JP5364499B2 - X線撮影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、X線撮影装置に関し、特に平面検出器ユニットを有するX線検出部を備える立位式のX線撮影装置に関する。
X線撮影装置は、被検体にX線を照射するX線発生部と、X線発生部から照射された被検体を透過したX線を検出するX線検出部を有し、このX線検出部で検出したX線の投影データから生成された画像データを用いることで、被検体の診断が行われる。
立位式のX線撮影装置では、X線検出部は立位撮影用スタンド(支柱)に対して上下移動して位置決めすることができる。X線検出部は、立位の状態である被検体の頭部や胸部等の撮影部位の近傍に設定して、X線発生部をX線検出部に対向する位置に移動することで、被検体の撮影部位のX線撮影を行うことができる(例えば、特許文献1を参照。)。
図8(A)に示すように、このX線検出部200は平面検出器ユニット201と固定部202から成り、立位撮影用スタンド203に沿って、Z方向に上下移動可能になっている。この立位撮影用スタンド203がX線検出部200をZ方向に上下移動可能に支えるために、立位撮影用スタンド203の内部では、X線検出部200と、つり合いを取るための重り(カウンタウエイト)204とが、ベルト205を用いて接続されており、ベルト205は上部の滑車206により保持されている。これにより、X線検出部200と重り204の重量のつり合いを保つようになっている。
特開2008―167976号公報
ところが、昨今の可搬型の平面検出器ユニットが普及するのに伴い、図8(B)に示すように、平面検出器ユニット201を固定部202から取り外して使用されることも多い。例えば、平面検出器ユニット201は、固定部202から取り外して寝台側にセットして撮影するのに用いられる。
X線検出部200と重り204がつり合っている状態とは、平面検出器ユニット201が固定部202に対して固定されている場合である。このため、上述のように固定部202から平面検出器ユニット201を取り外されてしまうと、平面検出器ユニット201分だけ軽くなってしまい、立位撮影用スタンド203の内部では、残った固定部202と重り204との重量のつり合いが保てずに、固定部202がZ1方向に持ち上がってしまう。
このように固定部202が持ち上がってしまう現象を防止するために、平面検出器ユニット201を取り外した状態でも固定部202がZ1方向に持ち上がってしまわないように、固定部202は立位撮影用スタンド203に対してロックをかけて固定されるようになっている。
ところで、平面検出器ユニット201が固定部202から取り外された状態であっても、使用者が固定部202だけを立位撮影用スタンド203に対して、Z方向に沿って移動して、固定部202だけの予めポジショニングを行いたい場合がある。しかし、すでに説明したように、平面検出器ユニット201が固定部202から取り外された状態では、立位撮影用スタンド203上では固定部202を上下移動して撮影のためのポジショニングを予め行う操作が行えず、X線撮影のワークフローを固定してしまうことになる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、複雑な機構を持たずにX線検出部の検出器ユニットの着脱状態を意識せずに、立位撮影用スタンドのような支持部に対して固定部を上下移動してポジショニング操作が行え、撮影ワークフローをフレキシブルに変更できるX線撮影装置を提供することである。
請求項1の発明は、X線撮影装置において、被検体を透過したX線を検出する検出器ユニットと、前記検出器ユニットを着脱可能に固定する固定部とを備えるX線検出部と、
支持部と、
前記支持部に設けられて、前記X線検出部の前記固定部を上下移動して位置決めさせる固定部移動機構部と、を備え、
前記固定部移動機構部は、
前記検出器ユニットおよび前記固定部の重さとつり合いをとるための重りと、
回転軸を中心として回転可能であり、前記検出器ユニットおよび前記固定部と、前記重りとのつり合いをとって支える回転保持部と、
