JP5353650B2 - 光照射装置および画像形成装置 - Google Patents

光照射装置および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5353650B2
JP5353650B2 JP2009259126A JP2009259126A JP5353650B2 JP 5353650 B2 JP5353650 B2 JP 5353650B2 JP 2009259126 A JP2009259126 A JP 2009259126A JP 2009259126 A JP2009259126 A JP 2009259126A JP 5353650 B2 JP5353650 B2 JP 5353650B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
cleaning tool
light
frame member
moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009259126A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011107204A (ja
Inventor
淳一 諸岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2009259126A priority Critical patent/JP5353650B2/ja
Publication of JP2011107204A publication Critical patent/JP2011107204A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5353650B2 publication Critical patent/JP5353650B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、光照射装置および画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置において、画像データに応じたレーザ光を像保持体に照射する光走査部には、一般に、レーザ光を透過する材料で形成されて光走査部内部への塵埃の混入を防止する透光部材が用いられる。このような透光部材は塵埃に晒されるため、清掃する必要がある。特許文献1には、透光部材に接触した状態で引き抜かれるときにその透光部材に食い込むように作用するエッジ部を備えたクリーニングブレードが記載されている(段落0059)。特許文献2には、クリーニングブレードとは反対側となる背面側が凸となるように屈曲されている棒状部材が記載されている(段落0050)。特許文献3には、清掃部材においてリブを2重に設けた先端部分の領域を湾曲させ、かつ先端からその領域の中央部までの距離がガイド部の間隔の距離より長くなるように構成された清掃機構が記載されている(段落0048〜0050)。特許文献4には、紛失を防止するためにガイド部材内を往復動するように構成された清掃レバーが記載されている(段落0096)。
特開2006−17883号公報 特開2006−178257号公報 特開2007−30399号公報 特許第4051573号公報
本発明の目的は、清掃具を移動させて透光部材を清掃するときの清掃のしやすさを向上させることにある。
上述した課題を解決するため、本願の請求項1に係る光照射装置は、光に応じた潜像を保持する像保持体へ光を照射する照射手段と、前記照射手段により像保持体へ照射される光の光路に設けられ、当該光を透過させる透光部材と、前記光が透過する前記透光部材の面のうち前記像保持体に近づく方向の法線を有する透光面の外縁を囲う枠部であって、当該透光面に接触した状態で移動することにより当該透光面を清掃する清掃面を有する清掃具の移動方向に沿って延びる2つの部分に、当該透光面の前記法線方向へと当該透光面よりも突出した突出面をそれぞれ有する枠部と、記2つの部分のいずれか一方の突出面に第1距離を隔てて対向する第1平板と、他方の突出面に前記第1距離と異なる第2距離を隔てて対向する第2平板とを有し、前記清掃具が移動する移動空間であって当該清掃具の清掃面が前記一方の突出面と接触し、且つ、前記他方の突出面に接触しないような前記移動空間を形成する空間形成手段とを具備することを特徴とする。
本願の請求項2に係る光照射装置は、請求項1に記載の態様において、前記透光面が水平方向に対して傾いており、前記空間形成手段は前記2つの部分の突出面のうち高い位置にある方に当該清掃具の清掃面が接触するような前記移動空間を形成することを特徴とする。
本願の請求項3に係る光照射装置は、請求項1または2に記載の態様において、前記清掃具が前記移動空間へ挿入される手前で当該清掃具と接触し、当該清掃具が前記移動空間に挿入される方向に移動するに従って、当該清掃具との接触位置が前記透光面に近づくように当該清掃具の移動方向を案内する面を具備することを特徴とする。
本願の請求項4に係る光照射装置は、請求項1から3のいずれかに記載の態様において、前記空間形成手段は、前記清掃具の移動方向の先頭にある前記枠部から当該移動方向における前記移動空間の終端までの長さが、前記清掃具の清掃面の当該移動方向に沿った長さよりも短くなるような前記移動空間を形成することを特徴とする。
本願の請求項5に係る光照射装置は、光に応じた潜像を保持する像保持体へ光を照射する照射手段と、前記照射手段により像保持体へ照射される光の光路に設けられ、当該光を透過させる透光部材と、前記光が透過する前記透光部材の面のうち前記像保持体に近づく方向の法線を有する透光面の外縁を囲う枠部であって、当該透光面に接触した状態で移動することにより当該透光面を清掃する清掃面を有する清掃具の移動方向に沿って延びる2つの部分に、当該透光面の前記法線方向へと当該透光面よりも突出した突出面をそれぞれ有する枠部と、前記清掃具が移動する移動空間を形成する空間形成手段であって、前記2つの部分のいずれか一方の突出面に当該清掃具の清掃面が接触し、他方の突出面に当該清掃具の清掃面が接触しないような前記移動空間を形成する空間形成手段とを具備し、前記透光面が水平方向に対して傾いており、前記空間形成手段は前記2つの部分の突出面のうち高い位置にある方に当該清掃具の清掃面が接触するような前記移動空間を形成することを特徴とする。
