JP5366691B2 - 保護部材と共に用いる電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、所定の保護部材を介し板状周辺機器を機本体の挿入部に装着して用いられる電子機器、より具体的には、機器本体のスロットに挿入されるカード状周辺機器を機械的な衝撃から保護する保護部材と共に用いられる電子機器に関する。
所定の電子機器のスロット状挿入部に装着して用いられる板状またはカード状の周辺機器としては、例えば、PCMIA(Personal Computer Memory Card Interafce Association)が策定した、所謂PCカードが一般に広く知られている。このPCカードには、各種情報を書き込み及び読み出し可能な半導体メモリを内蔵したメモリカードの他、PCカードよりも小型のメモリカードのアダプタとしての機能や、無線で情報を送受信可能な送信手段および受信手段を内蔵した拡張カードなどがある。
このようなPCカードは、コンピュータの筐体に形成されたスロットに挿入・装着して用いられ、ノート型パーソナルコンピュータやPDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)等の携帯型電子機器についても、例えば個人認証や通信モデム等として広く適用されている。
かかるPCカードについて、コンピュータのスロットにPCカードを装着した状態で、PCカード全体がスロット内に収納されてしまう構成では、PCカードの容量がスロットの深さで制限され、また、外部と無線通信する際に通信が遮断されてしまう等の不具合が生じる場合があることが知られている。このため、近年では、PCカードの一部(反挿入側の端部)がスロットから突出した状態で装着して用いられるものが多くなっている。
ところが、このように、PCカードを電子機器の筐体から突出した状態で用いる場合には、突出部の上方や下方から或いは横方向から外力が加わると、PCカード本体の折れ曲がりや破損等が生じるという問題が生じる。或いは、このようなPCカード自体の損傷にとどまらず、PCカード先端の接続端子と接続されるコンピュータ内部の内部端子の破損を招く場合がある。この場合には、コンピュータ本体を修理する必要があり、ユーザに与える被害がより大きくなる。
特許文献1は、このような課題の解消策の一つを提案している。具体的には、コンピュータのスロットに挿入・装着する挿入部と、装着状態でコンピュータの筐体外部に突出する突出部とを備えるPCカードの保護部材として、PCカードを挿入方向に嵌合させて保持する保持部を有し、PCカードをコンピュータに装着した状態で、底部がコンピュータの設置面に接するように構成した保護部材を提案している。かかる保護部材を用いることにより、上方からの衝撃力は設置面で受けられるので、上方からの外力の作用に対して、PCカードに折れ曲がりや破損が生じることを抑制できる。
特開平10−283450号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている構成では、保護部材の底部がコンピュータの設置面に接しているので、確かに、上方からの外力の作用に対しては、PCカードを保護できるのであるが、それはコンピュータを設置面に対して設置した場合だけであって、コンピュータを携帯した場合には、十分な保護を期待することはできない。
すなわち、使用者がうっかりPCカードを装着した状態で、例えばコンピュータを移動させる場合や、カバン等に入れて携帯する場合があり、このような場合には、コンピュータを設置面に対して設置されていないので、上述の保護部材を装着していても役には立たない。
しかも、このような場合には、PCカードの上下方向からだけでなく横方向からの外力を受ける機会が多くなることも想定されるが、特許文献1に開示されている構成では、横方向からの外力の作用に対しては、十分な保護を実現することはできない。
本発明は、以上のような従来の技術課題に鑑みてなされたもので、カード状周辺機器及びカード状周辺機器を接続する電子機器内部の接続部の破損を効果的に抑制することができる保護部材と共に用いられる電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の電子機器は、板状周辺機器を装着させる挿入部を備えた筐体と、前記挿入部の筐体内方に設けられ前記板状周辺機器の挿入方向における先端に設けられた接続端子を接続させる内部端子とを備え、所定の保護部材を介し前記板状周辺機器を前記挿入部に装着して用いる電子機器であって、
前記内部端子と前記板状周辺機器の接続端子との接続を解除する接続解除部材を更に備え、該接続解除部材は、前記第2の突出部の内部に形成された空間部内に位置しており、
前記所定の保護部材は、前記電子機器の挿入部の挿入部に装着して用いられる板状周辺機器の保護部材であって、前記板状周辺機器の挿入動作を案内する第1ガイド面を有する第1壁部と、前記第1壁部の少なくとも一部と所定距離を隔てて平行に対向配置され、前記第1ガイド面の少なくとも一部と協働して前記板状周辺機器の挿入動作を案内する第2ガイド面を有する第2壁部と、前記板状周辺機器の挿入方向と平行に形成され、前記第1壁部と第2壁部の前記挿入方向と直交する幅方向における端部どうしを結合する一対の側壁部と、を備え、前記第1壁部および第2壁部の前記挿入方向における端部には、前記挿入方向と直交する第1端面および第2端面がそれぞれ形成され、前記側壁部の各々には、前記第1端面および第2端面から前記挿入方向に所定量突出する突出部が設けられており前記一対の側壁部の何れか一方に、当該側壁部の突出部と近接して配置され、当該突出部と同じ方向に突出する第2の突出部を備えている、ことを特徴としたものである。
本発明によれば、板状周辺機器を装着させる挿入部を備えた筐体と、前記挿入部の筐体内方に設けられ前記板状周辺機器の挿入方向における先端に設けられた接続端子を接続させる内部端子とを備え、前述の保護部材を介し前記板状周辺機器を前記挿入部に装着して用いる電子機器について、前記内部端子と前記板状周辺機器の接続端子との接続を解除する接続解除部材を更に備え、該接続解除部材が、前記第2の突出部の内部に形成された空間部内に位置している構成を採用することにより、前記接続解除部材の配置構造およびその周辺構造の簡略化を図ることができる。
