JP5350986B2 - 車両駆動システム - Google Patents
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Description
[第1実施形態]
図1は、本実施形態に係る車両駆動システム2、およびこの車両駆動システム2を適用した小型の車両1の構成を示す模式図である。
車両1は、2つの前輪11,12と、1つの後輪13と、運転者が操作可能な操作系14とを含んで構成された3輪の小型車両である。本実施形態では、車両駆動システム2で発生した動力を、車輪11〜13のうち後輪13のみに供給し、これを回転駆動する。したがって以下では後輪を駆動輪ともいう。
操作系14は、運転者が回動操作可能なアクセルグリップの他、ブレーキレバーやイグニッションスイッチなどの各種スイッチを備える(図示せず)。
また、車両1の減速時において、駆動輪13から電気モータ31に動力が伝達すると、電気モータ31は発電機として機能し、回生制動力を発生する。インバータ33は、この電気モータ31の回生運転時に発生した三相交流電力を直流電力に変換するとともにバッテリ32に供給し、これを充電する。
エアタンク41とエアモータ46とを接続するエア流路45は、図2中実線で示す供給流路451と、図2中破線で示す回生流路452との2つの流路により構成される。また、これら供給流路451および回生流路452は、3つの弁471,474,477を含んで構成された流路切替装置47により開閉される。
回生流路452は、エアモータ46のエア排出部463に接続されたエアモータ用三方切替弁474の第1吐出口475から、エアタンク用三方切替弁471の吸入口473に至る。また、エアモータ用三方切替弁474の第2吐出口476は、大気に開放されている。
より具体的には、エアモータ46を駆動運転する場合、エアタンク用三方切替弁471を吐出口472側にするとともに開放弁477を閉じ、供給流路451を介して圧縮空気をエアモータ46に供給する。また、エアモータ用三方切替弁474を第2吐出口476側にすることにより、エアモータ46のエア排出部463を大気に開放する。これにより、エアモータ46の出力軸464から補助動力が出力される。
より具体的には、エアモータ46を回生運転する場合、エアタンク用三方切替弁471を吸入口473側にするとともに開放弁477を開き、エアモータ46のエア供給部462を大気に開放する。また、エアモータ用三方切替弁474を第2吐出口476側にする。これにより、エアモータ42はコンプレッサとして機能し、生成した圧縮空気をエアタンク41に供給する。
より具体的には、エアモータ46を空転運転する場合、エアタンク用三方切替弁471を吸入口473側にし、開放弁477を開き、さらにエアモータ用三方切替弁474を第2吐出口476側にする。これにより、エアモータ46のエア供給部462およびエア排出部463は、ともに大気に開放された状態となるため、出力軸464は駆動輪の回転に抗することなく空転する。
冷媒循環路431は、電気モータ31やバッテリ32などの車両の走行に伴い廃熱が発生する機器をその経路に含んでおり、冷媒を循環させることでこれら電気モータ31やバッテリ32を冷却する。冷媒ポンプ432は、冷媒循環路431内に冷媒を圧送する。
したがって、この廃熱回収装置43によれば、車両の走行に伴い電気モータ31やバッテリ32で発生した廃熱を、冷媒循環路431を循環する冷媒を介して回収し、この廃熱でエアモータ46に供給される圧縮空気を加熱する。
図3は、2つの動力装置の制御のメインフローチャートである。このメインフローチャートで示される一連の処理は、イグニッションスイッチをオンにしてからオフにされるまで繰り返し実行される。
ステップS12では、空気圧センサの出力値に基づいてエアタンク残圧値Prを取得し、ステップS13では、このエアタンク残圧値Prが閾値Pt_thr1以上であるか否かを判別する。
一方、ステップS26の判別がNOであり、エアタンク残圧値Prが閾値Pt_thr2よりも小さく、エアタンクに圧縮空気を供給する必要があると判断し、ステップS27に移りエアコンプレッサを駆動し圧縮空気をエアタンクに供給する。さらにステップS28に移り電気モータを駆動し、上記要求駆動力Ddに相当する主動力を発生させる。
(1)本実施形態によれば、エアコンプレッサ42により生成した圧縮空気をエアタンク41に蓄えておき、この圧縮空気を動力源としてエアモータ46により補助動力を発生し、さらにこの補助動力を駆動輪13に伝達する。また、本実施形態によれば、廃熱回収装置43で、エアタンク41からエアモータ46へ供給される圧縮空気を加熱することにより、エアモータ46に供給される圧縮空気を膨張させて高圧にできるので、その分だけ圧縮空気を蓄えるエアタンク41を小型かつ軽量なものにすることができる。
本発明の第2実施形態について、図7を参照して説明する。
以下の第2実施形態の説明にあたって、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略又は簡略化する。
図7は、本実施形態に係る車両駆動システム2A、およびこの車両駆動システム2Aが適用された小型の車両1Aの構成を示す模式図である。
また、補助動力装置4Aのエアモータ46の出力軸464は、減速機465Aを介して駆動輪13に接続されている。
本発明の第3実施形態について、図8を参照して説明する。
