JP5358886B2 - 有機物含有水の生物処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、有機物含有水を活性汚泥法により処理する有機物含有水の生物処理方法に関し、特に、生物処理槽内の混合液を膜分離して処理水を得る生物処理方法に関する。
有機物含有水から有機物を除去する処理方法として、生物処理が知られている。生物処理法の中でも、活性汚泥と呼ばれる微生物群集を利用する活性汚泥法は、様々な性状の有機物含有水に適用でき、良好な水質の処理水が得られるため、広く用いられている。活性汚泥法により有機物含有水を処理して得られる活性汚泥処理水は、純水(超純水を含む。以下同じ)を製造するための原料水(原水とも称する)としても利用されている(例えば特許文献1)。
ところで、活性汚泥法による処理を行う生物処理槽内には、処理槽に導入された有機物含有水と槽内に保持された微生物とが混合された液(混合液)が保持される。このため、生物処理槽で処理された清澄な処理液を得るには、混合液を固液分離する必要がある。生物処理槽の混合液中に含まれる微生物等は微細であることから、固液分離に先立ち、凝集剤を混合液に添加することで微細な固形分を凝集させる。
混合液を清澄化する固液分離装置としては、沈殿池、膜分離装置、および浮上分離装置等がある。特に、膜分離装置は他の固液分離装置に比べても固形分の分離能が高く、膜分離装置を用いれば清澄な処理水を得ることができる。固液分離装置として膜分離装置を用いる場合、混合液中の固形分を凝集させる凝集剤を生物処理槽に添加することもある(例えば、特許文献2)。
特開平5−329477号公報 特開平11−347587号公報
膜分離装置には、分離膜が目詰まりする問題がある。特に混合液を膜分離すると、混合液に含まれる微生物自体および微生物が生産した粘質物等が膜面に付着して目詰まりを生じる傾向がある。
このため、生物処理槽の活性汚泥濃度(Mixed Liquor Suspended Solid)を低く(例えば10,000mg/L以下)に維持する、生物処理槽に保持される汚泥に対するBOD(生物化学的酸素消費量で表される有機物)汚泥負荷を0.1kg−BOD/kg−MLVSS/日程度に抑える、といった措置が講じられている。
しかし、これらの措置による目詰まり防止は必ずしも万全ではなく、膜の透過流速は浸漬膜の場合0.5m/日程度、高い場合でも0.7m/日程度である。このため、固液分離に多くの膜分離装置を要する。
本発明は、かかる課題に対し、凝集剤添加による膜の目詰まり防止効果を向上させ、膜分離装置の透過流速を高くできる有機物含有水の処理方法を提供することを目的とする。
本発明者は、曝気槽に保持される活性汚泥に所定範囲の濃度となるように鉄塩を含ませることで上記課題を達成できること見出し、本発明を完成した。具体的には、本発明は以下を提供する。
(1)有機物を含む有機物含有水を生物処理槽に導入して活性汚泥と混合して生物処理し、前記有機物含有水と前記活性汚泥とが混合された混合液を膜分離する有機物含有水の生物処理方法において、前記生物処理層内の前記混合液は、前記活性汚泥濃度に対する活性汚泥有機性浮遊物質の比であるMLVSS/MLSSを0.15以上0.5以下となるように調整されており、鉄としての濃度が前記活性汚泥濃度の10質量%以上45質量%以下の割合となるように鉄塩の添加量が調整されており、かつ、pHが5以上6.5以下に調整されている有機物含有水の生物処理方法。
(2)前記鉄塩の添加量を、鉄としての濃度が前記活性汚泥濃度の18.4質量%以上45質量%以下の割合とする請求項1に記載の有機物含有水の生物処理方法。
(3)前記生物処理槽内に浸漬させた浸漬膜モジュールにより、前記混合液を膜分離する(1)または(2)に記載の有機物含有水の生物処理方法。
)前記有機物含有水は、自然水、水道水または回収水である(1)乃至(3)のいずれかに記載の有機物含有水の生物処理方法。
本明細書においては、「生物処理槽」には、BOD除去を行う「曝気槽」、硝化を主体として行う「硝化槽」、および脱窒を主体として行う「脱窒槽」が含まれるものとする。生物処理槽は、「活性汚泥」と呼ばれる微生物群集を保持し、本明細書においては「活性汚泥」という場合、BODを分解する好気性細菌を主体とする汚泥(以下、特に「BOD汚泥」と称する)のみならず、アンモニアを酸化する硝化細菌を主体とする汚泥(以下、特に「硝化汚泥」と称する)および硝酸または亜硝酸を還元する脱窒菌を主体とする汚泥(以下、特に「脱窒汚泥」と称する)が含まれるものとする。
生物処理槽は、MLSS濃度1,000〜30,000程度の活性汚泥を保持するように運転し、活性汚泥が、MLSS濃度の10質量%以上の割合で鉄を含むように鉄塩を添加する。添加する鉄塩としては、塩化第二鉄、塩化第一鉄、およびポリ硫酸第二鉄等が挙げられる。鉄塩の添加が過剰であると、鉄由来のきわめて微細な粒子が生成するため、鉄塩の添加量はMLSS濃度の40質量%を上限とし、35質量%を上限とすることがより好ましい。生物処理槽は、浮遊式、スポンジ等の担体が添加されたもの、および固定床等であってよく、担体を添加した場合、または固定床式の場合は、浮遊汚泥中の鉄塩の含有量が鉄として10質量%以上40質量%以下とすればよい。
鉄塩の添加量は、生物処理槽に導入される有機物含有水の有機物濃度を基準に決定してもよく、この場合、有機物含有水に含まれる有機物(TOC)の25〜400質量%程度を添加するとよい。生物処理槽内の活性汚泥には、鉄塩以外に凝集作用のある物質、例えばアルミニウム塩は含まれない方がよいが、多少(例えば鉄の10質量%程度以下)であれば混入していてもよい。
ここで、MLSS中の有機物量の割合、具体的には活性汚泥有機性浮遊物質(Mixed Liquor Volatile Suspended Solids)/MLSS比は0.05〜0.75程度、特に0.15〜0.5の範囲となるようにするとよい。生物処理槽に導入される有機物含有水の有機物濃度が極端に低い場合(例えば生物分解可能な有機物であるAssimirable organic carbon、以下「AOC」濃度が100ng/L程度未満)、生物処理槽内における活性汚泥の増殖が少なくなり、MLVSS/MLSS比が上記範囲を外れる場合もある。このような場合は、生物処理槽に微量の有機物を添加するか、有機物濃度の高い他の有機物含有水を混合するようにすればよい。
鉄塩が添加された活性汚泥を保持する生物処理槽の槽内液(すなわち混合液)は、pHを5〜6.5とし、特に5.5〜6.0とすることが好ましい。pH調整には塩酸等の酸またはアルカリを用いればよく、添加する鉄塩の種類および量によっては酸やアルカリを別途添加せずにpH調整をしてもよい。
鉄塩共存下でpHを上記範囲とすれば、活性汚泥は強固に凝集し濾過性が向上するため、膜分離を行う場合の目詰まり(ファウリング)を効果的に防止できる。また、鉄塩共存下でpHを上記範囲とすることにより、通常であれば活性汚泥から生産される粘質物のような代謝産物がほとんど生産されなくなる。このため、粘質物が膜に付着することによるファウリングのおそれを回避できる。さらに、生物処理槽から流出する処理水にも粘質物に由来する有機物(TOC)が含まれ難くなるため、処理水水質も向上させることができる。
膜分離装置で液分と分離された固形分(分離汚泥)は、必要に応じて一部を返送汚泥として生物処理槽に返送し、生物処理槽における汚泥の滞留時間が2〜50日程度、特に5〜20日程度とするように汚泥を引き抜くことが好ましい。引き抜いた汚泥は余剰汚泥として排出してもよく、オゾン反応層や消化槽等の減容化手段で減容化してもよい。
本発明によれば、高度に清澄化されTOC濃度も低い処理水が得られる。このため、本発明は、地下水、河川水、湖沼(ダム湖含む)水等の自然水、水道水、または排水を処理して得られた回収水を原水として処理し、得られた処理水を純水製造に用いる場合に好適に用いることができる。
