JP5357432B2 - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、例えば、2以上のユーザの商品等の購入履歴の情報等を用いて、情報をレコメンド等する情報処理装置等に関するものである。
従来、利用者の興味の高い項目名、項目値に基づく確度の高いコンテンツレコメンドと、コンテンツ利用の順序性を考慮したコンテンツレコメンドの双方を同時に実現する情報処理システムがあった(特許文献1参照)。本システムは、利用者のコンテンツ利用履歴情報を格納管理するコンテンツ利用履歴情報格納管理部と、コンテンツ利用履歴情報からコンテンツ利用遷移情報を算出するコンテンツ利用遷移情報算出部と、コンテンツ利用遷移情報を格納管理するコンテンツ利用遷移情報格納管理部と、コンテンツメタデータ情報を格納管理するコンテンツメタデータ情報格納管理部と、コンテンツ利用履歴情報、コンテンツ利用遷移情報及びコンテンツメタデータ情報とに基づきコンテンツレコメンド情報を生成するコンテンツレコメンド情報生成部を有する。
また、個人の項目名毎の特徴を抽出し、個人の項目名毎の特徴に基づくコンテンツのレコメンドを行うシステムがある(特許文献2参照)。本システムは、予め設定されている項目名に関し、対象としている利用者の利用者項目別志向情報を取得し、取得した利用者項目別志向情報を参照して、その項目名に関し予め設定しておいた閾値以上の出現回数の項目値を抽出し、この項目値を対象項目名の値として含むコンテンツ情報を取得し、取得したコンテンツ情報を利用者にレコメンドするシステムである。
また、商品購入に結びつく可能性を向上させ、また、総合的なレコメンデーション・サービスを実現するシステムがある(特許文献3参照)。本システムは、音楽ソフト配信ショップAのサーバに対して、ユーザが携帯電話機によりネット接続サービスを介してアクセスして音楽ソフトを購入すると、ショップAのサーバはその購入情報をセンタに送信し、センタはその歌手によるコンサート情報をレコメンドルールから検索して、そのレコメンデーションを、ネット接続サービスを介して携帯電話に送信するシステムである。そして、本システムは、チケット販売ショップBのサーバに対して、ユーザが携帯電話によりコンサートチケットを購入すると、ショップBのサーバはその購入情報をセンタに送信し、センタは、この購入情報のコンサートの開催日における飛行機などの予約状況をレコメンドルールから検索して、そのレコメンデーションを携帯電話に送信するシステムである。
また、自動的にネットニュースのランク付けを行うGroupLensというレコメンデーションエンジンの技術が存在する(非特許文献1)。さらに、協調フィルタリングという手法を中心にレコメンデーションに関する研究が多く成されてきた(非特許文献2から5)。
特開2005−293384号公報(第1頁、第1図等) 特開2004−362011号公報(第1頁、第1図等) 特開2002−117292号公報(第1頁、第1図等) Resnick, P., Iacovou, N., Suchak, M., Bergstrom, P., Riedl, J.: GroupLens: An Open Architecture for Collaborative Filtering of Netnews. Proceedings of the 1994 Computer Supported Collaborative Work Conference, pp.175-186 (1994). Balabanovic, M. and Shoham, Y.: Fab: Content-Based, Collaborative Recommendation. Communications of the ACM, Vol. 40, Issue 3, pp.66-72 (1997). Herlocker, J. L., Konstan, J. A., Borchers, A. and Riedl, J. : An Algorithmic Framework for Performing Collaborative Filtering, Proceedings of the 22nd annual international ACM SIGIR, pp.230-237 (1999). Sarwar, B., Karypis, G., Konstan, J. and Riedl, J.: Item-Based Collaborative Filtering Recommendation Algorithms, Proceedings of the 10th International Conference on World Wide Web, pp.285-295 (2001). Linden, G.., Smith, B., and York, J.: Amazon.com Recommendations: Item-to-Item Collaborative Filtering, Internet Computing, IEEE, Volume 7, pp.76-80 (2003).
しかしながら、従来のシステムにおいては、1以上の対象物(例えば、商品やサービス)に対して行うユーザの操作(例えば、購入、情報の閲覧など)の履歴により対象物をグループ化することが行われなかった。
また、ユーザが対象物に対して入力した情報である入力情報を用いて、対象物をグループ化することが行われなかった。
さらに、ユーザが着目する対象物が動的に変更される場合、当該対象物が属するグループを動的に取得し、当該グループ内の他の対象物をレコメンドする処理等が行われていなかった。
そのため、商品等のレコメンデーションの精度が低かった。
本第一の発明の情報処理システムは、ユーザを識別するユーザ識別子と、前記ユーザが操作した対象物を識別する対象物識別子とを有する操作情報を、2以上格納し得る操作情報格納部と、前記操作情報格納部から2以上の操作情報を読み出し、当該2以上の各操作識別子が有するユーザ識別子を経由して繋がっている2以上の対象物識別子を検出し、2以上の対象物間のリンク関係を示す情報であり、前記2以上の対象物間のリンクの強さを有する情報であるリンク情報を生成するリンク情報生成部と、一の対象物識別子を受け付ける対象物識別子受付部と、前記リンク情報生成部が生成したリンク情報を用いて、前記対象物識別子受付部が受け付けた一の対象物識別子と所定以上の関連度合いの強さを有する対象物識別子を取得するグループ内対象物識別子取得部と、前記グループ内対象物識別子取得部が取得した対象物識別子、または当該対象物識別子で識別される対象物に関する情報である対象物情報を出力するグループ内対象物情報出力部とを具備する情報処理装置である。
かかる構成により、商品等のレコメンデーション精度を向上できる。
また、本第二の発明の情報処理システムは、第一の発明に対して、前記操作情報は、対象物識別子とユーザが入力した情報である入力情報とを含み、前記リンク情報生成部は、前記操作情報格納部の2以上の操作情報を読み出し、当該2以上の各操作識別子が有する入力情報を経由して繋がっている2以上の対象物識別子を検出し、2以上の対象物間のリンク関係を示す情報であり、前記2以上の対象物間のリンクの強さを有する情報であるリンク情報を生成する情報処理装置である。
かかる構成により、商品等のレコメンデーション精度を向上できる。
また、本第三の発明の情報処理システムは、第二の発明に対して、前記入力情報は、対象物識別子で識別される対象物に対するユーザの印象を示す色の情報である情報処理装置である。
かかる構成により、商品等のレコメンデーション精度を向上できる。
また、本第四の発明の情報処理システムは、第二の発明に対して、前記入力情報は、対象物識別子で識別される対象物に対するユーザの印象を示すキーワードである情報処理装置である。
かかる構成により、商品等のレコメンデーション精度を向上できる。
また、本第五の発明の情報処理システムは、第一から第四いずれかの発明に対して、前記対象物識別子受付部は、端末装置から、一の対象物識別子を受信し、前記グループ内対象物情報出力部は、前記グループ内対象物識別子取得部が取得した対象物識別子、または当該対象物識別子で識別される対象物に関する情報である対象物情報を、前記端末装置に送信する情報処理装置である。
かかる構成により、商品等のレコメンデーション精度を向上できる。
また、本第六の発明の情報処理システムは、第一から第五いずれかの発明に対して、前記操作情報を受け付ける操作情報受付部と、前記操作情報受付部が受け付けた操作情報を、前記操作情報格納部に蓄積する操作情報蓄積部とをさらに具備する情報処理装置である。
かかる構成により、商品等のレコメンデーション精度を向上できる。
本発明による情報処理システムによれば、商品等のレコメンデーションの精度を向上できる。
以下、情報処理システム等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、2以上のユーザの2以上の対象物(商品、コンテンツ、サービスなど)に対する操作(購入、閲覧、お気に入り、タグ付け、属性値の入力など)を受け付け、当該操作から、対象物間のリンク関係の情報を生成し、当該リンク関係の情報から、一の対象物と同一のグループに属する1以上の対象物を取得し、出力する情報処理システム1について説明する。
図1は、本実施の形態における情報処理システム1の概念図である。情報処理システム1は、情報処理装置11と1以上の端末装置12を具備する。情報処理装置11と端末装置12とは、例えば、インターネット等のネットワークにより接続されており、相互に通信可能である。例えば、情報処理装置11はネットワーク上のサーバ装置であり、端末装置12はユーザ端末である。
図2は、本実施の形態における情報処理システム1のブロック図である。情報処理装置11は、操作情報格納部111、操作情報受付部112、操作情報蓄積部113、リンク情報生成部114、対象物識別子受付部115、グループ内対象物識別子取得部116、グループ内対象物情報出力部117を具備する。
端末装置12は、入力受付部121、情報送信部122、情報受信部123、情報出力部124を具備する。
操作情報格納部111は、2以上の操作情報を格納し得る。操作情報は、ユーザを識別するユーザ識別子と、ユーザが操作した対象物を識別する対象物識別子とを有する。ここで、ユーザ識別子とは、例えば、ID、氏名などである。また、操作とは、端末装置12の画面上に表示されている商品やサービスの購入のための操作(購入ボタンの押下など)、端末装置12の画面上に表示されている商品やサービスの情報の閲覧の操作、端末装置12の画面上に表示されている商品やサービスに対して、お気に入りのリストに登録するための操作、実施の形態2で述べる入力情報の入力操作、何らかの印(タグなど)を付ける操作、属性値を入力する操作などである。対象物とは、商品、サービス、人などである。対象物識別子とは、商品IDやサービスIDなどのID、氏名などである。操作情報格納部111は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。操作情報格納部111に操作情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して操作情報が操作情報格納部111で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された操作情報が操作情報格納部111で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された操作情報が操作情報格納部111で記憶されるようになってもよい。
