JP5359675B2 - 会議支援装置、会議システム及び会議支援プログラム - Google Patents

会議支援装置、会議システム及び会議支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は、会議支援装置、会議システム及び会議支援プログラムに関する。
複数の箇所に設置した表示デバイスの表示を同期させることにより、異なる表示デバイスを見る参加者が同じ表示内容を参照しつつ会議を行う会議システムが知られている。
特開2004−171526号公報 特開2005−084969号公報
本発明は、個別の会議で検討した文書のうち、合同の会議で必要となる文書を共有化できるようにすることを目的とする。
本発明に係る会議支援装置は、電子文書を表示する表示手段を用いた会議に対応付けて生成される文書関連情報であって、会議に対応付けて用意された文書及び前記表示手段に表示された当該文書に対する操作に応じて生成された文書に関する文書関連情報を参照し、第1の前記表示手段を用いた第1の会議に対応付けられた前記文書のうち、前記第1の表示手段と異なる第2の前記表示手段を用いた第2の会議に対応付けられた前記文書のいずれかと、元となる文書が同じであると判断される文書を、前記第1の表示手段と前記第2の表示手段の表示を連携させた前記第1の会議と前記第2の会議の共同の会議である第3の会議で用いられる文書である共有化文書として設定する共有化手段を有することを特徴とする。
また、前記共有化文書のうち、前記第3の会議中に、前記第1および第2の表示手段に予め決められた時間以上表示された文書を、前記第2の会議に関連する文書として配信する配信手段を有することを特徴とする。
また、前記第3の会議中に共有化文書に対する操作に応じて編集された文書を、前記第1の会議に関連する文書として配信する配信手段を有することを特徴とする。
また、前記第3の会議中に前記共有化文書に対する操作に応じて生成された文書を、前記第1の会議に関連する文書として配信する配信手段を有することを特徴とする。
また、前記配信手段は、前記生成された文書の元となる文書を合わせて前記第1の会議に関連する文書として配信することを特徴とする。
また、前記共有化手段は、前記共有化文書の設定を、前記第3の会議が開始されるまでの間に行うことを特徴とする。
本発明に係る会議支援プログラムは、コンピュータを、電子文書を表示する表示手段を用いた会議に対応付けて生成される文書関連情報であって、会議に対応付けて用意された文書及び前記表示手段に表示された当該文書に対する操作に応じて生成された文書に関する文書関連情報を参照し、第1の前記表示手段を用いた第1の会議に対応付けられた前記文書のうち、前記第1の表示手段と異なる第2の前記表示手段を用いた第2の会議に対応付けられた前記文書のいずれかと、元となる文書が同じであると判断される文書を、前記第1の表示手段と前記第2の表示手段の表示を連携させた前記第1の会議と前記第2の会議の共同の会議である第3の会議で用いられる文書である共有化文書として設定する共有化手段として機能させる。
本発明に係る会議システムは、複数の共有表示装置と、共有文書管理サーバと、を有し、前記共有文書管理サーバは、電子文書を表示する表示手段を用いた会議に対応付けて生成される文書関連情報であって、会議に対応付けて用意された文書及び前記表示手段に表示された当該文書に対する操作に応じて生成された文書に関する文書関連情報を参照し、第1の前記表示手段を用いた第1の会議に対応付けられた前記文書のうち、前記第1の表示手段と異なる第2の前記表示手段を用いた第2の会議に対応付けられた前記文書のいずれかと、元となる文書が同じであると判断される文書を、前記第1の表示手段と前記第2の表示手段の表示を連携させた前記第1の会議と前記第2の会議の共同の会議である第3の会議で用いられる文書である共有化文書として設定する共有化手段と、前記共有化文書のうち、前記第3の会議中に、前記第1および第2の表示手段に予め決められた時間以上表示された文書を、前記第2の会議に関連する文書として配信する配信手段と、を有し、前記各共有表示装置は、前記元となる文書が同じであると判断される文書を前記共有文書管理サーバへ提供する提供手段と、前記配信手段により配信されてきた文書を保存する保存手段と、を有することを特徴とする。