これらの水は、元来、有機物濃度が0.1〜10mg/L程度と低く、これらの水を純水製造の用水とする場合、シュードモナス属等の貧栄養細菌と呼ばれる微生物を主体とする生物活性炭等により生物処理された後、限外濾過(UF)膜や孔径が0.2μM以下程度の膜で固液分離される。純水製造用水の処理に用いられる膜は、孔径が小さいため、目詰まりを生じ易い。特に、自然水には、膜を詰まらせやすいフミン質や尿素が含まれ、不溶性懸濁物(SS)濃度も高い場合がある。しかし本発明によれば、高いファイリング防止効果が得られるため、原水に1mg/Lを超える高濃度のフミン質や尿素の一方または両方が含まれていてもよく、また、SSも0.1〜30mg/L程度の範囲で含まれていてもよい。
本発明では、生物処理槽内の活性汚泥に鉄塩を含ませ、pHを所定の範囲とすることで活性汚泥の凝集性を高めることができる。また、活性汚泥による代謝産物の生産を抑制できる。このため、生物処理槽内の混合液を膜分離する際の目詰まりを効果的に回避でき、処理水水質を向上させることができる。
以下、本発明について図面を用いて詳細に説明する。以下、同一部材については同一符号を付し、説明を省略または簡略化する。
図1は、本発明に用いられる有機物含有水の生物処理装置(以下、単に「処理装置」という)1の模式図である。処理装置1は、生物処理槽10、膜分離装置としての浸漬膜11、鉄塩添加手段12、およびpH調整手段としてのpH調整手段13を備える。浸漬膜11は、生物処理槽10内に浸漬されている。鉄塩添加手段12は、鉄塩貯槽15および鉄塩添加路16で構成され、pH調整手段13はpH調整剤貯槽17とpH調整剤添加路18とで構成されている。以下、この処理装置1を用い、有機物含有水を処理する場合の処理方法について説明する。
生物処理槽10には原水管31が接続され、原水管31を介して有機物含有水を生物処理槽10に導入する。本実施形態の生物処理槽10は、純水製造用水の処理を目的として構成され、シュードモナス属等の貧栄養好気性細菌を主体とするBOD汚泥をMLSS濃度1,000〜30,000mg/L程度で保持する。
生物処理槽10内の活性汚泥は、鉄塩を含むが、MLVSS/MLSSは0.05〜0.75程度、特に0.15〜0.5程度となるようにするとよい。生物処理槽10内のMLSS濃度およびMLVSS/MLSS比を上記範囲に維持するため、原水の有機物濃度が低い場合は、生物処理槽10には、BOD濃度1〜10mg/L程度の有機物含有水を導入することが好ましい。また、生物処理槽10は、BOD汚泥負荷0.01〜0.2kg−BOD/kg−MLVSS/日程度、汚泥滞留時間2〜50日程度で運転して、BODを活性汚泥により好気的に生物分解するとよい。
生物処理槽10には、鉄塩添加路16を介して鉄塩貯層15から鉄塩を添加する。生物処理槽10には、凝集作用がある鉄塩を添加し、その種類は上述したとおりである。生物処理槽10には好ましくは図1に示すようにMLSS計を設け、鉄塩の添加量は上述したとおり、生物処理槽10のMLSS濃度の10〜40質量%とする。
処理装置1では、浸漬膜11を生物処理槽10内に設けていることから、生物処理槽10内で浸漬膜11により固形分と液分とを膜分離する。分離された固形分(分離汚泥)は、一部を生物処理槽10に接続された分離汚泥管34から排出し、残部を生物処理槽10内に保持する。分離汚泥は、生物処理槽10の汚泥滞留時間が上述した範囲となるように定期的に生物処理槽10から引き抜けばよい。このように、処理装置1では生物処理槽10に添加された鉄塩は、分離汚泥の引き抜きに伴って生物処理槽10から持ち出されるため、鉄塩の添加量は、原水管31から生物処理槽10に導入される有機物含有水の有機物濃度を基準として決定すればよい。
生物処理槽10には、図1に示すように好ましくはpH計Hを設ける。そして、pH調整剤添加路18を介して、pH調整剤としてpH調整剤貯槽17に貯留された酸またはアルカリを添加することで、槽内液のpHを上記範囲とする。
生物処理槽10内には、散気手段として気管14が設けられている。気管14からは、生物処理槽10内に設けられた浸漬膜11に対しても曝気が行われ、曝気により浸漬膜11を洗浄しながら膜分離を行う。
浸漬膜11としては、固液分離に一般に用いられている膜であれば特に限定されない。具体的には、精密濾過(MF)膜、または限外濾過(UF)膜を用いればよく、膜モジュールの形状は中空糸、または平膜等であってよい。
