JP5361353B2 - 二次電池の充電制御方法および充電制御装置 - Google Patents

二次電池の充電制御方法および充電制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、例えばリチウムイオン電池のような二次電池を、その温度に拘わることなく安定に、しかも高速に充電することのできる二次電池の充電制御方法および充電制御装置に関する。
例えばリチウムイオン電池のような二次電池の充電は、一般的には出力電圧および出力電流をそれぞれ制限可能な充電器を用いて上記二次電池に許容される充電電圧および充電電流の下で行われる。しかし二次電池を安全に充電するべく、図5に示すように二次電池の温度に応じてその充電電圧または充電電流の一方を制限する提唱されている(例えば非特許文献1を参照)。
具体的には二次電池の温度を、例えば10〜45℃の常温領域と、10℃以下の低温領域および45℃以上の高温領域とに分け、通常状態である常温領域においては前記充電器の出力電圧および出力電流を、前記二次電池に許容される充電電圧および充電電流にそれぞれ制限して二次電池を充電する。例えばリチウムイオン電池の場合には、充電器の出力電圧を最大で4.21V/cellに設定し、また出力電流を最大で0.7Cに設定して充電する。そして低温領域および高温領域においては前記充電器の出力電圧を常温領域にて許容される充電電圧よりも低い、例えば4.06V/cellに制限して、或いは前記充電器の出力電流を常温領域にて許容される充電電流よりも低い、例えば0.3Cに制限して二次電池を充電することが提唱されている。
(社)電子情報技術産業協会・(社)電池工業会「ノート型PCにおけるリチウムイオン二次電池の安全利用に関する手引書」平成19年4月20日
しかしながら上述したように安全性を考慮して高温領域での二次電池に対する充電電圧または充電電流の一方を(充電器の出力電圧または出力電流の一方)制限した場合、これに伴って二次電池の充電に要する時間が非常に長くなることが否めない。特に充電器の出力電圧を下げて二次電池を充電した場合、充電完了時における二次電池の充電容量が低下すると言う問題がある。具体的には4.2Vで二次電池を充電した場合に比較して、4.1Vで二次電池を充電した場合には、充電完了時における二次電池の充電容量が、その定格充電容量よりも略30%低下すると言う不具合がある。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、その目的は、二次電池の温度が常温領域よりも高くなる場合であっても、その安全性を確保しながら短時間に、しかも所要とする充電容量まで確実に充電することのできる二次電池の充電制御方法および二次電池装置を提供することにある。
本発明は二次電池の温度が常温領域よりも高い場合、その充電電圧を定格充電電圧よりも低く制限しても、充電初期時における充電電流を多くすれば充電時間の長期化を避け得ること、このとき充電電流の低下から満充電を判定した場合には前述した充電容量の問題が生じるが、充電電流の低下に伴って電池温度も低下するので、電池温度が常温領域に戻った時点でその充電電圧を定格充電電圧に戻せば、従来通り満充電を確実に判定し得ることに着目してなされている。
そこで上述した目的を達成するべく本発明に係る二次電池の充電制御方法は、出力電圧を制限可能な充電器を用いて二次電池を充電するに際して、
前記二次電池の温度が予め設定した温度閾値よりも低いときには前記二次電池の満充電を判定しながら前記充電器の出力電圧を前記二次電池に許容された充電電圧に制限して該二次電池を充電し、前記二次電池の温度が前記温度閾値よりも高いときには前記満充電の判定を行うことなく、前記充電器の出力電圧を前記二次電池に許容された充電電圧よりも低い電圧に制限して前記二次電池を充電することを特徴としている。この際、充電器からの出力電流については、電池温度に応じて前記二次電池に許容された最大充電電流の範囲とすれば良い。また前記二次電池の満充電判定については、充電末期における前記二次電池に対する充電電流を検出して行えば十分である。
また本発明に係る二次電池の充電制御装置は、
出力電圧が制限可能で、二次電池の充電に用いられる充電器と、前記二次電池の充電電圧、充電電流および電池温度をそれぞれ検出する検出部と、この検出部にて検出された前記二次電池の充電電圧、充電電流および電池温度に応じて前記充電器の出力電圧を制御する制御装置とを具備したものであって、