この場合において、保護部材が備える突出部が、前記板状周辺機器を挿入する挿入口に嵌合するため、板状周辺機器の上方および下方からだけでなく、横方向からの外力の作用に対しても、当該板状周辺機器を保護することができ、また、板状周辺機器自体の破損だけでなく当該板状周辺機器に接続する前記電子機器内部の接続部の損傷も効果的に抑制することができる。特に、前記保護部材が備える一対の側壁部の何れか一方に、当該側壁部の突出部と近接して配置され、当該突出部と同じ方向に突出する第2の突出部を備えることにより、スロットに対する保護部材の装着安定性を増大させることができる。
第1の実施形態に係る保護部材の全体斜視図 前記保護部材をノート型PCに用いる状態を示す要部斜視図 第2の実施形態に係る保護部材の全体斜視図 前記第2の実施形態に係る保護部材をカード挿入方向における先端側から見て示した斜視図 前記第2の実施形態に係る保護部材をカード挿入方向における基端側から見て示した斜視図 前記第2の実施形態に係る保護部材の裏面を説明するための底面図 前記第2の実施形態に係る保護部材をノート型PCに用いる状態を示す要部斜視図 LANカードを第2の実施形態に係る保護部材の第1ガイド面に沿って挿入させる初期の状態を反カード挿入方向から見て示した斜視図 図8の状態をLANカード及び保護部材の斜め下方から見て示した斜視図 図8の状態をLANカード及び保護部材の斜め上方から見て示した斜視図 前記LANカードの挿入途中の状態を斜め上方から見て示した斜視図 前記LANカードを挿入し終えた状態を斜め上方から見て示した斜視図
本発明の実施形態に係る保護部材が備える第1端面および第2端面の少なくとも何れか一方に、当該端面から前記板状周辺機器の挿入方向に所定量突出する突出片を設け、該突出片を前記突出部と一体的に形成することにより、板状周辺機器を挿入するスロットに対する保護部材の横方向と上下方向の拘束性を高め、板状周辺機器の保護性能を向上させることができる。
また、本発明の実施形態に係る保護部材が備える前記第1端面および第2端面の少なくとも何れか一方に第1壁部または第2壁部の厚さ方向に延在する板部を備えることにより、対象機器のスロット周辺の筐体面に対して保護部材をより安定して装着することができる。
また更に、本発明の実施形態に係る保護部材が備える一対の側壁部の少なくとも何れか一方の外側面に、前記板状周辺機器の挿入方向に沿って外側に傾斜するテーパ面部を形成することにより、板状周辺機器装着時に当該側壁部の外側から(つまり横方向から)外力が加わった際に、当該外力をテーパ面に沿って斜め外向きに逃がすことができ、板状周辺機器の保護性能を高めることができる。
また更に、本発明の実施形態に係る保護部材が備える第1壁部の第1ガイド面に対向する裏面に、所定の高さを有する足部を備えた場合、この足部の先端位置が対象機器の底面位置と略一致するように、足部の高さを設定することで、対象機器を設置面に対して設置した状態で用いる場合には、板状周辺機器の上方からの外力を設置面で確実に受けることができ、かかる場合における板状周辺機器の保護性能を大幅に高めることができる。
また更に、板状周辺機器が、対象機器の挿入部に装着した状態で当該対象機器の筐体から外部に突出する突状部を備えている場合において、第1壁部のガイド面が、板状周辺機器を対象機器の挿入部に挿入する際にその挿入動作を案内するだけでなく、前記板状周辺機器を対象機器の挿入部に装着した状態では板状周辺機器の前記突状部を支持する構成を採用することにより、装着状態で対象機器の筐体から外部に突出する突状部を備える板状周辺機器の保護性能を向上させることができる。
次に、本発明に係る保護部材の実施形態について、板状周辺機器として無線送受信部を備えるLANカード、このLANカードを挿入して用いる対象機器たる電子機器としてノート型パーソナルコンピュータ(以下、PCと称す)を例にとり、図面を参照しながら説明する。
尚、無線送受信する機能を備えるLANカードは、PCへの挿入部分のサイズが規格により幅54mm高さ5mmと規定されており、かかるLANカードを装着するためにPC筐体に備える挿入口のサイズは、幅55mm高さ6mmに設定されている。
また、以下の説明では、特定の方向を意味する用語(例えば、「上」、「下」、「左」、「右」、およびそれらを含む他の用語、「時計回り方向」、「反時計回り方向」)を使用するが、それらの使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明は限定的に解釈されるべきものではない。
図1は第1の実施形態に係る保護部材の全体斜視図であり、また、図2は、前記保護部材をノート型PCに用いる状態を示す要部斜視図である。
これらの図に示すように、本実施形態に係る保護部材1は、ノート型PCの筐体に形成されたスロット部21(図2参照)に装着して用いられるもので、LANカード3のスロット部21への挿入動作を案内するガイド面(第1ガイド面)11を有する第1壁部17と、該第1壁部17の少なくとも一部と所定距離を隔てて平行に対向配置された第2壁部14とを備えている。
本実施形態では、第2壁部14は、LANカード3の挿入方向(図1における矢印Y1方向)における先端側に、所定長さに亘って設けられている。また、第2壁部14は、その裏面側(第1ガイド面11と対向する側)に、前記第1ガイド面11の少なくとも一部と協働してLANカード3の挿入動作を案内する第2ガイド面(不図示)を有している。
前記第1壁部17と第2壁部14のカード挿入方向と直交する方向(幅方向)における端部どうしは、カード挿入方向と平行に形成された一対の縦壁(側壁部)13によって結合されている。各側壁部13は、その内側に、LANカード3挿入時にその側部の挿入動作を案内する側部ガイド面12を備えている。
前記第1壁部17と第2壁部14と側壁部13とは、好ましくは、合成樹脂材料を用いて一体成形されている。また、好ましくは、第2壁部14の上面と一対の側壁部13の上面とは面一に形成され、第1壁部17の下面と一対の側壁部13の下面も面一に形成されている。
カード挿入方向における先端側には、前記第1壁部17と第2壁部14と側壁部13とで開口部15が形成されており、LANカード3はこの開口部15を通って挿入される。
