JPH04342891A - スクリュ圧縮機 - Google Patents
スクリュ圧縮機Info
- Publication number
- JPH04342891A JPH04342891A JP11448091A JP11448091A JPH04342891A JP H04342891 A JPH04342891 A JP H04342891A JP 11448091 A JP11448091 A JP 11448091A JP 11448091 A JP11448091 A JP 11448091A JP H04342891 A JPH04342891 A JP H04342891A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide valve
- screw compressor
- pressure
- balance piston
- piston
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 abstract 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、容量調節用スライド弁
を備えたスクリュ圧縮機に関するものである。
を備えたスクリュ圧縮機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、図３に示すスクリュ圧縮機が公知
であり、一方に吸込口１１を、他方に吐出口１２を備え
たケ−シング１３内に回転可能に収納した互いに噛み合
う雌雄一対のスクリュロ−タ１４の外周面に沿ってロ−
タ軸と平行に摺動可能に容量調節用スライド弁１５が設
けてある。このスライド弁１５の図中右側の端面は吸込
口１１に、同じく左側の端面は吐出口１２に連通してい
る。また、スライド弁１５用駆動部としてシリンダ１６
内に摺動可能にピストン１７を設けるととも、そのピス
トン棒１８をスライド弁１５に結合してある。シリンダ
１６には、油タンク１９、モータ２０により駆動される
油ポンプ２１、切換弁２２を含む油圧回路が接続してあ
り、これによりピストン１７を図中左右に移動させるよ
うになっている。そして、このピストン１７によってス
ライド弁１５を吐出口１２側或はその逆方向に移動させ
て圧縮機の容量調節を行なうようになっている。
であり、一方に吸込口１１を、他方に吐出口１２を備え
たケ−シング１３内に回転可能に収納した互いに噛み合
う雌雄一対のスクリュロ−タ１４の外周面に沿ってロ−
タ軸と平行に摺動可能に容量調節用スライド弁１５が設
けてある。このスライド弁１５の図中右側の端面は吸込
口１１に、同じく左側の端面は吐出口１２に連通してい
る。また、スライド弁１５用駆動部としてシリンダ１６
内に摺動可能にピストン１７を設けるととも、そのピス
トン棒１８をスライド弁１５に結合してある。シリンダ
１６には、油タンク１９、モータ２０により駆動される
油ポンプ２１、切換弁２２を含む油圧回路が接続してあ
り、これによりピストン１７を図中左右に移動させるよ
うになっている。そして、このピストン１７によってス
ライド弁１５を吐出口１２側或はその逆方向に移動させ
て圧縮機の容量調節を行なうようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のスクリュ圧
縮機では、スライド弁１５が吸込口１１での吸込圧力と
吐出口１２での吐出圧力の差圧を受ける構造になってお
り、スライド弁１５を移動させるために大きな力を必要
とする。このため、スライド弁駆動用として高圧を発生
させる油圧機構が必要となり、油ポンプ２１、モータ２
０等の油圧機器も大容量のものが要求されるという問題
がある。本発明は、斯る問題点を課題としてなされたも
ので、スライド弁駆動機構の簡易化を可能としたスクリ
ュ圧縮機を提供しようとするものである。
縮機では、スライド弁１５が吸込口１１での吸込圧力と
吐出口１２での吐出圧力の差圧を受ける構造になってお
り、スライド弁１５を移動させるために大きな力を必要
とする。このため、スライド弁駆動用として高圧を発生
させる油圧機構が必要となり、油ポンプ２１、モータ２
０等の油圧機器も大容量のものが要求されるという問題
がある。本発明は、斯る問題点を課題としてなされたも
ので、スライド弁駆動機構の簡易化を可能としたスクリ
ュ圧縮機を提供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、容量調節用スライド弁を備えたスクリュ
圧縮機において、吐出圧力と吸込圧力との差圧を上記ス
ライド弁に対してこのスライド弁が受ける力に対抗して
作用させるバランスピストンを上記スライド弁と同軸上
に設けて形成した。
に、本発明は、容量調節用スライド弁を備えたスクリュ
圧縮機において、吐出圧力と吸込圧力との差圧を上記ス
ライド弁に対してこのスライド弁が受ける力に対抗して
作用させるバランスピストンを上記スライド弁と同軸上
に設けて形成した。
【０００５】
【作用】本発明のように構成することにより、スライド
弁に作用する力はバランスピストンに作用する力によっ
て相殺されるようになる。
弁に作用する力はバランスピストンに作用する力によっ
て相殺されるようになる。
【０００６】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明する。図１は、本発明の第一実施例に係るスクリュ
圧縮機を示し、図３に示す装置と同様に吸込口１１、吐
