JP5364586B2 - 沈殿重合による重合体製造方法 - Google Patents
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Description
Xは各々S、OおよびNのうちから選択されたヘテロ原子であり;
R1は−CH=CHR20、−OR20、−SR20、−N(R20)2、−N=NR20、−P(R20)2、−C(O)R20、−C(R20)=NR20、−C(O)OR20、−OC(O)OR20、−OC(O)R20、−C(R20)=CHC(O)R20または−R21C(O)R20、−R21C(O)OR20または−R21OC(O)R20であり;前記R20は水素、ハロゲン、置換もしくは非置換の線状もしくは分枝状の炭素数1〜5のアルキル、置換もしくは非置換の線状もしくは分枝状の炭素数1〜5のハロアルキル、置換もしくは非置換の炭素数5〜10のシクロアルキル、置換もしくは非置換の線状もしくは分枝状の炭素数2〜5のアルケニル、置換もしくは非置換の線状もしくは分枝状の炭素数2〜5のハロアルケニル、または置換もしくは非置換の炭素数7〜24のアラルキルであり、R20が2以上存在する場合にこれらは互いに同じであるか異なり;前記R21は炭素数1〜20のヒドロカルビレン(hydrocarbylene)であり;
R2は置換もしくは非置換の炭素数1〜20の線状もしくは分枝状アルキル、置換もしくは非置換の炭素数2〜20の線状もしくは分枝状アルケニル、置換もしくは非置換の炭素数5〜12のシクロアルキル、置換もしくは非置換の炭素数6〜40のアリール、置換もしくは非置換の炭素数7〜15のアラルキル(aralkyl)、または置換もしくは非置換の炭素数3〜20のアルキニル(alkynyl)であり;
Mは10族金属であり;
pは0〜2であり;
[化学式2]
[(R3)−P(R4)a(R4')b[Z(R5)d]c][Ani]
前記化学式2において、
a、bおよびcはそれぞれ0〜3の整数であって、a+b+c=3であり;
Zは酸素、硫黄、ケイ素、または窒素であり;
dは、Zが酸素または黄色である場合に1であり、Zが窒素である場合に2であり、Zがケイ素である場合に3であり;
R3は水素またはアルキルまたはアリールであり;
R4、R4'およびR5は、各々独立に、水素;置換もしくは非置換の炭素数1〜20の線状もしくは分枝状アルキル;置換もしくは非置換の炭素数2〜20の線状もしくは分枝状のアルケニル;置換もしくは非置換の炭素数1〜20のアルコキシ;置換もしくは非置換の炭素数3〜12のシクロアルキル;置換もしくは非置換の炭素数6〜40のアリール;置換もしくは非置換の炭素数7〜15のアラルキル(aralkyl);置換もしくは非置換の炭素数3〜20のアルキニル(alkynyl);置換もしくは非置換のトリ(炭素数1〜10の線状もしくは分枝状アルキル)シリル;置換もしくは非置換のトリ(炭素数1〜10の線状もしくは分枝状アルコキシ)シリル;置換もしくは非置換のトリ(置換もしくは非置換の炭素数3〜12のシクロアルキル)シリル;置換もしくは非置換のトリ(置換もしくは非置換の炭素数6〜40のアリール)シリル;置換もしくは非置換のトリ(置換もしくは非置換の炭素数6〜40のアリールオキシ)シリル;置換もしくは非置換のトリ(炭素数1〜10の線状もしくは分枝状アルキル)シロキシ;置換もしくは非置換のトリ(置換もしくは非置換の炭素数3〜12のシクロアルキル)シロキシ;置換もしくは非置換のトリ(置換もしくは非置換の炭素数6〜40のアリール)シロキシであり;R4、R4'およびR5のうちから選択された置換基が2以上存在する場合は互いに同じであるか異なり、
[Ani]は前記化学式1の金属Mに弱く配位できる陰イオンである。
[M’(R6)4]
[化学式2b]
[M’(OR6)4]
前記化学式2aおよび2bにおいて、M’はホウ素またはアルミニウムであり;R6は、各々独立に、ハロゲン;ハロゲンで置換もしくは非置換された炭素数1〜20の線状もしくは分枝状アルキル;ハロゲンで置換もしくは非置換された炭素数2〜20の線状もしくは分枝状アルケニル;ハロゲンで置換もしくは非置換された炭素数3〜12のシクロアルキル;炭素数3〜20の炭化水素で置換もしくは非置換された炭素数6〜40のアリール;炭素数3〜20の線状もしくは分枝状トリアルキルシロキシまたは炭素数18〜48の線状もしくは分枝状トリアリールシロキシで置換された炭素数6〜40のアリール;ハロゲンで置換もしくは非置換された炭素数7〜15のアラルキル(aralkyl)である。
mは0〜4の整数であり、
R7、R7’、R7’’およびR7’’’は互いに同じであるか異なり、各々独立に、水素;ハロゲン;ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、ハロアリール、アラルキル、ハロアラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数1〜20の線状もしくは分枝状アルキル;ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、ハロアリール、アラルキル、ハロアラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数2〜20の線状もしくは分枝状アルケニル;ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