JP5360804B2 - カテーテル用ハンドル - Google Patents

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Description

本発明は、カテーテル用ハンドルに係り、さらに詳しくは、操作部の操作力の微調整が可能なカテーテル用ハンドルに関する。
医療用カテーテルとしては、種々のカテーテルが提案されている。カテーテルの近位端側には、通常、カテーテル用ハンドルが設けられる。カテーテル用ハンドルは、カテーテルの種類に応じて種々のものが提案されている。たとえばカテーテルの遠位端を、カテーテル用ハンドルの操作部を操作して曲げたり伸ばしたりしたい場合がある。このようにカテーテルの遠位端を手元側で操作して偏向させるための操作部の機構として、従来では、次に示すように、回転板によってカテーテル先端部の屈曲を制御する機構が知られている。
たとえば特許文献1に示すように、操作部の回転板にワイヤの近位端を連結し、この回転板を操作することでカテーテルの遠位端の向きを自在に変化させられるようになっている。
なお、カテーテルの使い方によっては、カテーテルの遠位端を患者の体内に挿入し、カテーテルの遠位端を曲げたままで形状を保持したい場合がある。そのような場合には、カテーテル用ハンドルの回転板に対して、回転方向にブレーキをかける必要がある。
しかしながら、従来のハンドルでは、回転板を操作部で挟み込むようにしても、回転板の回しやすさと、ブレーキのかけやすさとを両立させるためのバランスをとることが難しかった。また、いったん操作力を調整した後に、経時変化によって操作力が変化してしまうという問題点があった。
特開2005−230471号公報
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、回転板を任意の回転位置で容易にストップさせることが可能で、しかも回転板の操作力の微調整が可能で、いったん操作力を設定した後には、操作力の経時変化が少ないカテーテル用ハンドルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るカテーテル用ハンドルは、
ハンドル本体と、
前記ハンドル本体に対して回転自在に装着される回転操作部と、
前記ハンドル本体のネジ部に対してネジ止めされるキャップと、
前記ハンドル本体に対する前記キャップのネジ止め位置に応じて、前記回転操作部の回転方向への操作力が変化するように、前記ハンドル本体と前記回転操作部との間に配置される弾性部材と、
前記キャップと前記ハンドル本体との間に装着され、前記ハンドル本体に対する前記キャップの回転ピッチ角度に応じてクリック感を付与するクリック感付与手段と、を有し、 前記クリック感付与手段は、
前記キャップまたは前記ハンドル本体に形成されて、前記回転ピッチ角度に対応する周方向凹凸から成るクリック用凹凸部と、
前記ハンドル本体または前記キャップに、周方向に沿って3以上形成されて、前記クリック用凹凸部に噛合うクリック用凸部と、からなることを特徴とする。
また、前記回転操作部に駆動用ワイヤの近位端が固定してあってもよい。
本発明に係るカテーテル用ハンドルでは、キャップをハンドル本体のネジ部にネジ止めし、そのねじ込み深さを調節することで、弾性部材により生じる回転操作部の操作力を調整することができる。しかも、その際に、クリック感付与手段が、キャップの回転ピッチ角度に応じてクリック感を付与するようになっている。
そのため、弾性部材により生じる回転操作部の操作力が適正に保たれ、任意の回転位置で回転操作部を容易にストップさせることが可能となる。また、キャップのねじ込み深さを再調整し、所定数の回転ピッチ角度で、キャップのねじ込みを停止させることが可能になり、回転操作部の操作力の微調整が可能になる。また、いったん回転操作部の操作力を設定した後には、クリック感付与手段により、ハンドル本体に対するキャップの回転が規制されるために、締付力の経時変化が少ない。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るカテーテルの概略正面図、
図2は図1におけるII−II線に沿う断面図、
