JP5363740B2 - 充電制御回路、電池パック、及び充電システム - Google Patents

充電制御回路、電池パック、及び充電システム Download PDF

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Description

本発明は、二次電池の充電を制御する充電制御回路、及びこれを備えた電池パック、充電システムに関する。
二次電池には、充電に適した好適な温度範囲が存在する。そして、このような好適な温度範囲外で充電を行うと、二次電池の劣化が促進される。特に、好適な温度範囲を超える高温時に充電を行った場合において、二次電池の劣化が顕著となる。そこで、電池温度がこのような好適な温度範囲を超えて高温状態にあるときは、充電電流を減少させることで、二次電池の劣化を低減する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、二次電池の中でも、特にリチウムイオン二次電池については、電池工業会(BAJ : Battery Association of Japan)によって、安全性の観点から、充電に適した標準温度域として10℃以上45℃以下が規定され、この標準温度域を超えた高温度域においては、充電電圧を低下させることが推奨されている(非特許文献1参照。)。
特開平9−163618号公報 社団法人電池工業会発行「ノート型PCにおけるリチウムイオン二次電池の安全利用に関する手引き書」
しかしながら、例えば特許文献1に記載の技術では、充電電流を減少させることで二次電池の劣化を低減できるものの、充電に好適な温度範囲を超えて二次電池の温度が上昇した状態で充電される場合があり、好ましくない。また、安全性の観点から、標準温度域外において充電電圧を低下させると、二次電池を満充電にすることができず、充電容量が低下してしまうという不都合があった。
本発明は、このような事情に鑑みて為された発明であり、二次電池を充電に適した温度を超えて高温にさせないことにより劣化を低減すると共に、充電電圧の低下により充電容量が充分に得られなくなるおそれを低減することができる充電制御回路、電池パック、及び充電システムを提供することを目的とする。
本発明に係る充電制御回路は、二次電池を充電する充電部の動作を制御する充電制御回路であって、前記二次電池の温度を検出する温度検出部と、前記二次電池の端子電圧を検出する電圧検出部と、前記温度検出部によって検出された前記二次電池の温度が、当該二次電池の充電に適した温度として予め設定された好適温度の範囲内であるとき、前記二次電池の温度が当該好適温度範囲の上限温度を超えないように、前記充電部から前記二次電池へ供給させる充電電流を調節する制御部とを備え、前記制御部は、前記温度検出部によって検出された前記二次電池の温度が、前記好適温度の範囲内であって、かつ当該好適温度範囲の上限温度との差が予め設定された予備温度差以下である予備高温領域の範囲外であった場合、前記充電部から前記二次電池へ供給させる充電電流を予め設定された標準電流値に設定し、当該二次電池の温度が当該予備高温領域の範囲内であった場合、当該充電電流を前記標準電流値より少ない電流値に設定する電流設定部と、前記温度検出部によって検出された二次電池の温度が前記好適温度範囲の下限値に満たず、かつ前記電圧検出部により検出された二次電池の端子電圧が予め設定された制限電圧値に満たない場合、前記充電部から前記二次電池へ供給させる充電電流を予め設定された設定電流値に設定し、当該温度が前記好適温度範囲の下限値に満たず、かつ当該端子電圧が前記制限電圧値を超える場合、前記充電部から前記二次電池へ供給させる充電電流を前記設定電流値より少ない制限電流値に設定する低温用電流設定部とを有する
二次電池に流れる充電電流が増減すると、二次電池の発熱量も増減する。従って、この構成によれば、制御部によって、二次電池の温度が好適温度範囲の上限温度を超えないように充電電流が調節されるので、二次電池の温度が好適温度範囲の上限温度を超えた状態で充電されることがなくなる結果、二次電池の劣化を低減することができる。また、二次電池の温度が好適温度範囲の上限温度を超えなければ充電電圧を低下させる必要がないので、充電電圧の低下により充電容量が充分に得られなくなるおそれを低減することができる。
