JP5350357B2 - 画像処理装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、その制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像データを処理する画像処理装置、その制御方法及びプログラムに関する。
従来、複数枚の原稿上の画像を読取装置により読み取らせて処理する際、それぞれの原稿の傾きを補正する傾き補正処理を行うものが知られている(下記特許文献1参照)。また、原稿の傾き補正処理を行う際、原稿が補正できないほど傾いていた場合は警告を行い、原稿の再設置を行わせるものが知られている(下記特許文献2参照)。
特開平9−163121号公報 特開2001−251492号公報
上記特許文献1のように複数の原稿の傾き補正処理を行わせる際、上記特許文献2のように補正ができないほど傾いている原稿が含まれていた場合、警告を行って原稿の再設定を行わせるか、適切に補正が行えないまま処理を続行させるかのどちらかとなる。
しかしながら、前者のように原稿の再設定を行わせる場合、読取装置の原稿カバーの開け閉めを行うと、原稿が動いてしまい、当初の読み取りでは少なくとも傾き補正が行える程度に置かれていたものまで補正できないほどに傾いてしまうことがある。また、後者のように補正を適切に行わずに処理を続行させてしまう場合、ユーザの意図しない結果となってしまうことがある。
本発明は上述の課題に鑑みなされたものであり、複数の原稿それぞれの傾き補正を行って出力を行う際、傾き補正が行えない原稿が含まれていたとしても適切に処理を行うことのできる画像処理装置、その制御方法及びプログラムを提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明の画像処理装置は以下の構成を有する。即ち、原稿台に並べて置かれた複数の原稿を読取装置によって読み取って得たそれぞれの原稿に対応する画像データを入力する入力手段と、前記複数の原稿のそれぞれについて、前記原稿台上の規定の方向に対して傾いて置かれているかどうか及び傾いて置かれた原稿に対する傾き補正が行えるかどうか判定する判定手段と、前記入力手段により入力された画像データに対応する前記複数の原稿のうち、前記判定手段により前記規定の方向に対して傾いて置かれた原稿であって前記傾き補正が行えないと判定された原稿を除く原稿に対応する画像データを出力対象として決定する決定手段と、前記判定手段による前記複数の原稿のそれぞれについての判定を行った後に、前記複数の原稿に対応する画像データのうち前記傾き補正が行えないと判定された原稿に対応する画像データは出力対象から除外し、前記決定手段により出力対象として決定した画像データを原稿毎に区別して出力する出力手段とを有する。
本発明によれば、複数の原稿それぞれの傾き補正を行って出力を行う際、傾き補正が行えない原稿が含まれていたとしても当該原稿を除いて出力させることができる。
本発明の実施形態の一例である画像処理装置の構成を示す図である。 原稿台上に置かれた原稿を示す図である。 本実施形態における処理の流れを示すフローチャートである。 表示部105の表示画面の例を示す図である。 本実施形態における処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態における処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態の一例について図面を用いて説明する。なお、この実施の形態で用いる装置の各構成要素、処理手順等は、あくまで例示であり、それらのみに限定するものではない。
図1は、本実施形態における画像処理装置100の構成の一例を示すブロック図である。図1において中央演算処理部(CPU)101はROM102に格納されているプログラムに従って画像処理装置100の動作を制御する。ROM102はCPU101が実行するためのプログラムや画像処理装置100の動作に関わる設定情報等を記憶する。DRAM103はCPU101のワークエリアとして用いられたり、処理対象の画像データの一時記憶領域として用いられたりする。DRAM103へのデータの読み出しや書き込み、消去などの記憶制御はCPU101によって実行される。操作部104はユーザが操作を行うための各種キーなどにより構成される。表示部105はユーザに通知すべき情報などを表示する。読取部106は原稿上の画像を光学走査し、当該原稿上の画像を示す画像データを生成する。読取部106は原稿台上に原稿を載置した後、開閉可能な原稿カバーを閉じ、操作部104から読取指示が入力されると原稿上の画像を読み取って、該画像を示す電気的な画像データを生成する。記録部107は入力された画像データに従って印刷用紙等の被記録媒体上に、インク等の記録剤を用いて画像の記録を行う。システムバス108は上記各構成要素間で所定のデータ通信を行う際に用いられる。