、ハロアリール、アラルキル、ハロアラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数3〜20の線状もしくは分枝状アルキニル;ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、ハロアリール、アラルキル、ハロアラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数3〜12のシクロアルキル;ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、ハロアリール、アラルキル、ハロアラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数6〜40のアリール;ならびにハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、ハロアリール、アラルキル、ハロアラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数7〜15のアラルキル(aralkyl)からなる群から選択された非極性官能基、または
−R8OR9、−OR9、−OC(O)OR9、−R8OC(O)OR9、−C(O)R9、−R8C(O)OR9、−C(O)OR9、−R8C(O)R9、−OC(O)R9、−R8OC(O)R9、−(R8O)k−OR9(kは1〜10の整数)、−(OR8)k−OR9(kは1〜10の整数)、−C(O)−O−C(O)R9、−R8C(O)−O−C(O)R9、−SR9、−R8SR9、−SSR9、−R8SSR9、−S(=O)R9、−R8S(=O)R9、−R8C(=S)R9、−R8C(=S)SR9、−R8SO2R9、−SO2R9、−R8OSO2R9、−R8SO3R9、−SO3R9、−R8OSO3R9、−R8N=C=S、−N=C=S、−NCO、−R8−NCO、−CN、−R8CN、−NNC(=S)R9、−R8NNC(=S)R9、−NO2、−R8NO2、
前記極性官能基において、R8およびR11は互いに同じであるか異なり、各々独立に、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、アラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数1〜20の線状もしくは分枝状アルキレン;ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、アラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数2〜20の線状もしくは分枝状アルケニレン;ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、アラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数3〜20の線状もしくは分枝状アルキニレン;ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、アラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数3〜12のシクロアルキレン;ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、アラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数6〜40のアリーレン;ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、アラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数7〜15のアラルキレン;ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、アラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換されたアルコキシレン;またはハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、アラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換されたカルボニルオキシレンであり;R8またはR11が2以上存在する場合にこれらは互いに同じであるか異なり;
R9、R12、R13およびR14は互いに同じであるか異なり、各々独立に、水素;ハロゲン;ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、アラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数1〜20の線状もしくは分枝状アルキル;ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、アラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数2〜20の線状もしくは分枝状アルケニル;ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、アラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数3〜20の線状もしくは分枝状アルキニル;ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、アラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数3〜12のシクロアルキル;ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、アラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数6〜40のアリール;ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、アラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数7〜15のアラルキル;ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、アラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換されたアルコキシ;またはハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、アラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換されたカルボニルオキシであり;R12が2以上存在する場合にこれらは互いに同じであるか異なり、
R7、R7’、R7’’およびR7’’’が極性官能基、水素、またはハロゲンでなければ、互いに連結されて炭素数1〜10のアルキリデン基を形成するか、またはR7、R7’、R7’’およびR7’’’のうちのいずれか一つに連結されて炭素数4〜12の飽和もしくは不飽和環、または炭素数6〜17の芳香族環を形成することができる。
ノルマルヘキサンをアンチソルベントとして用いた5−ノルボルネン−2−アリルアセテートの重合
5−ノルボルネン−2−アリルアセテート(AANB、100ml、556.0mml)とノルマルヘキサン400mlを1000ml高圧ガラス反応器に投入した。Pd(OAc)2(OAc=acetate、14mg、61.7μmol)と[HP(Cy)3][B(C6F5)4](88.8mg、92.6μmol)を250mlシュレンクフラスコに投入し、ジクロロメタン5mlを入れて溶解させた。作られた触媒溶液を、シリンジによって前記単量体とアンチソルベントが入っている反応器に投入し、90℃で18時間反応させた。この時、インペラのRPM[revolution per minute]は200であった。反応が完了した後、白色の粒子状として重合体沈殿物が得られた。この沈殿物を過量のノルマルヘキサンで洗浄し、アスピレーション(aspiration)方法で重合体を回収した後、真空オーブンにて80℃で24時間乾燥し、5−ノルボルネン−2−アリルアセテートの重合体19.05g(投入された単量体総量基準19重量%)を得た。重量平均分子量(Mw)は138,854であり、分子量分布(Mw/Mn)は1.99であった。
シクロヘキサンをアンチソルベントとして用いた5−ノルボルネン−2−アリルアセテートの重合
5−ノルボルネン−2−アリルアセテート(AANB、70mL、389.2mml)とシクロヘキサン430mlを1000ml高圧ガラス反応器に投入した。Pd(OAc)2(OAc=acetate、9.66mg、42.6μmol)と[HP(Cy)3][B(C6F5)4](62.2mg、64.9μmol)を250mlシュレンクフラスコに投入し、ジクロロメタン5mlを入れて溶解させた。作られた触媒溶液をシリンジによって前記単量体とアンチソルベントが入っている反応器に投入し、90℃で18時間反応させた。この時、インペラのRPMは200であった。反応が完了した後、白色の粒子状として重合体沈殿物が得られた。重合体の洗浄と乾燥方法は実施例1と同様である。乾燥後、5−ノルボルネン−2−アリルアセテートの重合体10.0g(投入された単量体総量基準14.3重量%)を得た。重量平均分子量(Mw)は114,533であり、分子量分布(Mw/Mn)は1.80であった。
ヘプタンをアンチソルベントとして用いた5−ノルボルネン−2−アリルアセテートの重合
ヘプタンをアンチソルベントとして用い、アンチソルベントに対して単量体の比率を13%、20%、33%、53%、および67%に変化させながら、5−ノルボルネン−2−アリルアセテート(AANB)を重合した。5個の250mlシュレンクフラスコに、各々、アンチソルベント(ml):単量体(ml)を130:20、120:30、100:50、70:80、および50:100で投入した。触媒としてPd(OAc)2(70.3mg、313.2μmol)と[HP(Cy)3][B(C6F5)4](451.5mg、471.1μmol)をジクロロメタン(10ml)に溶かした後、シリンジによって各フラスコに1mlずつ投入した。90℃でマグネチックスターラを利用して18時間攪拌しながら反応させた。重合体の回収過程は実施例1と同じ方法で実施して5−ノルボルネン−2−アリルアセテートの重合体を製造し、その結果を表1に示す。
5−ノルボルネン−2−アリルアセテートとブチルノルボルネンの共重合