本願の請求項に係る画像形成装置は、請求項1からのいずれかに記載の光照射装置と、前記光照射装置の前記照射手段により照射された光に応じた潜像を保持する像保持体と、前記像保持体により保持された潜像に応じた画像を媒体に形成する画像形成手段とを具備することを特徴とする。
本願の請求項1に係る光照射装置によれば、清掃具の移動方向に沿って延びる2つの部分のいずれの突出面にも清掃面が接触しない場合に比べて、清掃具を移動させて透光部材を清掃するときの清掃のしやすさを向上させることができる。
本願の請求項2に係る光照射装置によれば、清掃具の移動方向に沿って延びる2つの部分の突出面のうち高い位置にある方に清掃面が接触しない場合に比べて、透光面が水平方向に対して傾いていることにより清掃具にかかり易い力の影響を低減することができる。
本願の請求項3に係る光照射装置によれば、清掃具が移動空間に挿入される方向に移動するに従って、この清掃具との接触位置が透光面に近づくように清掃具の移動方向を案内する面を具備しない態様に比較して、清掃具を移動させて透光部材を清掃するときの清掃のしやすさを向上させることができる。
本願の請求項4に係る光照射装置によれば、清掃具の移動方向の先頭にある枠部からその移動方向における移動空間の終端までの長さが、清掃具の清掃面のその移動方向に沿った長さよりも短くなるような移動空間を形成させない態様に比較して、清掃具を移動させて透光部材を清掃するときの清掃のしやすさを向上させることができる。
本願の請求項5に係る画像形成装置によれば、これ以外の態様に比較して、清掃具を移動させて透光部材を清掃するときの清掃のしやすさを向上させることができる。
本実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す図である。 光走査部の斜視図である。 図1中の矢視III−IIIから光走査部を見た図である。 清掃具の形状を示す図である。 保護部を説明するための図である。 斜路を説明するための図である。 保護部に設けられた突当板の構成を説明するための図である。 左側面板が、左側枠材よりも左にずれた位置にある場合を説明する図である。 右側面板が、右側枠材よりも右にずれた位置にある態様を説明する図である。 図5における矢視Xa−Xaおよび矢視Xb−Xbにおける断面図である。 変形例を説明するための図である。 変形例における奥側枠材を説明するための図である。
以下、本発明による実施形態を説明する。
1.画像形成装置の全体構成
図1は、本実施形態に係る画像形成装置1の全体構成を示す図である。同図に示すように、画像形成装置1は、記録媒体供給部11と、光走査部12と、現像ユニット13Y,13M,13C,13Kと、転写ユニット14と、定着部15と、記録媒体排出部16と、保護部17と、制御部19とを備えている。これらの記録媒体供給部11、光走査部12、現像ユニット13Y,13M,13C,13K、転写ユニット14、定着部15及び記録媒体排出部16は、制御部19によって制御される。なお、符号のY,M,C,Kはそれぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーに対応した構成であることを意味している。現像ユニット13Y,13M,13C,13Kのそれぞれは、用いるトナーが異なるのみであって、その構成に大きな差異はない。以下、現像ユニット13Y,13M,13C,13Kのそれぞれを特に区別する必要がない場合には、トナーの色を示す符号末尾のアルファベットを省略して「現像ユニット13」とする。
記録媒体供給部11は、予め定められたサイズにカットされた、記録媒体としての用紙Pを収容する。記録媒体供給部11に収容されている用紙Pは、制御部19の指示により1枚ずつ取り出され、用紙搬送路を経由して転写ユニット14へと搬送される。なお、記録媒体は用紙に限らず、例えば樹脂製のシートなどであってもよい。
光走査部12は、各色の画像データに応じたビーム光をそれぞれ生成する照射装置を備えている。光走査部12は、光を透過する透光板120Y,120M,120C,120K(以下、特に区別する必要がない場合には、透光板120という)を備えており、照射装置が生成した上記のビーム光を、透光板120を介して各現像ユニット13の像保持体(後述する感光体ドラム131)に対して照射する。これにより、各現像ユニット13の像保持体には潜像が保持される。すなわち、光走査部12が備える照射装置は、光に応じた潜像を保持する像保持体へ光を照射する照射手段の一例である。また、透光板120は照射手段により像保持体へ照射される光の光路に設けられ、当該光を透過させる透光部材の一例である。なお、上記の画像データは、制御部19が図示しない通信部を介して情報を遣り取りする外部装置2の一例である画像読取装置によって原画像が読み取られて生成されたものであってもよいし、外部装置2の一例であるコンピュータ装置から送信されてきたデータに基づいて生成されたものであってもよい。
保護部17は、光走査部12と現像ユニット13とを隔てる部材であり、光走査部12と現像ユニット13が接触しないように保護する。また、後述する清掃具3の可動範囲を制限する。光走査部12及び保護部17は光照射装置の一例である。
各現像ユニット13は、像保持体である感光体ドラム131をそれぞれ備えている。各感光体ドラム131は、光走査部12から照射される光に応じた潜像を保持する。各現像ユニット13は、それぞれ対応するカラートナーを用いて、感光体ドラム131が保持している潜像から各色の画像データに応じた画像をそれぞれ形成する。そして、各現像ユニット13の一次転写ロールは、転写ユニット14の中間転写ベルト141が現像ユニット13の像保持体と対向する位置において予め定めた電位差を生じさせ、この電位差によって中間転写ベルト141に画像を転写する。画像が転写された後、感光体ドラム131の表面はクリーナによって除電されるとともに、残留している未転写のトナーが取り除かれる。
