JP5360116B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents
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Description
この位置は扉枠の奥まった位置にあるため不正操作が発見されにくく、なおかつ遊技面にも近い。更に、不正操作を行う際には遊技者の手は上受け皿付近に置かれなければならないが、遊技者の手がこの付近にあっても遊技において格別不自然に見えないため不正行為者にとっては有利である。
このとき、パチンコ遊技機の各部材とワイヤ154との位置関係は次のようになる。正面から目視してレール156はパチンコ球流入口152よりも上方位置に左右に横切るように配置されている。不正行為者はワイヤ154をレール156の前面を交差するように上方に向かって通過させ、更に大入賞口157の側面を通過させて入賞口(始動口)157の上部の2本の命釘となる遊技釘158の図上左方の遊技釘158Aの頭部に引っ掛けるようにする。そしてワイヤ154を強く引っ張ることで入賞口(始動口)159の上部の遊技釘158の間隔を拡げるようにする。これによってパチンコ球が入賞口(始動口)157に入りやすくなって入賞回数が増え、入賞口(始動口)159への入賞の増加に伴って図柄表示装置160で図柄の変動表示が不正前に比べて多く行われることとなり、結果としていわゆる「大当たり」と呼ばれる変動表示後の停止確定図柄が予め設定した特定の当たり図柄になる確率が不当に上昇することとなってしまう。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、遊技の邪魔にならず、なおかつ狭い機内において扉体側からの不正操作器具の遊技面への不正な侵入を確実に防止することが可能なパチンコ遊技機を提供するものである。
このような構成において、更に透明体ユニットの保持枠体には後方に向かって突出する突出部が形成されている。形成手段や形成場所は特に限定されるものではない。扉体が遊技体に対して閉鎖された状態で突出部はレール部材の外側であって同レール部材の近傍に配置される構成を採用している。ここに、レール部材の外側とはレール部材を挟んで遊技領域とは反対側をいう。遊技体側からはレール部材が突出し、扉体側からは突出部が突出することによる両者の位置関係によって遊技領域と同遊技領域の外側領域との間はストレートな空間ではなくなるため不正操作部材の通過が困難となる。
(1)もし、ガラスフレーム76に庇部99が形成されていなければ、ガラスフレーム76と内レール52前端との間には隙間が形成されることとなり、不正を試みる者は図7に示すように通路68の壁面裏面に連通する透孔を形成して、ワイヤのような細長い道具を差し入れてこの隙間からワイヤを遊技面27aに導くことが可能である。しかし、本実施の形態では本体枠14に扉枠61を閉鎖させた状態では内レール52に対して庇部99は同内レール52の下部位置に重複状に配置されることとなるため、ワイヤを差し入れようとしてもこれらの重複関係によって隙間が遮蔽されるため、ワイヤを遊技面27aに導くことが困難になる。また、例え導くことが可能であっても操作に非常に時間がかかる傾向となるため抑止効果が大きい。結果として、遊技釘の間隔を拡げるような不正行為が行いにくくなる。
しかし、本実施の形態では庇部99は縦成分が大きくなる左右両サイド寄りでは縦成分の増大に伴って突出量を減少させているため、扉枠61の開放に伴う部材干渉が生じないようになっている。
・図25に示すように、庇部99の上面にシリコーンゴム製の封塞部材としての紐部材121を固着してもよい。紐部材121は可撓性のある断面円形の中実体であって、庇部99の長手方向全長に渡って後面側ガラス板78に接して配設されている。このような紐部材121を配設すれば上記の実施の形態の効果に加えて以下のような効果が奏される。、(1)内レール52と庇部99との間がより狭まり、不正操作器具の挿入が更に困難となる。(2)庇部99の根本に紐部材121を固着することで庇部99自体の強度の向上が図られる。(3)紐部材121は可撓性があるため押圧に対して容易に変形可能となる。そのため、内レール52と庇部99との間に多少の広狭があって部分的に紐部材121が内レール52に当接しても変形するため、紐部材121が干渉することによって扉枠61が本体枠14に閉鎖されなくなってしまうという不具合が生じにくい。また、紐部材121を内レール52に積極的に当接させることで、むしろこの間の密閉性の向上にも寄与することとなる。 尚、紐部材の断面形状は方形でも構わない。また、方形であると取り付け面が平面であるので取り付けやすくなる。また、シリコーンゴム製以外のスポンジのような弾性かつ可撓性部材を使用することも可能である。