以上のような構成において、画像処理装置100は原稿台に載置された複数の原稿を読取部106によって読み取り、それぞれの原稿を区別して処理することができる。即ち、CPU101が読取部106によって読み取って得た画像データから、複数の原稿の検出を行い、それぞれの原稿に対応する画像データを切り出すなどして区別して処理することができる。また、CPU101は、各原稿の傾き量の検出を行い、原稿の傾き補正を行うこともできる。傾き補正は、所定の条件(例えば傾き量(角度)が10度までなど)を満たす原稿のみ適切に実行可能である。所定の条件を満たさない原稿はユーザに再度載置し直させて再度読取部106によって読み取らせることになる。なお、原稿の検出、切り出し、傾き量の検出、傾き補正の方法は種々のものを採用可能である。
図2は矩形の原稿台上に複数の原稿を載置した例を示す模式図である。201は原稿台であり、図2は原稿台を上から見た図である。そして、ユーザが操作部104から遠い位置に原稿A、原稿Cを置き、手前の位置に原稿B、原稿Dを図2のように置いたものとする。原稿台201は透明板であり、図のように置かれた原稿上の画像を読取部106は透明板の下側から読み取る。従って、ユーザは各原稿の読み取らせたい面を下にして原稿を置くことになる。図2において、202は水平方向基準線であり、この基準線は原稿台201の水平方向の辺と並行である。そして、203は原稿の傾き量を示す傾き角度である。基準線202から傾き角度203が所定の角度以上である場合、CPU101は傾き補正が適切に行えないものとする。図2では、原稿Cは傾き補正ができないほど傾いて置かれているものとする。なお、基準線202、傾き角度203を示す線は説明のために付したものであり、原稿台201上にこれらが存在するわけではない。また、検出可能な原稿の数は4つに限るものではなく、種々の範囲の数とすることもできる。
次に読取部106の原稿台上に載置された複数の原稿の画像を読み取らせ、原稿毎に原稿の画像データの傾き補正処理を施し、それぞれ区別して処理する流れについて説明する。図3はこの場合の処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートは、CPU101がROM102に格納されているプログラムをDRAM103にロードし、それを実行することによって行われる処理の流れを示す。このフローチャートは操作部104において、複数の原稿のそれぞれを切り出してそれらを別々の被記録媒体で記録させる原稿複写が指定され、その開始が指示された場合に開始される。また、このとき、原稿の傾きを補正してから出力させることが予め操作部104によって指定されているものとする。また、原稿の検出については予め操作部104において原稿の数を指定しておくものでもよいし、自動的に原稿の数を検出するものであってもよい。
まず、S301では、読取部106により原稿台上の原稿の画像を読み取り、原稿台上に載置されている原稿の検出を行う。ここでは読取部106によって原稿台上の所定の範囲を読み取り、それによって得られた画像データを解析し、各原稿の縁部を特定することにより各原稿の形状をそれぞれ検出する。ただし、原稿の検出方法はこれに限ったものではなく、例えば原稿カバーの開け閉めの際、原稿台下部に設けられたフォトインタラプタの出力により原稿を検出する方法など種々の方法を採用可能である。ここでは図2に示したようにそれぞれの原稿が離れて載置されているので、原稿が4つあることが検出される。
次に、S302では、S301で検出されたそれぞれの原稿の傾き量(角度)を検出する。即ち、S301で検出された各原稿の形状から原稿毎に矩形領域を設定し、その矩形の下辺と原稿台の水平方向の辺のなす角を検出する。なお、ここでは傾き補正処理の可否の判定、そして傾き補正処理を行うために傾き量を検出できればよいので、傾きの検出方法は種々のものとしてよい。また、傾き量を原稿の矩形領域の下辺と原稿台の下辺とのなす角以外としてもよい。また、ここでは図2のように原稿が載置されているので、原稿A,B及びDについては傾き量及び原稿サイズが特定されるが、原稿Cについては傾き量が所定量を超えていることがわかるのみである。ただし、原稿Cについても所定の条件に従って矩形領域は設定される。読取部106により読み取られた各原稿の画像データは原稿毎に区別されてDRAM103に記憶される。