特に、二次電池の温度が好適温度の範囲内であって、かつ予備高温領域の範囲外である場合、すなわち二次電池の温度と好適温度範囲の上限温度との間に予備温度差を超える温度差が存在し、二次電池の温度が当該上限温度を超えるおそれが少ないと考えられる場合には、二次電池の温度が予備高温領域の範囲内である場合より大きい電流値である標準電流値で二次電池が充電されるので、二次電池の充電時間が増大するおそれが低減される。また、二次電池の温度が予備高温領域の範囲内であり、すなわち二次電池の温度と好適温度範囲の上限温度との差が予備温度差以下であるために二次電池の温度が当該上限温度を超えるおそれが高いと考えられる場合には、充電電流が減少されて二次電池の発熱が低減される結果、二次電池の温度が当該好適温度範囲の上限温度を超えないように、二次電池の充電電流が調節される。
特に、二次電池の温度が好適温度範囲の下限値に満たないものの、二次電池の端子電圧が制限電圧値に満たない低電圧であるために二次電池の劣化が少ないと考えられるときは、制限電流値より大きな設定電流値で二次電池が充電される。そして、二次電池の温度が好適温度範囲の下限値に満たず、かつ二次電池の端子電圧が制限電圧値を超え、二次電池の劣化が生じるおそれが大きいと考えられる場合には、二次電池の充電電流が設定電流値から制限電流値に減少されて、充電が行われる。これにより、二次電池の劣化が少ないと考えられるときは、充電電流を増大させて充電時間を短縮しつつ、二次電池の劣化が生じるおそれが大きいと考えられるときは、充電電流を減少させて二次電池の劣化を低減することができる。
また、本発明に係る電池パックは、上述の充電制御回路と、前記二次電池とを備える。
また、本発明に係る充電システムは、上述の充電制御回路と、前記二次電池と、前記充電部とを備える。
この電池パック及び充電システムによれば、二次電池の温度が好適温度範囲の上限温度を超えないように、充電電流が調節されるので、二次電池の温度が好適温度範囲の上限温度を超えた状態で充電されることがなくなる結果、二次電池の劣化を低減することができる。また、二次電池の温度が好適温度範囲の上限温度を超えなければ充電電圧を低下させる必要がないので、充電電圧の低下により充電容量が充分に得られなくなるおそれを低減することができる。
このような構成の充電制御回路、電池パック、及び充電システムによれば、二次電池の温度が好適温度範囲の上限温度を超えないように、充電電流が調節されるので、二次電池の温度が好適温度範囲の上限温度を超えた状態で充電されることがなくなる結果、二次電池の劣化を低減することができる。また、二次電池の温度が好適温度範囲の上限温度を超えなければ充電電圧を低下させる必要がないので、充電電圧の低下により充電容量が充分に得られなくなるおそれを低減することができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る充電制御回路を備えた電池パック、及び充電システムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示す充電システム1は、電池パック2と充電装置3(充電部)とが組み合わされて構成されている。なお、この充電システム1は、電池パック2から給電が行われる図示しない負荷装置をさらに含めて、携帯型パーソナルコンピュータやデジタルカメラ、携帯電話機等の電子機器、電気自動車やハイブリッドカー等の車両、等の電子機器システムとして構成されてもよい。その場合、電池パック2は、図1では充電装置3から充電が行われるけれども、該電池パック2が前記負荷装置に装着されて、負荷装置を通して充電が行われてもよい。
電池パック2は、接続端子11,12,13、組電池14(二次電池)、電流検出抵抗16(電流検出部)、充電制御回路4、通信部203、及びスイッチング素子Q1,Q2を備えている。また、充電制御回路4は、アナログデジタル(A/D)変換器201、制御部202、電圧検出回路15(電圧検出部)、及び温度センサ17(温度検出部)を備えている。
なお、充電システム1は、必ずしも電池パック2と充電装置3とに分離可能に構成されるものに限られず、充電システム1全体で一つの充電制御回路4が構成されていてもよい。また、充電制御回路4を、電池パック2と充電装置3とで分担して備えるようにしてもよい。