特に前記制御装置は、前記二次電池の温度が予め設定した温度閾値よりも低いときには前記二次電池の充電電流から該二次電池の満充電を判定しながら前記充電器の出力電圧を前記二次電池に許容された充電電圧に制限して該二次電池を充電する第1の制御手段と、前記二次電池の温度が前記温度閾値よりも高いときには前記満充電の判定を行うことなく、前記充電器の出力電圧を前記二次電池に許容された充電電圧よりも低い電圧に制限して前記二次電池を充電する第2の制御手段とを備えることを特徴としている。
また本発明に係る別の二次電池の充電制御装置は、上述した構成に加えて前記制御装置が、更に前記二次電池の温度が前記温度閾値よりも高く、且つ前記二次電池の端子電圧が前記第2の制御手段により制限された充電電圧よりも高いときには前記二次電池に対する充電電流を遮断する第3の制御手段を備えることを特徴としている。
本発明に係る二次電池の充電制御装置及び充電制御装置によれば、二次電池の電池温度が予め設定した温度閾値、具体的には常温領域を規定する最高温度よりも高いときには、満充電の判定を行うことなしに前記二次電池を充電する充電器の出力電圧を該二次電池に許容された充電電圧よりも低い電圧に制限して充電し、また前記温度閾値よりも低い場合には、具体的には充電電流の低下に伴って電池温度が低下したときには前記二次電池に許容された充電電圧にて二次電池を充電するので、充電時間の長期化を招来することなく二次電池を定格充電容量まで確実に充電することができる。
また前記二次電池の温度が前記温度閾値よりも高く、且つ前記二次電池の端子電圧が前記第2の制御手段により制限された充電電圧よりも高いときには前記二次電池に対する充電電流を遮断することで二次電池を定温度制御することが可能となり、二次電池の異常な温度上昇を防ぐことができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係る二次電池の充電制御方法および充電制御装置について説明する。
図1は本発明に係る充電制御方法を採用して構築された充電制御装置の要部概略構成図であって、10は二次電池1とその充電制御装置とを備えたパック電池、30はノート型パーソナルコンピュータ等の電子機器である。このパック電池10は、商用電源を使用しないときに電子機器30の電源として用いられるものであって、このパック電池10に組み込まれた前記二次電池1は、基本的には前記電子機器30が内蔵する制御・電源部(充電器)31に接続されて充電される。
尚、パック電池10における前記二次電池1の充電は、前記電子機器30の制御・電源部(充電器)31に商用電源が供給された状態で、該制御・電源部(充電器)31からの電力供給(直流電力)を受けて行われる。そして前記電子機器30への商用電源の供給停止時には、充電により前記二次電池1に蓄積した電力エネルギが前記電子機器30の前記制御・電源部31を介して、該電子機器30の本体部であるCPUやメモリ等の負荷32に対して供給される。
さてリチウムイオン電池やニッケル水素電池等からなる二次電池1は、例えば複数の電池セル2を直並列に接続して所定の電池電圧と電池容量とを確保した電池群として実現される。この二次電池1は、例えばリチウムイオン電池のように満充電状態で4.2Vとなる電池セル2を用いる場合には、電池セル2を3段直列に接続することで、全体として12.6Vの電池電圧を有するものとして実現される。また各段の電池セル2を、それぞれ複数の電池セルを並列接続したものとすることで、必要な電気容量が確保される。
ちなみにこれらの複数の電池セル2の並列接続および直列接続は、例えば金属板やリード線からなる接続タブ3を用いて行われ、二次電池1はこれらの電池セル群を1つにまとめてパッケージ化したものとして実現される。尚、電池セル2の並列接続数や、直列接続する電池セル2の段数については、負荷(電子機器30)に応じて二次電池1に要求される仕様(電池電圧・電池容量)に従って定められるものであり、図1に例示する3並列・3段直列構成の二次電池1に限定されないことは言うまでもない。またこのような二次電池1には、例えばその電池温度Tを検出する為のサーミスタ等の温度センサ4が一体に組み込まれる。
