JP5359363B2 - サンシェード装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば車両に設けられているサンルーフ等の透光部を遮光シートにより遮光する車両用サンシェード装置に関するもので、特に手動式のサンシェード装置に関する。
従来、手動式のサンシェード装置としては、特許文献1、2に記載されるようなサンシェード装置が知られている。
特許文献1、2に記載されるサンシェード装置では、サンルーフ下部の車両後方側に遮光シートを巻き取る巻取り装置を備える。遮光シートは巻取り装置に巻取られる方向に付勢されており、遮光するときは、手動で遮光シートを巻取り装置から巻取り力に抗して車両の前方に引出し、透光部の下側を覆う。
遮光シートの前端には、車両の幅方向に延びる支持部材が取付けられ、更に支持部材の両端部には係止部材が取付けられている。係止部材は、車両ルーフに取付けられて、前後方向に延びる一対のガイドレールに摺動案内される構成となっている。
係止部材は、ガイドレールとの間で所定の摩擦力が生じるように構成された機構を備え、巻取り力が加わる遮光シートを、乗員の希望する任意の位置に保持することができる。これによって、車室への採光量を調整することが可能となっている。
特許文献1のサンシェード装置では、係止部材に取付けたバネの荷重でガイドレール間に所定の摩擦力を得る構成である。また、特許文献2のサンシェード装置では、巻取り装置の巻取り力を利用して係止部材とガイドレール間の摩擦力を得る構成となっている。
EP1403109A2号公報 WO2005/113292A1号公報
しかしながら特許文献1のような構成のサンシェード装置では、長期使用により、バネ力の低下による摩擦力の不足、もしくは左右の係止部材とガイドレール間での摩擦力に大きな差が生じたりする。このために、希望する位置に遮光シートを保持できなくなるか、または遮光シートの開閉が操作し難くなるなどの問題が生じ易い。
一方、特許文献2のサンシェード装置の巻取り装置の巻取り力を利用して係止部材とガイドレールとの間に遮光シートの保持に十分な摩擦力を得る構成では、係止部材の形状、材質と巻取り力の微妙なバランス調整で達成する必要がある。このようなバランス調整状態を、長期の使用期間安定して維持し、所用の摩擦力を得ることは難しいという問題がある。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、長期使用しても、確実に安定した停止摩擦力を維持するとともに、円滑な開閉操作が可能となる手動式のサンシェード装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、車両に設けられた透光部を遮る全閉状態と該透光部を開放する開状態に移動自在な遮光シートと、前記車両に取付けられ前記遮光シートの移動方向に延在する一対のガイドレールと、前記遮光シートの前記全閉状態に向けた移動方向の端部に取付けられて一対の前記ガイドレール間を架橋する方向に延びる支持部材と、前記遮光シートを開状態へと移動させる作用力を及ぼす巻取り装置と、を備えるサンシェード装置であって、前記ガイドレールに当接する摺動部材と、前記摺動部材を押圧する作動部材と、該作動部材を介して前記摺動部材を押圧するための付勢力を作用させる弾性部材と、を備え、前記支持部材の両端部に取着されるとともに前記ガイドレールに摺動案内される一対の係止機構と、前記摺動部材の前記ガイドレールへの押圧および押圧解除をするための操作機構と、前記操作機構および各前記係止機構を連結する連結部材と、を備え、前記作動部材は、一端に作動側カム面を備え、前記摺動部材は、前記作動側カム面に当接する被作動側カム面を備え、前記作動側カム面と前記被作動側カム面とを介して前記弾性部材の付勢力が増幅され、前記摺動部材に伝達される構成としたことである。
また、請求項に記載の発明は、前記連結部材を前記操作機構から前記作動部材に張力を伝達する構成とした。
また、請求項に記載の発明は、1つの前記連結部材で各前記作動部材を連結するとともに、前記連結部材の中間位置で前記操作機構を係止させて連結する構成にした。
