JP5355336B2 - スクリュー圧縮機および冷凍機 - Google Patents

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Description

本発明は、気体を圧縮するスクリュー圧縮機および当該スクリュー圧縮機を備えた冷凍機に関し、特に、吐出側の圧力の変動に対応して圧縮容積比を変動させることができるスクリュー圧縮機および当該スクリュー圧縮機を備えた冷凍機に関する。
従来のスクリュー圧縮機は、雄ロータと、雌ロータと、当該雄ロータと雌ロータに対して軸方向に摺動し、スクリュー圧縮機の吐出口の軸方向長さを調整して吐出圧力を調整する容積比弁とを備えている。当該スクリュー圧縮機は、さらに、吸込圧力Ps、吸込温度Tsおよび吸込ガスの成分、吐出圧力Pd、吐出温度Tdを検知する検知器と、当該検知器の検知結果を基に最適な容積比弁の軸方向位置を決める、すなわち吐出口の軸方向長さを決める演算器とを備えている。当該検知器によってそれぞれの値を検知し、当該演算器によって最適な容積比弁の軸方向位置を決めている。そして、容積比弁を決められた軸方向位置に移動させ、スクリュー圧縮機の吐出口に連通する直前の歯溝空間の圧力を吐出圧力に均衡させている(例えば、特許文献1、図6および図1)。
特開2002−310077
しかし、従来のスクリュー圧縮機は、前述の検知器と、演算器とを備えているため、構造が複雑であり、コスト面や信頼性の面から採用することが難しかった。
そこで、本発明は、複雑な構造を用いることなくスクリュー圧縮機の吐出口に連通する直前の歯溝空間の圧力を吐出圧力に均衡させることのできるスクリュー圧縮機および当該スクリュー圧縮機を備えて冷凍機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様に係るスクリュー圧縮機1は、例えば図1、図3に示すように、雄ロータ2と、雄ロータ2と噛み合う雌ロータ3と、雄ロータ2と雌ロータ3とを収納し、雄ロータ2と雌ロータ3と協働して閉じ込められた歯溝空間4を形成するケーシング5であって、低圧側に吸込口6が形成され、高圧側に吐出口7が形成されたケーシング5と、雄ロータ2と雌ロータ3に対して摺動しながら雄ロータ2と雌ロータ3の回転軸線方向8に移動を行う容積比弁9であって、ケーシング5と協働して吐出口7を形成し、前記移動を行うことによって歯溝空間4の容積比を変更可能に構成された容積比弁9とを備え、容積比弁9は、雄ロータ2と雌ロータ3に対して摺動する弁本体10と、弁本体10と回転軸線方向8に対向して設けられ、弁本体10との間に吐出口7と連通する第一の室11を形成するピストン12とを有し、ピストン12の第一の室11の反対側に第二の室13が形成され、弁本体10の第一の室11の反対側に第三の室14が形成され、第二の室13は、弁本体10に形成された中間口15であって、弁本体10の吐出口7を形成する境界線16の近傍に形成された中間口15を通して、歯溝空間4と連通しており、第三の室14は、第一の室11と連通し、容積比弁9は、第一の室11の圧力が第二の室13の圧力より低い場合に、第二の室13の圧力と第一の室11の圧力との差圧をピストン12に直接作用させて、第二の室13の圧力が第一の室11の圧力に等しくなるように、中間口15の位置が前記低圧側に移動する方向に前記移動を行うように構成され、容積比弁9は、第一の室11の圧力が第二の室13の圧力より高い場合に、前記差圧をピストン12に直接作用させて、第二の室13の圧力が第一の室11の圧力に等しくなるように、中間口15の位置が前記高圧側に移動する方向に前記移動を行うように構成されている。
このように構成すると、容積比弁は、第一の室の圧力が第二の室の圧力より低い場合に、第二の室の圧力と第一の室の圧力との差圧をピストンに直接作用させて、第二の室の圧力が第一の室の圧力に等しくなるように、中間口の位置が低圧側に移動する方向に容積比弁の移動を行うようにし、さらに、第一の室の圧力が第二の室の圧力より高い場合に、前記差圧をピストンに直接作用させ、第二の室の圧力が第一の室の圧力に等しくなるように、中間口の位置が高圧側に移動する方向に容積比弁の移動を行うことができる。このため、複雑な構造を用いることなくスクリュー圧縮機の吐出口に連通する直前の歯溝空間の圧力を吐出圧力に均衡させることができる。