充電装置3は、接続端子31,32,33、制御IC34、及び充電電流供給部35を備えている。制御IC34は、通信部36と制御部37とを備えている。充電電流供給部35は、制御部37からの制御信号に応じた電流を、接続端子31,32を介して電池パック2へ供給する電源回路である。制御部37は、例えばマイクロコンピュータを用いて構成された制御回路である。
電池パック2及び充電装置3は、給電を行う直流ハイ側の接続端子11,31と、通信信号用の接続端子13,33と、給電および通信信号のための接続端子12,32とによって相互に接続される。通信部203,36は、接続端子13,33を介して互いにデータ送受信可能に構成された通信インターフェイス回路である。
電池パック2では、接続端子11は、充電用のスイッチング素子Q2と放電用のスイッチング素子Q1とを介して組電池14の正極に接続されている。スイッチング素子Q1,Q2としては、例えばpチャネルのFET(Field Effect Transistor)が用いられる。スイッチング素子Q1は、寄生ダイオードのカソードが組電池14の方向にされている。また、スイッチング素子Q2は、寄生ダイオードのカソードが接続端子11の方向にされている。
また、接続端子12は、電流検出抵抗16を介して組電池14の負極に接続されており、接続端子11からスイッチング素子Q2,Q1、組電池14、及び電流検出抵抗16を介して接続端子12に至る電流経路が構成されている。
電流検出抵抗16は、組電池14の充電電流および放電電流を電圧値に変換する。組電池14は、複数、例えば三個の二次電池141,142,143が直列に接続された組電池である。二次電池141,142,143は、例えばリチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池等の二次電池である。なお、組電池14は、例えば単電池であってもよく、例えば複数の二次電池が並列接続された組電池であってもよく、直列と並列とが組み合わされて接続された組電池であってもよい。
温度センサ17は、二次電池141,142,143の温度を検出する温度センサである。そして、二次電池141,142,143の温度は温度センサ17によって検出され、充電制御回路4内のアナログデジタル変換器201に入力される。また、組電池14の端子電圧Vt、及び二次電池141,142,143の各端子電圧V1,V2,V3は電圧検出回路15によってそれぞれ検出され、充電制御回路4内のアナログデジタル変換器201に入力される。
さらにまた、電流検出抵抗16によって検出された充放電電流Icの電流値も、充電制御回路4内のアナログデジタル変換器201に入力される。アナログデジタル変換器201は、各入力値をデジタル値に変換して、制御部202へ出力する。
制御部202は、例えば所定の演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)と、所定の制御プログラムが記憶されたROM(Read Only Memory)と、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)と、これらの周辺回路等とを備えて構成されている。そして、制御部202は、ROMに記憶された制御プログラムを実行することにより、保護制御部211、充電制御部212(定電流定電圧充電制御部)、電流設定部213、及び低温用電流設定部214として機能する。
保護制御部211は、アナログデジタル変換器201からの各入力値から、接続端子11,12間の短絡及び充電装置3からの異常電流などの電池パック2の外部における異常や、組電池14の異常な温度上昇等の異常を検出する。具体的には、例えば、電流検出抵抗16によって検出された電流値が、予め設定された異常電流判定閾値を超えると、接続端子11,12間の短絡や充電装置3からの異常電流に基づく異常が生じたと判定し、例えば温度センサ17によって検出された組電池14の温度が予め設定された異常温度判定閾値を超えると、組電池14の異常が生じたと判定する。そして、保護制御部211は、このような異常を検出した場合、スイッチング素子Q1,Q2をオフさせて、過電流や過熱等の異常から、組電池14を保護する保護動作を行う。