請求項1に記載の発明では、摺動部材が弾性部材の付勢力でガイドレールに押圧されることで、遮光シートを任意の位置に確実に保持することが可能となる。また、弾性部材の付勢力は、長期の使用期間での多少の劣化があったとしても、確実に安定した停止摩擦力を維持できるように大きく設定が可能となる。一方、操作機構を操作することで摺動部材はガイドレールに押圧されてない状態になるために、遮光シートは、常に軽い操作での円滑な移動が達成できる。また、摺動部材のガイドレールを押圧する力は、作動部材の作動側カム面と摺動部材の被作動側カム面を面形状の設定によって、弾性部材の付勢力を適切に増幅して容易に実現できる。
請求項に記載の発明では、張力を伝達するケーブルなどによる連結部材にすることで、例えば鋼棒などによるリンク部材などで構成する場合に必要となる支持部品の必要がなく、安価に構成が可能となる。
請求項に記載の発明では、1つの前記連結部材で各前記作動部材を連結する構成のために、部品数を少なく安価で、組付けも容易になる。
本発明に関わるサンシェード装置を備える、車両ルーフ部の外観を示す斜視図である。 本発明に関わるサンシェード装置の遮光シート、ガイドレール、及び支持部材を示す平面図である。 本発明に関わるサンシェード装置の操作機構、係止機構、及び連結部材の詳細構成を、透視法で示す斜視図である。 本発明に関わるサンシェード装置の係止機構部分の外観を示す斜視図である。 図3におけるV―V部分での断面図である。 図4におけるVI―VI部分での断面図で、(a)は係止機構の係止作動状態を、(b)は係止機構の係止作動の解除状態をしめす。
以下に本発明の実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、外光を車室1aへ導入できるようにするため、ルーフ10にガラスパネル11(透光部)を備えた車両1の外観を示す。尚、車両1における各方向は、図1中に矢印で示されている。
ガラスパネル11は、開閉機構を備えるサンルーフ装置(図示せず)によって開閉可能なものであっても、またはルーフ10に固定されて装着される天窓を構成するものであっても良い。ルーフ10の車室1a内側にはルーフ内装部材12が配置され、ルーフ内装部材12によって車両幅及び前後方向に矩形の窓部12aが開いて形成されている。
ルーフ10には、窓部12aを、遮光シート51によって開閉し、車室1aへの採光量を調整できるようにするサンシェード装置50が備えられる。遮光シート51は、窓部12aを遮る全閉状態と、窓部12aを開放する開状態に移動自在となっている。
サンシェード装置50は、窓部12aの後方側に配置されて、遮光シート51を巻き取る巻取り装置55を有する。遮光シート51は布などの可撓性材料のシートで構成され、光の透過を遮断する。巻取り装置55は、遮光シート51に常に後方への引く力(開状態へと移動させる作用力)を及ぼす巻取り機構(図示せず)を備えた構成となっている。
更に、サンシェード装置50は、窓部12aの左右側に配置されて、ルーフ10に固定して取付けられた前後方向に延びる一対のガイドレール8を備える。
遮光シート51の前端部(全閉状態に向けた移動方向の端部)には、車両1の幅方向に延びて、一対のガイドレール8を架橋するように取付けられた支持部材52が取付けられる。
図2は、遮光シート51、ガイドレール8、及び支持部材52の部分を示す平面図である。尚、図2は、車両幅方向で右側のみを示すが、左側も右側と基本的に対称の構成となっている。
図2に示されるように、支持部材52に形成されたシート連結部52aに遮光シート51の前端部が幅方向に亘って係止される。また、支持部材52の両端部には、一対の係止機構60が取付けられている。そして両側の係止機構60をガイドレール8に沿って摺動案内させることによって、支持部材52は、前後方向に移動させて、遮光シート51の開閉を可能にする構成となっている。
また、支持部材52の車両幅方向の略中央部には、操作機構70がネジ78で取付けられている。操作機構70と各係止機構60とは連結部材4で連結される構成となっている。