転写ユニット14は、中間転写ベルト141と、二次転写ロール142と、ベルト搬送ロール143と、バックアップロール144とを備えており、現像ユニット13によって形成された画像を用紙Pに転写する転写手段である。中間転写ベルト141は無端のベルト部材であり、ベルト搬送ロール143およびバックアップロール144はこの中間転写ベルト141を張架する。ベルト搬送ロール143およびバックアップロール144の少なくとも1つには駆動部(図示せず)が備えられており、中間転写ベルト141を図中の矢印D14方向に移動させる。なお、駆動部を有さないベルト搬送ロール143またはバックアップロール144は、中間転写ベルト141の移動に従動して回転する。中間転写ベルト141が図中の矢印D14方向に移動して回転することにより、転写ユニット14が転写した画像は、二次転写ロール142とバックアップロール144とが接する領域に移動させられる。
二次転写ロール142は、中間転写ベルト141との電位差によって、中間転写ベルト141上の画像を記録媒体供給部11から搬送されてきた用紙Pに転写させる。ベルトクリーナ149は、中間転写ベルト141の表面に残留している未転写のトナーを取り除く。そして、転写ユニット14は、画像が転写された用紙Pを定着部15へと搬送する。上記の現像ユニット13及び転写ユニット14は画像形成手段の一例である。
定着部15は、加熱ロールと支持ロールとを備え、これらを用いた加熱及び加圧により、用紙Pに転写された画像をその用紙Pに定着させる。記録媒体排出部16は、定着部15による定着処理を経た用紙Pを画像形成装置1の上部に設けられた用紙置き場に排出する。
2.光走査部の構成
図2は、光走査部12の斜視図である。同図に示すように光走査部12は、重力方向の上方に矩形状の天井面129を有するハウジングに図示しない照射手段を収容した装置である。天井面129は、水平方向に対して5〜15度に傾いている。天井面129の辺である辺129Rおよび辺129Lは光走査部12内部の照射手段が照射するビーム光の走査方向(いわゆる主走査方向)と平行である。この走査方向をy軸を定め、y軸に垂直で且つ天井面129に平行な方向をx軸を定め、x軸とy軸に直交し且つx、y軸とともに右手系立体座標を形成する方向をz軸を定めると、図2に示すように、画像形成装置1の空間は、xyz座標系で表される。ここでは、xyz座標系においてx成分が増加する方向を「右」と呼び、x成分が減少する方向を「左」と呼ぶ。また、xyz座標系においてy成分が増加する方向を「奥」と呼び、y成分が減少する方向を「手前」と呼ぶ。また、xyz座標系においてz成分が増加する方向を「上」と呼び、z成分が減少する方向を「下」と呼び、画像形成装置1における上、下、すなわち、重力方向の上、下と区別する。以下、画像形成装置1において或る位置よりも「上に位置すること」をその位置よりも「高い」と表現し、xyz座標における「上」と区別する。したがって、天井面129は、xyz座標系における右は左よりも、高い位置にあるように傾いている。また、上述した辺129Rは天井面129の右側の辺であり、辺129Lは天井面129の左側の辺である。図3は、図1中の矢視III−IIIから光走査部12を見た図である。矢視III−IIIはz軸の逆方向に向いているため、同図はxy平面で表されている。なお、図3において、保護部17は省略している。
図2および図3に示すように、天井面129には、4つの透光板120が配置されている。各透光板120は矩形の部材であり、y軸方向、すなわち前述の走査方向がその長手方向である。透光板120は、例えばガラスや光学樹脂等、光を透過する材質で形成される。天井面129には、各透光板120の右、左、手前および奥の4つの側面を保護するために、これらの側面に沿って枠部が設けられている。図2および図3には、透光板120Kの右の側面を守るための右側枠材121K、左の側面を守るための左側枠材122K、手前の側面を守るための手前側枠材123K、および奥の側面を守るための奥側枠材124Kが示されている。これら4つの枠材は、透光板120Kの上側の面、すなわち、光が透過する透光部材である透光板120Kの面のうち像保持体に近づく方向の法線を有する透光面である上面よりもz軸方向に同じ長さだけ突出した突出面を有しており、透光板120Kの上面の外縁を囲う枠部を構成する。手前側枠材123Kよりも手前方向には天井面129に平行な平面であって、天井面129よりも下方向にずれた位置に平面128が設けられており、天井面129から平面128にかけて階段状に構成されている。
斜路125Kは、手前側枠材123Kを補強する部材であって、平面128から手前側枠材123Kの上側の面とを結び、後述する清掃具3の移動方向を案内する機能を果たす部材である。補強部材126Kは、右側枠材121Kおよび左側枠材122Kを補強する部材であり、天井面129に固定されて右側枠材121Kと左側枠材122Kのそれぞれに3つずつ設けられている。これらの部材は透光板120C,120M,120Yの周囲にも設けられている。以下、特に区別の必要がない場合は、各透光板120の周囲に設けられたこれらの部材の符号を、トナーの色を示す符号末尾のアルファベットを省略して記載する。右側枠材121、左側枠材122、手前側枠材123、および奥側枠材124は、光が透過する透光部材の面のうち像保持体に近づく方向の法線を有する透光面の外縁を囲う枠部であって、当該透光面に接触した状態で移動することにより当該透光面を清掃する清掃面を有する清掃具の移動方向に沿って延びる2つの部分に、当該透光面の前記法線方向へと当該透光面よりも突出した突出面をそれぞれ有する枠部の一例である。斜路125の詳細については、後述する。
3.清掃具の構成
図4は、清掃具3の形状を示す図である。図4(a)に示すように、清掃具3は連結棒33を有しており、連結棒33の一端には弾性を有する清掃部材32を取り付けるための取付座31が設けられている。連結棒33の他端には、利用者が清掃具3を持つための把手34が設けられている。
