JP2007289259A - カラビナ保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】組立性・生産性・操作性を向上させたカラビナ保持具を提供すること。
【解決手段】1本の線状部材1を、ゲート61の中途部からフック部62の中途部に至るまでのカラビナ6の幅方向両側に沿うように配設し、ゲート中途部とフック基部とフック中途部とに係合されるように幅方向横切るように屈曲して保持部2を形成し、フック基部に係合されるように幅方向横切るように屈曲させた矩形環状の屈曲部の幅方向一側面側を基部とし、フック部62の中途部に係合されるように幅方向横切るように屈曲させたフック中途部当接部23の一側面側に先部が隣接するように略L字に折曲して掛止部3を形成し、さらに、フック部62の基部に係合されるように幅方向横切るように屈曲させた矩形環状の屈曲部から下方に向かって延出し、その下部を水平方向に折曲して折り返した略ループ状の接続部4を形成してカラビナ保持具Aを構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ベルトの両端にカラビナを設けてなるクイックドローをスティッククリップさせる際に、一方のカラビナを保持させて被掛止部に掛止させるカラビナ保持具に関する。
ベルトの両端にカラビナを設けてなるクイックドローは、例えば、ビルの窓拭き作業の際に用いられたり、フリークライミング等に用いられたりしている。特にフリークライミングは、壁面に固定された最初のハンガーまでの距離が遠いときに一方のカラビナを保持させてスティッククリップさせている。
このスティッククリップとは、例えば、一方のカラビナのゲートに小枝を挟んで開いた状態にし、所要長さの枝木(スティック)の先端にそのカラビナをテープ等で容易に外れるように止めておき、最初の被掛止部(ハンガー)に引っ掛けることを言うもので、従来、このように枝木やテープなどを用いる方法が一般的であった。
このような方法は確実性を欠くものであることから、例えば下記のようなカラビナ保持具が提案された。
すなわち、既に提案されている先行のカラビナ保持具は、クイックドローの下部を安定に確保するシェル部と、クイックドロースリングのゲートの開閉を行う可動式アーム部と、シェル部を固定するクランプからなり、可動式アーム部に一端が接続されたワイヤーによってゲートの開閉を行うようになっている(例えば特許文献1参照)。
特開平11−319146号公報(第1頁、図2)
しかしながら、先行のカラビナ保持具は、部品点数が多いことから、組立性・生産性が決して良好とは言えなかった。特に、カラビナを保持させる部材が板材を折り曲げた構成であることから、カラビナを構成する杆の径(太さ)毎にラインナップさせる必要があり、甚だ面倒であると共に経済性にも欠けていた。
しかも、可動式アーム部に一端が接続されたワイヤーによってゲートの開閉を行う構成になっているため、クライマーは一方の手でポール(スティック)を把持し、他方の手でワイヤーを操作するため、その操作性が悪かった。
また、下方のカラビナは、ビレイヤー(ビレイ用ロープを繰り出し安全を確保する人)を挟んでクライマーとビレイ(固定端)とを結ぶビレイ用ロープが挿通されるが、場合によっては、予め、被掛止部(ハンガー)にクイックドローを掛止させておき、その後、ビレイ用ロープを挿通させる場合がある。この場合、先行のカラビナ保持具は、下方のカラビナに挿通させるビレイ用ロープを掛け止めする部分がないため、かかる掛止めに対応することができなかった。
そこで本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解決できるカラビナ保持具を提供することを目的とする。
上記技術課題を達成するために、本発明にかかるカラビナ保持具は、下記の技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1にかかるカラビナ保持具は、一端が軸支されて枢設されたゲートを備えると共に被掛止部に掛止させるフック部を備えたカラビナを、前記フック部の先部が突出されるように前記ゲートが開いた状態で保持可能及び保持された当該カラビナを脱離可能に、前記ゲートを押さえ込むように保持させる側面視略C字状の保持部と、該保持部から延設されスティックに接続させる接続部とを備えて成ることを特徴とする。