また、保護制御部211は、例えば電圧検出回路15により検出された二次電池141,142,143の端子電圧V1,V2,V3のいずれかが、二次電池の過放電を防止するために予め設定された放電禁止電圧Voff以下になった場合、スイッチング素子Q1をオフさせて、過放電による二次電池141,142,143の劣化を防止するようになっている。放電禁止電圧Voffは、例えば2.50Vに設定されている。
充電制御部212は、アナログデジタル変換器201からの各入力値に応答して、充電装置3に対して、出力を要求する充電電流の電圧値、電流値を演算し、通信部203から接続端子13,32を介して充電装置3へ送信することで、例えばCCCV(定電流定電圧)充電を行う。
具体的には、充電制御部212は、例えば、電流設定部213及び低温用電流設定部214によって設定された電流値の充電電流Icを、充電装置3から供給させることにより定電流充電を実行する。そして、組電池14の端子電圧Vtが予め設定された充電終止電圧Vf(基準電圧値)に達すると、充電装置3から充電終止電圧Vfを充電電圧として印加させることで組電池14を充電する定電圧充電に切り替える。そして、充電制御部212は、組電池14に流れる充電電流Icが充電終止電流値Ia以下になると、組電池14が満充電になったものと判定して充電を終了する。
充電終止電流値Iaは、二次電池の公称容量値NCを定電流で放電して、1時間で当該二次電池の残容量がゼロとなる電流値を1It(=電池容量(Ah)/1(h))とすると、例えば、0.05It程度に設定されている。
充電終止電圧Vfは、二次電池141,142,143がリチウムイオン二次電池の場合、例えば、二次電池141,142,143の負極電位が実質的に0Vになったときの、正極電位と負極電位との電位差すなわち二次電池141,142,143の端子電圧V1,V2,V3を基準電圧Veとしたとき、基準電圧Veに直列セル数SNを乗じた電圧が用いられる。基準電圧Veは、リチウムイオン二次電池の場合、正極活物質としてコバルト酸リチウムを用いたときに約4.2V、正極活物質としてマンガン酸リチウムを用いたときに約4.3Vとなる。例えば基準電圧Veが約4.2Vであれば、充電終止電圧Vfとして、例えば4.2V×3=12.6Vが予め設定されている。
なお、充電制御部212の充電方法はCCCV充電に限られず、定電流充電の後にパルス状に充電電流を供給するパルス充電を行うものや、定電流充電の後に微少電流により充電を行うトリクル充電等を行うもの等、種々の充電方式を用いることができる。また、図略の負荷回路へ負荷電流を供給しながら組電池14を充電する構成であってもよい。
図2は、組電池14の温度と充電電流Icとの関係を示す説明図である。電流設定部213は、温度センサ17によって検出された組電池14の温度が、例えばBAJにより推奨されている標準温度域(好適温度範囲)である10℃以上45℃以下の範囲内であって、かつ当該標準温度域の上限温度(45℃)との差が予め設定された予備温度差(例えば5℃)以下である予備高温領域(40℃以上45℃以下)の範囲外であった場合、充電制御部212による定電流充電における充電電流Icを、電流値Icc(標準電流値)に設定する(図2におけるグラフG1)。
電流値Iccは、例えば0.7Itに設定されている。なお、複数のセルが並列接続されて組電池14が構成されている場合、例えば、0.7Itに並列セル数PNを乗算した電流値が、電流値Iccとして用いられる。具体的には、電流値Iccは、例えば公称容量値NC=2600mAhで、2個並列であるとき、70%で3640mAに設定されている。
また、電流設定部213は、温度センサ17によって検出された組電池14の温度が、予備高温領域(40℃以上45℃以下)の範囲内であった場合、定電流充電における充電電流Icを、例えば0.2Itに設定された予備高温用電流値Ix1に減少させる(図2におけるグラフG2)。予備高温用電流値Ix1としては、例えば、予備高温用電流値Ix1で充電されることによる組電池14の発熱量と、組電池14の放熱量とがバランスして組電池14の温度が、45℃を超える高温領域に達しない電流値が予め設定されている。