図3は図2に示すキャップの外観図、
図4は図1に示すカテーテル本体に設けた突起を示す外観図、
図5は本発明の他の実施形態に係るカテーテルの図2に対応する断面図、
図6は図5に示すキャップの外観図、
図7は図5のVII−VII線に沿う断面図である。
第1実施形態
図1に示すように、本発明の1実施形態に係るカテーテル用ハンドル60を有する電極カテーテル50は、たとえば心臓における不整脈の診断または治療に用いられるものである。この電極カテーテル50はハンドル60に接続してあるカテーテルチューブ100を有し、カテーテルチューブ100の遠位端部には、先端リング状電極10と、複数の中間リング状電極12とが装着してある。カテーテルチューブ100の近位端には、ハンドル60が装着されている。ハンドル60には、カテーテルチューブ100の先端部の偏向移動操作(首振り操作)を行うための回転板7が装着してある。
カテーテルチューブ100は、中空のチューブ部材で構成してあり、軸方向に沿って同じ特性のチューブで構成しても良いが、好ましくは、比較的可撓性に優れた遠位端部分と、遠位端部分に対して軸方向に一体に形成され、遠位端部分よりも比較的に剛性のある近位端部分とを有する。なお、図1では、カテーテルチューブ100の長さが短く図示してあるが、実際には、ハンドル60のZ軸方向長さよりも数倍〜数十倍程度に長い。
カテーテルチューブ100は、たとえばポリオレフィン、ポリアミド、ポリエーテルポリアミド、ポリウレタンなどの合成樹脂で構成される。カテーテルチューブ100の外径は、一般に0.6〜3mm程度であり、その内径は、0.5〜2.5mm程度である。カテーテルチューブ100の軸方向ルーメンには、図1に示す電極を構成する先端リング状電極10および中間リング状電極12に接続される導線が、それぞれ絶縁されて通してある。
図1に示す先端リング状電極10および中間リング状電極12は、たとえばアルミニウム、銅、ステンレス、金、白金など、電気伝導性の良好な金属で構成される。先端リング状電極10および中間リング状電極12の外径は、特に限定されないが、カテーテルチューブ100の外径と同程度であることが好ましく、通常、0.5〜3mm程度である。
カテーテルチューブ100の遠位端近傍の内部には、首振り部材が収容してある。首振り部材としては、特に限定されず、たとえば板バネなどで構成してある。この首振り部材としての板バネには、不図示の駆動用ワイヤの遠位端が接続固定してある。
駆動用ワイヤの近位端は、回転板7にワイヤ張力調整具のネジ止め等によって連結される。作業者が回転板7を所定の方向に回転させることにより駆動用ワイヤの張力が変化し、カテーテルチューブ100の先端部が、図1の矢印Aまたは矢印Bに示すように首振り動作をする。
図2に示すように、ハンドル60は、分割して形成されたハンドル本体6および17が組み合わされて形成されている。これらのハンドル本体6および17によって、回転板7は、ワッシャー13とOリング16を介して挟まれる。この実施形態では、ハンドル本体6と回転板7との間にワッシャ13が介在し、回転板7とハンドル本体17との間にOリング16が介在しているが、ワッシャー13とOリング16との位置が逆に配置されても良い。ワッシャ13は、好ましくは滑り特性に優れた材質で構成され、たとえばフッ素樹脂で構成される。Oリング16は、弾力性に優れた材質で構成されることが好ましく、たとえばシリコーンゴム、ニトリルゴム、フッ素ゴムなどのゴムまたは合成樹脂などで構成される。なお、Oリング16は必ずしも断面が円形でなくてもよく、断面が略矩形であってもよい。
駆動用ワイヤの近位端は、図示しないが、回転板7に連結してある。回転板7は、ハンドル本体6および17に対して回転自在になっている。具体的には、回転板7は、図1に示すZ軸(ハンドル本体6および17の長手方向)に垂直な回転軸を中心にして回転自在になっている。作業者は、図1に示すように、ハンドル60の把持部60aを片手でつかみ、その片手の指で、回転板7を操作する。
駆動用ワイヤは、第1駆動用ワイヤと第2駆動用ワイヤとからなり、それぞれの近位端が回転板7に連結されている。第1駆動用ワイヤの近位端は、回転板7に連結されていることから、回転板7をたとえば図1に示すA1方向に回転させると、第1駆動用ワイヤが引張られ、第2駆動用ワイヤは弛む。その結果として、図1に示すように、カテーテルチューブ100の遠位端部が、矢印A方向に偏向動作する。
