JP5360397B2 - 放射線撮影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、散乱放射線を除去する放射線グリッドを備えた放射線撮影装置に関し、特に、取得される放射線透視画像に放射線グリッドに起因するモアレが写り込む放射線撮影装置に関する。
放射線撮影装置には、放射線源からコーン状の放射線ビームを被検体に向けて照射し、被検体を透過した透過放射線をフラットパネル・ディテクタ(以下、FPDと略記)で検出する構成となっているものがある。この様な放射線撮影装置において、FPDの放射線検出面を覆うように放射線グリッドが付設され、散乱放射線を吸収させるようになっている。
従来の放射線グリッドの構成について説明する。図10に示すように、従来の放射線グリッド50は、放射線を吸収しやすい吸収箔51を有し、それが略平行に配列されている。
ところで、FPD53は、多数の半導体タイプの検出素子eがマトリクス状に配列された放射線検出面53aを有している。この様なFPD53は、配列された各々の検出素子eにより被検体Mを透過した放射線を離散的にサンプリングすることにより放射線透視画像を構成する。一方、放射線グリッド50は、ブラインド状に配列された複数の吸収箔51を有する。コーン状の放射線ビームがこの放射線グリッド50を透過すると、放射線グリッド50の有する吸収箔51の各々について筋状の影が生じる。この影を放射線グリッド50全体で見れば、ストライプ状である影の配列パターンとなっており、それが放射線グリッド50の下方に配置された放射線検出面53aに写り込む。この影の配列パターンは、FPD53を構成する検出素子eによって離散的にサンプリングされることになるが、検出素子eの各々に写る影の本数は、FPD53全体で一定とはならない。検出素子eの配列ピッチと影の配列ピッチが一致していないためである。こうして、影の多数が映りこんだ細長状の暗部領域と、より少数の影が映りこんだ細長状の明部領域とが交互に並んだ干渉縞が放射線透視画像に出現する。このように、FPD53が有する検出素子eの配列パターンと放射線グリッド50による影の配列パターンとが干渉してモアレが生じて、これが放射線透視画像に写り込む。
この様に放射線透視画像に写りこんだモアレを除去する従来の方法としては、2つの方法がある。第1に、放射線グリッド50をFPD53に対して遥動させて動かすことで、FPD53に対するモアレの出現位置を変更させながら放射線透視画像の撮影を行い、FPD53に写りこむモアレをボカす方法である。
第2の方法としては、画像処理を通じて放射線透視画像に写りこんだモアレを消去する方法である。具体的には、放射線透視画像に対して周波数解析を行う(例えば、特許文献1参照)。この様にして得られた放射線透視画像の周波数特性は、例えば、図11(a)のようになっている。図における帯域D1,帯域D2において、周波数成分は、鋭いピークとなっており、他の部分は連続的である。モアレは、FPD53における検出素子の配列と放射線グリッドにおける吸収箔の配列とが干渉して生じるものなので、周期性を有している。したがって、放射線透視画像に重畳したモアレの成分は、周波数解析を行うと、特定の帯域に集中することになり、その結果が帯域D1,帯域D2で現れる鋭いピークである。従来の画像解析処理においては、帯域D1,帯域D2をフィルタリングして除去する。このとき取得される処理画像の周波数特性は、図11(b)の如くとなっている。すなわち、帯域D1,帯域D2における周波数成分は、処理画像の中で除去されている。
特開2000−316126号公報
しかしながら、従来構成によれば、以下のような問題点がある。
すなわち、従来の構成によれば、モアレを完全に除去できないという問題があった。上述の、放射線グリッド50をFPD53に対して遥動させる構成によれば、放射線グリッド50の振動がFPD53にも伝達されてしまい、FPD53と被検体との位置関係が乱され、FPD53に写りこむ被検体の像がブレてしまう。これを防ぐには、放射線グリッド50の遥動を緩やかなものとするしかなく、放射線透視画像におけるモアレの発生を十分に抑制することができない。また、放射線グリッド50を遥動させる新たな機構が必要となり、装置構成の複雑化の原因ともなってしまう。