一方、パック電池10は、前記二次電池1の充放電路に、その充放電電流Iを検出するための電流検出部(電流検出手段)5を備えている。この電流検出部5は、例えば上記充放電路に直列に介挿されたシャント抵抗と、このシャント抵抗の両端間に生じた電圧から前記二次電池1の充放電電流Iを検出するセンシングアンプとにより構成される。尚、二次電池1の充放電路に流れる電流が充電電流であるか、或いは放電電流であるかは、電流の向きに応じて上記シャント抵抗の両端間に生じる電圧の極性から判定されることは言うまでもない。
また前記二次電池1の充放電路には、前記二次電池1の過充電を阻止する為の充電制御スイッチ(充電禁止手段)6と、二次電池1の過放電を阻止する為の放電制御スイッチ(放電禁止手段)7とがそれぞれ設けられる。これらの制御スイッチ6,7は、例えば前記充放電路にそれぞれ直列に介挿された2つのPチャネル型のMOS−FETからなる。これらの制御スイッチ(FET)6,7は、後述する制御・演算部20によりその動作がオン・オフ制御されるものであって、例えばそのゲートにハイレベル(H)の制御信号が印加されたときに遮断(オフ)動作して、前記二次電池1に対する充電電流または放電電流をそれぞれ遮断する。つまり前記制御スイッチ(FET)6,7は、二次電池1の充電および放電をそれぞれ禁止する充放電禁止手段としての役割を担う。
さて前述した制御・演算部20は、例えばマイクロプロセッサにより実現される。この制御・演算部20は、基本的には前記二次電池1の端子電圧Vbat、および二次電池1を構成する前記各電池セル2の端子電圧Vcellをそれぞれ検出して入力すると共に、前記温度センサ4を用いて温度検出部8が検出する電池温度Tを入力し、更には前記電流検出部5にて検出される二次電池1の充放電電流Iを入力して前記二次電池1に対する充電および放電をそれぞれ制御する。
ちなみに図1に例示する前記制御・演算部20は、3段に直列接続された複数の電池セル2における各正極側の電圧V1,V2,V3と負極電圧V0をマルチプレクサ21を介して選択的に入力し、これをA/Dコンバータ22を介してデジタル変換して取り込むものとなっている。また前記制御・演算部20は、前記電流検出部4にて検出された充放電電流Iを、A/Dコンバータ23を介してデジタル変換して取り込んでいる。更に前記制御・演算部20は、温度検出部8が検出する電池温度Tを入力している。尚、上記各電圧の入力は、マルチプレクサ21およびA/Dコンバータ22のサンプリング周期に同期して所定の周期で巡回的に行われる。そして前記制御・演算部20は、上記複数の電池セル2の各正極電圧V1,V2,V3と負極電圧V0とから、前述した二次電池1の端子電圧Vbat(=V1−V0)、および前記各電池セル2の端子電圧Vcell1(=V1−V2),Vcell2(=V2−V3),Vcell3(=V3−V0)をそれぞれ検出するものとなっている。
この制御・演算部20は、基本的には通信処理部24を介して前記制御・電源部30の作動を制御して前記二次電池1の充電を制御すると共に(満充電制御)、前述した充電制御スイッチ6をオフ制御して前記二次電池1の過充電を阻止し(過充電保護)、また前記放電制御スイッチ7をオフ制御して前記二次電池1の過放電を阻止する役割(過放電保護)を担っている。更に制御・演算部20は、後述するように二次電池1の電池温度Tに応じて該二次電池1に対する充電電圧を、換言すれば前記制御・電源部(充電器)31の出力電圧(最大出力電圧)を可変設定する機能を備えている。
尚、二次電池1に対する満充電制御は、リチウムイオン電池を充電するときのように電流値を所定値以下、電圧値を所定値以下にて充電する定電流・定電圧充電の場合には、定電流充電の後の定電圧充電時においてその充電電流値が所定値以下になったとき、これを満充電と判定することによって行われる。ちなみにニッケル水素電池等における満充電制御は、例えば二次電池1の充電時に該二次電池1の端子電圧Vbatが徐々に上昇し、満充電状態において上記端子電圧Vbatがピークに達した後、一定電圧(ΔV)だけ低下する現象を利用して満充電(100%充電)状態を判定し(−ΔV方式)、二次電池1に対する充電を停止することによって行われる。尚、電池温度Tの変化や充電電流Iの変化から満充電状態を検出する等、従来より種々提唱されている充電制御方式を適宜採用可能なことは言うまでもない。また本発明は二次電池1の満充電制御自体に直接関与するものではないので、満充電制御についてのこれ以上の説明は省略する。