浸漬膜11には、処理水管32が取り付けられている。処理水管32の途中には、ポンプPが設けられ、ポンプPにより浸漬膜11内部を吸引して、生物処理槽10内の混合液を膜分離する。膜分離により固形分と分離され清澄化された液は、処理水として処理水管32を介して生物処理槽10から取出す。一方、分離汚泥は上述したとおり、生物処理槽10内に保持され、一部は分離汚泥管34から余剰汚泥として排出すればよい。
本発明は、上記方法に限定されない。次に、本発明の他の実施態様として、図2に示す処理装置2を用いた処理方法を説明する。処理装置2は、有機物濃度が20〜100mg/L程度の有機物含有水を処理し、余剰汚泥の発生量が多い場合に適した装置であり、汚泥減容化手段としてのオゾン反応槽19をさらに有する。オゾン反応槽19は、分離汚泥管34を介して生物処理槽10と接続され、生物処理槽10から排出される余剰汚泥をオゾンにより可溶化する。
オゾン反応槽19には、排泥管35を接続して可溶化された汚泥を取出す。排泥管35からは返送管34を分岐させ、返送管34を生物処理槽10と接続することで、可溶化された汚泥を生物処理槽10に返送すればよい。一方、MLVSS/MLSS比を上記範囲に維持するためには、排泥管35から適宜、無機物が集積した汚泥を排出する。
この処理装置2を用いる処理方法では、余剰汚泥を可溶化して生物処理槽10に返送することで余剰汚泥の発生量を減らすことができる。また、余剰汚泥が生物処理槽10に返送されるため、処理装置2の系外へ持ち出される鉄塩の量が減る。このため、処理装置2を用いる処理方法では、生物処理槽10のMLSS濃度に対する鉄塩濃度が所定範囲となるように必要に応じて適宜、鉄塩を添加すればよい。このように、処理装置2を用いる処理方法では、処理装置1のように有機物含有水の有機物濃度を基準として鉄塩を連続的に添加する必要がないため、鉄塩の使用量を減らすことができる。
ここまで膜分離を浸漬膜11により行う処理方法について述べたが、浸漬膜11に代えて図3に示す加圧型の膜モジュール21を膜分離装置として備える処理装置3を用いてもよい。膜モジュール21に用いる膜の種類は、MF膜やUF膜とすればよく、モジュール形式は、中空糸膜、平膜以外にスパイラル膜としてもよい。
膜モジュール21は、送液管36を介して生物処理槽10と接続されている。ポンプPは、送液管36の途中に設けられている。混合液は、生物処理槽10から取出され、鉄塩を含み凝集した活性汚泥を含み、pHが上記範囲とされた状態でポンプPにより膜モジュール21に送られ、加圧濾過される。
膜モジュール21には、処理水管32と分離汚泥管33が接続され、膜モジュール21により固形分を分離した処理水32は処理水管32から取出し、分離汚泥は分離汚泥管33から取出す。分離汚泥管33からは返送管34を分岐させ、返送管34を生物処理槽10と接続することで、分離汚泥33の一部を生物処理槽10に返送する。分離汚泥の一部は、余剰汚泥として分離汚泥管33から引き抜けばよい。この処理装置3を用いる場合は分離汚泥の返送量と引き抜き量とを調整することで、生物処理槽10の汚泥滞留時間、MLSS濃度、MLVSS/MLSS比を調整すればよい。
処理装置3を用いる場合、分離汚泥33から連続的に余剰汚泥として分離汚泥を引き抜く場合は、処理装置1を用いる場合と同様に、生物処理槽10に導入される有機物含有水の有機物濃度を基準として鉄塩を添加すればよい。一方、分離汚泥管33を減容化手段と接続して余剰汚泥を可溶化して生物処理槽10に返送する場合は、処理装置2を用いる場合と同様に、鉄塩は必要に応じて生物処理槽10に添加すればよい。
このように、上記実施態様は適宜、変更可能であり、例えば、生物処理槽に硝化菌を主体とする硝化汚泥を保持する場合にも適用できる。あるいは、生物処理槽に脱窒菌主体とする脱窒汚泥を保持する場合にもできようできる。これらの場合も生物処理槽内のMLSS濃度に対し、鉄塩を上記範囲となるように添加し、pHを上記範囲とすればよい。