そしてS303では、S302における検出結果に基づき、S301で検出された原稿群に傾き補正処理可能な原稿または傾き補正処理が不要な(傾き量がゼロまたはゼロに近かったと判断された)原稿が存在するか判断する。ここで肯定判断された場合はS304に進み、否定判断された場合はS305に進む。
S304では、S304において傾き補正処理可能または傾き補正処理が不要と判断された原稿の画像データについて、傾き補正処理可能なものは傾き補正処理を行ってから、傾き補正処理不要なものは傾き補正処理を行わずに記録部107で記録(印刷)する。このとき、各原稿の画像データは別々の被記録媒体に対して記録させる。なお、等倍で複写することが操作部104を介して指定されていた場合は原稿のサイズに応じた被記録媒体に画像を記録し、被記録媒体のサイズが指定されていたり、倍率が指定されていた場合は画像データの変倍処理を行ってから画像の記録が実行される。
S305では、傾き補正処理が行えない原稿の画像、即ちS304において印刷されなかった原稿の画像が存在するか判断する。ここで肯定判定が行われた場合はS306に進み、否定判定が行われた場合は指定された複写処理が完了した場合なので、ここで処理を終了する。
S306では、表示部105に、例えば図4(a)に示すような傾きが補正できない原稿の画像の印刷の要否を問合せる表示を行わせる。傾き補正処理が行えなかった原稿が、今回読み取った複数の原稿のうちの一部であった場合、ユーザはS304で印刷された原稿の画像の枚数及びその内容を見て、傾き補正処理が行えなかった原稿の画像がどの原稿のものであるかが判断できる。従って、ユーザは原稿カバーを開けなくともその原稿を特定することができる。
そしてS307においてS306における問合せに対してユーザが操作部104を介して印刷を行うことを選択した場合、S308に進み、印刷を行わないことを選択した場合はここで処理を終了する。
S308では、傾き補正処理が行えなかった原稿の画像を、記録部107で被記録媒体上に記録させる。そして傾き補正処理が行えなかった全ての原稿の画像の記録が完了すると本フローを終了する。なお、ここで傾き補正処理が行えないとCPU101が判断した原稿の画像をユーザの意思に従って記録を実行させるのは、例えば原稿の画像の内容が誤検出を招いてしまうような画像である場合があり、そのような場合に記録を実行可能とするためである。即ち、白地に斜めに傾いた画像を含む原稿を読取部106で読み取らせた場合、それが所定の傾き量より傾いて置かれた原稿であるとCPU101は判断してしまうことがある。ユーザはそのような原稿であることを把握している場合や、意図的に傾いて置いた原稿をそのまま印刷したい場合などは、S307において印刷することを選択すればそのまま印刷させることが可能となる。
なお、S306で表示部105に表示させる問合せの内容としては、図4(a)のようなものには限らない。例えば図4(b)に示すような画面とし、よりユーザが傾き補正処理できなかった原稿の特定を容易となるものとしてもよい。図4(b)に示す表示は、原稿台の右上に置かれた原稿(図2の原稿C)が傾き補正処理できなかったことを示している。ここでは読み取らせる原稿が4つなので、原稿台を4分割したうちの右上の領域を識別可能に表示形態の変更を行っている。読み取らせる原稿が2つであれば原稿台を2分割した画面となる。
以上の例では、傾き補正処理が行えない原稿が含まれていた場合、正しく印刷が行えた原稿の画像や、原稿台の載置位置などに基づいて対象となる原稿をユーザが判断するものであった。次に説明する例では、読取部106で読み取らせた原稿の画像を表示部105によって表示させることによって傾き補正処理が行えない原稿をユーザに確認させる。
図5はこの場合の処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートも図3と同様にCPU101がROM102に格納されているプログラムをDRAM103にロードし、それを実行することによって行われる処理の流れを示す。
S501〜S505は、S301〜S305と同様でありここでの説明は省略する。S506では、表示部105に傾き補正処理が行えなかった原稿の画像のプレビューの要否を問合せる表示を行わせる。そして、S507においてユーザがプレビューすることを操作部104によって選択したかどうか判断し、プレビューすることを選択した場合はS508に進み、プレビューしないことを選択した場合はS509に進む。
