JP5372311B2 - モノアルキルグリセロールエーテルおよび芳香族アルコールに基づく安定化剤組成物 - Google Patents

モノアルキルグリセロールエーテルおよび芳香族アルコールに基づく安定化剤組成物 Download PDF

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Description

本発明は、モノアルキルグリセロールエーテルおよび芳香族アルコールに基づく安定化剤組成物およびその使用に関する。
安定化剤組成物は、微生物の生長を防除するために多くの水性系で用いられている。使用の重要な分野は、クリーム、ローション、日焼け止め製品、シャンプー、シャワーゲルおよび入浴剤のような化粧品製剤である。安定化剤組成物はまた、家庭のための洗浄製品、ケア製品、および衛生製品(例えば、手を洗うための洗浄剤)において、および多くの技術分野、例えば切削液、ディーゼル燃料、塗料およびコーティングにおいても用いられる。
細菌、酵母、黴およびウイルスに対する広いスペクトルの活性を有し、低い使用濃度でさえ実際に遭遇する条件の下でその殺生物効果(微生物の殺傷)を展開し、そして(特に化粧品および薬品の製造の場合に)極めて生理学的に相容性である優れた組成物についての大きな必要性が、存在しつづけている。
グリセロールモノアルキルエーテルが抗微生物効果を有するかまたは支持することが知られている。1−(2−エチルヘキシル)グリセロールエーテルが特に適切であり、それは、商品名センシバ(登録商標)SC50(シュルケ&マイルGmbH、ドイツ)の下で入手可能である。しかしながら、彼らのグリセロールモノアルキルエーテルは、例えば、皮膚の防腐薬のような特定の皮膚科学的製品で必要であるグラム陽性、グラム陰性細菌、真菌、酵母およびウイルスに対して広いスペクトルの活性を有さない。
特許文献1は、グリセロールモノアルキルエーテルを消臭することに関し、2−エチルヘキシル基は、アルキル基として特定されている。モノアルキルグリセロールエーテルは、1以上の他の消臭物質と組み合わせて用いられ得るものであり、具体的には、適切な消臭物質は、例えば、フェノキシエタノールおよびフェネチルアルコールである。
特許文献2は、a)有機酸、b)芳香族アルコールおよびc)グアニジン誘導体の混合物を含む保存料を開示し、そこでは、d)置換されたグリセロールエーテルの存在が任意に可能である。例11は、とりわけ、フェノキシエタノール、フェノキシブタノールおよび3−オクチルオキシプロパン−1−2−ジオールの混合物を開示する。
特許文献3は、保存料としての(A)アリールアルカノールとジオールの混合物を開示し、そこでは、グリセロールモノアルキルエーテルは、ジオールとして意図されている。特許文献4は、グリセロールモノアルキルエーテルの貯蔵安定性組成物に関し、グリセロールモノアルキルエーテルと抗酸化剤を含むその組成物は、また、ベンジルアルコール、フェニルアルコールのような添加物も含み得る。
特許文献5は、(I)モノおよびオリゴグリセロールモノカルボン酸モノエステルの群より選択される1以上の物質、(II)1以上のアリール化合物および(III)1以上のグリセロールエーテルを含む活性成分の組み合わせを含む化粧品消臭剤に関する。好ましいアリール化合物は、フェノキシエタノール、アニスアルコール、2−メチル−5−フェニルペンタン−1−オールおよび2−メチル−4−フェニルブタン−2−オールからなる群より選択される。特許文献6は、(A)グリセロールモノアルキルエーテルの群から選択される1種の活性成分または2以上の活性成分および(B)アリール置換されたアルコールの群より選択される1種の活性成分または2以上の活性成分の組み合わせを含有する調製物に関する。
本出願人により出願され、後に公開された特許文献7は、菌類を防除するためのグリセロールエーテルと芳香族アルコールの混合物に基づく相乗効果調製物に関する。(a)アルキルグリセロールエーテルと(b)1以上の芳香族アルコールを含む感染防止剤が記載されている。