請求項2にかかるカラビナ保持具は、請求項1において、前記保持部は、線状部材で構成され、前記線状部材は、前記ゲートの中途部から前記フック部の中途部に至るまでの前記カラビナの幅方向両側に沿うように配設されると共に、前記ゲートの中途部と前記フック部の基部と前記フック部の中途部とに係合されるように幅方向横切るように屈曲させてなることを特徴とする。
請求項3にかかるカラビナ保持具は、請求項1または2において、前記接続部は、前記フック部の基部に係合されるように幅方向横切るように屈曲させた屈曲部から下方に向かって延出されると共に、その下部が水平方向に折曲され折り返された略ループ状の線状部材からなり、下方に向かって延出された鉛直部、または、水平方向に折曲され折り返された水平部に締結具を係合させて前記スティックと接続させることを特徴とする。
請求項4にかかるカラビナ保持具は、請求項1〜3の何れかにおいて、前記カラビナはベルトを介して該ベルトの両端に配設された一方のカラビナであり、他方のカラビナはロープが挿通させられるものであり、当該カラビナ保持具は、前記ロープをループ状に掛止させ前記他方のカラビナに前記ロープを挿通させる掛止部を備えてなることを特徴とする。
請求項5にかかるカラビナ保持具は、請求項4において、前記掛止部は、前記フック部の基部に係合されるように幅方向横切るように屈曲させた屈曲部の幅方向一側面側に基部が接続され、前記フック部の中途部に係合されるように幅方向横切るように屈曲させた屈曲部の一側面側に先部が隣接するように略L字に折曲された線状部材からなり、この線状部材と前記保持部を形成させる線状部材との間に形成された空間部に前記ビレイ用ロープが掛止されることを特徴する。
請求項6にかかるカラビナ保持具は、請求項5において、前記保持部と前記掛止部と前記接続部とを構成する前記線状部材は、夫々が繋がった1本の線状部材からなり、その1本の線状部材を折り曲げて前記保持部と前記掛止部と前記接続部とが所要の幅でもって形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、フック部の先部が突出されるようにゲートが開いた状態で保持可能及び保持されたカラビナを脱離可能に、ゲートを押さえ込むように保持させる側面視略C字状の保持部と、その保持部から延設されスティックに接続させる接続部とを備えた簡単な構成にしたから、組立性・生産性を向上することができる。
しかも、保持部を側面視略C字状に形成して、ゲートを押さえ込んだ状態でカラビナを保持するようにしたから、操作者(例えば、クライマー)は一方の手でスティックを把持し、壁面に固定された最初のハンガーに上方のカラビナを掛け、スティックを引き下げるだけでスティッククリップが完了するので操作性を向上させることができる。
また、被掛止部に一方のカラビナを掛止させておき、その後、他方のカラビナにロープを挿通させる必要が生じても、ロープを掛止させる掛止部を備えたことで、かかる掛止めに対応することができる。
また、本発明にかかるカラビナ保持具は、その1本の線状部材を折り曲げて前記保持部と前記掛止部と前記接続部とが所要の幅でもって形成したから、カラビナを構成する杆の径(太さ)が異なっても対応することができ、利便性と経済性を向上することができる。
次に、本発明にかかるカラビナ保持具の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
本実施の形態にかかるカラビナ保持具Aは、図1及び図2に示すように、ピアノ線、バネ鋼線等の鋼線からなる1本の線状部材1を折り曲げて保持部2と掛止部3と接続部4とが形成されている。
すなわち、本実施の形態にかかるカラビナ保持具Aは、1本の線状部材1を水平方向に略矩形状に折り曲げられ(矩形環状の屈曲部)、線状部材1の始端と僅かに重合させ、環状の固定部材5(例えば可撓性を有す樹脂パイプ)を挿嵌させて固定された後、上方に折り曲げられ、次いで、中間部が下がった略くの字状になるように略水平方向に折り曲げられ、カラビナ6のゲート61の中途部となる所要位置でもって、かつ、カラビナ6の幅方向両側に当該線状部材1が配設されるように折り返され、さきほどと同じように、略くの字状になるように略水平方向に折り曲げられ、下方に折り曲げられている。
