JP5350930B2 - モルタル塗厚定規治具 - Google Patents

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Description

本発明は、モルタル塗厚定規治具に関し、特に、表面に防水シートが敷設されたモルタル下地面にラス網を介してモルタルを塗着する作業を行う際に用いるモルタル塗厚定規治具に関する。
建物の外壁に求められる性能として、耐火性、耐震性、耐久性、美観等が挙げられるが、これらのうち特に耐火性に優れた外壁として、モルタル外壁が注目されている。モルタル外壁は、木摺り板を間隔をおいて重ね合わせた木摺り下地や合板下地等の面材下地の表面に、防水シート等を敷設してモルタル下地面を形成すると共に、形成したモルタル下地面の表面にラス網を取り付け、このラス網に支持させるようにして、モルタル下地面を覆って例えば16mm程度の所定の塗厚でモルタルを塗着することにより形成されることになる(例えば、特許文献1参照)。
一方、このようなモルタルの塗着作業は、主として左官職人によってなされており、所定の塗厚に均一に塗着されているか否かは、その技量によるところが大きく、また所定の塗厚に均一に塗着されているか否かをチェックすることも困難である。
このため、モルタルの塗厚を、例えば開口部におけるサッシのチリや見切り部材のチリを計測して確認する他、これらのモルタルの塗厚を計測可能な箇所から離れた部分の壁や、窓等の開口部のない壁に関しても、モルタルの塗厚を確認しながら塗着作業を行えるようにする技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−77549号公報 特開平10−152965号公報
特許文献2に開示された技術は、メタルラスを木造下地に取り付けるためのステープルに、脚部と反対側に伸びる塗厚ガイドを設けておき、ステープルを木造下地に打ち込んで塗厚ガイドの先端をモルタルの仕上面に配置することで、この塗厚ガイドの先端をガイドとしてモルタルを略面一に塗着させることができるようにしたものである。
しかしながら、特許文献2に開示された技術では、塗厚ガイドがメタルラスを取り付けるためのステープルの一部として設けられているため、ステープルが木造下地に打ち込まれた際に防水シートを貫通する部分で止水性が損われる惧れがある。このため、モルタルが塗着される壁体に高度な止水性が要求される場合には、信頼性に劣ることになる。
本発明は、ステープルとは別部材として用いることができ、モルタル下地面に容易に取り付けることができると共に、防水シートを貫通する部分の止水性を十分に確保することのできるモルタル塗厚定規治具を提供することを目的とする。
本発明は、表面に防水シートが敷設されたモルタル下地面にラス網を介してモルタルを塗着する作業を行う際に、前記モルタル下地面に複数取り付けられてモルタルが所定の塗厚で塗着されるようにガイドするモルタル塗厚定規治具であって、前記防水シートに密着配置される密着ベース部と、該密着ベース部を挟んだ一方の側に突出する固定用針部と、前記密着ベース部を挟んだ他方の側に突出する厚さガイド部とからなり、前記密着ベース部の前記固定用針部側の面に、止水粘着材が塗着されており、前記固定用針部を前記モルタル下地面に前記防水シートを貫通させて押し込んで、前記密着ベース部に塗着された前記止水粘着材を前記防水シートに密着させると共に、前記厚さガイド部の先端を、前記所定の塗厚で塗着されるモルタルの表面の高さ位置に配置するモルタル塗厚定規治具を提供することにより、上記目的を達成したものである。
また、本発明のモルタル塗厚定規治具は、前記厚さガイド部には、モルタルを2層塗りする際の1層目の厚さに相当する高さ位置に、目印が設けられていることが好ましい。
さらに、本発明のモルタル塗厚定規治具は、前記防水シートが、膨潤性を有する高分子吸収樹脂層を含んで形成されていることが好ましい。
本発明のモルタル塗厚定規治具によれば、ステープルとは別部材として用いることができ、モルタル下地面に容易に取り付けることができると共に、防水シートを貫通する部分の止水性を十分に確保することができる。
本発明の好ましい一実施形態に係るモルタル塗厚定規治具の斜視図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るモルタル塗厚定規治具を用いて形成されるモルタル外壁の構成を説明する要部断面図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るモルタル塗厚定規治具の、防水シートで覆われたモルタル下地面への取り付け状況を説明する部分斜視図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るモルタル塗厚定規治具を用いて、モルタルを所定の塗厚で塗着した状態を説明する要部断面図である。