操作情報受付部112は、操作情報を受け付ける。ここでの受付は、通常、受信である。ただし、受け付けは、ユーザからの入力の受付でも良い。操作情報受付部112は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
操作情報蓄積部113は、操作情報受付部112が受け付けた操作情報を、操作情報格納部111に蓄積する。操作情報蓄積部113は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。操作情報蓄積部113の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
リンク情報生成部114は、操作情報格納部111に格納されている2以上の操作情報を用いて、リンク情報を生成する。具体的には、リンク情報生成部114は、操作情報格納部111から2以上の操作情報を読み出し、当該2以上の各操作識別子が有するユーザ識別子を経由して繋がっている2以上の対象物識別子を検出し、2以上の対象物間のリンク関係を示す情報であり、2以上の対象物間のリンクの強さを有する情報であるリンク情報を生成する。「ユーザ識別子を経由して繋がっている2以上の対象物識別子を検出する」とは、同一のユーザ識別子(ユーザ識別子により取得できる属性値(例えば、年齢、年齢幅、性別、趣味、住居地域、所属組織など)も含むと考えても良い。)と対になる2つの対象物識別子は、互いに関連があると判断し両者を繋げ、当該繋がっている2つの対象物識別子を取得する処理を、連続して行うことである。また、「ユーザ識別子を経由して繋がっている2以上の対象物識別子を検出する」とは、同一のユーザ識別子(ユーザ識別子により取得できる属性値(例えば、年齢、年齢幅、性別、趣味、住居地域、所属組織など)も含むと考えても良い。)と対になる2以上の対象物識別子のうちの、2つの対象物識別子の組を、すべて取得することである。リンク情報とは、2つの対象物識別子のすべての組、リンクと強さの情報などを有し、そのデータ構造は問わない。2つの対象物識別子のすべての組とは、例えば、「(商品A,商品B)(商品A,商品C)(商品A,商品B)(商品C,商品D)・・・」であり、リンク関係にある対象物識別子の対の情報の集合である。「(商品A,商品B)(商品A,商品C)(商品A,商品B)(商品C,商品D)・・・」には、(商品A,商品B)が少なくとも2つ存在する。したがって、この例では、「商品A」と「商品B」のリンクの強さは2以上である、と言える。リンク情報がリンクの強さの情報を有する場合、リンク情報は、例えば、「(商品A,商品B,2)(商品A,商品C,1)(商品C,商品D,5)・・・」である。(商品A,商品B,2)は、「商品A」と「商品B」のリンクが存在し、その強さは「2」であることを示す。リンク情報生成部114は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。リンク情報生成部114の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
対象物識別子受付部115は、一の対象物識別子を受け付ける。ここでの受付は、通常、受信である。ただし、受付は、ユーザからの入力の受付でも良い。対象物識別子受付部115は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。対象物識別子受付部115は、端末装置12から、一の対象物識別子を受信することは好適である。ここで、一の対象物識別子は、端末装置12のユーザが何らかの操作(例えば、購入、お気に入りに入れる、フォーカス移動など)を行った対象物の識別子である。
グループ内対象物識別子取得部116は、リンク情報生成部114が生成したリンク情報を用いて、対象物識別子受付部115が受け付けた一の対象物識別子と所定以上の関連度合いの強さ(この所定の度合いについては、通常、予め、グループ内対象物識別子取得部116内の記憶媒体で保持されている。)を有する対象物識別子を取得する。ここで、「所定以上の関連度合いの強さ」とは、例えば、対象物識別子と他の情報(ユーザ識別子、ユーザの属性値、実施の形態2で述べる入力情報)とを用いて構築された二部グラフから、他の情報を除いて、2以上の対象物識別子を用いた一部グラフを構成した場合に、所定の関係で一の対象物識別子と繋がっている関係を言う。例えば、グループ内対象物識別子取得部116は、リンク情報生成部114が生成したリンク情報を用いて、対象物識別子受付部115が受け付けた一の対象物識別子と所定以上の関連度合いの強さを有する対象物識別子を取得する。グループ内対象物識別子取得部116は、リンク情報生成部114が生成したリンク情報を用いて、対象物識別子受付部115が受け付けた一の対象物識別子で識別される対象物と同一のグループに所属する対象物の対象物識別子を取得し、メモリ上に配置する。グループに属する対象物の対象物識別子を取得するアルゴリズムは問わない。
例えば、上記のような、対象物同士の関係を内包した一部グラフを関係ネットワークと呼ぶ。ある対象物と同一グループの対象物を見つけるということは、関係ネットワークにおける対象物のコミュニティ構造に関する何らかの量を最大化するようにグラフを分割することである。同一グループが適切なコミュニティ構造を形成する指標としては、modularityという概念がある。
例えば、グループ内対象物識別子取得部116は、以下の数式1を用いたアルゴリズムにより、局所的modularity(R)を計算する。そして、この指標(R)に基づき、同一のグループに属する対象物を特定し、それらの対象物識別子を取得する。
つまり、今、解析対象となる関係ネットワーク(上記の一部グラフ)において、注目する基点ノードvとする(図3参照)。注目する基点ノードvは、上述した対象物識別子受付部115が受け付けた一の対象物識別子である。そして、基点ノードvは、対象物識別子のグループを抽出する際のベースとなる対象物識別子(ネットワークのノード)である。ここで、ノードvを中心に抽出されたグループのノード集合をCとする。また、Cには含まれず、Cのうち少なくとも一つのノードに隣接するノード集合をUとする。さらに、Uと隣接するCのノード集合をBとする。このとき、Cのlocal modularity Rは、上記の数式1によって計算される。数式1において、Bijはノードv,vが接続されていて,どちらか一方がBに含まれるときのv,v間のリンクの重みである。また。δ(i,j)は,v∈Bかつv∈C,もしくはv∈Cかつv∈Bのとき1,それ以外の場合0であるとする。つまり、TはBに含まれるノードが持つ全リンクの重みの総和、IはBの全リンクのうちUでないノードとつながっているリンクの重みの総和となる。注目する基点ノードvから順に隣接するノードをCに取り込む操作を繰り返すことによって、Rが最大になるようなCをノードvのグループとして求めることができる。
また、グループ内対象物識別子取得部116は、以下の第二のアルゴリズムにより対象物識別子を取得しても良い。つまり、対象物識別子受付部115が受け付けた一の対象物識別子と閾値以上(または閾値より大きい)のリンクの強度で直接的に繋がっている対象物識別子を取得しても良い。
また、グループ内対象物識別子取得部116は、以下の第三のアルゴリズムにより対象物識別子を取得しても良い。つまり、グループ内対象物識別子取得部116は、対象物識別子受付部115が受け付けた一の対象物識別子と閾値以上(または閾値より大きい)のリンクの強度で直接的に繋がっている対象物識別子と、当該直接的に繋がっている対象物識別子とさらに閾値以上(または閾値より大きい)のリンクの強度で直接的に繋がっている対象物識別子とを取得しても良い。
また、グループ内対象物識別子取得部116は、以下の第四のアルゴリズムにより対象物識別子を取得しても良い。つまり、グループ内対象物識別子取得部116は、対象物識別子受付部115が受け付けた一の対象物識別子と閾値以上(または閾値より大きい)のリンクの強度で直接的に繋がっている対象物識別子と、当該直接的に繋がっている対象物識別子とさらに閾値以上(または閾値より大きい)のリンクの強度で直接的に繋がっている対象物識別子とを取得する。そして、さらに再帰的に、どこまでも、閾値以上(または閾値より大きい)のリンクの強度で繋がっている対象物識別子を取得する。
また、グループ内対象物識別子取得部116は、以下の第五のアルゴリズムにより対象物識別子を取得しても良い。つまり、グループ内対象物識別子取得部116は、対象物識別子受付部115が受け付けた一の対象物識別子と直接的に繋がっているすべての対象物識別子と、当該直接的に繋がっている各対象物識別子とさらに閾値以上(または閾値より大きい)のリンクの強度で直接的に繋がっている対象物識別子とを取得しても良い。
また、グループ内対象物識別子取得部116は、以下の第六のアルゴリズムにより対象物識別子を取得しても良い。つまり、グループ内対象物識別子取得部116は、対象物識別子受付部115が受け付けた一の対象物識別子と直接的に繋がっているすべての対象物識別子の中で、リンクの強度が強い順から、上位x個(xは、1以上の自然数)の対象物識別子を取得しても良い。
また、グループ内対象物識別子取得部116は、以下の第七のアルゴリズムにより対象物識別子を取得しても良い。つまり、グループ内対象物識別子取得部116は、対象物識別子受付部115が受け付けた一の対象物識別子と直接的に繋がっているすべての対象物識別子の中で、リンクの強度が強い順から、上位x%(xは、0より大きく、100より小さい)の対象物識別子を取得しても良い。
さらに、グループ内対象物識別子取得部116は、以下の第八のアルゴリズム(このアルゴリズムを、「相互重要度加味アルゴリズム」という。)により対象物識別子を取得しても良い。相互重要度加味アルゴリズムは、一の対象物識別子から見た、相対的な他の対象物識別子とのリンクの重み(リンクの重みA)と、他の対象物識別子から見た、相対的な一の対象物識別子とのリンクの重み(リンクの重みB)とをパラメータとして算出される相互重要度加味リンク強度Cを用いて、グループ内の対象物識別子を決定するアルゴリズムである。相互重要度加味リンク強度Cを算出するための演算式は、例えば、数式2である。