請求項1,7,8記載の発明によれば、個別の会議で検討した文書のうち、合同会議で必要となる文書を共有化することができる。
請求項2記載の発明によれば、他の会議で用意され合同会議で参照された文書を元の会議に持ち帰ることができる。
請求項3記載の発明によれば、合同会議で編集された文書を個別会議に持ち帰ることができる。
請求項4記載の発明によれば、個別会議で用意された文書に基づき合同会議で生成された文書を個別会議に持ち帰ることができる。
請求項5記載の発明によれば、合同会議で生成された文書の生成元となる文書も合わせて個別会議に持ち帰ることができる。
請求項6記載の発明によれば、文書の共有化を合同会議開始前に行うことができる。
本発明に係る電子会議システムの一実施の形態を示したブロック構成図である。 本実施の形態における拠点サーバを形成するサーバコンピュータのハードウェア構成図である。 本実施の形態において会議の開始前に実施される処理を示したフローチャートである。 本実施の形態におけるタッチパネル表示デバイスに表示された内容の遷移を示した図である。 図4に示した表示内容に対応する電子文書の親子関係を示した図である。 本実施の形態におけるメタデータの一部分の記述例を示した図である。 本実施の形態において各記憶部に記憶される電子文書及びメタデータの構成内容の一例を示した図である。 本実施の形態において会議時に実施される処理を示したフローチャートである。 本実施の形態において会議終了後に実施される処理を示したフローチャートである。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る電子会議システムの一実施の形態を示したブロック構成図である。図1には、電子会議への参加者が集う複数の拠点1,2が示されている。各拠点1,2は、拠点1は、遠隔地の拠点2とネットワーク3により接続されており、ネットワーク3を介して電子会議に使用する会議資料等の電子文書、電子会議中の音声、動画像等のデータを交換する。なお、電子会議システムを利用して行う会議を電子会議、電子会議のうち拠点1,2間のように遠隔地間で行う電子会議を遠隔会議と称することにするが、本実施の形態においては、拠点1,2間での電子会議のみを例にしているので、以降の説明では、電子会議を単に「会議」とも称することにする。拠点1は、拠点サーバ10と共有ワークスペースサーバ30とを有し、拠点2は、拠点サーバ20を有する。拠点サーバ10,20は、各拠点1,2において会議への参加者に利用されるサーバコンピュータである。拠点サーバ10,20には、それぞれ会議室内に設置されたタッチパネル表示デバイス17,27が接続されている。各拠点1,2における参加者は、電子会議中、あるいは電子会議(第3の会議)の開始前の事前打合せ(第1および第2の会議)時に、タッチパネル表示デバイス17,27に表示された会議資料等を参照し、また場合によっては書込みを行う。共有ワークスペースサーバ30は、各拠点1,2により共有される電子文書等を保持、管理するサーバコンピュータである。本実施の形態では、拠点1を、会議を開催する際の主拠点としていることから、拠点1内のネットワークに共有ワークスペースサーバ30を設置したが、いずれの拠点に設置してもよいし、拠点以外、つまり拠点サーバが設置されていない場所に設置してもよい。また、主拠点以外の拠点として拠点2を図示したが、電子会議は、3箇所以上の拠点を接続して行ってもよい。本願において電子会議システムというのは、必ずしも遠隔地間を接続して実施する会議に限定されるものではなく、拠点サーバ10,20等のコンピュータを利用しながら行われる会議のことを総称している。
図2は、本実施の形態における拠点サーバ10,20を形成するサーバコンピュータのハードウェア構成図である。本実施の形態において拠点サーバ10,20を形成するサーバコンピュータは、従前から存在する汎用的なハードウェア構成のものでよい。すなわち、コンピュータは、図2に示したようにCPU41、ROM42、RAM43、ハードディスクドライブ(HDD)44を接続したHDDコントローラ45、入力手段として設けられたマウス46とキーボード47、及び表示装置として設けられたディスプレイ48及びタッチパネル表示デバイス49をそれぞれ接続する入出力コントローラ50、通信手段として設けられたネットワークコントローラ51を内部バス52に接続して構成される。なお、タッチパネル表示デバイス49は各拠点1,2のタッチパネル表示デバイス17,27に相当する。