第1壁部17,第2壁部14のカード挿入方向における端末部には、カード挿入方向と直交する第1端面171,第2端面141がそれぞれ形成されている。この第1端面171と第2端面141も同一面内に在るように設定されている。LANカード3を挿入させるスロット部21(図2参照)を備えたPC2の筐体に保護部材1を装着した状態では、第1端面171及び第2端面141はPC2の筐体表面に当接する。
また、各側壁部13のカード挿入方向における端末部には、前記第1端面171及び第2端面141からカード挿入方向に所定量突出する突出部16が設けられている。各突出部16は、上下方向に延び、その外面は、PC2のスロット部21の挿入口22の内側面23に対して、所定の圧入力(嵌合力)をもって嵌合する嵌合面161を形成している。
図2は、スロット部21を備えるPC2と、LANカード3と、両者間に介在させる保護部材1の装着前の状態を説明するために要部を拡大して示す斜視図である。この図に示すように、前記スロット部21は、LANカード3を挿入させる挿入口22と内側面23とを有している。
LANカード3は、PC2のスロット部21内に挿入されるべき矩形平板状のカード部31と、該カード部31の反挿入側に形成された所定高さの突状部32とを主要部として構成されている。カード部31の側面と突状部32の側面とは面一に形成され、両者でカード側面部34を構成している。
前記突状部32には、無線送受信を担う電子機器やアンテナ等が内蔵されている。そして、カード部31をPC2のスロット部21内に挿入した装着状態では、突状部32は、PC2の筐体表面から外部に突出するが、その下面を第1壁部17の第1ガイド面11によって支持されるようになっている。これにより、装着状態でPC2の筐体表面から外部に突出する突状部32を備えるLANカード3の保護性能を高めることができる。
カード部31の挿入方向における先端側には、PC2のスロット部21の奥部に設けられた内部コネクタ(不図示)に接続される接続端子を備えた電極面37が備えられている。また、カード部31の側面の上部には、好ましくは、長手方向に沿って左右一対の案内溝33が設けられている。
一方、保護部材1の第2壁部14の裏面側には、左右の端部にガイド凸部143が形成され、両ガイド凸部143,143間がガイド凹部142を構成している。カード部31をPC2のスロット部21内に挿入する際には、カード部31の案内溝33が保護部材1のガイド凸部143に係合して案内されることにより、カード部31を安定してスムースに挿入することができる。
ここで、左右のガイド凸部143が形成する間隔の長さ(つまり、ガイド凹部142のカード幅方向の長さ)を、左右の突出部16が形成する間隔の長さ(つまり、開口部15のカード幅方向の長さ)よりも小さく設定することにより、LANカード3を突出部16の間で挿入し易くできるだけでなく、LANカード3の挿入途中等でLANカード3に側壁34の何れか一方から衝撃荷重が印加された場合に、当該衝撃荷重を保護部材1で吸収し易くすることができ、例えばPC2のスロット部21やその奥部の内部コネクタ(不図示)の損傷の発生も効果的に抑制することができる。同様に前記左右のガイド凸部143の第1ガイド面11からの高さを、第2壁部14の裏面の前記第1ガイド面11からの高さよりも小さく設定することにより、LANカード3の挿入途中等でLANカード3にカード部31に垂直な方向から(つまり上下方向から)から衝撃荷重が印加された場合に、当該衝撃荷重を保護部材1で吸収し易くすることができ、例えばPC2のスロット部21やその奥部の内部コネクタ(不図示)の損傷の発生も効果的に抑制することができる。
以上のように構成された保護部材1を用いて、LANカード3をPC2のスロット部21内へ挿入・装着する方法について説明する。
先ず、図2に示した状態から、保護部材1の突出部16の嵌合面161を、スロット部21の内側面23に嵌合させることにより、保護部材1をPC2の筐体に取り付ける。このとき、左右の突出部16の嵌合面161は、所定の嵌合力をもってスロット部21の内側面23に対して嵌合される。このように、突出部16の嵌合面161はスロット部21の内側面23と嵌合させるので、突出部16に用いる材料としては可撓性を有するものが好ましい。尚、本実施形態では、保護部材4全体が合成樹脂材料を用いて一体成形されている。
また、突出部16の突出方向における先端部とスロット部21の内側面23に凹凸状の係合構造(図1では不図示)を備えることが、より好ましい。但し、保護部材1はLANカード3をPC2に装着しない時はスロット部21から取り外す場合もあるため、凹凸構造を形成する例えば爪部等は脱着可能に構成することが望ましい。
このように一対の突出部16の嵌合面161をスロット部21の内側面23に嵌合させることで、保護部材1はPC2に対して固定される。この状態でLANカード3の裏面を第1壁部17の第1ガイド面11上に載置し、挿入方向に摺動させる。第1ガイド面11を摺動したLANカード3のカード部31の先端側は、開口部15を通り第1壁部17の第1端面171及び第2壁部14の第2端面141を越えて、スロット部21の挿入口22に突出する。そして、その後、挿入動作を進めることにより、カード部31先端の電極面37の接続端子がスロット部21の奥部に設けられた内部コネクタに接続されて、LANカード3のスロット部21内への挿入・装着が完了する。
LANカード3をスロット部21内に挿入・装着した状態で、LANカード3に横方向から(つまりカード側面部34に略垂直に)衝撃力が加えられた場合、この衝撃力およびそれに伴うモーメント荷重は、事実上、保護部材1の突出部16の嵌合面161とスロット部21の内側面23との嵌合部分で受け止められるので、LANカード3及びスロット部21、更には、LANカード3に備える電極面37及びスロット部21の奥部の内部コネクタ等の損傷を効果的に軽減することができる。
また、LANカード3をスロット部21内に挿入する初期の過程で、LANカード3に横方向から(つまりカード側面部34に略垂直に)衝撃力が加えられた場合、この衝撃力およびそれに伴うモーメント荷重は、保護部材1の突出部16の嵌合面161とスロット部21の内側面23との嵌合部分に加わる。衝撃力が一定以下の場合には、衝撃力およびそれに伴うモーメント荷重は前記嵌合部分で受け止められる。一方、衝撃力が一定よりも大きい場合には、前記嵌合部分で衝撃力およびそれに伴うモーメント荷重を受け止めきれずに、嵌合が外れてしまう。これにより、LANカード3及びスロット部21が大きな損傷を被ることが回避される。
