JP2007117412A - X線画像撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】各種の専用撮影台や床面の設置スペースを必要とせず、容易に任意の姿勢に保持設定する。
【解決手段】電子カセッテ31は撮影室上方に位置する基部32に取り付けられた3本のロープ状の吊下部材33により、電子カセッテ31に取り付けられている着脱機構34を介して吊り下げられている。吊下部材33は着脱機構34を介して電子カセッテ31の3個所の隅角部に接続されており、基部32の内部に設けられた駆動部35によりそれぞれ独立して巻取部36によって巻き取ることが可能とされている。一方、操作パネル37の出力は、信号線38を介して基部32内に設けられた制御部39に接続され、制御部39は各駆動部35を駆動して各吊下部材33を独立して巻き取ったり繰り出し、電子カセッテ31を任意の姿勢とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子カセッテを使用するX線画像撮影装置に関するものである。
従来から、X線撮影として最も一般的な撮影方法はフィルム/スクリーン法であり、これは感光性フィルムとX線に対して感度を有している蛍光体を組み合わせて撮影する方法である。第2の撮影方法として、コンピューテッドラジオグラフィ(CR)法と呼ばれる方法も実用化されている。この方法はX線の透過画像を蛍光体中に一旦、潜像として蓄積し、後に励起光を照射することにより潜像を読み出す方式である。
また、近年の半導体プロセス技術の進歩に伴い、第3の撮影方法として、半導体センサを使用して同様にX線画像を撮影する装置が開発されている。この種のシステムは、従来の銀塩写真を用いるX線写真システムと比較して、極めて広範囲なX線露出域の画像を記録できるという利点を有している。即ち、広範囲のダイナミックレンジのX線を光電変換手段により読み取って電気信号に変換した後に、この電気信号を用いて写真感光材料等の記録材料やCRT等の表示装置にX線画像を可視像として出力させる。これにより、X線の露光量の変動に影響され難いX線画像を得ることができる。
図8は上述した半導体センサを用いたX線画像撮影システムの構成図を示しており、撮影台1に取り付けられたX線画像撮影装置2は、複数の光電変換素子を二次元状に配置した検出面を有するX線検出センサ3を内蔵している。X線発生部4から出射されたX線が被写体Pに照射され、被写体Pを透過したX線はX線検出センサ3により検出される。このX線検出センサ3から出力された画像信号は、画像処理手段5においてデジタル画像処理され、モニタ6上に被写体PのX線画像として表示される。このような特許文献1、2で開示されるX線検出センサは、形状から平面検出器、フラットパネル等と称されている。
図9はX線検出センサの縦断面図を示している。このX線検出センサは基台11と、蛍光体12a、光電変換素子12b、基板12cで構成される撮像素子12と、回路基板13、配線14、電源回路15、スペーサ16と、筐体17などから構成されている。基台11は撮像素子12を載置し、蛍光体12aはX線を可視光に変換し、回路基板13は光電変換素子12bからの電気信号を処理する電子部品を搭載している。
このような構成とすることで、X線検出センサを薄型軽量化し可搬性を向上さることで、1つの受像部で様々な形態での撮影が可能となる。
このようなX線検出センサを用いた装置で、より迅速かつ広範囲な部位の撮影を可能にするため、操作性が優れた電子カセッテと称する可搬型の撮影装置が使われている。この電子カセッテにおいて、更に可搬性を向上させる提案として例えば特許文献3が挙げられる。
この特許文献3には、図10に示すように電子カセッテ7を角度θで可変可能に床上を移動する撮影台8で保持し、移動により全ゆる位置での撮影に対応できると共に、速やかな撮影が可能となる撮影装置が開示されている。
また特許文献4には、図11に示すように上方から吊り下げた電子カセッテ21を移動させるような機構が開示されている。撮影室の天井には、移動可能なレール22が取り付けられており、電子カセッテ21は上方から移動部23を介して吊り下げる柔軟性を有する懸垂部材24とにより、電子カセッテ21の水平方向移動と上下方向移動が可能とされている。
撮影室内には、臥位状態での撮影を行うテーブル25と、主に立位状態での撮影を行うスタンド26が設置されている。テーブル25の近傍で電子カセッテ21を使用する場合には、懸垂部材24により吊り下げられた電子カセッテ21をテーブル25に近い位置にレール22に沿って保持部23を移動させる。