・紐部材121は必ずしも可撓性がなくとも構わない。上記(1)の効果が期待できるためである。
・紐部材121は内レール52や庇部99の全長に配設されていなくとも構わない。
・上記実施の形態ではガラスフレーム76の凸条82によって画定される内周は略楕円環状とされていたが、例えば円形や方形であっても構わない。また、庇部99は平板部81に沿って延出されており、結局ガラス板77,78に沿って延出されることとなっていたが、必ずしもガラス板77,78に沿って延出される必要はない。
・上記実施の形態ではガラスフレーム76から突出部としての庇部99が突出することとなっていたが、本発明は本来突出部の形成位置としてガラスフレーム76に限定されるものではない。
(1)前記突出部は同レール部材が装着される基体(扉枠或いは保持枠体)とは別体に構成され、同基体に対して着脱可能とされていることを特徴とする上記各発明に記載のパチンコ遊技機。これによって、突出部に不具合が生じた場合に突出部のみを交換することができる。
(2)前記突出部は同レール部材が装着される基体(扉枠或いは保持枠体)とは別邸に構成され、同基体に対して着脱不能に固着されていることを特徴とする上記各発明に記載のパチンコ遊技機。このような構成であれば、特に既に設置済みの突出部のないパチンコ遊技機でも接着剤等で簡単に突出部を装着させることが可能となる。
(3)前記封塞部材は前記突出部の先端寄り上面に配設され、同突出部は前記レール部材と重複していることを特徴とする上記発明8以下に記載のパチンコ遊技機。
このような構成では封塞部材がレール部材に隠されて遊技者から見にくく、封塞部材をかいくぐって不正操作用具を遊技領域方向に進出させることが困難となる。
(4)前記庇状に後方に張り出した突出部の少なくともパチンコ球発射通路に面した端部はパチンコ球発射通路を逆進するパチンコ球が衝突しないように逃げ部が形成されていることを特徴とする発明7〜12もしくは付記1〜3のいずれかに記載のパチンコ遊技機。ここに、逃げ部とは上記実施の形態ではテーパ部99aが相当する。逃げ部としたのはパチンコ球が直接突出部(上記実施の形態では庇部99)に衝突しない形状であれば特に限定されないことを意図する。
Claims (1)
- 遊技釘等の障害物に干渉されながらパチンコ球が落下する遊技領域を形成する遊技面と、パチンコ球発射機構から発射されるパチンコ球を上方に導くとともに同遊技領域を区画するレール部材とが配設された遊技体と、
同遊技体の前面に対し開閉可能に装着され、同遊技体に対して閉鎖された状態で前記遊技面を目視させるための窓部を有するとともに、同窓部の下方位置に形成され前記遊技面よりも下方位置に配置された通路を介して前記遊技体から放出されるパチンコ球を貯留するパチンコ球用受け皿を有する扉体と、
板状の透明体と同透明体の外周を囲う形状に形成される枠体を有し、前記扉体の背面側に配設されて前記窓部を塞ぐ透明体ユニットとを備え、
遊技機正面視において、該透明体ユニットの枠体の内周は前記遊技領域の下端部と略一致し、前記枠体は前記遊技領域の下端部において前記レール部材の近傍であって該レール部材の外側に位置し、
前記透明体ユニットの枠体には後方に向かって突出する突出部が形成され、前記扉体が前記遊技体に対して閉鎖された状態で同突出部は前記レール部材の外側であって同レール部材の近傍に配置されるとともに、前記扉体が前記遊技体に対して閉鎖された状態で前記透明体ユニットは前記遊技体に接触せずに配置されることを特徴とするパチンコ遊技機。
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