図1に示す本発明の好ましい一実施形態に係るモルタル塗厚定規治具10は、図2に示すように、例えば外壁骨組み部材11に支持させて設置した合板下地等の面材下地12の表面に防水シート13を敷設して、モルタル下地面14を形成すると共に、モルタル下地面14の表面にラス網15を取り付け、このラス網15に支持させるようにしてモルタル下地面14を覆ってモルタル16を塗着することにより、建物の外壁部分にモルタル外壁17を形成する際に採用されたものである。また、本実施形態のモルタル塗厚定規治具10は、例えば16mm程度の所定の塗厚tとなるようにモルタル16の塗着作業を容易に行えるようにすると共に、モルタル16の塗着後に、モルタル16の塗厚tを精度良く確認できるようにするものである。
すなわち、本実施形態のモルタル塗厚定規治具10は、図3及び図4にも示すように、表面に防水シート13が敷設されたモルタル下地面14にラス網15を介してモルタル16を塗着する作業を行う際に、モルタル下地面14に複数取り付けられてモルタル16が所定の塗厚tで塗着されるようにガイドする治具であって、防水シート13に密着配置される密着ベース部18と、密着ベース部18を挟んだ一方の側に突出する固定用針部19と、密着ベース部18を挟んだ他方の側に突出する厚さガイド部20とからなり、固定用針部19をモルタル下地面14に防水シート13を貫通させて押し込んで、密着ベース部18を防水シート13に密着させると共に、厚さガイド部20の先端20aを、所定の塗厚tで塗着されるモルタル16の表面の高さ位置に配置するようになっている。
本実施形態では、表面に防水シート13が敷設される面材下地12として、合板下地の他、木摺り板を間隔をおいて重ね合わせた木摺り下地を用いることができる。例えば特開2000−160732号公報に記載のパネル部材と同様の構成を備える、間隔をおいて平行に配置された複数の表側帯状小幅板と、間隔をおいて平行に配置された複数の裏側帯状小幅板とを互いに交差させた状態で接合一体化してなる壁下地パネルを用いることもできる。
また、面材下地12を覆ってモルタル下地面14を形成する防水シート13としては、建物の外壁用の防水シートとして知られる、例えばポリオレフィン系樹脂からなる各種のシート部材を用いることができる。好ましくは、膨潤性を有する高分子吸収樹脂層を含んだ防水シート13を用いることができる。例えば基材シートの面材下地12側に高分子吸収樹脂層を含んだ防水シート13を用いることにより、基材シートの破損部分を介してモルタル16側から面材下地12側に水が漏れても、漏れた水を高分子吸収樹脂層が吸収することで膨潤して、防水シート13の破損部分を効果的に止水することが可能になる。すなわち、高分子吸収樹脂層が膨潤することで破損部分を閉塞して、引続いて浸入しようとする水を遮断する止水性を発揮するので、壁下地パネル13側に浸入する水を極く僅かな量に留めることが可能になる。
高分子吸収樹脂層を含んだ防水シート13としては、例えばポリオレフィン系樹脂からなる基材シートの面材下地12側の面を、高分子吸収樹脂層によってコーティングしたものを好ましく用いることができる。高分子吸収樹脂層を構成する高吸水性樹脂(高吸水性ポリマー)としては、例えば、セルロース・アクリルニトリル重合体、デンプン・アクリルニトリル重合体等の天然系のものや、アクリル酸・ビニルアルコール共重合体、アクリル酸ソーダ重合体、アクリル酸・アクリルアミド共重合体、ポリエチレンオキサイド変成物、イソブチレン・無水マレイン酸共重合体等の合成系のものを好ましく使用することができる。
また、防水シート13は、基材シートのモルタル16側の面を不織布層によってコーティングしたものを用いることが好ましい。基材シートのモルタル16側の面を不織布層によってコーティングすることにより、基材シート21とモルタル16との間に不織布層が介在することで防水シート13とモルタル16との密着性を高めることができるので、防水シート13とモルタル16との間に隙間が生じないようにしたり、隙間が生じても極僅かな隙間に留めることが可能になる。また防水シート13とモルタル16との間に隙間が生じて雨水等の水が滞留しても、不織布層に浸漬された状態で水が滞留するので、不織布層の毛細管張力等の作用によって、滞留した水によって大きな水圧が生じるのを効果的に緩和することが可能になる。
基材シートのモルタル16側の面の不織布層を構成する不織布としては、例えばケミカルボンド、サ−マルボンド、ニ−ドルパンチ、ステッチボンド、スパンレ−ス、スパンボンド、メルトブロ−、湿式法等の公知の製造法で製造された、ポリエステル系又はポリオレフィン系不織布からなるものを好ましく用いることができる。
これらの防水シート13は、例えば公知の専用の打込み装置を用いて、タッカーを面材下地12に向けて打ち込むことにより、面材下地12の表面に沿って敷設固定されることになる。