同様にして、第2駆動用ワイヤの近位端は、回転板7に連結されていることから、回転板7をたとえば図1に示すB1方向に回転させると、第2駆動用ワイヤの近位端近傍は引張られ、第1駆動用ワイヤは弛む。その結果として、図1に示すように、カテーテルチューブ100の遠位端部が、矢印B方向に偏向動作する。
なお、ハンドル60を、図1に示すZ軸回りに回転させれば、体腔内に挿入された状態で、ハンドル60に対するA又はB方向の向きを自由に設定することができる。
本実施形態では、図2に示すように、ハンドル本体17に孔172を設け、雄ネジ部材18の基部27を、接着剤30によって孔172に固定する。なお、基部27を固定するものであれば、接着剤以外のネジ止め等の手段を用いてもよい。ハンドル本体17には、孔172に連通する孔171が同芯状に設けられ、雄ネジ部材18の雄ネジ部28が貫通するようになっている。回転板7にも孔15が設けられ、雄ネジ部材18の雄ネジ部28が貫通するようになっている。雄ネジ部材18の雄ネジ部28が、回転板7の回転軸(図1に示すZ軸方向に垂直な回転軸)になっている。すなわち、回転板7は、雄ネジ部28を回転中心として回転可能になっている。なお、雄ネジ部28には、先端部分のみに雄ネジが形成されているとともに、回転板7と接する部分にはネジが形成されていないようにしてもよい。
図2および図4に示すように、ハンドル本体6には、孔11と、孔11に連通する孔19とが設けられ、キャップ5を挿入可能にしてある。図3に示すように、キャップ5には摘み部1が形成され、摘み部1には円盤部2が一体に形成してある。この円盤部2の裏面には、同芯状に円筒状突起3が形成されている。円盤部2の裏面であって、円筒状突起3の外周面より外側には、回転ピッチθに対応する周方向凹凸8が形成してある。円筒状突起3の内周面には、雌ネジ部4が形成してある。
図2に示すように、この雌ネジ部4が雄ネジ部材18の雄ネジ部28にネジ止めされるようになっている。ネジ止めされた状態において、ハンドル本体6とハンドル本体17との間には、図2に示すように間隔Dが生じる。
作業者がキャップ5の摘み部1をつかんで回転させることで、雄ネジ部28と雌ネジ部4とのネジ込み深さが変化し、間隔Dが変化する。これにより、Oリング16に対する圧縮力が変化し、Oリング16に対する締め付け力が変化する。たとえば、キャップ5を回転させて間隔Dを狭くしすぎると、Oリング16に対する締め付け力が強くなりすぎて回転板7の動作が重くなり、操作性が悪化する。一方で、キャップのねじ込み量が足らずに、間隔Dが広い状態では、Oリング16に対する締め付け力が弱く、回転板7の動作が軽くなりすぎて、ブレーキが効かなくなって操作性が悪化する。
本実施形態では、図3に示すキャップ5の円盤部2の裏面に形成してある周方向凹凸8は、図4に示す孔11の底面25に形成してあるクリック用凸部9と噛み合う。周方向凹凸8の回転ピッチ角度θは、隣り合う凹凸8の凸部と凸部との間、あるいは凹部と凹部との間の周方向の角度であり、好ましくは5〜10度である。
クリック用凸部9は、孔11の底面25の周方向に沿って周方向凹凸8の回転ピッチ角度θの複数倍の間隔で形成してある。図2〜図4に示す実施形態では、周方向に90度の間隔で4つのクリック用凸部9が、孔11の底面25に一体成形してある。周方向凹凸8とクリック用凸部9とがクリック感付与手段に相当する。
図2に示すように、ハンドル本体6に対して、キャップ5を雄ネジ部材18にネジ止めし、そのねじ込み深さを調節することで、Oリング16の締め付けによって生じる回転板7の操作力が変化する。しかも、その際に、クリック感付与手段としてのクリック用凸部9と周方向凹凸8との噛み合いにより、キャップ5の回転ピッチ角度に応じてクリック感(かちかち音と感覚)を付与するようになっている。そのため、作業者は、キャップ5のねじ込み深さを回転ピッチ角度毎に微調整することができる。即ち、作業者は、Oリング16の締め付けによって生じる回転板7の操作力を、クリック感の数に応じて微調整することができる。
