JP5350476B2 - 一定幅零自己相関シーケンスを計算するための装置および方法 - Google Patents

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Description

米国特許法第35条の下での優先権主張
この特許出願は、「CORDICアルゴリズムを使用した周波数領域におけるZadoff−Chuシーケンスのための効率的なアーキテクチャー」と名称が付けられ、2008年7月25日に出願され、また譲受人にこれについて譲渡され、また参照によってここに組込まれた米国仮特許出願第61/083,818号に対して優先権を主張する。
この開示は、一定幅零自己相関シーケンス(constant amplitude zero auto−correlation sequences)を計算するための装置および方法に関係し、より具体的には、通信システムでのプリアンブルのためのZadoff−Chuシーケンスのリアルタイムコンピューティングに関係する。
セルラー通信では、物理的ランダムアクセスチャネル(physical random access channel:PRACH)は、基地局への最初のアクセスを確立するために基地局への往復遅延を補うアップリンク同期に加えて、セル内のモバイルユーザによって使用される共通のアップリンクチャネルである。機構は、新興の第3世代パートナーシッププロジェクト(Third Generation Partnership Project:3GPP)ロングタームエボルーション(long−term evolution:LTE)の物理層の標準におけるのと同じのようにPRACHの上の専用の時間−周波数リソースを通して基地局(例えばeNodeB)へランダムに選ばれたプリアンブルを送信するモバイルのユーザの機器(user equipment:UE)に基づく。既知のプリアンブルのプールはセル内の基地局に割り付けられる。基地局におけるPRACHのプロセッサ、あるいはサーチャーは、受信広帯域のOFDM信号から最初にPRACH信号を抽出し、その後、基地局に割り付けられたプリアンブルのプールを横切って一致されたフィルタリングを実行することにより、送信されたプリアンプルを検知することを試みる。一致したフィルタリングは、基地局に専用の既知のプリアンブルの各々を備えた抽出されたPRACH信号の相互相関として実行される。相互相関はしきい値と比較される最終のメトリック(metric)を提供し、そしてそこからプリアンブルの存在は検知することができ、基地局に関連のあるモバイルユーザのタイミングオフセットを評価することができる。
重要な要求は、システムが無線リソースへの疑似瞬時アクセスを備えた1つのセル当たりの多くのユーザを支援することができるに違いないし、低い擬似警報レートを維持する一方、よい検出確率を保持するに違いないということである。従って、プリアンブルはよい周期的な相関特性を所有するシーケンスを使用して構築されるに違いない。1つの候補シーケンスは有名なZadoff−Chu(ZC)シーケンスであり、それは、一定幅零自己相関(constant amplitude zero correlation:CAZAC)シーケンスと呼ばれるシーケンスのクラスに属する。これらのシーケンスは、PRACHプリアンブルを構築するために新興のLTEの物理層の標準において現在使用される。ZCシーケンスは、コード長さに対する限定なしで、その個別の自己相関がすべての非零の遅れのために零である復素数指数関数コードである。しかしながら、不利益は、ZCシーケンスがそれらの構築の性質によりリアルタイムにおいて生成するのが難しいということである。知られたインプリメンテーションは、これらのシーケンスのオフラインを予め計算すること、必要な精度にそれらを量子化し、メモリにそれらを格納することを典型的には分類し直す。例えば、長さ839の64のプリアンブルのプールが、各セクタ(フォーマット−0のプリアンブル)に割り付けられる3つのセクタセルを備えたLTEにおいて、2.5Mビットの記憶装置は8ビットの量子化を仮定して、複素数値のシーケンスを格納するために必要である。LTEの場合には、標準が、さらに長さ139のプリアンブルをサポートするに違いない。したがって、必要とされる完全なメモリは約3 Mビットである。従って、1つの態様では、リアルタイムにおいてZCシーケンスの効率的な生成を通じてのようにZCシーケンスを格納する必要性を縮小することは望ましいだろう。
態様によれば、一定幅零自己相関シーケンスを計算する方法は示される。方法は少なくとも入力シーケンスルート定数の付加的な回帰に基づき、変数による乗算がなく、少なくとも1つの一定幅零自己相関シーケンスの計算のために使用された三角関数の引き数を計算することを含んでいる。さらに、方法は、乗算演算を実行せずに、シーケンスを決定するのに使用され、計算された引き数に基づいた三角関数を計算するように構成されたCORDICアルゴリズムを使用して、少なくとも1つの一定幅零自己相関シーケンスを計算することを含んでいる。
別の態様によれば、一定幅零自己相関シーケンスを計算するための装置は示される。装置は、少なくとも入力シーケンスルート定数の付加的な回帰に基づき、変数による乗算なしで、少なくとも1つの一定幅零自己相関シーケンスの計算のために使用された三角関数の引き数を計算するように構成された引き数計算ユニットを含んでいる。装置は、さらに、乗算演算を実行しないでシーケンスを決定するのに使用され、計算された引き数に基づいた三角関数を計算するように構成されたCORDICアルゴリズムを使用して、少なくとも1つの一定幅零自己相関シーケンスを計算するように構成されたCORDIC計算ユニットを含む。
さらに別の態様では、通信信号における一定幅零自己相関シーケンスに基づいたプリアンブルシーケンスを検知する方法が示される。方法は乗算演算なしで三角関数を決定するように構成されたCORDICアルゴリズムに基づいて複数の一定幅零自己相関シーケンスを計算すること、及び、プリアンブルシーケンスに対して最大の相関を持っている複数のシーケンスを決定するために通信信号におけるプリアンブルシーケンスを複数の一定幅零自己相関シーケンスに相関させることを含んでいる。最後に、方法はプリアンブルシーケンスに対して最大の相関を持っている複数のシーケンスが、予め決定されたしきい値を越える場合にプリアンブルシーケンスを決定することを含んでいる。
さらに別の態様では、通信信号における一定幅零自己相関シーケンスに基づいたプリアンブルシーケンスを検知するための装置が記載される。装置は、乗算演算なしで三角関数を決定するように構成されたCORDICアルゴリズムに基づいた複数の一定幅零自己相関シーケンスを計算するように構成されたシーケンス発生器と、プリアンブルシーケンスに対して最大の相関を持っている複数のシーケンスを決定するために通信信号におけるプリアンブルシーケンスを複数の一定幅零自己相関シーケンスと相関させるように構成された相関ユニットとを含んでいる。装置は、プリアンブルシーケンスに対して最大の相関を持っている複数のシーケンスが、予め決定されたしきい値を越える場合にプリアンブルシーケンスを決定するように構成された信号検知ユニットをさらに含んでいる。
また更なる態様において、通信信号における一定幅零自己相関シーケンスに基づいたプリアンブルシーケンスを検知するための装置が開示される。装置は、乗算演算なしで三角関数を決定するように構成されたCORDICアルゴリズムに基づいた複数の一定幅零自己相関シーケンスを計算するための手段、及びプリアンブルシーケンスに対して最大の相関を持っている複数のシーケンスを決定するために通信信号におけるプリアンブルシーケンスを複数個の一定幅零自己相関シーケンスと関連させる手段を含む。装置は、さらにプリアンブルシーケンスに対して最大の相関を持っている複数のシーケンスが、予め決定されたしきい値を越える場合、プリアンブルシーケンスを決定するための手段を含む。
更なる態様において、コンピュータプログラム製品は、開示された読み取り可能な媒体を含む。媒体は、コンピュータに、乗算演算なしで三角関数を決定するように構成されたCORDICアルゴリズムに基づいた複数の一定幅零自己相関シーケンスを計算させるためのコード、及び、コンピュータに、プリアンブルシーケンスに対して最大の相関を持っている複数のシーケンスを決定するために通信信号におけるプリアンブルシーケンスを複数の一定幅零自己相関シーケンスを用いて相関させるためのコードを含む。媒体は、プリアンブルシーケンスに対して最大の相関を持っている複数のシーケンスが、予め決定されたしきい値を越える場合に、コンピュータにプリアンブルシーケンスを決定させるためにさらにコードを含む。
図1は、まもなく開示される装置および方法が利用され得る無線通信システムにおける一例を例示する。 図2は、典型的なPRACH記号構造を例示する。 図3は、CORDIC発生器を使用して、Zadoff−Chuシーケンスを生成するためにハードウェア装置の典型的なブロック図を例示する。 図4は、図3のZC発生器の中で使用され得るα、β発生器302の典型的なハードウェアインプリメンテーションを例示する。 図5は、図3のZC発生器の中で使用されてもよいCORDIC発生器用の典型的なハードウェア構造のブロック図である。 図6は、図3のZC発生器を利用する基地局(例えばeNodeB)の受信機側での使用のためのサーチャー装置のブロック図である。 図7は、CAZACシーケンスを計算する方法のフロー図を例示する。 図8は、通信システムのCAZACシーケンスプリアンブルを検知する方法のフロー図を例示する。 図9は、通信システムのCAZACシーケンスプリアンブルを検知するための装置を例示する。
詳細な説明
リアルタイムにおいて高精度でZadoff−Chu(ZC)シーケンスの効率的な計算の装置および方法がここに開示される。例えば、LTEシステムのような通信システムに適用された時、これは、PRACHプリアンブルのためにZCシーケンスを格納する必要を軽減する。態様において、非一定値の項の乗数を除去するアルゴリズム変換は使用される。更に、時間領域におけるZCシーケンスと周波数領域の間の双対関係を活用することによって、ZCシーケンスは、容易に両方の領域の中で計算することができる。この双対の重要な結果は、周波数領域を通過することによりシーケンスの検波用の相関演算をより効率的に計算することができるということである。周波数領域における相関は、周波数領域の中でZCシーケンスを使用し、次に、逆のFFTをとって生成されたプリアンブルを受信され雑音のあるプリアンブルのFFTに乗算することに相当する。更なる態様において、ZC計算は、単にシフトと追加の演算を使用して、複素指数関数を計算するための座標回転デジタルコンピュータ(Coordinate Rotation Digital Computer:CORDIC)アルゴリズムの使用に基づく。