一方、前述した過充電保護は、例えば二次電池1の端子電圧Vbatが予め設定した二次電池1としての過充電保護電圧を超えたとき、或いは二次電池1を構成する複数段の電池セル2の個々の端子電圧Vcellが、各電池セル2に固有な過充電保護電圧を超えたとき、前述した充電制御スイッチ6を作動させてその充電路を強制的に遮断し、それ以上の充電(過充電)を阻止する役割を担う。尚、二次電池1の端子電圧Vbatは、充電制御における満充電電圧により管理されているので、前記充電制御スイッチ6の作動による過充電防止は、専ら、個々の電池セル2の端子電圧Vcellが、その過充電保護電圧を超えたときに作動する。
更に過放電保護は、例えば二次電池1の端子電圧Vbatが予め設定した二次電池1としての過放電保護電圧に近付いたとき、或いは複数段の電池セル2の個々の端子電圧Vcellが、各電池セル2に固有な過放電保護電圧に近付いたとき、或いは過放電保護電圧に至ったとき、前述した放電制御スイッチ7を作動させてその充電路を強制的に遮断して該二次電池1の深放電(過放電)を防止する役割を担う。このような機能の他にも前記制御・演算部20は、例えば前記充放電電流Iから二次電池1に対する異常(過大)な充放電電流が検出されたとき、充電制御スイッチ6および/または放電制御スイッチ7を作動させてその充放電路を遮断して、二次電池1のみならず負荷32等を保護する機能等を備える。
さて基本的には上述した如く構成される二次電池装置において、本発明が特徴とするところは前記制御・演算部20において前記温度検出部8にて検出される電池温度Tに応じて、具体的には前記二次電池1の温度Tが常温(例えば10〜45℃)よりも高い場合、前記制御・電源部(充電器)31の出力電圧を制御(制限)し、これによって前記二次電池1の安全性を確保しながら前記二次電池1を高速(短時間)に充電する充電制御機能を備えた点にある。ちなみに二次電池としてリチウムイオン電池を用いた周知のパック電池は、通常、最大電流および最大電圧をそれぞれ規制した定電流(最大電流約0.5C程度)・定電圧(最大電圧約4.2V/並列ユニット程度)充電を利用して充電される。
即ち、二次電池1の温度が常温よりも高いときに作動する上記充電制御機能は、基本的には前記制御・電源部(充電器)31の出力電圧を常温時よりも低く制限して行われる。特に出力電圧を、常温時の出力電圧よりも低く制限して二次電池1を充電する上記制御は、前述した充電電流の低下に基づく満充電の判定処理を禁止した状態で行われる。具体的には満充電判定処理を禁止した状態で、前記制御・電源部(充電器)31の出力電圧を、常温において前記二次電池1に許容された充電電圧よりも低く設定した高温領域での前記二次電池1の最大充電電圧に制限することによって行われる。
そして二次電池1の温度が常温領域に戻ったときには上述した出力電圧を低く設定した充電条件を解除し、前記制御・電源部(充電器)31の出力電圧を元の常温時に定められた最大充電電圧に制限して二次電池1を充電し、同時に前述した満充電の判定処理も再開させる。即ち、二次電池1の温度に応じて該二次電池1を充電する制御・電源部(充電器)31の出力電圧の最大値を2段階に制限し、これによって安全性を確保しながら後述するように二次電池1を効率的に所要の充電容量まで確実に充電するものとなっている。
このような充電制御機能は、前記制御・演算部20に設けられた制御手段20aにより、通信処理部24を介する通信によって前記制御・電源部(充電器)31の作動を制御することにより実現される。またこの制御手段20aの作動は、前記制御・演算部20に設けられた判定手段20bによって管理される。
即ち、前記制御手段20aは、前記二次電池1の温度Tが常温領域にある場合には、二次電池1に許容される最大充電電圧Vmaxの下で該二次電池1を充電する第1の充電制御手段に加えて、前記二次電池1の温度Tが常温よりも高い高温領域(例えば45℃以上)にあるとき、前記制御・電源部(充電器)31の出力電圧Voutを、前記二次電池1の最大充電電圧Vmaxよりも低く設定された前記高温領域での前記二次電池1の最大充電電圧VHmaxとして制限し、これによってその温度Tが高温領域にある二次電池1を安全に充電する第2の制御手段を備える。尚、この場合、前記制御・電源部(充電器)31の出力電流Ioutについては格別に制限しない。換言すれば出力電流Ioutは上述した最大電流以下に規制されるだけである。