そのため、Oリング16の締め付けによって生じる回転板7の操作力が適正に保たれ、任意の回転方向位置で回転板7を容易にストップさせることが可能となる。また、ハンドル本体6に対するキャップ5のねじ込み深さを再調整し、所定数の回転ピッチ角度で、キャップ5のねじ込みを停止させることが可能になり、Oリング16の締め付けによって生じる回転板7の操作力の微調整が可能になる。また、いったんOリング16による回転板7の締め付け力を設定した後には、クリック用凸部9と周方向凹凸8の噛み合いにより、回転板7の回転が規制されるために、回転板7の操作力の経時変化が少ない。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、種々に改変することができる。たとえば、上述した実施形態では、図4に示すように、孔11の底面25に、クリック用凸部9を等間隔に形成してあるが、3つ、あるいはその他の数で、クリック用凸部9を等間隔または不等間隔に形成しても良い。
また、図2に示すように、キャップ5の円盤部2の裏面に形成された周方向凹凸8と、孔11の底面25に形成されたクリック用凸部9とは、噛み合って作用するが、逆であっても良い。すなわち、孔11の底面25に周方向凹凸を形成し、孔11の底面25と対向するキャップ5の円盤部2の裏面にクリック用凸部を形成し、このクリック用凸部と周方向凹凸とが噛み合うようにしてもよい。これにより、上記と同様のクリック感を得ることができ、回転板7の操作性の微調整が可能になる。
第2実施形態
第2実施形態のカテーテルは、図5および図6に示すように、図2または図3に示すハンドル本体6とキャップ5に形成されるクリック感付与手段の位置が異なるのみであり、重複する説明は省略する。
図5に示すように、ハンドル本体6aには、孔11aと、孔11aに連通する孔19aとが設けられ、キャップ5aを挿入可能にしてある。図5および図6に示すように、キャップ5aには摘み部1aが形成され、摘み部1aには円盤部2aが一体に形成してある。この円盤部2aの裏面には、同芯状に円筒状突起3aが形成されている。円筒状突起3aの外周面には、回転ピッチθに対応する周方向凹凸8aが形成してある。円筒状突起3aの内周面には、雌ネジ部4aが形成してある。
図5に示すように、この雌ネジ部4aが雄ネジ部材18の雄ネジ部28にネジ止めされるようになっている。ネジ止めされた状態において、ハンドル本体6aとハンドル本体17との間には、図2に示すように間隔Dが生じる。
作業者がキャップ5aの摘み部1aをつかんで回転させることで、雄ネジ部28と雌ネジ部4aとのネジ込み深さが変化し、間隔Dが変化する。これにより、Oリング16に対する圧縮力が変化し、Oリング16に対する締め付け力が変化する。このために回転板7の操作性が変化する仕組みは、上述した通りである。
本実施形態では、図6に示すキャップ5aの円筒状突起3aの外周面に形成してある周方向凹凸8aは、図5に示す孔19aの内周面に形成してあるクリック用凸部9aと噛み合う。周方向凹凸8aの回転ピッチ角度θは、隣り合う凹凸8の凸部と凸部との間、あるいは凹部と凹部との間の周方向の角度であり、好ましくは5〜10度である。
図7に示すように、クリック用凸部9aは、孔19aの内周面に沿って、周方向凹凸8aの回転ピッチ角度θの複数倍の間隔で形成してある。図5〜図7に示す実施形態では、図7に示すように、周方向に90度の間隔で4つのクリック用凸部9aが、孔19aの内周面に沿って一体成形してある。周方向凹凸8aとクリック用凸部9aとがクリック感付与手段に相当する。
図5に示すように、ハンドル本体6aに対して、キャップ5aを雄ネジ部材18にネジ止めし、そのねじ込み深さを調節することで、Oリング16の締め付けによって生じる回転板7の操作力が変化する。しかも、その際に、クリック感付与手段としてのクリック用凸部9aと周方向凹凸8aとの噛み合いにより、キャップ5aの回転ピッチ角度に応じてクリック感(かちかち音と感覚)を付与するようになっている。第1実施形態と同様に、作業者は、回転板7の操作力を、このクリック感に応じて微調整することができる。また、いったんOリング16による回転板7の締め付け力を設定した後には、クリック用凸部9aと周方向凹凸8aの噛み合いにより、回転板7の回転が規制されるために、回転板7の操作力の経時変化が少ない。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、種々に改変することができる。たとえば、上述した実施形態では、図7に示すように、孔19aの内周面に、クリック用凸部9を等間隔に形成してあるが、3つ、あるいはその他の数で、クリック用凸部9を等間隔または不等間隔に形成しても良い。
