JP5368671B2 - 足場板固定具 - Google Patents

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Description

この発明は足場板固定具に関し、特に足場板を単管に容易にかつ確実に、しかも迅速に取付け取外すことのできるようにした固定具に関する。
例えば、火力発電所に発電機などを設置するなど、高所作業を行う場合、足場を架設することが多い。通常この種の足場は単管と足場板を用いて組み立てるのが一般的であるが、作業者の通行中に足場板が揺れたり単管から外れたりすると安全性の点で好ましくないので、足場板を単管に固定する必要がある。
従来、足場板を単管に固定する場合には番線と称される金属線を足場板と単管に巻き付けて縒り合わせることによって固定するようにしていたが、足場板の固定具合が作業者の技能に依存してバラツキやすく、又作業終了後に足場を解体したときに大量の番線を廃棄する必要があり、さらには何らかの都合で番線の縒り目が足場板の上側に来ると作業者が足場板上を歩行中に足を縒り目に引っ掛けるおそれがあった。
これに対し、固定具本体の一対の押さえ板を隣接する両足場板の上に載せ、押さえ板の間の連結差込み部を両足場板の間に差し込み、連結差込み部から延びるワイヤーを単管に掛け回して引き絞るようにした足場板固定具(特許文献1)、足場板を両側に押さえプレートの半部を載せ、単管にはJ字状の固定フックを引っ掛け、固定フックの上部を押さえプレートの他方の半部に挿通してねじ締結することによって足場板を固定するようにした足場板固定具(特許文献2)、足場板を横断して帯状の押さえプレートを載せ、単管にはJ字状の固定フックを引っ掛け、固定フックの上部を押さえプレートの他方の半部に挿通してねじ締結することによって足場板を固定するようにした足場板固定具(特許文献3)、などが提案されている。
これら特許文献1〜3記載の足場板固定具ではバラツキが少なく安定した強さで足場板を固定できるものの、足場板上に押さえ板や押さえプレートが突き出しており、依然として作業者が足場板上を歩行中に足を引っ掛けるおそれが残っているばかりでなく、足場板を並列に配置する場合に隣接する足場板の間に連結差込み部や固定フックの寸法だけ隙間が出来てしまう。
他方、針金の一端に円弧状のフック部を形成し、針金の他端には半円状の一対の係止アーム部を相互に対向しかつ開閉可能に設け、足場板の一側方にて針金の一端のフック部を単管に引っ掛けて係止し、針金を足場板の他側方まで横断させ、係止アーム部で単管を挟み込ませ、蝶ねじとナットによって係止アーム部の下端を連結することによって足場板を固定するようにした足場板固定具が提案されている(特許文献4特開平08−226228号公報)。この足場板固定具は足場板上を針金がピッタリと沿って跨いできるだけであるので、作業者が足場板上を歩行中に足を引っ掛けるおそれは少なく、又隣接する足場板の間に大きな隙間ができない。
特開平10−159329号公報 特開2001−173225号公報 特開平11−159133号公報 特開平08−226228号公報
しかるに、足場を架設する場合には非常に多数の足場板を固定するのに必要があるが、特許文献4記載の足場板固定具では針金の一端の係止アームで単管を挟んで蝶ねじとナットによって連結する必要があり、足場の組立て及び解体に時間がかかるばかりでなく、組立てを行う作業者の負担が非常に大きい。
本発明はかかる問題点に鑑み、足場板を単管に容易にかつ確実に、しかも迅速に取付け取外すことのできるようにした足場板固定具を提供することを課題とする。
そこで、本発明に係る足場板固定具は、足場板を単管に固定する足場板固定具において、足場板を横断して押さえる押え杆を備え、該押え杆の両端にはJ字形状をなし上記単管の外周面に抱きついて取付けられるフック部が形成され、該フック部のうち少なくとも一方はJ字形状に復元し得る弾性を有し、かつJ字形状の先端にフック部を押し広げるための摘まみ片部が形成されていることを特徴とする。
本発明の特徴の1つは押え杆の両端にJ字形状のフック部を形成し、足場板を幅方向に横断させた押え杆の両端フック部を単管に抱きつかせて足場板を単管に固定するようにした点にある。これにより、非常に多数の足場板を固定する場合にも簡単かつ迅速に固定することができる。
また、本発明の他の特徴は両側のフック部のうち、少なくとも一方のJ字形状の先端に摘まみ片部を形成し、摘まみ片部を持ってフック部を押し広げてフック部を単管から取外すと、フック部が元のJ字形状に弾性復元するようにした点にある。これにより、押え杆を非常に簡単にかつ迅速に取外すことができる。その結果、足場の組立てを行う作業者の負担を大幅に軽減できる。
さらに、足場板の固定強度はフック部の強度に依存するので、バラツキが少なく安定した強さで足場板を固定できる。また、足場板を並べて設ける場合に、隣接する足場板の間にはフック部を挿通し得る隙間があればよく、足場板の間に大きな隙間ができ、作業者が誤って足先を突っ込むおそれもない。
押え杆両端のフック部はJ字形状をなしていればよく、例えば正面から見たときにJ字形状を同一方向に指向させてもよいが、正面から見たときにJ字状を相互に逆方向を指向させると、どのような方向から衝撃が加わっても足場板を単管に確実に固定し、足場板が外れるのを防止できる。
摘まみ片部は一方のフック部に形成してもよく、両方のフック部に形成するようにしてもよい。
また、フック部に弾性を付与する場合、弾性素材、例えばピアノ線やステンレス製ばね鋼線などで押え杆及びフック部の全体を製作するようにしてもよく、又フック部に熱処理、例えば焼入れ焼戻し処理を行ってフック部に弾性を付与してもよく、さらにはフック部にばね鋼線を沿わせて固定することによって弾性を付与するようにしてもよい。なお、フック部は足場板に衝撃が加わったときに単管から外れないように十分に耐え得る強度に製作することが重要である。
押え杆の材質は特に限定されず、プラスチック材料、繊維強化プラスチック材料などの複合材料を用いて製作してもよいが、コストや製造の簡単さを考慮すると、金属線で製作するのがよい。
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図3は本発明に係る足場板固定具の好ましい実施形態を示す。図において、固定具10は十分な強度、具体的には固定した足場板に衝撃が加わったときに後述のフック部12、13が単管21から外れないような強度を有するステンレス製のばね鋼線(又はピアノ線でもよい)を用いて製作され、押え杆11を有し、押え杆11の両端にはJ字形状のフック部12、13が折り曲げによって一体的に、かつ正面から見たときに相互に逆方向を指向するように形成されている。
一方のフック部13のJ字形状の先端には摘まみ片部13Aが横方向に突出するように折り曲げ形成され、該一方のフック部13はその弾性によって単管21の外周面に強固に抱きつくように、その内径L1は他方のフック部12の内径L0よりも少し小さく設定されている。
足場板20を単管21に固定する場合、足場板20を単管21の上に載せた後、押え杆11のフック部12を足場板20の一側方において単管21の外周面に抱きつかせて取付ける。
次に、押え杆11を持って足場板20を横断させ、残ったフック部13を足場板20の他側方にて単管21の外周面に抱きつかせて取付けると、押え杆11は図3に示されるように足場板20を押さえつけて単管21に固定する。
このとき、フック部12、13のJ字形状が相互に逆方向を指向しているので、どの方向から衝撃が加わっても足場板20は単管21に強固に固定され、揺れたりずれたりすることはない。
押え杆11の両端フック部12、13を単管21に抱きつかせて取付ければよいので、非常に多数の足場板を固定する場合にも簡単かつ迅速に固定することができる。
また、足場板20の固定強度はフック部12、13の強度に依存するので、バラツキが少なく安定した強さで足場板29を固定できる。
さらに、複数の足場板20を幅方向に並べて設ける場合に、隣接する足場板20の間にはフック部12、13を挿通し得る隙間があればよく、足場板20の間に大きな隙間ができ、作業者が誤って足先を突っ込むおそれもない。
足場を解体する場合、フック部13の摘まみ片部13Aを持ってフック部13を押し広げると、フック部13を単管21から簡単に取外すことができるので、後は押え杆11を持ってフック部12を単管21から外せば、足場板20の固定を外すことができる。
以上のように、足場板20の取付け取外しを非常に簡単にかつ迅速に行うことができ、足場の組立てを行う作業者の負担を大幅に軽減できる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されず、例えばフック部12、13はJ字形状を同一方向に指向させてもよく、又フック部12にも摘まみ片部を形成するとともに弾性を付与するようにしてもよい。
本発明に係る足場板固定具の好ましい実施形態を示す斜視図である。 上記実施形態を詳細に示す図である。 上記実施形態において足場板を固定した状態を示す斜視図である。
符号の説明
10 足場板固定具
11 押え杆
12 フック部
13 フック部
13A 摘まみ片部
20 足場板
21 単管

Claims (2)

  1. 足場板を断面円形の単管に固定する足場板固定具において、
    上記足場板(20)を幅方向に横断して押さえる押え杆(11)を備え、該押え杆(11)の両端には上記単管(21)の外周面に抱きつき得る内径(L0,L 1)の円弧状部分を有するJ字形状をなし上記単管(21)の外周面に抱きついて取付けられるフック部(12,13)がJ字状を相互に逆方向を指向させた形状となるように形成され、該フック部(12,13)は広がるように変形されたときにJ字形状に復元し得る弾性を有し、かつJ字形状の先端にフック部(13)を押し広げるための摘まみ片部(13A)が形成され、一方のフック部(13)の円弧状部分の内径(L1)が他方のフック部(12)の円弧状部分の内径(L0)よりも小さく形成されていることを特徴とする足場板固定具。
  2. 上記押え杆(11)は金属線を用いて製作されている請求項1記載の足場板固定具。
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