図1を参照して、この方法および装置が使用され得る多元接続無線通信システムにおける一例は示される。基地局100(例えばeNodeB)は多数のアンテナグループを含み、1つのグループは、104と106を含んでおり、他のグループは108と110を含み、付加的なグループは、112と114を含んでいる。図1では、2本のアンテナだけが各アンテナグループのために示される。しかし、より多くより少数のアンテナが各アンテナグループのために利用されてもよい。ユーザ装置116(User Equipment:UE)のような移動体装置はアンテナ112および114との通信中であってもよく、そこで、アンテナ112および114は、ダウンリンクまたはフォワードリンクの120を通じてUE116へ情報を送信し、またアップリンクまたはリバースリンク118を通じてアクセスUE116から情報を受信する。別のUE122はアンテナ106および108との通信で示され、そこでは、アンテナ106と108がダウンリンク126を通してUE122への情報を送信し、またアップリンク124を通じてUE122から情報を受信する。1つ以上の基地局100は、UEが接続する通信網を発生させるために利用され得ることが注目される。ここにLTEの用語を使用して記述されたが、eNodeB100が、端末と通信するために使用された固定局であり得るし、さらに基地局、アクセスポイントあるいは他のある用語と呼ばれ得ることが注目される。ユーザ装置116および122も、アクセス端末、無線通信デバイス、端末あるいは他のある用語と呼ばれ得る。
データ伝送に先立って、モバイル端末またはUE(例えば116と122)は、LTEネットワークを仮定して、「セルサーチ」と呼ばれる処理を通じてネットワークへの接続性を確立する必要がある。その結果として、UEは、セルの識別を得て、識別されたセルのフレームタイミングを評価する。そして、UEは、アップリンク同期を確立し、固有の識別を得るためにラングムアクセス処理を引き受けることにより接続セットアップを要求することができる。ランダムアクセス処理は、基地局100(eNodeB)がUE(116と122)の伝送タイミングを評価することを可能にして、UE(116と122)によるランダムアクセスのプリアンブルの送信から成る。これを受けて、eNodeB100は、UEの伝送タイミングの評価に基づいたUE送信タイミングを調節するタイミング前進コマンドを送信する。この機構は物理的なランダムアクセスチャネル(PRACH)を通してLTEにおける物理層(PHY)によって扱われる。
PRACHは、UEが専用の時間−周波数リソースを通じてプリアンブルを送信することにより、アップリンクの同期化と共に最初のアクセスを確立するために機構を提供する。UEによって送信されたプリアンブルは、eNodeB(例えば100)に割り付けられたプリアンブルのプールからランダムに選ばれる。eNodeBにおけるPRACHプロセッサ(例えば「サーチャー」)は、受信される広帯域のOFDM信号から最初にPRACH信号を抽出し、eNodeBに割り付けられたプリアンブルのプールを横切って一致のフィルタリングを実行することにより送信されたプリアンプルを検知するよう試みる。一致のフィルタリングは、eNodeBに専用の知られたプリアンプルの各々を用いて抽出されたPRACH信号の循環的な相互相関として実行される。この循環的な相互相関は、プリアンブルの周波数領域表現を備えたポストFFT PRACH信号の複素乗算として周波数領域でインプリメントされる。IFFTは、相互相関のベクトルを提供するためにその結果上で実行される。そして、相互相関ベクトルは、しきい値と比較されるために最終のメトリックを提供するために、アンテナを横切って非コヒレントに組み合わせられる。プリアンブルは周波数領域で表わされたZadoff−Chu(ZC)シーケンスに基づく。
背景として、PRACHプリアンブルは、図2に示される典型的なプリアンブルサブフレーム200によって例証されるように、3つの部分から成る。これらの部分は、それぞれ持続TCP、TSEQおよびTGを有する周期的なプリフィックス202、シーケンス(例えば零相関を備えたZCに基づいたシーケンス)204、およびガード区間204である。異なるセルサイズの必要条件をサポートするために異なるTCP、TSEQおよびT長さから成るLTEにおいてさまざまなプリアンブルフォーマットがあることが注目される。図2の例は、単に1つの例として、小さな媒体のセル用のプリアンブルフォーマット−0を示す。
プリアンブル204のシーケンス部は一定幅零自己相関シーケンス、すなわち1つあるいはいくつかのルートのZCシーケンスから生成される零相関ゾーンを備えたZCシーケンスを使用して構築される。ネットワークは、UEを使用させるプリアンブルシーケンスのセットを構成し、また、UEによって送信されたプリアンブルは、このプールからランダムに選ばれる。LTEシステムの例では、各セルにおいて利用可能な64のプリアンブルシーケンスがある。プリアンブルシーケンスのこのセットは、あらかじめ構成されたルートおよびそれらのすべてのサイクリックシフトを備えたZCシーケンスから見つかる。
時間領域のルートおよび長さNを備えたZCシーケンスは、n=0、1・・・N−1に対して、
Figure 0005350476
として定義され、ここで、qが任意の整数で、γがNに対して互いに素である正の整数(インデックスあるいはルートと呼ばれた)である(つまり、gcd(γ,N)=1)。与えられたもののZCシーケンスの数は(あるいはインデックスの可能な値の数)は、長さNに対して互いに素である整数の数と等しく、それはオイラーのトチエント(totient)関数φ(N)によって与えられる。この応用の目的のために、想定されたクラスのZCシーケンスは、Nを奇数の素数(従って、φ(N)=N−1の別個のそのようなZCシーケンス)であると仮定する。
しかし、ZCシーケンスの必要な長さが合成の整数Mで、ここで、素数の長さのZCシーケンスが直接使用されないいくつかの応用があってもよいことが、要するに注目される。代わりに、そのような合成長さのZCシーケンスは素数長さのZCシーケンスから導かれる。2つの方法が、1)打ち切り(truncation)、あるいは2)周期的な延長に典型的に使用される。打ち切りにおいて、名前が意味するように、Nは要求された長さM大きいかまたは等しい最も小さな素数である長さNのZCシーケンスは、長さMに打ち切られる。周期的な延長方法において、長さNのZCシーケンスは長さMまで周期的に延長され、ここで、NはMより小さいか等しい最も大きい素数である。
CAZACシーケンス、また、時に、ZCシーケンスは、モバイル端末と基地局の間のタイミング同期を確立し、チャネル推定を実行し、ピーク対平均電力比率を減少されるような様々な工学的応用において不可欠のよい相関プロパティを所有する。
長さNのシーケンスzの周期的な自己相関関数は、
Figure 0005350476
として定義され、ここで、τが整数で、*が複素共役を表示する。ZCシーケンスzγに対して、τ≠0 mod Nである場合、周期的な自己相関関数Rzγγ[0]=N、およびRzγγ[τ]=0であることを示すのは容易である。それゆえ、Rzγγ[τ]の位相外れ値はZCシーケンスついては0であり、このように、ZCシーケンスは完全なシーケンスとして参照される。
さらに、長さNの2のシーケンスxおよびyの周期的な相互相関関数は、
Figure 0005350476
として定義される。
Figure 0005350476
に、長さNの(N−1)個のZCシーケンスのセットを表示させる。
Figure 0005350476
が任意の整数τおよび任意の別個のペアのシーケンスzγi,zγj∈Γに関して
Figure 0005350476
に等しくなることが知られている。
ZCシーケンスの相関特性は、サイクリックシフト、方程式(1)の指数関数における位相への定数の追加、あるいは全シーケンスの共役の下で不変のままである。さらに、qが整数である形式
Figure 0005350476
の線形位相シフトの追加は相関特性に影響しないだろう。従って、方程式(1)の中のqは、普遍性の損失なしで0に典型的にセットされる。
最後に、ZCシーケンスは、明らかに一定幅を持っており、それは、3G送信スキームの基礎的特徴の範囲内であることが注目される。従って、ZCシーケンスは一定幅零の自己相関(CAZAC)のシーケンスと典型的に名付けられる。しかしながら、基本の長さのZCシーケンスに導かれた合成長さのZCシーケンスについて、CAZAC特性はある程度まで下げられる。
以前に示したように、時間領域および周波数領域にZCシーケンス間に双対性が存在することを示された。ルートおよび長さNを備えた時間領域のZCシーケンスzγ[n]の離散的フーリエ変換(DFT)は、周波数領域の別のZCシーケンスZγ[n]である。2つのシーケンス(つまり時間領域および周波数領域シーケンス)の関係は、次の方程式から与えられる。
Figure 0005350476
方程式(4)からZCシーケンスの結果を得る1つの方法は、この方程式でシーケンスを予め計算し、メモリにシーケンスの要素を格納することだろう。しかしながら、メモリ必要量がこの場合高すぎるので、この可能性は実際に維持可能ではない。例えば、各セクタがそれぞれ長さ839の各々64のシーケンスを格納しなければならない3−セクタの基地局を仮定すると、シーケンスの複素数要素は16ビット(実数用の8および虚数用の8)を使用して、表わされる、メモリが必要する合計は、〜2.5メガビットであり、それは、モバイル端末用メモリの点から全く高価だろう。
従って、ここで検討された別の代案は、ここで大きな記憶オーバヘッドの必要をなくして、方程式(2)の中のシーケンスの要素を効率的に計算する方法およびハードウェアアーキテクチャーを提供することを含む。zγ[n]とZγ[k]は、両方とも期間Nの周期的シーケンスである。したがって、時間領域zγ[n]と周波数領域Zγ[k]のZCシーケンス間の関係は以下のように表現される。
Figure 0005350476
ここで、γ’がモジュロN(すなわち、γ'・γ=1modN)の逆数である。したがって、ZCシーケンスは、DFT演算の必要性なし(例えば、方程式(4)のDFTを計算する必要を除去する)で周波数領域において直接に発生されることができることは当業者にとって明らかである。
ZC時間領域と周波数領域の間の双対性を上で認識すると、態様において、今開示された方法および装置は、座標回転デジタルコンピュータ(COordinate Rotation DIgital Computer:CORDIC)アルゴリズムを使用する領域(知目dorain:TD)および周波数領域(frequency domain:FD)においてCAZACシーケンス(例えばZCシーケンス)を両方とも計算するための最適化された方法論を達成する。方程式(5)によって表現された定理から、時間領域ZCシーケンスz[n]および周波数領域ZCシーケンスZ[n]の両方が関連づけられ、周波数領域ZCシーケンスは容易にスケーリング定数のZγ[0]を備えた複素数乗算に基づいて決定することができることは明白である。特に、周波数領域では、その要素が(アスタリスクによって上記の方程式(5)において示されたように)共役され、定数Zγ[0]を備えた複素数乗算によって基準化され、マップ
Figure 0005350476
によって再配列することを除いて、同じZCシーケンスz[n]は計算され得て、ここでγ’・γ=1 mod Nである。従って、周波数領域ZCシーケンスは、変数の乗算なしで、単にそれによって周波数領域決定の全面的な複雑さを縮小するスケーリング定数で入手可能である。
上記の方程式(1)から、オイラーの公式(つまり、ejx=cosx+jsinx)に基づいたものであるZCシーケンスが三角関数を使用して評価することができることが注目される。
Figure 0005350476
