形成することができ、例えば、完全にプラスチックから成っていてもよいし、例えば、少なくとも部分的にステンレス鋼から製造されてもよい。プランジャーを押し下げることによるさらなる飲料抽出の停止が、上に示した好ましい実施形態の場合ほど効率的ではないかもしれないが、ある実施形態では、フィルター開口部をフィルター挿入部の他の領域に設けたり、及び/又は、例えば、「フレンチ・プレス」コーヒー・メーカーで公知の、細目フィルター・プランジャーを閉鎖プランジャー本体の代わりに設けることもできる。容器ホルダも、図とは異なる形であってもよいし、例えば、容器に取っ手が一体的に形成されている場合には容器ホルダを完全に省くこともできる。容器は、完全にプラスチック材料又はガラスから製造されてもよいが、例えば、全体が又は部分的にセラミック材料から製造されてもよい。これに応じて、容器と下部蓋部分の間の連結も、ここに示した以外の方法で解除することができる。もちろん、多くのさらなる変更が可能である。
100 容器
110 ホルダ
111 下部リング
112 内側環状フランジ
113 上部リング
114 ブリッジ片
115 取っ手
116 前方凹所
117 後方凹所
118 上部周囲部
119 ガイド溝
120 ガラス容器
200 蓋
210 下部蓋部分
211 下部覆い壁
212 側壁
213 注ぎ口
214 注ぎ開口部
215 導入開口部
216 凹所
217 軸受け要素
218 バヨネット突出部
219 貫通開口部
220 スカート
221 密閉リップ
230 閉鎖レバー
231 輪状領域
232 操作領域
233 閉鎖体
234 軸受け突出部
235 バネ
240 上部蓋部分
241 上部覆い壁
242 環状壁
243 保持領域
244 スカート
250 プランジャー
251 プランジャー本体
252 密閉リップ
253 プランジャー棒
254 操作つまみ
300 フィルター挿入部
310 フィルター本体
311 フィルター開口部
312 底部
313 支持フランジ
320 カラー

Claims (15)

  1. 上方に開いた容器(100)と、
    前記容器(100)に導入するように構成されるフィルター挿入部(300)と
    前記容器(100)を少なくとも部分的に覆い、下部覆い壁(211)を備えた下部蓋部分(210)を有する蓋(200)であって、前記下部覆い壁が前記容器(100)を部分的に覆い、前記下部覆い壁(211)に導入開口部(215)が形成されており、前記導入開口部に前記フィルター挿入部(300)が差し込まれ、これにより前記フィルター挿入部(300)が前記導入開口部(215)を通り抜けて前記容器(100)内へと延びる蓋とを含む飲料製造器において、
    前記下部蓋部分(210)は前記容器(100)上に密閉して保持され、
    前記下部覆い壁(211)には注ぎ開口部(214)が形成され、液体を前記容器(100)から前記注ぎ開口部(214)を通して注ぎ出すことができ、
    前記蓋は前記注ぎ開口部(214)用の閉鎖部を有し、前記閉鎖部はレバー(230)を有し、前記レバー(230)は、前記下部覆い壁(211)の上方に、水平軸の周りに旋回可能に前記蓋(200)に取り付けられ、及び、前記閉鎖部が前記注ぎ開口部(214)を閉じる第1の位置から前記閉鎖部が前記注ぎ開口部(214)を解放する第2の位置へと前記レバー(230)を旋回させるために、操作領域(232)を有することを特徴とする飲料製造器。
  2. 前記フィルター挿入部(300)が円筒形の側壁領域を有し、及び、前記飲料製造器が、前記フィルター挿入部(300)の前記円筒形の側壁領域において移動方向に沿って移動可能なプランジャー(251)を有する、請求項1に記載の飲料製造器。
  3. 前記プランジャー(251)に連結され、第1の端部及び第2の端部を有するプランジャー棒(253)であって、前記第1の端部には前記プランジャー(251)が配置され、前記第2の端部には前記プランジャー用の操作要素(254)が取り付けられるプランジャー棒と、
    前記プランジャー棒(253)が通り抜け、前記下部蓋部分(210)を少なくとも部分的に覆う上部覆い面(241)を有する上部蓋部分(240)と、を有する、請求項2に記載の飲料製造器。
  4. 前記上部蓋部分(240)が前記下部蓋部分(210)上に載る、請求項3に記載の飲料製造器。
  5. 前記上部蓋部分(240)が、前記下部蓋部分(210)に取り外し可能に連結できる、請求項3又は4に記載の飲料製造器。
  6. 前記上部蓋部分(240)が、前記上部覆い面(241)から前記フィルター挿入部(300)へと下方に延びるスカート(244)を有する、請求項3〜5のいずれかに記載の飲料製造器。
  7. 前記下部蓋部分(210)が垂直下方に延びる環状のスカート(220)を有し、このスカートは前記容器(100)内へと延び、スカートの外側には少なくとも1つの環状の密閉要素(221)が配置され、この密閉要素が、前記容器(100)の側壁の内側に密閉的に当接する、請求項1〜6のいずれかに記載の飲料製造器。
  8. 前記覆い壁(211)上方の、前記下部蓋部分(210)又は前記容器(100)に注ぎ口(213)が形成され、前記注ぎ開口部(214)は、横の平面に関して、前記導入開口部(215)と前記注ぎ口(213)の間に配置される、請求項1〜7のいずれかに記載の飲料製造器。
  9. 前記レバー(230)の前記操作領域(232)は、前記導入開口部(215)の、前記注ぎ開口部(214)とは反対側に配置され、前記レバー(230)は、前記導入開口部(215)の周囲に、少なくとも片側で側方に延びる、請求項8に記載の飲料製造器。
  10. 前記レバー(230)は、貫通開口部を形成する輪状領域(231)を有し、前記開口部を通って前記フィルター挿入部(300)が延びる、請求項1〜9のいずれかに記載の飲料製造器。
  11. 前記輪状領域(231)の2つの対向する側面には、前記レバーを前記下部蓋部分(210)に旋回可能に取り付けるための軸受け要素(Lagerelement)(234)がある、請求項10に記載の飲料製造器。
  12. 前記容器(100)は取っ手(115)を有し、前記レバー(230)の前記操作領域(232)が前記取っ手(115)に近接する、請求項1〜11のいずれかに記載の飲料製造器。
  13. 前記レバー(230)は、レバーの第1の位置の方向にバネ荷重される、請求項1〜12のいずれかに記載の飲料製造器。
  14. 前記注ぎ開口部(214)が前記第1の位置で閉鎖されるように、前記レバー(230)に閉鎖体(233)が形成される、請求項1〜13のいずれかに記載の飲料製造器。
  15. 前記フィルター挿入部(300)は、中空のフィルター本体(310)と、これに連結される柔らかい弾力性のある材料からなる環状カラー(320)とを有し、前記カラー(320)が、前記フィルター挿入部(300)を前記導入開口部(215)に保持するために、円周方向に沿って山部と谷部を交互に繰り返すロゼッタ状に延びる弾力性のある外側輪郭を有する、請求項1〜14のいずれかに記載の飲料製造器。
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