数式2は、対象物(v)と対象物(v)間の相互重要度加味リンク強度Cを算出する式の例である。また、数式2において、vの全リンクの重みの和とは、vから隣接する対象物にはられているリンクの重みの和である。
そして、グループ内対象物識別子取得部116は、一の対象物識別子と直接的に繋がっているすべての対象物識別子に対して、相互重要度加味リンク強度を算出し、当該相互重要度加味リンク強度が大きい、上位x個(xは、1以上の自然数)の対象物識別子を取得しても良いし、上位x%(xは、0より大きく、100より小さい)の対象物識別子を取得しても良いし、相互重要度加味リンク強度が閾値以上の対象物識別子を取得するなどしても良い。
さらに、相互重要度加味リンク強度の算出方法の具体的について、図4を用いて説明する。図4において、対象物(v)の全リンクの重みの和は、200である。対象物(v)の全リンクの重みの和は、10000である。対象物(v)の全リンクの重みの和は、20である。そして、v間のリンクの重みは、100である。v間のリンクの重みは、5である。
そして、v間のリンク強度Aは、「100/200」、v間のリンク強度Bは、「100/10000」である。そして、v間の相互重要度加味リンク強度Cは、「(100/200)×(100/10000)=1/200」となる。
一方、v間のリンク強度Aは、「5/200」、v間のリンク強度Bは、「5/20」である。そして、v間の相互重要度加味リンク強度Cは、「(5/200)×(5/20)=1/160」となる。
つまり、対象物(v)から見た相互重要度加味リンク強度Cは、対象物(v)の方が、対象物(v)より大きくなる。以上より、対象物(v)から見れば、より対象物(v)の方が、グループ内の対象物として選択されやすくなる。
その他、グループ内対象物識別子取得部116が、対象物識別子受付部115が受け付けた一の対象物識別子と同一のグループに存在する対象物識別子を取得するアルゴリズムは種々あり得る。
グループ内対象物識別子取得部116は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。グループ内対象物識別子取得部116の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
グループ内対象物情報出力部117は、グループ内対象物識別子取得部116が取得した対象物識別子、または当該対象物識別子で識別される対象物に関する情報である対象物情報を出力する。グループ内対象物情報出力部117は、例えば、対象物識別子と対に対象物情報を有している対象物情報格納手段(図示しない)を保持している。そして、グループ内対象物情報出力部117は、グループ内対象物識別子取得部116が取得した対象物識別子と対になる対象物情報を対象物情報格納手段から読み出し、出力する。なお、対象物情報とは、対象物(例えば、商品)の名称、スペック、価格、画像データなどである。また、対象物情報は、対象物識別子でも良い。グループ内対象物情報出力部117は、グループ内対象物識別子取得部116が取得した対象物識別子、または当該対象物識別子で識別される対象物に関する情報である対象物情報を、端末装置12に送信する。ここで、出力とは、通常、外部の装置(端末装置12など)への送信であるが、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタへの印字、音出力、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラム等への処理結果の引渡し等を含む概念である。グループ内対象物情報出力部117は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
入力受付部121は、ユーザからの入力を受け付ける。入力とは、例えば、商品の購入指示や、商品情報の閲覧指示(ウェブページの閲覧指示)や、商品情報をお気に入りとする印を付与する指示、後述するキーワードや色などの入力情報の入力などである。また、入力とは、各種情報やデータの入力も含む。かかる指示や情報等の入力手段は、キーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。入力受付部121は、キーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
情報送信部122は、入力受付部121が受け付けた指示や情報等を情報処理装置11に送信する。情報送信部122は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
情報受信部123は、情報処理装置11やその他の装置から情報を受信する。受信する情報は、種々あり得る。情報受信部123は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
情報出力部124は、情報受信部123が受信した情報を出力する。ここで、出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタへの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラム等への処理結果の引渡し等を含む概念である。情報出力部124は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。情報出力部124は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
次に、情報処理システムの動作について説明する。まず、図5から図8のフローチャートを用いて、情報処理装置11の動作について説明する。
(ステップS501)操作情報受付部112は、操作情報を受け付けたか否かを判断する。操作情報を受け付ければステップS502に行き、操作情報を受け付けなければステップS503に行く。
(ステップS502)操作情報蓄積部113は、ステップS501で受け付けた操作情報を、操作情報格納部111に蓄積する。ステップS501に戻る。
(ステップS503)対象物識別子受付部115は、対象物識別子を受け付けたか否かを判断する。対象物識別子を受け付ければステップS504に行き、対象物識別子を受け付けなければステップS501に戻る。なお、ここでは、通常、対象物識別子受付部115は、端末装置12から対象物識別子を受信する。
(ステップS504)リンク情報生成部114は、ステップS503で受け付けた対象物識別子を用いて、リンク情報生成処理を行う。リンク情報生成処理とは、リンク情報を生成し、少なくとも一時的に記憶媒体に書き込む処理である。リンク情報生成処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS505)グループ内対象物識別子取得部116は、ステップS504で生成されたリンク情報を用いて、グループ内対象物識別子取得処理を行う。グループ内対象物識別子取得処理とは、ステップS503で受け付けた対象物識別子と同一のグループに属する1以上の対象物識別子を取得する処理である。なお、ステップS503で受け付けた対象物識別子と同一のグループに属する対象物識別子が0である場合もあり得る。グループ内対象物識別子取得処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS506)グループ内対象物情報出力部117は、ステップS505で取得された対象物識別子を用いて、対象物情報を構成する。対象物情報とは、対象物(例えば、商品)の名称、スペック、価格、画像データ、対象物識別子等のうちの1以上の情報である。
(ステップS507)グループ内対象物情報出力部117は、ステップS506で構成された対象物情報を出力する。ここでの出力は、通常、ステップS503で受け付けた対象物識別子を送信してきた端末装置12への、対象物情報の送信である。ステップS501に戻る。
なお、図5のフローチャートにおいて、ステップS504のリンク情報生成処理は、予め行われており、当該リンク情報を予め記憶媒体(図示しない)に格納していても良い。
また、図5のフローチャートにおいて、ステップS505のグループ内対象物識別子取得処理は、予め行われており、各対象物識別子に対応するグループ内対象物識別子(1以上の対象物識別子)を予め記憶媒体(図示しない)に格納していても良い。
さらに、図5のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、ステップS504のリンク情報生成処理について、図6、図7のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS601)リンク情報生成部114は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS602)リンク情報生成部114は、i番目のユーザ識別子が存在するか否かを判断する。i番目のユーザ識別子が存在すればステップS603に行き、i番目のユーザ識別子が存在しなければステップS613に行く。なお、リンク情報生成部114は、操作情報格納部111の操作情報の中、または別途図示しない手段により格納されているユーザ識別子群管理表の中を検索し、i番目のユーザ識別子が存在するか否かを判断する。また、i(iは1、2、・・・)番目のユーザ識別子とは、各々ユニークなユーザ識別子である。
(ステップS603)リンク情報生成部114は、カウンタjに1を代入する。
(ステップS604)リンク情報生成部114は、j番目の対象物識別子が存在するか否かを判断する。j番目の対象物識別子が存在すればステップS605に行き、j番目の対象物識別子が存在しなければステップS612に行く。
(ステップS605)リンク情報生成部114は、カウンタkに「j+1」を代入する。
(ステップS606)リンク情報生成部114は、k番目の対象物識別子が存在するか否かを判断する。k番目の対象物識別子が存在すればステップS607に行き、k番目の対象物識別子が存在しなければステップS611に行く。
(ステップS607)リンク情報生成部114は、i番目のユーザ識別子を含むすべての操作情報を、操作情報格納部111から読み出す。
(ステップS608)リンク情報生成部114は、ステップS607で読み出した操作情報の中に、j番目の対象物識別子とk番目の対象物識別子とが、共に存在するか否かを判断する。共に存在すればステップS609に行き、共に存在しなければステップS610に行く。
(ステップS609)リンク情報生成部114は、(j番目の対象物識別子,k番目の対象物識別子)をバッファに書き込む。
(ステップS610)リンク情報生成部114は、カウンタkを1、インクリメントする。ステップS606に戻る。
(ステップS611)リンク情報生成部114は、カウンタjを1、インクリメントする。ステップS604に戻る。
(ステップS612)リンク情報生成部114は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS602に戻る。