しかしながら、モノアルキルグリセロールエーテルと芳香族アルコールの組み合わせの欠点は、その組み合わせは、水性製品に含まれるときは常に信頼性のある保護を有さないと言うことであることがこのたび見出された。このことは、とりわけ、一方でモノアルキルグリセロールエーテルおよび芳香族アルコールの両者は、水中での限定された溶解性を有し、他方、ある種の最大濃度は超過されてはならないと言うことに起因する。
例えば、非特許文献1は、ある種の最大濃度を取り決める(例えば、ベンジルアルコールの最大は、1.0重量%、フェノキシエタノールの最大は、1.0重量%、1−フェノキシ−2−プロパノールの最大は、1.0重量%)。さらに、グリセロールモノアルキルエーテルと芳香族アルコールの水中での限定された溶解性のために、水との組み合わせのある種の混合比は排除され、その理由のために先行技術の好ましい濃縮物は無水である。
したがって、多くの化粧品のベースにおいて、もし物理的に可能かまたは許容し得る量の成分が用いられるならば、モノアルキルグリセロールエーテルと芳香族アルコールの組み合わせは、微生物の生長に対して適切な保護を達成しない。限定された溶解性は、使用濃度を増加する上では障害であり、加えて許容可能な最大濃度は、この場合超過されるであろう。しかしながら、安定化剤組成物は、可能な限り多様に用いられることが可能であるべきであり、したがって、両方が清澄な混合物を形成するように水溶液に含まれることが可能であるべきであり、また、許容可能な最大濃度を観察しながら、おそらく軟膏のような化粧品中で信頼性を有して有効であることが可能であるべきである。
グリセロールモノアルキルエーテルと芳香族アルコールの組み合わせの効果をさらに高めるために製剤中に通常の活性成分を含ませることが可能であろうが、多数の通常の活性成分は欠点を有する。すなわち、例えば、フェノールおよびパラベンの発情促進効果または内分泌に対する潜在効果が報告されている。ヨードプロピニルブチルカルバメート、ジブロモジシアノブタンおよび2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロパンジオールのような有機ハロゲン化合物は、環境に対して適切には相容性ではない。ホルムアルデヒドおよびホルムアルデヒド供与化合物は、発ガン性であると考えられ、ソルビン酸のようなカルボン酸は6未満のpH値でのみ有効であり、退色をもたらし得る。加えて、そのような通常の活性成分の使用は、安定化された製品で非相容性をもたらし得るし、または、例えば化粧品および/または薬品のような製品の適用の場合に、アレルギー反応をもたらす。
DE4240674C2 DE−A−4026756 DE−A−4124664 DE−A−10028638 DE−A−10025123 DE−A−10025124 DE10224979 化粧品指示書(日付2000.06.14、BGBl I、846ページ、付録6、パートA)
したがって、本発明の目的は、化粧品、皮膚科学的製品、薬学製品、技術製品、および/または家事用品のための安定化剤組成物を提供することであって、特に、
・微生物による攻撃に対して有効に安定化された製品を保護するかまたは、この保護を補助し、
・安定化された製品の他の成分と非相容性を有さず、
・ヒトの皮膚と製品の接触の際に刺激効果または乾燥効果を有さず(すなわち、必然的にエタノールまたはイソプロパノールのような高濃度の低級アルコールを有さず)、
・広い混合比で水と混合され得る
組成物を提供することである。
それらの目的の達成は、
(a)1以上の1−または2−(C1 −〜C24−アルキル)グリセロールエーテル(グリセロールモノアルキルエーテル)および
(b) i)アリールオキシアルカノール、ii)アリールアルカノールおよびiii)オリゴアルカノールアリールエーテルの群から選択される少なくとも2種の異なる芳香族アルコール(b1、b2)の混合物であって、2種の異なる芳香族アルコールは異なる群i)、ii)およびiii)に属する混合物
を含む安定化剤組成物からなる。