本発明の第2の態様に係るスクリュー圧縮機は、例えば図1に示すように、上記本発明の第1の態様に係るスクリュー圧縮機1において、ケーシング5は、弁本体10とピストン12とを収納する弁ケーシング21を有し、ピストン12は、第一の表面22と、第一の表面22と反対側の第二の表面23とを有し、弁本体10は、第二の表面23に対向する第三の表面24と、第三の表面24と反対側の第四の表面25とを有する柱状の弁体部26を有し、さらに、ピストン12と弁体部26とをつなぐロッド27を有し、第二の表面23と弁ケーシング21の内側表面28と第三の表面24とは、第一の室11を形成し、第一の表面22と弁ケーシング21の内側表面28とは、第二の室13を形成し、第四の表面25と弁ケーシング21の内側表面28とは、第三の室14を形成し、容積比弁9は、ピストン12とロッド27と弁体部26とを貫通し、第二の室13と中間口15とを連通する第一の連通路31を有し、さらに、第一の室11と第三の室14とを連通する第二の連通路32を有する。
このように構成すると、容積比弁が、第一の連通路を有するので、第一の連通路により第二の室の圧力を中間口の圧力と同じにすることができ、第二の連通路を有するので、第二の連通路により第三の室の圧力を吐出圧力である第一の室の圧力と同じにすることができる。
上記目的を達成するため、本発明の第3の態様に係る冷凍機51は、例えば図8に示すように、冷媒液44をスクリュー圧縮機1の上流側で蒸発させて冷媒ガス43を発生させる蒸発器48と;冷媒ガス43を吸い込んで圧縮し吐き出す第1の態様または第2の態様のスクリュー圧縮機1と;冷却媒体46を導入し冷却媒体46を用いて、冷媒ガス43をスクリュー圧縮機の下流側で凝縮させる凝縮器45とを備える。
このように構成すると、第1の態様または第2の態様のスクリュー圧縮機を備えるので、例えば冷却媒体としての冷却水の温度が変化して、凝縮器の凝縮圧力が変化し、凝縮器の圧力が吐出口に連通する直前の歯溝空間の圧力より高くなることがある。この場合、差圧により容積比弁を回転軸線方向高圧側に移動させ、吐出口に連通する直前の歯溝空間の圧力を上昇させ、凝縮器の圧力と同じにすることができる。また、凝縮器の圧力が吐出口に連通する直前の歯溝空間の圧力より低くなることがある。この場合、差圧により容積比弁を回転軸線方向低圧側に移動させ、吐出口に連通する直前の歯溝空間の圧力を減少させ、凝縮器の圧力と同じにすることができる。このため、複雑な構造を用いることなくスクリュー圧縮機の吐出口に連通する直前の歯溝空間の圧力を吐出圧力(凝縮器の圧力)に均衡させることができる。
以上説明したように、本発明のスクリュー圧縮機によれば、容積比弁は、第一の室の圧力が第二の室の圧力より低い場合に、第二の室の圧力と第一の室の圧力との差圧をピストンに直接作用させて、第二の室の圧力が第一の室の圧力に等しくなるように、中間口の位置が低圧側に移動する方向に容積比弁の移動を行うように構成し、さらに、第一の室の圧力が第二の室の圧力より高い場合に、前記差圧をピストンに直接作用させ、第二の室の圧力が第一の室の圧力に等しくなるように、中間口の位置が低圧側に移動する方向に容積比弁の移動を行うように構成することができる。このため、複雑な構造を用いることなくスクリュー圧縮機の吐出口に連通する直前の歯溝空間の圧力を吐出圧力に均衡させることができる。
以上説明したように、本発明の冷凍機によれば、例えば冷却媒体としての冷却水の温度が変化して、凝縮器の凝縮圧力が変化し、凝縮器の圧力が吐出口に連通する直前の歯溝空間の圧力より高くなることがある。この場合、差圧により容積比弁を回転軸線方向高圧側に移動させ、吐出口に連通する直前の歯溝空間の圧力を上昇させ、凝縮器の圧力と同じにすることができる。また、凝縮器の圧力が吐出口に連通する直前の歯溝空間の圧力より低くなることがある。この場合、差圧により容積比弁を回転軸線方向低圧側に移動させ、吐出口に連通する直前の歯溝空間の圧力を減少させ、凝縮器の圧力と同じにすることができる。このため、複雑な構造を用いることなくスクリュー圧縮機の吐出口に連通する直前の歯溝空間の圧力を吐出圧力(凝縮器の圧力)に均衡させることができる。
本発明の第1の実施の形態に係るスクリュー圧縮機の模式的正面断面図である。 図1に示すスクリュー圧縮機の、容積比弁が最も高圧側に移動した場合を示す模式的断面図である。 図1に示すスクリュー圧縮機の雄ロータと雌ロータの部分の模式的側面断面図である。 (A)は、図1のスクリュー圧縮機の弁体部の平面図である。(B)は、(A)の中間口近くの部分の拡大図である。 スクリュー圧縮機のロータ回転角と、歯溝空間の内部圧力および歯溝空間の容積の変化の関係を表した図である。 (A)は、図1のスクリュー圧縮機のロータ回転角と、歯溝空間の内部圧力および歯溝空間の容積の変化の関係を表した図である。(B)は、ロータ回転角と内部圧力の関係を表した部分の一部を拡大した拡大図である。 他の実施の形態のスクリュー圧縮機の模式的正面断面図である。 図1のスクリュー圧縮機を備えた冷凍機のフロー図である。 図1の、位置が可変である容積比弁を有するスクリュー圧縮機を、備えた冷凍機の効果を現すグラフである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において互いに同一あるいは相当する部材には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
以下、図1〜図3を参照して本実施の形態のスクリュー圧縮機1の説明を行う。
図1、図2は、本発明に係るスクリュー圧縮機1の模式的正面断面図である。図3は、図1のスクリュー圧縮機の後述の雄ロータ2と雌ロータ3の部分の模式的側面断面図である。
スクリュー圧縮機1は、雄ロータ2と、雌ロータ3と、ケーシング5と、容積比弁9とを備える。スクリュー圧縮機1の雄ロータ2は、駆動機42(図8参照)に接続され、回転駆動される。雌ロータ3は、雄ロータ2と平行に配置され、雄ロータ2と噛み合うよう配置されている。雄ロータ2が回転することにより雌ロータ3も回転する。ケーシング5の低圧側には吸込口6が形成され、高圧側には吐出口7が形成されている。ケーシング5は、雄ロータ2と雌ロータ3とを収納し、雄ロータ2と雌ロータ3と協働して、歯溝空間4を形成する。歯溝空間4には、吸込口6に連通した歯溝空間4と、吸込口6にも吐出口7にも連通せず、閉じ込められ密閉された歯溝空間4と、吐出口7に連通した歯溝空間4とに分類することができ、両ロータ2、3の回転により、歯溝空間4は、この順序で移行する。スクリュー圧縮機1は、図1中、雄ロータ2と雌ロータ3の回転軸線が水平になるよう配置されている。
ケーシング5は、容積比弁9を収納する弁ケーシング21を有する。弁ケーシング21が、容積比弁9のシリンダとして働く。容積比弁9は、弁ケーシング21内に収納され、弁本体10と、ピストン12とを有する。弁本体10は、雄ロータ2と雌ロータ3に対して摺動しながら雄ロータ2と雌ロータ3の回転軸線方向8に移動を行う。閉じ込めが始まった直後の密閉された歯溝空間4の容積V(圧力P)と、吐出が始まる直前の密閉された歯溝空間4の容積V(圧力P)の比を容積比Viと呼ぶ。容積比Viは、V/Vにより求められる。圧縮行程におけるポリトロ−プ指数をmとすると、P=P*Viとして表される。
容積比弁9は、回転軸線方向8、低圧側または高圧側の前記移動を行うことによって歯溝空間4の容積比Viを変更することが可能である。容積比弁9が、低圧側に移動した場合、容積比Viが減少し、高圧側に移動した場合、容積比Viが増加する。ピストン12は、弁本体10と回転軸線方向8に対向して配設され、弁本体10との間に吐出口7と連通する第一の室としての吐出室11を形成する。ピストン12の吐出室11の反対側(吐出側)に第二の室としてのピストン室13が形成されている。
弁本体10は、柱状の弁体部26と、ピストン12と弁体部26とをつなぐロッド27とを有する。弁ケーシング21は、弁体部26を収納する左側弁ケーシング37と、ピストン21を収納する右側弁ケーシング36とを有する。弁体部26とロッド27は、回転軸線方向8に延在する。弁体部26の吐出室11の反対側(吸込側)に第三の室としての弁体室14が形成されている。弁体部26には、中間口15が形成でされ、中間口15は、吐出が始まる直前の密閉された歯溝空間4に連通している。中間口15は、弁体部26の吐出口7を形成する境界線16の近傍に位置している。
ピストン12は、板状に形成され、吐出側にある第一の表面22と、第一の表面22とは反対側(吸込側)の第二の表面23とを有する。第一の表面22と、右側弁ケーシング36の内側表面28は、ピストン室13を形成する。第一の表面22と、第二の表面23とは、同じ面積を有し、共に、図1中、紙面に垂直な平面である。弁体部26は、吐出側にある第三の表面24と、第三の表面24とは反対側(吸込側)の第四の表面25とを有する。第三の表面24は、第二の表面23に回転軸線方向8に対向する位置に配置されている。第四の表面25と、左側弁ケーシング37の内側表面28は、弁体室14を形成する。第三の表面24は、二つの平面33と、一つの平面34とを有し、二つの平面33が図1中、鉛直方向上から見た場合にV字型に配置され、V字の底を埋めるように第三番目の平面34が、図1中、紙面に垂直に配置されている(図4(A))。第四の表面25は、図1中、紙面に垂直な平面である。このV字型は、雄ロータ2および雌ロータ3の歯の山の稜線に沿った形状に形成されている。ロッド27は、ピストン12の第二の表面23と弁体部26の第三の表面24とをつなぐ。なお、吐出室11は、第二の表面23と、第三の表面24と、内側表面28と、ロッド27の外周表面とにより形成される。境界線16は、第三の表面24の図中、最下部に形成されている。中間口15は、吐出口7を形成する境界線16の近傍であって境界線16の低圧側に形成されている。
以下、図4(A)、(B)を参照して、説明する。境界線16は、第三の表面24の最下部に形成されているので、平面33及び平面34の最下部に形成されているといえる。平面33を低圧側(図4(A)、(B)中、左側)に延長した二つの仮想面35(平面)を考えると、この二つの仮想面35は、交わり仮想線Pを形成する。
中間口15の位置が、弁体部26の仮想線Pに近ければ近いほど、過大圧縮の程度が減少するので望ましい。中間口15は、仮想線Pに接する位置にあってもよく、仮想線Pからわずかに低圧側に離れた位置にあってもよい。中間口15は、境界線16の近傍に形成されているとは、この意味である。境界線16は、一部、平面34の最下部に形成されているが、近傍の意味を考えるときは、この部分では、仮想面35の最下部に形成されていると考えることにする。中間口15が境界線16(平面34の部分では仮想面35の最下部を通ると考える)から大きめに離れていても、過大圧縮の程度がその分だけ大きくなるだけで、過大圧縮量が所定の値になるように容積比弁9の移動によって制御されている点は変わらない。この過大圧縮が問題とならない程度であれば、これも近傍の概念に含まれるものとする。
以下、再び図1〜図3を参照して説明する。
容積比弁9は、第一の連通路31と、第二の連通路32とを有する。第一の連通路31は、ピストン12とロッド27と弁体部26とを貫通し、ピストン室13と中間口15とを連通する。第二の連通路32は、弁体部26を貫通し、吐出室11と弁体室14とを連通する。第一の連通路31によりピストン室13の圧力は、中間口15の圧力と同じであり、第二の連通路32により吐出室11の圧力は、弁体室14の圧力と同じである。スクリュー圧縮機1で圧縮されるガス(不図示)は、吸込口6から吸い込まれ圧縮されて吐出口7から吐き出される。ガスは吸込口6で、吸込圧力Ps、吸込容積Vsの状態にあり、吐出口7で、吐出圧力Pd、吐出容積Vdの状態に移行する。
図2の状態の場合で説明すると、歯溝空間4−1〜4−3では、吸込ガスの吸入が行われる。歯溝空間4−4では、吸込ガスは、閉じ込み直後の状態(まさに閉じ込みが始まった状態)にあり、吸込条件と同じ、圧力P(=Ps)、容積V(=Vs)下にある。歯溝空間4−5、4−6は、圧縮行程下にあり、歯溝空間4−7は、吐出口7と連通する直前の状態(まさに連通が始まろうとする状態、但し、連通は始まっていない状態)にあり、圧力P、容積Vの条件下にある。歯溝空間4−8は、吐出口7と連通している状態にある。以下、歯溝空間一般を指すときは4の符号をつけ、歯溝空間4とする。
図5を参照し、適宜図1を参照して、吐出室11の圧力Pdが変化した場合を説明する。図5の説明において、スクリュー圧縮機1は容積比弁9を備えていないと仮定する。図中、横軸はロータ2、3の回転角を表し、縦軸は、歯溝空間4の内部圧力、歯溝空間4の容積の変化を表す。
通常は、吐出口7と連通する直前の歯溝空間4−7の圧力Pが、吐出室11の圧力Pdに等しくなるよう設計されている(Aの場合)。しかし、運転状態の変化により、吐出室11の圧力が減少し、P>Pdとなる場合がある(Bの場合)。P>Pdの場合は、スクリュー圧縮機1は、過大圧縮を行い、歯溝空間4が吐出口7に連通後、歯溝空間4の圧力Pは減少して、吐出室11のPdに等しくなる。一方、吐出室11の圧力が上昇し、P<Pdの場合(Cの場合)は、スクリュー圧縮機1は、過小圧縮を行っており、歯溝空間4が吐出口7に連通後、ガスは吐出室11から歯溝空間4に逆流し、歯溝空間4の圧力Pは上昇してPdに等しくなる。これらの場合、スクリュー圧縮機1の吐出側の容積は十分に大きいので、圧力Pdは、スクリュー圧縮機1の過大圧縮、過小圧縮には影響されず、一定の値を保つ。
図6(A)、(B)を参照し、適宜図1を参照して、本実施の形態のスクリュー圧縮機1の吐出室11の圧力Pdが変化した場合を説明する。図中、横軸はロータ2、3の回転角を表し、縦軸は、歯溝空間4の内部圧力、歯溝空間4の容積の変化を表す。
運転状態における吐出圧力Pdの変動範囲を予想して、スクリュー圧縮機1は、容積比弁9の移動によって、中間口15における歯溝空間4−7の圧力Pxが、吐出室11の圧力Pdに等しくなるよう設計されている。
したがって、図1に示すように、容積比弁9は、通常運転点において、左右(低圧側、高圧側)どちらにも移動可能な位置に存在する。また、通常運転点において、中間口15における歯溝空間4−7の圧力Pxが、吐出室11の圧力Pdに等しくなる位置に、容積比弁9が存在する。この場合、吐出口7と連通する直前の歯溝空間4−7の圧力Pは、吐出室11の圧力Pdよりわずかに高く(Aの場合)、スクリュー圧縮機1は、わずかな過大圧縮の状態にあり、歯溝空間4−7の圧力は、吐出口7の連通後(Aにおいて連通)、ΔPだけ減少し、PからPdに変化する(ΔP=P−Pd)。
運転状態の変化により、吐出室11の圧力が減少し、Px>Pdとなった場合(Bの場合)、ピストン12に対して差圧(Px−Pd)が、回転軸線方向8左側に向けて直接作用し、容積比弁9は、左側に移動し、中間口15における歯溝空間4−7の圧力Pxが、吐出室11の圧力Pdに等しくなる。このときも、スクリュー圧縮機1は、過大圧縮の状態にあり、歯溝空間4−7の圧力は、吐出口7に連通後(Bにおいて連通)、ΔPだけ減少し、PからPdに変化する(ΔP=P−Pd)。
容積比弁9が、左側に移動すると、歯溝空間4が吐出口7の連通するタイミングが移動前より早まるので、吐出口7と連通する直前の歯溝空間4の圧力Pは減少する。また、容積比弁9が、左側に移動すると、中間口15の位置も左側に移動するので、圧力Pxも減少する。
ここで述べる過大圧縮は、中間口15が、境界線16の近傍ではあるが、わずかながら境界線16から低圧側にずれた位置にあるために生ずるものである。しかし、この過大圧縮は、中間口15を境界線16にできるだけ近い位置に形成することにより無視できる程度に小さくすることができる。
一方、運転状態の変化により、吐出室11の圧力が上昇し、Px<Pdとなった場合(Cの場合)、ピストン12に対して差圧(Pd−Px)が、回転軸線方向8右側に向けて直接作用し、容積比弁9は、右側に移動し、中間口15における歯溝空間4−7の圧力Pxが、吐出室11の圧力Pdに等しくなる。このときも、スクリュー圧縮機1は、過大圧縮の状態にあり、歯溝空間4−7の圧力は、吐出口7に連通後(Cにおいて連通)、ΔPだけ減少し、PからPdに変化する(ΔP=P−Pd)。
容積比弁9が、右側に移動すると、歯溝空間4が吐出口7の連通するタイミングが移動前より遅くなるので、吐出口7と連通する直前の歯溝空間4の圧力Pは上昇する。また、容積比弁9が、右側に移動すると、中間口15の位置も右側に移動するので、圧力Pxも上昇する。
この状態から、吐出室11の圧力がさらに上昇した場合、Px<Pdであるので、ピストン12に対して差圧(Pd−Px)が、回転軸線方向8右側に向けて直接作用するが、容積比弁9が最も右側(図2の状態)に移動しても、中間口15における歯溝空間4−7の圧力Pxが、吐出室11の圧力Pdに達しない場合がある(Dの場合)。なお、容積比弁9が最も右側(図2の状態)に移動しても、ピストン室の容積は0にならないように構成されている。また、このとき、スクリュー圧縮機1は、過小圧縮の状態にあり、歯溝空間4−7の圧力は、吐出口7に連通後(Dにおいて連通)、ΔPだけ上昇し、PからPdに変化する(ΔP=Pd−P)。前述のように、運転状態における吐出圧力Pdの変動範囲を予想して、このような状態が発生しないように、スクリュー圧縮機1を設計することが望ましい。
なお、図中、A〜Dの点において、歯溝空間4が吐出口7に連通し、これらの時点から先で、歯溝空間4内のガスが吐出室11に吐出される。
図7に、他の実施の形態のスクリュー圧縮機を示す。図は、模式的正面断面図である。図に示すように、スクリュー圧縮機1は、吸込ガス連通弁41と、吐出ガス連通弁40とを備えていてもよい。吸込ガス連通弁41と、吐出ガス連通弁40とは、ケーシング5に取り付けて配置することができる。吸込ガス連通弁41は、ケーシング5に形成された第四の連通路39を介して吸込口6と弁体室14とを連通させることができる。吐出ガス連通弁40は、ケーシング5に形成された第三の連通路38を介して吐出室11と弁体室14とを連通させることができる。なお、この実施の形態の場合は、容積比弁9に形成された第二の連通路32(図1)は存在しない。第二の連通路32の代わりに、第三の連通路38が形成されているからである。
スクリュー圧縮機1の停止後、次回起動した時に歯溝空間4に異常な高圧が生じるのを防止するために以下の対策を行う。この対策は、スクリュー圧縮機1の停止時に、スクリュー圧縮機1を用いる冷凍機51(図8参照)の蒸発器47の冷媒蒸発温度がある一定値以上(例えば、25℃〜30℃以上)に高くなる場合に必要となる。これは、容積比弁9の位置が、容積比Viが高い状態(例えば、2.5〜3.0)の位置にあるときに、冷凍機51の運転中にスクリュー圧縮機1が停止した場合を想定している。この場合、スクリュー圧縮機1の停止後の容積比弁9の位置は、スクリュー圧縮機1の停止直前の位置のままとなる。
スクリュー圧縮機1の運転中の吸込圧力Psは、通常は、その用途による一定の値に保たれる。しかし、冷凍機51(図8)を強制停止した後に、ある期間経過すると、被冷却物(不図示)の温度が上昇する場合がある。このときにスクリュー圧縮機1の起動すると、起動時の吸込圧力Psが高くなる。この場合、容積比Viが高いと(例えば、2.5〜3.0)スクリュー圧縮機1の起動直後の歯溝空間4が異常に高圧となり(例えば、2.0MPa〜2.5MPa(許容値は2.0MPa))スクリュー圧縮機1にダメージを与えることがある。これを回避するために、以下のようにスクリュー圧縮機1の停止直前に、容積比弁9の状態を、容積比Viが通常運転時の値より低い値になる状態にする必要がある(例えば、容積比Viが1.5〜2.0(通常は2.35))。
すなわち、スクリュー圧縮機1の停止直前に、吸込ガス連通弁41を開とし、吐出ガス連通弁40を閉とする。吐出ガス連通弁40を閉とすることにより、第三の連通路38を遮断し、吐出室11と弁体室14とを分離する。吸込ガス連通弁41を開とすることにより、第四の連通路39を介して、吸込口6と弁体室14とを連通し、弁体室14の圧力を吸込口6の圧力まで下げ、容積比弁9を吸込側へ移動させ、スクリュー圧縮機1の容積比Viが低い状態にする。
なお、スクリュー圧縮機1の運転時は、吸込ガス連通弁41を閉とし、吐出ガス連通弁40は開としている。吸込ガス連通弁41を閉としているので、第四の連通路39は遮断され、吸込口6と弁体室14とは分離されている。吐出ガス連通弁40を開としているので、第三の連通路38により、吐出室11と弁体室14とが連通している。この場合は、前述の実施の形態と同じであり、前述のようにスクリュー圧縮機1の運転時には、容積比弁9は、最適容積比(例えば、1.5〜3.0)になるように作動する。
図8に示すように、スクリュー圧縮機1(図1)は、冷凍機51に多く用いられる。冷凍機51は、スクリュー圧縮機1と、スクリュー圧縮機1を回転駆動する駆動機42と、冷却媒体としての冷却水46を導入し、冷媒ガスとしての冷媒蒸気43を凝縮して冷媒液44とする凝縮器45と、冷水47を導入し、冷媒液44を蒸発して冷媒蒸気43とする蒸発器48と、冷媒液44を凝縮器45から蒸発器48に送る膨張機構49とを備える。蒸発器48は、スクリュー圧縮機1の上流側に、凝縮器45は、スクリュー圧縮機1の下流側にある。
冷凍機51に用いられるスクリュー圧縮機1の場合、吸込圧力Psは、蒸発器48で冷媒液44を蒸発させる温度等によって決まる。すなわち、吸込圧力Psは、通常、用途によって一定に保たれる。しかし、冷凍サイクルの高圧側の圧力は、スクリュー圧縮機1で圧縮された冷媒蒸気43を凝縮器45で冷却し凝縮させるが、冷却水46の温度の朝夕の変動、季節変動や、凝縮器45の伝熱面のスケール等による冷却能力の変化に応じて変わりえるものである。したがって、吐出室11の圧力が低下し、スクリュー圧縮機1の通常の吐出圧力より低くなる場合があり、あるいは吐出室11の圧力が上昇し、スクリュー圧縮機1の通常の吐出圧力より高くなる場合がある。この場合、スクリュー圧縮機1は、図6(A)、(B)を参照して説明したように作動する。
図9を参照し、適宜図1、図8を参照し、回転軸線方向8に移動可能な容積比弁9を有するスクリュー圧縮機1(容積比可変式の圧縮機)を備えた冷凍機51の効果を説明する。図中、縦軸は、スクリュー圧縮機の断熱効率、横軸は、容積比である。曲線1は、凝縮器の冷却水の温度を変えた場合の、容積比弁を備えない容積比固定式のスクリュー圧縮機(圧縮機Y)(不図示)の容積比と断熱効率の関係を示す。曲線2は、、凝縮器45の冷却水46の温度を変えた場合の、容積比弁9を備える容積比可変式のスクリュー圧縮機1(圧縮機X)(図1)の容積比と断熱効率の関係を示す。
曲線1と曲線2において、冷却水の温度が30℃の場合、容積比が2.35、圧縮機の断熱効率が78%であり、圧縮機X、Yのデータが一致する。冷却水の温度が20℃に下がった場合、共に容積比が1.5になるが、曲線2(圧縮機X)の場合は、断熱効率(ηad)が78%であり、曲線2の場合(圧縮機Y)、断熱効率が62%であり、容積比可変式の圧縮機Xの方が、16%だけ効率がよい。
本実施の形態のスクリュー圧縮機1によれば、弁体部26とロッド27とを有する弁本体10と、ピストン12と、弁体部26とロッド27とピストン12とを貫通し、ピストン室13と中間口15とを連通する第一の連通路31と、弁体部26を貫通し、吐出室11と弁体室14とを連通する第二の連通路32とを備えるので、吐出室11の圧力(吐出圧力)がピストン室13の圧力(中間口15における圧力)より低くなった場合に、ピストン室13の圧力と吐出室11の圧力との差圧をピストン12に直接作用させて、容積比弁9を左側に移動させ、スクリュー圧縮機1の吐き出し圧力およびピストン室13の圧力(中間口15における圧力)を減少させ、ピストン室13の圧力が吐出室11の圧力に等しくなるように、すなわち差圧がなくなるようにすることができる。このようにして、スクリュー圧縮機1の余分な仕事量を減少させることができる。
また、吐出室11の圧力(吐出圧力)がピストン室13の圧力(中間口15における圧力)より高くなった場合に、ピストン室13の圧力と吐出室11の圧力との差圧をピストン12に直接作用させて、容積比弁9を右側に移動させ、スクリュー圧縮機1の吐き出し圧力およびピストン室13の圧力(中間口15における圧力)を上昇させ、ピストン室13の圧力が吐出室11の圧力に等しくなるように、すなわち差圧がなくなるようにすることができる。このようにして、スクリュー圧縮機1の余分な仕事量を減少させることができる。
また、このため、複雑な構造を用いることなくスクリュー圧縮機1の吐出口7に連通する直前の歯溝空間4の圧力Pを吐出圧力Pdに均衡させることができる。
本実施の形態のスクリュー圧縮機1を備えた冷凍機51によれば、季節あるいは昼と夜によって、冷却水46の温度が変わり、凝縮器45の伝熱面のスケール等により凝縮器45の冷却能力が変化し、凝縮器45の圧力(吐出室11の吐出圧力Pd)が変化した場合でも、容積比弁9の回転軸線方向の位置を調節することにより、スクリュー圧縮機1の吐き出し圧(吐出口7と連通する直前の歯溝空間4の圧力P)を調整し、冷凍機51のCOPを高く維持することができる。
1 スクリュー圧縮機
2 雄ロータ
3 雌ロータ
4 歯溝空間
4−1〜4−8 歯溝空間
5 ケーシング
6 吸込口
7 吐出口
8 回転軸線方向
9 容積比弁
10 弁本体
11 吐出室(第一の室)
12 ピストン
13 ピストン室(第二の室)
14 弁体室(第三の室)
21 弁ケーシング
22 第一の表面
23 第二の表面
24 第三の表面
25 第四の表面
26 弁体部
27 ロッド
28 内側表面
