JP5367392B2 - バルブ挿入装置 - Google Patents

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本発明は、バルブの軸部をワークの孔に挿入するためのバルブ挿入装置に関する。
例えば自動車のエンジンには、燃焼室への吸排気を行うためのバルブが設けられる。バルブは、軸部および軸部の端部に設けられた傘部を有し、軸部がバルブガイドの内周に挿入されることで、摺動可能に支持される。バルブをスムーズに摺動させるために、バルブの軸部の外周面及びバルブガイドの孔の内周面はほぼ同径に形成され、できるだけ隙間が無いように嵌合される。このため、エンジンの組付工程において、バルブの軸部をバルブガイドの孔に挿入する作業は非常に困難となる。
このようなバルブ挿入作業は、人の手で行われることもあるが、バルブ挿入装置により自動で行われることが多い。装置でバルブを挿入する場合、バルブの軸部の位置とワークの孔の位置とを高精度に合わせる必要がある。例えば、特許文献1に示されているバルブ挿入装置は、バルブの軸部(バルブステムVa)の外周面をハンド手段(50)で把持すると共に、バルブの傘部(バルブヘッドVb)をバルブ挿入ユニット(30)の基準座(40)に圧接することで、バルブを所定姿勢で保持している。
特開平7−80735号公報
上記の装置でバルブを強固に保持しようとすると、バルブの軸部の外周面をハンド手段で強力に把持する必要がある。しかし、バルブの軸部の外周面を強力に把持すると、軸部の外周面が傷ついてバルブガイドとの嵌合精度が低下し、バルブの摺動に支障を来たす恐れがある。このため、バルブの軸部を強力に把持することはできず、バルブの固定力が不足し、挿入作業中にバルブの位置がずれて、バルブの軸部をワークの孔に挿入できない恐れがある。
本発明の解決すべき課題は、軸部を傷つけることなくバルブを確実に位置決め固定することで、バルブをワークの孔に確実に挿入することができるバルブ挿入装置を提供することにある。
前記課題を解決するために成された本発明は、軸部と、軸部の一方の端部に設けられた傘部とを備えたバルブの軸部を、ワークに設けられた孔の内周に挿入するためのバルブ挿入装置であって、傘部を軸方向両側から挟持することによりバルブを固定するバルブチャック部と、ワークを固定するワーク固定部と、バルブチャック部とワーク固定部とを相対的に接近・離反させる移動手段とを備え、バルブチャック部が、傘部の端面に軸方向一方側から当接する第1チャック部材と、傘部に形成されたテーパ面に軸方向他方側から当接する第2チャック部材とを有し、第2チャック部材で傘部のテーパ面をガイドしながらバルブの軸心を所定位置に位置決めするものであり、バルブチャック部による傘部のチャックを解放した状態で、傘部を第2チャック部材から軸方向に離隔させ、第2チャック部をバルブに対して軸方向と直交する方向に引き抜き可能な状態でバルブを保持する保持手段を設けたことを特徴とする。
このように、本発明のバルブ挿入装置は、バルブチャック部で傘部を軸方向両側から挟持することで、バルブを位置決め固定している。これにより、軸部に触れることなくバルブを位置決めすることができるため、軸部の外周面が損傷する恐れを回避できる。また、バルブのテーパ面は、ワークの孔と摺動する支持面ではないため強い力で挟持することができ、これによりバルブを安定した状態で保持することができる。
バルブチャック部が、傘部に軸方向一方側から当接する第1チャック部材と、傘部に形成されたテーパ面に軸方向他方側から当接する第2チャック部材とを有し、第2チャック部材で傘部のテーパ面をガイドしながらバルブを位置決め固定すれば、バルブを所定位置に正確に位置決めした状態で固定することができる。
第2チャック部材が、内周にバルブの軸部を挿入可能なスリーブであり、該スリーブの内周面の開口部をバルブの傘部のテーパ面に当接するようにすれば、スリーブの開口部でバルブのテーパ面をスリーブの中心へ向けてガイドすることができるため、精度良く芯出しを行うことができる。