また、上述の画像解析を行う手法を採用しても、モアレを完全に除去できない。すなわち、モアレの成分は、実は、帯域D1,帯域D2の外側にも広がっているのである。図12は、モアレのみが写りこんだ放射線透視画像を周波数解析した場合の結果である。モアレの成分は、帯域D1,帯域D2の外側にも広がっているので、帯域D1,帯域D2をフィルタリングしたのみでは、処理画像の中には、依然としてモアレの成分は残存しており、これが、処理画像において偽像として表れる。
かといって、所定の周波数以上の成分を一括にフィルタリングしてしまうと、確かにモアレは完全に除去されるものの、被検体の透視像に由来する成分まで区別なく放射線透視画像から除去されてしまう。つまり、被検体の透視像の高周波成分が除去されると、被検体の詳細な構造が除去されてしまうので、結局、処理画像において、被検体の透視像はボカされることになる。このような事情から、一括的なフィルタリングは、診断に好適な鮮明な画像を提供するという観点からは、望ましい構成とは言えない。
本発明はこの様な事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、2つの特性の異なるフィルタリング処理を組み合わせて使用することにより、放射線透視画像に写りこむモアレを効果的に除去しつつ、被検体の透視像の詳細な構造を損なうことがない放射線撮影装置を提供することにある。
本発明は上述の課題を解決するために次のような構成をとる。
すなわち、本発明に係る放射線撮影装置は、放射線を照射する放射線源と、放射線を検出する検出素子が2次元的に配列している放射線検出手段と、放射線検出手段を覆うように設けられ散乱放射線を吸収する放射線グリッドと、放射線検出手段の出力する検出信号に基づいて元画像を生成する元画像生成手段と、放射線検出手段が有する検出素子の配列と放射線グリッドとが互いに干渉して生じたモアレを元画像から除去する画像処理手段を備えた放射線撮影装置において、画像処理手段は、元画像に対して微分処理を行い、元画像に対応して微分値がマッピングされた微分値マップを生成する微分値マップ生成手段と、元画像に対して周波数解析を行い、元画像の周波数特性を取得する周波数特性生成手段と、周波数特性におけるモアレに起因のピークが現れているピーク出現帯域を求めるピーク出現帯域取得手段と、ピーク出現帯域に属する周波数のうち、最低の周波数を求める最低周波数取得手段と、元画像の周波数特性のプロファイルから、ピーク出現帯域に属するモアレに由来する周波数成分のみを抜き出す第1フィルタリング手段と、元画像の周波数特性のプロファイルから最低周波数以上となっている周波数成分を抜き出す第2フィルタリング手段と、第1フィルタリング手段で抜き出された周波数成分を有する第1モアレ画像と第2フィルタリング手段で抜き出された周波数成分を有する第2モアレ画像とを元画像に対して部分的に切り替えて使用することによりモアレが除去された除去画像を生成する除去画像生成手段とを備え、除去画像生成手段は、微分値マップの微分値が判断値よりも高い場合、元画像に第1モアレ画像の反転パターンを重ね合わせる一方、微分値マップの微分値が判断値よりも低い場合、元画像に第2モアレ画像の反転パターンを重ね合わせることを特徴とするものである。
[作用・効果]本発明の構成によれば、元画像に対応して微分値がマッピングされた微分値マップを生成する微分値マップ生成手段と、元画像におけるピーク出現帯域に属する周波数成分に作用する第1フィルタリング手段と、元画像における最低周波数以上となっている周波数成分に作用する第2フィルタリング手段とを備えている。第1フィルタリング手段は、被検体の透視像の再現性に優れ、第2フィルタリング手段は、モアレの除去の完全性に優れている。本発明は、この2つのフィルタリング手段を協働させることにより、視認に好適な画像を取得するのである。すなわち、本発明の構成は、第1フィルタリング手段と第2フィルタリング手段とを元画像に対して部分的に切り替えて使用することによりモアレが除去された除去画像を生成する除去画像生成手段を備えている。この様にすることで、元画像の部分に合わせて好適なフィルタリング手段を選択することができる。
また、上述の選択は、元画像における画素値の変化の激しさをマッピングした微分値マップを基に行われる。例えば、微分値マップにおいて微分値の高い領域においては、元画像における被検体の透視像を構成する周波数成分は、高い周波数にも含まれている。本発明の構成によれば、元画像に写りこんだモアレを除去する際に、第2フィルタリング手段と、第1フィルタリング手段と第2フィルタリング手段とが切り替えられるので、この様な微分値の高い領域においては、被検体の透視像を構成する周波数成分を失わないように第1フィルタリング手段を用いることができる。また、微分値の低い領域において、モアレを確実に除去するように第2フィルタリング手段を用いることができるのである。したがって、より視認性に優れた放射線透視画像が取得できる放射線撮影装置が提供できる。
また、上述の放射線撮影装置において、除去画像生成手段は、第1モアレ画像第2モアレ画像とを元画像を構成する画素毎に切り替えて使用すればより望ましい。
[作用・効果]上述のような構成によれば、第1フィルタリング手段と第2フィルタリング手段とが元画像を構成する画素毎に切り替えられる。したがって、両フィルタリング手段の選択をより精密に行うことができる。したがって、より視認性に優れた放射線透視画像が取得できる放射線撮影装置が提供できる。
本発明の構成によれば、元画像に対応して微分値がマッピングされた微分値マップを生成する微分値マップ生成手段と、元画像におけるピーク出現帯域に属する周波数成分に作用する第1フィルタリング手段と、元画像における最低周波数以上となっている周波数成分に作用する第2フィルタリング手段とを備えている。また、上述の選択は、元画像における画素値の変化の激しさをマッピングした微分値マップを基に行われる。本発明の構成によれば、元画像に写りこんだモアレを除去する際に、第1フィルタリング手段と第2フィルタリング手段とが切り替えられるので、この様な微分値の高い領域においては、被検体の透視像を構成する周波数成分を失わないように第1フィルタリング手段を用いることができる。また、微分値の低い領域において、モアレを確実に除去するように第2フィルタリング手段を用いることができるのである。したがって、より視認性に優れた放射線透視画像が取得できる放射線撮影装置が提供できる。
実施例1に係るX線撮影装置の構成を説明する機能ブロック図である。 実施例1に係るX線撮影装置の動作を説明するフローチャートである。 実施例1に係る元画像を説明する模式図である。 実施例1に係る周波数特性を説明するグラフである。 実施例1に係る急特性フィルタリング部の動作を説明するグラフである。 実施例1に係る急特性モアレ画像を説明する模式図である。 実施例1に係る穏特性フィルタリング部の動作を説明するグラフである。 実施例1に係る穏特性モアレ画像を説明する模式図である。 実施例1に係る除去画像を説明する模式図である。 従来の構成を説明する断面図である。 従来の構成に係る周波数特性を説明するグラフである。 従来の構成に係る周波数特性を説明するグラフである。
以下、本発明に係る放射線撮影装置の実施例について図面を参照しながら説明する。なお、実施例においては、X線を用いたX線撮影装置について説明する。
まず、実施例1に係るX線撮影装置1の構成について説明する。図1は、実施例1に係るX線撮影装置の構成を説明する機能ブロック図である。図1に示すように、実施例1に係るX線撮影装置1は、被検体Mを載置する天板2と、天板2の下部に設けられたFPD4と、天板2の上部に設けられたコーン状のX線ビームをFPD4に向けて照射するX線管3と、FPD4とX線管3との介在する位置に設けられるとともに、FPD4のX線検出面を覆うように設けられ散乱X線を除去するX線グリッド5と、X線管3の管電圧を制御するX線管制御部6とを備えている。