CORDICアルゴリズムは、単にシフトと加算の演算を使用して、つまり、乗算演算のない三角関数を決定して、三角関数および他の超越関数を評価するための既知のハードウェアに効率的な反復的アルゴリズムである。アルゴリズムは、一般的なギブンズ(Givens)回転変換に由来し、線形で、円形で、双曲線の座標で二次元のベクトル(x、y)の回転を実行することができる。本出願では、CORDICアルゴリズムが回転モードにあり、回転角は範囲|θ|≦π/2内にあるよう制限されると仮定される。この範囲外の他の回転角はこの範囲内にあるよう容易に変換されることができることが、注目される。従って、Bの端数ビットの正確を有する循環のCORDIC回転は以下のような方程式のグループによって表現される。
Figure 0005350476
i=1、2、…Bについて、ここで、x、yは、i番目の反復のベクトル座標であり、zは、X軸およびi番目の反復に関する残余の角度である。i番目のミクロの回転角度tan−1(2−i)の加算あるいは減算は決定変数dに基づいて選択され、ここで、z<0である場合d=−1であり、そしてそうでなければ+1である.そして、最初の入力がx=K、y=0、z=θ、としてセットされ、ここで、
Figure 0005350476
および
Figure 0005350476
である場合、B反復の後の最終出力は、コサインおよびサイン関数xB+1=cos(θ)、およびyB+1=sin(θ)に収束するだろう。スケーリング定数のKは固定され、与えられた精度Bにはオフラインで、あらかじめ計算されることができる。i=1、2、…Bについて2−iに対するアークタンジェント値は、ルックアップテーブルまたは等価な記憶装置に格納され得る。
したがって、CORDICアルゴリズムは、方程式(6)におけるサインとコサインの関数を使用することにより、上記の方程式(1)の指数関数の部分を評価するために利用され得る。しかしながら、サインとコサインの関数の引き数は最初に計算される必要がある。すなわち、単に、時間領域におけるz[n]について、引き数が
Figure 0005350476
であり、周波数領域における
Figure 0005350476
は、引き数は
Figure 0005350476
である。与えられたnに対する引き数を評価する際に非一定値の項の乗数の使用を回避するために、引き数は、ZCシーケンスの要素が横断されるように再帰的に計算される。すなわち、nに対するz[n]の引き数はn−1のarg(zγ[n−1])を使用して計算され、そしてnに対する
Figure 0005350476
の引き数はn−1の
Figure 0005350476
を使用して計算される。両方のケースを扱うために、次の方程式はZCシーケンス要素の引き数であるために定義される。
Figure 0005350476
方程式(8)に照らして、引き数は、時間領域シーケンスに対してm=1を有するargZγ=θ[n]であり、周波数領域シーケンス対してm=γ’を有する
Figure 0005350476
である。
態様において、方程式(8)の中の引き数θ[n]を評価する1つの方法は、n=0、1、…、N−1に対して方程式を再帰的に評価することである。したがって、方程式(8)の一部は、m=1またはγ’およびn=0,1、・・・、N−1に対して
Figure 0005350476
として定義され評価されることができる。値α[n]は、以下の関係に従って、α[n−1]の項で表現されることができる。
Figure 0005350476
項γm
Figure 0005350476
は与えられたZCルートγ(さらに、それはここで、1つの「シーケンスルート定数」として参照される。)に対して定数であり、したがって「オフラインで」計算されることができることが注目される。さらに、積γmnを計算するための乗数の必要は同様に除去されることができる。例えば、我々は、以下のとおりの関係を定義することができる。
Figure 0005350476
次には、それは、
Figure 0005350476
として再帰的流で表現することができる。
そして、方程式(12)に照らして方程式(9)に定義された値α[n]は、
Figure 0005350476
としてβ[n]の項で定義され得る。
したがって、方程式(13)に基づいて方程式(8)における関係によって決定された引き数は、
Figure 0005350476
として表現され得る。
そして、方程式(14)の値は、
Figure 0005350476
を効率的に計算するためにCORDIC方程式(7)において使用されて得る。態様において、値θ[n]がCORDIC方程式(7)に供給される前に、この値は[−π/2,π/2]のの範囲に変換され、言い換えれば、α[n]は[−N/4,N/4]の範囲に変換され得る。従って、後の場合では、サインとコサインの関数は調節を要求するだろう。CORDIC方程式の結果は希望の周波数領域ZCシーケンスZγ[n]を引き出すためにスケーリング定数のZγ[0]によって乗算されることのみを必要とする。
上記の方程式がどのようにしてプロセッサまたは同等のデバイスによってインプリメントされ得るのかの一例として、典型的な擬似コードは、以下の表1に例示される。
Figure 0005350476
上記のコードにおいて、m=1について、コードは、与えられたγに対して、時間領域のZCシーケンスのN基礎の計算に影響を与え、m=γ’に対して周波数領域のZCシーケンスの計算に影響を与える。モジュロ演算は、nの全ての値についてたった1つの減算演算(Nを備えた)を使用して、容易にインプリメントすることができることが注目される。上記のコードの手順が示されたように、以下に説明されるようにハードウェアまたはソフトウェアとの組み合わせにおいてプロセッサあるいは同様の装置によって実行されるソフトウェアによって達成されることが注目される。
下記の図3は、上記方法を使用して、ZCシーケンスを生成するために使用されてもよいZC発生器ハードウェアアーキテクチャーの例を示す。注目すべきことに、アーキテクチャーはたった1つの実数の乗数、および1つの複素乗数(それらの両方は定数による乗算を実行する)を使用する。アーキテクチャーは、(約20サイクルの最初の起動潜伏時の後に)1サイクル当たり1つのシーケンス要素を生成して、完全にパイプラインで送られる。データ経路は、必要とされるビット精度および実行されるCORDIC反復の要望の数に関してパラメータ化されることができる。
例示されるように、図3のハードウェアは引き数計算ユニット301を含み、それは、上に検討されるように、CORDICアルゴリズムによって計算されたコサインとサインの関数の引き数(例えば、θ[n])の生成のための各種ユニットを含んでいる。ユニット301は、入力シーケンスルート定数rmに基づいて上記で検討されたαおよびβを発生するために使用されるα、β発生器302を含む。発生器302は、トランスレータ304に値α[n]を出力し、それは、α[n]をN/4から―N/4の範囲に変換する。α[n]の変換値は、その値にπ/Nを乗算する第1の乗算器306への入力である(つまり−N/4からN/4の範囲への変換の後の方程式(14))。乗算器306の結果は、引き数計算ユニット301からの引数値θ[n](例えば、上記の方程式(14)参照。)出力である。
値θ[n]は
Figure 0005350476
の方程式(7)において上で与えられた関係に従う決定用のためのCORDIC計算ユニット308への入力である。そして、ユニット308は、時間領域において
Figure 0005350476
を出力し、その後、それは、周波数領域のZCシーケンスZγ[n](さらに、ZCの時間領域と周波数領域の間の相関を説明する上記の方程式(5)を参照)を引き出すためにスケーリング定数Zγ[0]を複素数乗算器ユニット310によって乗算され得る。態様において、ユニット310は、さらにz[n]の共役および方程式(5)に関して上で検討されるようなマップ
Figure 0005350476
に従って再配列することを決定するように構成され得る。
代案では、図3のZCシーケンス発生器は、さらに周波数領域と時間領域のZCシーケンス間のZCシーケンス出力γ[n]を選択するように構成された、多重化装置312あるいは同様に機能する装置を含み得る。乗算器312の選択入力に入力されるmの値が1に等しい場合、時間領域シーケンスzγ[n]はfγ[n]として出力される。代わりに、mの値がγと等しい場合、周波数領域シーケンスZγ[n]はfγ[n]として出力される。
図4は、図3においてZC発生器300の引き数発生器301において使用され得るα、β発生器302の典型的なハードウェアのインプリメンテーションを例示する。定数γmは、β(あるいは第1の回帰の値)生成ユニット402(あるいは第1の再帰的な値の生成ユニット)、および、特に、前のn値(つまり、n≧1に対する方程式(12)において示されたように)についてβの値を再帰的に加算する加算器404に入力される。加算器404の結果は、マルチプレクサ406へ入力され、あたかも(入力が−Nであるように減算器として動作する)加算器408によって達成されるモジュロ演算がnが減算の結果の最上位ビット(MSB)を介してnが0に等しくないことを示すかのように、出力に対してこのインプットを選択する。さらに、フリップフロップ410あるいは任意の他の適切に等価なゲーティング装置は、βmの値が毎クロックサイクルに発生するようなフリップフロップとトリガするためのクロック周波数を受け取ることは注目され得る。
図4は、さらに、ユニット402から値を受け取るα(あるいは第2の回帰値)ユニット412(あるいは第2の回帰値発生ユニット)を例示する。図4で見られ得るように、ユニット412は、ユニット402に対して同一のハードウェア構造を持っており、また、演算は類似している。加算器414は値を受け取り、方程式(13)に関して上に検討された計算を達成するためにマルチプレクサ416のフィードバック出力(すなわち、α[n−1])を加算する。n>1の時に、マルチプレクサ出力は、この合計を出力するよう選択されるだろう、そうでなければ、n=0の時に0が出力される。
図5は、図3のZC発生器と共に使用されてもよいCORDIC発生器308のための典型的なハードウェア構成のブロック図を例示する。図5において示されるハードウェアインプレメンテ―ションは、表1のコードによって与えられたインプリメンテーションと同様に、方程式(7)において与えられるようなCORDIC計算に基づくことが注目される。さらに、それは(7)における方程式の1つの示された反復に対して例示されるが、それは、反復(あるいは、交互にハードウェアそれ自身がB回複製されることができる)の希望のB回反復のためにB回使用される。
見られ得るように、発生器308は、アークタンジェントに対する予め計算された値のルックアップテーブル(LUT)を含んでいる。入力iは、2つのiのアークタンジェントの出力を生じる。初期化値x[1]=K、y[1]=0、およびz[1]=θ[n](α、β発生器302から出力されるθ[n])と仮定すると、様々な演算装置504、506および508は、z1が0より小さいかまたはそうでないかによる(ここで、計算に対する符号を選択するためのZ[i]の最上位ビットの入力)決定変数d(これは、さらに、表1のアルゴリズムにおける符号関数(sgn(z[i]))の使用で数学上達成される)の正または負の符号に依存する方程式(7)の加算演算あるいは減算演算のいずれかを行なうように構成される。発生器308は、さらに、φの周波数を持っているクロックで計測されたフリップフロップ510を含んでいる。上に言及されるように、発生器ユニット308が、B回使用される場合に、ユニットがα、β発生器302の速度についていくことを可能にするようにBにセットされるべきであることが注目される。