このスリーブを、円周方向一部を切り欠いた切り欠きスリーブとし、その切り欠き寸法Lをバルブの軸部の直径D1よりも大きくすれば(L>D1、図5参照)、軸方向と直交する方向からスリーブの内周にバルブを出し入れすることができるため、バルブの脱着作業が容易化される。一方、切り欠きスリーブの切り欠き寸法が大きすぎると、チャックした時にバルブが切り欠き部から逃げてしまい、バルブを精度良く位置決めすることができない恐れがある。そこで、切り欠きスリーブの切り欠き寸法Lを、切り欠きスリーブとの当接点における傘部のテーパ面の直径D2よりも小さくすれば(L<D2、図5参照)、バルブの傘部をチャックした状態で、テーパ面が切り欠き部を通過することができないため、バルブを確実に位置決めすることができる。
バルブがワークの孔に嵌合した後、バルブチャック部による傘部のチャックを解放し、バルブを軸方向と直交する方向に相対的に引き抜くことで、バルブの挿入が完了する。このとき、バルブの傘部が第2チャック部材と当接していると、バルブを引き抜く際にテーパ面と第2チャック部材とが互いに傷つけ合う恐れがある。そこで、バルブチャック部によるバルブのチャックを解放した状態で、バルブの傘部を第2チャック部材から離隔させた状態でバルブを保持可能な保持手段を設ければ、バルブを引き抜く際にテーパ面と第2チャック部材との接触を回避でき、これらの部材の損傷を防止できる。特に、上記のように、切り欠きスリーブ(第2チャック部材)の切り欠き寸法Lを、切り欠きスリーブとの当接点におけるテーパ面の直径D2よりも小さくした場合、切り欠きスリーブとバルブの傘部のテーパ面とを当接させた状態では、スリーブの内周に配されたバルブを軸方向と直交する方向に引き抜くことができない。従って、上記の保持手段によりバルブの傘部を第2チャック部材から離隔させ、切り欠きスリーブの内周にバルブの小径部(切り欠き部の切り欠き寸法Lよりも小径な部分)を配すれば、切り欠きスリーブとテーパ面とが干渉することなく、バルブを軸方向と直交する方向に引き抜くことができる。
バルブの軸部とワークの孔の位置が一致していない状態でバルブを降下させると(図10(a)参照)、バルブの軸部がワークの端面に当接して孔に挿入されない(図10(b)参照)。そこで、バルブの中心軸M周りに公転する錘を設け、この錘の公転によりバルブ100を中心軸Mと直交する方向に円運動させれば、軸部と孔との位置を合わせて軸部を孔に挿入することができる。このとき、バルブを、軸方向と直交する方向で平行移動可能に保持すれば、中心軸Mの方向を傾斜させることなくバルブを円運動させることができるため、挿入作業をスムーズに行うことができる。
また、バルブの中心軸Mとワークの孔の中心軸Nとを互いに傾斜させた状態で、バルブの軸部の端部をワークの孔の開口部に嵌合させれば、傾斜したワークの端面及び孔の縁でバルブを孔へ向けてガイドすることができる。軸部が孔の開口部に嵌合した後、中心軸Mと中心軸Nとを一致させることにより、バルブの軸部が孔の奥まで挿入される。
以上のように、本発明のバルブ挿入装置によれば、軸部を傷つけることなくバルブを確実に位置決め固定することができるため、バルブをワークの孔に確実に挿入することができる。
バルブ挿入装置の側面視の軸方向断面図である。 バルブ挿入装置の正面視の軸方向断面図である。 バルブチャック部の斜視図である。 バルブチャック部の正面視の軸方向断面図であり、(a)はアンチャック状態、(b)はチャック途中の状態、(c)はチャック状態を示す。 バルブ及び切り欠きスリーブの正面図である。 錘回転部の軸方向断面図である。 錘回転部の水平方向断面図である。 他の例に係る錘回転部の水平方向断面図である。 ユニットと基部との接続部を示す軸方向断面図である。 (a)及び(b)は、バルブをバルブガイドに挿入する様子を示す軸方向断面図である。 バルブの中心軸とバルブガイドの中心軸とを傾斜させた様子を示す軸方向断面図である。 (a)は、バルブの軸部がバルブガイドの開口部でガイドされる様子を示す側面視の軸方向断面図であり、(b)は同平面図である。 (a)は、バルブの軸部がバルブガイドの開口部に嵌り込んだ状態を示す側面視の軸方向断面図であり、(b)は同平面図である。 (a)は、バルブの軸部がバルブガイドの開口部でガイドされる様子を示す側面視の軸方向断面図であり、(b)は同平面図である。 バルブの軸部がバルブガイドの開口部でガイドされる様子を示す平面図である。
本発明の一実施形態に係るバルブ挿入装置1は、図1及び図2に示すように、ワークに設けられた孔(図示例では、シリンダヘッド200に設けられたバルブガイド210の孔212)に、バルブ100の軸部101を挿入するものである。尚、本実施形態では、バルブ100の中心軸Mを鉛直方向とし、バルブ100を鉛直方向下方に降下させることで、バルブ100をワークの孔212に挿入する場合を示す。