前記検出器ユニットを前記固定部に固定した状態から前記検出器ユニットを前記固定部から取り外した状態に変更した場合に、前記回転保持部の前記回転軸を中心とする前記固定部の回転トルクを維持した状態で、前記回転保持部の前記回転軸を中心とする前記重りの回転トルクを変更するトルク変更部と、
を備えることを特徴とする。
これにより、複雑な機構を持たずにX線検出部の検出器ユニットの着脱状態を意識せずに、立位撮影用スタンドのような支持部に対して固定部を上下移動してポジショニング操作が行え、撮影ワークフローをフレキシブルに変更できる。
また、請求項2の発明は、X線撮影装置において、前記回転保持部は第1回転体であり、前記固定部が取り付けられた第1ベルトが前記第1回転体と第2回転体に掛けられ、前記重りが取り付けられた第2ベルトが前記第1回転体と第3回転体に掛けられ、前記検出器ユニットを前記固定部に固定した状態では、前記第2ベルトを前記第1回転体の大径部に掛け、前記検出器ユニットを前記固定部から取り外した状態では、前記第2ベルトを前記第1回転体の小径部に掛けるように動作するアクチュエータを有することを特徴とする。これにより、アクチュエータを動作させるだけで、検出器ユニットを固定部から取り外した状態では、重り側の回転トルクを小さくすることができるので、固定部と重りのつり合いを維持できるので、固定部が持ち上がることが無くなる。
請求項3の発明は、X線撮影装置において、前記検出器ユニットを前記固定部から外した状態を検出する検知センサを有することを特徴とする。これにより、検知センサが検出器ユニットを前記固定部から外した状態を検出するタイミングで重り側の回転トルクを自動的に変更することができる。
請求項4の発明は、X線撮影装置において、前記検出器ユニットを前記固定部に固定した状態から前記検出器ユニットを前記固定部から取り外した状態に変更した場合に、前記第2ベルトを押し付け部材に押し付けて前記第2ベルトの緩みを防止する緩み防止装置を有することを特徴とする。これにより、第2ベルトが緩むのを確実に防いで、検出器ユニットを固定部から取り外した状態でも、固定部を支持部に沿って上下移動してポジショニング操作をすることができる。
請求項5の発明は、X線撮影装置において、前記検出器ユニットは、フラットパネルディテクタを有することを特徴とする。これにより、フラットパネルディテクタを有する検出器ユニットが固定部から取り外されても、支持部に対して固定部を上下移動してポジショニング操作が行える。
本発明によれば、複雑な機構を持たずにX線検出部の検出器ユニットの着脱状態を意識せずに、立位撮影用スタンドのような支持部に対して固定部を上下移動してポジショニング操作が行え、撮影ワークフローをフレキシブルに変更できるX線撮影装置を提供することができる。
本発明のX線撮影装置の好ましい実施形態を示す図である。 立位撮影用スタンドの固定部移動機構部の構造例を示しており、図2(A)は、平面検出器ユニットが固定部に取り付けられている状態を示し、図2(B)は、平面検出器ユニットが固定部から取り外された状態を示している図である。 図3(A)は、図2(A)の状態では平面検出器ユニットと固定部の組み立て体と、重りWとのつり合い状態を原理的に示す図であり、図3(B)は、図2(B)の状態では固定部と、重りWとのつり合い状態を原理的に示す図である。 図4(A)は、第2ベルトが第1回転体の大径部と第3回転体との間に掛っており、図4(B)は、第2ベルトが第1回転体の小径部と第3回転体との間に掛っている図である。 第1回転体の一方の円形状部材と他方の円形状部材の構造例をさらに詳しく示す図である。 第2ベルトが図4(A)に示すように大径部から図4(B)に示すように小径部に移動した場合に、第2ベルトが緩むことに対する対策例を示す図である。 本発明の別の実施形態を示す図である。 従来例を示す図である。
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のX線撮影装置の好ましい実施形態を示す図である。
図1に示す本発明の実施形態のX線撮影装置10は、立位撮影用スタンド11を備えるX線一般撮影装置であり、X線画像診断装置とも呼ぶことができる。