この中間部が下がった略くの字状になるように略水平方向に折り曲げられ折り返された部分(ゲート付勢部21)がカラビナ6のゲート61の中途部と当接されると共に、矩形環状の屈曲部にカラビナ6のフック部62の基部が当接される(フック基部当接部22)。なお、カラビナ6の大きさによっては、フック基部当接部22との当接位置が僅かに異なる(図2、図3参照)。
続いて、下方に折り曲げられた1本の線状部材1は、矩形環状の屈曲部を通り抜け所要長さ下方に延出されると共に、その下部が、ゲート付勢部21の延出方向と直交する水平方向に折り曲げられ、折り返され、矩形環状の屈曲部を通り抜けるように折り曲げられて、略ループ状の接続部4が形成されている。この接続部4とスティック7との係合は後述する。
続いて、矩形環状の屈曲部を通り抜けるように上方へ向かって折り曲げられた1本の線状部材1は、矩形環状の屈曲部を通り抜けた直後にゲート付勢部21の延出方向と同じ方向で、やや上方に向かって傾斜するように折り曲げられて延出され、カラビナ6のフック部62の中途部となる所要位置でもって上方へ折り曲げられ、さらに、ゲート付勢部21の延出方向と同じ方向で、やや上方に向かって傾斜するように所要長さ折り曲げられ、折り返され、同様な折り曲げでもって矩形環状の屈曲部に通り抜けられている。
この、ゲート付勢部21の延出方向と同じ方向で、やや上方に向かって傾斜するように所要長さ折り曲げられ、折り返された部分、すなわち、かかる屈曲部がフック部62の中途部が当接される(フック中途部当接部23)。
このように、1本の線状部材1で、フック中途部当接部23と、フック基部当接部22と、ゲート付勢部21とが形成されて、一端が軸支されて枢設されたゲート61を備えると共に壁面に突設されたハンガー8に掛止させるフック部62を備えたカラビナ6を、フック部62の先部が突出されるようにゲート61が開いた状態で保持可能及び保持されたカラビナ6を脱離可能に、ゲート61を押さえ込むように保持させる側面視略C字状の保持部2が構成されている。
続いて、矩形環状の屈曲部に通り抜けた1本の線状部材1は、すぐさま折り返され、フック中途部当接部23を形成させる折り返し部分に隣接するように略L字に折曲され、その先部が折り返されて1本の線状部材1の終端となっている。この終端には、上記した固定部材5(長さが異なる)が挿嵌されている。なお、このように始端と終端に固定部材5を挿嵌させてかかる部分の形状を維持させると共に負傷防止用になっている。
この略L字に折曲された線状部材1部分が掛止部3となり、フック中途部当接部23を形成させる線状部材1部分と掛止部3との間に空間部31が形成され、その空間部31にビレイ用ロープ9が挿通され、掛止されるようになっている。なお、空間部31にビレイ用ロープ9を挿通させる場合の使用例は後述する。
このように本実施の形態にかかるカラビナ保持具Aは、数種のカラビナに対応できるように1本の線状部材1を用いて所要の幅で折り曲げ形成されている。すなわち、1本の線状部材1を、ゲート61の中途部からフック部62の中途部に至るまでのカラビナ6の幅方向両側に沿うように配設し、ゲート中途部とフック基部とフック中途部とに係合されるように幅方向横切るように屈曲して保持部2を形成し、フック基部に係合されるように幅方向横切るように屈曲させた矩形環状の屈曲部の幅方向一側面側を基部とし、フック部62の中途部に係合されるように幅方向横切るように屈曲させたフック中途部当接部23(屈曲部)の一側面側に先部が隣接するように略L字に折曲して掛止部3を形成し、さらに、フック部62の基部に係合されるように幅方向横切るように屈曲させた矩形環状の屈曲部から下方に向かって延出し、その下部を水平方向に折曲して折り返した略ループ状の接続部4を形成してなる。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかるカラビナ保持具Aの使用手順を説明する。
まず、図2に示すように、クイックドローを構成する一方のカラビナ6を、そのカラビナ6のゲート61を押さえて(ゲート61が)開いた状態にし、その状態のまま、ゲート付勢部21とフック中途部当接部23との間に形成された開口部24から押し込んで、保持部2に一方のカラビナ6を装着する。このとき、ゲート付勢部21がゲート61の開きを規制しつつ、少なくともフック中途部当接部23と、フック基部当接部22と、ゲート付勢部21の3点がカラビナ6に当接・支持する。
カラビナ6をカラビナ保持具Aに装着するのと前後して、略ループ状に形成された接続部4に締結具10を係合してスティック7と接続する。