次に、図3、図4、及び図6を用いて、係止機構60の構成について詳細に述べる。図3は、操作機構70、係止機構60、及び連結部材4の構成を示す斜視図である。図4は、係止機構60の外観を示す斜視図である。また、図6は、図4におけるVI−VI部分での断面図であって、(a)は係止機構60が係止状態のときを、(b)は係止解除の状態のときを対比できるように示している。
係止機構60はケース63を備えている。ケース63は、車両幅方向に延びるガイド穴63bを備えている。ガイド穴63bは、車両幅方向の中央側には壁部63a(図6)が形成され、車両幅方向の外側は開放されている。またケース63にはフック63cが形成され、係止機構60の支持部材52の中空部へ挿入後にフック63cは支持部材52に形成された係止穴52b(図4)に係合し、係止機構60は支持部材52に固定されている。
図6に示されるように、ガイド穴63b内には、作動部材61がガイド穴63bの延び方向にのみ移動可能に組み込まれている。作動部材61と壁部63aの間には、圧縮バネ64(弾性部材)が配置され、作動部材61を車両幅方向の外側に押し出すよう付勢している。尚、図3に示されるように、作動部材61には車両幅方向の中央側に延びる一対のアーム部61bが形成されている。アーム部61bの鍵状になった先端部は、ケース63のガイド穴63b内面から外に貫通する穴(図示せず)と移動可能に係合し、作動部材61が姿勢を保ってガイド穴63b内を移動できるように作用する。
圧縮バネ64との当接側と反対となる作動部材61の端部分の上面には、作動側カム面61aが形成されている。作動側カム面61aは、車両幅方向の外側ほど、その上下方向の幅が減少する傾斜面となっている。
更に係止機構60は、摺動部材62を備えている。摺動部材62には、作動部材61の作動側カム面61aと当接する被作動側カム面62aが形成されている。
図4に示されるように、ケース63には摺動部材62を車両の前後方向で挟むように配置された一対の縦壁部63d(図4には前側のみを示すが、後側も前側と同様の形状)が形成されている。また、図6(a)に示されるように、摺動部材62は、ガイドレール8が備える外側縦壁8bと内側縦壁8cによって車両幅方向に挟まれている。そして摺動部材62は、縦壁部63d、および外側縦壁8bと内側縦壁8cとでガイドされて、上下方向のみの移動が許容される構成となっている。
被作動側カム面62aと作動側カム面61aは、相互に当接することで、作動部材61に作用する圧縮バネ64の付勢力を、摺動部材62に増幅して伝達できる構成となっている。即ち、図6(b)に示される作動側カム面61aの角度αを45度以下に設定したとき、仮に両カム面間に摩擦がない理想的な場合であれば、作動部材61からの力は、大きい力に増幅されて摺動部材62に伝達される。そして、摺動部材62は、ガイドレール8の上内面8aに強く押圧される。
実際の設計に際しては、両カム面間の摩擦を勘案した上で、角度αを適切に設定して、付勢力の小さい圧縮バネ64でも摺動部材62がガイドレール8の上内面8aに十分強く押圧されるようにしている。そして、摺動部材62がガイドレール8の上内面8aに押圧されているとき、係止機構60は、巻取り装置55の引っ張り力に抗して、ガイドレール8に対する支持部材52の位置を保持できる構成となっている。
次に、図5に基づき、操作機構70の構成を詳細に説明する。図5は図3のV−V部分の断面図である。
操作機構70はハンドル部71を有し、ハンドル部71がネジ78で支持部材52の下側面に固定されている。ハンドル部71は中空部71aを備え、中空部71a内に押しボタン部材72を有する。ボタン部材72には車両前方に水平に延び、ハンドル部71を貫通して外側に突起するプッシュボタン72aが形成されている。また、ボタン部材72には、上方に延びるアーム部72bが形成されている。更に、ボタン部材72のプッシュボタン72aには、その延び方向にガイド穴72cが形成されて、ガイド穴72cにハンドル部71の中空部71a内に形成されたガイドロッド71bが挿入されている。ガイド穴72cとガイドロッド71bによって、ボタン部材72は車両前後方向(図5の左右方向)へ、図5に示される姿勢を保持しつつ移動自在に支持されている。