図4(a)の矢視IVb−IVbにおける断面図を図4(b)に示す。同図に示すように、取付座31の厚みはz1であり、外力が加えられていない清掃部材32の厚みはz2である。また、同図において清掃部材32のうち、取付座31に取り付けられている面以外の面は、透光板120の上面に接触した状態で移動することにより当該透光面を清掃する清掃面32aである。したがって、外力が加えられていない状態において、取付座31と清掃部材32とをあわせた厚み、すなわち、z軸方向に沿った長さはz3=z1+z2である。清掃部材32は、例えば海綿や発泡成形されたポリウレタンなどのように、弾性を有する材質で形成されている。取付座31、連結棒33および把手34は、例えばポリプロピレンなどのように、清掃部材32に比べて弾性がなく、変形しにくい材質で形成されている。したがって、例えば、透光板120の上面等から清掃面32aに外力が加えられても取付座31の厚みはほとんど変わらないが、清掃部材32の厚みは、加えられる外力に応じて縮む。なお、図4に示すように、取付座31の幅はCxであり、取付座31の長さ、すなわち、連結棒33の長手方向に沿った方向の長さはCyである。
4.保護部の構成
図5は、保護部17を説明するための図である。保護部17は、光走査部12の天井面129に対向する平板179を有する。平板179において右側枠材121に対向する位置には、右側面板171と右背面板173が設けられており、左側枠材122に対向する位置には、左側面板172と左背面板174が設けられている。平板179と、右背面板173および左背面板174は、いずれも、z軸と平行な法線を有する平板である。また、右側面板171と左側面板172、いずれも、x軸と平行な法線を有する平板である。
同図に示すように、右側面板171の左側の面は、右側枠材121の透光板120側の面よりも右(x軸方向)にΔxだけずれた位置にある。そして、左側面板172の右側の面は左側枠材122の透光板120側の面とx軸方向において同じ位置かその右側にあるため、同図において破線で示すように、清掃具3を保護部17と透光板120とで挟まれた空間(以下、移動空間という)に挿入した場合には、清掃具3は、右側枠材121に乗り上げ、且つ左側枠材122には乗り上げない状態で透光板120の面のうち像保持体に近づく方向の法線を有する透光面である上面1200に接する。ここで、清掃具3が枠材に乗り上げるとは、清掃具3の先端に設けられた清掃部材32の清掃面32aが、その枠材が有する突出面に接触することを意味する。なお、右側面板171と左側面板172との距離はCxと同じかCxよりも長い(例えば、Cxの1.01倍)。したがって、幅がCxである清掃具3の取付座31は、右側面板171により右方向の移動が、左側面板172により左方向の移動が制限される。これにより、移動空間が形成される。すなわち、保護部17は、清掃具が移動する移動空間を形成する空間形成手段であって、枠部のうち清掃具の移動方向に沿って延びる2つの部分のいずれか一方の突出面に当該清掃具の清掃面が接触し、他方の突出面に当該清掃具の清掃面が接触しないような前記移動空間を形成する空間形成手段の一例である。
5.斜路の構成
図6は、斜路125を説明するための図であり、図5に示す矢視VI−VIにおける断面図である。なお、図6に示す矢視V−Vは、断面図である図5の矢視である。平面128から右背面板173または左背面板174までのz軸方向に沿った距離はz0である。また、透光板120の上面1200から右背面板173または左背面板174までのz軸方向に沿った距離はz4であり、右側枠材121から右背面板173または左背面板174までのz軸方向に沿った距離はz5である。
同図に示すとおり、これらの距離には、z0>z3>z4>z5の関係がある。平面128と右背面板173等とによって挟まれた空間のz軸方向の厚みは、z3よりも厚いz0であるため、取付座31と清掃部材32とを合わせた厚みがz3である清掃具3の先端は、容易にこの空間に挿入される。斜路125は、平面128と手前側枠材123とに固定された部材であり、斜面125sを有する。清掃具3がy軸方向に平行な矢線D6方向に挿入されると、同図に示すR6の領域において、清掃具3の先端に設けられた清掃部材32が、手前側枠材123よりも手前で斜面125sに接する。斜面125sは矢線D6方向と成す角度が少なくとも90度以下である。そのため、清掃部材32が斜面125sから受ける抗力は、矢線D6の反対方向の成分以外に、z軸方向の成分を含んでいる。したがって、斜面125sに接してから手前側枠材123を乗り越えるまでに、清掃部材32は徐々にz軸方向に押しつぶされるので、清掃具3の挿入に際しての清掃具3にかかる負荷は低減される。すなわち、斜路125が有する斜面125sは、清掃具が移動空間へ挿入される手前で当該清掃具と接触し、当該清掃具が前記移動空間に挿入される方向に移動するに従って、当該清掃具との接触位置が透光面に近づくように当該清掃具の移動方向を案内する面の一例である。
6.突当板の構成
図7は、保護部17に設けられた突当板178の構成を説明するための図である。同図は、図6と同様、図5に示す矢視VI−VIにおける断面図であって、図6よりもy軸方向に進んだ部分を示している。突当板178は、y軸と平行な法線を有する平板であって、奥側枠材124の奥側の面よりもΔyだけ更に奥側に位置する部材である。清掃具3の先端に設けられた取付座31の長さCyはΔyよりも長いため、清掃具3が矢線D7方向に移動した結果、取付座31の先端が突当板178に突当ると、同図に示すように、清掃部材32は奥側枠材124を乗り越えない状態で停止する。すなわち、突当板178は、清掃具3のy軸方向の可動範囲を制限する。そのため、清掃具3を矢線D7の反対方向に移動させて抜き取る際に、同図に示す領域R7において清掃具3にかかる負荷は、清掃部材32の全部が奥側枠材124を乗り越えた場合に比較して低減される。清掃具3を最も奥に移動させても、清掃部材32が奥側枠材124を乗り越えない状態で停止するため、この状態から清掃具3を抜き取る際には、上記領域R7において清掃部材32がz軸方向に既に押しつぶされていて、奥側枠材124が清掃部材32に与える抜き取り方向とは逆の方向の負荷が低減されているからである。