また、共有ワークスペースサーバ30もコンピュータであることから、タッチパネル表示デバイス49以外のハードウェア構成は、図2と同じである。
図1に戻り、拠点サーバ10は、ユーザインタフェース(UI)部11、情報管理部12、会議制御部13及び文書関連情報記憶部14を有している。ユーザインタフェース部11は、タッチパネル表示デバイス17の表示制御を行う表示制御部15と、タッチパネル表示デバイス17の表示画面に対する書込みや指示などのユーザ操作を受け付ける操作受付部16とを有する。情報管理部12は、文書関連情報記憶部14への情報の設定登録、文書関連情報記憶部14からの電子文書や情報の読み出し等電子会議の開始前、会議中及び会議終了後における文書関連情報記憶部14に記憶される情報の管理全般を行う。会議制御部13は、電子会議に関する動作制御を行う。文書関連情報記憶部14には、電子会議に用いる会議資料等の電子文書、会議資料に書込みなどして生成される電子文書、各電子文書に関する情報が記憶される。
拠点サーバ20は、拠点サーバ10と同様の構成を有している。拠点サーバ20の各構成要素には、拠点サーバ10の各構成要素に10を加算した符号を付け、説明を省略する。
拠点サーバ10,20における各構成要素11〜13,21〜23は、拠点サーバ10,20を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPU41で動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、文書関連情報記憶部14,24は、拠点サーバ10,20に搭載されたHDD44にて実現される。
共有ワークスペースサーバ30は、文書共有化部31、情報管理部32、配信部33及び共有文書関連情報記憶部34を有している。文書共有化部31は、予め決められた共有条件に合致する電子文書を各拠点1,2から取り出し共有文書関連情報記憶部34に登録することで当該電子文書を各拠点1,2から利用可能に共有化する。情報管理部32は、電子会議中において共有文書関連情報記憶部34に記憶される情報の管理全般を行う。配信部33は、電子会議終了後に、電子会議において利用された電子文書を各拠点1,2に配信する。共有文書関連情報記憶部34には、共有化された電子文書及び当該電子文書に関する情報が記憶される。
共有ワークスペースサーバ30における各構成要素31〜33は、共有ワークスペースサーバ30を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPU41で動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、共有文書関連情報記憶部34は、共有ワークスペースサーバ30に搭載されたHDD44にて実現される。
また、本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROMやDVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPUがインストールプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
次に、本実施の形態における動作について説明する。本実施の形態において実施される処理は、拠点1,2間で行われる会議の開始前、会議中及び会議終了時に大別される。まず、会議の開始前に実施される処理について図3に示したフローチャートを用いて説明する。