更に、LANカード3をスロット部21内に挿入・装着した状態で、LANカード3のカード部31に対し直角方向から(つまりカード面に垂直に)衝撃力が加えられた場合、この衝撃力およびそれに伴うモーメント荷重は、事実上、保護部材1の突出部16の上面および下面とスロット部21の上下の内面との嵌合部分で受け止められるので、LANカード3及びスロット部21、更には、LANカード3に備える電極面37及びスロット部21の奥部の内部コネクタ等の損傷を効果的に軽減することができる。
また更に、LANカード3をスロット部21内に挿入する初期の過程で、LANカード3のカード部31に対し直角方向から(つまりカード面に垂直に)衝撃力が加えられた場合、この衝撃力およびそれに伴うモーメント荷重は、保護部材1の突出部16の上面および下面とスロット部21の上下の内面との嵌合部分に加わる。衝撃力が一定以下の場合には、衝撃力およびそれに伴うモーメント荷重は前記嵌合部分で受け止められる。一方、衝撃力が一定よりも大きい場合には、前記嵌合部分で衝撃力およびそれに伴うモーメント荷重を受け止めきれずに、嵌合が外れてしまう。これにより、LANカード3及びスロット部21が大きな損傷を被ることが回避される。
また、保護部材1の第2壁部14の裏面側(開口部15を構成する第1ガイド面11側)には、前述のように、LANカード3のカード部31を案内するガイド凹部142と、LANカード3の案内溝33と係合するガイド凸部143とを備えることにより、LANカード3を保護部材1に挿入し易くすることができるだけでなく、上述の何れの方向の衝撃力についても、その衝撃力に伴うモーメント荷重に対する耐性を、第2壁部14のカード挿入方向における長さ分だけ大きくすることができる。
以上、説明したように、本実施形態よれば、保護部材1が備える突出部16が、LANカード3を挿入するスロット部21の挿入口22に嵌合するため、LANカード3の上方および下方からだけでなく、横方向からの外力の作用に対しても、当該LANカード3を保護することができ、また、LANカード3自体の破損だけでなく当該LANカード3に接続するPC2内部のコネクタの損傷も効果的に抑制することができる。
次に、第2の実施形態に係る保護部材について説明する。尚、以下の説明において、上述の第1の実施形態における場合と同様の構成を備え同様の作用をなすものについては、同一の符号を付し、それ以上の説明は省略する。
図3は第2の実施形態に係る保護部材4の全体斜視図、図4は前記保護部材4をカード挿入方向における先端側から見て示した斜視図、図5は前記保護部材4をカード挿入方向における基端側から見て示した斜視図、図6は前記保護部材4の裏面を説明するための底面図、また、図7は、スロット部51を備えるPC5と、LANカード3と、両者間に介在させる保護部材4の装着前の状態を説明するために要部を拡大して示す斜視図である。
これらの図に示すように、本実施形態に係る保護部材4は、ノート型PC5の筐体に形成されたスロット部51(図7参照)に装着して用いられるもので、LANカード3のスロット部51への挿入動作を案内するガイド面(第1ガイド面)401を有する第1壁部40と、該第1壁部40の少なくとも一部と所定距離を隔てて平行に対向配置された第2壁部43とを備えている。
本実施形態では、第2壁部43は、LANカード3の挿入方向(図3における矢印Y3方向)における先端側に、所定長さに亘って設けられている。また、第2壁部43は、その裏面側(第1ガイド面401と対向する側)に、前記第1ガイド面401の少なくとも一部と協働してLANカード3の挿入動作を案内する第2ガイド面(不図示)を有している。
前記第1壁部40と第2壁部43のカード挿入方向と直交する方向(幅方向)における端部どうしは、一対の縦壁(側壁部)41,42によって結合されている。各側壁部41,42は、その内側に、LANカード3挿入時にその側部の挿入動作を案内する側部ガイド面411,421を備えている。
本実施形態では、一方の側壁部41のカード挿入方向の長さが、他方の側壁部42よりも切欠部412に相当する分だけ短く構成されている。側壁部41にかかる切欠部412を設けたのは、用いるLANカード3の仕様によっては、カード挿入方向に平行な回動軸回りに回動するアンテナ等を突状部32に装備している場合に対応するためである。従って、切欠部412を設けることは必須ではない。尚、かかる切欠部を側壁部42側に設けるようにしてもよい。
側壁部41,42はそれぞれ頂上部を備え、頂上部から段差を有してカード挿入方向における先端側に前記第2壁部43が位置している。
前記一対の側壁部41,42の少なくとも何れか一方(本実施形態では、例えば側壁部42)の外側面には、カード挿入方向に沿って外側に傾斜するテーパ面部422が形成されている。
かかるテーパ面部422を側壁部42の外面に設けたことにより、LANカード3の装着時に側壁部422の外側から(つまり横方向から)外力が加わった際に、当該外力をテーパ面部422に沿って斜め外向きに逃がすことができ、LANカード3の保護性能を高めることができる。尚、このようなテーパ面部を両方の側壁部41,42に設けるようにしてもよい。
前記第2壁部43のカード挿入方向における端末部にはカード挿入方向と直交する板部48が設けられ、また、第1壁部40のカード挿入方向における端末部にはカード挿入方向と直交する端面(第1端面)402が形成されており、該第1端面402と前記板部48の端面とは同一平面内に在るように構成されている。前記板部48は、第2壁部43の厚さ方向に延在しており、第1ガイド面401及び第2壁部43の少なくとも何れか一方(本実施形態では第2壁部43のみ)に設けられる。この場合、前記板部48のカード挿入方向を臨む面が、第2壁部43の端面(第2端面:不図示)に相当していると言える。
更に、板部48には、保護部材4をPC5のスロット部51に取り付けた状態で、PC5の筐体表面に当接する複数の(本実施形態では、例えば5つの)当接部481が形成されている。これら当接部481は、板部48の表面から所定量突出するように設定され、しかも、筐体表面に線接触または点接触で当接するように当接部481の表面は曲面状に形成されている。