ちなみに二次電池1がリチウムイオン電池である場合には、例えば図5に示したように常温領域で許容される前記二次電池1の最大充電電圧Vmaxは4.21±0.004V/cellであり、また高温領域で許容される前記二次電池1の最大充電電圧VHmaxは4.06±0.004V/cellである。更に常温領域で許容される前記二次電池1の最大充電電流Imaxは0.7Cであり、高温領域において制限される前記二次電池1の最大充電電流IHmaxは0.3Cである。そして高温領域での二次電池1の安全性を確保する場合には、上述した最大充電電圧VHmaxまたは最大充電電流IHmaxの一方に制限すれば十分であることから、前記第2の制御手段においては、その充電初期時においては前記制御・電源部(充電器)31の出力電圧Voutだけを低く制限するものとなっている。
図2は二次電池1としてリチウムイオン電池を充電する場合における本発明の充電制御方法を具現化した制御手順の一例を示している。
この制御手順に示すように、二次電池1を充電するに際しては、先ず二次電池1の温度Tを検出し、その温度が0〜60℃範囲内であるか否かを判定する〈ステップS1〉。そして二次電池1の温度が0℃以下、または60℃以上である場合には、その充電を待機させ〈ステップS2〉、所定時間後に再度前記二次電池1の温度Tを判定する〈ステップS1〉。そして二次電池1の温度Tが前記0〜60℃の温度領域にあることを確認してその充電を開始する〈ステップS3〉。
二次電池1に対する充電処理を開始したならば、再度、前記二次電池1の温度Tを検出し、その温度が常温領域と高温領域との境界温度として予め設定した温度閾値(例えば45℃)を上回るか否かを判定する〈ステップS4〉。そして電池温度Tが上記温度閾値を越えることがない場合には、つまり常温領域である場合には、そのまま常温領域における通常の出力電圧Vmax(最大4.25V)以下にて二次電池1の充電を継続する〈ステップS5〉。この際、二次電池1の充電電流Iを監視することで、該二次電池1が満充電に至ったか否かを判定し〈ステップS6〉、満充電に至っていない場合には、前述したステップS4に示す電池温度Tの判定処理を繰り返し実行する。また上記通常の出力電圧Vmax以下による二次電池1の充電時において、その充電電流Iの低下から該二次電池1が満充電状態に到達したことが検出された場合には〈ステップS6〉、これによって二次電池1に対する充電を終了する〈ステップS7〉。
これに対して前述した通常の出力電圧Vmax以下による二次電池1の充電時において、該二次電池1の温度が前述した温度閾値を上回った場合、つまり高温状態となった場合には、前記制御・電源部(充電器)31の出力電圧Voutを、前記通常の出力電圧Vmaxよりも低く設定された高温領域での出力電圧VHmax(最大4.15V)以下に制限して前記二次電池1の充電を継続する〈ステップS8〉。つまり高温領域において二次電池1の安全性を保証し得る最大電圧VHmaxまで前記制御・電源部(充電器)31の出力電圧Voutを低下させ、このようにして二次電池1に加える電圧を制限した条件下で該二次電池1の充電を継続する。
尚、二次電池1の充電時においては、前述したように規制された定電流・定電圧の下で充電される。これ故、電池容量の小さい充電開始の初期時には図3に示すように最大電流にて充電されるので、電池の発熱、制御・電源部(充電器)31が発熱する等の要因により電池温度が上昇する。しかし充電に伴ってその充電容量が次第に増加し、これに伴って充電電流が低下すると、上述した如く充電初期時に上昇した電池温度が徐々に低下する。この際、充電電流が所定値以下となってもこれを満充電として検出せずに充電を継続する。そして電池温度が前記温度閾値を下回った場合、前述したステップS4からステップS5に進むことになる。
かくして上述したようにして二次電池1の充電電圧、充電電流、および温度に応じてその充電器である制御・電源部(充電器)31の出力電圧Voutを制限して該二次電池1の充電形態を切り替えて前記二次電池1の充電を制御する充電制御方法によれば、二次電池1の温度Tが常温よりも高い高温領域に至った場合、その充電電圧を常温時における定格最大充電電圧よりも低く制限するので二次電池1の安全性を効果的に確保することができる。また充電電圧を制限することで許容される最大電流の下で二次電池1を効率的に充電することができるので、充電時間の長期化を効果的に防ぐことができる。また電池温度が高く、充電電圧を低下させて二次電池1を充電している際には、その充電電流の減少に基づく満充電の判定を行わないので、所定の充電容量に達する前にその充電が終了するような不具合を招来することがない。