少なくとも2種の異なる芳香族アルコールの混合物において、2種の異なる芳香族アルコールは異なる群に属することが本発明により規定される。このことは、アリールオキシアルカノールの存在下で、アリールアルカノールおよび/またはオリゴアルカノールアリールエーテルの少なくとも1種が存在せねばならず、アリールアルカノールの存在下で、アリールオキシアルカノールおよび/またはオリゴアルカノールアリールエーテルの少なくとも1種が存在せねばならず、オリゴアルカノールアリールエーテルの存在下で、アリールオキシアルカノールおよび/またはアリールアルカノールの少なくとも1種が存在せねばならないことを意味する。この関連において、2種の異なる芳香族アルコールが、群(i)および(ii)に属する態様が好ましい。すなわち、混合物は、アリールオキシアルカノールおよびアリールアルカノールを含み、その場合、混合物中のアリールオキシアルカノール、アリールアルカノールおよび/またはオリゴアルカノールアリールエーテルのさらなる存在がこの態様において可能である。
グリセロールモノアルキルエーテルのアルキル基は、分枝または非分枝C3 −〜C18−アルキル基であり得、その場合、アルキル基は、1以上のヒドロキシル基および/またはC1 −〜C4 −アルコキシ基により置換され得るものであり、および/またはアルキル鎖は、4個までの酸素原子により割り込まれ得る。
この点において、分枝または非分枝C3 −〜C18−炭化水素基、好ましくは分枝または非分枝C6 −〜C12−炭化水素基、より好ましくは分枝または非分枝オクチル基および特に2−エチルヘキシル基であるアルキル基Rが好ましい。
本発明により用いられ得るグリセロールモノアルキルエーテルの例は、ドデシルグリセロールエーテル、デシルグリセロールエーテル、オクチルグリセロールエーテル、プロピルグリセロールエーテル、オクタデシルグリセロールエーテル(バチルアルコール)、ヘキサデシルグリセロールエーテル(キミルアルコール)およびオクタデセニルグリセロールエーテル(セラキルアルコール)のような、飽和または不飽和の、分枝または非分枝のアルキルにより1または2の位置(すなわち、対称的または非対称的)で置換されたグリセロールモノアルキルエーテルである。1−モノアルキルグリセロールエーテルを用いることが好ましい。飽和(分枝または非分枝)C3 −〜C18−炭化水素基、特に好ましくは飽和分枝鎖C6 −〜C12−炭化水素基を有する1−モノアルキルグリセロールエーテルを用いることが好ましい。1−(2−エチルヘキシル)グリセロールエーテル(センシバ(登録商標)50)が特に好ましい。
芳香族アルコールは、(i)アリールオキシアルカノール(グリコールモノアリールエーテル)、(ii)アリールアルカノールおよび(iii)オリゴアルカノールアリールエーテルから選択される。
(i)本発明により用いられるアリールオキシアルカノールは、式Ar−O−(CHR)n −OH(式中Rは、独立に、H(n≧2のとき)またはC1 −〜C6 −アルキルであり、nは整数であり、好ましくは2〜10、より好ましくは2〜6で、特に2または3である)を有する。基Arは、環置換または非置換のアリール基であり得るが、例えば、フェニルまたはナフチルのような置換されていないアリールが好ましい。本発明により用いられるアリールオキシアルカノールの例は、フェノキシエタノールおよびフェノキシプロパノールである。好ましいフェノキシプロパノールは、1−フェノキシ−2−プロパノール、2−フェノキシ−1−プロパノールまたはそれらの混合物、および3−フェノキシ−1−プロパノールである。
(ii)本発明により用いられるアリールアルカノールは、式Ar−(CHR)n −OH(式中、Rは、独立に、HまたはC1 −〜C6 −アルキルであり、nは整数であり、好ましくは1〜10であり、より好ましくは1〜6であり、特に1、2、3または4である)を有する。基Arは、環置換または非置換のアリール基であり得るけれども、例えば、フェニルまたはナフチルのような置換されていないアリールが好ましい。アリールアルカノールの例は、3−フェニル−1−プロパノール、フェネチルアルコール、ベラトリルアルコール(3,4−ジメトキシフェニルメチルアルコール)、ベンジルアルコールおよび2−メチル−1−フェニル−2−プロパノールである。(iii)オリゴアルカノールアリールエーテルには、例えば、フェノキシ−ジ−、−トリ−および−オリゴエタノールおよびフェノキシジ−、−トリ−および−オリゴプロパノールが含まれる。