(ステップS613)リンク情報生成部114は、ステップS609でバッファに書き込まれた情報を用いて、リンク情報を構成する。上位処理にリターンする。リンク情報構成処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。
なお、図6のフローチャートにおいて、ステップS609で書き込むデータの構造は問わない。
次に、ステップS613のリンク情報構成処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。図7のフローチャーにおいて、図6のフローチャーと同一のステップについて、その説明を省略する。
(ステップS701)リンク情報生成部114は、ステップS609で、バッファに書き込まれたデータ「(j番目の対象物識別子,k番目の対象物識別子)」の数を取得し、メモリ上に配置する。
(ステップS702)リンク情報生成部114は、ステップS701で取得した数が0でないか否かを判断する。0でなければステップS703に行き、0であればステップS610に行く。
(ステップS703)リンク情報生成部114は、データ「(j番目の対象物識別子,k番目の対象物識別子)」、およびステップS701で取得した数を用いて、リンク情報を構成する。リンク情報は、例えば、(j番目の対象物識別子,k番目の対象物識別子,ステップS701で取得した数)である。
(ステップS704)リンク情報生成部114は、ステップS703で構成したリンク情報を図示しない記憶媒体に蓄積する。この記憶媒体は、不揮発性の記憶媒体でも、揮発性の記憶媒体でも良い。
次に、ステップS505のグループ内対象物識別子取得処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。
なお、図8のフローチャートにおいて、以下のように設定する。解析対象となる関係ネットワーク(上記の一部グラフ)において、注目する基点ノードvとする(図3参照)。注目する基点ノードvは、上述した対象物識別子受付部115が受け付けた一の対象物識別子である。そして、基点ノードvは、対象物識別子のグループを抽出する際のベースとなる対象物識別子(ネットワークのノード)である。ここで、ノードvを中心に抽出されたグループのノード集合をCとする。また、Cには含まれず、Cのうち少なくとも一つのノードに隣接するノード集合をUとする。さらに、Uと隣接するCのノード集合をBとする。
(ステップS801)グループ内対象物識別子取得部116は、一の対象物識別子をバッファCに格納し、Bの隣接行列(β)の初期値を得て、当該初期値をメモリ上に配置する。
(ステップS802)グループ内対象物識別子取得部116は、前記一の対象物識別子と対になる対象物識別子を、リンク情報から読み出し、バッファUに格納する。
(ステップS803)グループ内対象物識別子取得部116は、バッファCの中の対象物識別子の数が閾値以下であるか否かを判断する。なお、ここでの閾値は、予め格納されている。また、「閾値以下であるか否かの判断」は、「閾値より小さいか否かの判断」でも良い。閾値以下であればステップS804に行き、閾値以下でなければ上位処理にリターンする。
(ステップS804)グループ内対象物識別子取得部116は、カウンタjに1を代入する。
(ステップS805)グループ内対象物識別子取得部116は、j番目の対象物識別子がバッファUの中に存在するか否かを判断する。j番目の対象物識別子が存在すればステップS806に行き、存在しなければステップS809に行く。
(ステップS806)グループ内対象物識別子取得部116は、以下の数式3を実行し、ΔRを得て、メモリ上に配置する。
なお、上記数式3におけるx,y,zは以下である。つまり、「x」はvのBへの全リンクの重みの総和である。また、「y」はvがCへ選ばれたときTに加わるリンクの重みの総和である。「z」はvがCへ選ばれたときTから減るリンクの重みの総和である。また、数式3は、数式1と、概念的に同様の式であり、計算量が少なくて済む、簡易化された式である。
(ステップS807)グループ内対象物識別子取得部116は、カウンタjを1、インクリメントする。ステップS805に戻る。
(ステップS808)グループ内対象物識別子取得部116は、ΔRが最大となるj番目の対象物識別子を取得する。
(ステップS809)グループ内対象物識別子取得部116は、ステップS808で取得した対象物識別子をバッファCに追記する。
(ステップS810)グループ内対象物識別子取得部116は、ステップS808で取得した対象物識別子と対になる対象物識別子を取得する。
(ステップS811)グループ内対象物識別子取得部116は、新規な隣接する対象物識別子をバッファUに追記する。
(ステップS812)グループ内対象物識別子取得部116は、RとBを更新する。ステップS803に戻る。なお、Bの更新により、βは更新される。
なお、グループ内対象物識別子取得処理は、図8のフローチャートの処理に限らないことは上述した通りである。
次に、端末装置12の動作について説明する。端末装置12の入力受付部121は、ユーザから、操作情報や対象物識別子などの入力を受け付ける。例えば、入力受付部121は、ユーザから、ある商品の購入指示を含む操作情報(例えば、「ユーザA,商品1」)を受け付ける。また、ユーザAが、商品を購入しようとして、ある商品2の商品情報を閲覧することにより、入力受付部121は、対象物識別子「商品2」を受け付ける。
次に、情報送信部122は、入力受付部121が受け付けた操作情報や対象物識別子等の情報を、情報処理装置11に送信する。
次に、情報受信部123は、情報処理装置11やその他の装置から情報を受信する。情報とは、例えば、上記対象物識別子「商品2」と同一のグループに属する対象物識別子についての情報である対象物情報である。かかる対象物情報は、ユーザAにレコメンドされる商品等の情報である。そして、情報出力部124は、情報受信部123が受信した情報を出力する。
以下、本実施の形態における情報処理システム1の具体的な動作について説明する。情報処理システムの概念図は図1である。
今、図示しないサーバ装置、または情報処理装置11は、図9に示す対象物管理表を保持している、とする。サーバ装置が対象物管理表を保持している場合、サーバ装置はネットワークに接続されている、とする。対象物管理表は、対象物を管理する表である。ここでは、対象物は商品、特に、衣服や靴など、身につける物品である。対象物管理表は、電子商取引の対象となる商品またはサービスの情報である対象物レコードを1以上格納している表である。対象物管理表は、「ID」「対象物識別子」「対象物」を有する。「ID」は、表のレコードを識別する情報であり、表管理のために存在する。「対象物識別子」は、対象物を識別する情報であり、ここでは、対象物IDである。ただし、「対象物識別子」は商品の名称などでも良く、後述する対象物属性を含む情報として考えても良い。「対象物」は、対象物の1以上の属性値が格納される。属性値は、「商品名」「商品種」「サイズ」などである。「商品種」は、商品の種類を示す。
端末装置12のユーザAは、対象物管理表を保持している装置(以下、この装置を情報処理装置11である、とする)にアクセスし、かつ、電子商取引を行うサイト(D社のE−shoppingのサイト)にログインした、とする。そして、端末装置12は、例えば、電子商取引を行うウェブサイトを情報処理装置11から受信し、当該ウェブサイトを解釈し、図10に示すような画面を表示した、とする。ウェブサイトを表示する処理は、いわゆるウェブブラウザの処理であり、公知技術であるので、詳細な説明を省略する。なお、電子商取引を行うサイトにログインする際に、ユーザAは、ユーザ識別子「A」を入力する、とする。
次に、ユーザは、図10の画面を見ながら、欲しい商品(例えば、対象物識別子「1」の商品)を買い物かごに入れ(「買い物かごに入れる」ボタンを押下し、)購入するための動作(例えば、図示しない購入ボタンを押下する動作)を行った、とする。すると、入力受付部121は、ユーザ識別子「A」と対象物識別子「1」を受け付ける。そして、情報送信部122は、「ユーザ識別子:A,対象物識別子:1」という情報を構成し、情報処理装置11に送信する。なお、情報「ユーザ識別子:A,対象物識別子:1」は、上述した操作情報の一例であり、ユーザAが対象物識別子「1」で識別される商品を購入する、ということを意味する。
情報処理装置11の操作情報受付部112は、操作情報「ユーザ識別子:A,対象物識別子:1」を受信する。そして、操作情報蓄積部113は、受信した時刻を、図示しない時計から取得し、「ユーザ識別子,対象物識別子,時刻情報」の構造を有する操作情報に変更する。そして、操作情報蓄積部113は、変更した操作情報を操作情報格納部111に蓄積する。
また、ユーザA以外のユーザである、ユーザBやユーザCなども、上述したような商品の購入動作を行った、とする。そして、情報処理装置11の操作情報蓄積部113は、上記の処理と同様に、操作情報を操作情報格納部111に蓄積した、とする。そして、操作情報格納部111に、図11に示す操作情報管理表が蓄積された、とする。操作情報管理表は、ここでは、過去の商品等の購入履歴を示す情報である操作情報を格納している。つまり、ここでは、操作情報は、ユーザが商品等を購入する、という行動を発生させたことを示す情報であり、ユーザ識別子と対象物識別子と時期情報を有する。操作情報管理表は、「ID」「操作情報」を有するレコードを1以上格納している。「操作情報」は、「ユーザ識別子」「対象物識別子」「時期情報」を有する。
また、図11に示す操作情報管理表により、各ユーザ(例えば、ユーザAからユーザF)は、図12に示す丸印が付与された商品(例えば、商品1から商品10のいずれか)を購入したことが分かる。
そして、リンク情報生成部114は、図12の情報から、以下のリンク情報生成処理を行う。つまり、図6、図7のフローチャートの動作に従い、リンク情報生成部114は、1番目のユーザ識別子「A」を取得する。次に、リンク情報生成部114は、1番目のユーザ識別子「A」を含むすべての操作情報を、操作情報格納部111から読み出す。そして、リンク情報生成部114は、操作情報「(A,1)(A,4)(A,8)」を得る。なお、本操作情報では、時刻情報を除いている。リンク情報生成部114は、操作情報「(A,1)(A,4)(A,8)」から、対象物識別子「1」「4」「8」を取り出し、2つの対象物識別子のすべての組み合わせである「(1,4)(1,8)(4,8)」を得る。そして、リンク情報生成部114は、2つの対象物識別子の組「(1,4)(1,8)(4,8)」をバッファに書き込む。
次に、リンク情報生成部114は、2番目のユーザ識別子「B」を取得する。そして、リンク情報生成部114は、2番目のユーザ識別子を含むすべての操作情報を、操作情報格納部111から読み出す。そして、リンク情報生成部114は、操作情報「(B,1)(B,3)(B,5)(B,9)」を得る。次に、リンク情報生成部114は、操作情報「(B,1)(B,3)(B,5)(B,9)」から、対象物識別子の組「(1,3)(1,5)(1,9)(3,5)(3,9)(5,9)」を得る。そして、リンク情報生成部114は、対象物識別子の組「(1,3)(1,5)(1,9)(3,5)(3,9)(5,9)」をバッファに追記する。リンク情報生成部114は、かかる処理を、3番目以降のユーザ識別子「C」「D」「E」「F」に対しても実行する。そして、リンク情報生成部114は、図13に示すデータ群を得る。図13のデータ群を構成するデータは(j番目の対象物識別子,k番目の対象物識別子)の構造を有する。
次に、リンク情報生成部114は、同一の(j番目の対象物識別子,k番目の対象物識別子)の組を集約して、図14のリンク情報群を得る。ここでのリンク情報は、(j番目の対象物識別子,k番目の対象物識別子,数)である。この「数」とは、(j番目の対象物識別子,k番目の対象物識別子)の組の数であり、「j番目の対象物識別子」と「k番目の対象物識別子」のリンクの強さである。そして、リンク情報生成部114は、図14のリンク情報群を記憶媒体に蓄積する。この記憶媒体は、揮発性の記憶媒体でも、不揮発性の記憶媒体でも良い。
リンク情報生成部114が、図13のデータ群を取得し、その後、図14のリンク情報群を取得する処理は、図15の二部グラフから、図16の一部グラフを生成する処理である。図15の二部グラフは、ユーザ識別子と対象物識別子をノードとするグラフである。図16の一部グラフは、対象物識別子をノードとするグラフである。
図16の一部グラフは、図15の二部グラフから、同一のユーザ識別子で繋がっている対象物識別子同士を、ユーザ識別子を消去する形で、リンク接続し、作成されたグラフである。
かかる状況において、例えば、ユーザAは、端末装置12を用いて、D社のウェブサイトをアクセスし、例えば、商品7を買い物かごに入れた(「買い物かごに入れる」ボタンを押下した)、とする。すると、入力受付部121は、商品7を買い物かごに入れた旨の情報を受け付ける。そして、情報送信部122は、「ユーザ識別子:A,対象物識別子:7」の情報を構成し、当該情報を情報処理装置11に送信する。
次に、対象物識別子受付部115は、対象物識別子「7」を含む情報を受信する。そして、グループ内対象物識別子取得部116は、以下のようにグループ内の対象物識別子群を取得する。つまり、グループ内対象物識別子取得部116は、たとえば、上述した第三のアルゴリズムを用いて、対象物識別子「7」からリンクの強度が「2」以上で直接接続されているノード(対象物識別子)をすべて取得する。そして、グループ内対象物識別子取得部116は、「5」「9」「10」を得る。次に、対象物識別子「5」または「9」または「10」と、「2」以上のリンクの強度で繋がっている対象物識別子「3」を取得する。そして、結果的に、グループ内対象物識別子取得部116は、対象物識別子「3」「5」「9」「10」を取得し、メモリ上に配置する。図17は、グループ内対象物識別子取得部116が取得した、対象物識別子「7」と同一のグループに属する対象物識別子群を示す模式図である。
グループ内対象物情報出力部117は、対象物識別子「3」「5」「9」「10」を用いて、当該対象物識別子で識別される対象物に関する情報である対象物情報を取得する。まず、グループ内対象物情報出力部117は、対象物識別子「3」「5」「9」「10」のうちで、ユーザAが購入している対象物の対象物識別子が存在しないか、存在するかを判断する。ここで、グループ内対象物情報出力部117は、ユーザ識別子「A」をキーとして、図11の操作情報管理表を検索し、対象物識別子を取得する。そして、グループ内対象物情報出力部117は、取得した対象物識別子を、対象物識別子「3」「5」「9」「10」から除く処理を行う。ここでは、除かれる対象物識別子は存在せず、グループ内対象物情報出力部117は、対象物識別子「3」「5」「9」「10」をそのまま保持している。
次に、グループ内対象物情報出力部117は、対象物識別子「3」「5」「9」「10」の各識別子をキーとして、対象物情報(例えば、「商品名」「価格」「画像」など)を、図9の対象物管理表から読み出す。
次に、グループ内対象物情報出力部117は、読み出した対象物情報(対象物識別子「3」「5」「9」「10」に対応する「商品名」「価格」「画像」など)を、端末装置12に送信する。
次に、端末装置12の情報受信部123は、対象物情報(対象物識別子「3」「5」「9」「10」に対応する「商品名」「価格」「画像」など)を受信する。次に、情報出力部124は、受信された対象物情報をディスプレイに出力する。なお、この対象物情報は、ユーザAにレコメンドする商品の情報である。また、対象物情報は、ユーザAが買い物かごに入れた商品7に一定の関係がある商品群の情報である。なお、対象物情報の出力態様は問わない。
以上、本実施の形態によれば、商品等のレコメンデーション精度を向上できる。具体的には、本実施の形態によれば、セレンディピティに富む商品等の情報の検索が可能となる。なお、セレンディピティ(serendipity)とは、本来、何かを探している時に、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能を指す言葉であり、次世代レコメンデーションシステムにとって重要な能力であると考えられている。
なお、本実施の形態によれば、商品等のレコメンドの方法として、対象物情報を出力することであった。しかし、他の方法により商品等のレコメンドを行っても良い。
また、本実施の形態によれば、ユーザが買い物かごに商品を入れたことをトリガーとして、商品等のレコメンドを行った。しかし、ユーザが商品等を購入したことをトリガーとして、または、ユーザが商品等にフォーカスを移動したことをトリガーとして、商品等のレコメンドを行っても良い。
また、本実施の形態において、同一のユーザ識別子で繋がっている対象物識別子同士を、ユーザ識別子を消去する形で、リンク接続し、グラフ(グラフを構成する情報)を作成した。そして、当該グラフから、一の対象物識別子と所定以上の関連度合いの強さを有する対象物識別子を取得し、出力した。しかし、同一の対象識別子同士で繋がっているユーザ識別子同士をリンク接続した、ユーザ識別子をノードとするグラフも作成しても良い。かかる場合、情報処理装置11は、操作情報格納部111と、操作情報格納部111から2以上の操作情報を読み出し、当該2以上の各操作識別子が有する対象物識別子を経由して繋がっている2以上のユーザ識別子を検出し、2以上のユーザ間のリンク関係を示す情報であり、前記2以上のユーザ間のリンクの強さを有する情報であるリンク情報を生成するリンク情報生成部と、一のユーザ識別子を受け付けるユーザ識別子受付部と、前記リンク情報生成部が生成したリンク情報を用いて、前記ユーザ識別子受付部が受け付けた一のユーザ識別子と所定以上の関連度合いの強さを有するユーザ識別子を取得するグループ内ユーザ識別子取得部と、前記グループ内ユーザ識別子取得部が取得したユーザ識別子、または当該ユーザ識別子で識別されるユーザに関する情報であるユーザ情報を出力するグループ内ユーザ情報出力部とを具備する情報処理装置である。この情報処理装置は、ユーザ識別子をノードとするグラフにより、「ユーザベースネットワーク」を構築こととなる。かかることは、他の実施の形態においても同様である。
さらに、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、ユーザを識別するユーザ識別子と、前記ユーザが操作した対象物を識別する対象物識別子とを有する操作情報を、2以上読み出し、当該2以上の各操作識別子が有するユーザ識別子を経由して繋がっている2以上の対象物識別子を検出し、2以上の対象物間のリンク関係を示す情報であり、前記2以上の対象物間のリンクの強さを有する情報であるリンク情報を生成するリンク情報生成部と、一の対象物識別子を受け付ける対象物識別子受付部と、前記リンク情報生成部が生成したリンク情報を用いて、前記対象物識別子受付部が受け付けた一の対象物識別子と所定以上の関連度合いの強さを有する対象物識別子を取得するグループ内対象物識別子取得部と、前記グループ内対象物識別子取得部が取得した対象物識別子、または当該対象物識別子で識別される対象物に関する情報である対象物情報を出力するグループ内対象物情報出力部として機能させるためのプログラム、である。
また、上記プログラムにおいて、前記対象物識別子受付部は、端末装置から、一の対象物識別子を受信し、前記グループ内対象物情報出力部は、前記グループ内対象物識別子取得部が取得した対象物識別子、または当該対象物識別子で識別される対象物に関する情報である対象物情報を、前記端末装置に送信するものとして機能させるためのプログラム、であることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、コンピュータを、前記操作情報を受け付ける操作情報受付部と、前記操作情報受付部が受け付けた操作情報を、前記操作情報格納部に蓄積する操作情報蓄積部として、さらに機能させるためのプログラム、であることは好適である。
(実施の形態2)
本実施の形態において、2以上のユーザの2以上の対象物(商品、コンテンツ、サービスなど)に対する操作を受け付け、当該操作から、対象物間のリンク関係の情報を生成し、当該リンク関係の情報から、一の対象物と同一のグループに属する1以上の対象物を取得し、出力する。また、ここでの操作は、ユーザの情報の入力である。ユーザが入力する情報は、例えば、対象物の印象を示す色やキーワードである。本実施の形態における情報処理システム2の概念図は図1である。
図18は、本実施の形態における情報処理システム2のブロック図である。情報処理システム2は、情報処理装置21、端末装置12を具備する。
情報処理装置21は、操作情報格納部111、操作情報受付部112、操作情報蓄積部113、リンク情報生成部214、対象物識別子受付部115、グループ内対象物識別子取得部116、グループ内対象物情報出力部117を具備する。