また、清掃部材32が矢線D7方向に移動すると、上面1200に付着した塵埃は、清掃部材32の先端部分によって除去され、この先端部分に付着する。そして、この清掃部材32の先端部分が奥側枠材124を乗り越えると、この先端部分から上記塵埃の一部が下に落ち、例えば、同図に示す領域R70に溜まる。また、清掃具3を移動空間から抜き取る際に、清掃部材32は上述の状態から手前方向に移動する。このとき、清掃部材32の先端部分は奥側枠材124によりz軸方向および清掃具3の抜き取り方向に抗する方向であるy軸方向に押し付けられるため、この先端部分に付着したまま下に落ちなかった塵埃も、一部は奥側枠材124の奥側の面によって、この先端部分から掻き落とされるようになっている。
7.右側面板および左側面板の配置
ここで、右側面板171と左側面板172の配置について説明する。図8は、左側面板172の右側の面が、左側枠材122の透光板120側の面よりも左にずれた位置にある場合を説明する図である。この配置であると、図8(a)に示すように、清掃具3は、左側枠材122に乗り上げ、且つ右側枠材121には乗り上げない状態で透光板120に接する。したがって、清掃具3の清掃部材32は、図8(b)に示すように、左側枠材122の突出面からは矢線D82の方向に沿った抗力を受け、透光板120の上面1200からは矢線D80の方向に沿った抗力を受ける。ここで、左側枠材122の突出面は、透光板120の上面1200よりもz軸方向に突出しているから、清掃具3が透光板120の上面1200から受ける抗力よりも、左側枠材122の突出面から受ける抗力のほうが大きい。
一方、天井面129は、xyz座標系における右が左よりも、高くなるように傾いているので、清掃具3は、右が左よりも高くなるように傾けて移動空間に挿入される。このように傾けて清掃具3を挿入すると、人はこの傾きがなくなって、把手34が水平になるように力をかける傾向がある。すなわち、清掃具3は、図8(a)における矢線D8方向、すなわち、同図における時計回りの方向に力を受け易い。したがって、矢線D80と矢線D82に沿った上記の抗力は、矢線D8に沿った回転方向を助長する力となるため、第一に透光板120に力がかかりすぎてしまうこととなり、第二に取付座31の背面と右背面板173との距離が安定せず透光板120の清掃ムラが生じることとなる。
一方、図9は、右側面板171の左側の面が、右側枠材121の透光板120側の面よりも右にずれた位置にある上記態様を説明する図である。この配置であると、図9(a)に示すように、清掃具3は、右側枠材121に乗り上げ、且つ左側枠材122には乗り上げない状態で透光板120に接する。したがって、清掃具3の清掃部材32は、図9(b)に示すように、右側枠材121の突出面からは矢線D91の方向に沿った抗力を受け、透光板120の上面1200からは矢線D90の方向に沿った抗力を受ける。そして、右側枠材121の突出面は、透光板120の上面1200よりもz軸方向に大きく清掃部材32を圧迫しているので、清掃具3が透光板120の上面1200から受ける抗力よりも、右側枠材121の突出面から受ける抗力のほうが大きい。
一方、清掃具3は、図8と同様に、時計回りである矢線D9方向に力を受ける。したがって、矢線D90と矢線D91に沿った上記の抗力は、矢線D9に沿った回転方向を相殺ないし分散させる力となる。すなわち、この構成により、図8に示した構成と比べて、透光板120に力がかかりすぎることが抑制され、且つ取付座31の背面と右背面板173との距離が安定するため、透光板120の清掃ムラが生じにくくなる。
また、清掃具3が、右側枠材121に乗り上げ、且つ左側枠材122には乗り上げない状態で透光板120に接するように、保護部17の配置を構成していることにより、清掃具3の抜き取りの際にかかる負荷が低減されている。
図10は、図5における矢視Xa−Xaおよび矢視Xb−Xbにおける断面図である。図5における矢視Xa−Xaから見ると、清掃具3の清掃部材32は、図10(a)に示すように、透光板120の上面1200に接する。そして、上面1200と、手前側枠材123の上面とは段差があるため、清掃具3を矢線D方向に移動させて抜き取る際に、同図における領域R10aにおいて、清掃部材32は、手前側枠材123から抵抗力を受ける。
しかし、図5における矢視Xb−Xbから見ると、清掃具3の清掃部材32は、図10(b)に示すように、右側枠材121の上面によって上方向に押しつぶされている。そして、右側枠材121の上面と手前側枠材123の上面とは段差がないので、清掃具3を矢線D方向に移動させて抜き取る際に、同図における領域R10bにおいて、清掃部材32は、領域R10aよりも手前側枠材123からの抵抗力を受けない。
このため、清掃具3が右側枠材121に乗り上げていない態様と比較して、清掃具3は抜き取り易い。
8.変形例
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の変形例を組み合わせてもよい。
(1)上述の実施形態において、天井面129は、xyz座標における右が左よりも高くなるように傾いていたが、天井面129は、水平であってもよい。この場合、清掃具3が、右側枠材121および左側枠材122のいずれか一方に乗り上げ、且つ他方に乗り上げないように、右側面板171と左側面板172とが、清掃具3の左右の移動を制限すればよい。この構成により、清掃具の移動に要する力が小さくなる。また、清掃具3が、右側枠材121および左側枠材122の両方に乗り上げてしまうと、清掃具3に備えられた清掃部材32の清掃面32aによって透光板120の上面1200が押さえつけられる力が弱まるため、清掃効率が低下してしまう。すなわち、清掃具3が、右側枠材121および左側枠材122のいずれか一方に乗り上げ、且つ他方に乗り上げないようにすることで、清掃具3が右側枠材121および左側枠材122の両方に乗り上げて清掃を行う場合に比較して、清掃効率が向上する。