バルブ挿入装置1は、バルブチャック部10と、錘回転部20と、ワーク固定部30と、バルブチャック部10とワーク固定部30とを鉛直方向で接近・離反させる移動手段(図示省略)とを有する。バルブチャック部10および錘回転部20は、中間部材40を介して一体に固定され、このバルブチャック部10、錘回転部20、及び中間部材40のユニットAが、スラスト軸受51及び52を介して基部60に取付けられる。基部60は、ユニットAから水平に延びた水平部61と、水平部61の端部から下方に延びた垂直部62とを有し、支持台70に軸方向移動可能に取付けられる。図示例では、基部60の垂直部62に固定されたガイド63と、支持台70に設けられたガイドレール71とを嵌合させ、図示しない移動手段で基部60を昇降させることで、基部60及びユニットAを一体に昇降させることができる。
バルブチャック部10は、固定部11と、固定部11に取付けられ、作動軸12aを昇降させるシリンダ12と、作動軸12aに取付けられ、固定部11に対し て上下動可能に設けられた可動部13とを有する。固定部11は第1チャック部材として機能し、その下端面11aがバルブ100の傘部102の端面に上方か ら当接する。可動部13は第2チャック部材を有し、その上端開口部が傘部102の下面に形成されたテーパ面103に下方から当接する。本実施形態では、第 2チャック部材として、内周に軸部101を挿入可能なスリーブ、詳しくは円周方向一部を切り欠いた切り欠きスリーブ14が設けられる(図3参照)。すなわち、バルブチャック部10は、固定部11の下端面11aと可動部13の切り欠きスリーブ14とで、バルブ100の傘部102を軸方向両側から挟持可能な構成を成している(図4(c)参照)。
切り欠きスリーブ14は、例えば金属材料や樹脂材料で形成され、円周方向の一部を軸方向全長に亘って切り欠いた形状を成している。切り欠きスリーブ14の切り欠き寸法L(正面視における切り欠き部の隙間幅、図5参照)は、軸部101の直径D1よりも大きく設定される(L>D1)。これにより、切り欠きスリーブ14の側方から、バルブ100の軸部101を内周に出し入れすることが可能となる。また、切り欠きスリーブ14をバルブ100のテーパ面103に当接させた状態(図5に点線で示す)において、その当接点におけるテーパ面103の外径寸法D2は、切り欠きスリーブ14の切り欠き寸法Lよりも大きくなっている(L<D2)。
切り欠きスリーブ14の上端開口部14aには面取りが施され、図示例では軸方向断面で円弧状に形成される(図4参照)。これにより、切り欠きスリーブ14をバルブ100に下方から当接させたときに、バルブ100のテーパ面103の損傷を防止できる。また、切り欠きスリーブ14の上端開口部14aの軸方向断面における曲率R1は、バルブ100のテーパ面103の曲率R2よりも小さく設定される。これにより、切り欠きスリーブ14の上端開口部14aをテーパ面103に確実に当接させ、バルブ100をガイドする機能を果たすことができる。尚、図示例ではバルブ100のテーパ面103が軸方向断面で円弧状に形成されているが、これに限らず、例えば断面楕円弧状や、断面直線状のテーパ面であってもよい。
可動部13には、バルブ100を切り欠きスリーブ14から離隔させた(浮かせた)状態で保持する保持手段が設けられる(図3及び図4参照)。保持手段は、例えば、切り欠きスリーブ14の水平方向両側に配された一対のプランジャ16で構成される。プランジャ16は、スプリング(図示省略)で上方に付勢された支持軸16aを有し、支持軸16aの上端部で、バルブ100の傘部102を下方から支持している。支持軸16aに、スプリングの弾性力よりも大きな下向きの力が加わると、支持軸16aが相対的に押し下げられる。
錘回転部20は、図1及び図2に示すように、中間部材40に固定され、内部に円筒状空間を有するケース21と、ケース21の内部空間に収容された錘としてのボール22と、ケース21の上側開口部に配された蓋部23とを有する。ケース21は、内周面の中心がバルブ100の中心軸Mと一致するように配される。ボール22は、ケース21の内部空間内で自由に移動することができる。
