JP5370106B2 - 干渉計システム、ステージ装置及び露光装置 - Google Patents

干渉計システム、ステージ装置及び露光装置 Download PDF

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Description

本発明は、干渉計システム、ステージ装置及び露光装置に関する。
リソグラフィ工程で用いられる露光装置は、露光光が照射される感光性の基板を保持しながら移動するステージを備えている。ステージの位置情報は、干渉計システムによって計測される場合が多い。干渉計システムとしては、例えば計測光や参照光が同じ経路を複数回たどるダブルパス型の干渉計システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の干渉計システムにおいては、光源からの光を分光するビームスプリッタを介して計測光及び参照光を分光してそれぞれ所定経路をたどらせ、上記ビームスプリッタを介して再度当該所定経路に計測光及び参照光を入射する構成となっている。
国際公開第2008/136404号パンフレット
しかしながら、上記構成においては、所定経路内において計測光又は参照光に漏れ光などの誤差成分が含まれる場合がある。この場合、誤差成分を含んだ光がビームスプリッタを介して所定経路内に入射されるため、検出結果に誤差が生じる虞がある。
上記のような事情に鑑み、本発明は、検出結果の誤差を低減することが可能な干渉計システム、ステージ装置及び露光装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に従えば、移動体の位置情報を検出する干渉計システムであって、光を射出する光源と、光を分光して射出する分光装置と、移動体に設けられ、分光された光を反射させる移動鏡と、移動鏡を介した光を受光する受光装置と、光が分光装置から射出され移動鏡に入射し当該移動鏡で反射された後に分光装置へ向かう所定の光路を形成する第1光学系と、当該光路を進行した光が分光装置に入射せずに当該光路の進行方向とは逆向きに当該光路を進行するように光を導光する第2光学系と、第2光学系を進行する光のうち所定成分を前記受光装置に入射させ、所定成分以外の成分を光路に入射させないように当該光を分光する第2分光装置とを備える干渉計システムが提供される。
本発明の第2の態様に従えば、移動可能に設けられたステージと、前記ステージの位置情報を検出する干渉計システムとを備え、前記干渉計システムとして、本発明の干渉計システムが用いられるステージ装置が提供される。
本発明の第3の態様に従えば、ステージ装置に保持された基板を露光する露光装置であって、前記ステージ装置として、本発明のステージ装置が用いられる露光装置が提供される。
本発明によれば、検出結果の誤差を低減することが可能となる。
本実施形態に係る露光装置の一例を示す模式図。 本実施形態に係る干渉計システムを説明するための斜視図。 本実施形態に係る光学部材を示す図。 本実施形態に係るZ干渉計システムを示す平面図。 本実施形態に係るZ干渉計システムを示す側面図。 本実施形態に係るZ干渉計システムを示す斜視図。 マイクロデバイスの製造工程の一例を示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されない。なお、以下の説明においては、XYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部材の位置関係について説明する。そして、水平面内の所定方向をX軸方向、水平面内においてX軸方向と直交する方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向のそれぞれと直交する方向(すなわち鉛直方向)をZ軸方向とする。また、X軸、Y軸、及びZ軸まわりの回転(傾斜)方向をそれぞれ、θX、θY、及びθZ方向とする。
図1は、本実施形態に係る露光装置EXの一例を示す概略構成図である。図1において、露光装置EXは、パターンを有するマスクMを保持しながら移動可能なマスクステージ1と、基板Pを保持しながら移動可能な基板ステージ2と、マスクステージ1を移動可能な第1駆動システム1Dと、基板ステージ2を移動可能な第2駆動システム2Dと、マスクステージ1及び基板ステージ2の位置情報を計測するレーザ干渉計を含む計測システム3と、マスクMを露光光ELで照明する照明系ILと、露光光ELで照明されたマスクMのパターンの像を基板Pに投影する投影光学系PLと、露光装置EX全体の動作を制御する制御装置4とを備えている。
