JP5350006B2 - 便座装置 - Google Patents
便座装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5350006B2 JP5350006B2 JP2009042564A JP2009042564A JP5350006B2 JP 5350006 B2 JP5350006 B2 JP 5350006B2 JP 2009042564 A JP2009042564 A JP 2009042564A JP 2009042564 A JP2009042564 A JP 2009042564A JP 5350006 B2 JP5350006 B2 JP 5350006B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- base member
- decorative cover
- fixing portion
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Toilet Supplies (AREA)
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
スピーカーは、化粧カバーに取り付けられているのではなく、ベース部材に対し直接的に取り付けられているので、スピーカーをベース部材に取り付けた状態のままで、化粧カバーをベース部材に対して着脱することができる。したがって、化粧カバーの着脱に際しては、スピーカーから延びた電線の存在に起因する不具合が生じることがなく、作業性に優れている。
スピーカーは、台座部に載置される板状取付部の上面よりも下方に配置されているので、スピーカーを化粧カバーで覆い隠すことができる。また、ベース部材における固定部の近傍に貫通孔を形成して、スピーカー側の固定部をベース部材側の固定部の上面に載置させるようにしたので、仮止め状態におけるスピーカーの姿勢や位置が安定する。
スピーカー側の固定部を、貫通孔に差し込んでベース部材側の固定部の上面に載置する過程では、スピーカーが所定の固定位置に案内されることにより、スピーカー側の仮止め部がベース部材側の仮止め部に対して確実に係止するので、作業性に優れている。
スピーカーを、音の発生機能を備えた本体と、スピーカーをベース部材に取り付けるための機能を備えたケースとによって構成しているので、音の発生機能とベース部材への取付け機能の両機能を高いレベルで向上させることが可能である。
化粧カバーをベース部材に取り付けた状態では、スピーカーの正面は化粧カバーで覆い隠される。また、化粧カバーを外した状態では、スピーカーは、機能部材に隣接する凹部内に収容されているので、機能部材の外面からは突出しない。したがって、スピーカーの正面に配置される振動板や保護ネットが、他部材や人との干渉によって損傷する虞はない。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図7を参照して説明する。本実施形態の便座装置Aは、洋風の便器本体Bに取り付けられた状態で使用され、この便座装置Aと便器本体Bとによって便器装置が構成されている。便器本体Bは、上面が開放された便鉢(図示省略)と、便鉢の後方に一体に形成された台座部Cとを備えた周知の形態のものである。
ベース部材10の板状取付部12の左右両端部は、台座部Cから外側方へ突出しており、この突出した左右両端部には、上下方向に貫通する一対の貫通孔21が形成されている。貫通孔21の開口形状は、左右方向に長い方形であり、その前後方向の開口幅は、一定である。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態ではスピーカーを板状取付部の上面よりも下方の位置に配置したが、本発明によれば、スピーカーを板状取付部の上面よりも上方に配置してもよい。
(2)上記実施形態ではスピーカーを化粧カバーで覆うようにしたが、本発明によれば、スピーカーは化粧カバーで覆われない形態であってもよい。
(3)上記実施形態ではスピーカーを機能部材の対向外面に隣接する凹部内に収容したが、スピーカーは、機能部材の対向外面よりも突出した形態で配置されていてもよい。
(4)上記実施形態では、スピーカーが、容易に離脱可能な本体とケースとを組み付けた構造とした上で、ケースに固定部(固定アーム部)と仮止め部を形成したが、本発明によれば、本体から容易に離脱可能なケースを設けず、本体の筐体に固定部と仮止め部を形成してもよい。
(5)上記実施形態ではスピーカー側の固定アーム部(固定部)に貫通させたビス(締結部材)をベース部材側の固定用受け部(固定部)にねじ込むようにしたが、本発明によれば、ベース部材側の固定部に貫通させたビスをスピーカー側の固定部にねじ込むようにしてもよい。
(6)上記実施形態ではベース部材に貫通孔を形成して、スピーカー側の固定部(固定アーム部)をベース部材側の固定部(固定用受け部)の上面に載置させるようにしたが、本発明によれば、スピーカー側の固定部をベース部材側の固定部における上面以外の面(正面、側面、背面、下面)に当接させて固定してもよい。
(7)上記実施形態では締結部材としてビスを用いたが、本発明によれば、締結部材は、金属製のクリップ等のビス以外の部材であってもよい。
(8)上記実施形態ではビスの頭部が板状取付部の上面から僅かに突出するようになっているが、ビスの頭部が板状取付部の上面から上方へ突出しない形態としてもよい、このような形態にすれば、板状取付部の上面に他の機能部材や機器等を載置して設けるときに、ビスが邪魔にならずに済む。
<参考例>
(1)上記実施形態ではベース部材とスピーカーに仮止め部を設けたが、本発明によれば、このような仮止め部を設けず、スピーカーをベース部材に取り付ける際には、スピーカーを手で保持しながらビス止めを行ってもよい。
B…便器本体
C…台座部
10…ベース部材
12…板状取付部
14…便座
13…温風発生装置(機能部材)
16…化粧カバー
19…対向外面
20…凹部
21…貫通孔
22…固定用受け部(ベース部材側の固定部)
24…ガイド面(ガイド部)
25…ガイド斜面(ガイド部)
27…ベース部材側の仮止め部
40…スピーカー
41…本体
42…ケース
43…スピーカー側の仮止め部
47…固定アーム部(スピーカー側の固定部)
49…ビス(締結部材)
Claims (5)
- 後端部に台座部が形成されている便器本体と、
前記台座部の上面に取り付けられるベース部材と、
揺動可能な便座と、
前記ベース部材に対して離脱可能に取り付けられ、前記台座部の上面よりも下方に配置される機能部材を覆う化粧カバーと、
前記ベース部材に対し直接的に取り付けられたスピーカーとを備え、
前記ベース部材と前記スピーカーには、
締結部材を介して互いに締結されることで、前記ベース部材に対して前記スピーカーを固定する固定部と、
前記固定部が締結されていない状態において、互いに係止することで、前記スピーカーを前記ベース部材における所定の固定位置に保持する仮止め部とが設けられていることを特徴とする便座装置。 - 前記ベース部材は、前記台座部に載置される水平な板状取付部を有し、