錘回転部20には、図6に示すように、ケース21の内部空間に空気を吹き込むための空気入口24と、空気を排出するための空気出口25とが設けられる。本実施形態では、空気入口24は、蓋部23の軸心から外周側にオフセットした位置に設けられ、空気出口25は、蓋部23の軸心に設けられる。このように、空気入口24を蓋部23に設けることで、空気入口24とコンプレッサ(図示省略)とを連結するホース26を斜め上方へ逃がすことができるため、例えば複数のバルブ挿入装置1を並べて使用する場合でも、隣り合う装置のホース26同士が干渉することを防止できる。
空気入口24からケース21の内部空間に空気が吹き込まれると、ケース21の内周面21aに沿って空気が流れる。詳しくは、空気入口24から吹き込まれた空気は、ケース21の内周面に沿って流れ、渦を巻くようにして上方の空気出口25から排出される(図6及び図7の矢印参照)。これにより、ボール22が、ケース21の内周面に沿って、ユニットAの中心軸M(すなわち、バルブ100の軸部101の中心軸)周りで公転する。このボール22の遠心力により、バルブ100を保持したユニットAを水平方向に円運動させる力が加わる。
錘回転部20の構成は上記に限らず、錘を中心軸M周りに公転させて、バルブ100及びユニットAを円運動させるものであればよい。例えば、ボール22の代わりに、内周面21aに沿って公転可能な円筒体を用いてもよい。あるいは、図8に示すように、ケース21の内部空間に中心軸M周りに回転する偏心錘27を設け、この偏心錘27を回転(公転)させることによりユニットAを円運動させてもよい。
ワーク固定部30は、シリンダヘッド200を所定姿勢で固定するためのものであり、シリンダヘッド200を載置する基台31と、シリンダヘッド200を基台31上に固定するための固定手段(図示省略)とを備える。基台201は、任意の角度にチルト可能に設けられる。
スラスト軸受51・52は軸方向に離間して配され、上側のスラスト軸受51は中間部材40と錘回転部20との間に、下側のスラスト軸受52は中間部材40とバルブチャック部10との間にそれぞれ設けられる。上側のスラスト軸受51は、図9に拡大して示すように、上軌道輪51aと下軌道輪51bとの間に複数のボール51cを配した構成を成している。同様に、下側のスラスト軸受52は、上軌道輪52aと下軌道輪52bとの間に複数のボール52cを保持している。ユニットA側に固定される上側のスラスト軸受51の上軌道輪51a及び下側のスラスト軸受52の下軌道輪52bは、その内周面を中間部材40の外周面に圧入することで位置決め固定される。一方、基部60側に固定される上側のスラスト軸受51の下軌道輪51b及び下側のスラスト軸受52の上軌道輪52aは、その外周面を基部60の内周面に圧入することで位置決め固定される。スラスト軸受51・52の各軌道輪51a・51b・52a・52bの軌道面(ボールとの接触面)は平坦面状である。これにより、ユニットAは、基部60に対する水平方向の全方向への相対移動が許容される。このように、水平移動のみを許容する2つのスラスト軸受51・52を軸方向に離間して配することで、中心軸Mを鉛直方向に維持したまま、ユニットAを基部60に対して水平方向に平行移動させることができる。
基部60には、スラスト軸受51・52により水平移動可能に保持されたユニットAを初期位置に復帰させるための復帰手段が設けられる。図示例では、復帰手段として、ユニットAの外周面を、円周方向等間隔の複数箇所(3箇所以上、例えば4箇所)から内径向きに付勢する複数のプランジャ53が設けられる。図示例のプランジャ53は、内径端に回転自在に配されたボール53aと、ボール53aを内径向きに付勢するスプリング(図示省略)とを有する。スプリングで内径向きに付勢されたボール53aを、下側のスラスト軸受52の下軌道輪52bの外周面に当接させることで、ユニットAには初期位置(すなわち、すべてのプランジャ53の付勢力が釣り合う位置)へ戻す力が常に付勢される。尚、復帰手段はこれに限らず、例えば板バネ等の他の弾性部材で付勢するプランジャも使用できる。あるいは、ユニットAの外周を環状のゴムで囲み、ゴムの弾性力でユニットAを初期位置へ向けて付勢してもよい。
以下、バルブ挿入装置1によるバルブ100の挿入方法を説明する。
