JP2006055201A - 放射線撮影装置、放射線撮影システム、及び放射線撮影方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 無線式電子カセッテを有する放射線撮影システムにおいて、使用者のカセッテの取り扱いを容易にし、誤操作・誤撮影等を防ぎ、放射線撮影システムの安全性・信頼性を向上させる。
【解決手段】 無線式電子カセッテ151は、放射線撮影装置制御部102が発行した可搬型記録媒体110を装着する装着手段152を有しており、可搬型記録媒体110が装着されたカセッテ151と可搬型記録媒体110を発行した放射線撮影装置101との間で、放射線撮影動作が行なわれる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、固体撮像装置等を用いた放射線撮影システムに関するものである。
従来から、医療診断を目的とするX線撮影には、増感紙とX線写真フィルムを組み合わせたフィルム/スクリーンシステムが汎用されている。かかるシステムによれば、被写体を通過したX線は被写体の内部情報を含み、増感紙によってX線の強度に比例した可視光に変換され、X線写真フィルムを感光させ、X線画像をフィルムに形成する。フィルム上に形成された潜像は化学処理で現像することによって可視化される。
また、近年では、蓄積性蛍光体から成る放射線検出器を備えた画像記録再生装置が考案され実用化されている。この画像記録再生装置においては、放射線が被写体を透過して蓄積性蛍光体に入射すると、放射線エネルギーの一部が蓄積性蛍光体に蓄積される。そして、蓄積性蛍光体にレーザー光等の励起光を照射すると、蓄積性蛍光体は蓄積したエネルギーに応じた輝尽発光を示す。得られた輝尽発光光は信号読取手段により光電的に読み取られ、写真感光材料等の記録材料又はCRT等の表示手段に可視像として記録又は表示される。
また、半導体プロセス技術の進歩により、放射線をリアルタイムで直接にデジタル出力する放射線検出器が提案されている。(例えば、特許文献1参照)
これらの半導体センサを用いたシステムは、従来の感光性フィルムを用いる放射線写真システムと比較して非常に広いダイナミックレンジを有しており、放射線の露光量の変動に影響されない放射線画像を得ることができるという利点がある。このシステムにおいては、X線を光電変換手段により読み取って電気信号に変換した後に、CRT等の表示装置に放射線画像を即時的に可視像として出力することができる。
図6は上述した半導体センサを用いた放射線画像撮影システムの概略図である。X線撮影システム600は、同図に示すように、撮影部604を撮影室620内に固定し、撮影部604の前に患者603を立たせ、撮影したい部位にX線管球602を移動して撮影する。X線発生装置601に接続されたX線管球602から照射されたX線は、患者603を透過し、患者603の内部情報をもって撮影台606に取り付けられた撮影部604に入射する。撮影部604に内蔵されたX線検出センサ605によってデジタル化された画像情報は、接続ケーブル607を介して、操作室630に配置された制御部608に転送され、表示部609に表示される。
ところで、このX線撮影システム600は、撮影室620に撮影部604が固定設置しているため、例えば、手術時もしくは患者が重傷で動くことが不可能な場合などには都合が悪い。そこで、持ち運び可能でかつ広範囲な部位の撮影が可能な、薄型で軽量な可搬型の撮影装置(電子カセッテ)が求められてきている。前述した半導体センサを用いた撮影装置は、センサ部分を大画面でかつ薄く、軽量に形成することが可能であるため、従来のフィルム/スクリーンシステムで用いられているカセッテに近い形状にすることができ、電子カセッテとして使用することができる。この電子カセッテを使用して、例えば、図7に示すように、X線発生装置701とX線撮影装置制御部702の両方を走行可能な台車に取り付けることによって両者を移動可能な形態にすれば、手術室、病棟を含むあらゆる場所で、移動型のX線撮影システムを構築することが可能になる。
特開平8−116044号公報
ところで、撮影部に電子カセッテを使用する場合には、従来のフィルムカセッテあるいは画像記録再生装置の場合とは異なり、X線発生装置とX線撮影装置との間で同期をとる必要がある。そのため、通常、図7に示されるように、X線発生装置701とX線撮影装置制御部702とをケーブル705によって接続する必要がある。また、電子カセッテ703とX線撮影装置制御部702との間も、ケーブル706によって接続されるのが一般的である。これらのケーブルは、装置の移動又は撮影の際の邪魔になるだけでなく、使用の都度生じるケーブル引き廻し又は接続作業は大変煩わしいものであり、安全かつ迅速が要求される病院等の医療施設においては決して好ましい形態とは言えない。また、ケーブル自体の断線や、コネクタの接続不良などによる動作不具合が発生する可能性もある。
このような、いわゆるケーブルトラブルの解決方法として、装置間のインターフェイスを無線通信方式にすることが検討されている。しかし、単に通信方式を有線から無線に置き換えただけでは、新たな問題が生じることが懸念される。つまり、例えばカセッテが複数台存在するケースにおいて、X線発生装置とカセッテとの間での一対一の対応付けの面で、装置の動作制御が複雑になったり、或いはユーザーがカセッテを取扱う上でも分かりづらく困難なものとなる。最悪の場合には、患者に配置したカセッテとは別のカセッテがX線発生装置との間で撮影動作制御を行ない、撮影技師はそのことに気付かず、所望のX線画像を得ることができなかったという事態も考えられる。つまり、X線撮影のように、装置同士の1対1の限定性、動作制御の確実性、操作者・患者の安全性などが重要視される現場においては、こうした不具合の危険性は非常に深刻かつ重大な問題である。
そこで、本発明は、無線式電子カセッテを有する放射線撮影システムにおいて、上記の問題を解決するため、使用者のカセッテの取り扱いを容易にし、誤操作・誤撮影等を防ぎ、放射線撮影システムの安全性・信頼性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の放射線撮影システムは、被写体に対して放射線を照射する放射線発生手段を有する放射線撮影装置制御部と、前記被写体を透過した放射線に基づき前記被写体の放射線画像を撮影する撮影部とを有し、前記制御部と前記撮影部とが無線通信可能な放射線撮影システムであって、前記制御部は、可搬型記録媒体に前記制御部の識別情報を記録する情報記録手段を有しており、前記撮影部は、前記可搬型記録媒体を装着する装着手段及び、前記可搬型記録媒体から取得した前記制御部の識別情報とともに前記撮影部の識別情報を送信する送信手段を有しており、前記制御部は、前記撮影部の識別情報が前記制御部向けに送信された情報であることを前記制御部の識別情報から判断すると、前記撮影部との放射線撮影を実行可能な状態とすることを特徴とする。
本発明によれば、無線式電子カセッテを有する放射線撮影システムにおいて、使用者のカセッテの取り扱いを容易にし、誤操作・誤撮影等を防ぎ、放射線撮影システムの安全性・信頼性を向上させることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態における、X線撮影装置101と電子カセッテ151のシステムの形態を示す構成図である。X線撮影装置101において、102は制御部、103はX線を出射するX線発生部、104はX線発生部103を移動自在に支持する可動型のアーム、105はX線を曝射する際に技師が操作するX線曝射スイッチ、106は装置動作や撮影条件の設定あるいは患者識別情報などを入力するための操作部、107は撮影依頼情報や各種設定情報あるいは撮影画像を表示するための表示部、108は可搬型記録媒体着脱スロットである。本発明においては、X線撮影装置101の制御部102により発行される可搬型記録媒体110を、電子カセッテ151の可搬型記録媒体装着スロット152に装着することにより、制御部102と電子カセッテ151との間で、X線撮影動作が可能になる。
図2は、図1におけるX線撮影装置101の制御部102、撮影可能キー110及び電子カセッテ151の内部ブロック構成図を示している。
制御部102は、CPU201、不揮発性メモリ202、無線通信部203、撮影タイミング制御回路204、撮影依頼情報記憶部205、フレームメモリ206、画像データ保存部207、可搬型記録媒体インターフェイス回路208、表示/入力インターフェイス回路209、曝射スイッチ入力検出回路210、X線発生部制御回路211等で構成されている。また、可搬型記録媒体110は、不揮発性メモリ221、接続部222等で構成されている。また、カセッテ151は、固体撮像装置251、グリッド252、A/D変換回路253、画像格納メモリ254、CPU255、不揮発性メモリ256、固有情報テーブル257、可搬型記録媒体インターフェイス回路258、撮影タイミング制御回路259、無線通信部260、電源部261等で構成されている。
ところで、通常、撮影にあたってはX線センサ部に固有の情報が必要になる。たとえば、センサ部内の固体撮像装置のどの画素が正常に機能しないかという画素欠陥情報であり、この情報は、最終的に適正な画像表示を行なうために必要である。また、X線センサ部は、その用途によっては、蛍光体が異なったり、X線検出器やグリッドを、持っていたり、いなかったりすることが考えられ、それによってX線撮影動作の制御方法も異なってくる。また、固体撮像素子の寿命を決める通電時間もセンサを使用し続ける上で重要な情報となる。更には、X線センサ部とX線発生部との組合わせ毎に固有である情報、例えば、プリディレイ、ポストディレイ、ゲイン特性補正データなどの情報も、撮影動作制御及び画像表示の際に必要となってくる。ここで、プリディレイとは、X線センサ部の曝射許可信号オンのタイミングからX線発生部が実際にX線を発生するまでに要する時間であり、主にX線センサ部側でグリッド駆動動作開始タイミング制御のために使用される。ポストディレイとは、X線センサ部の曝射許可信号オフのタイミングからX線発生部が実際に曝射を停止するまでに要する時間であり、主にX線センサ部側で画像取得動作開始タイミング制御のために使用される。また、ゲイン特性補正データとは、固体撮像装置を構成している光電変換素子の各画素毎の感度(ゲイン)差を補正する為のデータである。これらのデータは、X線センサ部とX線発生部との組合わせ毎に異なるものである為、あらかじめ固有情報として取得しておくことが有効となる。そこで例えば、X線センサ部内に電源のON/OFFによらずデータを保持しうる不揮発性の記憶装置を持ち、これらの固有情報を保存する方法が取られている。図2におけるカセッテ151内の不揮発性メモリ256内部には、これらの情報がX線発生部(制御部)の識別番号とともに保存されている。
さて、このような構成のカセッテ151及び制御部102において、実際のX線撮影における動作を、図3から図5に示すフローチャートに基づいて以下に説明する。図3は撮影技師の操作の流れを、図4は制御部102内部の動作の流れを、図5はカセッテ151内部の動作の流れを、それぞれ表したものである。
まず、撮影技師は、ステップS301において、操作部106から撮影可能キー発行コマンドを入力する。
制御部102では、コマンドの入力を受けると、ステップS402において、撮影依頼情報記憶部205に格納されている撮影オーダに関する情報や、不揮発性メモリ202に格納されているX線発生部固有の情報を読み出し、可搬型記録媒体インターフェイス回路208により、可搬型記録媒体110内部の不揮発性メモリ221に、それらの情報を制御部102自身の識別情報とともに書き込む。書込みが終了すると、ステップS403において、表示部107に撮影可能キー発行完了を示すメッセージ等を表示し、可搬型記録媒体102は可搬型記録媒体着脱スロット108から取外すことが可能な状態となる。
撮影技師は、ステップS302において、制御部102の可搬型記録媒体着脱スロット108から可搬型記録媒体110を取外し、引き続き、ステップS303において、その可搬型記録媒体110をカセッテ151の可搬型記録媒体装着スロット152に装着する。
カセッテ151内のCPU205は、ステップS501において可搬型記録媒体インターフェイス回路258により可搬型記録媒体110が装着されたことを検知するとともに、ステップ502おいて撮影可能状態へと遷移開始する。そして、ステップ503において、可搬型記録媒体110の内部の不揮発性メモリ221に格納されている撮影オーダ情報や制御部識別情報を取得する。そして、ステップS504において、取得した制御部識別情報に対応する固有情報データを不揮発性メモリ256内部から検索して抜き出し、SRAMあるいは不揮発性メモリ等で構成された固有情報テーブル257の内容を、抜き出してきた固有情報データの内容に書き換える。そして、ステップS505においてカセッテ151自身の識別情報を、取得した制御部識別情報とともに、無線通信部260より送信する。
制御部102内のCPU201は、ステップS405においてカセッテ151からのカセッテ識別情報を無線通信部203により受信する。この時、受信データ中にはカセッテ151の識別情報が制御部102自身の識別情報とともに存在している為、該受信データは撮影可能キー110が装着されたカセッテから送られてきた有効データであると判断することができる。以降、制御部102はカセッテ151と同様に、送信データの内部に、制御部102の識別情報とカセッテ151の識別情報の両方を付加して、無線通信を行なう。これにより、たとえば周囲に他のカセッテが複数存在する場合であっても、制御部は撮影技師が可搬型記録媒体を装着したカセッテとの間でのみ通信及び撮影動作を行なうことになる。
撮影技師は、ステップS304において、X線撮影装置101を患者が寝ているベッドに横付けするとともに、患者とベッドの間にカセッテ151を配置し、患者に対して適切なポジショニングを行なった後、ステップS305において、X線曝射スイッチ105を押す。
X線撮影装置制御部102内のCPU201は、ステップS406において曝射スイッチ入力検出回路210により曝射スイッチが押されたことを検出すると、ステップS407において撮影タイミング制御回路204及び無線通信部203によりカセッテ151へ曝射要求信号を送信する。
カセッテ151内のCPU255は、ステップS506において制御部102からの曝射要求信号を無線通信部260及び撮影タイミング制御回路259により受信すると、ステップS507においてカセッテ内部が撮影準備完了状態であることを確認して、ステップS508において撮影タイミング制御回路259及び無線通信部260により制御部102へ曝射許可信号を送信する。
制御部102内のCPU201は、ステップS408において無線通信部203及び撮影タイミング制御回路204により曝射許可信号を受信すると、ステップS409において撮影タイミング制御回路204及びX線発生部制御回路211によりX線発生部103からX線を照射する。
なお、ここで、センサ部に移動グリッドを有している場合、X線の曝射に合わせて、グリッドが最適なスピードになるように、グリッド動作開始のタイミングを最適にする必要がある。これは前述したように、カセッテ151内部の固有情報テーブル257内に書き込まれたプリディレイ時間を使用することにより可能である。
X線発生部103から照射されたX線は、患者を透過し、患者の内部情報をもってカセッテ151に入射する。カセッテ151内の固体撮像装置251は、X線を強度に比例した可視光に変換する蛍光体を、可視光を強度に比例した電気信号に変換する光電変換装置に貼り付けた形で構成されており、光電変換装置で電気信号に変換されたX線画像データは、A/D変換回路253によりデジタルデータに変換されることになる。ここで、A/D変換回路253が画像データを読み出すタイミングとしては、実際にX線が遮断された直後であることが望まれる。
そこで、カセッテ151内のCPU255は、ステップS509において、前述したポストディレイ時間を固有情報テーブル257から読み出し、曝射許可信号をOFFにした時点からポストディレイ時間経過したタイミングで画像取込みを開始する。そして、ステップS510において取得した画像データをA/D変換回路253によりデジタルデータに変換し、画像格納メモリ254に格納する。画像格納メモリ254に蓄えられた画像データは、ステップS511において、無線通信部260より制御部102に送信される。
制御部102内のCPU201は、画像データを受信すると、必要な処理を施した後、ステップS410において撮影画像を表示部107に表示し、ステップS411においてハードディスク等の画像データ保存部207に撮影画像データを保存する。
ところで、カセッテ151内の画像格納メモリ254に格納される画像データは容量が大きいため、無線通信により画像データを転送する場合は、有線通信の場合に比べて、一般に画像転送に要する時間が長くなる。そこで、たとえばステップS511においては、画像データを無線通信部260により転送する代わりに、可搬型記録媒体インターフェイス回路258により可搬型記録媒体110内部の不揮発性メモリ221に書き込むことにより、撮影ルーチンのサイクルを短縮することも可能である。この場合、可搬型記録媒体110内部には、撮影画像データと撮影に関する情報(被写体識別情報や撮影条件等)とを対応付けて保存することができる。
以上のようにして、撮影技師は患者に対して必要枚数のX線撮影を行ない、全ての撮影が終了したら、ステップS307においてカセッテ151の可搬型記録媒体装着スロット152から可搬型記録媒体110を取出し、ステップS308において可搬型記録媒体110を制御部102の可搬型記録媒体着脱スロット108に装着する。
カセッテ151内のCPU255は、ステップS513において可搬型記録媒体インターフェイス回路258により可搬型記録媒体110が取外されたことを検知すると、ステップS514において省電力状態に遷移し、制御部102との間のX線撮影動作ルーチンを終了する。
また、制御部102内のCPU201は、ステップS413において可搬型記録媒体インターフェイス回路208により可搬型記録媒体110が装着されたことを検知すると、カセッテ151との間のX線撮影動作ルーチンを終了する。
以上のようにして、X線撮影装置101とカセッテ151とを使用した場合のX線撮影動作が行なわれることになる。
また、例えば別のカセッテ(仮にカセッテBとする)を用いて使用する場合には、同様に制御部102から発行された可搬型記録媒体110を、カセッテBの可搬型記録媒体装着スロットに取付けることにより、制御部102とカセッテBとを使用したX線撮影動作が行なわれることになる。そして、その場合には、たとえ近くにカセッテ151(カセッテA)が存在していたとしても、前述したようにカセッテ識別情報と制御部識別情報とを通信データ中に付加することにより、誤動作等を防止することができる。つまり、X線撮影動作はX線撮影装置101とカセッテBとの間で行なわれ、所望の画像データはカセッテB内部の画像格納メモリ及びカセッテBに装着された可搬型記録媒体110に確実に格納されることになり、誤動作あるいは再撮影などのトラブルを防ぐことができる。撮影技師にとっては、カセッテに可搬型記録媒体が装着されているか否かがそのまま、そのカセッテが使用可能か否かを表しているため、カセッテの取り扱いが容易になり、誤操作、誤撮影を防止することができる。
本発明のX線撮影システムに係る第1の実施形態の構成を示した図である。 本発明のX線撮影システムに係るX線撮影装置制御部及びカセッテの内部構成を示した図である。 本発明のX線撮影システムに係る第1の実施形態の撮影技師の操作を示したフローチャートである。 本発明のX線撮影システムに係る第1の実施形態のX線撮影装置制御部の動作を示したフローチャートである。 本発明のX線撮影システムに係る第1の実施形態のカセッテの動作を示したフローチャートである。 従来のX線撮影システムの構成を示した図である。 従来の移動型X線撮影システムの構成を示した図である。
符号の説明
101 X線撮影装置
102 制御部
103 X線発生部
104 可動型アーム
105 X線曝射スイッチ
106 操作部
107 表示部
108 可搬型記録媒体着脱スロット
110 可搬型記録媒体
151 電子カセッテ
152 可搬型記録媒体装着スロット
201,255 CPU
202,256 不揮発性メモリ
203,260 無線通信部
204,259 撮影タイミング制御回路
205 撮影依頼情報記憶部
206 フレームメモリ
207 画像データ保存部
208,258 可搬型記録媒体インターフェイス回路
209 表示/入力インターフェイス回路
210 曝射スイッチ入力検出回路
211 X線発生部制御回路
221 不揮発性メモリ
222 接続部
251 固体撮像装置
252 グリッド
253 A/D変換回路
254 画像格納メモリ
257 固有情報テーブル
261 電源部
601 X線発生装置
602 X線管球
603 患者
604 撮影部
605 X線検出センサ
606 撮影台
607,610 接続ケーブル
608 X線撮影装置制御部
609 X線撮影装置表示部
701 移動型X線発生装置
702 移動型X線撮影装置制御部
703 撮影部
704 表示部
705,706 接続ケーブル

Claims (6)

  1. 被写体に対して放射線を照射する放射線発生手段を有する放射線撮影装置制御部と、前記被写体を透過した放射線に基づき前記被写体の放射線画像を撮影する撮影部とを有し、前記制御部と前記撮影部とが無線通信可能な放射線撮影システムであって、
    前記制御部は、
    可搬型記録媒体に前記制御部の識別情報を記録する情報記録手段を有しており、
    前記撮影部は、
    前記可搬型記録媒体を装着する装着手段及び、前記可搬型記録媒体から取得した前記制御部の識別情報とともに前記撮影部の識別情報を送信する送信手段を有しており、
    前記制御部は、
    前記撮影部の識別情報が前記制御部向けに送信された情報であることを前記制御部の識別情報から判断すると、前記撮影部との放射線撮影を実行可能な状態とすることを特徴とする放射線撮影システム。
  2. 前記制御部の情報記録手段により前記可搬型記録媒体に記録される情報は、制御部識別情報、放射線撮影依頼情報、被写体識別情報、放射線撮影画像データ、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影システム。
  3. 前記撮影部は、前記可搬型記録媒体に情報を記録する情報記録手段を有していることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影システム。
  4. 前記撮影部の情報記録手段により前記可搬型記録媒体に記録される情報は、撮影部識別情報、放射線撮影依頼情報、被写体識別情報、放射線撮影画像データ、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影システム。
  5. 前記撮影部は、前記可搬型記録媒体の装着時に撮影可能状態に遷移することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影システム。
  6. 前記撮影部は、前記可搬型記録媒体の取外し時に省電力状態に遷移することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影システム。
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