本発明者の知見によれば、これら種々の態様の中では、BODを除去する好気性細菌を主体とする活性汚泥により有機物含有水を処理する場合において、上記数値範囲のMLSS濃度で、上記数値範囲の鉄塩共存下、pHを上記範囲とする場合に高いファウリング防止効果が得られる。また、膜分離装置としては、ポンプによる送液時のフロック破壊のおそれが低い浸漬膜型の方が好ましい。
[比較例1]
以下、実施例および比較例について説明する。まず、比較例1として、河川水(BOD濃度1.2mg/L、SS濃度3mg/Lにリン酸1カリウムを添加して、リン濃度を0.3mg/Lとした有機物含有水を処理した。この河川水のフミン質の含有量を把握するため、フミン質と相関の高い、260nmの波長の紫外線吸光度E260を測定したところ、E260の値は0.42であった。
比較例1では、図1に示す処理装置1を模した実験装置を用いた。生物処理槽の大きさは、0.2mで、内部に浸漬膜を浸漬させた。浸漬膜としては、4mの大きさの平膜タイプ、孔径0.1μmMF膜(三菱レーヨン株式会社製)を用いた。
上記有機物含有水を3m/日の流量で生物処理槽に供給した。浸漬膜に接続した処理水管の途中に設けた真空ポンプにより減圧することで、処理水管から処理水を取出した。比較例1では、実験開始から1日で膜が目詰まりして処理水の引抜ができなくなった。この時点での処理水のTOC濃度は2.2mg/Lであり、槽内の混合液の性状は以下の通りであった。
[生物処理槽内の混合液]
鉄含有割合 ;MLSSの4.8質量%(鉄として)
MLSS濃度 ;490mg/L
MLVSS濃度 ;180mg/L
pH ;7.1
[実施例1]
(第1段階)
比較例1で処理水が引き抜けなくなった生物処理槽を空にして、生物処理槽に活性汚泥をMLSS濃度100mg/Lとなるように添加し、この混合液に鉄塩として塩化第2鉄を鉄として1,000mg/Lの割合で添加した。また、生物処理槽にpH計を設けて水酸化ナトリウムによりpH調整を行い、pH6に維持した。そして、比較例1の処理対象とした有機物含有水に塩化第2鉄を4mg/Lで添加して、1.2m/日の流量で生物処理槽に供給したところ、通水開始から3日後から浸漬膜の差圧上昇がなくなった。この時点での処理水のTOC濃度は145ng/Lであり、生物処理槽内の混合液の性状は以下の通りであった。
[生物処理槽内の混合液]
鉄含有割合 ;MLSSの35質量%(鉄として)
MLSS濃度 ;1940mg/L
MLVSS濃度 ;110mg/L
pH ;6
(第2段階)
そこで第1段階を終了し、第2段階として生物処理槽に対する有機物含有水の供給量を3m/日とした。第2段階では生物処理槽から20L/日で槽内の汚泥を引き抜いた。その他の条件は第2段階と同様にして、生物処理槽には、塩化第2鉄を4mg/Lで添加した有機物含有水を供給し、生物処理槽内のpHも6に維持した。第2段階では、2ヶ月間、浸漬膜の差圧上昇は認められず、処理水のTOC濃度は20ng/L以下で安定した。第2段階における生物処理槽内の混合液の性状は以下の通りであった。
[生物処理槽内の混合液]
鉄含有割合 ;MLSSの22質量%(鉄として)
MLSS濃度 ;3,700mg/L
MLVSS濃度 ;1,670mg/L
pH ;6
(第3段階)
第2段階に続き、第3段階として生物処理槽に対する有機物含有水の供給量を4m/日とした以外は第2段階と同様にして1ヶ月間、処理を続けた。1ヶ月間の第3段階期間中、浸漬膜の差圧上昇は認められず、処理水のTOC濃度は100ng/L以下で安定した。第3段階における生物処理槽内の混合液の性状は以下の通りであった。
[生物処理槽内の混合液]
鉄含有割合 ;MLSSの19.7質量%(鉄として)
MLSS濃度 ;4,900mg/L
MLVSS濃度 ;2,350mg/L
pH ;6
(第4段階)
第3段階に続き、第4段階として生物処理槽に供給する有機物含有水にイソプロピルアルコール(IPA)を8mg/Lでさらに添加した。有機物含有水にIPAを添加した以外は第3段階と同様にして1ヶ月間、処理を続けた。1ヶ月間の第4段階期間中、浸漬膜の差圧上昇は認められず、処理水のTOC濃度は133ng/Lであった。第4段階における生物処理槽内の混合液の性状は以下の通りであった。