また、X線撮影装置1は、FPD4から出力される検出信号を組み立てて元画像P0を形成する元画像生成部11と、元画像P0を基に微分値マップP1を生成する微分値マップ生成部12と、元画像P0を基に周波数特性プロファイルP2を生成する周波数特性生成部13と、周波数特性プロファイルP2を基に、ピーク出現帯域を求めるピーク出現帯域取得部14と、ピーク出現帯域の最低の周波数を求める最低周波数取得部15と、元画像に対して周波数成分のフィルタリング処理を行う急特性フィルタリング部16,および緩特性フィルタリング部17と、両フィルタリング部16,17の出力と微分値マップP1とを参照してモアレが除去された除去画像を生成する除去画像生成部18とを備えている。また、両フィルタリング部16,17の後段には、周波数特性を表した周波数関数を2次元画像に変換する周波数逆変換部19,20が各々設けられている。そして、X線撮影装置1は、X線透視画像を表示する表示部21を備えている。
なお、各部12,13,14,15,16,17,18,19,および20は、本発明の画像処理手段に相当する。また、X線管は、本発明の放射線源に相当する。また、FPDは、本発明の放射線検出手段に相当する。また、X線グリッドは、本発明の放射線グリッドに相当する。また、元画像生成部は、本発明の元画像生成手段に相当する。また、微分値マップ生成部は、本発明の微分値マップ生成手段に相当する。また、最低周波数特性取得部は、本発明の最低周波数特性取得手段に相当する。また、急特性フィルタリング部は、本発明の第1フィルタリング手段に相当する。また、穏特性フィルタリング部は、本発明の第2フィルタリング手段に相当する。また、除去画像取得部は、本発明の除去画像取得手段に相当する。
また、X線撮影装置1は、X線管制御部6,元画像生成部11,微分値マップ生成部12,周波数特性生成部13,ピーク出現帯域取得部14,最低周波数取得部15,急特性フィルタリング部16,緩特性フィルタリング部17,除去画像生成部18,および周波数逆変換部19,20を統括的に制御する主制御部22をも備えている。この主制御部22は、CPUによって構成され、各種のプログラムを実行することにより各部6,11,12,13,14,15,16,17,18,19,および20を実現している。また、上述の各部は、それらを担当する演算装置に分割されて実行されてもよい。
この様なX線撮影装置1の動作について説明する。図2は、実施例1に係るX線撮影装置の動作を説明するフローチャートである。X線撮影装置1におけるX線透視画像を取得する動作は、被検体Mを天板2に載置する載置ステップS1と、放射線の照射を開始する照射開始ステップS2と、FPD4から出力された検出信号を基に元画像P0を取得する元画像取得ステップS3と、画像処理を行って、元画像に写りこんでいるモアレを除去するモアレ除去ステップS4とを備えている。以降、これら各ステップの詳細を図面を参照しながら順を追って説明する。
<載置ステップS1,照射開始ステップS2,元画像取得ステップS3>
まず、天板2に被検体Mが載置される。そして、オペレータは、X線の照射の開始をX線撮影装置1に指示する。すると、X線管3からX線が被検体Mに向けて照射される。X線は、被検体M,および天板2を透過し、X線グリッド5を通過する。そこで、被検体Mの内部で散乱してFPD4に向かおうとする散乱X線は、X線グリッド5が有する短冊状の吸収箔によって吸収される。こうして、X線管3から直接的に進行する直接X線のみがFPD4に到達する。このとき、FPD4に向かうX線ビームには、等間隔に並んだ吸収箔の影が写りこんでいる。
FPD4は、X線を検出し、元画像生成部11に対して検出信号を送出する。この検出信号には、FPD4が有する各検出素子の位置と、各検出素子が検出したX線強度とが関連付けられており、元画像生成部11は、この検出信号を基に画像を組み立てて、図3に示すような元画像P0を生成する。この元画像P0には、被検体Mの透視像のみならず、FPD4が有する検出素子と、X線グリッド5が有する吸収箔の影の配列とが干渉して生じるモアレ(暗部領域Dが配列している偽像)をも写し込んでいる。
<モアレ除去ステップS4:微分値マップの生成>