この点において、成分(b)がフェノキシエタノールとベンジルアルコールの混合物を含む態様が好ましく、その場合、成分(b)は、より好ましくは、フェノキシエタノールとベンジルアルコールの混合物からなる。
さらに好ましい混合物は、(A)フェネチルアルコールとフェノキシエタノール、(B)マジャントール(2,2−ジメチル−3−(3−メチルフェニル)プロパノール)とフェノキシエタノール、(C)3−フェニルプロパノールとフェノキシエタノール、(D)ベンジルアルコールとマジャントールとフェノキシエタノールまたは(E)ベンジルアルコールとフェノキシエタノールとフェノキシプロパノールを含む。
本発明による好ましい安定化剤組成物において、芳香族アルコールb1:b2の重量比は、1:50から50:1までの範囲、1:20から20:1までの範囲、1:10から10:1までの範囲、1:5から5:1までの範囲、1:3から3:1までの範囲、1:2から2:1までの範囲、1:1.5から1.5:1までの範囲、または1:1.2から1.2:1までの範囲のような1:100から100:1までの範囲に存在する。特に、重量比は約1:1である。
好ましい安定化剤組成物において、(a)グリセロールモノアルキルエーテルは、1−(2−エチルヘキシル)グリセロールエーテルであり、(b)少なくとも2種の異なる芳香族アルコールの混合物は、フェノキシエタノールおよびベンジルアルコールからなる混合物であり、その場合、フェノキシエタノール対ベンジルアルコールの重量比は、好ましくは約1:1である。
本発明によるさらなる態様において、安定化剤組成物は、作用性混合物(working mixture)(例えば水性使用液(aqueous working solution))の形態で存在し、比較的少量の成分(a)および(b)を含み、例えば、(a)1−(2−エチルヘキシル)グリセロールエーテルのような1以上のグリセロールモノアルキルエーテルを、0.05〜1重量%、好ましくは、0.1〜0.5重量%、たとえば0.2重量%含み、そして(b)少なくとも2種の芳香族アルコールの混合物、好ましくはフェノキシエタノールとベンジルアルコールの混合物を0.2〜5重量%、好ましくは0.5〜3重量%、より好ましくは1.5〜2重量%含む。作用性混合物の例は、使用液である。好ましい使用液は、水溶液の形態にあり、例えば、95〜99重量%、より好ましくは96〜98.5重量%、特に約98重量%の水のような90重量%を超える水を含む。(a)0.1〜0.3重量%の1−(2−エチルヘキシル)グリセロールエーテルおよび(b)1.5〜2.0重量%のフェノキシエタノールを含む使用液は特に好ましい。代わりに、作用性混合物は、固体、ペーストまたは高粘性形態で存在し得る。
本発明のさらなる態様において、安定化剤組成物は、濃縮物の形態で存在し、比較的多量の成分(a)および(b)を含む。例えば、濃縮物の形態の安定化剤組成物は、(a)1〜30重量%、好ましくは2〜20重量%、より好ましくは5〜15重量%、特に約10重量%のグリセロールモノアルキルエーテル、好ましくは1−(2−エチルヘキシル)グリセロールエーテルおよび(b)99〜70重量%、好ましくは98〜80重量%、より好ましくは95〜85重量%、特に約90重量%の少なくとも2種の異なる芳香族アルコールの混合物を含む。
本発明による成分(a)および(b)を含むこと言うまでもないが、本発明による安定化剤組成物は、さらなる成分を含み得る。しかしながら、好ましくは、界面活性剤含有量は少なく、5重量%未満の界面活性剤、好ましくは2重量%未満、特に好ましくは0.5重量%未満の界面活性剤を含み、特に好ましくは界面活性剤は存在しない。さらなる成分は、固体状、液体状、またはガス状のさらなる活性成分、機能性添加剤または助剤でありうる。
好ましい活性成分、機能性添加物、または助剤は、アルコール(例えば、エタノール、プロパノールのような低級アルコール、1,2−プロピレングリコール、グリコールエーテルのようなグリコール、ペンタン−1,2−ジオールのようなジオール、グリセロールのようなポリオール)および水のような他の溶媒、および乳化剤、錯化剤、保湿剤、UVフィルター、スキンケア添加剤、抗酸化剤、増粘剤、染料、香料、電解質、pH調節剤、顔料、安定化剤、ポリマー、医薬および抗微生物活性成分(例えば、フェノール誘導体、パラベン、トリクロサン、ヨードプロピニルブチルカルバメート(IPBC)、ジブロモジシアノブタン(DBDCB)、2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロパンジオール(ブロノポール)、イソチアゾロン、第4級アンモニウム化合物、ビグアニド、ビスピリジニウム塩およびホルムアルデヒド供与化合物)である。
本発明による濃縮物中のビタミンE(α−トコフェロール)、BHA(tert−ブチル−4−メトキシフェノール)またはBHT(2,6−ジ−tert−ブチル−p−クレゾール)のような抗酸化剤の量は、10重量%まで、好ましくは1重量%まで、およびより好ましくは0.1重量%までであり得る。本発明による作用性混合物中の好ましい活性成分、機能性添加物または助剤、特に前記抗酸化剤の量は、化粧品、薬学製品、または技術製品における量の慣習の範囲内で変化する。グリセロールモノアルキルエーテル含有組成物の対酸化安定化については、DE−A−10028638に対して参照がなされる。
好ましくは、本発明による組成物は、黄色の固体であり、かつ退色のためにある種の用途で(例えば湿布で)所望されないDE−A−4026756で提案されるデヒドロ酢酸(dehydracetic acid)は存在しない。加えて、デヒドロ酢酸および安息香酸の効果は6未満のpH値に限定され、前記酸の使用は腐食をもたらし、その理由のために、特に好ましくは、安息香酸、4−ヒドロキシ安息香酸、サリチル酸、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、ソルビン酸、ウンデシレン酸、およびデヒドロ酢酸またはそれらの混合物並びにそのナトリウム、カリウム、マグネシウム、アンモニウム、およびエタノールアミン塩の群から選択される有機酸は存在しない。
加えて、組成物に、ポリマー固体であり、低温で沈殿する傾向を有し、アニオン性界面活性剤と非相容性であるポリヘキサメチレンビグアニド塩が存在しない態様が好ましい。加えて、ポリヘキサメチレンビグアニドは、本発明による組成物よりも発泡性であり、アルカリ媒質中で水に不溶性のポリマー塩基を形成する。
本発明による組成物は、好ましくは、フェネチルアルコールまたはマジャントール、およびまたフェノキシブタノールまたは3−n−オクチルオキシプロパン−1,2−ジオールのような香料が存在しない。さらなる態様において、アルカリ条件下で加水分解するDE−A−10025123で提案されたモノ−およびオリゴグリセロールモノカルボン酸モノエステルの存在が排除される。
1つの態様において、本発明による安定化剤組成物中の成分(a)対成分(b)の重量比xは、0.15以下、好ましくは、0.13以下、より好ましくは0.12〜0.05、特に約0.11である。
加えて、本発明は、化粧品、皮膚科学的製品、薬学製品、技術製品、および/または家事製品を安定化させる(保存する)ための安定化剤組成物の使用に関する。
特定の生理学的相容性のために、本発明による安定化剤組成物は、広い使用分野を有する。それらは、清澄で、均質で、例えば、水性の調製物の形態でか、または低粘度または高粘度の調製物、例えばゲルの形態で存在し得る。組成物は、広いpH範囲にわたって有効であり、好ましくは、3〜11、特に好ましくは5〜9のpH範囲で強い酸性から強いアルカリ性の媒質中で用いられ得る。
ここで製品と称される調製物の例は、
