JP5357967B2 - コンピューター用金属外観のキーボード及びその製造方法 - Google Patents
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Description
ナノモールディングテクノロジーT処理後に形成されているナノ微細孔を有するアルミニウム製金属パネルを含み、
前記アルミニウム製金属パネル上にはナノモールディングテクノロジーにより射出成形されている塑性体が更に設けられており、前記塑性体の片面と前記ナノ微細孔が密着してアルミニウム製金属パネルの底面上に粘着し、他の片面には射出成形され、かつ、塑性体表面に突出している樹脂ピンが分布されており、
押キー金属トレーには樹脂ピンが分布される部位に対応して細孔が設けられており、前記樹脂ピンは押キートレーの細孔を通し、熱溶解後に硬化されて押キー金属トレーをロッキングする。
好ましくは、前記樹脂ピンの太さと細孔の孔径が相当している。
前記アルミニウム製金属パネル上にはナノモールディングテクノロジーにより射出成形されている塑性体が更に設けられており、前記塑性体の片面と前記ナノ微細孔が密着してアルミニウム製金属パネルの底面上に粘着され、他の片面には射出成形され、かつ、塑性体の表面に突出している樹脂ピンが分布されており、
押キー金属トレーには樹脂ピンが分布される部位に対応して細孔が設けられており、前記樹脂ピンは押キー金属トレーの細孔を通し、熱溶解後に硬化されて押キー金属トレーをロッキングする。
好ましくは、前記樹脂ピンの太さは細孔の孔径と相当している。
アルミニウム製金属パネルに対してT処理してナノ微細孔を形成する工程と、
T処理後のアルミニウム製金属パネルを射出して該アルミニウム製金属パネルと密着する塑性体を形成し、前記塑性体の片面と前記ナノ微細孔が密着してアルミニウム製金属底面上に接着し、他の片面に射出成形され、かつ、塑性体の表面に突出している樹脂ピンを分布する工程と、
押キー金属トレーに樹脂ピンが分布される部位に対応して細孔を設ける工程と、
塑性体上に分布されている樹脂ピンに対して押キー金属トレー上の対応部位の細孔を通させる工程と、
押キー金属トレー上の対応部位を貫通する細孔に対して熱溶解後に硬化することで、前記押キー金属トレーをロッキングする工程と、を備える。
キーボード部材を製造する工程と、キーボード部材を組み立てる工程と、を備え、
キーボード部材を製造する工程において、
前記キーボード部材は、アルミニウム製金属パネル、押キー、押キー支持フレーム、押キー金属トレー、回路パネル、補強増量鋼板、ベースを備え、
前記押キーは射出成形またはスタンピングにより製造されており、
前記押キー支持フレームは2回の射出成形及び嵌合後に製造されており、
前記アルミニウム製金属パネルは、
パネルを製造するアルミニウムシートに対してスタンピングを行う手順と、
スタンピングされた後のアルミニウム製金属パネルに対してT処理してナノ微細孔を形成する手順と、
T処理後のアルミニウム製金属パネルを射出して該アルミニウム製金属パネルと密着する塑性体を形成し、前記塑性体の片面が前記ナノ微細孔と密着してアルミニウム製金属の底面上に接着し、他の片面に射出成形され、かつ、塑性体の表面に突出している樹脂ピンを分布する手順と、
前記押キー金属トレーはスタンピングにより製造され、前記押キー金属トレーに樹脂ピンが分布される部位に対応して細孔をスタンピング形成させる手順と、
塑性体上に分布される樹脂ピンに対して押キー金属トレー上の対応部位の細孔を通させる手順と、
押キー金属トレー上の対応部位を貫通する細孔に対して熱溶解後に硬化させ、前記押キー金属トレーをロッキングして、アルミパネルと押キー金属トレーモジュールを形成する手順と、により製造されており、
前記ベースは射出成形されており、
キーボード部材を組み立てる工程において、
前記押キーと前記押キー支持フレームの間は機械構造によりロッキング、組み立てられており、
前記押キー部材支持フレームとアルミニウム金属パネルおよび押キー金属トレーモジュールの間は機械構造によりロッキング、組み立てられており、
前記アルミニウム金属パネルと押キー金属トレーモジュールおよび回路パネルの間は両面テープにより粘着されており、
前記補強増量鋼板とベースの間は両面テープにより粘着されている。
アルミニウム製金属パネル11はナノモールディングテクノロジー(NMT)T処理後に形成されているナノ微細孔を含み、
塑性体12はナノモールディングテクノロジーによって前記アルミニウム製金属パネル11上に射出成形され、該塑性体12の片面と前記ナノ微細孔が密着してアルミニウム製金属パネル11の底面上に粘着し、本実施例の前記塑性体12の他の片面には射出成形され、かつ塑性体表面に突出している樹脂ピン121が分布されており、ここで説明することとして、本発明の射出成形された塑性体12は、一体に接続して形成されている塑性体(即ち、アルミニウム製金属パネル上に形成されている塑性層)であることも可能で、同じく射出成形されている多数の独立の塑性体12でも可能であり、その他に、本実施例の射出成形されている塑性体は押キーの分布部位によりアルミニウム製金属パネル上に粘着されており、これにより、塑性体と金属押キートレーの堅固な係合が便利になり、樹脂ピン121も押キーの分布部位により均一に分布されており、
押キー金属トレー13には樹脂ピンの分布部位に対応して細孔が設けられ、前記樹脂ピン121は押キー金属トレーの細孔を貫通し、かつ、熱溶解後に硬化されて押キー金属トレー13をロッキングする。
先ず、アルミニウム製金属パネルをT処理してナノ微細孔を形成し、具体的に実現するとき、前記アルミニウム製金属パネルはアルミニウム製金属シートを用いてスタンピングにより形成されることができ、それからナノモールディングテクノロジーT処理を行い、即ち、アルミニウム製金属パネルの表面に化学粗化を通してナノ微細孔を形成する手順と、
それから、T処理後のアルミニウム製金属パネルに対して射出して該アルミニウム製金属パネルに密着して粘着される塑性体を形成し、即ち、アルミニウム製金属パネルをプラスチック型内に配置して射出を行い、これにより、前記塑性体の片面と前記ナノ微細孔が密着してアルミニウム製金属パネルの底面上に粘着し、他の片面に射出成形され、かつ、塑性体の表面に突出する樹脂ピンを分布させる手順と、
本発明の押キー金属トレーに樹脂ピンが分布される部位に対応して孔径の大きさが樹脂ピンの太さと相当する細孔を設ける手順と、
共に組み立てるとき、塑性体上に分布される樹脂ピンを押キー金属トレー上の対応部位の細孔に挿入し、それから、押キー金属トレー上の対応部位を貫通する細孔に対して熱溶解してから硬化することで、前記押キー金属トレーをロッキングし、具体的に実現する際、例えば、押キートレー上の対応部位を貫通する小孔に対して熱溶解するとき、アルミニウム製金属パネル面積の大きさと同じである半田ごてを利用して、該樹脂ピンが軟化されるまで樹脂ピンに圧力を加えて加熱を行い、その後、硬化を行う手順と、を備える。
1つの具体的な実施例では、
キーボード部材を製造する工程と、キーボード部材を組み立てる工程と、を備え、
キーボード部材を製造する工程において、
本実施例の前記キーボード部材は、アルミニウム製金属パネルと、押キーと、押キー支持フレームと、押キー金属トレーと、回路パネルと、補強増量鋼板と、ベースと、を備え、
本実施例の前記押キーは射出またはスタンピングにより製造されており、前記押キー支持フレームは2回の射出成形及び嵌合後に製造され、例えば、押キー支持フレームはPA材料により2回の射出成形および嵌合されており、実際では他のプラスチックを利用することも可能であるが、ここでは詳細に説明を行わない。
1)パネルを製造するアルミニウムシートに対してスタンピングを行う手順と、
2)スタンピング後のアルミニウム製金属パネルをT処理してナノ微細孔を形成する手順と、
3)T処理後のアルミニウム製金属パネルに対して射出を行うことで該アルミニウム製金属パネルと密着する組成体を形成し、前記組成体の片面と前記ナノ微細孔が密着してアルミニウム製金属の底面に粘着され、他の片面に射出成形され、かつ塑性体表面に突出する樹脂ピンが分布されるようにする手順により製造される。
共に組み立てるとき、塑性体上に分布される樹脂ピンを押キー金属トレー上の対応部位の細孔に挿入し、それから、押キー金属トレー上の対応部位を貫通する細孔に対して熱溶解してから硬化することで、前記押キー金属トレーをロッキングし、これにより、アルミニウム製金属パネルと押キー金属トレーモジュールを形成することができ、
また、本実施例の前記ベースは射出成形により形成されている。
1)前記押キーと前記押キー支持フレームの間は機械係合によりロッキング、組み立てられており、
2)前記押キー支持フレームとアルミニウム製金属パネルおよび押キー金属トレーモジュールの間は機械構造によりロッキング、組み立てられており、
3)前記アルミニウム製金属パネルと押キー金属トレーモジュールおよび回路パネルの間は両面テープにより粘着されており、
4)前記補強増量鋼板とベースの間は両面テープにより粘着されている。
Claims (10)
- 金属外観のキーボードであって、金属パネルと、押キーと、押キー支持フレームと、押キー金属トレーと、回路パネルと、ベースと、を含み、前記金属パネルはアルミニウム製金属パネルであり、前記アルミニウム製金属パネルはナノモールディングテクノロジーT処理後に形成されているナノ微細孔を含み、
前記アルミニウム製金属パネルの底面にはナノモールディングテクノロジーにより射出成形されている塑性体が設けられ、前記塑性体の片面と前記ナノ微細孔が密着してアルミニウム製金属底面上に粘着され、他の片面には射出成形され、かつ、塑性体表面に突出している樹脂ピンが分布されており、