次に、実施例1の構成に置いて、最も特徴的な部分であるモアレ除去ステップS4について説明する。適宜、図1を参照されたい。元画像P0は、微分値マップ生成部12に送出される。元画像P0は、画素が2次元的に配列されたものであり、具体的には、x方向、y方向の縦横に画素が配列されている。元画像P0には、図3に示すように、y方向に伸びた縞状の暗部領域がx方向に配列したモアレが写りこんでいるものとする。微分値マップ生成部12では、元画像P0における各画素の画素値をy方向に沿って微分する。そして、取得された微分値を元画像P0の画素の配列に対応してマッピングを行い、微分値が2次元的に配列された微分値マップを生成する。この微分値マップP1は、被検体Mの透視像におけるエッジの強度を示している。すなわち、微分値マップP1において微分値が高い領域においては、各画素の間で画素値が細かく変動していることに由来し、例えば、被検体Mの臓器の微細な構造をよく映しこんでいる領域である。また、微分値マップP1において微分値が低い領域においては、逆に、被検体が各画素の間で大きく写りこんでいる部分である。この様に微分値マップP1の位置に応じて、微分値は一定ではない。
<モアレ除去ステップS4:周波数特性の生成>
元画像P0は、周波数特性生成部13にも送出される。そこで、元画像P0は、周波数変換され、周波数ωと、強度Iが関係した周波数関数に変換される。この取得された周波数関数は、実施例1においては、元画像P0の周波数特性と呼ぶことにする。このとき生成された周波数特性は、例えば、図4のようになっている。すなわち、強度Iは、周波数ωが高くなるほど次第に小さくなる。元画像P0は、画素が配列して構成されるものであるので、元画像P0が表現できる周波数成分の周波数ωの高さには限界があるからである。
<モアレ除去ステップS4:ピーク出現帯域の取得>
周波数特性は、周波数特性プロファイルP2としてピーク出現帯域取得部14に送出される。図4に示すように、周波数特性には、2つのピークが現れている。このピークは元画像P0に写りこんだモアレに由来する。ピーク出現帯域取得部14は、周波数特性を周波数ωについて微分し、周波数特性が急峻に変動しているピークを周波数特性から抽出して、ピークが存する周波数帯域であるピーク出現帯域D1,D2を決定する。ちなみに、ピークが存する周波数帯域のうち、周波数が低い位置に現れた大きいピークを第1高調波と呼び、周波数が高い位置に現れた小さいピークを第2高調波と呼ぶ。この様に、モアレは、周波数特性プロファイルP2において、離間した複数の帯域に分散して現れる。
<モアレ除去ステップS4:急特性フィルタリング処理>
ピーク出現帯域D1,D2は、後段の急特性フィルタリング部16に送出される(図1参照)。急特性フィルタリング部16では、元画像P0に写りこんだモアレの再現を行う目的で設けられている。急特性フィルタリング部16の出力は、周波数逆変換部19により急特性モアレ画像P3に変換され、除去画像生成部18が行う元画像P0に写りこんだモアレの除去に使用される。
また、急特性フィルタリング部16には、周波数特性生成部13が出力する周波数特性プロファイルP2が送られてきている。急特性フィルタリング部16では、周波数特性プロファイルP2に加工を行い、新たな周波数特性を生成する。すなわち、周波数特性プロファイルP2におけるピーク出現帯域D1,D2を取り出して、これを新たな周波数特性とする。この様に、急特性フィルタリング部16は、ピーク出現帯域に属する周波数成分に作用する。この急特性フィルタリング処理で得られた周波数特性P2aは、モアレに由来する周波数成分のみを含んでいる。周波数特性P2aは、図5に示すように、周波数特性プロファイルP2からピーク出現帯域D1,D2の部分を抜き出したものとなっている。
この新たに生成された周波数特性P2aは、周波数逆変換部19に送出され、急特性モアレ画像P3に変換される。この急特性モアレ画像P3は、図6に示すように、被検体Mの透視像が除外され、モアレのみを写し込んでいる。しかしながら、元画像P0を周波数変換して得られた周波数特性プロファイルP2において、モアレに由来する周波数成分は、実際には、ピーク出現帯域D1,D2の外側にもはみ出して存在する(図12参照)。急特性モアレ画像P3においては、この様な、はみ出し分の周波数成分は無視されて組み立てられているので、急特性モアレ画像P3に写りこんだ縞模様は、元画像P0に写りこんだモアレと若干異なる。具体的には、急特性モアレ画像P3には、元画像P0に写りこんだモアレの再現モレが発生してしまっている。つまり、仮に、元画像P0に急特性モアレ画像P3を単純に重ね合わせるのでは、被検体Mの透視像は、保持されるものの、モアレの一部が消え残ってしまう。