また、天井面129の傾きは上記の逆でもよい。すなわち、天井面129は、左が右よりも高くなるように傾いていてもよい。この場合、清掃具3が、左側枠材122に乗り上げ、且つ右側枠材121には乗り上げない状態で透光板120の上側の面である上面1200に接するように右側面板171と左側面板172とを配置することが望ましい。要するに、清掃具3が、右側枠材121および左側枠材122のうち、高い位置にある方に乗り上げるように、右側面板171と左側面板172とが配置されていることが望ましい。人が清掃具3を傾けて挿入すると、上述したように、人はその傾きがなくなる方向に力をかける傾向があるため、清掃具3が下側に接する部材のうち、低い位置にある部分よりも高い位置にある部分に対して、より強い下向きの力がかかり易い。したがって、この高い位置に、透光板120よりも強く清掃部材32をz軸方向に押し付ける枠材を配置することで、上記の力は清掃具3の全体に分散する。
(2)上述の実施形態において、保護部17には、奥側枠材124の奥側の面よりも更に奥側に位置する突当板178を設けることにより、清掃具3のy軸方向の可動範囲を制限していたが、この制限を具現する機構は、突当板178に限られない。例えば、手前側枠材123よりも手前に同等の機構を設けてもよい。
図11は、この変形例を説明するための図であり、図6と同様、図5に示す矢視VI−VIにおける断面図である。同図に示すように、清掃具3の把手34はz軸方向にz0よりも長いz6の厚みを有している。そして、平面128に連なって突当板127が設けられており、また、右背面板173または左背面板174に連なって突当板177が設けられている。突当板127と突当板177はいずれもy軸に平行な法線を有する平板であり、そのy軸成分、すなわち、y軸における位置は同じである。したがって、清掃具3を矢線D11方向に挿入すると、同図に示す領域R11aまたは領域R11bにおいて、突当板127および突当板177の少なくともいずれかが把手34と接するので、これにより清掃具3のy軸方向の可動範囲は制限される。この場合、清掃部材32が、奥側枠材124を乗り越えない状態で停止するように、連結棒33の長さと光走査部12のy軸方向の奥行き長さとを調整すればよい。要するに、光照射装置が、清掃具の移動方向の先頭にある枠部から当該移動方向における移動空間の終端までの長さが、前記清掃具の清掃面の当該移動方向に沿った長さよりも短くなるような前記移動空間を形成する空間形成手段を備えていればよい。
(3)上述の実施形態において、奥側枠材124は、右側枠材121、左側枠材122、および手前側枠材123とともに、透光板120の上面の外縁を囲う枠部を構成するものであって、透光板120の面のうち像保持体に近づく方向の法線を有する透光面である上面よりもz軸方向に同じ長さだけ突出した突出面を有していた。すなわち、奥側枠材124のz軸方向の長さは、他の枠材と同じであった。しかし、奥側枠材124のz軸方向の長さは、少なくとも右側枠材121および左側枠材122のz軸方向の長さ以上であってもよい。また、各枠材のz軸方向の長さに関わらず、奥側枠材124の突出面のうちの少なくとも一部が、右側枠材121および左側枠材122の各突出面よりも、z軸方向に突出していてもよい。
図12は、この変形例における奥側枠材124を説明するための図である。図12(a)には、奥側枠材124とその周囲の部材との関係が示されており、同図の破線で示される領域には奥側枠材124が示されている。奥側枠材124の例を拡大して説明した図が図12(b)と図12(c)である。図12(b)に示される奥側枠材124は、z軸方向に突出した突出面の手前側に手前側辺124Aを、奥側に奥側辺124Bを有している。図12(b)に示される奥側枠材124においては、手前側辺124Aおよび奥側辺124Bのいずれをも含む突出面は、どの部分であっても右背面板173および左背面板174までのz軸方向に沿った距離がz5よりも小さい。つまり、この奥側枠材124の突出面は、右側枠材121および左側枠材122のどちらよりも、右背面板173または左背面板174とのz軸方向に沿った距離が短い。言い換えると、この奥側枠材124は、右側枠材121および左側枠材122の各突出面よりも、z軸方向に突出している。
このため、清掃具3が突当板178に接した状態から矢線D12方向に引き抜かれるときに、清掃部材32がこの奥側枠材124に接すると、この奥側枠材124によって清掃部材32の清掃面32aは、z軸方向により強く押し付けられる。このとき、清掃面32aには、透光板120の上面1200に付着した汚れを吸着しているので、奥側枠材124の奥側、すなわち同図に示す領域R70にこの汚れが掻き落とされやすくなる、という第一の効果を生じる。
また、特に、図12(c)に示すように、奥側枠材124の奥側辺124Bから、右背面板173または左背面板174までのz軸方向に沿った距離がz5よりも小さく、手前側辺124Aの上記距離がz5以上である場合には、奥側枠材124の奥側の面124Sbはy成分のみが増加する方向に法線を有する面であるのに対し、奥側辺124Bと手前側辺124Aとを結ぶ奥側枠材124の突出面124Stは、z成分が増加し且つy成分が減少する方向に法線を有する傾斜面である。この場合において、清掃具3が矢線D12方向に引き抜かれる際には、清掃部材32は突然、面124Sbにぶつかってz軸方向に押し付けられることとなるから、清掃面32aに付着した上記の汚れは奥側枠材124の奥側に掻き落とされやすくなる。一方、清掃具3が矢線D7方向に挿入される際には、突出面124Stによって清掃部材32は徐々にz軸方向に押し付けられることとなるから、上記の汚れは奥側枠材124の手前側に掻き落とされ難くなる。奥側枠材124の手前側よりも、奥側枠材124の奥側に汚れが落ちるほうが透光板120を汚す可能性が低いため望ましい。すなわち、奥側枠材124の突出面のうち一部が、右側枠材121および左側枠材122の各突出面よりも、z軸方向に突出しており、且つ、前記突出面の奥側が手前側よりも前記方向に突出していることが望ましい。