1)殺生物分散液、農業分野での分散液、殺虫剤組成物、ポリマー分散液、接着剤、増粘剤、塗料、コーティング、顔料分散液、写真用材料(例えば、現像剤溶液)のような技術製品、
2)日焼け止め調製物、湿布、フィルム形成特性を有するポリマー調製物、歯磨き、ケア製品、メーキャップ化粧品、リップスティック、ネイルワニスのようなたとえば局所適用のための皮膚科学的製品および化粧品、または除去用もしくはすすぎ出し用製品、
3)等張液、医薬およびワクチンのような薬学製品、および
4)消臭剤、足部消臭剤、アルコール性スプレー滅菌剤、および手動装置製造のための組成物のような滅菌用調製物
である。
本発明により安定化された製品で処理され得る表面は、
i)皮膚、粘膜、外傷、植物、植物の部分のような生物学的材料、
ii)コンタクトレンズまたは外傷手当て材のような皮膚、粘膜または外傷と接触する材料、
iii)医療用デバイス、医療道具(例えば、内視鏡)のような表面、または床および操作台のような表面
である。
本発明はとりわけ、以下の利点を提供する。
− 組成物は、廉価な成分から製剤され得る。
− 組成物は、pHが中性であり、あまり攻撃性がなく(低腐食性)、それに対応して容易に材料に相容性となる。
− 安定化剤組成物は、低臭気で、放出が少なく、不活性で他の添加剤または助剤と非常に相容性であり、毒物学的、生態学的毒物学的に安全で、生理学的に安全であり(良好な皮膚の相容性)、非常に貯蔵安定性であり、容易に洗い流され得る。
− 組成物は、退色傾向を有さず、短い接触時間で有効であり効果が相乗作用的増加するために、少ない活性成分濃度しか必要としない。
− 組成物は、発泡性が少なく、酸化に対して安定で、pHが安定である。
このことに付け加えられるのは、驚くべきことに、本発明によれば、a)グリセロールエーテルおよびb)芳香族アルコールの本発明以外の組み合わせでは物理的に不可能である(水中の物質の限定された溶解性のために)かまたは、許容され得ない(グリセロールエーテルおよび芳香族アルコールの既述された最大量のために)所望された高使用濃度が達成され得るという事実である。加えて、異なる群に属する少なくとも2種の芳香族アルコールの混合物の使用は、比較的大量の柔和な性質のグリセロールモノアリルエーテルを水溶液にすることを可能とする。いくつかの場合にグリセロールモノアルキルエーテルによる当該組みあわせのかくして向上した溶解性と増加した効果は、今度は、成分b)の総量がより低く選択されることを可能とする。代わりに、異なる群に属する少なくとも2種の芳香族アルコールはまた、相乗効果を有し、選択される本発明による組みあわせ(組成物)の最終濃度は、要求される高い効果にもかかわらず、比較的低くなり得る。
本発明による組成物は、このように先行技術における上記問題を解決し、そして、
優れた効果(例えば、効果上の相乗的向上に基づく)、
貯蔵の際の活性成分の少ない減少による良好な安定性、
低pH値および高pH値に対する、低温および高温に対する(それらは、低温安定性を有し、熱的に安定である)、および酸化剤および還元剤に対する感受性の低さ、
(化粧料)成分との良好な相容性、したがってそれらは、パラベンのような他の「ソフトな」保存料に対する良好な代替物を表す、
多機能効果(例えば、溶媒、溶解促進剤、安定化剤として)、
また芳香族アルコールの存在による気相効果、
天然またはほぼ天然起源の世界的に許容される成分、および
発泡の起こらない表面の良好な濡れ性
を有する。
組成物は、化粧品製剤へのグリセロールモノアルキルエーテルの含有を促進し、抗微生物性安定化剤として作用するのみならず、それらはまた、例えば、臭気を引き起こす微生物(消臭剤)、ふけを引き起こす微生物(ふけ防止組成物)、「皮膚の不純」を引き起こす微生物(抗にきび組成物、汚損された皮膚を治療するための組成物)のような選択された微生物種に対する具体的効果を有する。
本発明による好ましい組成物はまた、低温で液体であり、したがって、容易に取り扱われ、計測され得る。