一層注意すべきことに、「>>i」と指示されたブロック512は、i位置による右への受信入力ビットの左シフトを実行するよう構成される。最上位ビットが複製される。これは、上記の方程式(7)において与えられるような2iで数を除算することと数学上等価である。
LTEのような通信システムへの図3−5のZC発生器を適用すると、各セルにおいて利用可能な1組の64のPRACHプリアンブルがあることが注目される。セルにおけるその組の64のプリアンブルシーケンスは、第1に、サイクリックシフトを増加させることの順序において、論理的なインデックスRACH_ROOT_SEQUENCEを備えたルートZCシーケンスのすべての利用可能なサイクリックシフトを含み、そこでは、RACH_ROOT_SEQUENCEがシステム情報(System Information)の一部として同報される。追加のプリアンブルシーケンスは、64のプリアンブルが単一のルートZCシーケンスから生成されることができない場合に、64のシーケンスが全て見つかるまで連続する論理的なインデックスを備えたルートシーケンスから得られる。ネットワークは、UEを使用することが可能にされるプリアンブルシーケンスのセットを構成し、UEによって送信されたプリアンブルは、このプールからランダムに選ばれる。
態様において、変数Γは、64のプリアンブルシーケンスを生成するために必要とされる別個のZCルートのセットを表し、また、zγ[n]は、インデックスγ∈Γと長さN=839を備えたルートZCシーケンスである。zγ[n]から、ある長さNCS−1の零相関ゾーンを備えたラングムアクセスプリアンブルpγν[n]は以下の関係に従ってNcsのν乗数による循環的なシフティングによって定義される。
Figure 0005350476
CSの異なる値は、様々なセルサイズおよびドップラーシフトのために定義される。第2の連続するルートは、セットΓから取られ、また、64のプリアンブルがすべて生成されるまで、処理が繰り返される。
受信機側で、eNodeBは、そのセットのどのプリアンブルが最も抽出されたプリアンブルに類似しているかを決定するために、抽出されたプリアンブルとプリアンブルシーケンスの既知のプールあるいはセットを比較するように構成される。1つの態様において、抽出されたプリアンブルと、eNodeBに割り付けられたプリアンブルのプールの間の循環的な相互相関は、プリアンブルを決定するまたは検知するために実行され得る。例として、LTEのeNodeBあるいは他の同様のトランシーバ装置で使用される捜索者装置600は、図6に例示される。
図6の装置600が、例として、図1におけるeNodeB100のような基地局で使用され得ることは注目される。一例において、UEからのPRACHは、アップリンク同期を確立し、かつ固有の識別を得るために、ラングムアクセスプロセスを通じて結合起動に使用され得る。ランダムアクセス処理は、UEによるラングムアクセスプリアンブルの送信から成り、それは基地局(例えばeNodeB100)がUE(例えばUE116)の伝送タイミングを推定することを可能にする。その後、eNodeBは、測定に基づいたUE送信タイミングを調節するタイミングアドバンスコマンドを送信する。この機構は、態様において、PRACHチャネルを通じてLTEにおける物理(PHY)層によって扱われる。
図6に向くと、基地局(例えばeNodeB)の受信機側での使用のための装置600は、UE(例えばUE116)から、例えばLTEにおいて使用されるようなOFDM信号を受け取り、抽出信号ブロック602を通じて希望の信号を抽出するよう構成される。1つの態様において抽出された信号は、LTEシステムのためのPRACHチャネルである。抽出が時間領域において実行され得ることはさらに注目される。
そして、ブロック602からの抽出された信号は、高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform:FFT)606を有する相関ブロック604と、相互相関を行なうためにFFT606の出力にZC発生器610からのZCシーケンスを乗算する相関乗算器608と、乗算器608(つまり周波数領域の相互相関)の積を時間領域の相互相関のベクトルに変換する逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform:IFET)612とへ入力される。多数のプリアンブル(例えば63のプリアンブル)が例の相互相関における単一のZCルートシーケンスから生成されるので、
Figure 0005350476
としてZCルートシーケンスを用いて直接実行される。ここで、x[m]は、(N個のアンテナを備えたシステムにおける)r番目のアンテナからの受信信号であり、また、zγ[m]はγ番目のルートZCシーケンスである。ベクトル形式において、相互相関は、
Figure 0005350476
として表現され、ここで、r=1、2、・・・、Nである。これらの相互相関は、
Figure 0005350476
として周波数領域で効率的に計算することができる、ここで、X[l]がブロック602(FFTブロック606によって生成されるように)からの受信信号x[m]のFFTである場合、Zγ[l]は、zγ[m](ZCシーケンス発生器610によって提供されるように)のFFTであり、また、方程式(16)のZγの循環的なシフティングを説明するために関数フリップド(flipud)フロップZ γ[l]である(これは乗算器608あるいはZC発生器610のいずれかによって達成され得る)。逆FFTは、時間領域の相互相関のベクトルを提供するために、乗算器608からの積上においてブロック612によって実行される。
そして、N個のアンテナからの相互相関は信号検知ユニット614に出力される。ここで、N個のアンテナのための相互相関は、相関
Figure 0005350476
の次の典型的なベクトルを発生するために、非コヒレント結合ユニット616によって非コヒレント的に組み合わせられる。もちろん、受信機がたった1本のアンテナを持っている場合、結合ユニット616は、1つの受信信号がそれ上に有るから必要でない。
結合ユニット616は、PRACHプリアンブルを検知することによって、タイミングオフセットあるいは遅れと同様にUEの識別(ID)の決定のためのピーク検出(あるいはしきい値比較)ユニット618に相関のベクトルを出力する。ユニット618の演算の例として、γ’およびn’は、それぞれZCシーケンスルートと最大を生成するサンプル番号をそれぞれ表し、ピーク相関は(つまり最も大きな類似性があるシーケンス)yγ[n’]によって与えられると仮定する。変数i’が、ZCシーケンスΓのセットにおけるγ’のインデックスとして表され、ここで、
Figure 0005350476
である。プリアンブルは、フォールスアラームレートの可能性を最小化する、予め決定されたしきい値と比較することにより検知されてもよい。更に、検知されたプリアンブルのIDは関係
Figure 0005350476
に従って決定され、また、遅れDは、D=(n’modNcs)×Tによって決定され、ここで、Tはサンプリング率である。
ZCシーケンスが、さらに、ダウンリンクシンボルタイミングおよび搬送周波数の同期化を実行するためにLTEに適用され得ることが注目される。同期処理は、eNodeBによって同報されるZCシーケンスを使用して構築された参照信号に基づく。UEは、時間と周波数オフセットを推定するために以前に検討されたプリアンブル検知処理に似ているこれらの参照信号に対する相互相関を実行するだろう。ZCシーケンスを使用するこれらの応用のすべての中の共通演算は、しきい値に対する最大選択および比較が続く相互相関であるので、正確さは、ZCシーケンス要素が使用されるしきい値と同様に表されるビット制度に依存する。プリアンブル検知の場合に、相互相関演算がZCシーケンスを表わすことにおける量子化エラーに全く回復力のあることはさらに注目される。
図7は、CAZACシーケンスを計算する方法のフロー図を例示する。示されるように、方法は、少なくとも入力シーケンスルートの付加的な回帰に基づき、変数による乗算なしで、少なくとも一つの一定幅零自己相関シーケンスを計算するための使用される三角関数の引数を計算するプロセスを含むブロック702を含む。ブロック702の機能性は、例えば、図3に示される引き数計算ユニット301によってインプリメントされ得る。ブロック702の機能は、さらに、別の例として方程式(12)および(13)の計算を含んでいる。
ブロック702の後に、フローは、少なくとも1つの一定幅是利自己相関シーケンスが乗算演算のない三角関数を決定するように構成されたCORDICアルゴリズムに基づいて計算されるブロック704を続行する。ブロック704の機能性は、例として、CORDICブロック308によって達成され、別の例として方程式(7)の計算を含み得る。
更なるオプションとして、図7の方法は、周波数領域一定幅零自己相関シーケンスが、予め決定されたスケーリング定数によってCORDICアルゴリズムを使用して計算される少なくとも1つの一定幅零自己相関シーケンスの少なくとも乗算に基づいて決定されるブロック706を含み得る。ブロック706の機能性は、例として、図3に示される乗算器310およびマルチプレクサ312の1つ以上によってインプリメントされ得る。更に、ブロック706は、上記の方程式(5)によって具体化された双対関係に対する信頼を含んでいてもよい。
図8は、通信システムのCAZACシーケンスプリアンブルを検知する方法のフロー図を例示する。示されるように、方法は、複数の一定幅零自己相関シーケンスが上記の方程式(7)の中でのように乗算演算のない三角関数を決定するように構成されたCORDICアルゴリズムに基づいて計算されるブロック802を含んでいる。この機能性は、図3のZC発生器あるいは図6における発生器610によってインプリメントされ得る。ブロック802の後に、フローは、通信信号におけるプリアンブルシーケンスがプリアンブルシーケンスに対して最大の相関を持っている複数のシーケンスを決定するために複数の一定幅零自己相関シーケンスと関連してブロック804に続く。この関数は例として相関ユニット604によって達成され得る。
ブロック804の後に、フローは、プリアンブルシーケンスに対して最大の相関を持っている複数のシーケンスが、予め決定されたしきい値を越える場合にプリアンブルシーケンスを決定するブロック806に続く。この機能性は、例として、信号検知ブロック614によってインプリメントされ得る。
図9は通信システムのCAZACシーケンスプリアンブルを検知するための装置900を例示する。装置900は、例えばLTEシステムのような通信システムで使用されるトランシーバであり得る。1つの態様において、装置900は、eNodeBの受信機部分の一部であり得る。別の態様に従うと、CAZACシーケンスプリアンブルは、LTEシステムのPRACHにおけるZCシーケンスプリアンブルである。
例示されるように、装置900は、複数の一定幅零自己相関シーケンスを計算するための手段902を含んでいる。手段902は、乗算演算なしで三角関数を決定するように構成されたCORDICアルゴリズムに基づいた計算を含んでいる。手段902は、2つの例、あるいは他の適切な等価物として、図6における発生器601あるいは図3の発生器によってインプリメントされ得る。