まず、バルブチャック部10でバルブ100をチャックする。具体的には、図4(a)に示すように、可動部13に設けられた切り欠きスリーブ14の内周にバルブ100の軸部101を配し、プランジャ16の支持軸16aの上にバルブ100の傘部102を載置する。この状態から可動部13を上昇させると、バルブ100が持ち上げられ、バルブ100の傘部102の上面102aが固定部11の下端面11aに当接する(図4(b)参照)。さらに可動部13を上昇させると、支持軸16aがスプリングの付勢力に反して相対的に押し下げられ、切り欠きスリーブ14がバルブ100に下方から当接する(図4(c)参照)。具体的には、切り欠きスリーブ14の内周面の上端開口部14aが、バルブ100の傘部102の下面に形成されたテーパ面103に当接する。このように、上方へ向けて徐々に拡径したテーパ面103に、軸部101を囲むように設けられた切り欠きスリーブ14の上端開口部14aが当接すると、テーパ面103(バルブ100)が切り欠きスリーブ14との当接点から内径向きの力を受ける。これにより、バルブ100が切り欠きスリーブ14の軸心側へ向けてガイドされ、バルブ100の軸心と切り欠きスリーブ14の軸心とが一致する。すなわち、切り欠きスリーブ14を予め精度良く固定することで、バルブ100の軸心を所定の位置に配することができる。この状態で、固定部11の下端面11aと切り欠きスリーブ14の上端開口部14aとで、バルブ100の傘部102を軸方向両側から挟持することにより、バルブ100をバルブチャック部10で位置決め固定される。
このような切り欠きスリーブ14による位置決め機能を発揮するためには、テーパ面103のうち、切り欠きスリーブ14との当接点における水平方向に対する角度δ(図5参照)を適当な範囲内に設定する必要がある。すなわち、角度δが小さすぎるとバルブ100を内径向きにガイドする力が十分に得られないため、角度δは例えば30°以上、好ましくは40°以上に設定することが望ましく、図示例ではおよそ45°に設定されている。
ところで、切り欠きスリーブ14の切り欠き寸法Lが大きすぎると、バルブチャック部10でバルブ100をチャックした際に、バルブ100が切り欠き部から外径側に逃げてしまい、位置決め精度が低下する恐れがある。そこで、図5に示すように、切り欠きスリーブ14をバルブ100のテーパ面103に当接させた状態で、この当接点におけるテーパ面の外径寸法D2を、切り欠きスリーブ14の切り欠き寸法Lよりも大きく設定すれば、バルブ100の傘部102をバルブチャック部10で挟持した際にバルブ100が切り欠き部から逃げる事態を回避できる。これにより、バルブ100のテーパ面103を外周のほぼ全周からガイドすることができるため、バルブ100の位置決め精度をより一層高めることができる。
次に、ユニットAにバルブ100を位置決め固定した状態で、ユニットA及び基部60を降下させ、バルブ100の軸部101の下端部をバルブガイド210の孔212の上端開口部に配する。このとき、例えば、バルブ100の中心軸Mとバルブガイド210の孔212の中心軸Nとが平行であると(図10(a)参照)、軸部101の外周面とバルブガイド210の孔212とが水平方向に少しでもずれていると、軸部101の下端部101bがバルブガイド210の上端面211と当接して孔212に挿入されない(図10(b)参照)。
そこで、図11に示すように、シリンダヘッド200をチルトさせ、バルブガイド210の孔212の中心軸Nをバルブ100の中心軸Mに対して僅かに傾斜させて保持した状態で(傾斜角θ、図11では誇張して示す)、バルブガイド210の孔212の開口部にバルブ100を当接させることにより、バルブ100の軸部101の下端部を孔212へガイドすることができる。このガイド機構を、図12〜図15を用いて詳しく説明する。尚、ガイド機構の説明において、シリンダヘッド200のチルトの中心軸方向を「チルト軸方向」と言う(図12(a)〜図14(a)において紙面と直交する方向、図12(b)〜図14(b)、図15において上下方向)。また、傾斜したバルブガイド210の端面211において、チルト軸方向と直交する方向を「傾斜方向」と言う(図12(a)〜図14(a)において端面211の傾斜方向、図12(b)〜図14(b)、図15において左右方向)。
図12に示すように、バルブ100の軸部101がバルブガイド210の孔212に対して傾斜方向で上側にずれている場合は、バルブ100を降下させると、軸部101の下端部101bの縁部が、バルブガイド210の端面211の孔212より上側の領域に当接する(図中、当接点をPで示す)。この状態からバルブ100をさらに押し下げると、軸部101の下端部101bがバルブガイド210の傾斜端面211で傾斜方向下側にガイドされ、図13に示すようにバルブガイド210の上端開口部213に嵌り込む。このとき、バルブ100の中心軸Mとバルブガイド210の孔212の中心軸Nとが傾斜しているため、軸部101は孔212の内周の下方までは挿入されず、バルブガイド210の上端開口部213の縁上の3点で支持される。その後、バルブガイド210の中心軸Nが鉛直方向となるようにシリンダヘッド200のチルトを戻すと、バルブ100の中心軸Mとバルブガイド210の孔212の中心軸Nとが一致し、バルブ100の軸部101がバルブガイド210の孔212の下方まで挿入される。