本実施形態では、モルタル下地面14に取り付けられるラス網15は、金属製の線材を、網目構造となるように交差する2方向に平行に多数配置することによって形成された、公知のモルタル塗着用の部材であり、例えばメタルラス、ワイヤラス等の種々のラス網を使用することができる。またラス網15は、好ましくは力骨をステープル釘等を介してモルタル下地面14に留め付ける方法等、公知の各種の方法によって、モルタル下地面14に沿って容易に取り付けることができる。
そして、本実施形態のモルタル塗厚定規治具10は、例えば金属製又は合成樹脂製の部材であって、上述のように、密着ベース部18と、固定用針部19と、厚さガイド部20とによって構成される。密着ベース部18は、本実施形態では、例えば直径が7〜15mm程度の円形の平面形状を有する、厚さが0.27〜0.6mm程度のプレート状部分である。密着ベース部18は、その平坦な底面をモルタル下地面14に密着させて、突出ロッド部20をモルタル下地面14に対して垂直に立設させると共に、モルタル下地面14にモルタル塗厚定規治具10を安定した状態で取り付けさせることができるようになっている。
固定用針部19は、密着ベース部18と一体成形されて、密着ベース部18の中央部分から密着ベース部18に対して針状に垂直に突出する部分である。固定用針部19は、例えば直径が0.5〜3mm程度の基端部から先端側に向けて細長い先細り状に突出して、7〜12mm程度の長さで設けられる。これによって、固定用針部19の先端をモルタル下地面14側に配置した状態で、固定用針部19を、防水シート13を貫通させつつ面材下地12に向けて、密着ベース部18がモルタル下地面14に密着するまで容易に押し込んで行くことが可能になる。なお、本実施形態では、モルタル塗厚定規治具10の固定用針部19は、作業員の手の力でモルタル下地面14に向けて容易に押し込んで行くことが可能であるが、公知の打込み治具や打ち込み装置を用いて押し込んで行くことにより、複数のモルタル塗厚定規治具10を効率良くモルタル下地面14に取り付けてゆくことが可能になる。
厚さガイド部20は、密着ベース部18と一体成形されて、固定用針部19とは反対側に、密着ベース部18の中央部分から密着ベース部18に対して細長い円柱状に垂直に突出する部分である。本実施形態では、厚さガイド部20は、例えば直径が3〜5mm程度の太径の基端側ガイド部21と直径が2〜4mm程度の細径の先端側ガイド部22とからなる2段構造を備えている。また、本実施形態では、厚さガイド部20は、その先端20aが、密着ベース部18の底面から、例えば16mm程度のモルタル16の所定の塗厚tに相当する高さに配置されるように設けられていると共に、基端側ガイド部21と先端側ガイド部22との段差部20bが、密着ベース部18の底面から、モルタル16を2層塗りする際の1層目の厚さt’に相当する例えば10mm程度の高さ位置に配置されるように設けられている。すなわち、基端側ガイド部21と先端側ガイド部22との段差部20bは、モルタル16を2層塗りする際の1層目の厚さt’に相当する高さ位置をガイドする目印となっている。
さらに、本実施形態では、密着ベース部18の固定用針部側の面に、止水粘着材23として、シリコン系や、ポリサルファイド系、アクリル系等の止水粘着材が塗着されている。密着ベース部18の固定用針部側の面に止水粘着材23が塗着されていることにより、固定用針部19を、防水シート13を貫通させつつ面材下地12に向けて押し込んで、密着ベース部18をモルタル下地面14に密着させた際に、密着ベース部18と共に、固定用針部19が貫通することによって形成された防水シート13の破損箇所を、さらに安定した状態で止水することが可能になる。
なお、本実施形態では、モルタル下地面14の外側に敷設されるモルタル16として、外壁用に配合された公知の各種のモルタルを用いることができ、従来と同様の方法によって、ラス網15が取り付けられたモルタル下地面14の外側に所定の塗厚tで塗着されることになる。塗着したモルタル16が固化することにより、本実施形態の外壁防水構造10が形成されることになる。
上述の構成を有する本実施形態のモルタル塗厚定規治具10は、モルタル下地面14にラス網15を取り付けた後に、モルタル16を塗着する作業に先立って、例えばモルタル16の塗厚を計測可能なサッシや見切り部材等から離れた部分において、人力作業、或いは打込み治具や打ち込み装置を用いた作業によって、固定用針部19をモルタル下地面14に押し込むことにより、モルタル下地面14に例えば90〜270cm程度の間隔をおいて1〜7m2に一箇所の割合で、複数容易に取り付けられることになる。
そして、上述の構成を有する本実施形態のモルタル塗厚定規治具10によれば、モルタル下地面14に容易に取り付けることができると共に、防水シート13を貫通する部分の止水性を十分に確保することが可能になる。