リンク情報生成部214は、リンク情報を生成する。具体的には、リンク情報生成部214は、操作情報格納部111から、2以上の操作情報を読み出し、当該2以上の各操作識別子が有する入力情報を経由して繋がっている2以上の対象物識別子を検出し、リンク情報を生成する。ここで、リンク情報は、2以上の対象物間のリンク関係を示す情報であり、2以上の対象物間のリンクの強さを有する情報である。また、ここでの操作情報は、対象物識別子とユーザが入力した情報である入力情報とを含む。ただし、操作情報は、ユーザ識別子を含んでも良い。入力情報は、例えば、対象物識別子で識別される対象物に対するユーザの印象を示す色の情報である。また、入力情報は、例えば、対象物識別子で識別される対象物に対するユーザの印象を示すキーワードである。また、「入力情報を経由して」とは、例えば、「同一の入力情報」と対になる対象物識別子の組を取得すること、「類似の入力情報」と対になる対象物識別子の組を取得すること、「表現の揺らぎを許す同一の入力情報」と対になる対象物識別子の組を取得することなどである。「類似の入力情報」とは、例えば、「良い」「素晴らしい」などであり、その判断のために、類似の情報群が管理されている、とする。「類似の入力情報」とは、例えば、「赤」「ピンク」「黄」などの暖色系の色の情報群である。また、「類似の入力情報」とは、例えば、肯定的な入力情報(「良い」「好き」など)はすべて類似とし、また、否定的な入力情報(「だめ」「嫌い」など)はすべて類似としても良い。また、「表現の揺らぎを許す同一の入力情報」とは、例えば、「すばらしい」と「素晴らしい」であり、「表現が揺らいだ同一の入力情報」が管理されている、とする。また、「入力情報を経由して」とは、例えば、「同一の入力情報」と対になる2以上の対象物識別子のうちの、2つの対象物識別子の組を、すべて取得することである。リンク情報生成部214は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。リンク情報生成部214の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
次に、情報処理システム2の動作について説明する。情報処理システム2の動作は、情報処理システム1の動作と比較して、リンク情報生成処理が異なる。したがって、図19のフローチャートを用いて、リンク情報生成部214が行うリンク情報生成処理について説明する。その他の、情報処理システム2の動作説明は省略する。図19のフローチャートにおいて、図6のフローチャートと同様の処理については、説明を省略する。
(ステップS1901)リンク情報生成部214は、入力情報をキーとして、操作情報をソートする。ここでのソートは、同一の入力情報を有する操作情報が離れずに集まれば良い趣旨である。
(ステップS1902)リンク情報生成部214は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS1903)リンク情報生成部214は、i番目の入力情報が、ステップS1901でソートした操作情報内に存在するか否かを判断する。i番目の入力情報が存在すればステップS603に行き、i番目の入力情報が存在しなければステップS613に行く。なお、i番目の入力情報の存在の判断時には、既に処理した入力情報と同一の入力情報は考慮しない。つまり、i番目の入力情報とは、i番目の種類の入力情報である。
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。情報処理システムの概念図は図1である。
実施の形態1の具体例と同様に、今、図示しないサーバ装置、または情報処理装置11は、図20に示す対象物管理表を保持している、とする。サーバ装置が対象物管理表を保持している場合、サーバ装置はネットワークに接続されている、とする。図20に示す対象物管理表は、音楽の情報を管理する表であり、「ID」「対象物識別子」「対象物」を有する。「ID」は、表のレコードを識別する情報であり、表管理のために存在する。「対象物識別子」は、対象物を識別する情報であり、ここでは、対象物IDである。ただし、「対象物識別子」は曲名などでも良い。「対象物」は「曲名」「ジャンル」「ジャケット(画像)」等を有する。「曲名」は、曲の名称を示す。「ジャンル」は曲のジャンルを示す。「ジャケット(画像)」は、音楽のジャケットの画像データである。
そして、端末装置12のユーザAは、対象物管理表を保持している装置(以下、この装置を情報処理装置11である、とする)にアクセスし、かつ、音楽のダウンロード販売を行うサイト(「サイトX」とする)にログインした、とする。そして、端末装置12は、例えば、サイトXを情報処理装置11から受信し、当該ウェブサイトを解釈し、図21に示すような画面を表示した、とする。なお、サイトにログインする際に、ユーザAは、ユーザ識別子「A」を入力する、とする。
次に、ユーザは、図21の画面を見ながら、ダウンロードしたい音楽(例えば、対象物識別子「1」の音楽)を選択した(フォーカスを移動し、ダウンロードボタンを押下した)、とする。すると、入力受付部121は、ユーザ識別子「A」と対象物識別子「1」を受け付ける。そして、情報送信部122は、「ユーザ識別子:A,対象物識別子:1」という情報を構成し、情報処理装置21に送信する。なお、情報「ユーザ識別子:A,対象物識別子:1」は、ユーザAが対象物識別子「1」で識別される音楽のダウンロードを行う、ということを意味する。そして、情報処理装置21は、情報「ユーザ識別子:A,対象物識別子:1」を受け付け、対象物識別子「1」で識別される音楽を、端末装置12に送信する。そして、端末装置12は、対象物識別子「1」で識別される音楽を受信し、出力する。
そして、ユーザAは、対象物識別子「1」で識別される音楽を聴き、その印象を示すキーワード「軽い」を、図22に示すように入力する。そして、ユーザAは、「送信」ボタンを押下する、とする。なお、端末装置12において、音楽が出力された後、図22に示すように、キーワード入力のためのウィンドウが表示される、とする。
すると、端末装置12の入力受付部121は、対象物識別子「1」とキーワード「軽い」を受け付ける。そして、情報送信部122は、操作情報「ユーザ識別子:A,対象物識別子:1,キーワード:軽い」を、情報処理装置21に送信する。
次に、情報処理装置21の操作情報受付部112は、操作情報「ユーザ識別子:A,対象物識別子:1,キーワード:軽い」を受信する。そして、操作情報蓄積部113は、受信された操作情報を、操作情報格納部111に蓄積する。
ユーザA以外のユーザである、ユーザBやユーザCなども、上述したような、音楽のダウンロード、キーワードの入力を行った、とする。そして、情報処理装置21の操作情報蓄積部113は、上記の処理と同様も処理を行い、操作情報を操作情報格納部111に蓄積した、とする。そして、図23に示す操作情報管理表が、操作情報格納部111に蓄積された、とする。操作情報管理表は、ここでは、ユーザが音楽を聴き、付与したキーワードについての情報である操作情報を格納している。操作情報管理表は、「ID」「操作情報」を有するレコードを1以上格納している。「操作情報」は、「ユーザ識別子」「対象物識別子」「キーワード」を有する。なお、キーワードは入力情報の一種である。
また、図23の操作情報管理表のうち、対象物識別子とキーワードをノードとするネットワークを、例えば、図24とする。図24は、実施の形態1における図15の二部グラフのユーザ識別子を、ユーザが入力したキーワードに変更したものである。つまり、ある対象物(例えば、音楽、商品など)に対して、ユーザが同じ行動(例えば、ダウンロード、購入、お気に入りに入れるなど)を起こしたとしても、ユーザの対象物に対する印象、感情はそれぞれ異なると考えられる。したがって、かかるユーザの印象、感情を表すキーワード(上述した色などでも良い)を用いて、二部グラフを構成し、後述する処理を行い、対象物識別子をグループ化することは、真に関連する対象物をグループ化でき、例えば、商品等のレコメンドを行う場合に、精度が向上する。
そして、リンク情報生成部214は、図23の情報から、以下のリンク情報生成処理を行う。つまり、図19のフローチャートの動作に従い、リンク情報生成部214は、入力情報をキーとして、図23の操作情報管理表のレコードをソートする。ここでのソートは、同一の入力情報を有するレコードを集める処理である。そして、リンク情報生成部214は、1番目の入力情報「軽い」を取得する。次に、リンク情報生成部214は、1番目の入力情報「軽い」を含むすべての操作情報を、操作情報格納部111から読み出す。そして、リンク情報生成部214は、操作情報「(1,軽い)(4,軽い)(5,軽い)(6,軽い)」を得る。次に、リンク情報生成部214は、操作情報「(1,軽い)(4,軽い)(5,軽い)(6,軽い)」から、2つの対象物識別子のすべての組み合わせ「(1,4)(1,5)(1,6)(4,5)(4,6)(5,6)」を得る。そして、リンク情報生成部114は、2つの対象物識別子の組「(1,4)(1,5)(1,6)(4,5)(4,6)(5,6)」をバッファに書き込む。なお、上記のレコードをソートする処理は必須ではない、ことは言うまでもない。
次に、リンク情報生成部214は、2番目の入力情報「リズミカル」を取得する。そして、リンク情報生成部214は、2番目の入力情報「リズミカル」を含むすべての操作情報を、操作情報格納部111から読み出す。そして、リンク情報生成部214は、操作情報「(2,リズミカル)(7,リズミカル)」を得る。次に、リンク情報生成部214は、操作情報「(2,リズミカル)(7,リズミカル)」から、2つの対象物識別子の組「(2,7)」を得る。
そして、リンク情報生成部214は、2つの対象物識別子の組「(2,7)」をバッファに追記する。リンク情報生成部214は、かかる処理を、3番目以降の入力情報「武士」「自然」「海」「スター」に対しても実行する。そして、リンク情報生成部214は、図25に示すデータ群を得る。図25のデータ群を構成するデータは(j番目の対象物識別子,k番目の対象物識別子)の構造を有する。
次に、リンク情報生成部214は、図25のデータ群を用いて、同一の(j番目の対象物識別子,k番目の対象物識別子)の組を集約して、図26のリンク情報群を得る。ここでのリンク情報は、(j番目の対象物識別子,k番目の対象物識別子,数)である。この「数」とは、(j番目の対象物識別子,k番目の対象物識別子)の組の数であり、「j番目の対象物識別子」と「k番目の対象物識別子」のリンクの強さを示す。そして、リンク情報生成部214は、図26のリンク情報群を記憶媒体に蓄積する。この記憶媒体は、揮発性の記憶媒体でも、不揮発性の記憶媒体でも良い。
リンク情報生成部214が、図25のデータ群を取得し、その後、図26のリンク情報群を取得する処理は、図24の二部グラフから、図27の一部グラフを生成する処理である。
かかる状況において、例えば、ユーザCは、端末装置12を用いて、サイトXにアクセスし、例えば、音楽「ZCZ」に対して、「お気に入り」に入れるための操作を行った、とする。すると、入力受付部121は、音楽「ZCZ」を「お気に入り」に入れ旨の情報を受け付ける。そして、情報送信部122は、「ユーザ識別子:C,対象物識別子:3」の情報を構成し、当該情報を情報処理装置21に送信する。なお、情報送信部122は、音楽「ZCZ」に対応する対象物識別子が「3」であることを、図21のウェブサイトの情報から取得する、とする。