この締結具10は特に限定されないが、例えば、図4に示すように、水平方向に折曲され折り返された接続部4の水平部41にボルトを挿通させ、頂部にネジ孔を設けたスティック7に螺合させる。なお、図面は六角ボルトを例示しているが、ワッシャー介して蝶ボルトでも良い。この場合、工具を不要にすることができる。
このようにして、スティック7にカラビナ保持具Aを取り付け、このカラビナ保持具Aにクイックドローを構成する一方のカラビナ6を取付けたら、図4に示すように、ベルトを介して設けられた他方(下方)のカラビナ6’に、ビレイヤーを挟んでクライマーとビレイとを結ぶビレイ用ロープ9挿通する。
そして、図5(1)に示すように、壁面に固定された最初のハンガー8にフック部62を通し、そのまま、スティック7を下方へ引き下げることで、カラビナ保持具Aに保持された一方のカラビナ6が開口部24を押し広げながら脱離する。
カラビナ保持具Aから脱離したカラビナ6は、そのゲート61を閉じて(カラビナ6は閉用のバネが内装されている)最初のハンガー8に掛止してスティッククリップが完了する(図5(2))。
次に、空間部31にビレイ用ロープ9を挿通させる場合の使用例について説明する。
この使用例の場合、ベルトを介して設けられた他方(下方)のカラビナ6’には、ビレイ用ロープ9が挿通されていない状態で、壁面に固定されたハンガー8に一方のカラビナ6が既に掛止されていることが前提になっている。なお、この場合においても、一方のカラビナ6をハンガー8に掛止させるのに、当該カラビナ保持具Aを用いても良い。
まず、スティック7にカラビナ保持具Aを取り付け、図8に示すように、折り返したビレイ用ロープ9を空間部31に挿通させて、ゲート付勢部21方向へ環状に突出しておく。
そして、折り返したビレイ用ロープ9の環部がゲート61’に掛かるようにする。
折り返したビレイ用ロープ9の環部がゲート61’に掛かったら、ビレイ用ロープ9の一方を固定(ユーザーによってビレイ用ロープ9の一方を把持した状態を維持)し、ビレイ用ロープ9の他方を引っ張る。
このようにして環部を縮径することで、他方(下方)のカラビナ6’のゲート部61’が付勢されて開き、他方(下方)のカラビナ6’の中にビレイ用ロープ9が挿通する。このとき当然のことながら、他方(下方)のカラビナ6’は、ビレイ用ロープ9が挿通されると同時にゲート部61’が閉じる。
なお、本使用例は一例であり、ゲート付勢部21からフック基部当接部22に至る部分に、他方(下方)のカラビナ6’のフック部62’を向かい入れるようにして操作しても良い。
このように本実施の形態にかかるカラビナ保持具Aは、保持部2を側面視略C字状に形成して、ゲート61を押さえ込んだ状態でカラビナ6を保持するようにしたから、クライマーは一方の手でスティック7を把持し、壁面に固定された最初のハンガー8に上方のカラビナ6を掛け、スティック7を引き下げるだけでスティッククリップが完了するので操作性を向上させることができる。
また、フック部62の先部が突出されるようにゲート61が開いた状態で保持可能及び保持されたカラビナ6を脱離可能に、ゲート61を押さえ込むように保持させる側面視略C字状の保持部2と、その保持部2から延設されスティック7に接続させる接続部4と、ビレイ用ロープ9を掛止させる掛止部3とを、1本の線状部材1で構成したから、組立性・生産性・経済性を向上しつつ、極めて軽量なカラビナ保持具Aを提供できる。
さらに、ビレイ用ロープ9を掛止させる掛止部3を備えたことで、ハンガー8に一方のカラビナ6を掛止させておき、その後、他方のカラビナ6’にビレイ用ロープ9を挿通させる必要が生じても、かかる掛止めに容易に対応することができる。
また、その1本の線状部材1を折り曲げて保持部2と掛止部3と接続部4とが所要の幅でもって形成したから、カラビナを構成する杆の径(太さ)が異なっても対応することができ、利便性と経済性を向上することができる。
以上、本実施の形態にかかるカラビナ保持具Aを説明したが、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
例えば、図6に示すように、締結具10の他の例として、所謂、ホースクリップ(図6に示すような捩じ込みによる縮径タイプ、図7に示すような捩じ込みによる拡径・縮径タイプなど)を用い、下方に向かって延出された接続部4の鉛直部42とスティック7の上部とを纏めるように挿通させ締め込んでも良い。この場合、スティック7にネジ孔を要しないことから枝木などが利用できる。