S508では、S501で読取部106によって読み取られた原稿のうち、傾き補正処理が行えないと判断された原稿の画像を表示部105に表示させる。このとき、表示部105の大きさや解像度等に応じて読み取られた画像データの変倍処理などが行われる。そしてプレビューの際は、読取部106による原稿の画像の読み取りの際に設定された矩形領域が被記録媒体のどの位置に記録されるかを識別可能に表示される。また、傾き補正処理が行えない原稿が複数あった場合は、操作部104からの指示により順次プレビュー対象の原稿が切り替えられる。
そして、傾き補正処理が行えない原稿の画像のプレビューが行われると、S509において表示部105に図4(a)のような傾きが補正できない原稿の画像の印刷の要否を問合せる表示を行わせる。S509〜S511は、S306〜S308と同様であり、ここでの説明は省略する。
以上のように図5に示す処理によれば、傾き補正処理が行えなかった原稿の画像をプレビューさせてからユーザは傾き補正処理が行えなかった印刷の要否を決定できる。従って、ユーザは傾き補正処理が行えなかった原稿の画像がどのように印刷されるかを見てから印刷の要否を決定できる。
なお、図5の例では、S508においてプレビューを行わせた後、S509において傾きが補正できない原稿の要否を問合せ、その問合せに対する応答に従って傾き補正処理できなかった原稿の印刷を行うかどうか決定するものであった。しかしながら、傾き補正処理できなかった原稿が複数あった場合、ユーザは原稿毎に印刷の要否を決定したい場合もある。従って、傾き補正処理できなかった原稿が複数あった場合、1つの原稿をプレビューする毎にS509における印刷の要否を問合せ、それに対するユーザの応答に従って印刷対象の原稿を決定してもよい。これにより、傾き補正処理できなかった原稿のうち、ユーザが指定した原稿を選択的に印刷させることが可能となる。また、傾き補正処理ができた、または傾き補正処理が不要な原稿もプレビューできるようにしてもよい。
また、傾き補正処理が行えない原稿が含まれていた場合、いずれの原稿の画像の印刷も行わずに処理を終了させるようにしてもよい。例えばS507において否定判定が行われた場合に処理を終了させるようにしてもよい。
以上の例は、傾きが補正できる、または傾きの補正が不要である原稿があった場合、例え傾きが補正できない原稿が含まれていたとしても印刷を行うものであった(S304、S504)。しかしながら、ユーザによっては1つでも傾きが補正できない(できていない可能性がある)原稿が含まれている場合には1枚も印刷させたくない場合もある。次に説明する例では、傾きが補正できない原稿が含まれている場合、ユーザの意思を確認してから印刷を実行する。
図6はこの場合の処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートも図3と同様にCPU101がROM102に格納されているプログラムをDRAM103にロードし、それを実行することによって行われる処理の流れを示す。
S601〜S603は、S301〜S303と同様でありここでの説明は省略する。S603において傾きが補正できない原稿が存在すると判断された場合はS605に進み、存在しないと判断された場合はS604に進む。
S604では、傾き補正処理可能または傾き補正処理が不要と判断された原稿の画像データについて、傾き補正処理可能なものは傾き補正処理を行ってから、傾き補正処理不要なものは傾き補正処理を行わずに記録部107で記録する。ここでは全ての原稿の画像データの記録部107による記録が行われることになり、全ての原稿の記録部107による記録が終了すると、本フローをここで処理を終了する。
S605では、表示部105に、図4(a)または図4(b)のような印刷の要否を問合せる表示を行わせる。そしてS606では、この問合せに対し、ユーザにより操作部104を介して印刷を行うことが選択されたと判断された場合はS607に進み、印刷を行わないことが選択されたと判断された場合はここで処理を終了する。
S607では、傾き補正処理可能または傾き補正処理が不要と判断された原稿の画像データについて、傾き補正処理可能なものは傾き補正処理を行ってから、傾き補正処理不要なものは傾き補正処理を行わずに記録部107で記録する。そして、S608では、傾き補正処理が行えなかった原稿の画像を、記録部107で被記録媒体上に記録させる。なお、S607とS608は逆の順序としてもよい。S607から先に行う場合、表示部105に傾き補正処理が行えた、または傾き補正処理不要な原稿の印刷中であることを表示させ、S608に進む場合に傾き補正ができなかった原稿の印刷を行うことを表示させ、ユーザが印刷の中止を行えるようにしてもよい。即ち、ユーザがS606における選択を誤ってもS607において印刷されたものを見て、これ以降の印刷(S608における印刷)を不要と判断し、操作部104において印刷中止させるようにしてもよい。
以上のように図6に示す処理によれば、傾きが補正できない原稿が含まれていた場合に印刷の要否を印刷前に決定することができる。これにより、意図せず不要な印刷が行われてしまうことを防止できる。
なお、図6の処理においても図5のようにプレビューを行わせるようにしてもよい。この場合、S603とS605の間において、図5を用いて説明したようなプレビュー処理を行って印刷の要否を決定させるようにすればよい。
以上のように本実施形態によれば、複数の原稿のうち傾いているものについて傾き補正処理を行ってそれぞれ区別して処理させる場合、傾きが補正できない原稿が含まれていた場合の操作性が向上する。即ち、図3、図5を用いて説明した例によれば、正しく読み取れた分の原稿の画像の印刷を先に行い傾き補正できなかった原稿のみ後で再度セットして読み取らせればよいので、正しく読み取れた原稿が傾いてしまうことがない。図6を用いて説明した例によれば、全ての原稿が正しく読み取れた場合に印刷を実行させるので、意図せず印刷が行われることがない。
なお、以上では複数の処理例について説明したが、これらのどの処理を実行させるかは事前に操作部104を介してユーザに選択させ、それに従って処理させるようにすればよい。
また、以上の説明では読取部106と記録部107とを有する複合機を例に説明した。しかしながら、このような形態の装置以外でも本実施形態の処理は実施可能である。汎用的なパーソナルコンピュータ(PC)に読取装置(スキャナ)と記録装置(プリンタ)とを接続し、PCに上記実施形態の処理を実行させるためのプログラム(ソフトウェア)をインストールして、スキャナとプリンタとを同様に動作させるようにしてもよい。また、外付けのプリンタを接続可能なスキャナにおいて上記実施形態のような処理を実行させるようにしてもよい(スキャナからの指示でプリンタに印刷を実行させる)。また外付けのスキャナを接続可能なプリンタにおいて上記実施形態のような処理を実行させるようにしてもよい(プリンタからの指示でスキャナによる読み取りを制御させる)。
また、以上の説明では、原稿台上に載置された原稿の画像を読取装置で読み取らせるものとした。しかしながら、これには限らず、例えば原稿を透明のフィルムに挟み込み、これを自動原稿搬送装置で搬送させながら読取装置で読み取らせるものとしてもよい。
また、以上の説明では原稿の画像の入力源として原稿上の画像を読み取る読取装置、原稿の画像を示す画像データの出力先として画像を印刷する記録装置を例に説明したが、これには限らない。原稿の画像の入力源としてはデジタルカメラや、PCにインストールされている画像処理アプリケーションソフトウェアなどでもよい。このとき、入力源からはページ単位で画像データが入力され、上記実施形態における読取部106による読み取りを、原稿の画像を示す画像データの入力と読み替えることになる。即ち、各ページが各原稿に対応する。入力源に「ページ」の概念がない場合は「ページ単位」に代えて「ファイル単位」となる。つまり、1つのファイルが1つの原稿に対応することになる。また、出力先としては記録装置以外、外部装置への送信や外部記憶装置への保存などがある。このとき画像データの出力の際は、複数ページ分の画像データをページ単位で区別して出力する場合に適用される。例えば、出力された画像データは外部装置上で動作するアプリケーションソフトウェアにおいてページ単位で、傾き補正可能なものは補正された状態で表示される。また、複数ページ分の画像データを区別して出力する処理には、複数ページ分の画像データをそれぞれ異なるファイルとして送信や保存を行うものなどがある。送信の方法としては複数ページの画像データをそれぞれ異なる画像ファイルとし、これを添付ファイルとした電子メール送信がある。また電子メール以外、FTP送信、SMB送信、WebDAV送信などがある。また、画像処理装置がUSB I/FなどのローカルI/Fを介して外部装置と接続されている場合は、複数ページの画像データをUSBプロトコルに従って外部装置に送信する。外部記憶装置としては着脱可能なメモリカードやUSBメモリなどの可搬メモリ媒体、ケーブルを介して接続される外付け記憶装置などがある。
なお、原稿の入力源がデジタルカメラのとき、撮影時にカメラを斜めに傾けてしまった場合があり、このように撮影された画像が上記で説明したように傾き補正される。また原稿の入力源がアプリケーションソフトウェアの場合は、斜めに傾いた状態の画像をアプリケーションソフトウェアが取り込み、それを上記で説明したように傾き補正される。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、プログラムは、1つのコンピュータで実行させても、複数のコンピュータが連動して実行するようにしてもよい。また、上記した処理の全てをソフトウェアで実現する必要はなく、一部または全部をハードウェアによって実現するようにしてもよい。