ハンドル部71の上側に位置した支持部材52の中空形状の内部に、回転部材75が取付けられる。回転部材75は上下方向に延びる回転軸75aを備える。回転軸75aの下側は、支持部材52に形成された軸穴に、また上側は支持部材52に取付けられた支持プレート部材77に形成された軸穴に支持されて、回転部材75は支持部材52に回転自在に支持されている。
回転部材75は、回転軸75aから回転径方向の両側に延びて、上下に配置された一対の回転プレート部材75bを備えている。各回転プレート部材75bは、両側の端部で一対のピン部材75cで結合されている。また、1つのピン部材75cの位置に、回転プレート部材75bの下側に延びるように作動ピン75dが取付けられている。作動ピン75dは、支持部材52の下側面に形成された穴(図示せず)を貫通して、ハンドル部71の中空部71a内に延びる。作動ピン75dの下端部は、ボタン部材72のアーム部72aの上端部と当接する。
プッシュボタン72aを、図3及び図5に示す矢印Bの方向に押すことによって、アーム部72aは作動ピン75dを後方に押す。そして、回転部材75は図3に示される矢印A方向に回転する構成となっている。
次に、連結部材4について説明する。連結部材4は、一本の多少の弾性特性を備えた、例えば樹脂などの材料によるケーブルである。図3に示されるように、連結部材4は、回転部材75の一対のピン部材75cの間を縫うようにして通されている。即ち、回転部材75が矢印A方向に回転したとき、前方に出るピン部材75cに対しては外径の前側面で、また後方に後退するピン部材75cに対しては外径の後側面で、連結部材4が当接するように配索されている。更に、連結部材4は、両端で各係止機構60の作動部材61に連結される。
連結部材4は、操作機構70を操作していない取付け状態で、その弾性特性で圧縮バネ64の付勢力により適度に伸び、張力をもって延びている。このとき、連結部材4の長さを適切に設定することで、連結部材4に張力を与えつつ、作動部材61に作用する圧縮バネ64の付勢力の大部分を、作動部材61から摺動部材62に伝達するようにしている。
尚、上記で連結部材4を、例えば樹脂などの材料によるとしたが、圧縮バネ64の付勢力により、適切な張力をもって延びる特性を備えた金属ワイヤとバネの組み合わせなどの他の構成によるものであっても良い。
操作機構70を操作していない取付け状態では、連結部材4の張力によって、回転部材75は図3の矢印Aの起点位置になっている。そして、回転部材75が矢印Aの起点位置のとき、プッシュボタン72aを、図5に二点鎖線で示す位置に保持される。このように、連結部材4に張力を利用してプッシュボタン72aに付勢力を与える構成となっている。
上記の操作機構70では、例えば操作感などの必要に応じ、別途バネなどを用いてプッシュボタン72aに付勢力を与える構成であっても良い。また、連結部材4を上記構成では1本にしたが、操作機構70と各係止機構60とを、夫々異なる2本で連結する構成にしてもよい。
次に、上記のように構成されたサンシェード装置50の作動を説明する。
図1は、サンシェード装置50が完全に閉じた状態(全閉状態)、即ち遮光シート51で窓部12aを覆った状態を示している。このとき、支持部材52は、係止機構60の作用でガイドレール8の最も前側の位置に保持されている。
乗員がハンドル部71を摘まみ、そしてプッシュボタン72aを図5の矢印A方向に押すことで、操作機構70の回転部材75が回転する。回転部材75の回転によって、回転部材75にも連結される連結部材4の張力は、各係止機構60の作動部材61を車両1の中心方向に引寄せるように増加する。
図6(b)に示すように、連結部材4が矢印C方向に引寄せられたとき、作動部材61は係止機構60が係止状態のときを示す図6(a)の位置から距離D移動する。この結果、摺動部材62のガイドレール8の上内面への押圧は解除される。
摺動部材62とガイドレール8との間の摩擦が無くなり、乗員はハンドル部71を摘まみながら、支持部材52を車両後方の希望の場所へ手動で移動させることで遮光シート51を開状態として、車室1a内へ採光量の調整が可能になる。また、プッシュボタン72aから指を離すと、支持部材52は任意の場所で位置を保持するように係止される。
上記のように、構成され作動するサンシェード装置50では、摺動部材62が圧縮バネ64の付勢力でガイドレールに押圧されることで、遮光シートは任意の位置に確実に保持することが可能となる。
本実施形態によれば、互いに当接する摺動部材62の被作動側カム面62aと、作動部材61の作動側カム面61aの角度を適切に設定することで、作動部材61に作用する圧縮バネ64の付勢力を、摺動部材62に増幅して伝達できる。このために、摺動部材62を、ガイドレール8の上内面に強く押圧させることができる。強い押圧する力で、圧縮バネ64の付勢力が長期の使用期間で多少劣化しても、確実に安定した停止摩擦力を維持できる。換言すれば、付勢力を小さくした、小型の圧縮バネ64の利用も可能となり、製造コストの低減にも寄与できる。
また、摺動部材62のガイドレール8への押圧する荷重は、被作動側カム面62aと、作動側カム面61aの角度によって容易に設定できる。
更に、係止機構60の解除後は、摺動部材62がガイドレール8に押圧されてない状態になるために、遮光シートは、常に軽い操作での円滑な開閉が達成できる。
連結部材4は、張力を伝達するケーブルなので、例えば鋼棒などによるリンク部材などを用いて係止機構に押す力を伝達して解除作動させる構成とは異なり、リンク部材を支持する部品等の必要がなく、安価にできる。
なお、本実施形態では、1つのサンシェード装置50の遮光シート51により窓部12aを遮る全閉状態と作っているが、例えば2つのサンシェード装置50を用いて2つの遮光シート51により全閉状態を作ってもよい。その際、2つのサンシェード装置50のガイドレール8を共用にするとよい。
1 車両
4 連結部材
8 ガイドレール
11 透光部(ガラスパネル)
50 サンシェード装置
51 遮光シート
52 支持部材
55 巻取り装置
60 係止機構
61 作動部材
61a 作動側カム面
62 摺動部材
62a 被作動側カム面
64 弾性部材(圧縮バネ)
70 操作機構

Claims (3)

  1. 車両に設けられた透光部を遮る全閉状態と該透光部を開放する開状態に移動自在な遮光シートと、
    前記車両に取付けられ前記遮光シートの移動方向に延在する一対のガイドレールと、
    前記遮光シートの前記全閉状態に向けた移動方向の端部に取付けられて一対の前記ガイドレール間を架橋する方向に延びる支持部材と、
    前記遮光シートを開状態へと移動させる作用力を及ぼす巻取り装置と、を備えるサンシェード装置であって、
    前記ガイドレールに当接する摺動部材と、前記摺動部材を押圧する作動部材と、該作動部材を介して前記摺動部材を押圧するための付勢力を作用させる弾性部材と、を備え、前記支持部材の両端部に取着されるとともに前記ガイドレールに摺動案内される一対の係止機構と、
    前記摺動部材の前記ガイドレールへの押圧および押圧解除をするための操作機構と、
    前記操作機構および各前記係止機構を連結する連結部材と、を備え
    前記作動部材は、一端に作動側カム面を備え、
    前記摺動部材は、前記作動側カム面に当接する被作動側カム面を備え、
    前記作動側カム面と前記被作動側カム面とを介して前記弾性部材の付勢力が増幅され、前記摺動部材に伝達される構成としたサンシェード装置。
  2. 前記連結部材を前記操作機構から前記作動部材に張力を伝達する構成とした請求項1に記載のサンシェード装置。
  3. 1つの前記連結部材で各前記作動部材を連結するとともに、前記連結部材の中間位置で前記操作機構を係止させて連結した請求項2に記載のサンシェード装置。
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