低温用電流設定部214は、温度センサ17によって検出された組電池14の温度が標準温度域(10℃以上45℃以下)の下限値(10℃)に満たず、かつ電圧検出回路15により検出された二次電池141,142,143の端子電圧V1,V2,V3が予め設定された制限電圧値Vx(例えば4.05V)に満たない場合、定電流充電における充電電流Icを、予め設定された設定電流値Icc(例えば0.7It)に設定する(図2におけるグラフG3)。
また、低温用電流設定部214は、温度センサ17によって検出された組電池14の温度が標準温度域(10℃以上45℃以下)の下限値(10℃)に満たず、かつ電圧検出回路15により検出された二次電池141,142,143の端子電圧V1,V2,V3のうち少なくとも一つが制限電圧値Vx(例えば4.05V)を超える場合、定電流充電における充電電流Icを、設定電流値Icc(例えば0.7It)より少ない制限電流値Ix2に設定する(図2におけるグラフG4)。
制限電流値Ix2としては、例えば予備高温用電流値Ix1と同じ電流値(例えば0.2It)を制限電流値Ix2として設定してもよく、予備高温用電流値Ix1とは異なる電流値(例えば0.35It)を制限電流値Ix2として設定してもよい。また、制限電圧値Vxとしては、充電に適さない低温域(0℃以上10℃未満)において、二次電池の劣化が大きな問題にならない程度の電圧値が予め設定されている。制限電圧値や制限電流値としては、例えばBAJの推奨値を用いることができる。
充電装置3では、制御部202からの要求を、制御IC34において、通信部36で受信し、制御部37が充電電流供給部35を制御して、制御部202からの要求に応じた電圧値、及び電流値で、充電電流供給部35から充電電流を出力させる。充電電流供給部35は、AC−DCコンバータやDC−DCコンバータなどを用いて構成され、例えば商用交流電源電圧から、制御部37で指示された充電電圧及び充電電流を生成し、接続端子31,11;32,12を介して電池パック2へ供給する。
次に、上述のように構成された充電システム1の動作について説明する。図3は、図1に示す充電システム1の動作の一例を示す説明図である。まず、例えば温度センサ17によって検出された組電池14の温度が、10℃に満たない低温度域であり、かつ電圧検出回路15により検出された二次電池141,142,143の端子電圧V1,V2,V3が予め設定された制限電圧値Vx(例えば4.05V)に満たない場合、低温用電流設定部214により例えば0.7Itの電流値Iccが充電電流Icとして設定され、充電制御部212によって、通信部203,36を介して制御部37へ、電流値Iccの充電電流Icを要求する要求信号が送信される。そうすると、電流値Iccの充電電流Icが充電電流供給部35から出力されて組電池14が定電流充電される(タイミングT1)。
そして、充電に伴い組電池14の端子電圧Vtが上昇し、電圧検出回路15で検出された端子電圧Vtが制限電圧値Vx(例えば4.05V×SN、セルあたりの端子電圧が4.05V)を超えると、低温用電流設定部214により例えば0.35Itの制限電流値Ix2が充電電流Icとして設定され、充電制御部212によって、通信部203,36を介して制御部37へ、制限電流値Ix2の充電電流Icを要求する要求信号が送信される。そうすると、充電電流供給部35によって、充電電流Icが制限電流値Ix2に減少されて、定電流充電が実行される(タイミングT2)。
これにより、組電池14の温度が、充電に適さない低温域(0℃以上10℃未満)において、端子電圧Vtが制限電圧値Vx以下の場合は、充電電流Icを増大させて充電時間を短縮しつつ、端子電圧Vtが制限電圧値Vxを超えると、充電電流Icを減少させて組電池14の劣化を低減することができる。
そして、充電電流Icが組電池14を流れることにより温度が上昇し、温度センサ17によって検出された組電池14の温度が標準温度域の下限である10℃に達すると、電流設定部213により例えば0.7Itの電流値Iccが充電電流Icとして設定され、充電制御部212によって、通信部203,36を介して制御部37へ、電流値Iccの充電電流Icを要求する要求信号が送信される。そうすると、充電電流供給部35によって、電流値Iccの充電電流Icが供給されて、定電流充電が実行される(タイミングT3)。これにより、充電に適した標準温度域内における予備高温領域外の温度範囲では、充電電流Icを増大させて充電時間を短縮することができる。