次に、対象物識別子受付部115は、対象物識別子「3」を含む情報を受信する。そして、グループ内対象物識別子取得部116は、以下のようにグループ内の対象物識別子群を取得する。つまり、グループ内対象物識別子取得部116は、実施の形態1で述べた第五のアルゴリズムを用いて、対象物識別子「3」から直接的に繋がっているすべての対象物識別子を取得する。そして、グループ内対象物識別子取得部116は、「8」「9」を得る。次に、対象物識別子「8」または「9」と、「2」以上のリンクの強度で繋がっている対象物識別子「1」を取得する。そして、結果的に、グループ内対象物識別子取得部116は、対象物識別子「1」「8」「9」を取得し、メモリ上に配置する。なお、ここでは、第五のアルゴリズムにおける閾値は「2」である。
次に、グループ内対象物情報出力部117は、対象物識別子「1」「8」「9」を用いて、当該対象物識別子で識別される対象物に関する情報である対象物情報を取得する。まず、グループ内対象物情報出力部117は、対象物識別子「1」「8」「9」のうちで、ユーザCがダウンロードし、キーワード入力している対象物の対象物識別子が存在しないか、存在するかを判断する。ここで、グループ内対象物情報出力部117は、ユーザ識別子「C」をキーとして、図11の操作情報管理表を検索し、対象物識別子を取得する。そして、グループ内対象物情報出力部117は、取得した対象物識別子を、対象物識別子「1」「8」「9」から除く処理を行う。ここでは、除かれる対象物識別子は「9」であり(図23の「ID=10」のレコード参照)、グループ内対象物情報出力部117は、最終的に、対象物識別子「1」「8」を取得し、メモリ上に配置する。
次に、グループ内対象物情報出力部117は、対象物識別子「1」「8」の各識別子をキーとして、対象物情報(例えば、「曲名」「ジャケット」など)を、図20の対象物管理表から読み出す。
次に、グループ内対象物情報出力部117は、読み出した対象物情報(対象物識別子「1」「8」に対応する「曲名」「ジャケット」など)を、端末装置12に送信する。
次に、端末装置12の情報受信部123は、対象物情報(対象物識別子「1」「8」に対応する「曲名」「ジャケット」など)を受信する。次に、情報出力部124は、受信された対象物情報をディスプレイに出力する。なお、この対象物情報は、ユーザCにレコメンドする音楽の情報である。また、対象物情報は、ユーザCがダウンロードした音楽と一定の関係がある音楽の情報である。
以上、本実施の形態によれば、商品等のレコメンデーション精度を、より向上できる。具体的には、本実施の形態によれば、よりセレンディピティに富む商品等の情報の検索が可能となる。かかる処理は、音楽や映画や絵画など、感性的な対象物の検索に特に有効である。つまり、ある対象物(例えば、音楽、商品など)に対して、ユーザが同じ行動(例えば、ダウンロード、購入、お気に入りに入れるなど)を起こしたとしても、ユーザの対象物に対する印象、感情はそれぞれ異なると考えられる。したがって、かかるユーザが入力した入力情報(印象、感情を表すキーワードや色など)を用いて対象物識別子をグループ化することにより、真に関連する対象物をグループ化でき、よりセレンディピティに富む商品等の情報の検索を可能にする。対象識別子をグループ化するということは、さまざまなユーザの感性をつなげつつ互いに関連する対象物をグループ化できるので、新しいユーザ体験(音楽なら音楽体験、等)をもたらすことができる。
なお、本実施の形態によれば、リンク情報生成のアルゴリズムは問わない。例えば、本実施の形態において、リンク情報生成部214は、「同一の入力情報」と対になる対象物識別子の間にリンクを付した。しかし、リンク情報生成部214は、同一のユーザが、何らかの入力情報(入力情報の内容は問わない)を付与した対象物の対象物識別子の間にリンクを付しても良い。また、リンク情報生成部214は、同一のユーザが同一の入力情報を付与した対象物の対象物識別子の間にリンクを付しても良い。つまり、ユーザが対象物に対して入力した入力情報を用いて、当該入力情報を経由して繋がっている2以上の対象物識別子の間にリンクを付与すれば良い。
また、本実施の形態によれば、ユーザは、対象物(例えば、音楽)に対して、自分の印象、感情を表すキーワードを自由に入力した。しかし、ユーザは、予め決められたキーワードの中から、自分の印象、感情を表すキーワードを選択するようにしても良い。また、ユーザは、予め決められた色の中から、対象物に相応しい色を選択するようにしても良い。
さらに、本実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、ユーザを識別するユーザ識別子と、前記ユーザが操作した対象物を識別する対象物識別子とを有する操作情報を、2以上読み出し、当該2以上の各操作識別子が有するユーザ識別子を経由して繋がっている2以上の対象物識別子を検出し、2以上の対象物間のリンク関係を示す情報であり、前記2以上の対象物間のリンクの強さを有する情報であるリンク情報を生成するリンク情報生成部と、一の対象物識別子を受け付ける対象物識別子受付部と、前記リンク情報生成部が生成したリンク情報を用いて、前記対象物識別子受付部が受け付けた一の対象物識別子と所定以上の関連度合いの強さを有する対象物識別子を取得するグループ内対象物識別子取得部と、前記グループ内対象物識別子取得部が取得した対象物識別子、または当該対象物識別子で識別される対象物に関する情報である対象物情報を出力するグループ内対象物情報出力部として機能させるためのプログラム、である。
また、上記プログラムにおいて、前記操作情報は、対象物識別子とユーザが入力した情報である入力情報とを含み、前記リンク情報生成部を、2以上の操作情報を読み出し、当該2以上の各操作識別子が有する入力情報を経由して繋がっている2以上の対象物識別子を検出し、2以上の対象物間のリンク関係を示す情報であり、前記2以上の対象物間のリンクの強さを有する情報であるリンク情報を生成するものとして機能させるためのプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記対象物識別子受付部は、端末装置から、一の対象物識別子を受信し、前記グループ内対象物情報出力部は、前記グループ内対象物識別子取得部が取得した対象物識別子、または当該対象物識別子で識別される対象物に関する情報である対象物情報を、前記端末装置に送信するものとして機能させるためのプログラム、であることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、コンピュータを、前記操作情報を受け付ける操作情報受付部と、前記操作情報受付部が受け付けた操作情報を、前記操作情報格納部に蓄積する操作情報蓄積部として、さらに機能させるためのプログラム、であることは好適である。
また、図28は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した実施の形態の情報処理装置等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図28は、このコンピュータシステム340の概観図であり、図29は、コンピュータシステム340のブロック図である。
図28において、コンピュータシステム340は、FD(Flexible Disk)ドライブ、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)ドライブを含むコンピュータ341と、キーボード342と、マウス343と、モニタ344とを含む。
図29において、コンピュータ341は、FDドライブ3411、CD−ROMドライブ3412に加えて、CPU(Central Processing Unit)3413と、CD−ROMドライブ3412及びFDドライブ3411に接続されたバス3414と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM(Read−Only Memory)3415と、CPU3413に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM(Random Access Memory)3416と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3417とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ341は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム340に、上述した実施の形態の情報処理装置等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM3501、またはFD3502に記憶されて、CD−ROMドライブ3412またはFDドライブ3411に挿入され、さらにハードディスク3417に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ341に送信され、ハードディスク3417に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3416にロードされる。プログラムは、CD−ROM3501、FD3502またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ341に、上述した実施の形態の情報処理装置等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム340がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段(情報送信部、情報受信部など)は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる情報処理システムは、商品等のレコメンデーション精度を向上する、という効果を有し、情報処理システム等として有用である。
実施の形態1における情報処理システムの概念図 同情報処理システムのブロック図 同解析対象となる関係ネットワークの概念図 同相互重要度加味リンク強度の算出アルゴリズムを説明する図 同情報処理装置の動作について説明するフローチャート 同リンク情報生成処理について説明するフローチャート 同リンク情報構成処理について説明するフローチャート 同グループ内対象物識別子取得処理について説明するフローチャート 同対象物管理表を示す図 同ウェブサイトの画面例を示す図 同操作情報管理表を示す図 同操作情報管理表から取得され得る情報を示す図 同リンク情報生成部が取得したデータ群を示す図 同リンク情報群を示す図 同二部グラフの概念図 同一部グラフの概念図 同対象物識別子群を示す模式図 実施の形態2における情報処理システムのブロック図 同リンク情報生成処理の動作について説明するフローチャート 同対象物管理表を示す図 同ウェブサイトの画面例を示す図 同入力情報の入力画面例を示す図 同操作情報管理表を示す図 同二部グラフの概念図 同リンク情報生成部が取得したデータ群を示す図 同リンク情報群を示す図 同一部グラフの概念図 同コンピュータシステムの概観図 同コンピュータシステムのブロック図
符号の説明
1、2 情報処理システム
11、21 情報処理装置
12 端末装置
111 操作情報格納部
112 操作情報受付部
113 操作情報蓄積部
114、214 リンク情報生成部
115 対象物識別子受付部
116 グループ内対象物識別子取得部
117 グループ内対象物情報出力部
121 入力受付部
122 情報送信部
123 情報受信部
124 情報出力部

Claims (11)

  1. ユーザを識別するユーザ識別子と、前記ユーザが操作した対象物を識別する対象物識別子とを有する操作情報を、2以上格納し得る操作情報格納部と、
    前記操作情報格納部から2以上の操作情報を読み出し、当該2以上の各操作情報が有するユーザ識別子を経由して繋がっている2以上の対象物識別子を検出し、2以上の対象物間のリンク関係を示す情報であり、前記2以上の対象物間のリンクの強さを有する情報であるリンク情報を生成するリンク情報生成部と、
    一の対象物識別子を受け付ける対象物識別子受付部と、
    前記リンク情報生成部が生成したリンク情報を用いて、前記対象物識別子受付部が受け付けた一の対象物識別子と所定以上の関連度合いの強さを有する対象物識別子を取得するグループ内対象物識別子取得部と、
    前記グループ内対象物識別子取得部が取得した対象物識別子、または当該対象物識別子で識別される対象物に関する情報である対象物情報を出力するグループ内対象物情報出力部とを具備し、
    前記グループ内対象物識別子取得部は、
    対象物識別子とユーザ識別子とを用いて構築された二部グラフからユーザ識別子を除いた関係ネットワークであり、2以上の対象物識別子を用いた一部グラフである関係ネットワークを構成した場合に、前記受付部が受け付けた一の対象物識別子と所定以上の関連度合いの強さで前記一の対象物識別子と繋がっている関係にある2以上の対象物識別子であり、前記一の対象物識別子と直接的に繋がっていない1以上の対象物識別子も含む1以上の対象物識別子を、前記リンク情報生成部が生成したリンク情報から取得する情報処理装置。
  2. 前記操作情報は、
    対象物識別子とユーザが入力した情報である入力情報とを含み、
    前記リンク情報生成部は、
    前記操作情報格納部の2以上の操作情報を読み出し、当該2以上の各操作情報が有する入力情報を経由して繋がっている2以上の対象物識別子を検出し、2以上の対象物間のリンク関係を示す情報であり、前記2以上の対象物間のリンクの強さを有する情報であるリンク情報を生成し、
    前記グループ内対象物識別子取得部は、
    対象物識別子と入力情報とを用いて構築された二部グラフから入力情報を除いた関係ネットワークであり、2以上の対象物識別子を用いた一部グラフである関係ネットワークを構成した場合に、前記受付部が受け付けた一の対象物識別子と所定以上の関連度合いの強さで前記一の対象物識別子と繋がっている関係にある2以上の対象物識別子であり、前記一の対象物識別子と直接的に繋がっていない1以上の対象物識別子も含む1以上の対象物識別子を、前記リンク情報生成部が生成したリンク情報から取得する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記グループ内対象物識別子取得部は、
    前記関係ネットワークが有するすべてのリンク情報のリンクの強さの総和に対する、グループ内の対象物識別子と繋がっているリンク情報のリンクの強さの総和の比である局所的modularityが最大となるように、前記関係ネットワークを分割することにより、前記2以上の対象物識別子を2以上のグループに分け、前記受付部が受け付けた一の対象物識別子と同一のグループに属する2以上の対象物識別子を決定し、取得する請求項1または請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記入力情報は、
    対象物識別子で識別される対象物に対するユーザの印象を示す色の情報である請求項2または請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記入力情報は、
    対象物識別子で識別される対象物に対するユーザの印象を示すキーワードである請求項2または請求項3記載の情報処理装置。
  6. 前記対象物識別子受付部は、
    端末装置から、一の対象物識別子を受信し、
    前記グループ内対象物情報出力部は、
    前記グループ内対象物識別子取得部が取得した対象物識別子、または当該対象物識別子で識別される対象物に関する情報である対象物情報を、前記端末装置に送信する請求項1から請求項5いずれか記載の情報処理装置。
  7. 前記操作情報を受け付ける操作情報受付部と、
    前記操作情報受付部が受け付けた操作情報を、前記操作情報格納部に蓄積する操作情報蓄積部とをさらに具備する請求項1から請求項6いずれか記載の情報処理装置。
  8. リンク情報生成部、対象物識別子受付部、グループ内対象物識別子取得部、およびグループ内対象物情報出力部により実現され得る情報処理方法であって、
    前記リンク情報生成部により、ユーザを識別するユーザ識別子と、前記ユーザが操作した対象物を識別する対象物識別子とを有する操作情報を、2以上読み出し、当該2以上の各操作情報が有するユーザ識別子を経由して繋がっている2以上の対象物識別子を検出し、2以上の対象物間のリンク関係を示す情報であり、前記2以上の対象物間のリンクの強さを有する情報であるリンク情報を生成するリンク情報生成ステップと、
    前記対象物識別子受付部により、一の対象物識別子を受け付ける対象物識別子受付ステップと、
    前記グループ内対象物識別子取得部により、前記リンク情報生成ステップで生成されたリンク情報を用いて、前記対象物識別子受付ステップで受け付けられた一の対象物識別子と所定以上の関連度合いの強さを有する対象物識別子を取得するグループ内対象物識別子取得ステップと、
    前記グループ内対象物情報出力部により、前記グループ内対象物識別子取得ステップで取得された対象物識別子、または当該対象物識別子で識別される対象物に関する情報である対象物情報を出力するグループ内対象物情報出力ステップを具備し、
    前記グループ内対象物識別子取得ステップにおいて、
    対象物識別子とユーザ識別子とを用いて構築された二部グラフからユーザ識別子を除いた関係ネットワークであり、2以上の対象物識別子を用いた一部グラフである関係ネットワークを構成した場合に、前記受付ステップで受け付けられた一の対象物識別子と所定以上の関連度合いの強さで前記一の対象物識別子と繋がっている関係にある2以上の対象物識別子であり、前記一の対象物識別子と直接的に繋がっていない1以上の対象物識別子も含む1以上の対象物識別子を、前記リンク情報生成ステップで生成されたリンク情報から取得する情報処理方法。
  9. 前記操作情報は、
    対象物識別子とユーザが入力した情報である入力情報とを含み、
    前記リンク情報生成ステップにおいて、
    2以上の操作情報を読み出し、当該2以上の各操作情報が有する入力情報を経由して繋がっている2以上の対象物識別子を検出し、2以上の対象物間のリンク関係を示す情報であり、前記2以上の対象物間のリンクの強さを有する情報であるリンク情報を生成し、
    前記グループ内対象物識別子取得ステップにおいて、
    対象物識別子と入力情報とを用いて構築された二部グラフから入力情報を除いた関係ネットワークであり、2以上の対象物識別子を用いた一部グラフである関係ネットワークを構成した場合に、前記受付ステップで受け付けられた一の対象物識別子と所定以上の関連度合いの強さで前記一の対象物識別子と繋がっている関係にある2以上の対象物識別子であり、前記一の対象物識別子と直接的に繋がっていない1以上の対象物識別子も含む1以上の対象物識別子を、前記リンク情報生成ステップで生成されたリンク情報から取得する請求項8記載の情報処理方法。
  10. コンピュータを、
    ユーザを識別するユーザ識別子と、前記ユーザが操作した対象物を識別する対象物識別子とを有する操作情報を、2以上読み出し、当該2以上の各操作情報が有するユーザ識別子を経由して繋がっている2以上の対象物識別子を検出し、2以上の対象物間のリンク関係を示す情報であり、前記2以上の対象物間のリンクの強さを有する情報であるリンク情報を生成するリンク情報生成部と、
    一の対象物識別子を受け付ける対象物識別子受付部と、
    前記リンク情報生成部が生成したリンク情報を用いて、前記対象物識別子受付部が受け付けた一の対象物識別子と所定以上の関連度合いの強さを有する対象物識別子を取得するグループ内対象物識別子取得部と、
    前記グループ内対象物識別子取得部が取得した対象物識別子、または当該対象物識別子で識別される対象物に関する情報である対象物情報を出力するグループ内対象物情報出力部として機能させるためのプログラムであって、
    前記グループ内対象物識別子取得部は、
    対象物識別子とユーザ識別子とを用いて構築された二部グラフからユーザ識別子を除いた関係ネットワークであり、2以上の対象物識別子を用いた一部グラフである関係ネットワークを構成した場合に、前記受付部が受け付けた一の対象物識別子と所定以上の関連度合いの強さで前記一の対象物識別子と繋がっている関係にある2以上の対象物識別子であり、前記一の対象物識別子と直接的に繋がっていない1以上の対象物識別子も含む1以上の対象物識別子を、前記リンク情報生成部が生成したリンク情報から取得するものとして、コンピュータを機能させるためのプログラム。
  11. 前記操作情報は、
    対象物識別子とユーザが入力した情報である入力情報とを含み、
    前記リンク情報生成部は、
    2以上の操作情報を読み出し、当該2以上の各操作情報が有する入力情報を経由して繋がっている2以上の対象物識別子を検出し、2以上の対象物間のリンク関係を示す情報であり、前記2以上の対象物間のリンクの強さを有する情報であるリンク情報を生成し、
    前記グループ内対象物識別子取得部は、
    対象物識別子と入力情報とを用いて構築された二部グラフから入力情報を除いた関係ネットワークであり、2以上の対象物識別子を用いた一部グラフである関係ネットワークを構成した場合に、前記受付部が受け付けた一の対象物識別子と所定以上の関連度合いの強さで前記一の対象物識別子と繋がっている関係にある2以上の対象物識別子であり、前記一の対象物識別子と直接的に繋がっていない1以上の対象物識別子も含む1以上の対象物識別子を、前記リンク情報生成部が生成したリンク情報から取得するものとして、コンピュータを機能させるための請求項10記載のプログラム。
JP2008029997A 2008-02-12 2008-02-12 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Active JP5357432B2 (ja)

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