以上のように、第2壁部43の厚さ方向に延在する板部48を備えることにより、PC5のスロット部51周辺の筐体面に対して保護部材4をより安定して装着することができる。
また、第1壁部40の第1端面402にも、板部48の当接部481と突出量が等しい当接部403及び404が設けられている。このうち、当接部404については、板部48の当接部481と同様に、表面が曲面状に形成されている。
このように、当接部403を除く多数の当接部481,404について、その表面を曲面状に形成し、筐体表面に対して線接触または点接触で当接するようにしたことにより、面接触で当接させる場合に比して、多数箇所で当接させる場合における当接部の形状および寸法精度の要求を緩和することができる。
また更に、多数の当接部481,404が筐体表面に対して線接触または点接触で当接するようにしたことにより、後述するように、LANカード5や保護部材4に衝撃荷重が加わった際に、当接部481,404により、荷重の印加方向に応じて受けた衝撃を緩和し合い、変形や破損が生じること抑制できる。
前記第1壁部40,第2壁部43,側壁部41及び42を含む保護部材4の全ての構成要素は、好ましくは、合成樹脂材料を用いて一体成形されている。
カード挿入方向における先端側には、前記第1壁部40と第2壁部43と側壁部41,42とで開口部44が形成されており、LANカード3は、この開口部44を通ってPC5のスロット部51内に挿入される。
前記側壁部41,42のカード挿入方向における端末部には、前記第1端面402及び板部48からカード挿入方向に所定量突出する側壁突出部45がそれぞれ設けられている。各突出部45は、上下方向に延び、その外面は、PC5のスロット部51の挿入口52の内側面53と嵌合する嵌合面451を形成している。
また、第1端面402および板部48の少なくとも何れか一方(本実施形態では、板部48のみ)に、当該端面からカード挿入方向に所定量突出する横向きの突出片46が設けられ、該横向き突出片46は前記側壁突出部45と一体的に形成されている。この各突出片46の上面は、PC5のスロット部51の挿入口52の上面と嵌合する嵌合面461を形成している。
かかる横向き突出片46を側壁突出部45と一体的に設けたことにより、LANカード3を挿入するスロット部51に対する保護部材4の横方向と上下方向の拘束性を高め、LANカード3の保護性能を向上させることができる。尚、かかる横向き突出片を第1端面402側のみに設けてもよく、或いは、第1端面402および板部48の両方に設けるようにしてもよい。
前記一対の側壁部41,42の何れか一方(本実施形態では、側壁部42)に、当該側壁部42の側壁突出部45と、空隙476を隔てて近接して配置され、当該側壁突出部45と同じ方向(つまり、カード挿入方向)に突出する第2の突出部47が形成されている。該第2突出部47は、正面視で矩形枠状に形成され、その矩形枠状の内部に空間部471を有している。
このような第2突出部47を備えることにより、スロット部51に対する保護部材4の装着安定性を高めることができる。
また、前記第1壁部40の第1ガイド面401に対向する裏面406側には、所定の高さを有する足部49が設けられている(図5及び図6参照)。該足部49は、第1壁部40の反挿入側端面405から所定の距離を有する空隙493を介して設けられる横向きリブ491と、該横向きリブ491の両端部から前記反挿入側端面405まで延びる左右一対の縦向きリブ492とで構成されている。
足部49の高さは、より好ましくは、足部49の先端位置がPC5の底面位置と略一致するように設定されている。また、横向きリブ491は、例えば保護部材4をPC5のスロット部51に対して脱装する際に、使用者が把持する突起として用いることができる。従って、横向きリブ491はできるだけ前記反挿入側端部405に近接して設けることが好ましく、空隙493は必ずしも必要ではない。
このように、第1壁部40の第1ガイド面401に対向する裏面406に、所定の高さを有する足部49を設け、この足部46の高さを、足部49の先端位置がPC5の底面位置と略一致するように設定したことにより、PC5を設置面に対して設置した状態で用いる場合には、LANカード3の上方からの衝撃荷重を設置面で確実に受けることができ、かかる場合におけるLANカード3の保護性能を大幅に高めることができる。
以上のように構成された保護部材4を用いて、LANカード3をPC5のスロット部51内へ挿入・装着する方法について説明する。
図8は、LANカード3を保護部材4の第1ガイド面401に沿って挿入させる初期の状態を反カード挿入方向から見て示した斜視図、図9は同状態をLANカード3及び保護部材4の斜め下方から見て示した斜視図、図10は同状態をLANカード3及び保護部材4の斜め上方から見て示した斜視図、図11は、LANカード3の挿入途中の状態を斜め上方から見て示した斜視図、また、図12は、LANカード3を挿入し終えた状態を斜め上方から見て示した斜視図である。
第2の実施形態に係るPC5と前述の第1の実施形態に係るPC2との相違点は、第2の実施形態に係るPC5では、LANカード3をスロット部51の挿入口51に挿入し不図示の内部コネクタに装着した後、内部コネクタからLANカード3をイジェクトするイジェクトボタン55が備えられ、このイジェクトボタン55を収納するイジェクトボタン収納部54が設けられている点のみであり、基本構成は第1の実施形態に係るPC2と同様で、スロット部51は挿入口52と内側面53とを備えている。
尚、前記スロット部51内に挿入して用いられるLANカード3は、第1の実施形態で用いられるものと同一である。
前記イジェクトボタン55は、保護部材4がPC5のスロット部51に取り付けられた状態では、当該保護部材4の第2突出部47に形成された空間部471内に挿入され、該空間部471内に位置している。尚、側壁突出部45と第2突出部47との間の空隙476には、イジェクトボタン収納部54とスロット部51との境界を成すリブが挿入されるようになっている。