[生物処理槽内の混合液]
鉄含有割合 ;MLSSの15.3質量%(鉄として)
MLSS濃度 ;5,690mg/L
MLVSS濃度 ;2,810mg/L
pH ;6
(第5段階)
第4段階に続き、第5段階として有機物含有水へのIPAの添加量を10mg/Lに増やし、生物処理槽への有機物含有水の供給量3m/日とした。有機物含有水へのIPA添加量を増やし、通水量を下げた以外は第4段階と同様にして1週間、処理を続けた。1週間の第5段階期間中、浸漬膜の差圧はほとんど上昇せず処理水のTOC濃度は274ng/Lであった。第5段階における生物処理槽内の混合液の性状は以下の通りであった。
[生物処理槽内の混合液]
鉄含有割合 ;MLSSの12.9質量%(鉄として)
MLSS濃度 ;2700mg/L
MLVSS濃度 ;1377mg/L
pH ;6
(第6段階)
第5段階に続き、第6段階として有機物含有水へのIPAの添加量を50mg/Lに増やした。有機物含有水へのIPA添加量を増やした以外は第5段階と同様にして1週間、処理を続けた。第6段階では、浸漬膜の差圧は上昇し始め、1週間後の第6段階終了時点では第6段階開始時と比べ、40kPの差圧上昇があり、処理水のTOC濃度は1.6mg/Lであった。第6段階終了時点での生物処理槽内の混合液の性状は以下の通りであった。
[生物処理槽内の混合液]
鉄含有割合 ;MLSSの9.4質量%(鉄として)
MLSS濃度 ;5700mg/L
MLVSS濃度 ;3477mg/L
pH ;6
(第7段階)
第7段階を開始する前、生物処理槽から浸漬膜を取出し、水酸化ナトリウム、クエン酸、および次亜塩素酸ナトリウムの溶液で洗浄した。さらに、生物処理槽内の活性汚泥を半分、引き抜くと共に、生物処理槽にMLSSに対する鉄塩の含有割合が15質量%となるように塩化第2鉄を添加した。その上で、第7段階として有機物含有水へのIPAの添加量を10mg/Lに減らし、それ以外は第6段階と同様にして1週間、処理を続けた。1週間の第7段階期間中、浸漬膜の差圧は上昇せず、処理水のTOC濃度は192ng/Lであった。第7段階における生物処理槽内の混合液の性状は以下の通りであった。
[生物処理槽内の混合液]
鉄含有割合 ;MLSSの15.1質量%(鉄として)
MLSS濃度 ;2,840mg/L
MLVSS濃度 ;1,510mg/L
pH ;6
(第8段階)
第7段階に続き、第8段階として生物処理槽内の混合液のpHを5に維持した。混合液のpHを下げた以外は、第7段階と同様にして1週間、処理を続けたところ、浸漬膜の差圧は上昇せず、処理水のTOC濃度は222ng/Lであった。第8段階における生物処理槽内の混合液の性状は以下の通りであった。
[生物処理槽内の混合液]
鉄含有割合 ;MLSSの16.7質量%(鉄として)
MLSS濃度 ;3,160mg/L
MLVSS濃度 ;1,630mg/L
pH ;5
(第9段階)
第8段階に続き、第9段階として生物処理槽内の混合液のpHを5.5に維持した。混合液のpHを上げた以外は、第8段階と同様にして1週間、処理を続けたところ、浸漬膜の差圧は上昇せず、処理水のTOC濃度は197ng/Lであった。第9段階における生物処理槽内の混合液の性状は以下の通りであった。
[生物処理槽内の混合液]
鉄含有割合 ;MLSSの18.4質量%(鉄として)
MLSS濃度 ;3,360mg/L
MLVSS濃度 ;1,690mg/L
pH ;5.5
(第10段階)
第9段階に続き、第10段階として生物処理槽内の混合液のpHを7に上げた。混合液のpHを上げた以外は、第9段階と同様にしたところ、第10段階開始の翌日から浸漬膜の差圧が上昇し、2日で処理が継続できなくなった。処理停止2時間前の処理水のTOC濃度は910ng/Lであり、この時点での生物処理槽内の混合液の性状は以下の通りであった。
[生物処理槽内の混合液]
鉄含有割合 ;MLSSの19.5質量%(鉄として)
MLSS濃度 ;3,660mg/L
MLVSS濃度 ;1,720mg/L
pH ;7
[比較例2]