図1に示すX線撮影装置10は、立位撮影用スタンド11と、X線発生部12と、コンソール13と、撮影台14と、X線検出部20を有している。立位撮影用スタンド11とコンソール13と撮影台14は、床Fに配置されている。撮影台14の上には、被検体MがX線撮影時に立位姿勢で立てるようになっている。
図1に示す立位撮影用スタンド11は支持部の一例であり、X線発生部12に対面する位置に、Z方向(上下方向)に沿って立てて配置されている。
図1に示すX線発生部12は、被検体Mに対してX線を照射する。X線発生部12は、X線管12AとX線絞り器12Bを有する。X線管12Aは、高電圧発生部12Cに電気的に接続されており、陰極から放出された電子を高電圧により加速して、陽極に衝突させてX線を発生させる。X線絞り器12Bは、X線管12Aと被検体Mとの間に位置されて、X線管12Aから発生したX線を被検体Mに対して照射する範囲を制御する。X線発生部12は、移動機構部15によりX方向に沿って移動可能でX方向(水平方向)に沿って位置決め可能に保持されている。移動機構部15のガイドレール15Rは例えば建物の天井面Rに設定されている。図1に示すX方向はZ方向と直交する。
図1に示すX線検出部20は、X線発生部12から照射されて被検体Mを透過したX線を二次元的に検出して、検出したX線を電荷に変換してそのエネルギーに比例した電気信号を発生してX線投影データを生成する。X線検出部20は、X線発生部12に対して対向して配置できるように、立位撮影用スタンド11においてZ方向に沿って上下移動可能であり、Z方向に沿って位置決め(ポジショニング)することができる。
図1に示すように、X線検出部20は、平面検出器ユニット21と、固定部22と、投影データ生成部23を有する。平面検出器ユニット21は、検出器ユニットの一例であり、微小な検出素子を二次元的に配列することで構成されたいわゆるフラットパネルディテクタ(FPD)24を有している。平面検出器ユニット21のフラットパネルディテクタ24の各検出素子は、X線を検出して入射したX線量に応じて電荷を生成して、この電荷を蓄積して所定のタイミングで読み出せるようになっている。投影データ生成部23は、平面検出器ユニット21のフラットパネルディテクタ24に電気的に接続されており、フラットパネルディテクタ24に蓄積された電荷を読み出して電圧に変換して、この電圧をデジタル信号に変換した投影データを時系列信号に変換する。この投影データは立位撮影用スタンド11内の制御部25に送られる。投影データ生成部23と制御部25は、立位撮影用スタンド11内に配置されている。
図1に示す平面検出器ユニット21は、固定部22に対して着脱可能になっている可搬型の検出器ユニットの一例である。ガイドレール26は立位撮影用スタンド11に固定されている。立位撮影用スタンド11内には、固定部移動機構部30が配置されている。この固定部移動機構部30が作動することで、平面検出器ユニット21を固定している固定部22は、ガイドレール26に沿ってZ方向に移動して位置決め可能である。固定部移動機構部30の作動は、制御部25の指令により制御される。
図1に示す固定部22には、平面検出器ユニット21の着脱検知センサ29が設けられている。この着脱検知センサ29は制御部25に電気的に接続されており、着脱検知センサ29は、例えば発光部と受光部を有する光学式センサであり、平面検出器ユニット21が固定部22から取り外されたことを検知して電気信号を発生して、平面検出器ユニット21の取り外された状態を制御部25に知らせる。これにより、制御部25は、平面検出器ユニット21が固定部22に固定されているのか、取り外されているのかを確実に判断できる。図1に示すように、コンソール13は液晶表示装置などのモニター28等を有している。コンソール13は制御部25に電気的に接続されている。
図1において、被検体Mが撮影台14の上に立位姿勢で載る。平面検出器ユニット21と固定部22が、固定部移動機構部30の作動によりZ方向に移動して位置決めされることで、平面検出器ユニット21が被検体Mの撮影部位(例えば胸部)に位置決めされる。また、X線発生部12がX方向に移動して平面検出器ユニット21に対向するようにして、被検体Mに対面して配置される。X線発生部12は、被検体Mに対してX線を照射する。X線検出部20は、X線発生部12から被検体Mを透過したX線を二次元的に検出して、検出したX線を電荷に変換してそのエネルギーに比例した電気信号を発生してX線投影データを生成して、制御部25に送ることで、X線投影画像はモニター28に表示することができる。