<モアレ除去ステップS4:最低周波数の取得>
一方、ピーク出現帯域D1,D2は、最低周波数取得部15にも送出される。最低周波数取得部15においては、ピーク出現帯域D1,D2に属する周波数のうち、最低の周波数を取得するものである。実施例1においては、図4に示すように、最低の周波数は、ピーク出現帯域D1の低周波数の一端を基に決められる周波数Lとなっている。したがって周波数Lは、ピーク出現帯域D1,D2を決定したピーク出現帯域取得部14が決定していることになる。ピーク出現帯域取得部14は、周波数特性プロファイルP2の微分値が所定値となった周波数で、周波数特性プロファイルP2が急峻に変化するものと認め、ピーク出現帯域D1,D2を決定する。ピーク出現帯域D1の低周波数の一端が周波数Lである。このように、最低周波数取得部15は、ピーク出現帯域D1を基に周波数Lを決定する。
また、モアレは、図12に示すように、ピーク出現帯域D1,D2の外側にもはみ出して存在するので、周波数Lの位置をピーク出現帯域D1の低周波数の一端よりも、所定の幅だけ低周波側にシフトさせてもよい。具体的には、周波数特性プロファイルP2に現れるピークを既知の分布関数にフィッテングし、これを基に周波数Lを求める。例えば、ピークが正規分布であったとすると、ピークの周波数の平均値から±3σの区間内にピークの99.74%が収まる。したがって、この区間の低周波側の一端を周波数Lとすることができる。また、ピークを積分することで周波数Lを決定してもよい。この場合、周波数Lは、ピーク出現帯域D1に現れたピークを周波数Lよりも低周波側について積分すると、その積分値がピーク全体の積分値の所定の割合(例えば1%)となる位置に決められる。これらピークの解析は、被検体を写しこまない状態でX線グリッド5を撮影後、このX線画像を元画像P0としたときの周波数特性プロファイルP2により行われる。上述のような周波数Lの決定も最低周波数取得部15が行う。
<モアレ除去ステップS4:穏特性フィルタリング処理>
周波数L(最低の周波数)は、穏特性フィルタリング部17に送出される。この穏特性フィルタリング部17には周波数特性生成部13が出力する周波数特性プロファイルP2が送られてきている。穏特性フィルタリング部17は、周波数特性プロファイルP2に加工を行い、新たな周波数特性を生成する。すなわち、周波数特性プロファイルP2における最低の周波数以上の周波数領域を取り出して、これを新たな周波数特性P2bとする。周波数特性P2bは、図7に示すように、周波数特性プロファイルP2から最低周波数L以上の周波数成分を抜き出したものとなっている。この穏特性フィルタリング処理で得られた周波数特性P2bは、モアレに由来する周波数成分の全てを含んでいる。この新たに生成された周波数特性P2bは、周波数逆変換部20に送出され、穏特性モアレ画像P4に変換される。この穏特性モアレ画像P4は、急特性モアレ画像P3とは異なり、ピーク出現帯域D1,D2の外側の周波数成分も参照して組み立てられているので、穏特性モアレ画像P4に写りこんだ縞模様は、元画像P0に写りこんだモアレをより忠実に再現している。しかしながら、図8の網掛けで示すように、穏特性モアレ画像P4には、被検体Mの透視像に由来する周波数成分も含まれているので、穏特性モアレ画像P4には、被検体Mの透視像の一部が写りこむ。つまり、仮に、元画像P0に穏特性モアレ画像P4を単純に重ね合わせるのでは、モアレは完全に除去されるものの、被検体Mの透視像を構成する高周波成分が失われ、被検体Mの微細な構造までもが除去されてしまう。
<モアレ除去ステップS4:除去画像の生成>
急特性モアレ画像P3,および穏特性モアレ画像P4は、除去画像生成部18に送出される。除去画像生成部18においては、元画像P0に急特性モアレ画像P3,および穏特性モアレ画像P4(正確には、それらの反転パターン)を重ね合わせて、元画像P0に写りこんだモアレを除去するのである。
また、微分値マップP1は、微分値マップ生成部12より除去画像生成部18に送出されている。除去画像生成部18は、この微分値マップP1を用いて、急特性モアレ画像P3と穏特性モアレ画像P4と元画像P0に対して部分的に切り替えながら上述の重ね合わせを行う。
微分値マップP1において微分値が高い領域は、元画像P0において被検体Mの微細な構造が写りこんでいる部分である。この様な部分には、被検体Mの透視像に由来する高周波成分が多く含まれるので、この様な場合、被検体Mの透視像に由来する周波数成分を含まない急特性モアレ画像P3を用いてモアレを除去することが望ましい。
一方、微分値マップP1において微分値が低い領域は、元画像P0において被検体Mが各画素の間で大きく写りこんでいる部分である。この様な部分には、被検体Mの透視像に由来する高周波成分を含まない領域であるので、この様な場合、元画像P0における高周波成分を一斉に除去して、モアレを完全に除去することができる穏特性モアレ画像P4を用いてモアレを除去することが望ましい。
そこで、実施例1の構成によれば、微分値マップP1を参照して、急特性モアレ画像P3と穏特性モアレ画像P4とを切り替えながら元画像P0に写りこんだモアレの除去を行うのである。除去画像生成部18には、所定の判断値が設定されている。微分値マップP1を構成する微分値と、この所定の判断値とを画素毎に比較する。比較対象の微分値が判断値よりも高い場合、その画素に対応する元画像P0の画素には、急特性モアレ画像P3の反転パターンが重ね合わせられる。そして、比較対象の微分値が判断値よりも低い場合、その画素に対応する元画像P0の画素には、穏特性モアレ画像P4の反転パターンが重ね合わせられる。こうして、元画像P0に写りこんでいたモアレは、急特性モアレ画像P3と穏特性モアレ画像P4とを元画像P0を構成する画素毎に切り替えて使用することで除去される。
こうして、除去画像生成部18は、元画像P0からモアレが除去され、図9に示すような除去画像P5を生成し、これを主制御部22に送出する。この除去画像P5は、表示部21に表示される。このようにして、実施例1に係るX線透視画像の取得は、終了となる。
以上のように、実施例1の構成によれば、元画像P0に対応して微分値がマッピングされた微分値マップP1を生成する微分値マップ生成部12と、元画像P0からピーク出現帯域に属する周波数成分に作用する急特性フィルタリング部16と、元画像P0から周波数が最低周波数以上となっている周波数成分に作用する緩特性フィルタリング部17とを備えている。急特性フィルタリング部16は、被検体Mの透視像の再現性に優れ、緩特性フィルタリング部17は、モアレの除去の完全性に優れている。実施例1の構成は、この2つのフィルタリング部16,17を協働させることにより、視認に好適な除去画像P5を取得するのである。すなわち、実施例1の構成の構成は、急特性フィルタリング部16と緩特性フィルタリング部17とを元画像P0に対して部分的に切り替えて使用することによりモアレが除去された除去画像P5を生成する除去画像生成部18を備えている。この様にすることで、元画像P0の部分に合わせて好適なフィルタリング部16,17を選択することができる。
また、上述の選択は、元画像P0における画素値の変化の激しさをマッピングした微分値マップP1を基に行われる。例えば、微分値マップP1において微分値の高い領域においては、元画像P0における被検体Mの透視像を構成する周波数成分は、高い周波数にも含まれている。実施例1の構成の構成によれば、元画像P0に写りこんだモアレを除去する際に、緩特性フィルタリング部17と、急特性フィルタリング部16と緩特性フィルタリング部17とが切り替えられるので、この様な微分値の高い領域においては、被検体Mの透視像を構成する周波数成分を失わないように急特性フィルタリング部16を用いることができる。また、微分値の低い領域において、モアレを確実に除去するように緩特性フィルタリング部17を用いることができるのである。したがって、より視認性に優れたX線透視画像が取得できるX線撮影装置1が提供できる。