保護部材4の第2突出部47の外周部は、保護部材4がPC5のスロット部51に取り付けられる際に、PC5のイジェクトボタン収納部54の内周部に対し所定の圧入力(嵌合力)をもって嵌合される。すなわち、保護部材4の第2突出部47の上面472,底面473,左右の側面474及び475(図4参照)が、PC5のイジェクトボタン収納部54の上壁,底壁,左右の側壁に対して、所定の嵌合力をもって嵌合される。
このような構成を採用したことにより、保護部材4をPC5のスロット部51により安定して取り付けることができ、また、イジェクトボタン55の配置構造、及びイジェクトボタン収納部54等の周辺構造の簡略化を図ることができる。
側壁部42の外側面に設けられたテーパ面部422に開口部を形成し、この開口部を第2突出部47の空間部471側にも開口するように構成することにより、テーパ面部422の外側から指や工具を挿入してイジェクトボタン55を押下操作することができ、これにより、LANカード3をPC5からイジェクトすることができる;つまり、カード部31先端の電極面37の接続端子とスロット部51の奥部に設けられた内部コネクタ(不図示)との接続状態が解除される。
尚、テーパ面422のテーパ角度を調整することにより、イジェクトボタン55の押下に際して指や工具を挿入する作業性の良否も調整可能であるが、LANカード3をPC5に装着時または装着途上で、側方から例えば異物が衝突するような場合において、異物による衝撃荷重を軽減するためには、テーパ面部422は、本実施形態のように30°程度の角度を有することが好ましい。このように、テーパ面422のテーパ角度は、イジェクトボタン55の操作性と側方からの衝撃荷重に対する荷重分散性とを考慮して、設定することがより望ましい。
以上のように構成された保護部材4を用いて、LANカード3をPC5のスロット部51内へ挿入・装着する際には、先ず、図7に示した状態から、保護部材4の左右の側壁突出部45の嵌合面451をスロット部51の挿入口52の内側面53に嵌合させると共に、各々の横向き突出片46の嵌合面461を挿入口52の上面と嵌合させる。このとき、左右の側壁突出部45の嵌合面451及び横向き突出片46の嵌合面461は、それぞれ所定の嵌合力をもってスロット部51の挿入口52の内側面53及び上面に対して嵌合される。
また、同時に、保護部材4の第2突出部47の外周部がPC5のイジェクトボタン収納部54の内周部に対し所定の嵌合力をもって嵌合される。すなわち、保護部材4の第2突出部47の上面472,底面473,左右の側面474及び475が、PC5のイジェクトボタン収納部54の上壁,底壁,左右の側壁に対して、所定の嵌合力をもって嵌合される。以上により、保護部材4がPC5の筐体に取り付けられる。
このようにして保護部材4がPC5の筐体に取り付けられた状態で、第1の実施形態における場合と同様に、LANカード3の裏面を第1壁部40の第1ガイド面401上に載置し、挿入方向に摺動させる(図8〜図10参照)。第1ガイド面401を摺動したLANカード3のカード部31の先端側は、開口部44を通り第1壁部40の第1端面402及び第2壁部43に一体形成された板部48を越えて、スロット部51の挿入口52に突出する。
そして、その後、挿入動作を進めることにより(図11参照)、図12に示すように、LANカード3の突状部32に形成された当接面35が、第2壁部43に形成された位置規制面431に当て止められると共に、カード部31先端の電極面37の接続端子がスロット部51の奥部に設けられた内部コネクタに接続され、LANカード3のスロット部51内への挿入・装着が完了する(図12参照)。
このように、側壁突出部45及び横向き突出片46はスロット部51の内側面53に対して所定の嵌合力をもって嵌合し、また、第2突出部47はイジェクトボタン収納部54の内周部に対し所定の嵌合力をもって嵌合するので、これら側壁突出部45,横向き突出片46及び第2突出部47に用いる材料としては可撓性を有するものが好ましい。尚、本実施形態では、保護部材4全体が合成樹脂材料を用いて一体成形されている。
また、保護部材4の第2壁部43の裏面側(開口部44側)、具体的には板部48の下側部分には、第1の実施形態における場合と同様に、左右の端部にガイド凸部483が形成され、両ガイド凸部483,483間がガイド凹部482を構成している。カード部31をPC5のスロット部51内に挿入する際には、カード部31の案内溝33が保護部材4のガイド凸部483に係合して案内されることにより、カード部31を安定してスムースに挿入することができる。
ここで、左右のガイド凸部483が形成する間隔の長さ(詰まり、ガイド凹部482のカード幅方向の長さ)を、左右の側壁突出部45が形成する間隔の長さ(つまり、開口部44のカード幅方向の長さ)よりも小さく設定することにより、LANカード3を側壁突出部45の間で挿入し易くできるだけでなく、LANカード3の挿入途中等でLANカード3に側壁34の何れか一方(つまり横方向から)から衝撃荷重が印加された場合に、当該衝撃荷重を保護部材4で吸収し易くすることができ、例えばPC5のスロット部51やその奥部の内部コネクタ(不図示)の損傷の発生も効果的に抑制することができる。同様に前記左右のガイド凸部483の第1ガイド面401からの高さを、第2壁部43の裏面の前記第1ガイド面401からの高さよりも小さく設定することにより、LANカード3の挿入途中等でLANカード3にカード部31に垂直な方向から(つまり上下方向から)から衝撃荷重が印加された場合に、当該衝撃荷重を保護部材4で吸収し易くすることができ、例えばPC5のスロット部51やその奥部の内部コネクタ(不図示)の損傷の発生も効果的に抑制することができる。
LANカード3をスロット部51内に挿入・装着した状態で、LANカード3に横方向から(つまりカード側面部34に略垂直に)衝撃力が加えられた場合、この衝撃力およびそれに伴うモーメント荷重は、事実上、保護部材4の側壁突出部45の嵌合面451とスロット部51の内側面53との嵌合部分、及びこれに加えて第2突出部47の外周部とイジェクトボタン収納部54の内周部との嵌合部分で受け止められるので、LANカード3及びスロット部51、更には、LANカード3に備える電極面37及びスロット部51の奥部の内部コネクタ等の損傷を効果的に軽減することができる。