押キー金属トレーには樹脂ピンが分布される部位に対応して細孔が設けられ、前記樹脂ピンは押キー金属トレーの細孔を貫通し、かつ、熱溶解後に硬化されて押キー金属トレーをロッキングすることを特徴とする金属外観のキーボード。 - 前記押キー金属トレーは薄いアルミニウムシートからなることを特徴とする請求項1に記載の金属外観のキーボード。
- 前記樹脂ピンの太さは細孔の孔径と相当することを特徴とする請求項1に記載の金属外観のキーボード。
- 金属外観のキーボードモジュールであって、
底面がナノモールディングテクノロジーT処理後に形成されているナノ微細孔を有するアルミニウム製金属パネルを含み、
前記アルミニウム製金属パネルの底面上にはナノモールディングテクノロジーにより射出成形されている塑性体が更に設けられ、前記塑性体の片面と前記ナノ微細孔が密着してアルミニウム製金属底面上に粘着し、他の片面には射出成形され、かつ、塑性体表面に突出している樹脂ピンが分布されており、
押キー金属トレーには樹脂ピンが分布される部位に対応して細孔が設けられ、前記樹脂ピンは押キー金属トレーの細孔を貫通し、かつ、熱溶解後に硬化されて押キー金属トレーをロッキングすることを特徴とする金属外観のキーボードモジュール。 - 前記押キー金属トレーは薄いアルミニウムシートからなることを特徴とする請求項4に記載の金属外観のキーボードモジュール。
- 前記樹脂ピンの太さは細孔の孔径と相当することを特徴とする請求項4に記載の金属外観のキーボードモジュール。
- 金属外観のキーボードモジュールの製造方法であって、
アルミニウム製金属パネルに対してT処理してナノ微細孔を形成する工程と、
T処理後のアルミニウム製金属パネルに対して射出を行うことで該アルミニウム製金属パネルに密着して粘着される塑性体を形成し、前記塑性体の片面と前記ナノ微細孔が密着してアルミニウム製金属底面上に接着し、他の片面に射出成形され、かつ、塑性体の表面に突出している樹脂ピンを分布する工程と、
押キー金属トレーに樹脂ピンが分布される部位に対応して細孔を設ける工程と、
塑性体上に分布されている樹脂ピンに対して押キー金属トレー上の対応部位の細孔を通させる工程と、
押キー金属トレー上の対応部位を貫通する細孔が熱溶解後に硬化されて前記押キー金属トレーをロッキングする工程と、を備えることを特徴とする金属外観のキーボードモジュールの製造方法。 - 押キー金属トレー上の対応部位を貫通する小孔に対して熱溶解するとき、アルミニウム製金属パネルの面積の大きさと同じである半田ごてを利用して、該樹脂ピンが軟化されるまで樹脂ピンに圧力を加えて加熱を行うことを特徴とする請求項7に記載の金属外観のキーボードモジュールの製造方法。
- 前記押キー金属トレーは薄いアルミニウムシートからなり、かつ、樹脂ピンの太さは細孔の孔径と相当していることを特徴とする請求項7に記載の金属外観のキーボードモジュールの製造方法。
- 金属外観のキーボードの製造方法であって、
キーボード部材を製造する工程と、キーボード部材を組み立てる工程と、を備え、
キーボード部材を製造する工程において、
前記キーボード部件は、アルミニウム製金属パネルと、押キーと、押キー支持フレームと、押キー金属トレーと、回路パネルと、補強増量鋼板と、ベースと、を備え、
前記押キーは射出またはスタンピングにより製造されており、
前記押キー支持フレームは2回の射出成形及び嵌合後に製造されており、
前記アルミニウム製金属パネルは、
パネルを製造するアルミニウムシートに対してスタンピングを行う手順と、
スタンピング後のアルミニウム製金属パネルをT処理してナノ微細孔を形成する手順と、
T処理後のアルミニウム製金属パネルに対して射出を行うことで該アルミニウム製金属パネルと密着する組成体を形成し、前記組成体の片面と前記ナノ微細孔が密着してアルミニウム製金属底面に粘着し、他の片面に射出成形され、かつ塑性体表面に突出する樹脂ピンが分布されるようにする手順と、により製造されており、
前記押キー金属トレーはスタンピングを通じて製造され、前記押キー金属トレーに樹脂ピンが分布される部位に対応してスタンピングを通じて細孔を形成し、
塑性体上に分布される樹脂ピンを押キー金属トレー上の対応部位の細孔に挿入し、
それから押キー金属トレー上の対応部位を貫通する細孔が熱溶解して硬化されることで、前記押キー金属トレーをロッキングし、これにより、アルミニウム製金属パネルと押キー金属トレーモジュールを形成し、
前記ベースは射出成形されており、
キーボード部材を組み立てる工程において、
前記押キーと前記押キー支持フレームの間は機械係合によりロッキング、組み立てられており、
前記押キー支持フレームとアルミニウム製金属パネルおよび押キー金属トレーモジュールの間は機械構造によりロッキング、組み立てられおり、
前記アルミニウム製金属パネルと押キー金属トレーモジュールおよび回路パネルの間は両面テープにより粘着されており、
前記補強増量鋼板とベースの間は両面テープにより粘着されている、ことを特徴とする金属外観のキーボードの製造方法。
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