立位撮影を行う場合は、保持部23をスタンド26に近い位置に移動し、電子カセッテ21を降下し、スタンド26に電子カセッテ21をセットして撮影を行う。
特開昭55−12429号公報 特開昭56−11395号公報 特開2000−157523号公報 特開2004−347841号公報
しかし、前述のような電子カセッテは、可搬性を追求したものであり、撮影部位によってその姿勢を保持するための撮影台やその設置スペースが必要となってしまう。
本発明の目的は、上述の課題を解消し、各種の専用撮影台や床面の設置スペースを必要とせず、容易に任意の姿勢に保持設定することができるX線画像撮影装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係るX線画像撮影装置の技術的特徴は、被写体を透過したX線の強度分布を検出するX線画像検出器と、該X線画像検出器を内包する筐体とから成る電子カセッテを用いてX線画像を撮影するX線画像撮影装置において、前記電子カセッテの少なくとも3個所に該当する個所を保持し上方から吊り下げる吊下部材と、該吊下部材を任意の長さで保持可能な駆動機構とを有し、前記電子カセッテを任意の姿勢で保持し撮影を可能とすることにある。
本発明に係るX線画像撮影装置によれば、専用の撮影台を必要とせず、電子カセッテを容易に任意の姿勢で保持し撮影することが可能となる。
本発明を図1〜図7に図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は実施例1のX線画像撮影装置の概略構成図である。X線画像検出器と処理回路基板が内蔵されている電子カセッテ31は、撮影室上方に位置する基部32に取り付けられた3本のロープ状の吊下部材33により、電子カセッテ31に取り付けられている着脱機構34を介して吊り下げられている。吊下部材33は着脱機構34を介して電子カセッテ31の少なくとも3個所の隅角部に接続されており、基部32の内部に設けられた駆動部35により、それぞれ独立して巻取部36によって巻き取ることが可能とされている。
一方、操作パネル37の出力は、信号線38を介して基部32内に設けられた制御部39に接続され、制御部39は各駆動部35を駆動するようになっている。従って、各吊下部材33を独立して巻き取ったり繰り出すことにより、電子カセッテ31を任意の姿勢とすることができる。
例えば、電子カセッテ31を立位状態で使用するには、図2に示すように前方側の吊下部材33の着脱機構34を電子カセッテ31から外したり、吊下部材33の基部32側に図示しない角度調整機能を設けることで、立位状態とすることが可能となる。
また、撮影を行わない場合には、電子カセッテ31が装着されているか否かに拘らず、吊下部材33を巻き上げることで、吊下部材33を上方に退避させることができる。更に、電子カセッテ31が吊下部材33の着脱機構34に正常に接続されていない場合は、図示しないロック検知機能により操作パネル37での操作が不可能となったり、表示又は音などにより警告を促すことができる。
図3は実施例2の構成図である。電子カセッテ31を吊り下げる3本の吊下部材41は、伸縮可能でかつ外力を加えても変形しない剛体から成る吊下軸42と伸縮可能な被覆部材43で構成されている。吊下軸42は昇降部44によりZ方向に上下動し、また基部に固定された支持リンク45を中心に駆動部46により水平方向に振らせることができるようになっており、これらの昇降部44、駆動部46は基部32の制御部により制御される。
なお、3本の吊下部材41のうち、電動により2本の吊下部材41を上下動、1本の吊下部材41をXY方向の水平動を可能とし、他の吊下部材41は水平動の追従を可能としておけば、電子カセッテ31に任意の姿勢をとらせることが可能である。また、吊下軸42が剛性を持っていることから電子カセッテ31に外力を加えてもその姿勢を維持することができる。
図4は実施例2の変形例の構成図である。この変形例では、3本の吊下部材47は、径が異なるパイプ状の剛体部材を繰り出し式に連結させることで、それぞれ上下方向に伸縮可能な構造とされている。
実施例2の吊下部材41よりも上下の移動範囲は制限されるが、比較的容易な構造で電子カセッテ31に外力を加えても任意の姿勢で保持可能となる。
図5は実施例3の構成図である。実施例1、2では基部32は撮影室上方に固定されているが、この実施例3では、基部32がY方向に移動可能なレール51と、X方向に移動可能なレール52とを介して取り付けられており、撮影室の上方で水平移動を可能とする手段を備えている。