また、図6に示すキャップ5aの円筒状突起3aの外周面に形成してある周方向凹凸8aは、図5に示す孔19aの内周面に形成してあるクリック用凸部9aと噛み合うが、逆であっても良い。すなわち、孔19aの内周面に周方向凹凸を形成し、円筒状突起3aの外周面にクリック用凸部を形成し、このクリック用凸部と周方向凹凸とが噛み合うようにしてもよい。これにより、上記と同様のクリック感を得ることができ、回転板7の操作性の微調整が可能になる。
なお、第1実施形態および第2実施形態では、別体で構成されたハンドル本体6およびハンドル本体17によって回転板7を挟み込むようにしたが、ハンドル本体6および17は一体成形されていてもよく、その場合にはハンドル本体に隙間を形成して、回転板7を挟み込むようにしてもよい。
また、図2および図5に示す雄ネジ部材18は、ハンドル本体17と一体成形してもよい。
図1は本発明の一実施形態に係るカテーテルの概略正面図である。 図2は図1におけるII−II線に沿う断面図である。 図3は図2に示すキャップの外観図である。 図4は図1に示すカテーテル本体に設けた突起を示す外観図である。 図5は本発明の他の実施形態に係るカテーテルの図2に対応する断面図である。 図6は図5に示すキャップの外観図である。 図7は図5のVII−VII線に沿う断面図である。
符号の説明
1、1a…摘み部
2、2a…円盤部
3、3a…円筒状突起
4、4a…雌ネジ部
5、5a…キャップ
6、6a…ハンドル本体
7…回転板
8、8a…周方向凹凸
9、9a…クリック用凸部
11、11a…孔
16…Oリング
17…ハンドル本体
18…雄ネジ部材
19、19a…孔

Claims (3)

  1. ハンドル本体と、
    前記ハンドル本体に対して回転自在に装着される回転操作部と、
    前記ハンドル本体のネジ部に対してネジ止めされるキャップと、
    前記ハンドル本体に対する前記キャップのネジ止め位置に応じて、前記回転操作部の回転方向への操作力が変化するように、前記ハンドル本体と前記回転操作部との間に配置される弾性部材と、
    前記キャップと前記ハンドル本体との間に装着され、前記ハンドル本体に対する前記キャップの回転ピッチ角度に応じてクリック感を付与するクリック感付与手段と、を有し、 前記クリック感付与手段は、
    前記キャップに形成されて、前記回転ピッチ角度に対応する周方向凹凸から成るクリック用凹凸部と、
    前記ハンドル本体に、周方向に沿って3以上形成されて、前記クリック用凹凸部に噛合うクリック用凸部と、からなるカテーテル用ハンドル。
  2. ハンドル本体と、
    前記ハンドル本体に対して回転自在に装着される回転操作部と、
    前記ハンドル本体のネジ部に対してネジ止めされるキャップと、
    前記ハンドル本体に対する前記キャップのネジ止め位置に応じて、前記回転操作部の回転方向への操作力が変化するように、前記ハンドル本体と前記回転操作部との間に配置される弾性部材と、
    前記キャップと前記ハンドル本体との間に装着され、前記ハンドル本体に対する前記キャップの回転ピッチ角度に応じてクリック感を付与するクリック感付与手段と、を有し、 前記クリック感付与手段は、
    前記ハンドル本体に形成されて、前記回転ピッチ角度に対応する周方向凹凸から成るクリック用凹凸部と、
    前記キャップに、周方向に沿って3以上形成されて、前記クリック用凹凸部に噛合うクリック用凸部と、からなるカテーテル用ハンドル。
  3. 前記回転操作部に駆動用ワイヤの近位端が固定してある請求項1または請求項2に記載のカテーテル用ハンドル。
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