モノマーとして5−ノルボルネン−2−アリルアセテート(NB−CH2−O−C(O)−CH3)(5ml、30.9mmol)とブチルノルボルネン(1.3ml、7.7mmol)を、触媒としてPd(OAc)2(0.17mg、0.77μmol)と[(Cy)3PH][B(C6F5)4](1.48mg、1.55μmol)を用い、実施例1と同一のアンチソルベント、同一の重合条件、および方法で重合した。その結果、重合体4.35g(69.2重量%)が得られ、重量平均分子量(Mw)は303,550であり、分子量分布(Mw/Mn)は2.16であった。
ノルボルネンカルボン酸メチルエステルとブチルノルボルネンの共重合
モノマーとしてノルボルネンカルボン酸メチルエステル(14.64g、96.22mml)とブチルノルボルネン(6.14g、41.24mmol)を、触媒としてパラジウム(II)アセチルアセトネート(Palladium(II) acetylacetonate)(4.19mg)と[(Cy)3PH][B(C6F5)4](27.1mg)を用い、実施例1と同一のアンチソルベント、同一の重合条件、および方法で重合した。その結果、重合体12.08g(58.1重量%)が得られ、重量平均分子量(Mw)は116,000であり、分子量分布(Mw/Mn)は1.97であった。
Claims (8)
- a)アンチソルベント、b)単量体、およびc)触媒を共に混合して前記b)単量体が重合されると同時に、前記b)単量体の重合により形成される重合体が固相として沈殿するステップを含む沈殿重合(precipitation polymerization)による重合体製造方法であって、
前記c)触媒として、下記化学式1で示される10族金属含有前触媒および下記化学式2で示されるホスホニウムを含む塩化合物を含む助触媒を有する触媒混合物を用い、
Xは各々S、OおよびNのうちから選択されたヘテロ原子であり;
R1は−CH=CHR20、−OR20、−SR20、−N(R20)2、−N=NR20、−P(R20)2、−C(O)R20、−C(R20)=NR20、−C(O)OR20、−OC(O)OR20、−OC(O)R20、−C(R20)=CHC(O)R20または−R21C(O)R20、−R21C(O)OR20または−R21OC(O)R20であり;前記R20は水素、ハロゲン、置換もしくは非置換の線状もしくは分枝状の炭素数1〜5のアルキル、置換もしくは非置換の線状もしくは分枝状の炭素数1〜5のハロアルキル、置換もしくは非置換の炭素数5〜10のシクロアルキル、置換もしくは非置換の線状もしくは分枝状の炭素数2〜5のアルケニル、置換もしくは非置換の線状もしくは分枝状の炭素数2〜5のハロアルケニル、または置換もしくは非置換の炭素数7〜24のアラルキルであり、R20が2以上存在する場合にこれらは互いに同じであるか異なり;前記R21は炭素数1〜20のヒドロカルビレン(hydrocarbylene)であり;
R2は置換もしくは非置換の炭素数1〜20の線状もしくは分枝状アルキル、置換もしくは非置換の炭素数2〜20の線状もしくは分枝状アルケニル、置換もしくは非置換の炭素数5〜12のシクロアルキル、置換もしくは非置換の炭素数6〜40のアリール、置換もしくは非置換の炭素数7〜15のアラルキル(aralkyl)、または置換もしくは非置換の炭素数3〜20のアルキニル(alkynyl)であり;
Mは10族金属であり;
pは1または2であり;
[化学式2]
[(R3)−P(R4)a(R4')b[Z(R5)d]c][Ani]
前記化学式2において、
a、bおよびcはそれぞれ0〜3の整数であって、a+b+c=3であり;
Zは酸素、硫黄、ケイ素、または窒素であり;
dは、Zが酸素または硫黄である場合に1であり、Zが窒素である場合に2であり、Zがケイ素である場合に3であり;
R3は水素またはアルキルまたはアリールであり;
R4、R4'およびR5は、各々独立に、水素;置換もしくは非置換の炭素数1〜20の線状もしくは分枝状アルキル;置換もしくは非置換の炭素数2〜20の線状もしくは分枝状のアルケニル;置換もしくは非置換の炭素数1〜20のアルコキシ;置換もしくは非置換の炭素数3〜12のシクロアルキル;置換もしくは非置換の炭素数6〜40のアリール;置換もしくは非置換の炭素数7〜15のアラルキル(aralkyl);置換もしくは非置換の炭素数3〜20のアルキニル(alkynyl);置換もしくは非置換のトリ(炭素数1〜10の線状もしくは分枝状アルキル)シリル;置換もしくは非置換のトリ(炭素数1〜10の線状もしくは分枝状アルコキシ)シリル;置換もしくは非置換のトリ(置換もしくは非置換の炭素数3〜12のシクロアルキル)シリル;置換もしくは非置換のトリ(置換もしくは非置換の炭素数6〜40のアリール)シリル;置換もしくは非置換のトリ(置換もしくは非置換の炭素数6〜40のアリールオキシ)シリル;置換もしくは非置換のトリ(炭素数1〜10の線状もしくは分枝状アルキル)シロキシ;置換もしくは非置換のトリ(置換もしくは非置換の炭素数3〜12のシクロアルキル)シロキシ;置換もしくは非置換のトリ(置換もしくは非置換の炭素数6〜40のアリール)シロキシであり;R4、R4'およびR5のうちから選択された置換基が2以上存在する場合は互いに同じであるか異なり、
[Ani]は前記化学式1の金属Mに弱く配位できる陰イオンであり、