次に、図1に示す立位撮影用スタンド11の固定部移動機構部30の構造例を、さらに図2を参照して説明する。
図2は、立位撮影用スタンド11の固定部移動機構部30の構造例を示しており、図2(A)は、平面検出器ユニット21が固定部22に取り付けられている状態を示し、図2(B)は、平面検出器ユニット21が固定部22から取り外された状態を示している。
図2に示すように、固定部移動機構部30は立位撮影用スタンド11内に配置されている。固定部移動機構部30は、第1回転体31と、第2回転体32と、第3回転体33と、重りWと、第1ベルト41と第2ベルト42を有する。第1回転体31は回転保持部に相当する。第1回転体31と第2回転体32と第3回転体33は、平面検出器ユニット21および固定部22と、重りWとのつり合いをとって保持する回転体ユニット80を構成している。図2に示すように、第1回転体31と第2回転体32と第3回転体33は、それぞれプーリとも呼ぶことができる。この例では、第1回転体31と第2回転体32は同じ直径を有し、第3回転体33の直径は第1回転体31と第2回転体32の直径に比べて小さい。
第1回転体31は、立位撮影用スタンド11の回転軸31Bにより回転可能に保持されている。第2回転体32は、立位撮影用スタンド11の回転軸32Bにより回転可能に保持されている。第3回転体33は、立位撮影用スタンド11の回転軸33Bにより回転可能に保持されている。回転軸31Bは、立位撮影用スタンド11の上部位置に配置されており、回転軸32Bは、立位撮影用スタンド11の下部位置に配置されている。回転軸33Bは、立位撮影用スタンド11の中間位置であって回転軸32B寄りの位置に配置されている。
図2に示すように、回転保持部である第1回転体31の大径部51と、第2回転体32との間には、第1ベルト41が掛っている。第1回転体31の大径部51と第3回転体33の間には、第2ベルト42が掛っている。第1ベルト41の前側の途中部分41Fには、固定部22が固定されている。第2ベルト42の後側の途中部分42Bには、重りWが固定されている。例えば、この重りWの重さは、平面検出器ユニット21の重さと固定部22の重さを足した合計の重さとつり合うことができるように同じである。第1ベルト41と第2ベルト42は、例えば台形状断面を有しており、力の伝達を確実に行う。
図2(A)では、平面検出器ユニット21が固定部22に対して、例えば機械的なかみ合わせにより着脱可能に固定されている。
これに対して、図2(B)では、平面検出器ユニット21が固定部22から取り外されている。このように、平面検出器ユニット21が固定部22から取り外されると、重りWの重さと固定部22の重さがつり合わなくなり、固定部22がZ1方向に持ち上がると同時に重りWがZ2方向に下がってしまう現象が生じるのを防いで、平面検出器ユニット21が固定部22に取り付けられている状態であっても取り外されている状態であっても、固定部22がZ1方向に持ち上がらないように、以下に説明する対策を採用している。
図2(A)と図2(B)では、第1ベルト41が第1回転体31の大径部と第2回転体32に掛っているが、第1ベルト41の回転軸31Bからの距離Sは、図2(A)と図2(B)に示すいずれの状態においても維持されている。つまり、固定部22の回転軸31Bからの距離Sは維持されており、回転軸31Bを中心とする固定部22の回転トルクは変更されていない。また、第2ベルト42は第1回転体31の大径部と第3回転体33に掛っている。
ところで、第1回転体31は、大径部51と小径部52を有している。大径部51と小径部52は回転軸31Bに対して同軸状に形成されている。例えば第1回転体31の大径部51の直径は、第2回転体32の直径と同じであるが、第1回転体31の大径部51の直径は、第3回転体33の直径よりも大きい。第1回転体31の小径部52の直径は、第3回転体33の直径と同じである。