また、本実施の形態にかかるカラビナ保持具Aでは、1本の線状部材1で構成しているが、複数本の線状部材で構成しても良い。
さらに、フック部62の先部が突出されるようにゲート61が開いた状態で保持可能及び保持されたカラビナ6を脱離可能に、ゲート61を押さえ込むように保持させるように保持部2が側面視略C字状に形成されていれば良いもので、構成部材は、線状部材1に限定されず、樹脂部材などで一体成形しても良い。
さらに本実施の形態では、フリークライミングの使用例について説明しているが、このものに限定されず、ビルの窓拭き作業の際の安全用に用いる等、カラビナを掛止する何れの分野でも適用可能である。
また、カラビナもゲート部がオートロック式のものでも使用可能である。
本実施の形態にかかるカラビナ保持具の斜視図である。 同、カラビナとの係合関係(その1)を示したカラビナ保持具の側面図である。 同、カラビナとの係合関係(その2)を示したカラビナ保持具の側面図である。 同、カラビナ保持具の使用状態を示す斜視図である。 同、カラビナ保持具の使用手順を示す側面図である。 他の締結具を用いた場合のカラビナ保持具の斜視図である。 拡径・縮径タイプのホースクリップの斜視図である。 カラビナ保持具の他の使用例を示す説明図である。
符号の説明
A カラビナ保持具
1 線状部材
2 保持部
21 ゲート付勢部
22 フック基部当接部
23 フック中途部当接部
24 開口部
3 掛止部
31 空間部
4 接続部
41 水平部
42 鉛直部
5 固定部材
6(6’) カラビナ
61(61’) ゲート
62(62’) フック部
7 スティック
8 ハンガー
9 ビレイ用ロープ
10 締結具
11 ベルト

Claims (6)

  1. 一端が軸支されて枢設されたゲートを備えると共に被掛止部に掛止させるフック部を備えたカラビナを、前記フック部の先部が突出されるように前記ゲートが開いた状態で保持可能及び保持された当該カラビナを脱離可能に、前記ゲートを押さえ込むように保持させる側面視略C字状の保持部と、該保持部から延設されスティックに接続させる接続部とを備えて成ることを特徴とするカラビナ保持具。
  2. 前記保持部は、線状部材で構成され、
    前記線状部材は、前記ゲートの中途部から前記フック部の中途部に至るまでの前記カラビナの幅方向両側に沿うように配設されると共に、前記ゲートの中途部と前記フック部の基部と前記フック部の中途部とに係合されるように幅方向横切るように屈曲させてなることを特徴とする請求項1記載のカラビナ保持具。
  3. 前記接続部は、前記フック部の基部に係合されるように幅方向横切るように屈曲させた屈曲部から下方に向かって延出されると共に、その下部が水平方向に折曲され折り返された略ループ状の線状部材からなり、下方に向かって延出された鉛直部、または、水平方向に折曲され折り返された水平部に締結具を係合させて前記スティックと接続させることを特徴とする請求項1または2記載のカラビナ保持具。
  4. 前記カラビナはベルトを介して該ベルトの両端に配設された一方のカラビナであり、他方のカラビナはロープが挿通させられるものであり、
    当該カラビナ保持具は、前記ロープをループ状に掛止させ前記他方のカラビナに前記ロープを挿通させる掛止部を備えてなることを特徴とする請求項1〜3の何れか記載のカラビナ保持具。
  5. 前記掛止部は、前記フック部の基部に係合されるように幅方向横切るように屈曲させた屈曲部の幅方向一側面側に基部が接続され、前記フック部の中途部に係合されるように幅方向横切るように屈曲させた屈曲部の一側面側に先部が隣接するように略L字に折曲された線状部材からなり、この線状部材と前記保持部を形成させる線状部材との間に形成された空間部に前記ビレイ用ロープが掛止されることを特徴する請求項4記載のカラビナ保持具。
  6. 前記保持部と前記掛止部と前記接続部とを構成する前記線状部材は、夫々が繋がった1本の線状部材からなり、その1本の線状部材を折り曲げて前記保持部と前記掛止部と前記接続部とが所要の幅でもって形成されていることを特徴とする請求項5記載のカラビナ保持具。
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