前記化学式2の[Ani]は、ボレート、アルミネート、[SbF6]−、[PF6]−、[AsF6]−、ペルフルオロアセテート(perfluoroacetate;[CF3CO2]−)、ペルフルオロプロピオネート(perfluoropropionate;[C2F5CO2]−)、ペルフルオロブチレート(perfluorobutyrate;[CF3CF2CF2CO2]−)、パークロレート(perchlorate;[ClO4]−)、パラ−トルエンスルホネート(p−toluenesulfonate;[p−CH3C6H4SO3]−)、[SO3CF3]−、ボラタベンゼン、およびハロゲンで置換もしくは非置換されたカルボランからなる群から選択されるか、または、
前記化学式2の[Ani]は下記化学式2aまたは化学式2bで示される陰イオンであり、
[化学式2a]
[M’(R6)4]
[化学式2b]
[M’(OR6)4]
前記化学式2aおよび2bにおいて、M’はホウ素またはアルミニウムであり;R6は、各々独立に、ハロゲン;ハロゲンで置換もしくは非置換された炭素数1〜20の線状もしくは分枝状アルキル;ハロゲンで置換もしくは非置換された炭素数2〜20の線状もしくは分枝状アルケニル;ハロゲンで置換もしくは非置換された炭素数3〜12のシクロアルキル;炭素数3〜20の炭化水素で置換もしくは非置換された炭素数6〜40のアリール;炭素数3〜20の線状もしくは分枝状トリアルキルシロキシまたは炭素数18〜48の線状もしくは分枝状トリアリールシロキシで置換された炭素数6〜40のアリール;またはハロゲンで置換もしくは非置換された炭素数7〜15のアラルキル(aralkyl)であり、
前記b)単量体は環状オレフィン系単量体であるり、
前記環状オレフィン系単量体が下記化学式3で示される化合物であることを特徴とする、沈殿重合による重合体製造方法。
mは0〜4の整数であり、
R7、R7’、R7’’およびR7’’’は互いに同じであるか異なり、各々独立に、水素;ハロゲン;ハロゲン、アルケニル、アルキニル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、ハロアリール、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数1〜20の線状もしくは分枝状アルキル;
ハロゲン、アルキル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルキニル、アリール、ハロアリール、アラルキル、ハロアラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数2〜20の線状もしくは分枝状アルケニル;
ハロゲン、アルキル、アルケニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、アリール、ハロアリール、アラルキル、ハロアラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数3〜20の線状もしくは分枝状アルキニル;
ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、ハロアリール、アラルキル、ハロアラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数3〜12のシクロアルキル;
ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アラルキル、ハロアラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数6〜40のアリール;ならびに
ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、ハロアリール、アラルキル、ハロアラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数7〜15のアラルキル(aralkyl)からなる群から選択された非極性官能基、または
−R8OR9、−OR9、−OC(O)OR9、−R8OC(O)OR9、−C(O)R9、−R8C(O)OR9、−C(O)OR9、−R8C(O)R9、−OC(O)R9、−R8OC(O)R9、−(R8O)k−OR9(kは1〜10の整数)、−(OR8)k−OR9(kは1〜10の整数)、−C(O)−O−C(O)R9、−R8C(O)−O−C(O)R9、−SR9、−R8SR9、−SSR9、−R8SSR9、−S(=O)R9、−R8S(=O)R9、−R8C(=S)R9、−R8C(=S)SR9、−R8SO2R9、−SO2R9、−R8OSO2R9、−R8SO3R9、−SO3R9、−R8OSO3R9、−R8N=C=S、−N=C=S、−NCO、−R8−NCO、−CN、−R8CN、−NNC(=S)R9、−R8NNC(=S)R9、−NO2、−R8NO2、
前記極性官能基において、R8およびR11は互いに同じであるか異なり、各々独立に、ハロゲン、アルケニル、アルキニル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数1〜20の線状もしくは分枝状アルキレン;
ハロゲン、アルキル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルキニル、アリール、アラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数2〜20の線状もしくは分枝状アルケニレン;