出口１２、ケーシング１３、スクリュロータ１４、容量
調節用スライド弁１５が設けてある。さらに、本実施例
では第一ピストン棒１によりスライド弁１５にこれと一
体作動可能に結合し、スライド弁１５と同程度の受圧面
積を有するバランスピストン２がケーシング１３と一体
的に形成したシリンダ部３内に摺動可能に嵌挿してある
。また、バランスピストン２の図中右方空間を吐出口１
２に連通させるとともに、バランスピストン２の左方空
間を連通路４によりスライド弁１５の右方空間に通じさ
せて吸込圧力と略同圧となるように形成してある。即ち
、バランスピストン２の両側の差圧によりスライド弁１
５の両側の差圧を相殺させるようになっている。スライ
ド弁１５には、第二ピストン棒５を介して例えば空圧式
の、或は電動モータを用いた駆動部６が連結しておりス
ライド弁１５を図中左右に移動させるようになっている
。
説明する。図１は、本発明の第一実施例に係るスクリュ
圧縮機を示し、図３に示す装置と同様に吸込口１１、吐
出口１２、ケーシング１３、スクリュロータ１４、容量
調節用スライド弁１５が設けてある。さらに、本実施例
では第一ピストン棒１によりスライド弁１５にこれと一
体作動可能に結合し、スライド弁１５と同程度の受圧面
積を有するバランスピストン２がケーシング１３と一体
的に形成したシリンダ部３内に摺動可能に嵌挿してある
。また、バランスピストン２の図中右方空間を吐出口１
２に連通させるとともに、バランスピストン２の左方空
間を連通路４によりスライド弁１５の右方空間に通じさ
せて吸込圧力と略同圧となるように形成してある。即ち
、バランスピストン２の両側の差圧によりスライド弁１
５の両側の差圧を相殺させるようになっている。スライ
ド弁１５には、第二ピストン棒５を介して例えば空圧式
の、或は電動モータを用いた駆動部６が連結しておりス
ライド弁１５を図中左右に移動させるようになっている
。
【０００７】上記のように、吐出圧力と吸込圧力との差
圧により作用するスライド弁１５に対する力はバランス
ピストン２に作用する力によって相殺されるため上記駆
動部６は低動力で簡易な構造のもので足りる。図２は、
本発明の第二実施例に係るスクリュ圧縮機を示し、図１
に示す装置とはバランスピストン２および連通路４の位
置が相違する点を除き、他は実質的に同様であり、互い
に対応する部分には同一番号を付して説明を省略する。 本実施例では、バランスピストン２をスライド弁１５と
駆動部６との間に配置して、バランスピストン２の反ス
ライド弁側の空間を連通路４により吐出口１２に連通さ
せ、かつバランスピストン２のスライド弁側端面とスラ
イド弁１５のバランスピストン２側端面とを連通させて
形成してある。そして、上記同様にバランスピストン２
およびスライド弁１５の各々に作用する力を互いに相殺
させることにより駆動部６を簡易な構造のものにしてあ
る。
圧により作用するスライド弁１５に対する力はバランス
ピストン２に作用する力によって相殺されるため上記駆
動部６は低動力で簡易な構造のもので足りる。図２は、
本発明の第二実施例に係るスクリュ圧縮機を示し、図１
に示す装置とはバランスピストン２および連通路４の位
置が相違する点を除き、他は実質的に同様であり、互い
に対応する部分には同一番号を付して説明を省略する。 本実施例では、バランスピストン２をスライド弁１５と
駆動部６との間に配置して、バランスピストン２の反ス
ライド弁側の空間を連通路４により吐出口１２に連通さ
せ、かつバランスピストン２のスライド弁側端面とスラ
イド弁１５のバランスピストン２側端面とを連通させて
形成してある。そして、上記同様にバランスピストン２
およびスライド弁１５の各々に作用する力を互いに相殺
させることにより駆動部６を簡易な構造のものにしてあ
る。
【０００８】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、容量調節用スライド弁を備えたスクリュ圧縮
機において、吐出圧力と吸込圧力との差圧を上記スライ
ド弁に対してこのスライド弁が受ける力に対抗して作用
させるバランスピストンを上記スライド弁と同軸上に設
けて形成してある。このため、吐出圧力と吸込圧力との
差圧によりスライド弁に作用する力はバランスピストン
に作用する力によって相殺され、スライド弁の駆動部を
低動力で簡易な構造のものにする事が可能になるという
効果を奏する。
によれば、容量調節用スライド弁を備えたスクリュ圧縮
機において、吐出圧力と吸込圧力との差圧を上記スライ
ド弁に対してこのスライド弁が受ける力に対抗して作用
させるバランスピストンを上記スライド弁と同軸上に設
けて形成してある。このため、吐出圧力と吸込圧力との
差圧によりスライド弁に作用する力はバランスピストン
に作用する力によって相殺され、スライド弁の駆動部を
低動力で簡易な構造のものにする事が可能になるという
効果を奏する。
【図１】 本発明の第一実施例に係るスクリュ圧縮機
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図２】 本発明の第二実施例に係るスクリュ圧縮機
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図３】 従来のスクリュ圧縮機の全体構成図である
。
。
２ バランスピストン
１５ スライド弁
Claims (1)
- 【請求項１】 容量調節用スライド弁を備えたスクリ
ュ圧縮機において、吐出圧力と吸込圧力との差圧を上記
スライド弁に対してこのスライド弁が受ける力に対抗し
て作用させるバランスピストンを上記スライド弁と同軸
上に設けて形成したことを特徴とするスクリュ圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11448091A JPH04342891A (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | スクリュ圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11448091A JPH04342891A (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | スクリュ圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04342891A true JPH04342891A (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=14638801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11448091A Pending JPH04342891A (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | スクリュ圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04342891A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011080385A (ja) * | 2009-10-05 | 2011-04-21 | Ebara Refrigeration Equipment & Systems Co Ltd | スクリュー圧縮機および冷凍機 |
| WO2013007470A1 (de) * | 2011-07-11 | 2013-01-17 | Bitzer Kühlmaschinenbau Gmbh | Schraubenverdichter |
| JP2013147968A (ja) * | 2012-01-18 | 2013-08-01 | Mitsubishi Electric Corp | スクリュー圧縮機 |
| CN103470504A (zh) * | 2013-08-29 | 2013-12-25 | 吴家伟 | 一种螺杆压缩机能量及内容积比合一的调节机构 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4925734A (ja) * | 1972-07-04 | 1974-03-07 | ||
| JPS5214908A (en) * | 1975-07-25 | 1977-02-04 | Hitachi Ltd | Capacity controlling device in screw compressor |
-
1991
- 1991-05-20 JP JP11448091A patent/JPH04342891A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4925734A (ja) * | 1972-07-04 | 1974-03-07 | ||
| JPS5214908A (en) * | 1975-07-25 | 1977-02-04 | Hitachi Ltd | Capacity controlling device in screw compressor |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011080385A (ja) * | 2009-10-05 | 2011-04-21 | Ebara Refrigeration Equipment & Systems Co Ltd | スクリュー圧縮機および冷凍機 |
| WO2013007470A1 (de) * | 2011-07-11 | 2013-01-17 | Bitzer Kühlmaschinenbau Gmbh | Schraubenverdichter |
| CN103649544A (zh) * | 2011-07-11 | 2014-03-19 | 比泽尔制冷设备有限公司 | 螺杆压缩机 |
| US10030653B2 (en) | 2011-07-11 | 2018-07-24 | Bitzer Kuehlmaschinenbau Gmbh | Screw compressor having a volume ratio being adjusted by end faces extending along from a low-pressure side end wall to discharge edges of a slider |
| JP2013147968A (ja) * | 2012-01-18 | 2013-08-01 | Mitsubishi Electric Corp | スクリュー圧縮機 |
| CN103470504A (zh) * | 2013-08-29 | 2013-12-25 | 吴家伟 | 一种螺杆压缩机能量及内容积比合一的调节机构 |
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