驚くべきことに、安定化剤組成物または安定化された生成物の臭気(例えば、また、アリールアルカノールのような芳香族アルコールからの時間の関数として放出されるアルデヒドの臭気)は、グリセロールモノアルキルエーテルおよび抗酸化剤の存在により安定化される(実質的に時間経過によるアルデヒド含有量の増加はない)。この側面において、本発明はまた、(a)1以上の1−または2−(C1 −〜C24−アルキル)グリセロールエーテル(特に1−(2−エチルヘキシル)グリセロールエーテル)、(b)i)アリールオキシアルカノール、ii)アリールアルカノールおよびiii)オリゴアルカノールアリールエーテル(好ましくはアリールアルカノール、特にベンジルアルコール)の群より選択される1以上の芳香族アルコールおよび(c)1以上の抗酸化剤を含む(酸化−および/または着色−および/または臭気)安定化された組成物に関する。DE10028638において開示される抗酸化剤を用いることが好ましい。特に、抗酸化剤としてのトコフェロールおよびその誘導体(ビタミンEのような)の添加は、グリセロールモノアルキルエーテル(1−(2−エチルヘキシル)グリセロールエーテルのような)および芳香族アルコール(例えばベンジルアルコールのようなアリールアルカノールのような)を含む組成物が不安定化して、例えば、芳香族アルデヒド(ベンズアルデヒドのような)を形成することを阻害する。また、この態様において、(b)i)アリールオキシアルカノール、ii)アリールアルカノールおよびiii)オリゴアルカノールアリールエーテルの群から選択される少なくとも2種の異なる芳香族アルコールであって2つの異なる芳香族アルコールが詳細に上述された異なる群i)、ii)およびiii)に属するところの芳香族アルコールの混合物(b1、b2)の混合物が存在する。
本発明の利点は、特に以下の例から明瞭となる。
別段の記述のない限り、すべてのパーセンテージは重量パーセンテージである。水性使用液は、ココテスト(KoKo test)の製品としてリンガー溶液を用いて研究した。
以下の略号を用いる。
SC50 1−(2−エチルヘキシル)グリセロールエーテル、センシバ(登録商標)50
水 脱イオン水
POE フェノキシエタノール
BA ベンジルアルコール。
研究原理
記載された方法を用いて、化学保存料(安定化剤組成物)の効果が、化粧品製剤のためのパック保存について試験する。この目的のために、研究される組成物を、様々の実験用バッチにおける不安定化された試料に様々の濃度で加える。連続微生物負荷を、実験用バッチを周期的に接種することにより行う。接種に並行して、個々のバッチのそれぞれの画線(streak)を、それぞれの場合に直前に作る。評価は、画線の微生物の生長を参照して行う。微生物の生長の最初の出現の前の周期が長いほど、組成物はより有効である。
溶液および栄養培地
CSA(カゼインペプトン大豆粉末ペプトン寒天)
SA(サブローデキストロース寒天)
SA傾斜培地管
CSA+TLSH(第4号)
SA−TLSH(第10号)
NaCl(生理食塩水、8.5%)
TLSH(細菌のための非阻害培地=トゥイーン80+レシチン+サポニン+ヒスチジン)
用いられた試験微生物は、以下の4つの試験微生物群の混合された懸濁液(群5)であった。
Figure 0005372311
試験微生物の培養
細菌:CS寒天上の無菌ガラスロッドを用いて画線する。
酵母:SA寒天上の無菌ガラスロッドを用いて画線する。
真菌:アルペルギルス・ニガーを4本のSA傾斜培地管に移す。
ペニシリウム・フニクロスムをSA寒天平板培地に移す。
全ての試験微生物は、25℃±2℃で1週間インキュベートする。試験微生物は、3から4ヶ月の間隔で置き換える。
接種溶液の調製(群1から3)
細菌は、それぞれの場合に5mlのNaCl溶液ですすぎ、100mlメスシリンダーにガラスウールを含むガラスろうとを通してろ過し、NaClで100mlまで充填する。細菌懸濁液は、約109 CFU/mlの力価を有する。
接種溶液の調製(群4)