なお、ここでいう基板Pは、デバイスを製造するための基板であって、例えばシリコンウエハのような半導体ウエハ等の基材に感光膜が形成されたものを含む。感光膜は、感光材(フォトレジスト)の膜である。また、基板Pには、感光膜とは別に保護膜(トップコート膜)等の各種の膜が形成されていてもよい。マスクMは、基板Pに投影されるデバイスパターンが形成されたレチクルを含み、例えばガラス板等の透明板部材上にクロム等の遮光膜を用いて所定のパターンが形成されたものである。この透過型マスクは、遮光膜でパターンが形成されるバイナリーマスクに限られず、例えばハーフトーン型、あるいは空間周波数変調型などの位相シフトマスクも含む。また、本実施形態においては、マスクMとして透過型のマスクを用いるが、反射型のマスクを用いてもよい。
本実施形態においては、露光装置EXが、液体LQを介して露光光ELで基板Pを露光する液浸露光装置である場合を例にして説明する。本実施形態においては、投影光学系PLの複数の光学素子のうち、投影光学系PLの像面に最も近い終端光学素子5の像面側の露光光ELの光路空間を液体LQで満たすように液浸空間LSが形成される。なお、露光光ELの光路空間は、露光光ELが通過する光路を含む空間である。液浸空間LSは、液体LQで満たされた空間である。本実施形態においては、液体LQとして、水(純水)を用いる。
露光装置EXは、液浸空間LSを形成するための液浸部材6を備えている。液浸部材6は、終端光学素子5の近傍に配置されている。液浸部材6としては、例えば国際公開第2006/106907号パンフレット等に開示されているものを用いることができる。液浸空間LSは、終端光学素子5及び液浸部材6と、終端光学素子5及び液浸部材6と対向する位置に配置された物体との間に形成される。本実施形態においては、終端光学素子5及び液浸部材6と対向する位置に配置可能な物体は、基板ステージ2、あるいは基板ステージ2に保持されている基板Pを含む。
本実施形態においては、露光装置EXは、投影光学系PLの投影領域PRを含む基板P上の一部の領域が液体LQで覆われるように液浸空間LSを形成する局所液浸方式を採用する。
本実施形態の露光装置EXは、マスクMと基板Pとを所定の走査方向に同期移動しつつ、マスクMのパターンの像を基板Pに投影する走査型露光装置(所謂スキャニングステッパ)である。基板Pの露光時において、マスクM及び基板Pは、Z軸とほぼ平行な投影光学系PLの光軸AX(露光光ELの光路)と交差するXY平面内の所定の走査方向に移動される。本実施形態においては、基板Pの走査方向(同期移動方向)をY軸方向とし、マスクMの走査方向(同期移動方向)もY軸方向とする。露光装置EXは、基板Pを投影光学系PLの投影領域PRに対してY軸方向に移動するとともに、その基板PのY軸方向への移動と同期して、照明系ILの照明領域IRに対してマスクMをY軸方向に移動しつつ、投影光学系PLと基板P上の液浸空間LSの液体LQとを介して基板Pに露光光ELを照射する。これにより、マスクMのパターンの像が基板Pに投影され、基板Pは露光光ELで露光される。
照明系ILは、マスクM上の所定の照明領域IRを均一な照度分布の露光光ELで照明する。照明系ILから射出される露光光ELとしては、例えば水銀ランプから射出される輝線(g線、h線、i線)及びKrFエキシマレーザ光(波長248nm)等の遠紫外光(DUV光)、ArFエキシマレーザ光(波長193nm)及びF2レーザ光(波長157nm)等の真空紫外光(VUV光)等が用いられる。本実施形態においては、露光光ELとして、紫外光(真空紫外光)であるArFエキシマレーザ光が用いられる。
マスクステージ1は、リニアモータ等のアクチュエータを含む第1駆動システム1Dにより、マスクMを保持しながら移動可能である。マスクステージ1は、照明系ILからの露光光ELが照射される位置を含むXY平面内を移動可能である。本実施形態においては、照明系ILからの露光光ELが照射される位置は、投影光学系PLの光軸AXと交わる位置を含む。また、マスクステージ1に保持されているマスクMも、照明系ILからの露光光ELが照射される位置を含むXY平面内を移動可能である。本実施形態においては、マスクステージ1は、X軸、Y軸、及びθZ方向に移動可能である。
投影光学系PLは、マスクMのパターンの像を所定の投影倍率で基板Pに投影する。投影光学系PLの複数の光学素子は、鏡筒PKに保持されている。本実施形態の投影光学系PLは、その投影倍率が例えば1/4、1/5、又は1/8等の縮小系である。なお、投影光学系PLは等倍系及び拡大系のいずれでもよい。本実施形態においては、投影光学系PLの光軸AXはZ軸と平行である。また、投影光学系PLは、反射光学素子を含まない屈折系、屈折光学素子を含まない反射系、反射光学素子と屈折光学素子とを含む反射屈折系のいずれであってもよい。また、投影光学系PLは、倒立像と正立像とのいずれを形成してもよい。
基板ステージ2は、リニアモータ等のアクチュエータを含む第2駆動システム2Dにより、基板Pを保持しながら移動可能である。基板ステージ2は、ベース部材7上を移動する。ベース部材7は、基板ステージ2を移動可能に支持するガイド面7Gを有する。ガイド面7Gは、XY平面とほぼ平行である。基板ステージ2は、終端光学素子5(投影光学系PL)からの露光光ELが照射される位置を含むXY平面内を移動可能である。本実施形態においては、終端光学素子5からの露光光ELが照射される位置は、終端光学素子5の射出面5Kと対向する位置を含み、終端光学素子5の光軸(投影光学系PLの光軸AX)と交わる位置を含む。また、基板ステージ2に保持されている基板Pも、終端光学素子5(投影光学系PL)からの露光光ELが照射される位置を含むXY平面内を移動可能である。本実施形態においては、基板ステージ2は、X軸、Y軸、Z軸、θX、θY、及びθZ方向の6つの方向に移動可能である。
基板ステージ2は、基板Pを保持する基板ホルダ2Hと、基板ホルダ2Hの周囲に配置された上面2Tとを有する。基板ステージ2の上面2Tは、XY平面とほぼ平行な平坦面である。基板ホルダ2Hは、基板ステージ2上に設けられた凹部2Cに配置されている。基板ホルダ2Hは、基板Pの表面とXY平面とがほぼ平行となるように、基板Pを保持する。基板ホルダ2Hに保持された基板Pの表面と基板ステージ2の上面2Tとは、ほぼ同一平面内に配置され、ほぼ面一である。
次に、計測システム3について説明する。計測システム3は、マスクステージ1の位置情報、及び基板ステージ2の位置情報を計測する。計測システム3は、複数のレーザ干渉計を含む。計測システム3は、マスクステージ1の位置情報を計測するマスクステージ用干渉計システム3Mと、基板ステージ2の位置情報を計測する基板ステージ用干渉計システム3Pとを含む。
図2は、基板ステージ2及び基板ステージ用干渉計システム3Pを示す概略斜視図である。基板ステージ用干渉計システム3Pは、X軸方向に関する基板ステージ2の位置情報を計測するX干渉計システム11と、Y軸方向に関する基板ステージ2の位置情報を計測するY干渉計システム12と、Z軸方向に関する基板ステージ2の位置情報を計測するZ干渉計システム13とを有する。
基板ステージ2は、X軸方向に関する位置情報を計測するためにX干渉計システム11からのレーザビームBXが照射されるX反射面14と、Y軸方向に関する位置情報を計測するためにY干渉計システム12からのレーザビームBYが照射されるY反射面15と、Z軸方向に関する位置情報を計測するためにZ干渉計システム13からのレーザビームが照射される移動鏡20とを備えている。
X反射面14は、X軸と垂直な面である。換言すれば、X反射面14は、YZ平面と平行な面である。X干渉計システム11は、X軸を計測軸とする。X干渉計システム11からのレーザビームBXは、X軸方向に進行して、X反射面14に入射する。X干渉計システム11は、X反射面14で反射したレーザビームBXを受光して、X軸方向に関するX反射面14の位置情報を計測する。
Y反射面15は、Y軸と垂直な面である。換言すれば、Y反射面15は、XZ平面と平行な面である。Y干渉計システム12は、Y軸を計測軸とする。Y干渉計システム12からのレーザビームBYは、Y軸方向に進行して、Y反射面15に入射する。Y干渉計システム12は、Y反射面15で反射したレーザビームBYを受光して、Y軸方向に関するY反射面15の位置情報を計測する。
Z干渉計システム13は、Z軸方向に関する位置情報を計測するために、移動鏡20にレーザビームを照射する。Z干渉計システム13からのレーザビームは、測定ビームB1及び参照ビームB2を含む。本実施形態においては、移動鏡20は、基板ステージ2の+Y側の側面に配置されている。
図3は、移動鏡20の側面図である。移動鏡20は、Y軸方向に進行する測定ビームB1が入射する第1反射面21と、Y軸方向に進行する参照ビームB2が入射する第2反射面22とを備えている。第1反射面21と第2反射面22とは光学的に接続されており、第1反射面21及び第2反射面22の一方で反射した光は他方に入射する。
具体的には、第1反射面21は、X軸とZ軸とを含むXZ平面をX軸周りに第1の角度θ1だけ傾けた面と平行である。第2反射面22は、X軸とZ軸とを含むXZ平面をX軸周りに第2の角度θ2だけ傾けた面と平行である。第1反射面21と第2反射面22とがなす角度θは、90度以外であって、180度よりも小さい。本実施形態においては、角度θは、例えば、90度以外であって、80度以上100度以下である。好ましくは、角度θは、91度以上100度以下である。
図4は、Z干渉計システム13を示す概略平面図、図5は、Z干渉計システム13を示す概略側面図である。また、図6は、Z干渉計システム13を示す斜視図である。図4から図6に示すように、Z干渉計システム13は、所謂ダブルパス方式のレーザ干渉計システムであって、光源40、偏光ビームスプリッタ51、移動鏡20、光検出器60、第1光学系70及び第2光学系80を有している。本実施形態では、偏光ビームスプリッタ51が第2分光装置を兼ねている構成となっている。
光源40は、例えばレーザビームLBを射出する。偏光ビームスプリッタ51は、光源40から射出されたレーザビームLBを例えば第1偏光状態の測定ビームB1と、第2偏光状態の参照ビームB2とに分離する偏光分離面51Sを有する。当該偏光分離面51Sは、例えば第1偏光状態のレーザビーム(ここでは測定ビームB1)を反射し、第2偏光状態のレーザビーム(ここでは参照ビームB2)を透過するように形成されている。偏光ビームスプリッタ51の−Z側には、反射鏡53が設けられている。反射鏡53は、偏光分離面51Sを透過した参照ビームB2を移動鏡20へ向けて反射する。移動鏡20は、基板ステージ2に設けられ分光された測定ビームB1及び参照ビームB2を反射させる。光検出器60は、偏光ビームスプリッタ51の−Y方向上に配置されている。光検出器60は、当該移動鏡20を介した光を受光する。
第1光学系70は、測定ビームB1及び参照ビームB2が偏光ビームスプリッタ51から射出され移動鏡20に入射し当該移動鏡20で反射された後に偏光ビームスプリッタ51へ向かう所定の光路を形成する。第1光学系70は、測定ビームB1及び参照ビームB2のそれぞれに対して設けられている。第1光学系70は、例えば移動鏡20で反射された測定ビームB1を反射する固定鏡23や、同じく移動鏡20で反射された参照ビームB2を反射する固定鏡24などを有している。
固定鏡23及び固定鏡24は、基板ステージ2とは独立した支持部にそれぞれ固定されている。このような支持部としては、位置が変動しないように固定された支持部であることが好ましい。例えば投影光学系PLの一部に接続された支持部であっても構わないし、別途検出基準部材を設け、当該検出基準部材を支持部として用いても構わない。
固定鏡23及び固定鏡24は、一対の反射鏡が例えば90°の角度で配置された構成になっている。固定鏡23は、一対の反射鏡23A、23Bを有している。ここでは、例えば反射鏡23Aは−X側に設けられており、反射鏡23Bは+X側に設けられている。反射鏡23A及び反射鏡23Bは、それぞれ反射面が内側に形成されている。固定鏡23は、反射鏡23A及び反射鏡23Bの反射面がそれぞれ移動鏡20に向けられている。本実施形態では、例えば偏光ビームスプリッタ51から射出され、移動鏡20で反射される測定ビームB1が反射鏡23Aの反射面に入射するように配置されている。なお、反射鏡23Aに入射する光は、当該反射鏡23Aによって反射鏡23Bへ向けて反射され、反射鏡23Bにおいて移動鏡20へと反射されるようになっている。ここでは、反射鏡23Aに入射する測定ビームB1の入射方向と反射鏡23Bから射出される測定ビームB1の射出方向とが平行になるように構成されている。
同様に、固定鏡24は、一対の反射鏡24A、24Bを有している。ここでは、例えば反射鏡24Aは−X側に設けられており、反射鏡24Bは+X側に設けられている。反射鏡24A及び反射鏡24Bは、それぞれ反射面が内側に形成されている。固定鏡24は、反射鏡24A及び反射鏡24Bの反射面がそれぞれ移動鏡20に向けられている。本実施形態では、例えば偏光ビームスプリッタ51から射出され、移動鏡20で反射される参照ビームB2が反射鏡24Aの反射面に入射するように配置されている。なお、反射鏡24Aに入射する参照ビームB2は、当該反射鏡24Aによって反射鏡24Bへ向けて反射され、反射鏡24Bにおいて移動鏡20へと反射されるようになっている。ここでは、反射鏡24Aに入射する参照ビームB2の入射方向と反射鏡24Bから射出される参照ビームB2の射出方向とが平行になるように構成されている。
また、測定ビームB1の上記光路上に設けられるλ/4板52や、参照ビームB2の上記光路上に設けられるλ/4板54についても、第1光学系70に含まれる。