31 第一の連通路
32 第二の連通路
33、34 平面
35 仮想面
36 右側弁ケーシング
37 左側弁ケーシング
38 第三の連通路
39 第四の連通路
40 吐出ガス連通弁
41 吸込ガス連通弁
42 駆動機
43 冷媒蒸気(冷媒ガス)
44 冷媒液
45 凝縮器
46 冷却水(冷却媒体)
47 冷水
48 蒸発器
49 膨張機構
51 冷凍機

Claims (4)

  1. 雄ロータと;
    前記雄ロータと噛み合う雌ロータと;
    前記雄ロータと前記雌ロータとを収納し、前記雄ロータと前記雌ロータと協働して閉じ込められた歯溝空間を形成するケーシングであって、低圧側に吸入口が形成され、高圧側に吐出口が形成されたケーシングと;
    前記雄ロータと前記雌ロータに対して摺動しながら前記雄ロータと前記雌ロータの回転軸線方向に移動を行う容積比弁であって、前記ケーシングと協働して前記吐出口を形成し、前記移動を行うことによって前記歯溝空間の容積比を変更可能に構成された容積比弁とを備え;
    前記容積比弁は、前記雄ロータと前記雌ロータに対して摺動する弁本体と、前記弁本体と前記回転軸線方向に対向して設けられ、前記弁本体との間に前記吐出口と連通する第一の室を形成するピストンとを有し;
    前記ピストンの前記第一の室の反対側に第二の室が形成され、前記弁本体の前記第一の室の反対側に第三の室が形成され;
    前記第二の室は、前記弁本体に形成された中間口であって、前記弁本体の前記吐出口を形成する境界線の近傍に形成された中間口を通して、前記歯溝空間と連通しており;
    前記第三の室は、前記第一の室と連通し;
    前記容積比弁は、前記第一の室の圧力が前記第二の室の圧力より低い場合に、前記第二の室の圧力と前記第一の室の圧力との差圧を前記ピストンに直接作用させて、前記第二の室の圧力が前記第一の室の圧力に等しくなるように、前記中間口の位置が前記低圧側に移動する方向に前記移動を行うように構成され;
    前記容積比弁は、前記第一の室の圧力が前記第二の室の圧力より高い場合に、前記差圧を前記ピストンに直接作用させて、前記第二の室の圧力が前記第一の室の圧力に等しくなるように、前記中間口の位置が前記高圧側に移動する方向に前記移動を行うように構成された;
    スクリュー圧縮機。
  2. 前記ケーシングは、前記弁本体と前記ピストンとを収納する弁ケーシングを有し;
    前記ピストンは、第一の表面と、前記第一の表面と反対側の第二の表面とを有し;
    前記弁本体は、前記第二の表面に対向する第三の表面と、前記第三の表面と反対側の第四の表面とを有する柱状の弁体部を有し、さらに、前記ピストンと前記弁体部とをつなぐロッドを有し;
    前記第二の表面と前記弁ケーシングの内側表面と前記第三の表面とは、前記第一の室を形成し;
    前記第一の表面と前記弁ケーシングの内側表面とは、前記第二の室を形成し;
    前記第四の表面と前記弁ケーシングの内側表面とは、前記第三の室を形成し;
    前記容積比弁は、前記ピストンと前記ロッドと前記弁体部とを貫通し、前記第二の室と前記中間口とを連通する第一の連通路を有し、さらに、前記第一の室と前記第三の室とを連通する第二の連通路を有する;
    請求項1に記載のスクリュー圧縮機。
  3. 前記第一の室と前記第三の室とを連通する第三の連通路と、前記吸入口と前記第三の室とを連通する第四の連通路を有し;
    前記第三の連通路は、開閉することにより前記第一の室と第三の室とを連通遮断する吐出ガス連通弁を備え;
    前記第四の連通路は、開閉することにより前記第三の室と吸入口とを連通遮断する吸込ガス連通弁を備える;
    請求項1に記載のスクリュー圧縮機。
  4. 冷媒液を前記スクリュー圧縮機の上流側で蒸発させて冷媒ガスを発生する蒸発器と;
    前記冷媒ガスを吸い込んで圧縮し吐き出す請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のスクリュー圧縮機と;
    冷却媒体を導入し前記冷却媒体を用いて、前記冷媒ガスを前記スクリュー圧縮機の下流側で凝縮させる凝縮器とを備える;
    冷凍機。
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