比較例2では、水道水(TOC濃度0.3mg/L、SS濃度1mg/L以下)を有機物含有水として処理した。比較例2では、比較例1および実施例1と同じ構成の処理装置を用いた。
比較例2では、上記有機物含有水に塩化第2鉄を3mg/Lの添加量で添加して3m/日の流量で生物処理槽に供給した。処理水は、処理水管の途中に設けた真空ポンプにより減圧することで、浸漬膜を減圧して取出した。比較例2では、処理開始からほどなく浸漬膜の差圧が上昇し始め、実験開始から10日で膜が目詰まりして処理水の引抜ができなくなった。この時点での処理水のTOC濃度は234ng/Lであり、槽内の混合液の性状は以下の通りであった。
[生物処理槽内の混合液]
鉄含有割合 ;MLSSの46質量%(鉄として)
MLSS濃度 ;1,160mg/L
MLVSS濃度 ;71mg/L
pH ;6.8
[比較例3]
比較例2で処理水が引き抜けなくなった生物処理槽から浸漬膜を取出し、クエン酸で洗浄し、生物処理槽に再度、浸漬させた。また、生物処理槽にpH計を設け、1質量%の濃度の硫酸を添加することで、pHを5.8〜6.2の範囲に維持した。その他は比較例2と同様の条件で実験を行ったところ、浸漬膜の差圧は徐々に上昇して実験開始から1ヶ月で処理水の引抜ができなくなった。この時点での処理水のTOC濃度は0.266mg/Lであり、生物処理槽内の混合液の性状は以下の通りであった。
[生物処理槽内の混合液]
鉄含有割合 ;MLSSの49質量%(鉄として)
MLSS濃度 ;1,740mg/L
MLVSS濃度 ;49mg/L
pH ;5.8〜6.2
[実施例2]
比較例3で処理水が引き抜けなくなった生物処理槽から浸漬膜を取出し、クエン酸で洗浄し、生物処理槽に再度、浸漬させた。また、比較例3で処理した水道水にIPAを2mg/L、およびリン酸2アンモニウムをNとして1mg/Lとなるようにさらに添加した。その他は比較例3と同様の条件で実験を行ったところ、1ヶ月に渡り、浸漬膜の差圧上昇は認められなかった。実施例2の実験開始から1ヶ月後の処理水のTOC濃度は217ng/Lであり、生物処理槽内の混合液の性状は以下の通りであった。
[生物処理槽内の混合液]
鉄含有割合 ;MLSSの38質量%(鉄として)
MLSS濃度 ;2,920mg/L
MLVSS濃度 ;674mg/L
pH ;5.8〜6.2
以上より、生物処理槽のMLSSに対する鉄塩の割合を所定範囲にすることで膜のファウリングを効果的に防止し、高い透過流速で処理ができることが示された。
本発明は、有機物含有水の処理に用いることができる。
本発明に用いられる第1の生物処理装置の模式図。 本発明に用いられる第2の生物処理装置の模式図。 本発明に用いられる第3の生物処理装置の模式図。
符号の説明
1〜3 生物処理装置
10 生物処理槽
11 浸漬膜
12 鉄塩添加手段
13 pH調整手段
14 気管
15 鉄塩貯槽
16 鉄塩添加路
17 pH調整剤貯槽
18 pH調整剤添加路
19 オゾン反応槽

Claims (4)

  1. 有機物を含む有機物含有水を生物処理槽に導入して活性汚泥と混合して生物処理し、前記有機物含有水と前記活性汚泥とが混合された混合液を膜分離する有機物含有水の生物処理方法において、前記生物処理層内の前記混合液は、活性汚泥濃度に対する活性汚泥有機性浮遊物質の比であるMLVSS/MLSS0.15以上0.5以下となるように調整されており、鉄としての濃度が前記活性汚泥濃度の10質量%以上45質量%以下の割合となるように鉄塩の添加量が調整されており、かつ、pHが5以上6.5以下に調整されている有機物含有水の生物処理方法。
  2. 前記鉄塩の添加量を、鉄としての濃度が前記活性汚泥濃度の18.4質量%以上45質量%以下の割合とする請求項1に記載の有機物含有水の生物処理方法。
  3. 前記生物処理槽内に浸漬させた浸漬膜モジュールにより、前記混合液を膜分離する請求項1または2に記載の有機物含有水の生物処理方法。
  4. 前記有機物含有水は、自然水、水道水、また回収水である請求項1乃至3の何れか一に記載の有機物含有水の生物処理方法。
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