尚、軸部101の下端部101bがガイドされることにより、ユニットAの下端部に水平方向の負荷が加わるが、ユニットAを軸方向に離隔した2個のスラスト軸受51・52で支持することで、ユニットA及びバルブ100の中心軸Mを傾斜させることなく鉛直方向に維持したまま、ユニットA及びバルブ100を水平方向に移動させることができる。また、軸部101の下端部101bがガイドされることにより、バルブ100とバルブチャック部10との固定部に負荷(モーメント)が加わるが、上記のようにバルブ100の傘部102を軸方向両側から挟持することにより、バルブ100が強固に固定されるため、バルブ100を確実に保持しておくことができる。
図14に示すように、バルブ100の軸部101が、バルブガイド210の孔212に対して傾斜方向下側にずれた場合は、軸部101の下端部101bの縁部が、バルブガイド210の上端開口部213の縁の下側部分に当接する。この状態から軸部101を押し下げると、軸部101がバルブガイド210の上端開口部213の縁で孔212側へガイドされ、上端開口部に嵌り込む(図13参照)。その後の動作は上記と同様であるため、省略する。
図15に示すように、バルブ100の軸部101が、バルブガイド210の孔212に対してチルト軸方向でずれた場合は、軸部101の下端部101bの縁部が、バルブガイド210の上端開口部213の縁に一箇所で当接する。この状態から軸部101を押し下げると、軸部101がバルブガイド210の上端開口部213の縁で孔212側へガイドされ、上端開口部に嵌り込む(図13参照)。その後の動作は上記と同様であるため、省略する。
ところで、軸部101が傾斜方向で上側にずれた場合(図12参照)は、軸部101の下端部101bがバルブガイド210の傾斜端面211に当接する限り、ガイド機能を発揮することができる。一方、軸部101が傾斜方向で下側にずれた場合(図14参照)は、軸部101の下端部101bの縁部のうち、中心より傾斜方向下側で上端開口部213に当接すれば孔212へ向けてガイドされるが、中心より傾斜方向上側で当接すると孔212から離れる向きに力が加わる。従って、軸部101の傾斜方向下側へのずれが大きいと、ガイド機能が発揮されない恐れがある。本実施形態では、図11に示すように、バルブガイド210(シリンダヘッド200)のチルト中心軸Oをバルブ100(ユニットA)の中心軸M上に配しているため、バルブガイド210をチルトさせると、軸部101が孔212に対して傾斜方向上側にずれる。このように、比較的大きなずれが許容される傾斜方向上側に軸部101を積極的にずらすことで、より確実に軸部101を孔212へガイドすることができる。
本実施形態のバルブ挿入装置1では、何らかの事情で上記の方法ではバルブ100を挿入できなかった場合でも、バルブ100を確実にバルブガイド210の孔212に挿入するために、錘回転部20が設けられる。以下、錘回転部20の作用を説明する。
上記の工程を経ても、軸部101の下端部101bが、バルブガイド210の端面211と当接して孔212に挿入されない場合(図10(b)参照)は、軸部101を端面211に軽く押し付けた状態で、錘回転部20によりユニットAを円運動させる。すなわち、空気入口24からケース21の内部空間に空気を吹き込み、ボール22をケース21の内周面に沿って中心軸M周りに公転させる。このボール22の遠心力により、ユニットA及びバルブ100が、水平方向で細かく円運動する。これにより、バルブ100の下端部101bが、バルブガイド210の端面211上で小さな円を描くように移動し、孔212の場所と一致したら、軸部101が孔212に嵌り込む。このとき、空気入口24から吹き込む空気の量(流速)を徐々に高めていくと、バルブガイド210の端面211上で軸部101を螺旋状に円運動させることができるため、軸部101と孔212との位置をより確実に合わせることができる。