図2(B)の状態では、第1ベルト41は第1回転体31の大径部と第2回転体32に掛っていて変化はないが、これに対して、第2ベルト42は第1回転体31の小径部52と第3回転体33との間に掛っている。このように、第1回転体31は、大径部51と小径部52を有しており、第1回転体31は、図2(A)に示すように平面検出器ユニット21が固定部22に固定されている場合と、図2(B)に示すように平面検出器ユニット21が固定部22から取り外されている場合とでは、第2ベルト42が掛っている第1回転体31の直径を変更する構造になっている。
図3(A)は、図2(A)の状態では平面検出器ユニット21と固定部22の組み立て体39と、重りWとのつり合い状態を原理的に示す図であり、図3(B)は、図2(B)の状態では固定部22と、重りWとのつり合い状態を原理的に示す図である。
図3(A)では、平面検出器ユニット21と固定部22の組み立て体39と中心の回転軸31Bとの距離Sと、重りWと回転軸31Bとの距離Sとは、同じであるので、平面検出器ユニット21と固定部22の組み立て体39の回転トルクと、重りWの回転トルクは同じになっている。このため、平面検出器ユニット21と固定部22の組み立て体39と、重りWとはつり合った状態にある。
これに対して、図3(B)では、平面検出器ユニット21が固定部22から取り外されており、固定部22と重りWがつり合う状態になるように、重りWと回転軸31Bとの距離S1は、固定部22と中心の回転軸31Bとの距離Sより小さく設定されている。このため、固定部22の回転トルクと、重りWの回転トルクは同じになっており、固定部22と、重りWとはつり合った状態にできる。
図4は、図2に示す第1回転体31と第3回転体33と第2ベルト42を示している。図4(A)では、第2ベルト42が第1回転体31の大径部51と第3回転体33との間に掛っており、図4(B)では、第2ベルト42が第1回転体31の小径部52と第3回転体33との間に掛っている。
第3回転体33は第2ベルト42を掛けることができる通常のプーリである。これに対して、回転保持部としての第1回転体31は、一方の円形状部材61と他方の円形状部材62と、付勢部材としてのスプリング63と、アクチュエータ64を備える。一方の円形状部材61と他方の円形状部材62は、軸方向から見ると円形状であるが、軸方向と直交する方向の断面で見るとほぼ台形状を有しており、図4(B)に示すように中心軸CLを中心として左右対称形状になっている。一方の円形状部材61と他方の円形状部材62と、付勢部材としてのスプリング63と、アクチュエータ64は、トルク変更部70を構成している。
図4(B)に示すように、トルク変更部70の一方の円形状部材61の傾斜した内面部分66と他方の円形状部材62の傾斜した内面67は、第2ベルト42を密着して保持して力を伝達する部分である。これらの内面66,67の外周付近部分が、第1回転体31の大径部51である。これらの内面66,67の内周付近部分が、第1回転体31の小径部52である。
図5は、トルク変更部70の第1回転体31の一方の円形状部材61と他方の円形状部材62の構造例をさらに詳しく示している。
図5に示すように、トルク変更部70の一方の円形状部材61と他方の円形状部材62の間には、スプリング63が配置されている。スプリング63は、一方の円形状部材61の内面部と他方の円形状部材62の凹部62Bの内面部との間に配置されている。このスプリング63は、一方の円形状部材61と他方の円形状部材62を軸方向Tに沿って互いに離す方向に付勢している。一方の円形状部材61は、アクチュエータ64の作動部材に接続されている。アクチュエータ64は例えば電磁ソレノイドである。
図5(A)に示すアクチュエータ64が制御部25の指令により動作すると、スプリング63の力に抗して一方の円形状部材61と他方の円形状部材62の間隔を小さくすることができる。このようにすることで、図4(A)に示すように、一方の円形状部材61と他方の円形状部材62の間隔を小さくでき、第2ベルト42は、第1回転体31の大径部51側に押されて保持されることで、力が伝達できる。