ハロゲン、アルキル、アルケニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、アリール、アラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数3〜20の線状もしくは分枝状アルキニレン;
ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、アラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数3〜12のシクロアルキレン;
ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数6〜40のアリーレン;
ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、アラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数7〜15のアラルキレン;または
ハロゲン、アルケニル、アルキニル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換されたアルコキシレンであり;R8またはR11が2以上存在する場合にこれらは互いに同じであるか異なり;
R9、R12、R13およびR14は互いに同じであるか異なり、各々独立に、水素;ハロゲン;ハロゲン、アルケニル、アルキニル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数1〜20の線状もしくは分枝状アルキル;
ハロゲン、アルキル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルキニル、アリール、アラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数2〜20の線状もしくは分枝状アルケニル;
ハロゲン、アルキル、アルケニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、アリール、アラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数3〜20の線状もしくは分枝状アルキニル;
ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、アラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数3〜12のシクロアルキル;
ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アラルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数6〜40のアリール;
ハロゲン、アルケニル、アルキニル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換された炭素数7〜15のアラルキル;または
ハロゲン、アルケニル、アルキニル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アリール、カルボニルオキシ、ハロカルボニルオキシ、アリールオキシ、ハロアリールオキシ、シリルおよびシロキシのうちから選択された1以上の置換基で置換もしくは非置換されたアルコキシであり;
R12が2以上存在する場合にこれらは互いに同じであるか異なる。 - 前記a)アンチソルベントは、炭素数5〜20の線状構造、分枝構造、および環状構造のうちから選択されたいずれか一つの構造を有する炭化水素化合物であることを特徴とする、請求項1に記載の沈殿重合による重合体製造方法。
- 前記a)アンチソルベントは、ノルマルヘキサン、シクロヘキサン、およびヘプタンのうちから選択されたいずれか一つであることを特徴とする、請求項1に記載の沈殿重合による重合体製造方法。
- 前記b)単量体重量に対して前記a)アンチソルベントの添加比率が10〜90%であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の沈殿重合による重合体製造方法。
- 前記b)単量体として、沸点(Tb)が150℃以上である単量体を用いることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の沈殿重合による重合体製造方法。
- 前記a)アンチソルベント、前記環状オレフィン系単量体、および前記触媒混合物を反応器に共に投入し、50〜150℃の温度で反応させることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の沈殿重合による重合体製造方法。
- 前記重合体は固相として得られる環状オレフィン系重合体であり、前記環状オレフィン系重合体は重量平均分子量(Mw)が50,000〜500,000であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の沈殿重合による重合体製造方法。
- 前記重合体のかさ密度(bulk density)は0.2〜0.5g/mlであることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の沈殿重合による重合体製造方法。
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