そして二次電池1が或る程度の充電容量まで充電されると、これに伴って充電電流が減少し、更に充電電流の減少に伴って電池温度が前述した温度閾値よりも低下する。すると再び常温領域における通常の充電電圧Vmaxにて二次電池1の充電が行われる。このときには既に二次電池1が或る程度充電されており、またその電池電圧(端子電圧)も或る程度高くなっているので、その充電電流が充電初期時のように大きくはない。従って充電電流に起因して二次電池1の温度が急激に高くなることはない。
図3は上述した充電制御の下で充電される二次電池1の充電電圧(端子電圧)、充電電流、および電池温度の変化の様子を示している。この図3に例示するように充電容量が[0]の状態にある二次電池1の充電を開始すると、その充電開始時には制御・電源部(充電器)31が出力し得る最大の出力電流が二次電池1に供給される[初期充電期間A]。するとこの大きな出力電流(充電電流)によって二次電池1の温度が急激に上昇し、短時間の内に電池温度が前述した温度閾値(例えば45℃、図3においては42.5℃に設定)を越える。この結果、この電池温度を検出して前記制御・電源部(充電器)31の出力電圧Voutが、高温領域において設定された最大電圧、つまり常温領域において設定された充電最大電圧よりも低く設定された電圧に制限され、この出力電圧の下で二次電池1が充電される[高温充電期間B]。
そしてこの充電電圧を低く制限した条件下において二次電池1の充電を続けると、充電容量の増大に伴ってその充電電流が次第に低下し、これに伴って電池温度も次第に低下する。しかしこの充電条件下においては満充電の判定を行わないので、充電電流が満充電条件を満たしてもそのまま充電が継続される。すると二次電池1を充電しながら、更なる充電電流の減少に伴って二次電池1の温度が更に低下し、やがて前記温度閾値を下回る常温領域に復帰する。
このようにして電池温度が常温領域に復帰すると、再び、前記制御・電源部(充電器)31の出力電圧Voutが元の最大充電圧Vmax以下に戻されて通常の充電が開始される[常温充電期間C]。このときには既に二次電池1が或る程度充電されており、二次電池1の電池電圧(充電電圧)の或る程度高くなっているので、その充電電流は充電開始のように大きくなることはなく、或る程度の電流増大に抑えられる。
この際、充電電流が大きくなることよって電池温度が上昇して温度閾値を越えると、再び高温領域での充電電圧を低く制限した条件下にて充電されることになる。この結果、充電電流は低下することになる。そして充電電流が低下すると、これに伴って電池温度が常温領域に復帰し、前記制御・電源部(充電器)31の出力電圧Voutが元の最大充電圧Vmax以下に戻されて通常の充電が開始される。このような充電形態の変更を繰り返すことによって最大充電圧Vmax以下の充電で次第に電池温度が温度閾値を越えなくなり、その後、継続して最大充電圧Vmaxの充電で充電されることになる。
即ち、充電に伴って電池温度が再び高くなった場合には、前述した温度閾値の下で電池温度の上昇が抑えられる。この結果、前記二次電池1は定温度制御されながら定格の充電電圧以下に制限された状態で充電される。そして二次電池1の充電に伴ってその充電電流が徐々に低下すると、その充電電流の低下から満充電が判定され、二次電池1が満充電状態に至ったとき、その充電が停止される。
この結果、二次電池1は、その充電初期時に供給される大きな充電電流によって温度上昇し、これに伴ってその充電電圧が制限されても上記大電流にて効率的に充電される。そして或る程度の容量まで充電され、充電電流の減少に伴って電池温度が低下すると、前述した充電電圧の制限が解除されて通常の充電条件にてその充電が継続されるので、所要とする充電容量まで確実に、また短時間の充電することが可能となる。換言すれば充電の開始に伴って二次電池1の温度が高温領域まで上昇した場合であっても、その安全性を確保しながら効率的に短時間で高速に充電することができる。