以下の第3実施形態の説明にあたって、第2実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略又は簡略化する。
図8は、本実施形態に係る車両駆動システム2B、およびこの車両駆動システム2Bが適用された小型の車両1Bの構成を示す模式図である。
本実施形態によれば、駆動輪13のエアモータ46に加えて、前輪11,12のエアモータ48B,49Bでも回生運転を行うことができるので、より効率的に圧縮空気を生成し、エアタンク41に供給することができる。
より具体的には、電気モータ31の運転状態に応じて前輪11,12のエアモータ48B,49Bと後輪13のエアモータ46とを独立して運転することで、より安定した走行が可能となる。例えば、電気モータ31によって後輪13を駆動している場合、前輪11,12のエアモータ48B,49Bを空転運転し、後輪13のエアモータ46を駆動運転することにより、前輪11,12の回転数と後輪13の回転数とで差が発生するのを防止できるので、安定した走行が可能となる。また、例えば、電気モータ31で後輪13を駆動していない場合、前輪11,12のエアモータ48B,49Bを駆動運転し、後輪13のエアモータ46を空転運転することにより、前輪11,12のみで走行できるので、安定した走行が可能となる。
例えば、上記実施形態では、主動力装置3における動力発生源として電気モータ31を用いたが、これに限らず内燃機関を用いてもよい。
また、上記実施形態では、エアモータ46の出力軸464を駆動輪13に連結したが、これに限らず、電気モータの出力軸に連結してもよい。この場合、エアモータの出力軸と電気モータの出力軸とを断続するために、これら出力軸はクラッチを介して連結してもよい。
また、上記実施形態では、2つの前輪と1つの後輪とで構成された3輪の小型車両に車両駆動システムを適用した例で説明したが、これに限らない。本発明の車両駆動システムは、1つの前輪と1つの後輪とで構成された2輪車両、あるいは2つの前輪と2つの後輪とで構成された4輪車両など、駆動輪で走行する車両であればどのような車両でも適用することができる。
13…駆動輪
2,2A,2B…車両駆動システム
3,3A…主動力装置(第1動力装置)
31…電気モータ
4,4A,4B…補助動力装置(第2動力装置)
41…エアタンク(空気蓄積部)
42…エアコンプレッサ(空気圧縮部)
43…廃熱回収装置(圧縮空気加熱部)
45…エア流路
451…供給流路
452…回生流路
46,48B,49B…エアモータ(補助動力部)
47…流路切替装置(流路開閉装置)
6…ECU(制御装置)
71…回転数センサ(回転数検出部)
72…アクセル開度センサ(加速要求量検出部)
73…空気圧センサ(空気圧検出部)
Claims (6)
- 車両の駆動輪に主動力を供給する第1動力装置と、
前記主動力とは別の補助動力を前記駆動輪に供給する第2動力装置と、を備えた車両駆動システムであって、
前記第1動力装置は、バッテリと、当該バッテリからの電力によって前記主動力を発生する電気モータと、前記電気モータの回生運転時に前記バッテリを充電するインバータと、を備え、
前記第2動力装置は、
前記バッテリからの電力によって前記車両外部の空気を圧縮し、圧縮空気を生成する空気圧縮部と、
当該空気圧縮部で生成した圧縮空気を蓄える空気蓄積部と、
当該空気蓄積部に蓄えられた圧縮空気を動力源として補助動力を発生し、発生した補助動力を前記駆動輪に伝達する補助動力部と、
前記空気蓄積部から前記補助動力部へ供給される圧縮空気を加熱する圧縮空気加熱部と、
前記補助動力部の回生運転時に生成された圧縮空気を前記空気蓄積部に供給する回生流路と、を備えることを特徴とする車両駆動システム。 - 前記圧縮空気加熱部は、前記車両の走行に伴い発生した廃熱で圧縮空気を加熱することを特徴とする請求項1に記載の車両駆動システム。
- 前記車両の駆動輪の回転数を検出する回転数検出部と、
前記車両に対する加速要求量を検出する加速要求量検出部と、
前記回転数および前記加速要求量の検出値に基づいて前記第1動力装置および前記第2動力装置を制御する制御装置と、をさらに備え、
前記制御装置は、前記回転数および前記加速要求量の検出値に基づいて前記車両の運転状況を判定し、当該運転状況の判定結果に応じて前記補助動力部で発生した補助動力を前記駆動輪に供給することを特徴とする請求項1または2に記載の車両駆動システム。 - 前記第2動力装置は、
前記空気蓄積部に蓄えられた圧縮空気を前記補助動力部に供給する供給流路と、
前記供給流路および前記回生流路を開閉する流路開閉装置と、をさらに備え、
前記制御装置は、前記回転数の検出値が減少している場合には、前記回生流路を開くことを特徴とする請求項3に記載の車両駆動システム。 - 前記空気蓄積部の空気圧を検出する空気圧検出部をさらに備え、
前記制御装置は、前記空気圧の検出値が第1閾値より小さい場合には、前記回生流路を開くことを特徴とする請求項4に記載の車両駆動システム。 - 前記空気蓄積部の空気圧を検出する空気圧検出部をさらに備え、
前記制御装置は、前記空気圧の検出値が第2閾値より小さい場合には、前記空気圧縮部で圧縮空気を生成し、前記空気蓄積部に供給することを特徴とする請求項4に記載の車両駆動システム。
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