また、LANカード3をスロット部51内に挿入する初期の過程で、LANカード3に横方向から(つまりカード側面部34に略垂直に)衝撃力が加えられた場合、この衝撃力およびそれに伴うモーメント荷重は、保護部材4の側壁突出部45の嵌合面451とスロット部51の内側面53との嵌合部分、及びこれに加えて第2突出部47の外周部とイジェクトボタン収納部54の内周部との嵌合部分に加わる。衝撃力が一定以下の場合には、衝撃力およびそれに伴うモーメント荷重は前記嵌合部分で受け止められる。一方、衝撃力が一定よりも大きい場合には、前記嵌合部分で衝撃力およびそれに伴うモーメント荷重を受け止めきれずに、嵌合が外れてしまう。これにより、LANカード3及びスロット部51が大きな損傷を被ることが回避される。
更に、LANカード3をスロット部51内に挿入・装着した状態で、LANカード3のカード部31に対し直角方向から(つまりカード面に垂直に)衝撃力が加えられた場合、この衝撃力およびそれに伴うモーメント荷重は、事実上、保護部材4の横向き突起片46の嵌合面461及び側壁突出部45の下面とスロット部51の上下の内面との嵌合部分、並びにこれに加えて第2突出部47の外周部とイジェクトボタン収納部54の内周部との嵌合部分で受け止められるので、LANカード3及びスロット部51、更には、LANカード3に備える電極面37及びスロット部51の奥部の内部コネクタ等の損傷を効果的に軽減することができる。
また更に、LANカード3をスロット部21内に挿入する初期の過程で、LANカード3のカード部31に対し直角方向から(つまりカード面に垂直に)衝撃力が加えられた場合、この衝撃力およびそれに伴うモーメント荷重は、保護部材4の横向き突起片46の嵌合面461及び側壁突出部45の下面とスロット部51の上下の内面との嵌合部分、並びにこれに加えて第2突出部47の外周部とイジェクトボタン収納部54の内周部との嵌合部分に加わる。衝撃力が一定以下の場合には、衝撃力およびそれに伴うモーメント荷重は前記嵌合部分で受け止められる。一方、衝撃力が一定よりも大きい場合には、前記嵌合部分で衝撃力およびそれに伴うモーメント荷重を受け止めきれずに、嵌合が外れてしまう。これにより、LANカード3及びスロット部51が大きな損傷を被ることが回避される。
また、保護部材4の第2壁部43の裏面側(開口部44側)には、前述のように、LANカード3のカード部31を案内するガイド凹部482と、LANカード3の案内溝33と係合するガイド凸部483とを備えることにより、LANカード3を保護部材4に挿入し易くすることができるだけでなく、上述の何れの方向の衝撃力についても、その衝撃力に伴うモーメント荷重に対する負荷能力を、第2壁部43のカード挿入方向における長さ分だけ大きくすることができる。
以上、説明したように、本実施形態よれば、保護部材4が備える突出部45,46が、LANカード3を挿入するスロット部51の挿入口52に嵌合するため、LANカード3の上方および下方からだけでなく、横方向からの外力の作用に対しても、当該LANカード3を保護することができ、また、LANカード3自体の破損だけでなく当該LANカード3に接続するPC5内部のコネクタの損傷も効果的に抑制することができる。
尚、LANカード3に加わる衝撃力は、保護部材4の側壁突出部45,横向き突起片46及び第2突出部47を介して、PC5のスロット部51に伝達されるが、これ以外に、保護部材4のカード挿入方向における先端側に設けた曲面状の当接部404,481及び平面状の当接部403を介して、PC5のスロット部51周辺の筐体面に伝達され、この筐体の面によっても衝撃力が吸収される。
このように保護部材4内部及びPC5の筐体の両者で衝撃力が吸収されることで、LANカード3やスロット部51の損傷発生を有効に抑制することができる。
尚、本実施形態では、上述のように、保護部材4のカード挿入方向における先端側に当接部403,404,481を設けるようにしていたが、これら当接部403,404,481は必須のものではなく、第1壁部40の第1端面402及び第2壁部43側の板部48がPC5の筐体表面に対して面接触で当接するようにしてもよい。しかしながら、衝撃力が筐体表面に対して垂直方向から印加されることは希であるため、当接部403,404,481を設け、更に、少なくともその一部のもの(当接部404,481)を点接触または線接触で当接させることで、衝撃力の分散化を図ることができる。
LANカード3のスロット部51への装着が終了した時点で、保護部材4のPC5の筐体表面への当接部は、事実上、曲面状の当接部481(図では5個)と平面状の当接部403と曲面状の当接部404とである。
LANカード3のスロット部51への挿入過程および挿入後の何れかにおいて、例えば異物等にLANカード3が衝突あるいは異物等の落下などに起因する衝撃力を受けると、当該衝撃力は、スロット部51を備える筐体面に対して垂直な方向からに印加されることは極めてまれであり、通常は、筐体面に対して斜め方向や略平行方向から印加される。
従って、保護部材4が筐体表面に対して面接触で当接している場合には、印加される衝撃力に起因して接触面にずれ力が発生し、このずれ力によりスロット部51の挿入口52やコネクタ等に歪みが加わり、LANカード3のみならずスロット部51の挿入口52及び/または内部コネクタ等を損傷する原因となる。
しかしながら、本実施形態では、保護部材4に当接部403,404,481を設け、しかも、その大部分のもの(当接部404,481)を当接面を曲面状とし点接触または線接触で当接させるようにしたので、衝撃力の印加方向に応じて受けた衝撃を緩和し合い、LANカード3やスロット部51の挿入口52及び/または内部コネクタ等に変形や破損が生じることを抑制することができる。
尚、平面状の当接部403はその表面が平面状であるが、当該当接部403が当接するPC5の筐体面は、図7にも示されているように、一般に、筐体成形時の抜け勾配などにより若干の傾斜を有するため、或いは筐体表面に微小な凹凸を有するものも多いため、当接部403と筐体表面とが完全に面接触で当接することはまず無く、実際には線接触に近い状態で接触している。従って、この平面上の当接部403についても、実際には、曲面状の当接部404,481の場合と同様の緩和効果を期待することができる。