なお、タイミングT2において、組電池14の温度が10℃以上になる前に、端子電圧Vtが制限電圧値Vxを超える例を示したが、端子電圧Vtが制限電圧値Vxを超える前に組電池14の温度が10℃以上になった場合には、タイミングT2〜T3においても充電電流Icは電流値Iccのまま維持される。
さらに、充電電流Icが組電池14を流れることにより温度が上昇し、温度センサ17によって検出された組電池14の温度が40℃になって予備高温領域(40℃以上45℃以下)の下限である40℃に達すると、電流設定部213により例えば予備高温用電流値Ix1が充電電流Icとして設定され、充電制御部212によって、通信部203,36を介して制御部37へ、予備高温用電流値Ix1の充電電流Icを要求する要求信号が送信される。そうすると、充電電流供給部35によって、充電電流Icが予備高温用電流値Ix1に減少されて、定電流充電が実行される(タイミングT4)。
予備高温用電流値Ix1は、組電池14の温度が、45℃を超える高温領域に達しない電流値が予め設定されているから、タイミングT4以降、組電池14の温度上昇が抑制されて、組電池14の温度が標準温度域(10℃以上45℃以下)内に維持される。そうすると、例えばBAJで推奨されているように組電池14の温度が標準温度域外になって充電電圧を低下させる必要が生じないので、端子電圧Vtが充電終止電圧Vfになるまで定電流充電を継続することが可能となる。
そして、電圧検出回路15で検出された端子電圧Vtが充電終止電圧Vfに達すると、充電制御部212によって、通信部203,36を介して制御部37へ、充電終止電圧Vfの充電電圧を要求する要求信号が送信される。そうすると、充電電流供給部35によって、充電終止電圧Vfが出力されて、定電圧充電が開始される(タイミングT5)。
定電圧充電に移行すると、充電が進むにつれて充電電流Icは徐々に減少し、組電池14の発熱も徐々に減少するので、以後、組電池14の温度は標準温度域内に維持される。そうすると、定電圧充電において、充電電圧を低下させることなく充電終止電圧Vfで充電を継続することが可能となる。
そして、電流検出抵抗16で検出された充電電流Icが充電終止電流値Ia以下になると、充電制御部212によって、通信部203,36を介して制御部37へ、充電の終了を要求する要求信号が送信される。そうすると、充電電流供給部35によって、充電電流Icがゼロにされて充電動作が終了する(タイミングT6)。
このとき、組電池14の温度が標準温度域で維持されるので、充電電圧を低下させることなく充電終止電圧Vfで満充電になるまで充電することができる結果、充電電圧の低下により充電容量が充分に得られなくなるおそれを低減することができる。
充電電流Icが0.7It、0.5It、0.4It、0.3It、0.2Itに対する充電完了までの温度上昇の一例を示すと、それぞれ7.5℃、4.8℃、3.5℃、2.8℃、2.0℃なので、予備高温領域として、例えば40℃以上43℃未満の第1予備高温領域と、43℃以上45℃未満の第2予備高温領域とを設け、第1予備高温領域においては充電電流Icを0.5Itとし、第2予備高温領域においては充電電流Icを0.2Itとする、というように、段階的に予備高温用電流値を減少させるようにしてもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る充電制御回路を備えた電池パック、及び充電システムについて説明する。図4は、本発明の第2の実施形態に係る充電制御回路4aを備えた電池パック2a、及び充電システム1aの構成の一例を示すブロック図である。図4に示す充電システム1aと図1に示す充電システム1とでは、制御部202aが、電流設定部213の代わりに充電電流設定部215を備える点、及び記憶部216を備える点で異なる。