また、上述のように、ユニットAを軸方向に離隔したスラスト軸受51・52を介して基部60に取付けることで、バルブ100の中心軸Mを鉛直方向に維持した状態で、水平方向に円運動させることができる。これにより、バルブ100の中心軸Mとバルブガイド210の孔212の中心軸Nとが平行な状態を維持することができるため、バルブ100を軽く押し下げながら円運動させることで、バルブ100の軸部101の下端部101bと孔212の上端開口部213との水平方向位置が合えば、自動的に軸部101が孔212に挿入される。
尚、軸部101をバルブガイド210に押し付けながらバルブ100を円運動させると、バルブチャック部10によるバルブ100の固定が弛んだりずれたりする恐れがあるが、上記のように、バルブ100の傘部102を軸方向両側から挟持することで、バルブ100を強固に固定することができるため、かかる不具合を確実に回避することができる。
以上の工程を経て、軸部101が孔212に嵌り込んだら、バルブチャック部10によるバルブ100のチャックを解放する。すなわち、可動部13を固定部11に対して降下させ、バルブ100の傘部102を下方から支持していた切り欠きスリーブ14を降下させる。このとき、バルブ100は自重により降下しようとするが、可動部13に設けられたプランジャ16により下方から支持されることで、傘部102の上端面を固定部11の下端面11aに当接した状態で保持される(図4(b)参照)。さらに可動部13を降下させると、傘部102の上端面が固定部11から離隔し、プランジャ16のみでバルブ100を支持した状態となり、バルブ100は、切り欠きスリーブ14に対して浮かせた状態で保持される(図4(a)参照)。
図4(a)に示す状態では、切り欠きスリーブ14の内周には、バルブ100のうち、切り欠きスリーブ14の切り欠き寸法Lよりも直径の小さい部分が配され、本実施形態では軸部101のみが配される。これにより、テーパ面103と切り欠きスリーブ14とが干渉することなく、切り欠きスリーブ14の内周からバルブ100を水平方向に相対的に引き抜くことができる。このとき、バルブ100のテーパ面103が切り欠きスリーブ14から離隔していることにより、両者が互いに傷つけあう恐れを回避できる。また、傘部102を下方から支持するプランジャ16の作動軸16aの先端部を球面状に形成しているため、作動軸16aによるテーパ面103も防止できる。バルブ100が水平方向に相対的に引き抜かれたら、バルブ100の軸部がバルブガイド210の孔212にガイドされながら自重により降下し、挿入が完了する。
本発明は上記の実施形態に限られない。例えば、上記の実施形態では、シリンダヘッド200を固定し、バルブ100を固定したユニットAを降下させることでバルブ100の挿入を行っているが、これとは逆に、ユニットAを固定し、シリンダヘッド200を上昇させてもよい。
また、上記の実施形態では、第2チャック部材が切り欠きスリーブ14である場合を示しているが、これに限らず、軸部の外周を囲むように設けられ、バルブ100のテーパ面103を所定位置へ向けてガイドするものであればよい。例えば、バルブ100のテーパ面103を下方から支持可能な位置で、円周方向等間隔に離隔した複数(例えば3個)の支持部材(図示省略)を第2チャック部材とすることができる。また、バルブ100の着脱に問題が無ければ、切り欠きのないスリーブを第2チャック部材として用いることもできる。
また、上記の実施形態では、バルブの挿入方向、すなわちユニットAの移動方向を鉛直方向とした場合を示しているが、本発明のバルブ挿入装置では挿入方向を任意に設定することができる。例えば、シリンダヘッド200を水平面上に載置し、バルブガイド210の傾斜に合わせた角度でバルブを挿入してもよい。バルブの挿入方向を斜めにすると、重力が作用することにより、バルブの軸部の下端部とバルブガイドの孔の位置を合わせることが難しくなるが、上記のようにバルブの中心軸Mと孔の中心軸Nとを少しチルトさせたり、バルブを円運動させたりして、バルブと孔との位置を合わせる手段を講じることで、挿入方向を斜めにした場合でもバルブを確実に挿入することが可能となる。また、バルブの挿入方向を斜めにすると、スラスト軸受51・52で支持されたユニットA及びバルブ100に重力が作用するが、復帰手段(プランジャ53)を設けることで、外力が加わらない状態では常にバルブを初期位置に配することができる。