また、図12に示すように、LANカード3のカード部31をPC5のスロット部51内に挿入した装着状態では、突状部32は、PC5の筐体表面から外部に突出するが、その下面は第1壁部40の第1ガイド面401によって支持されるようになっている。これにより、装着状態でPC5の筐体表面から外部に突出する突状部32を備えるLANカード3の保護性能を高めることができる。
このとき、図12に示したように、突状部32の反カード挿入方向の端面(背面)36は、第1ガイド面401の縁部よりも空隙部407だけカード挿入側に位置している。すなわち、装着を終えたLANカード3の突状部32は保護部材4内に完全に収納されていることとなる。この構成により、装着したLANカード3の背面36方向から衝撃力が加えられた場合でも、この衝撃力はLANカード3には直接に加わることが少なく、多くの場合、保護部材4が直接に衝撃力を受けPC5の筐体に伝達する。このため、LANカード3自体や、LANカード3を介してPC5の内部コネクタが損傷を被ることを抑制することができる。なお、空隙部407は長い方が衝撃作用に対して安全であるが、余りに長いと却って異物等と衝突する可能性が高くなるため、5mm程度以内であることが好ましい。
なお、以上の実施形態は何れも、板状周辺機器としてLANカードを例にとって示したものであったが、本発明の保護部材は、LANカードの保護に限定されるものではなく、例えば、携帯電子機器に対する個人認証として用いられる半導体素子を埋め込んだ所謂スマートカードや、ユニバーサルシリアルバスカード等のいわゆるPCカードと称される、他の種々の板状周辺機器にも、有効に適用することができる。
また、以上の実施形態は何れも、板状周辺機器を挿入して用いる所定の対象機器としてパーソナルコンピュータを例にとって示したものであったが、本発明は、かかる場合に限定されるものではなく、板状周辺機器を挿入して用いる他の種々の電子機器あるいは一般機器についても、板状周辺機器を保護する保護部材として有効に適用することができる。
このように、本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、変更および改良等がなされるものであることは、いうまでもない。
本発明は、所定の保護部材を介し板状周辺機器を機器本体の挿入部に装着して用いられる電子機器に関し、例えば、パーソナルコンピュータ等の電子機器本体のスロットに挿入して用いられる例えばLANカード等の板状周辺機器を機械的な衝撃から保護する保護部材と共に用いる電子機器として、有効に利用することができる。


1,4 保護部材
2,5 パーソナルコンピュータ(PC)
3 LANカード
11,401 第1ガイド面
12,411 側部ガイド面
13,41,42 側壁部
14,43 第2壁部
15,44 開口部
16 突出部
17,40 第1壁部
21,51 スロット部
22,52 挿入口
23,53 (挿入口の)内側面
31 カード部
32 突状部
37 電極面
45 側壁突出部
46 横向き突起片
47 第2突出部
48 板部
49 足部
54 イジェクトボタン収納部
55 イジェクトボタン
141 第2端面
142,482 ガイド凹部
143,483 ガイド凸部
171,402 第1端面
403,404,481 当接部

Claims (6)

  1. 板状周辺機器を装着させる挿入部を備えた筐体と、前記挿入部の筐体内方に設けられ前記板状周辺機器の挿入方向における先端に設けられた接続端子を接続させる内部端子とを備え、所定の保護部材を介し前記板状周辺機器を前記挿入部に装着して用いる電子機器であって、
    前記内部端子と前記板状周辺機器の接続端子との接続を解除する接続解除部材を更に備え、該接続解除部材は、前記第2の突出部の内部に形成された空間部内に位置しており、
    前記所定の保護部材は、
    前記電子機器の挿入部に装着して用いられる前記板状周辺機器の保護部材であって、
    前記板状周辺機器の挿入動作を案内する第1ガイド面を有する第1壁部と、
    前記第1壁部の少なくとも一部と所定距離を隔てて平行に対向配置され、前記第1ガイド面の少なくとも一部と協働して前記板状周辺機器の挿入動作を案内する第2ガイド面を有する第2壁部と、
    前記板状周辺機器の挿入方向と平行に形成され、前記第1壁部と第2壁部の前記挿入方向と直交する幅方向における端部どうしを結合する一対の側壁部と、を備え、
    前記第1壁部および第2壁部の前記挿入方向における端部には、前記挿入方向と直交する第1端面および第2端面がそれぞれ形成され、
    前記側壁部の各々には、前記第1端面および第2端面から前記挿入方向に所定量突出する突出部が設けられており
    前記一対の側壁部の何れか一方に、当該側壁部の突出部と近接して配置され、当該突出部と同じ方向に突出する第2の突出部を備えている、
    ことを特徴とする電子機器
  2. 前記保護部材の前記第1端面および第2端面の少なくとも何れか一方に、当該端面から前記挿入方向に所定量突出する突出片が設けられ、該突出片は前記突出部と一体的に形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器
  3. 前記保護部材の前記第1端面および第2端面の少なくとも何れか一方に、前記第1壁部または第2壁部の厚さ方向に延在する板部を備えている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器
  4. 前記保護部材の前記一対の側壁部の少なくとも何れか一方の外側面に、前記板状周辺機器の挿入方向に沿って外側に傾斜するテーパ面部が形成されている、ことを特徴とする請求項1からの何れかに記載の電子機器
  5. 前記保護部材の前記第1壁部の第1ガイド面に対向する裏面に、所定の高さを有する足部を備えている、ことを特徴とする請求項1からの何れかに記載の電子機器
  6. 前記板状周辺機器は、前記電子機器の挿入部に装着した状態で当該電子機器の筐体から外部に突出する突状部を備えており、
    前記第1壁部のガイド面は、前記板状周辺機器を前記電子機器の挿入部に挿入する際にはその挿入動作を案内し、前記板状周辺機器を前記電子機器の挿入部に装着した状態では前記板状周辺機器の前記突状部を支持する、
    ことを特徴とする請求項1からの何れかに記載の電子機器
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