装置900は、さらにバス904、あるいは装置900のさまざまな手段の間のデータあるいは情報を通信するための他の等価な手段を含んでいる。プリアンブルシーケンスに対して最大の相関を持っている複数のシーケンスを決定するために通信信号におけるプリアンブルシーケンスを複数の一定幅零自己相関シーケンスと関連させるための手段906はバス904に接続される。手段906は例、あるいは他の適切な等価なデバイスとして相関ユニット604によってインプリメントされ得る。通信信号は、信号抽出のための手段(図9に示されない、しかし一例として図6におけるユニット602を見よ)あるいは等価なデバイスによって受け取られ得る。
さらに、装置900は、信号検知のための手段908を含んでいる。手段908は、特に、プリアンブルシーケンスに対して最大の相関を持っている複数のシーケンスが、予め決定されたしきい値を越える場合に、プリアンブルシーケンスを決定するか検知するよう構成される。手段908は、1つの例あるいは他の適切な等価物として信号検知ユニット614によってインプリメントされ得る。
装置900は、さらにコンピュータ読取り可能な命令を格納するためのメモリ910と、装置900の手段によって行なわれた関数のうちの任意のいくつかあるいはすべてを実行するためにそのような命令を実行することができる付随のプロセッサ912とを含み得る。
上記の例に照らして、方法と装置は、多数の長い複素要素のZCシーケンス要素を記憶する必要性をなくして、CORDICアルゴリズムに基づきおよびリアルタイムで高精度で効率的にCAZAC(例えばZC)シーケンスの要素を計算することを開示した。さらに、今開示された例は、非一定の乗数の必要を除去し、したがって、更なるメモリの必要性をなくして、効率的に素数のモジュロ演算をインプリメントする。開示されたアーキテクチャーは十分にパイプライン化され、CORDIC反復のビット精度および希望の正確さとの点からプログラム可能である。更に、ZCシーケンスを計算するための開示された方法および装置が、チャネル推定および周波数/時間トラッキングのようなZCシーケンスを使用する他の応用において価値があり得ることは注目される。
一人の熟練者は、開示された構成とここで提供された方程式は、単にCORDICと引き数の計算を実行する1つの典型的な仕方であること、および変数による乗算のないこれらの計算をインプリメントするし、時間領域と周波数領域のZCシーケンス間の双対を説明するその他の方法が考慮されることを認識するだろう。例えば、変換は値αに適用される必要がないかあるいは開示されたものとは異なる変換が適用されることができるだろう。従って、スケーリング定数は、変数でよりむしろ定数による単純な乗算を通じて時間領域から周波数領域に変換をまだ与えるとともに、スケーリング定数のZγ[0]は示されたものとは異なって構成されるだろう。
開示されたプロセスのステップの特定の順序または階層が、単に典型的なアプローチの例であることは理解される。設計の好みに基づいて、現在の開示の範囲内で残るとともに、プロセスのステップの特定の順序または階層が再配列され得ることは理解される。付随の方法は、例の順序の様々なステップの現在の要素を要求し、提供された特定の順序または階層に限定されることは意図されない。
当業者は、情報と信号がさまざまな異なる技術および技法のうちのどれでも使用して表わされ得ると理解するだろう。例えば、上記の記述の全体にわたって参考され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、記号およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界あるいは磁性粒子、光学的な場あるいは光学粒子、あるいはそれの任意の組合せによって表わされ得る。
当業者は、ここで開示された例と関係して記載されたさまざまな論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムのステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、あるいは両者の組合せとしてインプリメントされ得ることを認識するだろう。ハードウェアおよびソフトウェアの互換性を明らかに示すために、さまざまな実例となるコンポーネント、ブロック、モジュール、回路およびステップが、それらの機能の点から一般的に上記に記載された。そのような機能性がハードウェアまたはソフトウェアとしてインプリメントされるかどうかは、全体のシステムに課された特定の応用と設計制約に依存する。熟練した技術者は、各特定の応用に対する方法を変えることにおいて記述された機能性をインプリメントし得るが、そのようなインプリメンテーション決定は本発明の範囲からの離脱を引き起こすとは解釈されるべきでない。
ここに示された例に関して記述されたさまざまな実例となる論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor:DSP)、特定用途向けIC(application specific integrated circuit:ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate way:FPGA)あるいは他のプログラマブルロジックデバイス、個別のゲートまたはトランジスターロジック、個別のハードウェアコンポーネント、あるいはここで記述された機能を実行するよう設計されたそれらの任意の組合せを用いて実行されまたはインプリメントされ得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代代わりに、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラあるいはステートマシンであり得る。さらに、プロセッサは、コンピューティング装置の組み合わせ(例えば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連する1個以上のマイクロプロセッサ、あるいは他のそのような構成)としてインプリメントされ得る。
ここに示された例に関して記述された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されたソフトウェアモジュールにおいて、あるいは2つの組合せにおいて直接具体化され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリー、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取外し可能ディスク、CD−ROM、または技術において知られている記憶媒体の他の形式に存在し得る。典型的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体へ情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合されている。代案では、記憶媒体はプロセッサに必須であり得る。プロセッサと記憶媒体はASICに存在し得る。ASICはユーザ端末に存在し得る。代案では、プロセッサと記憶媒体はユーザ端末の個別のコンポーネントとして存在し得る。
「典型的である(exemplary」という単語は「例(example)、事例(instance)、または実例(illustration)として役立つ」ことを意味するためにここに使用される。「典型的である」とここに評された任意の例は、必ずしも他の例に対して好まれるまたは有利であるように解釈されるべきでない。
開示された例の前の記述はどんな当業者も本発明を作るか使用することを可能にするために提供される。これらの例へのさまざまな修正は、当業者に容易に明白になり、また、ここに定義された一般的な原理は、発明の趣旨または範囲から外れずに、他の例に適用され得る。したがって、この発明は、ここに示された例に限定されるようには意図されないが、ここに示された原理と新規な特徴と一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に、本願出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]一定幅零自己相関シーケンスを計算するための方法であって、少なくとも入力シーケンスルートの付加的な回帰に基づき、変数による乗算なしで、少なくとも1つの一定幅零自己相関シーケンスを計算するために使用された三角関数の引き数を計算すること、および、乗算演算を実行せずに計算された前記引き数に基づいて、前記シーケンスを決定するのに使用された三角関数を計算するように構成されたCORDICアルゴリズムを使用して、少なくとも1つの前記一定幅零自己相関シーケンスを計算することを含む方法。
[2]前記少なくとも1つの一定幅零自己相関シーケンスがZadoff−Chu(ZC)シーケンスである、[1]において定義されたとおりの方法。
[3]予め決定されたスケーリング定数によって前記CORDICアルゴリズムを使用して計算された前記少なくとも1つの一定幅零自己相関シーケンスの少なくとも乗算に基づく周波数領域の一定幅零相互相関を決定することをさらに備える[1]に定義されたとおりの方法。
[4]前記周波数領域のシーケンスは、さらに、前記予め決定されたスケーリング定数によって計算された前記少なくとも1つの一定幅零自己相関シーケンスの共役を乗算すること、および、予め決定された関係に従ってシーケンスを再配列することを含む、[3]で定義されたとおりの方法。
[5]前記予め決定された関係は、関係
Figure 0005350476
に従ってシーケンスルートの乗数に変数nをマッピングすることであって、ここで、γ’・γ=1 mod Nであり、ここで、n=0、1、2、…、N−1であり、Nはシーケンスの周期であり、また、γはシーケンスルートである、マッピングすることを含む、[4]に定義されたとおりの方法。
[6]前記三角関数の前記引き数を計算することは、第1の回帰の値を計算するために入力シーケンスルート定数で第1の付加的な回帰を実行すること、第2の回帰の値を計算するために第1の回帰の値を使用して第2の付加的な回帰を実行すること、および、引き数を決定するために第2の回帰の値に予め決定された定数を乗算することを含む、[1]に定義されたとおりの方法。
[7]前記第2の付加的な回帰をシーケンスの予め決定された範囲に変換することをさらに含む、[6]に定義されたとおりの方法。
[8]一定幅零自己相関シーケンスを計算するための装置であって、少なくとも入力シーケンスルートの付加的な回帰に基づき、変数による乗算なしで、少なくとも1つの一定幅零自己相関シーケンスを計算するために使用された三角関数の引き数を計算するように構成された引き数計算ユニット、および、乗算演算を実行せずに、計算された引き数に基づいて、シーケンスを決定するのに使用された三角関数を計算するように構成されたCORDICアルゴリズムを使用して、少なくとも1つの一定幅零自己相関シーケンスを計算するように構成されたCORDIC計算ユニットを備えた装置。
[9]前記少なくとも1つの一定幅零自己相関シーケンスはZadoff−Chu(ZC)シーケンスである、[8]に定義されるとおりの装置。
[10]予め決定されたスケーリング定数によって、前記CORDICアルゴリズムを使用して計算された少なくとも1つの一定幅零自己相関シーケンスに基づき周波数領域の一定幅零自己相関シーケンスを決定するように構成された複素乗算器ユニットをさらに備えた、[8]に定義されたとおりの装置。
[11]複素乗算器は、予め決定されたスケーリング定数によって計算された少なくとも1つの一定幅零自己相関の共役を乗算し、予め決定された関係に従ってシーケンスを再配列するよう構成される、[10]に定義されたとおりの装置。