この他、挿入方向を水平方向にしたり、あるいは、上記実施形態とは位置関係を上下反転させて、バルブをワークの孔の下方から挿入するようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、バルブを挿入するに際し、シリンダヘッド200をチルトさせることによるガイド機構、及び、錘回転部20の2つの手段を講じているが、バルブの挿入が行えるようであれば一方を省略してもよい。あるいは、バルブ100をバルブチャック部10で確実に位置決め固定し、バルブ100の位置と孔212の位置とを精度良く合わせることで、上記の手段を講じなくてもバルブの挿入が行えるようであれば、上記の双方の手段を省略してもよい。
また、上記の実施形態では、ワークがシリンダヘッドである場合を示しているが、これにかぎらず、バルブを挿入する必要があるものであれば、他のワークにも適用することができる。
1 バルブ挿入装置
10 バルブチャック部
11 固定部(第1チャック部材)
13 可動部
14 切り欠きスリーブ(第2チャック部材)
16 プランジャ
20 錘回転部
30 ワーク固定部
51・52 スラスト軸受
53 プランジャ
60 基部
70 支持台
100 バルブ
101 軸部
102 傘部
103 テーパ面
200 シリンダヘッド
210 バルブガイド
212 孔
A ユニット
M バルブ100の中心軸
O シリンダヘッド200(バルブガイド210)のチルト中心軸

Claims (8)

  1. 軸部と、軸部の一方の端部に設けられた傘部とを備えたバルブの軸部を、ワークに設けられた孔の内周に挿入するためのバルブ挿入装置であって、
    傘部を軸方向両側から挟持することによりバルブを固定するバルブチャック部と、ワークを固定するワーク固定部と、バルブチャック部とワーク固定部とを相対的に接近・離反させる移動手段とを備え
    バルブチャック部が、傘部の端面に軸方向一方側から当接する第1チャック部材と、傘部に形成されたテーパ面に軸方向他方側から当接する第2チャック部材とを有し、第2チャック部材で傘部のテーパ面をガイドしながらバルブを位置決め固定するものであり、
    バルブチャック部による傘部のチャックを解放した状態で、傘部を第2チャック部材から軸方向に離隔させ、第2チャック部をバルブに対して軸方向と直交する方向に引き抜き可能な状態でバルブを保持する保持手段を設けたバルブ挿入装置。
  2. 第2チャック部材が、内周にバルブの軸部を挿入可能なスリーブであり、該スリーブの内周面の開口部をバルブの傘部のテーパ面に当接するようにした請求項記載のバルブ挿入装置。
  3. 前記スリーブが、円周方向一部を切欠いた切り欠きスリーブであり、その切り欠き寸法がバルブの軸部の直径よりも大きい請求項に記載のバルブの挿入装置。
  4. 切り欠きスリーブの切り欠き寸法が、切り欠きスリーブとの当接点におけるテーパ面の直径よりも小さい請求項記載のバルブの挿入装置。
  5. バルブの中心軸M周りに公転する錘を設け、この錘の公転により軸部の端部を中心軸Mと直交する方向に円運動させるようにした請求項1〜の何れかに記載のバルブ挿入装置。
  6. バルブを、軸方向と直交する方向で平行移動可能に保持した請求項記載のバルブ挿入装置。
  7. 軸部と、軸部の一方の端部に設けられた傘部とを備えたバルブの軸部を、ワークに設けられた孔の内周に挿入するための方法であって、
    第1チャック部材を傘部の端面に軸方向一方側から当接させると共に、第2チャック部材を傘部に形成されたテーパ面に軸方向他方側から当接させることにより、第2チャック部材で傘部のテーパ面をガイドしながらバルブを位置決め固定する工程と、第1チャック部材及び第2チャック部材でバルブを位置決め固定した状態でバルブの軸部をワークの孔に挿入する工程と、第1チャック部材及び第2チャック部材を離反させて傘部の固定を解放すると共に、傘部を第2チャック部材から軸方向に離隔させた状態で保持する工程と、第2チャック部材をバルブに対して軸方向と直交する方向に引き抜く工程とを有するバルブ挿入方法。
  8. バルブの中心軸Mとワーク孔の中心軸Nとを互いに傾斜させた状態で、バルブの軸部の端部をワークの孔の開口部に嵌合させた後、中心軸Mと中心軸Nとを一致させることにより、バルブの軸部をワークの孔に挿入する請求項記載のバルブ挿入方法。
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