JP5352197B2 - 業務支援データベース装置およびその方法 - Google Patents
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発明者は、業務支援システムを作成するに当たって、個々の業務を「人による認識」という観点でとらえ、その集合であると把握すれば、これを特定することができるのではないかと考えた。たとえば「診察する」という行為は、医師が患者を診て、処置をする行為である。したがって、「診察する」という個別業務は、「医師」「患者」「病名診断」「処置」という用語を用いて定義することができる。また、対象者などのマスタファイルも、「登録する」という分類に属する行為であり、それを「認識」という観点でとらえれば同じデータ構造のデータベースシステムで管理が可能とであると考えるに至った。その際、どのようなデータ構造とすれば、データ管理が可能であるかについて、種々検討した結果、図1に示すようなデータ構造が好ましいと考えた。
図7に、本発明にかかる業務支援データベース装置1の機能ブロック図を示す。業務支援データベース装置1は、業務における動作を人間が認識する場合に用いる複数の個別データを複数のレコードに分けて記憶しておき、前記複数のレコードにより1の動作が表されているグループレコードとして、データ検索する装置であって、各レコードは、フィールドとして、「ID」、実体データアドレスまたは実体データアドレスへ導くデータが記載された「カテゴリ」、上位レコードIDが記載された「アップディスクリプタ」、および、その他の事項が記載される「サイン」を有している。
図7に示す業務支援システム1のハードウェア構成について、図8を用いて説明する。同図は、業務支援データベース装置1を、CPUを用いて構成したハードウェア構成の一例である。
すでに説明したように本件データ構造では、フィールド「カテゴリ」に上位概念を、フィールド「アップディスクリプタに、レコード間の接続関係を、フィールド「マーク」に格を、フィールド「サイン」にその他の情報が記載される。また、1のレコード群を構成するレコード数は任意である。したがって、特許文献1のように「指示」のためのひな形ファイルを別途も受けることなく、業務におけるマスタも前記レコード群の定義形式によって定義することができる。
つぎに、本データ構造における検索処理について説明する。以下では、図15、図16、図17に示すデータが、既に記憶されている場合に、医師「成仁太郎」の「2008年10月1日」の「診察」の予定を画面上に一覧表示する場合の処理について説明する。
なお、本実施形態においては、検索時に各レコードのフィールド「アップディスクリプタ」を参照して、そのレコードがつながっているレコードを特定して、レコード群を特定している。また、検索時に各レコードのフィールド「カテゴリ」を参照して、上位のレコードを特定することにより、そのレコードが属する概念を特定している。
23・・・CPU
27・・・メモリ
Claims (6)
- 業務における動作を人間が認識する場合に用いる複数の個別データを複数のレコードに分けて記憶しておき、前記複数のレコードにより1の動作が表されているグループレコードとして、データ検索する業務支援データベース装置であって、
A)前記各レコードは、フィールドとして、レコードID、実体データアドレスまたは実体データアドレスへ導くデータが記載されたカテゴリー、上位レコードIDが記載されたアップディスクリプタを有しており、
B)検索条件として複数の検索語が与えられると、当該検索条件のうち任意の1の検索語でフィールド”カテゴリ”を検索し、該当する1または2以上のレコードを開始レコードとして特定する開始レコード特定手段、
C)開始レコードが与えられると、当該レコードのアップディスクリプタを参照して、その上位レコードを特定する処理を、アップディスクリプタに上位レコードが定義されていないレコードまで繰り返し、前記上位レコードが定義されていないレコードを先頭レコードとして特定する先頭レコード特定手段、
D)開始レコードが与えられると、当該開始レコードよりもレコードIDが大きく、前記アップディスクリプタに上位レコードが定義されていないレコードの1つ前のレコードを末尾レコードとして、特定する末尾レコード特定手段、
E)前記開始レコード特定手段が特定した全開始レコードを、前記先頭レコード特定手段および前記末尾レコード特定手段に与え、各開始レコードについて、当該開始レコードの先頭レコードから末尾レコードで構成される複数のレコードを1のグループレコードであると特定するグループレコード特定手段、
F)前記抽出したグループレコード全てについて、前記任意の1の検索語以外の検索語が、存在するグループレコードを1または2以上特定し、特定したレコードのカテゴリに記憶されたデータまたは、当該データで特定されるアドレスの実体データを前記検索語の検索結果とする検索結果特定手段、
を備えたことを特徴とする業務支援データベース装置。 - レコードと所定のフィールドがマトリックス配置されたデータベース検索装置であって、
前記各レコードは、フィールドとして、レコードID、実体データアドレスまたは実体データアドレスへ導くデータが記載されたカテゴリ、上位レコードIDが記載されたアップディスクリプタを有しており、
検索条件として複数の検索語が与えられると、当該検索条件のうち任意の1の検索語でフィールドであるカテゴリを検索し、該当するレコードを開始レコードとして特定する開始レコード特定手段、