前記スピーカーは、前記板状取付部の上面よりも下方の位置に配置され、
前記板状取付部には、上下に貫通する形態の貫通孔と、前記貫通孔の近傍に位置する前記固定部が形成され、
前記スピーカー側の前記固定部は、前記板状取付部の下方から前記貫通孔内に進入して前記ベース部材側の前記固定部の上面に載置されるような突起状の形態であることを特徴とする請求項1記載の便座装置。 - 前記板状取付部には、前記スピーカー側の前記固定部を前記貫通孔に差し込んで前記ベース部材側の前記固定部に載置させる過程で、前記スピーカーを所定の固定位置に案内するガイド部が形成されていることを特徴とする請求項2記載の便座装置。
- 前記スピーカーは、音の発生機能を備えた本体と、前記本体を包囲するケースとから構成されており、
前記固定部と前記仮止め部が、前記ケースに形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の便座装置。 - 前記機能部材は、前記化粧カバーの裏面に対して近接して対向する対向外面を有しており、
前記化粧カバーで覆われる領域内には、前記対向外面に隣接するように位置し、前記化粧カバーの裏面に向かって開口する凹部が設けられており、
前記凹部内には、前記スピーカーが、その正面を前記化粧カバーに向ける姿勢で配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の便座装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009042564A JP5350006B2 (ja) | 2009-02-25 | 2009-02-25 | 便座装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009042564A JP5350006B2 (ja) | 2009-02-25 | 2009-02-25 | 便座装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010194107A JP2010194107A (ja) | 2010-09-09 |
JP5350006B2 true JP5350006B2 (ja) | 2013-11-27 |
Family
ID=42819470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009042564A Expired - Fee Related JP5350006B2 (ja) | 2009-02-25 | 2009-02-25 | 便座装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5350006B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3593906B2 (ja) * | 1999-01-19 | 2004-11-24 | 株式会社Inax | 便器設備 |
JP4306526B2 (ja) * | 2004-04-19 | 2009-08-05 | 株式会社Inax | 便器付属設備 |
JP2006233755A (ja) * | 2006-04-25 | 2006-09-07 | Inax Corp | 洋風水洗式便器 |
JP4720680B2 (ja) * | 2006-08-28 | 2011-07-13 | パナソニック電工株式会社 | 水廻りスピーカ構造及び該水廻りスピーカ構造を用いたスピーカ内蔵便器 |
-
2009
- 2009-02-25 JP JP2009042564A patent/JP5350006B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010194107A (ja) | 2010-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5456258B2 (ja) | 便器装置 | |
JP5350006B2 (ja) | 便座装置 | |
JP2021085256A (ja) | 便器装置 | |
JP2010158270A (ja) | 椅子の背凭れ装置 | |
JP2010180673A (ja) | 便器 | |
JP2021085254A (ja) | 便器装置 | |
CN217269546U (zh) | 铰链组件及制冷设备 | |
JP2005323798A (ja) | 車両用シート | |
JP6861667B2 (ja) | 便器装置 | |
JP2008237400A (ja) | 椅子へのオプション部材の取付構造。 | |
JP4933408B2 (ja) | 炊飯器 | |
JP5106247B2 (ja) | 便座装置 | |
JP6946067B2 (ja) | 壁掛け便器及び壁掛け便器の施工方法 | |
JP7414546B2 (ja) | 便器装置 | |
JP7316549B2 (ja) | トイレ装置および便器装置 | |
JP2008231874A (ja) | カバー水栓のカラーの取付構造 | |
JP4645582B2 (ja) | 温水洗浄便座装置及びそれを備えた便器 | |
JP2004159711A (ja) | 観覧席の足元灯装置及びそれを用いた劇場装置 | |
JP3882807B2 (ja) | 棚板の取付構造 | |
JP4467956B2 (ja) | シャワー水栓の取付構造 | |
JP2017036551A (ja) | 便器装置 | |
JP6210436B2 (ja) | 小便器装置 | |
JP5353645B2 (ja) | 便座装置 | |
JP4598292B2 (ja) | 配線機能付き机 | |
JP5148153B2 (ja) | 洋風便器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20110520 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110928 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130117 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130129 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130313 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130820 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130821 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5350006 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |