JP5361770B2 - エンジンの吸気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車用等の内燃レシプロエンジンの吸気装置に関し、特に水平対向、V型のように複数のシリンダヘッドを有するエンジンに適用され、簡素な構造で燃焼室内気流を制御可能なものに関する。
例えば自動車用の内燃レシプロエンジンにおいては、燃焼状態を改善して出力や燃料消費の改善を図るため、運転状態に応じて吸気ポートの一部を閉塞する等してタンブル、スワール等の気流を燃焼室内に発生させることが知られている。
タンブルとはクランク軸方向にほぼ沿った軸回りに回転する旋回流のことをいい、スワールとはシリンダ中心軸にほぼ沿った軸回りに回転する旋回流のことをいう。
例えば、特許文献1には、各気筒毎にプライマリポート及びセカンダリポートを有するV型6気筒エンジンの吸気装置において、セカンダリポートを閉塞してスワール流を形成させるコントロール弁を設けることが記載されている。
特開平6−108859号公報
しかし、特許文献1に記載の技術においては、V型エンジンのバンク毎に独立したコントロール弁及びこれを駆動するアクチュエータを設ける必要があることから、部品点数が増加して構造が複雑となり重量、コストも増加する。
本発明の課題は、複数のシリンダヘッドを有するエンジンにおいて簡単な構造により良好な燃焼室内気流を形成するエンジンの吸気装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、上述した課題を解決する。
請求項1の発明は、クランク軸回りの位相をずらして配置されかつ複数の気筒をそれぞれ有する第1のシリンダブロック及び第2のシリンダブロックに設けられた第1のシリンダヘッド及び第2のシリンダヘッドの吸気ポートに燃焼用空気を供給するエンジンの吸気装置であって、前記第1のシリンダヘッドの吸気ポートに接続され、隔壁によって隔てられた第1の流路及び第2の流路が形成された第1の吸気管と、前記第2のシリンダヘッドの吸気ポートに接続され、隔壁によって隔てられた第1の流路及び第2の流路が形成された第2の吸気管と、外部から導入された空気を前記第1の吸気管の前記第1の流路、及び、前記第2の吸気管の前記第1の流路に供給する第1のコレクタ室と、前記第1のコレクタ室と連通しかつ前記第1のコレクタ室から導入された空気を前記第1の吸気管の前記第2の流路、及び、前記第2の吸気管の前記第2の流路に供給する第2のコレクタ室と、前記第2のコレクタ室の内部を気筒ごとに区画する仕切部と、前記第1のコレクタ室と前記第2のコレクタ室との連通箇所を実質的に開閉するとともに、閉塞時に前記第2のコレクタ室を介しての各気筒の前記第2の流路間の連通を遮断する制御バルブとを備えることを特徴とするエンジンの吸気装置である。
請求項2の発明は、前記制御バルブは所定の回転軸回りに揺動するバタフライバルブであって、前記回転軸の端部に前記回転軸と同心に配置された出力軸を有するアクチュエータが設けられることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの吸気装置である。
請求項3の発明は、前記制御バルブは前記第1のコレクタ室と前記第2のコレクタ室とを区画する隔壁に形成された開口を開閉するとともに、前記隔壁に対して直交又は傾斜することによって、前記第1の吸気管及び前記第2の吸気管の前記第2の流路に空気を供給し、前記隔壁に対してほぼ平行となることによって、前記第1の吸気管及び前記第2の吸気管の前記第2の流路への空気供給を遮断することを特徴とする請求項2に記載のエンジンの吸気装置である。
本発明によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)第1のコレクタ室と第2のコレクタ室との連通箇所を開閉する制御バルブを設けることによって、第1及び第2のシリンダヘッドに新気を供給する吸気管の第2の流路を一括して遮断することができる。
これによって、シリンダ毎にバルブやアクチュエータ等を独立して設ける必要がなく、部品点数の低減、構造の簡素化等を図ることができる。
さらに、制御バルブの閉塞時に第2のコレクタ室を介しての各気筒の第2の流路間の連通を遮断することによって、ある気筒の第2の流路が他の気筒の第2の流路から空気を吸入することがなく、タンブル等の燃焼室内の気流を強めて燃焼を促進することができる。
また、第1及び第2のコレクタ室の連通箇所を開閉することによって、コレクタ室の実質的な容積が変化するため、吸気の同調回転数を可変として広い回転数範囲にわたって体積効率を改善し、エンジンの出力を向上することができる。
(2)制御バルブは所定の回転軸回りに揺動するバタフライバルブであって、回転軸の端部に同心に配置された出力軸を有するアクチュエータが設けられることによって、簡単な構成により上記(1)項の効果を得ることができる。
(3)制御バルブは第1及び第2のコレクタ室を区画する隔壁に形成された開口を開閉するとともに、隔壁に対して直交又は傾斜して第1の吸気管及び第2の吸気管の第2の流路に空気を供給することによって、第2の流路に空気を供給する際の流路抵抗を少なくすることができる。また、隔壁に対してほぼ平行となり第2の流路への空気供給を遮断することによって、第1の流路のみを用いる場合に第1のコレクタ室内の空気流を妨げることがない。
本発明を適用した吸気装置の実施例を備えたエンジンの構成を示す模式図である。 実施例の吸気装置の模式的外観斜視図である。 実施例の吸気装置の模式的透視斜視図である。 図2のIV−IV部矢視断面図である。 図2のV−V部矢視断面図である。
本発明は、複数のシリンダヘッドを有するエンジンにおいて簡単な構造により良好な燃焼室内気流を形成するエンジンの吸気装置を提供する課題を、コレクタ内を隔壁で2室に分割して各吸気管の第1流路、第2流路への空気供給をそれぞれ行わせるとともに、第2室の内部を気筒ごとに隔離し、隔壁の連通開口を開閉するバタフライバルブを設けることによって解決した。
以下、本発明を適用したエンジンの吸気装置の実施例について説明する。
エンジン1は、例えば、乗用車等の自動車の走行用動力源として用いられる水平対向4気筒のガソリンエンジンである。
図1に示すように、エンジン1は、シリンダブロックRH10、シリンダブロックLH20、シリンダヘッドRH30、シリンダヘッドLH40等からなる本体部を有する。
シリンダブロックRH10、シリンダブロックLH20は、クランクシャフトを挟んで二分割構成されたエンジン1のクランクケースを構成する。
シリンダブロックRH10には、1番シリンダ(気筒)及び3番シリンダが設けられている。
シリンダブロックLH20には、2番シリンダ及び4番シリンダが設けられている。
各シリンダ内には、クランクシャフトとコンロッドで連結されたピストンが挿入されている。
シリンダヘッドRH30及びシリンダヘッドLH40は、シリンダブロックRH10及びシリンダブロックLH20の端部にそれぞれ設けられている。
シリンダヘッドRH30及びシリンダヘッドLH40は、燃焼室31,41、吸気ポート32,42、排気ポート33,43、動弁系34,44等を備えて構成されている。
燃焼室31,41は、各シリンダ内のピストン冠面と対向して配置された凹部であって、内部で燃焼が行われる部分である。
吸気ポート32,42は、燃焼室31,41に燃焼用空気(新気)を導入する流路である。吸気ポート32,42は、エンジン1の上面部に開口している。
排気ポート33,43は、燃焼室31,41から出た燃焼済ガス(排気ガス)を排出する流路である。排気ポート33,43は、エンジン1の下面部に開口している。
排気ポート33,43を出た排気は、図示しないエキゾーストマニホールドで集合した後、ターボチャージャ50のタービン52に導入され、その後図示しない排ガス処理装置及びサイレンサを通過した後車外に排出される。
動弁系34,44は、各ポートを開閉するバルブ及びこれを所定のバルブタイミングで駆動するバルブ駆動系等を備えている。
また、エンジン1は、ターボチャージャ50、インタークーラ60、インテークダクト70、スロットル80、インテークマニホールド100等からなるインテークシステムを備えている。
ターボチャージャ50は、排気ガスのエネルギを用いて空気を圧縮する過給器である。
ターボチャージャ50は、空気を圧縮するコンプレッサ51及び排気ガスによって駆動されコンプレッサ51を駆動するタービン52を備えている。
インタークーラ60は、ターボチャージャ50のコンプレッサ51から出た空気を、走行風との熱交換によって冷却する熱交換器である。
インテークダクト70は、インタークーラ60から出た冷却済の空気をスロットルボディ80に導入する管路である。
スロットル80は、筒状に形成された空気流路の内部に、エンジン1の吸入空気量を調節して出力調整を行うバタフライバルブであるスロットルバルブ81を備えている。スロットルバルブ81は、図2に示す電動アクチュエータ82によって駆動されるいわゆる電動スロットルとなっている。
インテークマニホールド100は、スロットルボディ80から出た空気をシリンダヘッドRH30及びシリンダヘッドLH40の吸気ポート32,42に分配する吸気管路である。
図2から図5に示すように、インテークマニホールド100は、1番吸気管110、2番吸気管120、3番吸気管130、4番吸気管140、コレクタ150、タンブル生成バルブ(TGV)160等を備えて構成されている。
1番吸気管110、2番吸気管120、3番吸気管130、4番吸気管140は、コレクタ150内の空気を、それぞれ1番から4番シリンダの吸気ポート32,42に導入するものである。
ここで、1番吸気管110及び3番吸気管130は、本発明にいう第1の吸気管であって、コレクタ150からシリンダヘッドRH30側に伸びている。また、2番吸気管120及び4番吸気管140は、本発明にいう第2の吸気管であって、コレクタ150からシリンダヘッドLH40側に伸びている。
1番吸気管110、2番吸気管120、3番吸気管130、4番吸気管140は、コレクタ150の側面からほぼ水平に突きだすとともに、上方が凸となるように湾曲し、対応するシリンダの吸気ポート32,42に接続される。
1番吸気管110、2番吸気管120、3番吸気管130、4番吸気管140の内部は、それぞれ隔壁111,121,131,141によって、第1流路112,122,132,142と、第2流路113,123,133,143とに区画されている。
第1流路112,122,132,142は、隔壁111,121,131,141の上方(湾曲部の外側)に形成されている。
第2流路113,123,133,143は、隔壁111,121,131,141の下方(湾曲部の内側)に形成されている。
隔壁111,121,131,141は、1番吸気管110、2番吸気管120、3番吸気管130、4番吸気管140のほぼ全長にわたって形成されている。
図4に示すように、隔壁111,121,131,141をクランク軸と直交する平面で切って見た断面形状は、1番吸気管110、2番吸気管120、3番吸気管130、4番吸気管140の湾曲に沿って湾曲している。
また、隔壁111,121,131,141を1番吸気管110、2番吸気管120、3番吸気管130、4番吸気管140の長手方向と直交する平面で切って見た断面形状は、クランク軸方向とほぼ平行な直線状となっている。
1番吸気管110、2番吸気管120、3番吸気管130、4番吸気管140において、第2流路113,123,133,143からの空気供給を停止すると、流速が速められた空気が第1流路112,122,132,142からのみ各燃焼室31,41に供給され、燃焼室内におけるクランク軸と平行な軸回りにおける旋回流(タンブル流)が強められるようになっている。
コレクタ150は、スロットル80から出た空気が導入され、この空気を1番吸気管110、2番吸気管120、3番吸気管130、4番吸気管140に供給する容器状の部分である。
コレクタ150は、ほぼ直方体状のボックスとして形成され、高さ方向における中間部に設けられた隔壁151によって、その上方の第1室152及び下方の第2室153に区画されている。スロットル80からの空気は、まず第1室152に導入される。
1番吸気管110、2番吸気管120、3番吸気管130、4番吸気管140の第1流路112,122,132,142は、第1室152と連通し、第1室152から空気が供給される。
1番吸気管110、2番吸気管120、3番吸気管130、4番吸気管140の第2流路113,123,133,143は、第2室153と連通し、第2室153から空気が供給される。
隔壁151は、エンジン1の上面とほぼ平行な平板状に形成され、その中央部には矩形の開口154が形成されている。開口154は、第1室152から第2室153へ空気を導入する連通箇所である。
第2室153の内部には、仕切板155,156が設けられている。仕切板155,156は、隔壁151と、これに対向する第2室153の内面(底面)との間にわたして設けられた平板状の部材である。
仕切板155は、エンジン1のクランク軸方向に沿って伸び、第2室153の内部をシリンダヘッドRH30側とシリンダヘッドLH40側とに区画するものである。
仕切板156は、エンジン1の横方向(縦置き搭載の場合の車幅方向)に沿って伸び、第2室153の内部をシリンダ毎に区画するものである。
仕切板155と仕切板156とは、上方から見た際に、ほぼ直交して配置され、その交差箇所は開口154の中央部に配置されている。
これらの仕切板155,156によって、第2室の内部は、1番から4番のシリンダ毎に仕切られている。
TGV160は、エンジン1の回転数等の運転状態に応じて、コレクタ150の隔壁151の開口154を実質的に開閉するものである。ここで、実質的に開閉とは、閉状態において微小な隙間が形成されるものも含むものとする。
TGV160は、回転軸(ステム)161、弁体162,163を有するバタフライバルブである。
回転軸161は、隔壁151に沿わせて開口154の中央部近傍を通過するように配置されている。回転軸161の一方の端部には、回転軸161と同心とされた出力軸を有する図示しない電動アクチュエータが配置されている。電動アクチュエータは、図示しないエンジン制御装置からの指令に応じて、回転軸161を回転駆動し、TGV160の状態を切替える。
弁体162,163は、矩形状に形成された平板であって、その中央部が回転軸161に固定されている。弁体162,163は、回転軸161の回転に応じて回転軸161回りに揺動する。
弁体162は、開口154の仕切板155よりも1番、2番シリンダ側の領域を開閉するものである。
弁体163は、開口154の仕切板155よりも3番、4番シリンダ側の領域を開閉するものである。
弁体162(弁体163も同様)は、図4に実線で示すように、開状態においては、隔壁151に対してほぼ垂直となるように立った状態となっている。また、弁体162は、図4に点線で示すように、閉状態においては、隔壁151とほぼ同一平面上に並んで開口154を実質的に閉塞する。
弁体162,163の閉状態においては、第2室153の内部において、ある吸気管の第2流路から他の吸気管の第2流路へ空気が流れないよう、第2室153の内部はシリンダ毎(吸気管毎)に区画され、相互に遮断された状態となっている。
以上説明した実施例によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)コレクタ150の第1室152と第2室153とを連通させる開口154を開閉するTGV160を設けることによって、左右のシリンダヘッド30,40に空気を供給する各吸気管110,120,130,140の第2流路113,123,133,143を一括して遮断することができる。
これによって、シリンダ毎にバルブやアクチュエータ等を独立して設ける必要がなく、部品点数の低減、構造の簡素化等を図ることができる。
さらに、TGV160の閉塞時にコレクタ150の第2室153を介しての各気筒の第2流路113,123,133,143間の連通を遮断することによって、ある気筒の第2流路が他の気筒の第2流路から空気を吸入することがなく、燃焼室内に強いタンブル流を形成して燃焼を促進し、出力向上等を図ることができる。
また、コレクタ150の第1室152と第2室153とを連通させる開口154を開閉することによって、コレクタ150の実質的な容積が変化するため、吸気の同調回転数を可変として広い回転数範囲にわたって体積効率を改善し、エンジンの出力をより向上することができる。
(2)TGV160を回転軸161回りに揺動するバタフライバルブとし、回転軸161の端部に同心に配置されたアクチュエータを設けることによって、簡単な構成により上記の効果を得ることができる。
(3)TGV160はコレクタ150の第1室152及び第2室153を区画する隔壁151に形成された開口154を開閉するとともに、隔壁151に対してほぼ直交して各吸気管の第2流路に空気を供給することによって、第2流路に空気を供給する際の流路抵抗を少なくすることができる。また、隔壁151に対してほぼ平行となり第2流路への空気供給を遮断することによって、第1流路のみを用いる場合に第1室152内の空気流を妨げることがない。
(変形例)
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
例えば、エンジンの形式、気筒数や、吸気装置を構成する各要素の形状、構造、配置等は上述した実施例のものに限定されず、適宜変更することができる。
例えば、実施例においてはエンジンは水平対向4気筒であったが、本発明は例えば6気筒以上の水平対向エンジンや、V型エンジンであっても適用することができる。ここで、6気筒以上の場合には、各バンクの気筒数増加に応じて、実施例の仕切板156及び弁体162,163に相当する部材を増加させればよいが、この場合であっても単一のアクチュエータによる駆動が可能である。
また、エンジンはガソリンエンジンに限らず、ディーゼルエンジンやその他の燃料を用いるものであってもよい。
さらに、実施例では吸気管の流路を切替えて主にタンブル流を制御しているが、本発明はこれに限らずスワール流やその他の空気流れを制御するものにも適用可能である。
1 エンジン
10 シリンダブロックRH 20 シリンダブロックLH
30 シリンダヘッドRH 31 燃焼室
32 吸気ポート 33 排気ポート
34 動弁系
40 シリンダヘッドLH 41 燃焼室
42 吸気ポート 43 排気ポート
44 動弁系
50 ターボチャージャ 51 コンプレッサ
52 タービン 60 インタークーラ
70 インテークダクト 80 スロットル
81 スロットルバルブ 82 電動アクチュエータ
100 インテークマニホールド
110 1番吸気管 111 隔壁
112 第1流路 113 第2流路
120 2番吸気管 121 隔壁
122 第1流路 123 第2流路
130 3番吸気管 131 隔壁
132 第1流路 133 第2流路
140 4番吸気管 141 隔壁
142 第1流路 143 第2流路
150 コレクタ 151 隔壁
152 第1室 153 第2室
154 開口 155,156 仕切板
160 タンブル生成バルブ(TGV)
161 回転軸 162,163 弁体

Claims (3)

  1. クランク軸回りの位相をずらして配置されかつ複数の気筒をそれぞれ有する第1のシリンダブロック及び第2のシリンダブロックに設けられた第1のシリンダヘッド及び第2のシリンダヘッドの吸気ポートに燃焼用空気を供給するエンジンの吸気装置であって、
    前記第1のシリンダヘッドの吸気ポートに接続され、隔壁によって隔てられた第1の流路及び第2の流路が形成された第1の吸気管と、
    前記第2のシリンダヘッドの吸気ポートに接続され、隔壁によって隔てられた第1の流路及び第2の流路が形成された第2の吸気管と、
    外部から導入された空気を前記第1の吸気管の前記第1の流路、及び、前記第2の吸気管の前記第1の流路に供給する第1のコレクタ室と、
    前記第1のコレクタ室と連通しかつ前記第1のコレクタ室から導入された空気を前記第1の吸気管の前記第2の流路、及び、前記第2の吸気管の前記第2の流路に供給する第2のコレクタ室と、
    前記第2のコレクタ室の内部を気筒ごとに区画する仕切部と、
    前記第1のコレクタ室と前記第2のコレクタ室との連通箇所を実質的に開閉するとともに、閉塞時に前記第2のコレクタ室を介しての各気筒の前記第2の流路間の連通を遮断する制御バルブと
    を備えることを特徴とするエンジンの吸気装置。
  2. 前記制御バルブは所定の回転軸回りに揺動するバタフライバルブであって、
    前記回転軸の端部に前記回転軸と同心に配置された出力軸を有するアクチュエータが設けられること
    を特徴とする請求項1に記載のエンジンの吸気装置。
  3. 前記制御バルブは前記第1のコレクタ室と前記第2のコレクタ室とを区画する隔壁に形成された開口を開閉するとともに、前記隔壁に対して直交又は傾斜することによって、前記第1の吸気管及び前記第2の吸気管の前記第2の流路に空気を供給し、前記隔壁に対してほぼ平行となることによって、前記第1の吸気管及び前記第2の吸気管の前記第2の流路への空気供給を遮断すること
    を特徴とする請求項2に記載のエンジンの吸気装置。
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