3本のアスペルギルス・ニガー傾斜培地管を、それぞれ、ヘルドルフスターラー上の3mlのNaCl溶液とともに振盪し、ガラスウールを含むガラスろうとを通して導入する。酵母カンディーダ・アルビカンスを5mlのNaClによりすすぎ、同様に、ガラスろうとを通して注ぐ。5mlのペニシリウム・フニクロスム懸濁液をこの混合液に加え、NaClにより100mlまで充填する。真菌懸濁液は、約105-9 CFU/mlの力価を有する。
接種溶液の調製(群5)
実際に用いられる接種溶液は、上記のように調製する(群1から4)。すすいだ後、それらを混合し、次いで、NaClで100mlまで充填する。
微生物懸濁液は、ガラスビーズを含む無菌のガラス製のストッパーのついた壜に移し、200単位/分の振盪頻度(前後運動)で5分間振盪した。混合した懸濁液の微生物含有量は、109 CFU/mlである。懸濁液は、調製当日に用いられるべきであるが、しかし、冷蔵すれば、貯蔵24時間後にも用いることができる。
実施
別々のバッチで、試験される25gの化粧品を、それぞれの場合に、様々の濃度で実験される組成物と混合する。それぞれの場合に用いる生長の対照は、安定化されていない生成物の試料である。試験バッチは、無菌のガラスロッドを用いて徹底的な攪拌の後に1週間に1回CSA/TLSHおよびSA/TLSH上に画線し、最初の画線は、再接種の直前に実施される。全ての試料は、0.1mlのそれぞれの微生物懸濁液を接種し、徹底的に攪拌する。
画線の微生物の生長は、25℃±2℃で3日間インキュベーションの後評価する。安全な側に立つために、負の画線を、さらに2日間観察し、再評価する。個々の生成物の濃度の安定化作用は、個々の画線の生長による半定量的方法で評価する。
試験は、通常、6回の接種サイクルにわたって実施し、2回の機会での相当な生長の後に終了する。
結果の評価
組成物は、試料バッチの微生物学的な攻撃無しに6週間上記実験条件の下に存在するならば、すなわち、6回目の接種後でさえ、微生物の生長が検出され得ないならば、良好とみなされる。
様々の保存料の効果を試験した。
1)スットシドA(50%濃度)=ヒドロキシメチルグリシン酸ナトリウム(比較)
2)グリダントXL1000=ジメチルジメチロールヒダントイン(比較)
3)本発明による濃縮物(10重量%のSC50、45重量%のBAおよび45重量%のPOE)
4)50重量%のBAおよび50重量%のPOEを含む濃縮物(比較)
Figure 0005372311
Y=酵母の生長
B=細菌の生長
生長なし(−)または弱い生長(+)から顕著な成長(+++)。
結果:
濃縮に基づく、10重量%のセンシバSC50の存在下でのベンジルアルコールおよびフェノキシエタノールの組み合わせの活性の顕著な増加。

Claims (7)

  1. (a)1−(2−エチルヘキシル)グリセロールエーテルおよび
    (b)(b1)フェノキシエタノールと(b2)ベンジルアルコールの混合物を含む安定化剤組成物。
  2. 2種の芳香族アルコールが1:100から100:1の範囲の重量比b1:b2で存在することを特徴とする請求項記載の組成物。
  3. フェノキシエタノール対ベンジルアルコールの重量比が1:1であることを特徴とする請求項2記載の組成物。
  4. (a)0.05〜1重量%の1−(2−エチルヘキシル)グリセロールエーテルおよび
    (b)0.2〜5重量%のフェノキシエタノールとベンジルアルコールの混合物を含む水性使用液の形態の請求項1〜3のいずれか1項記載の組成物。
  5. (a)1〜30重量%の1−(2−エチルヘキシル)グリセロールエーテル、および
    (b)99〜70重量%のフェノキシエタノールとベンジルアルコールの混合物を含む濃縮物の形態の請求項1〜3のいずれか1項記載の組成物。
  6. 成分(b)に対する成分(a)の重量比(x)が0.15以下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の組成物。
  7. 化粧品、皮膚科学的製品、薬学製品、技術製品、および/または家事用品を安定化させるための請求項1〜6のいずれか1項記載の組成物の使用。
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