図4は本発明の別の実施形態を説明する為の図である。この充電制御装置は、二次電池40と電池温度検出用のサーミスタ41とを内蔵した、いわゆる簡易型の電池パック42を充電する充電器として好適なもので、出力電圧および出力電圧をそれぞれ制限可能な定電圧電流電源51と、該定電圧電流電源51の出力をオン/オフ制御するスイッチ52、その充電路に直列に介挿された充電電流検出用のシャント抵抗53、および制御装置としてのマイコン(マイクロコンピュータ)54とを備えて構成される。そしてマイコン54にて前記電池パック42の二次電池40の充電電圧、サーミスタ41にて検出される電池温度、およびシャント抵抗53を介して求められる充電電流をそれぞれ検出しながら、前記スイッチ52をオン/オフ制御すると共に、前記定電圧電流電源51の出力電圧を前述した実施形態と同様に制限するようにしたものである。このように構成された充電制御装置(充電器)においても、先の実施形態と同様な作用・効果が得られることは言うまでもない。
尚、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば前述した充電器の出力電圧に対する制限値は、充電対象とする二次電池1の種類および仕様に応じて設定すれば良いものである。要は本発明は二次電池の充電に伴ってその電池温度が高温となったとき、その充電電圧を制限して充電すると共に満充電の判定を停止させ、或る程度の容量までの充電に伴って充電電流が減少すると共に電池温度が常温領域まで低下したとき、常温領域での通常の充電制御に戻すことで、二次電池1を所要とする充電容量まで短時間に効率的に充電するようにしたものであり、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが可能である。
本発明の一実施形態に係る二次電池の充電制御方法を適用した充電制御装置の要部概略構成図。 本発明に係る充電制御方法を実現する制御手順の一例を示す図。 本発明に係る二次電池の充電制御形態の切り換えに伴う充電電圧と充電電流の変化の様子を示す図。 本発明の別の実施形態に係る二次電池の充電制御装置(充電器)の要部概略構成図。 電池温度に応じて二次電池の安全性を考慮して設定される充電電圧と充電電流の制限例を示す図。
符号の説明
1 二次電池
5 電流検出部
6,7 制御スイッチ
8 温度検出部(電池温度検出手段)
20 制御・演算部
20a 充電制御手段
20b 判定手段
21 マルチプレクサ
22,23 AD変換器
31 制御・電源部(充電器)
40 二次電池
41 サーミスタ
42 電池パック
51 定電圧電流電源
52 スイッチ
53 シャント抵抗(電流検出部)
54 マイコン(マイクロコンピュータ)

Claims (4)

  1. 出力電圧を制限可能な充電器を用いて二次電池を充電するに際して、
    前記二次電池の温度が予め設定した温度閾値よりも低いときには前記二次電池の満充電を判定しながら前記充電器の出力電圧を前記二次電池に許容された充電電圧に制限して該二次電池を充電し、
    前記二次電池の温度が前記温度閾値よりも高いときには前記満充電の判定を行うことなく、前記充電器の出力電圧を前記二次電池に許容された充電電圧よりも低い電圧に制限して前記二次電池を充電することを特徴とする二次電池の充電制御方法。
  2. 前記二次電池の満充電判定は、充電末期における前記二次電池に対する充電電流を検出して行われるものである請求項1に記載の二次電池の充電制御方法。
  3. 出力電圧が制限可能で、二次電池の充電に用いられる充電器と、
    前記二次電池の充電電圧、充電電流および電池温度をそれぞれ検出する検出部と、
    この検出部にて検出された前記二次電池の充電電圧、充電電流および電池温度に応じて前記充電器の出力電圧を制御する制御装置とを具備し、
    前記制御装置は、前記二次電池の温度が予め設定した温度閾値よりも低いときには前記二次電池の充電電流から該二次電池の満充電を判定しながら前記充電器の出力電圧を前記二次電池に許容された充電電圧に制限して該二次電池を充電する第1の制御手段と、
    前記二次電池の温度が前記温度閾値よりも高いときには前記満充電の判定を行うことなく、前記充電器の出力電圧を前記二次電池に許容された充電電圧よりも低い電圧に制限して前記二次電池を充電する第2の制御手段と
    を具備したことを特徴とする二次電池の充電制御装置。
  4. 請求項3に記載の二次電池の充電制御装置において、
    前記制御装置は、更に前記二次電池の温度が前記温度閾値よりも高く、且つ前記二次電池の端子電圧が前記第2の制御手段により制限された充電電圧よりも高いときには前記二次電池に対する充電電流を遮断する第3の制御手段を備えることを特徴とする二次電池の充電制御装置。
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