逆に、図5(B)のアクチュエータ64の作動が停止すると、スプリング63の力が一方の円形状部材61と他方の円形状部材62の間隔を広げる。これにより、図4(B)に示すように、第2ベルト42は、第1回転体31の小径部52側に保持されて、力が伝達できる。
次に、図6を参照して、第2ベルト42が図4(A)に示すように大径部51から図4(B)に示すように小径部52に移動した場合、すなわち第1回転体31の直径が変更された場合に、第2ベルト42が緩むが、この第2ベルト42の緩みを防止する対策例を説明する。
図6(A)は、図4(A)に対応しており、図6(B)は、図4(B)に対応している。
図6(A)に示すように、緩み防止装置100が第1回転体31と第3回転体33の間に配置されている。この緩み防止装置100は、固定部材101と、可動部材102と、スプリング103と、押し付け部材104を有している。固定部材101は立位撮影用スタンド11に固定されている。可動部材102の一端部は固定部材101に対してヒンジ部105により回転自在である。可動部材102と固定部材101の間には、スプリング103が取り付けられている。可動部材102の後端部にはプーリのような押し付け部材104が回転可能に取り付けられている。
図6(A)に示すように、第2ベルト42が第1回転体31の大径部51と第3回転体33との間に掛っている状態では、可動部材102は第2ベルト42の緊張力により介在部材106を介してスプリング103の力に抗して、固定部材101側に位置されるので、押し付け部材104は第2ベルト42から離れている。そして、図6(B)に示すように、第2ベルト42が第1回転体31の小径部52と第3回転体33との間に掛かると、第2ベルト42が緩むので、スプリング103の力により可動部材102と押し付け部材104がP方向に移動して、第2ベルト42は押し付け部材104により押し付けられて、第2ベルト42の緩みを防ぐことができる。
次に、上述したX線撮影装置10における平面検出器ユニット21の着脱操作時の動作例を説明する。
図2(A)では、平面検出器ユニット21が固定部22に固定されている。この状態では、第1ベルト41が第1回転体31の大径部と第2回転体32との間に掛っている。また、第2ベルト42が第1回転体31の大径部51と第3回転体33との間に掛っている。図2(A)に示すように、平面検出器ユニット21が固定部22に固定されている場合と、図2(B)に示すように平面検出器ユニット21が固定部22から取り外されている場合とでは、第1ベルト41が第1回転体31の大径部と第2回転体32との間に掛っていることに変更はないが、第2ベルト42が掛っている第1回転体31の直径を変えて、重りW側の回転トルクを変更する構造になっている。
図3(A)では、平面検出器ユニット21と固定部22の組み立て体39と中心の回転軸31Bとの距離Sと、重りWと回転軸31Bとの距離Sとは同じであるので、平面検出器ユニット21と固定部22の組み立て体39と重りWはつり合った状態にある。この場合には、図5に示す制御部25は、アクチュエータ64に指令を与えることで、アクチュエータ64が作動して、第1回転体31の一方の円形状部材61と他方の円形状部材62の間隔をスプリング63の力に抗して狭めている。
次に、図2(B)に示すように可搬型の平面検出器ユニット21が固定ユニット22から取り外されて、平面検出器ユニット21が例えば寝台側にセットされて撮影する際に用いられることがある。この場合には、使用者が平面検出器ユニット21を固定部22から取り外すと、図2の着脱検知センサ29は、平面検出器ユニット21が固定部22から取り外されたことを検知して、平面検出器ユニット21の取り外された状態を示す検知信号を図2に示す制御部25に送る。これにより、制御部25は、平面検出器ユニット21が固定部22に固定されているのか、取り外されているのかを検知信号により確実に判断できる。
そこで、図2に示す制御部25は、図2の着脱検知センサ29からの検知信号に基づいて、図5に示すアクチュエータ64に指令を与えることで、アクチュエータ64の力を解除して、第1回転体31の一方の円形状部材61と他方の円形状部材62の間隔をスプリング63の力により押し広げる。これにより、第2ベルト42は一方の円形状部材61と他方の円形状部材62の内側に入り込むことで、図4(B)に示すように、第2ベルト42は、第1回転体31の小径部52側に保持されて、力が伝達できる。