記憶部216は、例えばROMを用いて構成されている。記憶部216には、充電深度が0%の組電池14を、所定の電流値で充電した場合に当該充電を開始してから組電池14の端子電圧Vtが充電終止電圧Vf(基準電圧)になるまでの温度上昇値を、当該電流値と対応付けた温度上昇情報が、例えば実験的に求められて、予め記憶されている。
充電電流設定部215は、温度センサ17によって検出された組電池14の温度が、標準温度域の範囲外から範囲内になったとき、当該検出された組電池14の温度と標準温度域の上限温度(例えば45℃)との差に相当する温度上昇値に対応する電流値を、記憶部216に記憶されている温度上昇情報に基づいて制限電流値Iyとして取得すると共に、充電装置3から供給させる充電電流Icを制限電流値Iyに設定する。
その他の構成は図1に示す充電システム1と同様であるのでその説明を省略し、以下図4に示す充電システム1aの特徴的な動作について説明する。図5は、図4に示す充電システム1aの動作の一例を示す説明図である。また、図6は、充電システム1aにおける組電池14の温度と充電電流Icとの関係を示す説明図である。
まず、タイミングT1、T2における低温用電流設定部214の動作は、図1に示す低温用電流設定部214における動作と同様であるので、その説明を省略する。
そして、充電電流Icが組電池14を流れることにより温度が上昇し、温度センサ17によって検出された組電池14の温度tが10℃に達して標準温度域内になると、充電電流設定部215によって、標準温度域の上限温度(例えば45℃)と温度tとの差(この場合35℃)に相当する温度上昇値に対応する電流値が制限電流値Iyとして、記憶部216に記憶されている温度上昇情報に基づいて取得される。
なお、図5においては、温度上昇情報が、図6に示すグラフG5で示される場合の例を、示している。一方、例えば、温度上昇情報が図6に示すグラフG6で示される場合、タイミングT31〜T5においても、充電電流Icは電流値Iccとなる。
さらに充電電流設定部215によって、制限電流値Iyが、充電電流Icとして設定され、充電制御部212によって、通信部203,36を介して制御部37へ、制限電流値Iyの充電電流Icを要求する要求信号が送信される。そうすると、充電電流供給部35によって、制限電流値Iyの充電電流Icが供給されて、定電流充電が実行される(タイミングT31)。
ここで、記憶部216に記憶されている温度上昇情報によれば、充電深度が0%の組電池14を、所定の電流値で充電した場合に当該充電を開始してから組電池14の端子電圧Vtが充電終止電圧Vf(基準電圧)になるまでの温度上昇値が、当該電流値と対応付けられている。そして、タイミングT31における組電池14の充電深度は、0%を下回ることはなく、必ず0%以上である。
従って、タイミングT31において、温度上昇情報によって標準温度域の上限温度と温度tとの差に相当する温度上昇値に対応付けられている電流値を、制限電流値Iyとして設定すれば、以降、制限電流値Iyの充電電流Icで組電池14を充電しても、端子電圧Vtが充電終止電圧Vfに達して充電制御部212により定電圧充電が開始されるタイミングT5までの期間に、組電池14の温度が標準温度域の上限値を超えることはない。
これにより、タイミングT31以降、組電池14の温度が標準温度域(10℃以上45℃以下)内に維持される。そうすると、例えばBAJで推奨されているように組電池14の温度が標準温度域外になって充電電圧を低下させる必要が生じないので、端子電圧Vtが充電終止電圧Vfになるまで定電流充電を継続することが可能となる。
そして、電圧検出回路15で検出された端子電圧Vtが充電終止電圧Vfに達すると、充電制御部212によって、通信部203,36を介して制御部37へ、充電終止電圧Vfの充電電圧を要求する要求信号が送信される。そうすると、充電電流供給部35によって、充電終止電圧Vfが出力されて、定電圧充電が開始される(タイミングT5)。
定電圧充電に移行すると、充電が進むにつれて充電電流Icは徐々に減少し、組電池14の発熱も徐々に減少するので、以後、組電池14の温度は標準温度域内に維持される。そうすると、定電圧充電において、充電電圧を低下させることなく充電終止電圧Vfで充電を継続することが可能となる。