すなわち、本実施形態によれば、モルタル塗厚定規治具10は、防水シート13に密着配置される密着ベース部18と、密着ベース部18の一方の側に突出する固定用針部19と、他方の側に突出する厚さガイド部20とからなり、固定用針部19をモルタル下地面14に防水シート13を貫通させて押し込んで、密着ベース部18を防水シート13に密着させるだけで、厚さガイド部20の先端20aを、所定の塗厚tで塗着されるモルタル16の表面の高さ位置に配置した状態で、モルタル下地面14に容易に取り付けることができる。このように、モルタル塗厚定規治具10は、サッシや見切り部材等のモルタル16の塗厚tを計測可能な箇所から離れた部分においても、モルタル下地面14の任意の位置に、必要数、所望の間隔をおいて容易に取り付けることができるので、これらのモルタル塗厚定規治具10をモルタル16の塗厚tの指標として、高度な熟練を要することなく、所定の塗厚tが保持されるうように容易にモルタルの塗着作業を行うことが可能になる。また、例えば厚さガイド部20の先端20aを塗着されたモルタル16の表面に臨ませておくことにより、塗着後においても、モルタル16の塗厚tを例えば目視によって精度良く確認することが可能になる。
さらに、本実施形態によれば、固定用針部19をモルタル下地面14に押し込んで、モルタル塗厚定規治具10をモルタル下地面14に取り付けた際に、密着ベース部18がモルタル下地面14に強固に密着するので、固定用針部19を防水シート13を貫通させて押し込んだ際の防水シート13の破損箇所を密着状態で覆うことにより、防水シート13の止水性を効果的に保持することが可能になる。また、本実施形態では、密着ベース部18の固定用針部側の面に止水粘着材23が塗着されているので、防水シート13の破損箇所をさらに安定した状態で止水することが可能になる。
さらにまた、本実施形態によれば、モルタル下地面14を構成する防水シート13が、膨潤性を有する高分子吸収樹脂層を含んで形成されているので、防水シート13の破損部分を介して万が一モルタル16側から面材下地12側に水が漏れても、漏れた水を高分子吸収樹脂層が吸収することで膨潤して、防水シート13の破損部分を効果的に止水することが可能になる。すなわち、高分子吸収樹脂層が膨潤することで破損部分を閉塞して、引続いて浸入しようとする水を遮断する止水性を発揮するので、壁下地パネル13側に浸入する水を極く僅かな量に留めることが可能になる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、防水シートを膨潤性を有する高分子吸収樹脂層を含んで形成する必要は必ずしもない。また、厚さガイド部にモルタルの1層目の厚さをガイドする目印を設ける必要は必ずしもない。モルタルを2層塗りする際の1層目の厚さをガイドする目印は、基端側ガイド部と先端側ガイド部との段差部の他、その他の形状変化部や、色分け、線、マーキング等を厚さガイド部に施したものであっても良い。さらに、密着ベース部18は、円形の平面形状の他、正方形、多角形等のその他の種々の平面形状を備えることもでき、固定用針部19や厚さガイド部20は、円形以外のその他に断面形状を備えていても良い。
10 モルタル塗厚定規治具
11 外壁骨組み部材
12 面材下地
13 防水シート
14 モルタル下地面
15 ラス網
16 モルタル
17 モルタル外壁
18 密着ベース部
19 固定用針部
20 厚さガイド部
20a 厚さガイド部の先端
20b 厚さガイド部の段差部(モルタルを2層塗りする際の1層目の厚さの目印)
21 基端側ガイド部
22 先端側ガイド部
23 止水粘着材
t モルタルの所定の塗厚
t’ モルタルの1層目の厚さ

Claims (3)

  1. 表面に防水シートが敷設されたモルタル下地面にラス網を介してモルタルを塗着する作業を行う際に、前記モルタル下地面に複数取り付けられてモルタルが所定の塗厚で塗着されるようにガイドするモルタル塗厚定規治具であって、
    前記防水シートに密着配置される密着ベース部と、該密着ベース部を挟んだ一方の側に突出する固定用針部と、前記密着ベース部を挟んだ他方の側に突出する厚さガイド部とからなり、
    前記密着ベース部の前記固定用針部側の面に、止水粘着材が塗着されており、
    前記固定用針部を前記モルタル下地面に前記防水シートを貫通させて押し込んで、前記密着ベース部に塗着された前記止水粘着材を前記防水シートに密着させると共に、前記厚さガイド部の先端を、前記所定の塗厚で塗着されるモルタルの表面の高さ位置に配置するモルタル塗厚定規治具。
  2. 前記厚さガイド部には、モルタルを2層塗りする際の1層目の厚さに相当する高さ位置に、目印が設けられている請求項1に記載のモルタル塗厚定規治具。
  3. 前記防水シートが、膨潤性を有する高分子吸収樹脂層を含んで形成されている請求項1又は2に記載のモルタル塗厚定規治具。
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