また、実施例1の構成によれば、急特性フィルタリング部16と緩特性フィルタリング部17とが元画像P0を構成する画素毎に切り替えられる。したがって、両フィルタリング部16,17の選択をより精密に行うことができる。したがって、より視認性に優れたX線透視画像が取得できるX線撮影装置1が提供できる。
本発明は、上述した実施例の構成に限られることなく、下記のように変形実施が可能である。
(1)上述した実施例では、最低周波数取得部15は、ピーク出現帯域D1,D2に属する周波数のうち、最低の周波数を求め、これを緩特性フィルタリング部17に送出する構成としていたが、本発明はこれに限らず、ピーク出現帯域D1,D2に属する周波数よりも低い周波数を緩特性フィルタリング部17に送出する構成としてもよい。つまり、本変形例によれば、緩特性フィルタリング部17は、最低周波数以上の周波数成分に作用することに加えて、それよりも低い周波数にも作用させることができる。図12に示すように、モアレを構成する周波数成分は、ピーク出現帯域D1よりも低周波側にも、はみ出している場合がある。本変形例によれば、緩特性フィルタリング部17が作用する周波数が低周波数側に拡張されているので、緩特性フィルタリング部17によって生成される緩特性モアレ画像P4は、より、元画像P0に写りこんだモアレを忠実に再現していることになる。
(2)上述した実施例は、医用の装置であったが、この発明は、工業用や、原子力用の装置にも適応することができる。
3 X線管(放射線源)
4 FPD(放射線検出手段)
5 X線グリッド(放射線グリッド)
11 元画像生成部(元画像生成手段)
12 微分値マップ生成部(微分値マップ生成手段)
15 最低周波数特性取得部(最低周波数特性取得手段)
16 急特性フィルタリング部(第1フィルタリング手段)
17 穏特性フィルタリング部(第2フィルタリング手段)
18 除去画像取得部(除去画像取得手段)

Claims (2)

  1. 放射線を照射する放射線源と、前記放射線を検出する検出素子が2次元的に配列している放射線検出手段と、前記放射線検出手段を覆うように設けられ散乱放射線を吸収する放射線グリッドと、前記放射線検出手段の出力する検出信号に基づいて元画像を生成する元画像生成手段と、前記放射線検出手段が有する前記検出素子の配列と前記放射線グリッドとが互いに干渉して生じたモアレを前記元画像から除去する画像処理手段を備えた放射線撮影装置において、
    前記画像処理手段は、
    前記元画像に対して微分処理を行い、前記元画像に対応して微分値がマッピングされた微分値マップを生成する微分値マップ生成手段と、
    前記元画像に対して周波数解析を行い、前記元画像の周波数特性を取得する周波数特性生成手段と、
    前記周波数特性における前記モアレに起因のピークが現れているピーク出現帯域を求めるピーク出現帯域取得手段と、
    前記ピーク出現帯域に属する周波数のうち、最低の周波数を求める最低周波数取得手段と、
    前記元画像の周波数特性のプロファイルから、前記ピーク出現帯域に属するモアレに由来する周波数成分のみを抜き出す第1フィルタリング手段と、
    前記元画像の周波数特性のプロファイルから前記最低周波数以上となっている周波数成分を抜き出す第2フィルタリング手段と、
    前記第1フィルタリング手段で抜き出された周波数成分を有する第1モアレ画像と前記第2フィルタリング手段で抜き出された周波数成分を有する第2モアレ画像とを前記元画像に対して部分的に切り替えて使用することにより前記モアレが除去された除去画像を生成する除去画像生成手段とを備え、
    前記除去画像生成手段は、前記微分値マップの前記微分値が判断値よりも高い場合、前記元画像に前記第1モアレ画像の反転パターンを重ね合わせる一方、前記微分値マップの前記微分値が判断値よりも低い場合、前記元画像に前記第2モアレ画像の反転パターンを重ね合わせることを特徴とする放射線撮影装置。
  2. 請求項1に記載の放射線撮影装置において、前記除去画像生成手段は、前記第1モアレ画像と前記第2モアレ画像とを前記元画像を構成する画素毎に切り替えて使用することを特徴とする放射線撮影装置。
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