このような機構に、実施例1、2で説明したカセッテ保持構成とを組み合わせることで、撮影室内の任意の空間で、かつ任意の姿勢で電子カセッテ31を保持し、撮影することが可能となる。
図6は実施例4の構成図である。この実施例4では、(a)に示すような吊下部材61に固定されている保持筐体62に対し、(b)に示すように電子カセッテ31は着脱自在とされている。保持筐体62には、図示しない脱落防止の検知機能が付いた固定機構が設けられている。
また、図示しないアタッチメントを保持筐体62又は電子カセッテ31に装着することや、保持筐体62にサイズ調整機構を設けることで、様々なサイズの電子カセッテ31の着脱が対応可能である。
図7は実施例4の変形例の構成図である。この変形例では、略V字状の保持部材63の開口部の両端に電子カセッテ31が着脱自在に固定されている。また、保持部材63の開口部両端、及びV字の頂部に基部32に対する吊下部材64がそれぞれ取り付けられている。これにより、撮影時に被写体の邪魔にならない位置に、吊下部材64が配置されることになり、作業性を向上させることができる。
なお、上述の実施例のX線画像撮影装置は、これら実施例に限定されず、特許請求の範囲を逸脱することなく、多様に変形することが可能であることは云うまでもない。また、X線を用いて被検者を撮影する医療用の撮影装置について説明したが、本発明を他の被写体を撮影するX線画像撮影装置又は他のX線を用いた撮影装置に適用することも可能である。
実施例1のX線画像撮影装置の構成図である。 電子カセッテを立位状態で使用する場合の説明図である。 実施例2のX線画像撮影装置の構成図である。 実施例2の変形例の構成図である。 実施例3のX線画像撮影装置の構成図である。 実施例4のX線画像撮影装置の構成図である。 実施例4の変形例の構成図である。 従来のX線画像撮影システムの説明図である。 X線検出センサの縦断面図である。 従来の電子カセッテを用い可搬性を向上させたX線画像撮影システムの説明図である。 従来の電子カセッテを用い可搬性を向上させた他の例のX線画像撮影システムの説明図である。
符号の説明
31 電子カセッテ
32 基部
33、41、47、61、64 吊下部材
34 着脱機構
35、46 駆動部
36 巻取部
37 操作パネル
39 制御部
42 吊下軸
43 被覆部材
44 昇降部
45 支持リンク
62 保持筐体
63 保持部材

Claims (6)

  1. 被写体を透過したX線の強度分布を検出するX線画像検出器と、該X線画像検出器を内包する筐体とから成る電子カセッテを用いてX線画像を撮影するX線画像撮影装置において、前記電子カセッテの少なくとも3個所に該当する個所を保持し上方から吊り下げる吊下部材と、該吊下部材を任意の長さで保持可能な駆動機構とを有し、前記電子カセッテを任意の姿勢で保持し撮影を可能とすることを特徴とするX線画像撮影装置。
  2. 前記吊下部材は前記電子カセッテに外力を加えても移動することなく、任意の姿勢を維持可能としたことを特徴とする請求項1に記載のX線画像撮影装置。
  3. 前記吊下部材及び駆動機構は、撮影室の上方に設置したガイドレールにより水平移動可能としたことを特徴とする請求項1に記載のX線画像撮影装置。
  4. 前記吊下部材は前記電子カセッテに対し着脱可能としたことを特徴とする請求項1に記載のX線画像撮影装置。
  5. 前記吊下部材は前記電子カセッテの未使用時に前記電子カセッテを上方に退避させる手段を有することを特徴とする請求項1に記載のX線画像撮影装置。
  6. 前記吊下部材は保持部材を保持し、前記電子カセッテは該保持部材に対し着脱自在としたことを特徴とする請求項1に記載のX線画像撮影装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009080103A (ja) * 2007-09-05 2009-04-16 Fujifilm Corp カセッテシステム
EP2380495A1 (en) * 2010-04-22 2011-10-26 FUJIFILM Corporation Radiographic image detection device and radiographic imaging system

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