このようにして、平面検出器ユニット21が固定部22に対して取り付けられている状態と、平面検出器ユニット21が固定部22から取り外されている状態に応じて、第1回転体31に対して第2ベルト42が掛る部分の直径を変更することができる。
これにより、使用者は、平面検出器ユニット21を固定部22に対して固定しているか取り外しているかを意識せずに、複雑な機構を持たずに低価格で、図2(A)の状態では平面検出器ユニット21と固定部22の組み立て体を安定してZ方向に上下移動して位置決めすることができ、図2(B)の状態では平面検出器ユニット21が取り外された固定部22だけを安定してZ方向に上下移動して位置決めすることができる。
本発明の実施形態のX線撮影装置10は、複雑な機構を持たずにX線検出部20の検出器ユニット21の着脱状態を意識せずに、立位撮影用スタンド11のような支持部に対して固定部22を上下移動してポジショニング操作が行え、撮影ワークフローをフレキシブルに変更できる。
本発明のX線撮影装置は、被検体を透過したX線を検出する検出器ユニットと、前記検出器ユニットを着脱可能に固定する固定部とを備えるX線検出部と、
支持部と、
前記支持部に設けられて、前記X線検出部の前記固定部を上下移動して位置決めさせる固定部移動機構部と、を備え、
前記固定部移動機構部は、
前記検出器ユニットおよび前記固定部の重さとつり合いをとるための重りと、
回転軸を中心として回転可能であり、前記検出器ユニットおよび前記固定部と、前記重りとのつり合いをとって支える回転保持部と、
前記検出器ユニットを前記固定部に固定した状態から前記検出器ユニットを前記固定部から取り外した状態に変更した場合に、前記回転保持部の前記回転軸を中心とする前記固定部の回転トルクを維持した状態で、前記回転保持部の前記回転軸を中心とする前記重りの回転トルクを変更するトルク変更部と、
を備えることを特徴とする。
これにより、複雑な機構を持たずにX線検出部の検出器ユニットの着脱状態を意識せずに、立位撮影用スタンドのような支持部に対して固定部を上下移動してポジショニング操作が行え、撮影ワークフローをフレキシブルに変更できる。
また、本発明のX線撮影装置においては、前記回転保持部は第1回転体であり、前記固定部が取り付けられた第1ベルトが前記第1回転体と第2回転体に掛けられ、前記重りが取り付けられた第2ベルトが前記第1回転体と第3回転体に掛けられ、前記検出器ユニットを前記固定部に固定した状態では、前記第2ベルトを前記第1回転体の大径部に掛け、前記検出器ユニットを前記固定部から取り外した状態では、前記第2ベルトを前記第1回転体の小径部に掛けるように動作するアクチュエータを有することを特徴とする。これにより、アクチュエータを動作させるだけで、検出器ユニットを固定部から取り外した状態では、重り側の回転トルクを小さくすることができるので、固定部と重りのつり合いを維持できるので、固定部が持ち上がることが無くなる。
本発明のX線撮影装置においては、前記検出器ユニットを前記固定部から外した状態を検出する検知センサを有することを特徴とする。これにより、検知センサが検出器ユニットを前記固定部から外した状態を検出するタイミングで重り側の回転トルクを自動的に変更することができる。
本発明のX線撮影装置においては、前記検出器ユニットを前記固定部に固定した状態から前記検出器ユニットを前記固定部から取り外した状態に変更した場合に、前記第2ベルトを押し付け部材に押し付けて前記第2ベルトの緩みを防止する緩み防止装置を有することを特徴とする。これにより、第2ベルトが緩むのを確実に防いで、検出器ユニットを固定部から取り外した状態でも、固定部を支持部に沿って上下移動してポジショニング操作をすることができる。
本発明のX線撮影装置においては、前記検出器ユニットは、フラットパネルディテクタを有することを特徴とする。これにより、フラットパネルディテクタを有する検出器ユニットが固定部から取り外されても、支持部に対して固定部を上下移動してポジショニング操作が行える。
本発明は、上記実施形態に限定されない。