そして、電流検出抵抗16で検出された充電電流Icが充電終止電流値Ia以下になると、充電制御部212によって、通信部203,36を介して制御部37へ、充電の終了を要求する要求信号が送信される。そうすると、充電電流供給部35によって、充電電流Icがゼロにされて充電動作が終了する(タイミングT6)。
このとき、組電池14の温度が標準温度域で維持されるので、充電電圧を低下させることなく充電終止電圧Vfで満充電になるまで充電することができる結果、充電電圧の低下により充電容量が充分に得られなくなるおそれを低減することができる。
なお、充電電流設定部215は、組電池14の温度が標準温度域の範囲外から範囲内になったときに制限電流値Iyの設定を行う例に限られず、組電池14の充電を開始する際に、温度上昇情報に基づいて制限電流値Iyを取得すると共に制限電流値Iyを充電電流Icとして設定するようにしてもよい。そうすることにより、標準温度域での充電を継続することができる。
本発明は、携帯型パーソナルコンピュータやデジタルカメラ、携帯電話機等の電子機器、電気自動車やハイブリッドカー等の車両、等の電池搭載装置において、二次電池の充電を制御する充電制御回路、及びこれを備えた電池パック、充電システムとして好適に利用することができる。
本発明の第1実施形態に係る充電制御回路を備えた電池パック、及び充電システムの構成の一例を示すブロック図である。 図1に示す組電池の温度と充電電流との関係を示す説明図である。 図1に示す充電システムの動作の一例を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る充電制御回路を備えた電池パック、及び充電システムの構成の一例を示すブロック図である。 図4に示す充電システムの動作の一例を示す説明図である。 図4に示す充電システムにおける組電池の温度と充電電流との関係を示す説明図である。
符号の説明
1,1a 充電システム
2,2a 電池パック
3 充電装置
4,4a 充電制御回路
14 組電池
15 電圧検出回路
16 電流検出抵抗
17 温度センサ
35 充電電流供給部
141,142,143 二次電池
202,202a 制御部
211 保護制御部
212 充電制御部
213 電流設定部
214 低温用電流設定部
215 充電電流設定部
216 記憶部

Claims (3)

  1. 二次電池を充電する充電部の動作を制御する充電制御回路であって、
    前記二次電池の温度を検出する温度検出部と、
    前記二次電池の端子電圧を検出する電圧検出部と、
    前記温度検出部によって検出された前記二次電池の温度が、当該二次電池の充電に適した温度として予め設定された好適温度の範囲内であるとき、前記二次電池の温度が当該好適温度範囲の上限温度を超えないように、前記充電部から前記二次電池へ供給させる充電電流を調節する制御部と
    を備え
    前記制御部は、
    前記温度検出部によって検出された前記二次電池の温度が、前記好適温度の範囲内であって、かつ当該好適温度範囲の上限温度との差が予め設定された予備温度差以下である予備高温領域の範囲外であった場合、前記充電部から前記二次電池へ供給させる充電電流を予め設定された標準電流値に設定し、当該二次電池の温度が当該予備高温領域の範囲内であった場合、当該充電電流を前記標準電流値より少ない電流値に設定する電流設定部と、
    前記温度検出部によって検出された二次電池の温度が前記好適温度範囲の下限値に満たず、かつ前記電圧検出部により検出された二次電池の端子電圧が予め設定された制限電圧値に満たない場合、前記充電部から前記二次電池へ供給させる充電電流を予め設定された設定電流値に設定し、当該温度が前記好適温度範囲の下限値に満たず、かつ当該端子電圧が前記制限電圧値を超える場合、前記充電部から前記二次電池へ供給させる充電電流を前記設定電流値より少ない制限電流値に設定する低温用電流設定部とを有することを特徴とする充電制御回路。
  2. 請求項1に記載の充電制御回路と、
    前記二次電池と
    を備えることを特徴とする電池パック。
  3. 請求項1に記載の充電制御回路と、
    前記二次電池と、
    前記充電部と
    を備えることを特徴とする充電システム。
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