また、清掃具3は、右側枠材121に乗り上げ、且つ左側枠材122には乗り上げない状態で透光板120に接しているから、清掃部材32の清掃面32aが右側枠材121から受ける押圧力は、左側枠材122から受ける押圧力と異なり、清掃部材32は左右で歪んだ状態、すなわち、清掃面32aが右側に引き寄せられた状態となる。この歪んだ状態で、清掃部材32の清掃面32aが奥側枠材124に接すると、奥側枠材124が右側枠材121または左側枠材122の各突出面よりも、z軸方向に突出していない場合には、歪みの影響を受けて表面に付着した汚れの掻き落とし性能が左右で異なることになる。この変形例における奥側枠材124は、右側枠材121および左側枠材122の各突出面よりも、z軸方向に突出しているので、奥側枠材124は、右側枠材121および左側枠材122のどちらよりも清掃部材32をz軸方向に強く押し付けるから、上述した左右の歪みが緩和される、という第二の効果を生じる。
また、清掃具3を透光板120の奥側まで挿入したときに、この奥側枠材124によって清掃部材32の清掃面32aが、右側枠材121および左側枠材122のどちらよりも強い力でz軸方向に押し付けられる結果、取付座31が右背面板173または左背面板174により強く密着することとなり、清掃具3の挿入方向を軸とする回転が抑制されるので、利用者が清掃具3を扱いやすくなる、という第三の効果を生じる。
なお、上述した実施形態およびこの変形例において奥側枠材124は、右側枠材121および左側枠材122の各突出面よりもz軸方向に突出した、上記の汚れを掻き落とすための掻き落とし部材を兼ねていたが、奥側枠材124とは別に、奥側枠材124よりも奥側に上記の掻き落とし部材を設けてもよい。この場合、奥側枠材124のz軸方向の長さは右側枠材121および左側枠材122と同じであってもよく、掻き落とし部材が奥側枠材124よりも奥側にあって、且つ掻き落とし部材の突出面のうち少なくとも一部が、右側枠材121および左側枠材122の各突出面よりも、z軸方向に突出していればよい。また、掻き落とし部材の奥側の面よりもΔyだけ更に奥側に突当板178があり、清掃具3の先端に設けられた取付座31の長さCyがΔyよりも長ければよい。
1…画像形成装置、11…記録媒体供給部、12…光走査部、120…透光板、1200…上面、121…右側枠材、122…左側枠材、123…手前側枠材、124…奥側枠材、124A…手前側辺、124B…奥側辺、124Sb…面、124St…突出面、125…斜路、125s…斜面、126…補強部材、127…突当板、128…平面、129…天井面、129L,129R…辺、13…現像ユニット、131…感光体ドラム、14…転写ユニット、141…中間転写ベルト、142…二次転写ロール、143…ベルト搬送ロール、144…バックアップロール、149…ベルトクリーナ、15…定着部、16…記録媒体排出部、17…保護部、171…右側面板、172…左側面板、173…右背面板、174…左背面板、177…突当板、178…突当板、179…平板、19…制御部、2…外部装置、3…清掃具、31…取付座、32…清掃部材、32a…清掃面、33…連結棒、34…把手。

Claims (6)

  1. 光に応じた潜像を保持する像保持体へ光を照射する照射手段と、
    前記照射手段により像保持体へ照射される光の光路に設けられ、当該光を透過させる透光部材と、
    前記光が透過する前記透光部材の面のうち前記像保持体に近づく方向の法線を有する透光面の外縁を囲う枠部であって、当該透光面に接触した状態で移動することにより当該透光面を清掃する清掃面を有する清掃具の移動方向に沿って延びる2つの部分に、当該透光面の前記法線方向へと当該透光面よりも突出した突出面をそれぞれ有する枠部と、
    記2つの部分のいずれか一方の突出面に第1距離を隔てて対向する第1平板と、他方の突出面に前記第1距離と異なる第2距離を隔てて対向する第2平板とを有し、前記清掃具が移動する移動空間であって当該清掃具の清掃面が前記一方の突出面と接触し、且つ、前記他方の突出面に接触しないような前記移動空間を形成する空間形成手段と
    を具備することを特徴とする光照射装置。
  2. 前記透光面が水平方向に対して傾いており、前記空間形成手段は前記2つの部分の突出面のうち高い位置にある方に当該清掃具の清掃面が接触するような前記移動空間を形成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
  3. 前記清掃具が前記移動空間へ挿入される手前で当該清掃具と接触し、当該清掃具が前記移動空間に挿入される方向に移動するに従って、当該清掃具との接触位置が前記透光面に近づくように当該清掃具の移動方向を案内する面
    を具備することを特徴とする請求項1または2に記載の光照射装置。
  4. 前記空間形成手段は、前記清掃具の移動方向の先頭にある前記枠部から当該移動方向における前記移動空間の終端までの長さが、前記清掃具の清掃面の当該移動方向に沿った長さよりも短くなるような前記移動空間を形成する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光照射装置。
  5. 光に応じた潜像を保持する像保持体へ光を照射する照射手段と、
    前記照射手段により像保持体へ照射される光の光路に設けられ、当該光を透過させる透光部材と、
    前記光が透過する前記透光部材の面のうち前記像保持体に近づく方向の法線を有する透光面の外縁を囲う枠部であって、当該透光面に接触した状態で移動することにより当該透光面を清掃する清掃面を有する清掃具の移動方向に沿って延びる2つの部分に、当該透光面の前記法線方向へと当該透光面よりも突出した突出面をそれぞれ有する枠部と、
    前記清掃具が移動する移動空間を形成する空間形成手段であって、前記2つの部分のいずれか一方の突出面に当該清掃具の清掃面が接触し、他方の突出面に当該清掃具の清掃面が接触しないような前記移動空間を形成する空間形成手段と
    を具備し、
    前記透光面が水平方向に対して傾いており、前記空間形成手段は前記2つの部分の突出面のうち高い位置にある方に当該清掃具の清掃面が接触するような前記移動空間を形成する
    ことを特徴とする光照射装置。
  6. 求項1からのいずれかに記載の光照射装置と、
    前記光照射装置の前記照射手段により照射された光に応じた潜像を保持する像保持体と、
    前記像保持体により保持された潜像に応じた画像を媒体に形成する画像形成手段と
    を具備することを特徴とする画像形成装置。