例えば、図7(A)と図7(B)は、本発明の別の実施形態を示している。
図7(A)に示す本発明の別の実施形態では、トルク変更部の別の例を示している。第1回転体31の一方の部材61と他方の部材62の間隔が、アクチュエータ64Bの作動により変更できるようになっている。図7(B)に示す本発明の別の実施形態では、第1回転体31が複数の分割セグメント31Sにより円形状に構成されており、図示しないアクチュエータによりD方向に沿って外側に放射状に広げることで、第1回転体31の直径を拡大し、D1方向に半径方向に狭めることにより第1回転体31の直径を小さくすることできる。
さらに、本発明の実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより種々の発明を形成できる。例えば、本発明の実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10 X線撮影装置
11 立位撮影用スタンド(支持部の一例)
12 X線発生部
13 コンソール
20 X線検出部
21 平面検出器ユニット(検出器ユニットの一例)
22 固定部
24 フラットパネルディスプレイ(FPD)
25 制御部
29 着脱検知センサ(検知センサ)
30 固定部移動機構部
31 第1回転体(回転保持部)
32 第2回転体
33 第3回転体
41 第1ベルト
42 第2ベルト
51 大径部
52 小径部
61 一方の円形状部材
62 他方の円形状部材
63 スプリング(付勢部材)
70 トルク変更部
80 回転体ユニット
100 緩み防止装置
W 重り
M 被検体

Claims (5)

  1. 被検体を透過したX線を検出する検出器ユニットと、前記検出器ユニットを着脱可能に固定する固定部とを備えるX線検出部と、
    支持部と、
    前記支持部に設けられて、前記X線検出部の前記固定部を上下移動して位置決めさせる固定部移動機構部と、を備え、
    前記固定部移動機構部は、
    前記検出器ユニットおよび前記固定部の重さとつり合いをとるための重りと、
    回転軸を中心として回転可能であり、前記検出器ユニットおよび前記固定部と、前記重りとのつり合いをとって支える回転保持部と、
    前記検出器ユニットを前記固定部に固定した状態から前記検出器ユニットを前記固定部から取り外した状態に変更した場合に、前記回転保持部の前記回転軸を中心とする前記固定部の回転トルクを維持した状態で、前記回転保持部の前記回転軸を中心とする前記重りの回転トルクを変更するトルク変更部と、
    を備えることを特徴とするX線撮影装置。
  2. 前記回転保持部は第1回転体であり、
    前記固定部が取り付けられた第1ベルトが前記第1回転体と第2回転体に掛けられ、
    前記重りが取り付けられた第2ベルトが前記第1回転体と第3回転体に掛けられ、
    前記検出器ユニットを前記固定部に固定した状態では、前記第2ベルトを前記第1回転体の大径部に掛け、前記検出器ユニットを前記固定部から取り外した状態では、前記第2ベルトを前記第1回転体の小径部に掛けるように動作するアクチュエータを有することを特徴とする請求項1に記載のX線撮影装置。
  3. 前記検出器ユニットを前記固定部から外した状態を検出する検知センサを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のX線撮影装置。
  4. 前記検出器ユニットを前記固定部に固定した状態から前記検出器ユニットを前記固定部から取り外した状態に変更した場合に、前記第2ベルトを押し付け部材に押し付けて前記第2ベルトの緩みを防止する緩み防止装置を有することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のX線撮影装置。
  5. 前記検出器ユニットは、フラットパネルディテクタを有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つの項に記載のX線撮影装置。
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