第2光学系80は、上記光路を進行してきた光が偏光ビームスプリッタ51に入射せずに当該光路を逆向きに進行するように光を導光する。第2光学系80は、例えば測定ビームB1についてのコーナーキューブCC1と、参照ビームB2についてのコーナーキューブCC2を有している。
また、上記の偏光ビームスプリッタ51は、第2光学系80を進行する光のうち所定成分を光検出器60に入射させ、所定成分以外の成分を上記光路に入射させないように光を分光する第2分光装置を兼ねている。
上記の干渉計システム13において、光源40から射出されたレーザビームLBは、偏光ビームスプリッタ51の偏光分離面51Sにおいて、第1偏光状態(例えばS偏光)の測定ビームB1と、第2偏光状態(例えばP偏光)の参照ビームB2とに分離され、測定ビームB1が偏光分離面51Sで反射されると共に参照ビームB2が偏光分離面51Sを透過する。
このうち、偏光分離面51Sで反射された測定ビームB1は、偏光ビームスプリッタ51の+Y側の面から射出される。この測定ビームB1は、射出された方向に直進し、移動鏡20の反射面21において−Z側に反射されると共に、さらに反射面22によって固定鏡23へ向けて反射される。固定鏡23に到達した測定ビームB1は、まず当該固定鏡23の反射鏡23Aによって+X側へ反射され、次に反射鏡23Bによって移動鏡20側へと反射される。
移動鏡20へ向けた測定ビームB1は、まず移動鏡20の反射面22によって+Z側へ反射され、次に反射面21によって−Y側へ反射される。移動鏡20で反射された測定ビームB1は、λ/4板52に入射され、偏光状態がλ/4だけ変化した状態(例えば、円偏光状態)となる。λ/4板52を透過した測定ビームB1は、コーナーキューブCC1に入射する。ここまでの測定ビームB1の経路が第1経路となる。
コーナーキューブCC1に入射した測定ビームB1は、当該コーナーキューブCC1によって入射方向とは逆方向に射出される。測定ビームB1は、コーナーキューブCC1のうち−Y側の角部に照射され当該角部で逆方向(+Y方向)に反射される。したがって、コーナーキューブCC1の前後で測定ビームB1の光軸が一致したままとなり、この測定ビームB1は、コーナーキューブCC1に入射する測定ビームB1と略同一の光路を逆方向に進行する。なお、図6においては、測定ビームB1の経路を判別しやすくするため、コーナーキューブCC1の前後で測定ビームB1の光軸をずらした状態で示している。したがって、コーナーキューブCC1から射出された測定ビームB1は、λ/4板52、移動鏡20、固定鏡23、移動鏡20を経て偏光ビームスプリッタ51の+Y側の面に入射される。なお、コーナーキューブCC1から射出された測定ビームB1がλ/4板54を通過することで、当該測定ビームB1の偏光状態が更にλ/4だけ変化し、第2偏光状態(P偏光)となる。このため、最初に偏光ビームスプリッタ51から射出された段階では第1偏光状態(S偏光)であった測定ビームB1の偏光状態が第2偏光状態(P偏光)に変化することになる。
第2偏光状態で偏光ビームスプリッタ51の+Y側の面に入射された測定ビームB1は、そのまま−Y方向に進行し、偏光分離面51Sを透過する。偏光分離面51Sを透過した測定ビームB1は、光検出器60に入射する。例えば測定ビームB1が上記光路を進行する際、λ/4板52やコーナーキューブCC1などを経るときに偏光成分に誤差が含まれることがある。これに対して、測定ビームB1に含まれる第2偏光状態以外の偏光成分は、偏光分離面51Sを透過せず、反射されて光源40側(+Z側)の面から射出される。したがって、第2偏光状態以外の偏光成分は光検出器60に入射されず、かつ、再度上記光路に入射することも無い。
同様に、光源40からのレーザビームLBのうち、偏光分離面51Sを透過した参照ビームB2は、偏光ビームスプリッタ51の−Zの面から射出される。この参照ビームB2は、射出された方向に直進し、反射鏡53によって移動鏡20へ向けて反射される。この参照ビームB2は、移動鏡20の反射面22に入射し当該反射面22において+Z側に反射されると共に、さらに反射面21によって固定鏡24へ向けて反射される。固定鏡24に到達した参照ビームB2は、まず当該固定鏡24の反射鏡24Aによって+X側へ反射され、次に反射鏡24Bによって移動鏡20側へと反射される。
移動鏡20へ向けた参照ビームB2は、まず移動鏡20の反射面21によって−Z側へ反射され、次に反射面22によって−Y側へ反射される。移動鏡20で反射された参照ビームB2は、λ/4板54に入射され、偏光状態がλ/4だけ変化した状態(例えば、円偏光状態)となる。λ/4板54を透過した参照ビームB2は、コーナーキューブCC2に入射する。ここまでの参照ビームB2の経路が第1経路となる。
コーナーキューブCC2に入射した参照ビームB2は、当該コーナーキューブCC2によって入射方向とは逆方向に射出される。参照ビームB2は、測定ビームB1と同様、コーナーキューブCC2のうち−Y側の角部に照射され当該角部で逆方向(+Y方向)に反射される。したがって、コーナーキューブCC2の前後で参照ビームB2の光軸が一致したままとなり、この参照ビームB2は、コーナーキューブCC2に入射する参照ビームB2の光路を逆方向に進行する。なお、図6においては、参照ビームB2についても経路を判別しやすくするため、コーナーキューブCC2の前後で参照ビームB2の光軸をずらした状態で示している。したがって、コーナーキューブCC2から射出された参照ビームB2は、λ/4板54、移動鏡20、固定鏡24、移動鏡20、反射鏡53を経て偏光ビームスプリッタ51の−Z側の面に入射される。なお、コーナーキューブCC2から射出された参照ビームB2がλ/4板54を通過することで、当該参照ビームB2の偏光状態が更にλ/4だけ変化し、第1偏光状態(S偏光)となる。このため、最初に偏光ビームスプリッタ51から射出された段階では第2偏光状態(P偏光)であった参照ビームB2の偏光状態が第1偏光状態(S偏光)に変化することになる。
第1偏光状態で偏光ビームスプリッタ51の−Z側の面に入射された参照ビームB2は、そのまま+Z方向に進行し、偏光分離面51Sによって−Y方向に反射される。偏光分離面51Sで反射された参照ビームB2は、偏光ビームスプリッタ51の−Y側の面から射出され、光検出器60に入射する。例えば参照ビームB2が上記光路を進行する際、λ/4板54やコーナーキューブCC2を経るときに偏光成分に誤差が含まれることがある。これに対して、参照ビームB2に含まれる第1偏光状態以外の偏光成分は、偏光分離面51Sで反射されず、透過して光源40側(+Z側)の面から射出される。したがって、第1偏光状態以外の偏光成分は光検出器60に入射されず、かつ、再度上記光路に入射することも無い。
光検出器60は、偏光ビームスプリッタ51からの測定ビームB1及び参照ビームB2を受光する。Z干渉計システム13は、光検出器60に入射した測定ビームB1と参照ビームB2とに基づいて、Z軸方向に関する基板ステージ2(移動鏡20)の位置情報を計測する。Z軸方向に関する基板ステージ2(移動鏡20)の位置が変化すると、測定ビームB1、参照ビームB2の光路長が変化する。Z干渉計システム13は、その光路長の変化に基づいて、Z軸方向に関する基板ステージ2(移動鏡20)の位置情報を計測する。
基板Pを露光するとき、制御装置4は、計測システム3を用いて、マスクステージ1及び基板ステージ2の位置情報を計測しつつ、マスクM及び基板Pを移動しながら、基板P上のショット領域を露光する。制御装置4は、マスクステージ側干渉計システム3Mの計測結果に基づいて第1駆動システム1Dを駆動し、マスクステージ1に保持されているマスクMの位置制御を行うとともに、基板ステージ側干渉計システム3Pの計測結果に基づいて第2駆動システム2Dを駆動し、基板ステージ2に保持されている基板Pの位置制御を行いながら、基板Pを露光する。
以上のように、本実施形態によれば、第2光学系80としてのコーナーキューブCC1、CC2を用いて所定の光路を往復させることで測定ビームB1及び参照ビームB2について同一経路を複数回を進行させると共に、第2光学系80を進行する測定ビームB1及び参照ビームB2のうち所定成分を光検出器60に入射させ、所定成分以外の成分を上記光路に入射させないようにしたので、光検出器60に誤差成分が入射されるのを防ぐことができる。これにより、光検出器60における検出結果の誤差を低減することができる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
例えば、上記実施形態においては、偏光ビームスプリッタ51が本発明に係る分光装置及び第2分光装置を兼ねる構成としたが、これに限られることは無く、分光装置及び第2分光装置をそれぞれ独立した構成としても構わない。
また、上記実施形態においては、第1光学系70として、固定鏡23、24やλ/4板52、54などを配置させた構成を例に挙げて説明したが、これに限られることは無く、例えばプリズムなどの他の光学部材を適宜配置させるように構成しても構わない。
なお、本実施形態においては、基板ステージ2に移動鏡20が配置された場合を例にして説明したが、もちろん、マスクステージ1に移動鏡20を配置することができる。その場合、マスクステージ側干渉計システム3Mが、図4から図6を参照して説明した構成のZ干渉計システム13を備える。
なお、上述の各実施形態の基板Pとしては、半導体デバイス製造用の半導体ウエハのみならず、ディスプレイデバイス用のガラス基板、薄膜磁気ヘッド用のセラミックウエハ、あるいは露光装置で用いられるマスク又はレチクルの原版(合成石英、シリコンウエハ)等が適用される。
露光装置EXとしては、マスクMと基板Pとを同期移動してマスクMのパターンを走査露光するステップ・アンド・スキャン方式の走査型露光装置(スキャニングステッパ)の他に、マスクMと基板Pとを静止した状態でマスクMのパターンを一括露光し、基板Pを順次ステップ移動させるステップ・アンド・リピート方式の投影露光装置(ステッパ)にも適用することができる。
さらに、ステップ・アンド・リピート方式の露光において、第1パターンと基板Pとをほぼ静止した状態で、投影光学系を用いて第1パターンの縮小像を基板P上に転写した後、第2パターンと基板Pとをほぼ静止した状態で、投影光学系を用いて第2パターンの縮小像を第1パターンと部分的に重ねて基板P上に一括露光してもよい(スティッチ方式の一括露光装置)。また、スティッチ方式の露光装置としては、基板P上で少なくとも2つのパターンを部分的に重ねて転写し、基板Pを順次移動させるステップ・アンド・スティッチ方式の露光装置にも適用できる。
また、例えば米国特許第6,611,316号に開示されているように、2つのマスクのパターンを、投影光学系を介して基板上で合成し、1回の走査露光によって基板上の1つのショット領域をほぼ同時に二重露光する露光装置などにも本発明を適用することができる。
また、本発明は、米国特許6,341,007号、米国特許6,400,441号、米国特許6,549,269号、米国特許6,590,634号、米国特許6,208,407号、米国特許6,262,796号などに開示されているような複数の基板ステージを備えたツインステージ型の露光装置にも適用できる。
また、例えば特開平11−135400号公報(対応国際公開第1999/23692号パンフレット)、米国特許第6,897,963号等に開示されているように、基板を保持する基板ステージと基準マークが形成された基準部材及び/又は各種の光電センサを搭載した計測ステージとを備えた露光装置にも、本発明を適用することができる。また、複数の基板ステージと計測ステージとを備えた露光装置にも適用することができる。
露光装置EXの種類としては、基板Pに半導体素子パターンを露光する半導体素子製造用の露光装置に限られず、液晶表示素子製造用又はディスプレイ製造用の露光装置、薄膜磁気ヘッド、撮像素子(CCD)、マイクロマシン、MEMS、DNAチップ、あるいはレチクル又はマスクなどを製造するための露光装置などにも広く適用できる。
上述の各実施形態においては、投影光学系PLを備えた露光装置を例に挙げて説明してきたが、投影光学系PLを用いない露光装置及び露光方法に本発明を適用することができる。このように投影光学系PLを用いない場合であっても、露光光ELはレンズ等の光学部材を介して基板に照射される。
以上のように、本願実施形態の露光装置EXは、本願請求の範囲に挙げられた各構成要素を含む各種サブシステムを、所定の機械的精度、電気的精度、光学的精度を保つように、組み立てることで製造される。これら各種精度を確保するために、この組み立ての前後には、各種光学系については光学的精度を達成するための調整、各種機械系については機械的精度を達成するための調整、各種電気系については電気的精度を達成するための調整が行われる。各種サブシステムから露光装置への組み立て工程は、各種サブシステム相互の、機械的接続、電気回路の配線接続、気圧回路の配管接続等が含まれる。この各種サブシステムから露光装置への組み立て工程の前に、各サブシステム個々の組み立て工程があることはいうまでもない。各種サブシステムの露光装置への組み立て工程が終了したら、総合調整が行われ、露光装置全体としての各種精度が確保される。なお、露光装置の製造は温度及びクリーン度等が管理されたクリーンルームで行うことが望ましい。
半導体デバイス等のマイクロデバイスは、図7に示すように、マイクロデバイスの機能・性能設計を行うステップ201、この設計ステップに基づいたマスク(レチクル)を製作するステップ202、デバイスの基材である基板を製造するステップ203、前述した実施形態に従って、マスクのパターンの像で基板に露光し、露光した基板を現像する基板処理(露光処理)を含む基板処理ステップ204、デバイス組み立てステップ(ダイシング工程、ボンディング工程、パッケージ工程などの加工プロセスを含む)205、検査ステップ206等を経て製造される。
なお、法令で許容される限りにおいて、上述の各実施形態及び変形例で引用した露光装置等に関する全ての公開公報及び米国特許の開示を援用して本文の記載の一部とする。なお、上述のように本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述した全ての構成要素を適宜組み合わせて用いる事が可能であり、また、一部の構成要素を用いない場合もある。
1…マスクステージ、2…基板ステージ、3…計測システム、3M…マスクステージ側干渉計システム、3P…基板ステージ側干渉計システム、4…制御装置、13…Z干渉計システム、20…移動鏡(光学部材)、40…光源、51…偏光ビームスプリッタ、60…光検出器、70…第1光学系、80…第2光学系、B1…測定ビーム、B2…参照ビーム、CC1、CC2…コーナーキューブ、EL…露光光、EX…露光装置、M…マスク、P…基板

Claims (12)

  1. 移動体の位置情報を検出する干渉計システムであって、
    光を射出する光源と、
    前記光を分光して射出する分光装置と、
    前記移動体に設けられ、分光された前記光を反射させる移動鏡と、
    前記移動鏡を介した前記光を受光する受光装置と、
    前記光が前記分光装置から射出され前記移動鏡に入射し当該移動鏡で反射された後に前記分光装置へ向かう所定の光路を形成する第1光学系と、
    前記光路を進行した前記光が前記分光装置に入射せずに前記光路の進行方向とは逆向きに前記光路を進行するように前記光を導光する第2光学系と、
    前記第2光学系を進行する前記光のうち所定成分を前記受光装置に入射させ、前記所定成分以外の成分を前記光路に入射させないように前記光を分光する第2分光装置と
    を備える干渉計システム。
  2. 前記第1光学系は、前記移動体とは独立した支持部に設けられ前記移動鏡との間で前記光を互いに反射する固定鏡を有する
    請求項1に記載の干渉計システム。
  3. 前記分光装置で分光された前記光は、前記位置情報を検出するための計測光及び参照光を含む
    請求項1又は請求項2に記載の干渉計システム。
  4. 前記分光装置は、分光された前記光がそれぞれ異なる光路を進行するように前記光を射出し、
    前記第1光学系及び前記第2光学系は、分光された前記光ごとに設けられている
    請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の干渉計システム。
  5. 前記分光装置は、前記光の一部分を前記反射鏡へ向けて反射し前記光の他部分を透過させる光分離膜を有する
    請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の干渉計システム。
  6. 前記第2分光装置として、前記分光装置が用いられる
    請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の干渉計システム。
  7. 前記第1光学系は、前記光の偏光状態を変化させる波長板を有する
    請求項1から請求項6のうちいずれか一項に記載の干渉計システム。
  8. 前記分光装置は、
    前記光を前記移動鏡へ向けて射出する第1射出部と、
    前記第2光学系を介した前記光のうち前記所定成分を前記移動鏡とは反対方向に射出する第2射出部と
    を有し、
    前記受光装置は、前記第2射出部による射出方向上に配置されている
    請求項1から請求項7のうちいずれか一項に記載の干渉計システム。
  9. 前記分光装置は、前記第2光学系を介した前記光のうち前記所定成分以外の成分を前記光源の方向に射出する第3射出部を有する
    請求項8に記載の干渉計システム。
  10. 移動可能に設けられたステージと、
    前記ステージの位置情報を検出する干渉計システムと
    を備え、
    前記干渉計システムとして、請求項1から請求項9のうちいずれか一項に記載の干渉計システムが用いられる
    ステージ装置。
  11. ステージ装置に保持された基板を露光する露光装置であって、
    前記ステージ装置として、請求項10に記載のステージ装置が用いられる
    露光装置。
  12. 前記ステージ装置の前記ステージとは独立した位置に固定された検出基準部材を更に備え、
    前記干渉計システムの前記第1光学系は、前記検出基準部材に設けられ前記移動鏡との間で前記光を互いに反射する固定鏡を有する
    請求項11に記載の露光装置。
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