[12]予め決定された関係は、関係
Figure 0005350476
に従ってシーケンスルートの乗数に変数nにマッピングすることであって、ここで、γ’・γ=1であり、ここで、n=0、1、2、…、N−1であり、Nは前記シーケンスの周期であり、また、γはシーケンスルートである、マッピングすることである、[11]に定義されたとおりの装置。
[13]前記引き数計算ユニットは、さらに、第1の回帰の値を計算するために前記入力シーケンスルート定数で第1の付加的な回帰を実行するように構成された第1の付加的な回帰ユニット、第1の回帰の値を受け取り、かつ第2の回帰の値を計算するために前記第1の回帰の値を使用して、第2の付加的な回帰を実行するように構成された第1の付加的な回帰ユニット、および、前記引き数を決定するために第2の回帰の値に予め決定された定数を乗算するように構成された乗算器を備える、[8]に定義されたとおりの装置。
[14]前記引き数計算ユニットは、さらに、前記第2の付加的な回帰を前記シーケンスの予め決定された範囲に変換するように構成された変換ユニットを備える、[13]に定義されたとおりの装置。
[15]通信信号において、一定幅零自己相関シーケンスに基づいたプリアンブルシーケンスを検知する方法であって、乗算演算なしで三角関数を決定するように構成されたCORDICアルゴリズムに基づいた複数の一定幅零自己相関シーケンスを計算すること、前記プリアンブルシーケンスに対して最大の相関を持っている複数のシーケンスを決定するために通信信号におけるプリアンブルシーケンスを前記複数の一定幅零自己相関シーケンスと関連させること、および、前記プリアンブルシーケンスに対して最大の相関を持っている複数のシーケンスが、予め決定されたしきい値を越える場合に、前記プリアンブルシーケンスを決定することを含む方法。
[16]前記複数の一定幅零自己相関シーケンスの各々は、Zadoff−Chu(ZC)シーケンスである、[15]に定義されるとおりの方法。
[17]CORDICアルゴリズムに基づいた前記複数の一定幅零自己相関シーケンスの計算は、さらに、少なくとも入力シーケンスルート定数の付加的な回帰に基づき、変数による乗算なしで、複数の一定幅零自己相関シーケンスを計算するために使用された三角関数の引き数を計算することを含む、[15]に定義されたとおりの方法。
[18]プリアンブルシーケンスを関連させることは、さらに、前記プリアンブルシーケンスを周波数領域に変換する高速フーリエ変換すること、少なくとも予め決定されたスケーリング定数によってCORDICアルゴリズムを使用して計算された前記複数の一定幅零自己相関シーケンスの計算された乗算に基づいた複数の周波数領域の一定幅零自己相関シーケンスを決定すること、および、前記複数の周波数領域プリアンブルシーケンスを周波数領域プリアンブルシーケンスと相互相関させることを備える、[15]に定義されたとおりの方法。
[19]前記周波数領域シーケンスを決定することは、さらに、前記予め決定されたスケーリング定数によって計算された前記複数の一定幅零自己相関シーケンスの各々の共役を乗算すること、および、予め決定された関係によって前記複数の一定幅零自己相関シーケンスを再配列することを備える、[18]に定義されるとおりの方法。
[20]前記予め決定された関係は、関係
Figure 0005350476
に従ってシーケンスルートの乗数に変数nをマッピングすることであって、ここで、γ’・γ=1 mod Nであり、ここで、n=0、1、2、…、N−1であり、Nは前記シーケンスの周期であり、また、γは前記シーケンスルートであるマッピングを備える、[19]に定義されるとおりの方法。
[21]前記三角関数の前記引き数の計算は、第1の回帰の値を計算するために前記入力シーケンスルート定数を備えた第1の付加的な回帰を実行すること、第2の回帰の値を計算するために前記第1の回帰の値を使用して第2の付加的な回帰を実行すること、および、 前記引き数を決定するために前記第2の回帰の値に予め決定された定数を乗算することを含む[17]に定義されるとおりの方法。
[22]前記プリアンブルは、LTE通信システムで使用するために構成されたPRACHプリアンブルである、[15]に定義されたとおりの方法。
[23]通信信号における一定幅零自己相関シーケンスに基づいてプリアンブルシーケンスを検知するための装置であって、乗算演算なしで三角関数を決定するように構成されたCORDICアルゴリズムに基づいて複数の一定幅零自己相関シーケンスを計算するように構成されたシーケンス発生器、前記通信信号における前記プリアンブルシーケンスを、プリアンブルシーケンスに対して最大の相関を持っている前記複数のもののシーケンスを決定するために前記複数の一定幅零自己相関シーケンスに相関させるように構成された相関ユニット、および、前記プリアンブルシーケンスに対して最大の相関を持っている前記複数のもののシーケンスが、予め決定されたしきい値を越える場合に、前記プリアンブルシーケンスを決定するように構成された信号検出ユニットを備える装置。
[24]前記複数の一定幅零自己相関シーケンスの各々は、Zadoff−Chu(ZC)シーケンスである、[23]に定義されるとおりの装置。
[25]前記シーケンス発生器は、さらに、少なくとも入力シーケンスルート定数の付加的な回帰に基づき、変数による乗算なしで、前記複数の一定幅零自己相関シーケンスを計算するために使用された三角関数の引き数を計算するように構成された引き数計算ユニットを備える、[23]に定義されたとおりの装置。
[26]予め決定されたスケーリング定数によって前記CORDICアルゴリズムを使用して計算された複数の一定幅零自己相関シーケンスの少なくとも乗算に基づき複数の周波数領域の一定幅零自己相関シーケンスを決定するように構成された乗算器ユニット、および、前記プリアンブルシーケンスを周波数領域に変換するように構成された高速フーリエ変換と乗算演算を通じて前記シーケンス発生器からの前記複数の周波数領域のプリアンブルシーケンスを前記周波数領域プリアンブルシーケンスと相互相関させるように構成された相関乗算器とを備えた相関ユニットをさらに備える前記シーケンス発生器をさらに備える、[23]に定義されたとおりの装置。
[27]前記シーケンス発生器の前記乗算器ユニットは、さらに、前記予め決定されたスケーリング定数によって計算された前記複数の一定幅零自己相関シーケンス各々の共役を乗算し、また、予め決定された関係に従って前記複数の一定幅零自己相関シーケンスを再配列するように構成さる、[26]に定義されたとおりの装置。
[28]予め決定された前記関係は、関係
Figure 0005350476
に従ってシーケンスルートの乗数に変数nをマッピングするであって、ここで、γ’・γ=1 mod Nであり、ここで、n=0、1、2、…、N−1であり、Nは前記シーケンスの周期であり、また、γは前記シーケンスルートである、[27]に定義されたとおりの装置。
[29]前記引き数計算ユニットは、さらに、第1の回帰の値を計算するために前記入力シーケンスルート定数で第1の付加的な回帰を実行するように、第2の回帰の値を計算するために前記第1の回帰の値を使用して、第2の付加的な回帰を実行するように、および、前記引き数を決定するために前記第2の回帰の値に予め決定された定数を乗算するように構成される、[25]に定義されるとおりの装置。
[30]前記プリアンブルは、LTE通信システムにおいて使用するために構成されたPRACHプリアンブルである、[23]に定義されたとおりの装置。
[31]前記装置は、LTE通信システムでのeNodeBの受信機部分における使用のために構成される、[23]に定義されたとおりの装置。
[32]通信信号における一定幅零自己相関シーケンスに基づいたプリアンブルシーケンスを検知するための装置であって、乗算演算をなしで三角関数を決定するように構成されたCORDICアルゴリズムに基づいた複数の一定幅零自己相関シーケンスを計算するための手段、前記プリアンブルシーケンスに対して最大の相関を持っている前記複数のもののシーケンスを決定するために前記通信信号における前記プリアンブルシーケンスを前記複数の一定幅零自己相関シーケンスと相関させるための手段、および、前記プリアンブルシーケンスに対して最大の相関を持っている複数のシーケンスが、予め決定されたしきい値を越える場合に前記プリアンブルシーケンスを決定するための手段を備える装置。
[33]前記複数の一定幅零自己相関シーケンスの各々は、Zadoff−Chu(ZC)シーケンスである、[32]に定義された装置。
[34]CORDICアルゴリズムに基づいた前記複数の一定幅零自己相関シーケンスを計算するための手段は、少なくとも入力シーケンスルート定数の付加的な回帰に基づき、変数による乗算なしで、前記複数の一定幅自己相関シーケンスを計算するために使用された三角関数の引き数を計算するための手段を備える、[32]に定義されたとおりの装置。
[35]前記プリアンブルシーケンスを相関させるための手段は、さらに、 プリアンブルシーケンスを周波数領域へ変換する高速フーリエのための手段、予め決定されたスケーリング定数によって前記CORDICアルゴリズムを使用して計算された前記複数の一定幅零自己相関シーケンスの少なくとも乗算に基づき複数の周波数領域の一定幅零自己相関シーケンスを決定するための手段、および、前記複数の周波数領域のプリアンブルシーケンスを前記周波数領域プリアンブルシーケンスと相互相関させるための手段を備える、[32]に定義されたとおりの装置。
[36]前記周波数領域シーケンスを決定するための前記手段は、さらに、前記予め決定されたスケーリング定数によって計算された前記複数の一定幅零自己相関シーケンス各々の共役を乗算する手段、および、予め決定された関係に従って前記複数の一定幅零自己相関シーケンスを再配列するための手段を備える、[35]に定義されたとおりの装置。
[37]前記予め決定された前記関係は、関係
Figure 0005350476
に従ってシーケンスルートの乗数に変数nをマッピングすることであり、ここでγ’・γ=1 mod Nであり、ここで、n=0、1、2、…、N−1であり、Nは前記シーケンスの周期であり、また、γは前記シーケンスルートである、[36]に定義されたとおりの装置。
[38]三角関数の引き数を計算するための前記手段は、第1の回帰の値を計算するために前記入力シーケンスルート定数を備えた第1の付加的な回帰を実行するための手段、第2の回帰の値を計算するために前記第1の回帰の値を使用して、第2の付加的な回帰を実行するための手段、および、前記引き数を決定するために前記第2の回帰の値に予め決定された定数を乗算するための手段を含む、[34]に定義されたとおりの装置。
[39]前記プリアンブルは、LTE通信システムで使用するために構成されたPRACHプリアンブルである、[32]に定義されたとおりの装置。
[40]前記装置は、LTE通信システムでのeNodeBの受信機部分で使用するために構成される、[32]に定義されたとおりの装置。
[41]コンピュータに、乗算演算なしで三角関数を決定するように構成されたCORDICアルゴリズムに基づいた複数の一定幅零自己相関シーケンスを計算させるためのコード、コンピュータに、プリアンブルシーケンスに対して最大の相関を持っている複数のシーケンスを決定するために、通信信号におけるプリアンブルシーケンスを、前記複数の一定幅零自己相関シーケンスと相関させるためのコード、および、 前記プリアンブルシーケンスに対して最大の相関を持っている複数のシーケンスが、予め決定されたしきい値を越える場合に、コンピュータに、前記プリアンブルシーケンスを決定させるためのコードを備えるコンピュータ読み取り可能な媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
[42]前記複数の一定幅零自己相関シーケンスの各々はZadoff−Chu(ZC)シーケンスである、[41]に定義されたとおりのコンピュータプログラム製品。
[43]コンピュータに、CORDICアルゴリズムに基づいた複数の一定幅零自己相関シーケンスを計算させるための前記コードは、さらに、 コンピュータに、少なくとも入力シーケンスルート定数の付加的な回帰に基づき、変数による乗算なしで、複数の一定幅零自己相関シーケンスの計算のために使用された三角関数の引き数を計算させるためのコードを備える、[41]に定義されたとおりのコンピュータプログラム製品。
[44]コンピュータに、プリアンブルシーケンスを相関させるための前記コードは、さらに、コンピュータにプリアンブルシーケンスを周波数領域に高速フーリエ変換させるためのコード、コンピュータに、予め決定されたスケーリング定数によって前記CORDICアルゴリズムを使用して計算された前記複数の一定幅零自己相関シーケンスの少なくとも乗算に基づいて複数の周波数領域の一定幅零自己相関シーケンスを決定させるためのコード、および、コンピュータに、前記複数の周波数領域プリアンブルシーケンスを前記周波数領域のプリアンブルシーケンスに相関させるコードを備える、[41]に定義されるとおりのコンピュータプログラム製品。
[45]コンピュータに、前記周波数領域シーケンスを決定させるための前記コードは、さらに、 コンピュータに、予め決定されたスケーリング定数によって計算された前記複数の一定幅零自己相関の各々の共役を乗算させるためのコード、および、コンピュータに予め決定された関係に従って複数の一定幅零自己相関シーケンスを再配列するためのコードを備える、[44]に定義されたとおりのコンピュータプログラム製品。
[46]前記予め決定された前記関係は、関係
Figure 0005350476
に従ってシーケンスルート定数の乗数に変数nをマッピングすることであり、ここで、γ’・γ=1 mod Nであり、ここで、n=0、1、2、…、N−1であり、Nは前記シーケンスの周期であり、また、γは前記シーケンスルートである、[45]に定義されたとおりのコンピュータプログラム製品。
[47]コンピュータに、三角関数の引き数を計算させるための前記コードは、コンピュータに、第1の回帰の値を計算するために前記入力シーケンスルート定数を備えた第1の付加的な回帰を実行させるためのコード、コンピュータに第2の回帰の値を計算するために前記第1の回帰の値を使用して、第2の付加的な回帰を実行させるためのコード、および、コンピュータに、前記引き数を決定するために予め決定された定数によって前記第2の回帰の値を乗算させるためのコードを含む、[43]に定義されたとおりのコンピュータプログラム製品。
[48]前記プリアンブルは、LTE通信システムで使用するために構成されたPRACHプリアンブルである、[41]に定義されたとおりのコンピュータプログラム製品。

Claims (42)

  1. 一定幅零自己相関シーケンスを計算するための方法であって、
    少なくとも入力シーケンスルート定数追加の反復及び予め決定された定数の乗算に基づき少なくとも1つの一定幅零自己相関シーケンスを計算するために使用された三角関数の引き数を計算すること、および、
    乗算演算を実行せずに、且つ、前記計算された引き数に基づいて、前記シーケンスを決定するのに使用された三角関数を計算するように構成されたCORDIC(座標回転デジタルコンピュータ)アルゴリズムを使用して、前記少なくとも1つの一定幅零自己相関シーケンスを計算すること
    を含み、
    前記三角関数の前記引き数を計算することは、
    第1の反復の値を計算するために前記入力シーケンスルート定数で第1の追加の反復を実行すること、
    第2の反復の値を計算するために前記第1の反復の値を使用して第2の追加の反復を実行すること、および、
    前記引き数を決定するために前記第2の反復の値に前記予め決定された定数を乗算すること
    を含む、方法。
  2. 前記少なくとも1つの一定幅零自己相関シーケンスがZadoff−Chu(ZC)シーケンスである、請求項1において定義されたとおりの方法。
  3. 予め決定されたスケーリング定数による、前記CORDICアルゴリズムを使用して前記計算された少なくとも1つの一定幅零自己相関シーケンスの少なくとも乗算に基づく周波数領域の一定幅零自己相関シーケンスを決定することをさらに備える請求項1に定義されたとおりの方法。
  4. 前記周波数領域のシーケンスを決定することは、さらに
    記予め決定されたスケーリング定数によって前記計算された少なくとも1つの一定幅零自己相関シーケンスの共役を乗算すること、および
    め決定された関係に従って前記シーケンスを再配列すること
    を含む、請求項3で定義されたとおりの方法。
  5. 前記予め決定された関係は、関係
    Figure 0005350476
    に従ってシーケンスルートの乗数に変数nをマッピングすることであって、ここで、γ’・γ=1 mod Nであり、ここで、n=0、1、2、…、N−1であり、Nは前記シーケンスの周期であり、また、γは前記シーケンスルートであるマッピングすることである、請求項4に定義されたとおりの方法。
  6. 前記第2の追加の反復前記シーケンスの予め決定された範囲に変換することをさらに含む、請求項に定義されたとおりの方法。
  7. 一定幅零自己相関シーケンスを計算するための装置であって、
    少なくとも入力シーケンスルート定数追加の反復及び予め決定された定数の乗算に基づき少なくとも1つの一定幅自己相関のシーケンスを計算するために使用された三角関数の引き数を計算するように構成された引き数計算ユニットと、および、
    乗算演算を実行せずに、且つ、前記計算された引き数に基づいて、前記シーケンスを決定するのに使用された三角関数を計算するように構成されたCORDIC(座標回転デジタルコンピュータ)アルゴリズムを使用して、前記少なくとも1つの一定幅で零の自己相関のシーケンスを計算するように構成されたCORDIC計算ユニットと
    を備え、
    前記引き数計算ユニットは、さらに、
    第1の反復の値を計算するために前記入力シーケンスルート定数で第1の追加の反復を実行するように構成された第1の追加の反復のユニットと、
    前記第1の反復の値を受け取り、かつ第2の反復の値を計算するために前記第1の反復の値を使用して、第2の追加の反復を実行するように構成された第2の追加の反復のユニットと、および、
    前記引き数を決定するために前記第2の反復の値に前記予め決定された定数を乗算するように構成された乗算器と
    を備えた、装置。
  8. 前記少なくとも1つの一定幅零自己相関シーケンスはZadoff−Chu(ZC)シーケンスである、請求項に定義されるとおりの装置。
  9. 予め決定されたスケーリング定数によ、前記CORDICアルゴリズムを使用して計算された前記少なくとも1つの一定幅自己相関シーケンスの少なくとも乗算に基づき周波数領域の一定幅零自己相関シーケンスを決定するように構成された複素数乗算器ユニットをさらに備えた、請求項に定義されたとおりの装置。
  10. 前記複素数乗算器ユニットは、前記予め決定されたスケーリング定数によって前記計算された少なくとも1つの一定幅零自己相関シーケンスの共役を乗算し、予め決定された関係に従って前記シーケンスを再配列するようにさらに構成される、請求項に定義されたとおりの装置。
  11. 前記予め決定された関係は、関係
    Figure 0005350476
    従ってシーケンスルートの乗数に変数nマッピングすることであって、ここで、γ’・γ=1 mod Nであり、ここで、n=0、1、2、…、N−1であり、Nは前記シーケンスの周期であり、また、γは前記シーケンスルートである、マッピングすることである、請求項10に定義されたとおりの装置。
  12. 前記引き数計算ユニットは、さらに、前記第2の追加の反復を前記シーケンスの予め決定された範囲に変換するように構成された変換ユニットを備える、請求項に定義されたとおりの装置。
  13. 通信信号において、一定幅零自己相関シーケンスに基づいたプリアンブルシーケンスを検知する方法であって、
    乗算演算なしで三角関数を決定するように構成されたCORDIC(座標回転デジタルコンピュータ)アルゴリズムに基づいた複数の一定幅零自己相関シーケンスを計算すること、
    前記プリアンブルシーケンスに対して最大の相関を持っている前記複数のシーケンスを決定するために前記通信信号における前記プリアンブルシーケンスを前記複数の一定幅零自己相関シーケンスと関連させること、および、
    前記プリアンブルシーケンスに対して最大の相関を持っている前記複数の前記シーケンスが、予め決定されたしきい値を越える場合に、前記プリアンブルシーケンスを決定すること
    を含む方法。
  14. 前記複数の一定幅零自己相関シーケンスの各々は、Zadoff−Chu(ZC)シーケンスである、請求項13に定義されるとおりの方法。
  15. CORDICアルゴリズムに基づいた前記複数の一定幅自己相関シーケンスの計算は、さらに、
    少なくとも入力シーケンスルート定数の追加の反復及び前記予め決定された定数の乗算に基づき前記複数の一定幅零自己相関シーケンスを計算するために使用された三角関数の引き数を計算することを含み、
    前記三角関数の前記引き数の計算は、
    第1の反復の値を計算するために前記入力シーケンスルート定数で第1の追加の反復を実行すること、
    第2の反復の値を計算するために前記第1の反復の値を使用して第2の追加の反復を実行すること、および、
    前記引き数を決定するために前記第2の反復の値に前記予め決定された定数を乗算すること
    を含む、請求項13に定義されたとおりの方法。
  16. 前記プリアンブルシーケンスを関連させることは、さらに、
    前記プリアンブルシーケンスを周波数領域に変換する高速フーリエと、
    予め決定されたスケーリング定数による前記CORDICアルゴリズムを使用して前記計算された複数の一定幅零自己相関シーケンスの少なくとも乗算に基づいた複数の周波数領域の一定幅零自己相関シーケンスを決定すること、および、
    前記複数の周波数領域プリアンブルシーケンスを前記周波数領域プリアンブルシーケンスと相互相関させること
    を備える、請求項13に定義されたとおりの方法。
  17. 前記周波数領域シーケンスを決定することは、さらに、
    前記予め決定されたスケーリング定数によって前記計算された複数の一定幅零自己相関シーケンスの各々の共役を乗算することと、および、
    予め決定された関係に従って前記複数の一定幅零自己相関シーケンスを再配列することと
    を備える、請求項16に定義されるとおりの方法。
  18. 前記予め決定された関係は、関係
    Figure 0005350476
    に従ってシーケンスルートの乗数に変数nをマッピングすることであって、ここで、γ’・γ=1 mod Nであり、ここで、n=0、1、2、…、N−1であり、Nは前記シーケンスの周期であり、また、γは前記シーケンスルートであるマッピングすることである、請求項17に定義されたとおりの方法。
  19. 前記プリアンブルは、LTE通信システムで使用するために構成されたPRACHプリアンブルである、請求項13に定義されたとおりの方法。
  20. 通信信号における一定幅零自己相関シーケンスに基づいてプリアンブルシーケンスを検知するための装置であって、
    乗算演算なしで三角関数を決定するように構成されたCORDIC(座標回転デジタルコンピュータ)アルゴリズムに基づいて複数の一定幅零自己相関シーケンスを計算するように構成されたシーケンス発生器と、
    前記通信信号における前記プリアンブルシーケンスを、前記プリアンブルシーケンスに対して最大の相関を持っている前記複数のシーケンスを決定するために前記複数の一定幅零自己相関シーケンスに相関させるように構成された相関ユニットと、および、
    前記プリアンブルシーケンスに対して前記最大の相関を持っている前記複数の前記シーケンスが、予め決定されたしきい値を越える場合に、前記プリアンブルシーケンスを決定するように構成された信号検出ユニットと
    を備える装置。
  21. 前記複数の一定幅零自己相関シーケンスの各々は、Zadoff−Chu(ZC)シーケンスである、請求項20に定義されるとおりの装置。
  22. 前記シーケンス発生器は、さらに
    なくとも入力シーケンスルート定数の追加の反復及び予め決められた定数の乗算に基づき前記複数の一定幅零自己相関シーケンスを計算するために使用された三角関数の引き数を計算するように構成された引き数計算ユニットを備え、
    前記引き数計算ユニットは、さらに、
    第1の反復の値を計算するために前記入力シーケンスルート定数で第1の追加の反復を実行するように、
    第2の反復の値を計算するために前記第1の反復の値を使用して、第2の追加の反復を実行するように、および、
    前記引き数を決定するために前記第2の反復の値に前記予め決定された定数を乗算するように
    構成される、請求項20に定義されたとおりの装置。
  23. 予め決定されたスケーリング定数によ前記CORDICアルゴリズムを使用して前記計算された複数の一定幅零自己相関シーケンスの少なくとも乗算に基づき複数の周波数領域の一定幅零自己相関シーケンスを決定するように構成された乗算器ユニットをさらに備えた前記シークエンス発生器と、および、
    前記プリアンブルシーケンスを周波数領域に変換するように構成された高速フーリエ変換と、および乗算演算を通じて前記シーケンス発生器からの前記複数の周波数領域のプリアンブルシーケンスを前記周波数領域プリアンブルシーケンスと相互相関させるように構成された相関乗算器とをさらに備えた前記相関ユニットと
    をさらに備える、請求項20に定義されたとおりの装置。
  24. 前記シーケンス発生器の前記乗算器ユニットは、さらに、前記予め決定されたスケーリング定数によって前記計算された複数の一定幅零自己相関シーケンスの各々共役を乗算し、また、予め決定された関係に従って前記複数の一定幅零自己相関シーケンスを再配列するように構成さる、請求項23に定義されたとおりの装置。
  25. 予め決定された前記関係は、関係
    Figure 0005350476
    従ってシーケンスルートの乗数に変数nをマッピングすることであって、ここで、γ’・γ=1 mod Nであり、ここで、n=0、1、2、…、N−1であり、Nは前記シーケンスの周期であり、また、γは前記シーケンスルートである、請求項24に定義されたとおりの装置。
  26. 前記プリアンブルは、LTE通信システムにおいて使用するために構成されたPRACHプリアンブルである、請求項20に定義されたとおりの装置。
  27. 前記装置は、LTE通信システムでのeNodeBの受信機部分における使用のために構成される、請求項20に定義されたとおりの装置。
  28. 通信信号における一定幅零自己相関シーケンスに基づいたプリアンブルシーケンスを検知するための装置であって、
    乗算演算なしで三角関数を決定するように構成されたCORDIC(座標回転デジタルコンピュータ)アルゴリズムに基づいた複数の一定幅零自己相関シーケンスを計算するための手段と、
    前記プリアンブルシーケンスに対して最大の相関を持っている前記複数のシーケンスを決定するために前記通信信号における前記プリアンブルシーケンスを前記複数の一定幅零自己相関シーケンスと相関させるための手段と、および
    前記プリアンブルシーケンスに対して前記最大の相関を持っている前記複数の前記シーケンスが、予め決定されたしきい値を越える場合に前記プリアンブルシーケンスを決定するための手段と
    を備える装置。
  29. 前記複数の一定幅零自己相関シーケンスの各々は、Zadoff−Chu(ZC)シーケンスである、請求項28に定義された装置。
  30. CORDICアルゴリズムに基づいた前記複数の一定幅零自己相関シーケンスを計算するための前記手段は、さらに、
    少なくとも入力シーケンスルート定数の追加の反復及び予め決定された定数の乗算に基づき前記複数の一定幅自己相関シーケンスを計算するために使用された三角関数の引き数を計算するための手段を備え、
    前記三角関数の前記引き数を計算するための前記手段は、
    第1の反復の値を計算するために前記入力シーケンスルート定数で第1の追加の反復を実行するための手段と、
    第2の反復の値を計算するために前記第1の反復の値を使用して、第2の追加の反復を実行するための手段と、および、
    前記引き数を決定するために前記第2の反復の値に前記予め決定された定数を乗算するための手段と
    を含む、請求項28に定義されたとおりの装置。
  31. 前記プリアンブルシーケンスを相関させるための前記手段は、さらに、
    前記プリアンブルシーケンスを周波数領域へ変換する高速フーリエのための手段と、
    予め決定されたスケーリング定数によ前記CORDICアルゴリズムを使用して前記計算された複数の一定幅零自己相関シーケンスの少なくとも乗算に基づき複数の周波数領域の一定幅零自己相関シーケンスを決定するための手段と、および、
    前記複数の周波数領域のプリアンブルシーケンスを前記周波数領域プリアンブルシーケンスと相互相関させるための手段と
    を備える、請求項28に定義されたとおりの装置。
  32. 前記周波数領域シーケンスを決定するための前記手段は、さらに、
    前記予め決定されたスケーリング定数によって前記計算された複数の一定幅零自己相関シーケンス各々の共役を乗算するための手段と、および、
    予め決定された関係に従って前記複数の一定幅で零の自己相関のシーケンスを再配列するための手段と
    を備える、請求項31に定義されたとおりの装置。
  33. 前記予め決定された関係は、関係
    Figure 0005350476
    に従ってシーケンスルートの乗数に変数nをマッピングすることであり、ここでγ’・γ=1 mod Nであり、ここで、n=0、1、2、…、N−1であり、Nは前記シーケンスの周期であり、また、γは前記シーケンスルートである、請求項32に定義されたとおりの装置。
  34. 前記プリアンブルは、LTE通信システムで使用するために構成されたPRACHプリアンブルである、請求項28に定義されたとおりの装置。
  35. 前記装置は、LTE通信システムでのeNodeBの受信機部分で使用するために構成される、請求項28に定義されたとおりの装置。
  36. コンピュータに、乗算演算なしで三角関数を決定するように構成されたCORDIC(座標回転デジタルコンピュータ)アルゴリズムに基づいた複数の一定幅零自己相関シーケンスを計算させるためのコードと、
    コンピュータに、前記プリアンブルシーケンスに対して最大の相関を持っている前記複数のシーケンスを決定するために、通信信号におけるプリアンブルシーケンスを、前記複数の一定幅で零の自己相関のシーケンスと相関させるためのコードと、および、
    前記プリアンブルシーケンスに対して前記最大の相関を持っている前記複数の前記シーケンスが、予め決定されたしきい値を越える場合に、コンピュータに、前記プリアンブルシーケンスを決定させるためのコードと
    を記憶したコンピュータ可読記憶媒体
  37. 前記複数の一定幅零自己相関シーケンスの各々はZadoff−Chu(ZC)シーケンスである、請求項36に定義されたとおりのコンピュータ可読記憶媒体
  38. コンピュータに、CORDICアルゴリズムに基づいた前記複数の一定幅零自己相関のシーケンスを計算させるための前記コードは、さらに、
    コンピュータに、少なくとも入力シーケンスルート定数の追加の反復及び予め決定された定数の乗算に基づき前記複数の一定幅の零の自己相関のシーケンスの計算のために使用された三角関数の引き数を計算させるためのコードを備え、
    コンピュータに、前記三角関数の前記引き数を計算させるためのコードは、
    コンピュータに、第1の反復の値を計算するために前記入力シーケンスルート定数で第1の追加の反復を実行させるためのコードと、
    コンピュータに第2の反復の値を計算するために前記第1の反復の値を使用して、第2の追加の反復を実行させるためのコードと、および、
    コンピュータに、前記引き数を決定するために前記予め決定された定数によって前記第2の反復の値を乗算させるためのコードと
    を備える、請求項36に定義されたとおりのコンピュータ可読記憶媒体
  39. コンピュータに、前記プリアンブルシーケンスを相関させるためのコードは、さらに、
    コンピュータに、前記プリアンブルシーケンスを周波数領域に高速フーリエ変換させるためのコードと、
    コンピュータに、予め決定されたスケーリング定数によ前記CORDICアルゴリズムを使用して前記計算された複数の一定幅零自己相関シーケンスの少なくとも乗算に基づいて複数の周波数領域の一定幅零自己相関シーケンスを決定させるためのコードと、および、
    コンピュータに、前記複数の周波数領域プリアンブルシーケンスを前記周波数領域のプリアンブルシーケンスに相互相関させるコードと
    を備える、請求項36に定義されるとおりのコンピュータ可読記憶媒体
  40. コンピュータに、前記周波数領域シーケンスを決定させるためのコードは、さらに、
    コンピュータに、前記予め決定されたスケーリング定数によって前記計算された複数の一定幅零自己相関シーケンスの各々の共役を乗算させるためのコードと、および、
    コンピュータに予め決定された関係に従って前記複数の一定幅零自己相関シーケンスを再配列するためのコードと
    を備える、請求項39に定義されたとおりのコンピュータ可読記憶媒体
  41. 前記予め決定された関係は、関係
    Figure 0005350476
    に従ってシーケンスルートの乗数に変数nをマッピングすることであり、ここで、γ’・γ=1 mod Nであり、ここで、n=0、1、2、…、N−1であり、Nは前記シーケンスの周期であり、また、γは前記シーケンスルートである、請求項40に定義されたとおりのコンピュータ可読記憶媒体
  42. 前記プリアンブルは、LTE通信システムで使用するために構成されたPRACHプリアンブルである、請求項36に定義されたとおりのコンピュータ可読記憶媒体
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