開始レコードから前記アップディスクリプタを順次たどり、当該開始レコードと同じグループに属する先頭レコードを特定する先頭レコード特定手段、
前記先頭レコードIDが前記アップディスクリプタに記憶されているレコードを抽出し、抽出した前記先頭レコードに直接または他のレコードを介して間接に連結されているレコードを、前記アップディスクリプタを参照して、順次抽出する所属レコード抽出手段、
前記所属レコード抽出手段が抽出したレコードについて、前記任意の1の検索語以外の検索語が、存在するレコードを1または2以上特定し、特定したレコードのカテゴリに記憶されたデータまたは、当該データで特定されるアドレスの実体データを前記検索語の検索結果とする検索結果特定手段、
を備えたことを特徴とするデータベース検索装置。 - 請求項2のデータベース検索装置において、
さらに、フィールドとしてマークを有しており、
前記先頭レコード特定手段は、前記開始レコードから前記先頭レコードを特定する際に、注目したレコードのアップディスクリプタから参照する上位レコードを特定するときに、前記注目したレコードの下のレコードのフィールド「マーク」に、先頭を示す属性が存在する場合には、当該注目したレコードが先頭レコードであると判断すること、
を特徴とするデータベース検索装置。 - レコードと所定のフィールドがマトリックス配置されたデータベースシステムであって、前記フィールドとして、レコードID、実体データアドレスまたは実体データアドレスへ導くデータが記載されたカテゴリ、上位レコードIDが記載されたアップディスクリプタ、属するグループの先頭レコードID、および前記先頭レコードIDが参照するレコードIDのフィールド「カテゴリ」の値を有しており、前記複数のレコードに記憶されたデータにより1の動作が表されているグループレコードとして、データ検索を行うデータベースシステムにおいて、
検索条件として複数の検索語が与えられると、当該検索条件のうち任意の1の検索語でフィールドであるカテゴリを検索し、該当するレコードを開始レコードとして特定する開始レコード特定手段、
開始レコードについて属するグループの先頭レコードIDを参照して、同じIDが定義されているレコードをグループレコードとして抽出する抽出手段、
前記抽出手段が抽出したレコードについて、前記1の検索語以外の検索語が、存在するレコードを1または2以上特定し、特定したレコードのカテゴリに記憶されたデータまたは、当該データで特定されるアドレスの実体データを前記検索語の検索結果とする検索結果特定手段、
を備えたことを特徴とするデータベースシステム。 - レコードと所定のフィールド項目がマトリックス配置されたデータベースのコンピュータによる検索方法であって、
前記各レコードには、フィールドとして、レコードID、実体データアドレスまたは実体データアドレスへ導くデータが記載されたカテゴリ、上位レコードIDが記載されたアップディスクリプタを有しており、
コンピュータが下記のステップを実行すること、
検索条件として複数の検索語が与えられると、当該検索条件のうち任意の1の検索語でフィールドであるカテゴリを検索し、該当するレコードを開始レコードとして特定するステップ、
開始レコードから前記アップディスクリプタを順次たどり、当該開始レコードと同じグループに属する先頭レコードを特定するステップ、
前記先頭レコードIDが前記アップディスクリプタに記憶されているレコードを抽出し、抽出した前記先頭レコードに直接または他のレコードを介して間接に連結されているレコードを、前記アップディスクリプタを参照して、順次抽出するステップ、
前記抽出したレコードについて、前記任意の1の検索語以外の検索語が、存在するレコードを1または2以上特定し、特定したレコードのカテゴリに記憶されたデータまたは、当該データで特定されるアドレスの実体データを前記検索語の検索結果とするステップ、
を特徴とするデータベース検索方法。 - 各レコードが、フィールドとして、レコードID、実体データアドレスまたは実体データアドレスへ導くデータが記載されたカテゴリ、上位レコードIDが記載されたアップディスクリプタを有しているデータベースを検索するプログラムであって、コンピュータを以下の手段として機能させるためのデータベース検索プログラム。
検索条件として複数の検索語が与えられると、当該検索条件のうち任意の1の検索語でフィールドであるカテゴリを検索し、該当するレコードを開始レコードとして特定する開始レコード特定手段、
開始レコードから前記アップディスクリプタを順次たどり、当該開始レコードと同じグループに属する先頭レコードを特定する先頭レコード特定手段、
前記先頭レコードIDが前記アップディスクリプタに記憶されているレコードを抽出し、抽出した前記先頭レコードに直接または他のレコードを介して間接に連結されているレコードを、前記アップディスクリプタを参照して、順次抽出する所属レコード抽出手段、
前記所属レコード抽出手段が抽出したレコードについて、前記任意の1の検索語以外の検索語が、存在するレコードを1または2以上特定し、特定したレコードのカテゴリに記憶されたデータまたは、当該データで特定されるアドレスの実体データを前記検索語の検索結果とする検索結果特定手段。
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