また、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(他の実施形態への応用、他の実施形態との組合せ等を含む)も可能である。

Claims (7)

  1. 原稿台に並べて置かれた複数の原稿を読取装置によって読み取って得たそれぞれの原稿に対応する画像データを入力する入力手段と、
    前記複数の原稿のそれぞれについて、前記原稿台上の規定の方向に対して傾いて置かれているかどうか及び傾いて置かれた原稿に対する傾き補正が行えるかどうか判定する判定手段と、
    前記入力手段により入力された画像データに対応する前記複数の原稿のうち、前記判定手段により前記規定の方向に対して傾いて置かれた原稿であって前記傾き補正が行えないと判定された原稿を除く原稿に対応する画像データを出力対象として決定する決定手段と、
    前記判定手段による前記複数の原稿のそれぞれについての判定を行った後に、前記複数の原稿に対応する画像データのうち前記傾き補正が行えないと判定された原稿に対応する画像データは出力対象から除外し、前記決定手段により出力対象として決定した画像データを原稿毎に区別して出力する出力手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記判定手段により前記傾き補正が行えないと判定された原稿に対応する画像データの出力の要否を問合せる問合せ手段を有し、
    前記出力手段は、前記問合せ手段による問合せに対する応答が出力を行うことを示すものであった場合、当該原稿に対応する画像データを出力することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記問合せ手段は、前記問合せの際、前記判定手段により前記傾き補正が行えないと判定された原稿の前記原稿台上の載置位置を提示することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記判定手段により前記傾き補正が行えないと判定された原稿の画像データをプレビューするプレビュー手段を有し、
    前記出力手段は、前記判定手段により前記傾き補正が行えないと判定された原稿の画像データを、前記プレビュー手段によるプレビュー後の出力指示に応じて出力することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  5. 前記入力手段により入力された画像データに対応する前記複数の原稿に、前記判定手段により前記傾き補正が行えないと判定された原稿が含まれていた場合に前記出力手段による出力の要否を問合せる問合せ手段を有し、
    前記出力手段は、前記問合せ手段による問合せに対する応答が出力を行うことを示すものであった場合、前記入力手段により入力された、前記複数の原稿それぞれに対応する画像データを出力することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 原稿台に並べて置かれた複数の原稿を読取装置によって読み取らせて得た画像データを処理する画像処理装置の制御方法であって、
    前記複数の原稿のそれぞれに対応する画像データを入力し、
    前記複数の原稿のそれぞれについて、前記原稿台の規定の方向に対して傾いて置かれているかどうか及び傾いて置かれた原稿に対する傾き補正が行えるかどうか判定し、
    前記入力された画像データに対応する前記複数の原稿のうち、前記規定の方向に対して傾いて置かれた原稿であって前記傾き補正が行えないと判定された原稿を除く原稿に対応する画像データを出力対象として決定し、
    前記判定を前記複数の原稿のそれぞれについて行った後に、前記複数の原稿に対応する画像データのうち前記傾き補正が行えないと判定された原稿に対応する画像データは出力対象から除外し、出力対象として決定した画像データを原稿毎に区別して出力することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  7. 請求項6に記載の制御方法をコンピュータにより実現することを特徴とするプログラム。
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