JP2009259126A 2009-11-12 2009-11-12 光照射装置および画像形成装置 Expired - Fee Related JP5353650B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009259126A JP5353650B2 (ja) 2009-11-12 2009-11-12 光照射装置および画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009259126A JP5353650B2 (ja) 2009-11-12 2009-11-12 光照射装置および画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011107204A JP2011107204A (ja) 2011-06-02
JP5353650B2 true JP5353650B2 (ja) 2013-11-27

Family

ID=44230789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009259126A Expired - Fee Related JP5353650B2 (ja) 2009-11-12 2009-11-12 光照射装置および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5353650B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6136841B2 (ja) * 2013-10-11 2017-05-31 富士ゼロックス株式会社 清掃装置、及び画像形成装置
JP7027121B2 (ja) * 2017-10-27 2022-03-01 キヤノン株式会社 光プリントヘッドを備える画像形成装置
JP2019184833A (ja) * 2018-04-11 2019-10-24 キヤノン株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3928349B2 (ja) * 2000-03-28 2007-06-13 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置の清掃機構
US7330295B2 (en) * 2002-05-09 2008-02-12 Seiko Epson Corporation Optical scanning device and cover glass cleaning mechanism for optical scanning device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011107204A (ja) 2011-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101846908B (zh) 图像形成装置和用于曝光头的清洁部件
EP1628170B1 (en) Optical writing unit and image forming apparatus
US8068764B2 (en) Image forming device
US20070024943A1 (en) Light scanning device, and image forming apparatus using the light scanning device
JP5736359B2 (ja) 自動清掃機構とこれを用いた光走査装置及び画像形成装置
JP2007148286A (ja) 現像カートリッジ、像担持体保持ユニット、プロセスユニットおよび画像形成装置
JP5353650B2 (ja) 光照射装置および画像形成装置
JP4846317B2 (ja) シャッターおよび画像形成装置
CN102849472B (zh) 片状物传送装置
JP6249112B2 (ja) 操作パネル及びそれを備えた画像形成装置、画像読取装置
CN104950646B (zh) 图像形成装置
JP2004333799A (ja) 画像形成装置
CN100351711C (zh) 光写入装置及图像形成装置
CN102436159B (zh) 旋转驱动力传递部件、感光鼓、处理盒及图像形成装置
JP2005246901A (ja) 防塵ガラスの清掃手段
JP4834572B2 (ja) 画像形成装置
JP2006276226A (ja) クリーニング装置および画像形成装置
JP6330409B2 (ja) 画像形成装置および着脱体
US8807560B2 (en) Recording sheet guide structure and cartridge
JP2019046556A (ja) 照明装置、ドラムユニット、照明装置を備える画像形成装置及び画像読取装置
JP6254860B2 (ja) 画像形成ユニット及び画像形成装置
JP4618365B2 (ja) 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP2021130281A (ja) 画像形成装置及び清掃具
JP2016095386A (ja) 画像形成装置
JP2021085949A (ja) 操作装置及び操作装置を備えた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130514

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130515

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130730

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130812

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5353650

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees