JP5351992B2 - 床暖房パネル - Google Patents
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Description
そして、このような床暖房パネルにおいて、従来では、前記シート状均熱体に形成される前記切れ目又は前記脆弱接続部が、前記パネル形成体と前記小根太との並び方向において、それらの境界に対応する位置に合わせて形成されており、又、前記切れ目が形成されるものでは、前記小根太は前記パネル形成体との間での接触面同士の摩擦保持力にてパネル本体の表裏方向の移動が阻止されるようになっており、前記脆弱接続部が形成されるものでは、前記小根太は、前記シート状均熱体との間での接着による保持力、並びに、前記パネル形成体との間での接触面同士の摩擦保持力によって、小根太のパネル本体の表裏方向の移動が阻止されるようになっていた(例えば、特許文献1参照。)。
前記パネル形成体と前記小根太とが、前記パネル本体の表裏方向に沿う相対移動が阻止されるように係合され、
前記シート状均熱体における前記パネル形成体用均熱体部分のうちの前記小根太に隣接する小根太隣接部分に止着される状態で帯状の分離用非接着層が備えられ、
前記シート状均熱体のうちの前記小根太用均熱体部分とそれに隣接する前記分離用非接着層とからなる小根太対応箇所に、前記小根太用均熱体部分及び前記分離用非接着層のうちの少なくとも前記分離用非接着層を覆う状態で、且つ、前記シート状均熱体が前記パネル形成体に止着される止着力よりも弱い接着力にて前記分離用非接着層に貼着される状態で帯状の接着性シートが備えられている点にある。
以下、図面に基づいて、本発明の参考の実施形態である第1実施形態を説明する。
図1に示すように、床暖房パネルPHは、暖房対象の床の略中央に敷き、床暖房パネル用周辺パネル(以下、単に周辺パネルと記載する場合がある)PAは、床暖房パネルPHと暖房対象の床を区画する壁等の床区画材(図示省略)との間に敷き込み、それら床暖房パネルPHの表面及び周辺パネルPAの表面の全面にわたって、木質材等から形成された床仕上げ材1を敷設して、床暖房パネルPHの加熱作用により床仕上げ材1を昇温させて、床暖房するように構成してある。
図1及び図2に示すように、前記パネル形成体4は、外形形状が矩形状になるように並べた複数の矩形状のパネル単位体6にて構成してあり、この矩形状のパネル形成体4に、前記複数の小根太5を、その長手方向の一部分に小根太5が存在しない小根太不存在部分7を形成する状態で、前記パネル形成体4の一辺方向に所定のピッチで並設してある。
図3及び図4に示すように、前記複数の小根太5の夫々に対して、2本の帯状の分離用シート13を、小根太5の幅方向に振り分けた状態で、且つ、夫々が小根太5の長手方向の略全長にわたって、前記シート状均熱体3におけるパネル形成体用均熱体部分3Pのうちの小根太隣接部分3Prに貼着して設けてある。この分離用シート13の小根太隣接部分3Prに対する接着力は、パネル形成体4とパネル形成体用均熱体部分3Pとの間での接着力と同じ程度に強い接着力にしてある。
従って、この実施形態では、前記2本の分離用シート13により、前記帯状の分離用非接着層10を構成してある。
この帯状の接着性シート12は、熱伝導率が高く且つ床仕上げ材用接着剤を浸透させないシート状体にて構成され、その裏面に粘着剤層を備える構成となっており、粘着剤層を介して2本の分離用シート13及び小根太用均熱体部分3Kの夫々に貼着させる構成としてある。この接着性シート12は、その幅方向端縁が2本の分離用シート13の並び方向外方側の端縁よりも少し幅方向内側に位置するように幅狭に形成され、接着性シート12を貼着させるときに、パネル形成体用均熱体部分3Pに貼着されることがないように構成している。
釘打ち禁止シール9及びパネル形成体用均熱体部分3Pに対する禁止シール覆い用弱接着性テープ15の接着力は、パネル形成体4に対するパネル形成体用均熱体部分3Pの接着力、及び、後述する床仕上げ材用接着剤16により床仕上げ材1を禁止シール覆い用弱接着性テープ15に接着させる接着力よりも弱くしてある。
周辺パネルPAは、前記小根太5の長手方向の側方に配置する長手方向側の周辺パネル本体部31を備えた小根太長手方向側の周辺パネルPAmと、複数の小根太5の並び方向の側方に配置する並び方向側の周辺パネル本体部32を備えた小根太並び方向側の周辺パネルPAnとがあり、これらの周辺パネルには、複数の周辺パネル用小根太33、36を備えている。
本発明の実施形態である第2実施形態は、前記接着性シート12の構成、パネル形成体に対する小根太5の保持構成が異なる他は、第1実施形態の構成と同じであるから、異なる構成についてのみ説明し、同じ構成については説明は省略する。
本発明の参考の実施形態である第3実施形態は、前記接着性シート12の構成、パネル形成体に対する小根太5の保持構成が異なる他は、第1実施形態の構成と同じであるから、異なる構成についてのみ説明し、同じ構成については説明は省略する。
従って、このように構成しておくと、床暖房パネルPHを工場から出荷して移送するときや施工現場で作業するとき等において、パネル本体40の表裏方向が上下に向いている場合であっても小根太5がパネル形成体4から下方側に外れて脱落することを抑制できることになる。
以下、別実施形態を列記する。
3 シート状均熱体
3K 小根太用均熱体部分
3P パネル形成体用均熱体部分
3Pr 小根太隣接部分
3s 切れ目
3C 脆弱接続部
4 パネル形成体
5 小根太
10 分離用非接着層
11 小根太対応箇所
12 接着性シート
Claims (1)
- 加熱用長尺体が装備された板状のパネル形成体と小根太とを並べて構成されるパネル本体と、そのパネル本体の表面側に前記パネル形成体と前記小根太とにわたって止着されるシート状均熱体とが備えられ、
前記シート状均熱体に、前記小根太の表面に対応する小根太用均熱体部分と前記パネル形成体の表面に対応するパネル形成体用均熱体部分とを切り離す又は切り離すための切れ目又は脆弱接続部が形成されている床暖房パネルであって、
前記パネル形成体と前記小根太とが、前記パネル本体の表裏方向に沿う相対移動が阻止されるように係合され、
前記シート状均熱体における前記パネル形成体用均熱体部分のうちの前記小根太に隣接する小根太隣接部分に止着される状態で帯状の分離用非接着層が備えられ、
前記シート状均熱体のうちの前記小根太用均熱体部分とそれに隣接する前記分離用非接着層とからなる小根太対応箇所に、前記小根太用均熱体部分及び前記分離用非接着層のうちの少なくとも前記分離用非接着層を覆う状態で、且つ、前記シート状均熱体が前記パネル形成体に止着される止着力よりも弱い接着力にて前記分離用非接着層に貼着される状態で帯状の接着性シートが備えられている床暖房パネル。
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