本実施の形態においては、会議で用いる予定の会議資料は、会議が開催される前に各拠点1,2に配布され、文書関連情報記憶部14,24に保存される(ステップ101)。そして、拠点1,2毎に事前打ち合わせが行われる。拠点1における事前打ち合わせにおいて、表示制御部15は、操作受付部16が受け付けた表示指示操作に応じて会議資料をタッチパネル表示デバイス17に表示する。拠点1における参加者は、その表示された会議資料を参照しながら、その表示された会議資料の中で実際の会議において議論したい部分にマークを付けたり、修正案等のメモを書き込むなど、会議資料に対して書込み操作を行う。情報管理部12は、操作受付部16が受け付けた書込み操作の内容に基づき書き込まれた内容を含む会議資料を生成し(ステップ102)、文書関連情報記憶部14に登録する(ステップ103)。文書関連情報記憶部14への登録は、ユーザ指示に応じて、あるいは電子会議システムの既存の自動保存機能により所定時間の書込みが検知されなかったタイミングで行う。図4(a)〜図4(c)は、タッチパネル表示デバイス17に表示された内容の遷移を示した図である。図4(a)は、会議資料の内容を示しており、これに書込みがされた例が時系列の順に図3(b),(c)に示されている。図5は、図4(a)〜図4(c)の各表示画面に対応する電子文書の親子関係を示した図である。つまり、図5には、会議資料の文書Aと、この文書Aに対して何らかの書込みがされたことで生成された文書A1,A2との関係が示されている。
本実施の形態では、このような文書関連情報記憶部14に保存される文書間の関係をメタデータで定義する。メタデータには、会議の開催場所、開催時刻、参加者名等会議そのものに関連する情報に加えて、会議で用いる資料(電子文書)及び各資料の関係、各文書の格納先情報等が定義される。メタデータは、例えばXMLフォーマットを用いてもよい。各資料の関係は、図5に例示したように、会議資料(文書A)にペン等を用いて手書きにより書込みがされ生成された手書きメモ(文書A1,A2)を、会議資料(文書A)をルートとするツリー情報として表現してもよい。この定義したメタデータの一部分の記述例を図6に示す。文書には、それぞれユニークな識別番号が割り付けられて文書関連情報記憶部14に保存されるが、配布された会議資料(以下、「親文書」ともいう)Aに書込み等が行われることで生成された電子文書(以下、「子文書」ともいう)に関する定義情報には、当該電子文書が子文書であること及び親子関係がわかるように親文書を特定する記述81が設定される。メタデータは、拠点毎に生成される文書関連情報であり、当該拠点の文書関連情報記憶部14に保存される。情報管理部12は、文書関連情報記憶部14に子文書を登録すると共に、その子文書に関する情報をメタデータに追加することで設定する(ステップ104)。従って、上記のように親文書Aから派生する子文書A1,A2が生成されると、その親文書に関連する文書A1,A2それぞれに関する情報がメタデータに追加される。なお、情報管理部12は、子文書に関する情報だけでなく、親文書、特に拠点1において新たに生成した電子文書についても登録する。
他の拠点2においても同様に処理され、子文書が生成される。図7(a),(b)には、以上の処理にて文書関連情報記憶部14,24に保存された電子文書及びメタデータの一例が示されている。拠点1では、電子文書Aに対し子文書A1,A2が生成され、また、拠点1において電子文書Bが生成され、更にこの子文書B1,B2が生成された電子文書の関係が示されている。また、メタデータM1においてこれらの電子文書の親子関係を定義した設定例が示されている。一方、拠点2では、電子文書Aに対し子文書A3,A4が生成され、また、拠点2において電子文書Cが生成され、更にこの子文書C1,C2が生成された電子文書の関係が示されている。また、メタデータM2においてこれらの電子文書の親子関係を定義した設定例が示されている。
以上のようにして、各拠点1,2において会議前に電子文書が生成されることになるが、続いて、会議時に実施される処理について図8に示したフローチャートを用いて説明する。
会議を開始するための会議発表者等による操作が検出されると、共有ワークスペースサーバ30の文書共有化部31は、各拠点1,2の文書関連情報記憶部14,24に保存されているメタデータを読み出す(ステップ111)。そして、読み出した各メタデータを参照して、共有条件に合致する親文書及びその子文書を特定する(ステップ112)。共有条件は、文書共有化部31を実現するプログラムの内部に設定してもよいし、当該プログラムから読み出し可能な位置に設定しておいてもよい。共有条件としては、例えば、「文書のファイル名が同一」、「同一の親文書から作成された子文書」、「同一URL」、「文書のハッシュ値が一致」など元となる電子文書又は電子文書に関する情報が同じという共有条件であり、少なくとも1つが予め決められている。
例えば、「文書のファイル名が同一」及び「同一の親文書から作成された子文書」が共有条件として設定されていたならば、文書関連情報記憶部14,24に保存されている電子文書の中から、親文書Aは「文書のファイル名が同一」であることから選出され、また拠点1の子文書A1,A2と拠点2の子文書A3,A4とは「同一の親文書から作成された子文書」であることから選出される。
そして、文書共有化部31は、特定した電子文書を各拠点1,2の文書関連情報記憶部14,24から取り出し、共有文書関連情報記憶部34に保存する。文書共有化部31は、共有文書関連情報記憶部34に該当する電子文書を登録することで共有化する(ステップ113)。
なお、以上の説明では、文書共有化部31が共有条件に合致する電子文書を自動的に共有化対象として特定したが、会議のモデレータにより指定された電子文書を共有化対象としてもよい。例えば、参加者が電子文書を指定して所定の共有化指示を出すと、文書共有化部31は、これを受け付け、共有化指示された電子文書を共有文書関連情報記憶部34に登録することで共有化する。この処理を一点鎖線の矢印83で示した。更に、文書共有化部31は、図7に例示したように共有化指示された電子文書C2が子文書であった場合、参加者に指示されていなくてもその指示された電子文書C2の親文書Cを共有文書関連情報記憶部34に登録することで共有化する。この処理を一点鎖線の矢印84で示した。なお、子文書C1は、共有化の指示がされていないので共有文書関連情報記憶部34に登録されない。
共有化指示は、参加者からの要求に応じて主拠点である拠点1にいる会議のモデレータが所定の操作を行うことで文書共有化部31に送られることを想定しているが、電子文書を共有化したいと考えている参加者が所定の操作を行えるようにしてもよい。
以上の処理により共有文書関連情報記憶部34に登録されたことで各拠点1,2から利用可能に共有化された電子文書を図7(c)に示す。
上記のようにして会議の開始時点に共有化された電子文書(以下、「共有文書」)が設定された後、電子会議システムは、受け付けたユーザ操作に応じた会議に関する処理を、所定の終了指示操作を受け付けるまで実施する(ステップ114,115でY)。
ユーザ操作を受け付けると(ステップ114)、情報管理部32は、受け付けたユーザ操作により行われる共有文書の利用が予め決められた利用条件に合致する利用であるかを確認する(ステップ116)。利用条件は、情報管理部32を実現するプログラムの内部に設定してもよいし、当該プログラムから読み出し可能な位置に設定しておいてもよい。利用条件としては、例えば、「会議で表示されたか」、「一定時間以上表示されたか」など各拠点1,2において共通して表示されるという利用条件、「書込みがされたか」など共有文書が編集されるという利用条件、あるいは電子会議中に共有化された電子文書又は関連文書に対する操作により関連文書が新たに生成されるという利用条件などであり、少なくとも1つが予め決められている。
ここで、例えば、「会議で表示されたか」が利用条件として設定されていたならば、情報管理部32は、共有文書の利用を検出すると当該共有文書が利用された旨を示す情報を当該共有文書に対応付ける。より具体的にいうと、メタデータの当該共有文書のuseタグに “true”を設定する(ステップ117)。電子文書Aのように複数のメタデータに情報が設定されている場合には、双方のuseフラグとも設定を変更する。なお、useタグには、初期値として“false”が設定されている。この変更後の設定例を図5においては矢印82で示す。また、図7(c)においては、利用された電子文書には楕円85を付けて示している。
所定の終了指示操作を受け付けると(ステップ114,115でY)、会議終了時処理が実施される。この会議終了時処理を図9に示したフローチャートを用いて説明する。なお、既存の電子会議システムが会議終了時に実行する処理については説明を省略する。
会議が終了すると、本実施の形態における配信部33は、メタデータの各電子文書のuseタグの設定値を参照する(ステップ131)。これは、各メタデータの先頭から順に全ての電子文書に対して処理が終了するまで参照していけばよい。参照した電子文書のuseタグに “false”が設定されている場合(ステップ132でN)、次の電子文書に処理を移行する。参照した電子文書のuseタグに“true”が設定されている場合(ステップ132でY)、配信部33は、該当する電子文書を共有文書関連情報記憶部34から取り出し、各拠点1,2の拠点サーバ10,20に配信する(ステップ133)。図7(c)の例によると、電子文書A1,A3,C2が配信対象となる。以上の処理を全ての共有文書に対して繰り返し行う(ステップ134)。
なお、電子文書A1は、拠点1から取得した文書なので、拠点1に配信しないようにしてもよい。同様に、電子文書A3,C2は、拠点2から取得した文書なので、拠点2に配信しないようにしてもよい。また、仮に電子文書Aが利用されていた場合、拠点1,2それぞれのメタデータに従って電子文書Aは各拠点1,2に2度送信されることになるが、このように複数のメタデータに情報が設定されている場合は、2度配信しないようにしてもよい。
また、以上の配信処理により電子文書C2は、拠点1に配信されることになるが、電子文書C2の親文書Cは、会議中に利用されていないために拠点1に配信されない。しかしながら、文書の親子関係上、親文書も合わせて配信したい場合もあり得る。このように、useタグの設定に従って処理すると、子文書は配信対象になるものの、その子文書の親文書は配信対象にならない場合、子文書が配信される場合には、その親文書のuseタグに “false”が設定されていてもその親文書も合わせて送信するようにしてもよい。図7(d)には、合わせて配信した場合の例を示した。
以上のようにして会議中に利用された共有文書が共有ワークスペースサーバ30から送られてくると、各拠点1,2では、送られてきた共有文書を各文書関連情報記憶部14,24に保存する(ステップ135)。
拠点1において、情報管理部12は、共有ワークスペースサーバ30から送られてきた電子文書のうち文書関連情報記憶部14に登録されていない電子文書A3,C,C2を文書関連情報記憶部14に保存する。更に、情報管理部12は、メタデータM1に電子文書A3,C,C2に関する情報を設定する(ステップ136)。
同様に、拠点2において、情報管理部22は、共有ワークスペースサーバ30から送られてきた電子文書のうち文書関連情報記憶部24に登録されていない電子文書A1を文書関連情報記憶部24に保存すると共に、メタデータM2に電子文書A1に関する情報を設定する(ステップ136)。
なお、本実施の形態においては、利用された電子文書のみを共有ワークスペースサーバ30から各拠点1,2へ配信するようにしたが、共有ワークスペースサーバ30の配信部33に全ての共有文書を各拠点1,2へ配信させ、各拠点1,2において必要な共有文書のみを文書関連情報記憶部14,24に保存させるようにしてもよい。
また、メタデータは、各拠点1,2において更新させるようにしたが、共有ワークスペースサーバ30において更新し、更新後のメタデータを各拠点1,2に送信するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、利用条件に合致する利用の有無によりuseタグには“true”又は“false”のフラグ情報を設定するようにしたが、利用の内容によってその利用の種別を判別しうる識別コードや利用の内容に応じたレベル値をuseタグに設定するようにしてもよい。
1,2 拠点、3 ネットワーク、10,20 拠点サーバ、11,21 ユーザインタフェース(UI)部、12,22,32 情報管理部、13,23 会議制御部、14,24 文書関連情報記憶部、15,25 表示制御部、16,27 操作受付部、17,27,49 タッチパネル表示デバイス、30 共有ワークスペースサーバ、31 文書共有化部、33 配信部、34 共有文書関連情報記憶部、41 CPU、42 ROM、43 RAM、44 ハードディスクドライブ(HDD)、45 HDDコントローラ、46 マウス、47 キーボード、48 ディスプレイ、50 入出力コントローラ、51 ネットワークコントローラ、52 内部バス。

Claims (8)

  1. 電子文書を表示する表示手段を用いた会議に対応付けて生成される文書関連情報であって、会議に対応付けて用意された文書及び前記表示手段に表示された当該文書に対する操作に応じて生成された文書に関する文書関連情報を参照し、第1の前記表示手段を用いた第1の会議に対応付けられた前記文書のうち、前記第1の表示手段と異なる第2の前記表示手段を用いた第2の会議に対応付けられた前記文書のいずれかと、元となる文書が同じであると判断される文書を、前記第1の表示手段と前記第2の表示手段の表示を連携させた前記第1の会議と前記第2の会議の共同の会議である第3の会議で用いられる文書である共有化文書として設定する共有化手段を有することを特徴とする会議支援装置。
  2. 前記共有化文書のうち、前記第3の会議中に、前記第1および第2の表示手段に予め決められた時間以上表示された文書を、前記第2の会議に関連する文書として配信する配信手段を有することを特徴とする請求項1に記載の会議支援装置。
  3. 前記第3の会議中に共有化文書に対する操作に応じて編集された文書を、前記第1の会議に関連する文書として配信する配信手段を有することを特徴とする請求項1に記載の会議支援装置。
  4. 前記第3の会議中に前記共有化文書に対する操作に応じて生成された文書を、前記第1の会議に関連する文書として配信する配信手段を有することを特徴とする請求項1に記載の会議支援装置。
  5. 前記配信手段は、前記生成された文書の元となる文書を合わせて前記第1の会議に関連する文書として配信することを特徴とする請求項4に記載の会議支援装置。
  6. 前記共有化手段は、前記共有化文書の設定を、前記第3の会議が開始されるまでの間に行うことを特徴とする請求項1に記載の会議支援装置。
  7. コンピュータを、電子文書を表示する表示手段を用いた会議に対応付けて生成される文書関連情報であって、会議に対応付けて用意された文書及び前記表示手段に表示された当該文書に対する操作に応じて生成された文書に関する文書関連情報を参照し、第1の前記表示手段を用いた第1の会議に対応付けられた前記文書のうち、前記第1の表示手段と異なる第2の前記表示手段を用いた第2の会議に対応付けられた前記文書のいずれかと、元となる文書が同じであると判断される文書を、前記第1の表示手段と前記第2の表示手段の表示を連携させた前記第1の会議と前記第2の会議の共同の会議である第3の会議で用いられる文書である共有化文書として設定する共有化手段として機能させる会議支援プログラム。
  8. 複数の共有表示装置と、
    共有文書管理サーバと、
    を有し、
    前記共有文書管理サーバは、
    電子文書を表示する表示手段を用いた会議に対応付けて生成される文書関連情報であって、会議に対応付けて用意された文書及び前記表示手段に表示された当該文書に対する操作に応じて生成された文書に関する文書関連情報を参照し、第1の前記表示手段を用いた第1の会議に対応付けられた前記文書のうち、前記第1の表示手段と異なる第2の前記表示手段を用いた第2の会議に対応付けられた前記文書のいずれかと、元となる文書が同じであると判断される文書を、前記第1の表示手段と前記第2の表示手段の表示を連携させた前記第1の会議と前記第2の会議の共同の会議である第3の会議で用いられる文書である共有化文書として設定する共有化手段と、
    前記共有化文書のうち、前記第3の会議中に、前記第1および第2の表示手段に予め決められた時間以上表示された文書を、前記第2の会議に関連する文書として配信する配信手段と、
    を有し、
    前記各共有表示装置は、
    前記元となる文書が同じであると判断される文書を前記共有文書管理サーバへ提供する提供手段と、
    前記配信手段により配信されてきた文書を保存する保存手段と、
    を有することを特徴とする会議システム。
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